JP4901613B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが仕様に応じてインクを節約する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
画像データを処理する画像処理装置として、パーソナルコンピュータやワークステーションなどがある。そしてこのような画像処理装置で動作するアプリケーションソフトによって種々のオブジェクト(文字や塗り、線、写真など)からなる画像データが形成される。
この画像データを画像として形成出力する画像形成装置として、プリンタやファクシミリ、複写装置、またこれらの複合機などがある。画像形成方法として例えば、インクジェット記録方式や電子写真方式などがあり、記録液(インク)やトナーなどの画像形成材を使用して画像を形成する。
しかし、画像データを形成するオブジェクトのカラーの量が多くなるとカラーインクやカラートナーなどの画像形成材の使用量が多くなり、結果として画像形成材コストが高くなる。
そこで、従前のカラー画像形成装置として、例えばインクセーブモードやトナーセーブモードと称する画像形成材の使用量を低減する画像形成材節約モードを備え、この画像形成材節約モードが選択されたときには所定の処理をして出力する画像全体の画像形成材の使用量を低減するようにしたものがある。
例えば、特許文献1に開示されているように、画像データを間引きし、画像形成する画素数を低減してインクやトナーを節約するようにしたものがある。
また、特許文献2に開示されているように、インクジェット記録ヘッドの駆動信号を調整し、インク噴射量を制御してインクを節約するようにしたものがある。
さらに、特許文献3に開示されているように、希望する画像形成コストをユーザが指定し、その指定に従って印字パラメータを決定することで画像形成材コストを制御するようにしたものがある。
特開平08−267828号公報 特開2005−35062号公報 特開2002−268861号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている画像形成装置、画像処理装置または画像処理方法にあっては、オブジェクトごとに間引きをすることで文字などの視認性を維持しつつ画像形成材の節約をしているが、ユーザの求める画像形成材コストと合わない場合がある。
また、特許文献2に開示されている画像形成装置、画像処理装置または画像処理方法にあっては、インク噴出量を少なくすることで画像形成材を節約するために画像全体が薄くなりユーザの求める画像の仕様と合わない場合がある。
また、特許文献3に開示されている画像形成装置、画像処理装置または画像処理方法にあっては、画像形成材コストをユーザが印刷毎に指定する必要があるため、操作が多くなりユーザの負担が大きくなってしまう。
さらに、上述した従前の画像形成材節約モードでは、ユーザへの負担を増やさずにユーザの求める画像形成材コストをページ記録毎に調整し、かつユーザの求める仕様に合う記録画像を提供できないという課題がある。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、カラー画像形成インク節約を行う際、白黒記録の画像形成インクコストに基づき画像形成材の量を調整する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムの提供を目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行う画像処理装置であって、入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換手段と、画像形成に用いるインク量を調整する調整手段と、変換手段により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出手段と、変換手段により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出手段と、画像形成インクコスト算出手段により算出した画像形成インクコストと、白黒画像形成インクコスト算出手段により算出した白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定手段と、比較判定手段の判定結果に基づいて、調整手段によるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、比較判定手段は、画像形成インクコスト算出手段により算出した画像形成インクコスト、白黒画像形成インクコスト算出手段により算出した白黒画像形成インクコストのs%と同じであるか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、の値を設定可能とする設定手段と、設定手段により設定したの値をユーザが変更可能な入力手段とをさらに有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、画像形成インクコスト算出手段は、画像形成に用いるインク量に単位インク量当りのインクコストを乗じて画像形成インクコストを求めることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、画像形成インクコスト算出手段は、インクカートリッジから型式情報を取得し、取得した型式情報から単位インク量当りのインクコストを決定する決定手段を有することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、調整手段は、入力された画像データRGB値の補正を行う際に、入力された画像データRGB値の最大レベル値をそれぞれR_maxおよびG_max、B_maxとし、係数p(pは0以上1.0以下の値)、入力された画像データRGBの補正値をR’G’B’とするとR’= R_max − p ×(R_max − R)、G’= G_max − p ×(G_max − G)、B’= B_max − p ×(B_max − B)で表される係数pを乗じて行うことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、調整手段は、入力された画像データのCMYK値の補正を行う際に、入力された画像データCMYK値に係数q(qは0以上1.0以下の値)を乗ずることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、調整手段は、画像形成に用いるインク量の調整で用いる総量規制値に係数r(rは0以上1.0以下の値)を乗ずることを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、係数p、qおよびrの初期値を書き換え可能な情報として保持する保持手段を有し、調整手段は、保持手段で保持されている係数p、qおよびrの初期値から取得するか、または、ネットワークあるいは記録保持装置を介して係数p、qおよびrを取得して画像形成に用いるインク量の調整を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、保持手段は、画像形成に用いるインク量の調整に用いる係数pあるいはq、rの下限値あるいは上限値を書き換え可能な情報として保存することを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置において、調整手段は、設定手段で設定したsの値を基に、係数p、qおよびrの値を調整することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行う画像処理方法であって、入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換工程と、変換工程により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出工程と、変換工程により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出工程と、画像形成インクコスト算出工程により算出した画像形成インクコストと、白黒画像形成インクコスト算出工程により算出した白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定工程と、比較判定工程の判定結果に基づいて、調整工程によるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断工程と、画像形成に用いるインク量を調整する調整工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の画像処理プログラムは、画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行うためのプログラムであって、入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換処理と、変換処理により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出処理と、変換処理により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出処理と、画像形成インクコスト算出処理により算出した画像形成インクコストと、白黒画像形成インクコスト算出処理により算出した白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定処理と、比較判定処理の判定結果に基づいて、調整処理によるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断処理と、画像形成に用いるインク量を調整する調整処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、カラー画像形成インク節約を行う際、白黒記録の画像形成インクコストに基づき画像形成インク量を調整することで、ユーザに対して操作負担が少なく、また画像形成インクコストおよび記録画像をユーザの求める仕様に合わせることができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供可能とする。
本発明に係る画像処理装置は、以下を実現する。
カラー画像形成インク節約を行うとき、白黒記録の画像形成インクコストに基づきオブジェクトごとの画像形成インク量をページ記録毎に調整する。このためユーザに対して操作負担が少なく、また画像形成インクコストおよび記録画像をユーザの求める仕様に合わせる。
上述した画像処理装置を実現するために、一例として、以下の好適な態様を有する。
異なる色のインク滴を吐出する複数のノズル列を有するヘッドまたは異なる色の液滴を吐出する複数のヘッドからなる記録ヘッドを備え、白黒画像記録の画像形成インクコストに基づいて画像形成インク量をページ記録毎に調整する構成を有する。
ここで、カラー画像のオブジェクトの種類毎に画像形成インク量の調整を変更する。また、出力するオブジェクトが文字であり、一定の大きさ以下のときには画像形成インク量を調整しない。また、文字以外のオブジェクトは大きさに係らずインク量を調整する。
また、画像形成インク量を調整する手段は、入力画像データRGB値を補正し、この補正が入力画像データRGB値の最大レベル値をそれぞれR_maxおよびG_max、B_maxとし、係数p(pは0以上1.0以下の値)、画像データRGBの補正値をR’G’B’とするとR’= R_max − p ×(R_max − R)、G’= G_max − p ×(G_max − G)、B’= B_max − p ×(B_max − B)であらわされ、さらに係数r(rは0以上1.0以下の値)を乗じた規制量を用いて画像形成インク量を規制することが好ましい。また、前記係数の上限あるいは下限、初期値を設定しておく。
または、画像形成インク量を調整する別の手段として、画像データCMYK値を補正することで行われ、画像データCMYK値に係数q(qは0以上1.0以下の値)を乗じ、さらに係数r(rは0以上1.0以下の値)を乗じた規制量を用いて画像形成インク量を規制する。また、前記係数の上限あるいは下限、初期値を設定しておく。
さらに、画像形成インク量の目標に調整する手段は、前記の調整画像形成インク量に単位インク量当りのインクコストを乗じた画像形成インクコストが白黒記録の画像形成インクコストのs%になるように前記係数pあるいはq、rの設定および変更を繰り返すことが好ましく、sが100%の場合はカラー画像形成インクコストが白黒画像形成インクコストと同じとなるためより好ましい。また、インク保持容器から単位インク量当りのインクコストの取得が選択可能である。
上述した態様を有する画像処理装置の好適な構成について以下に説明する。
以下に説明する画像処理装置の構成は、これに限定されることはなく、趣旨を逸脱しない範囲内において、また、当業者が容易に発想できる範囲内において、変形可能とする。
以下に説明する画像処理装置の構成は、一例として、画像形成部にインクジェット記録装置を適用する。
本発明に係る画像処理装置に適用するインクジェット記録装置の構成の一例について図1、図2、図3、図4を用いて説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット記録装置の機構部全体の概略構成図である。
図2は、本発明に係るインクジェット記録装置の要部平面説明図である。
図3は、本発明に係るインクジェット記録装置のヘッド構成を説明する斜視説明図である。
図4は、本発明に係るインクジェット記録装置の搬送ベルトの模式的断面説明図である。
このインクジェット記録装置は、装置本体1の内部に画像形成部2等を有し、装置本体1の下方側に多数枚の記録媒体(以下「用紙」という。)3を積載可能な給紙トレイ4を備え、この給紙トレイ4から給紙される用紙3を取り込み、搬送機構5によって用紙3を搬送しながら画像形成部2によって所要の画像を記録した後、装置本体1の側方に装着された排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
また、このインクジェット記録装置は、装置本体1に対して着脱可能な両面ユニット7を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構5によって用紙3を逆方向に搬送しながら両面ユニット7内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構5に送り込み、他面(裏面)印刷終了後、排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
ここで、画像形成部2は、ガイドシャフト11、12にキャリッジ13を摺動可能に保持し、図示しない主走査モータでキャリッジ13を用紙3の搬送方向と直交する方向に移動(主走査)させる。このキャリッジ13には、液滴を吐出する複数の吐出口であるノズル孔14n(図3参照)を配列した液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド14を搭載し、また、この記録ヘッド14に液体を供給するインクカートリッジ15を着脱自在に搭載している。なお、インクカートリッジ15に代えてサブタンクを搭載し、メインタンクからインクをサブタンクに補充供給する構成とすることもできる。
ここで、記録ヘッド14としては、例えば、図2及び図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドである独立した4個のインクジェットヘッド14y、14m、14c、14kとしているが、各色のインク滴を吐出する複数のノズル列を有する1または複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。なお、色の数及び配列順序はこれに限るものではない。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータや発熱抵抗体などの電熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどがインクを吐出するためのエネルギー発生手段として使用できる。
電熱変換素子には、低い電圧が加わっても抵抗値が変化しにくく、一定以上の電圧が加わった際に抵抗値が大きく変化する非線形な特性を有する電熱変換素子を用いることができる。
線形な特性を有する電熱変換素子では、複数の発熱手段を選択的に駆動する際に、非選択の発熱手段にノイズ電圧が加わり、エネルギーを浪費したり、また駆動電圧に影響を与えてインクの吐出量が変化し、記録画像に影響を与えてしまう恐れがある。特に、複数の縦配線と複数の横配線とに電圧を印加して、縦配線と横配線との交点にマトリクス状に配置された発熱手段を選択的に駆動するインクジェット記録ヘッドでは、駆動の過程で非選択の発熱手段に駆動電圧より低い電圧が印加される恐れがあり、この電圧が順方向である場合には、非選択の発熱手段に不要な発熱が生じることになる。不必要な発熱が生じて熱が蓄積されると、いざ吐出される際に加熱すると規定以上に発熱してしまい、その結果必要以上の量のインクが吐出されてしまう。そのため、ノズル毎のインク吐出量にばらつきが生じてしまう。
ところが、非線形な特性を有する電熱変換素子を用いれば、ノイズなどの駆動電圧よりも低い電圧が発熱手段に加わっても不要な発熱が生じないため、インクの吐出量のばらつきが抑制でき、印刷物の粒状性、階調性が良好となる。また、不必要な発熱を防ぐことができるため、エネルギーの浪費を防ぐことができる。
また、記録ヘッドの各電熱変換素子の抵抗値を測定し、その抵抗値に基づいて各電熱変換素子に印加する駆動電圧を調整することができる。特に記録ヘッドが長尺化した場合には、ノズル毎の電熱変換素子の抵抗値にばらつきが生じやすくなり、その結果、吐出されるインク量にばらつきが生じてしまう。しかし、各電熱抵抗素子の抵抗値をフィードバックして印加電圧を調整することで、狙いの大きさのインク滴を吐出することができる。
さらに、サーマル方式の記録ヘッドを用いる場合、電熱変換素子(吐出エネルギー発生体)に保護層を設けても良い。保護層を設けることで、インクによる浸食、コゲーション(インク成分の焦げ付き)やキャビテーション(気泡収縮時の衝撃による破壊)が直接電熱変換素子に作用しなくなる。電熱変換素子を痛めつけることがないので、電熱変換素子の寿命を長くすることができる。
給紙トレイ4の用紙3は、給紙コロ(半月コロ)21と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体1内に給紙され、搬送機構5に送り込まれる。
搬送機構5は、給紙された用紙3をガイド面23aに沿って上方にガイドし、また両面ユニット7から送り込まれる用紙3をガイド面23bに沿ってガイドする搬送ガイド部23と、用紙3を搬送する搬送ローラ24と、この搬送ローラ24に対して用紙3を押し付ける加圧コロ25と、用紙3を搬送ローラ24側にガイドするガイド部材26と、両面印刷時に戻される用紙3を両面ユニット7に案内するガイド部材27と、搬送ローラ24から送り出す用紙3を押圧する押し付けコロ28とを有している。
さらに、搬送機構5は、記録ヘッド14で用紙3の平面性を維持したまま搬送するために、駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け渡した搬送ベルト33と、この搬送ベルト33を帯電させるための帯電ローラ34と、この帯電ローラ34に対向するガイドローラ35と、図示しないが、搬送ベルト33を画像形成部2に対向する部分で案内するガイド部材(プラテンプレート)と、搬送ベルト33に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
ここで、搬送ベルト33は、無端状ベルトであり、駆動ローラ31と従動ローラ(テンションローラ)32との間に掛け渡されて、図1の矢示方向(用紙搬送方向)に周回するように構成している。
この搬送ベルト33は、単層構成、または図4に示すように第1層(最表層)33aと第2層(裏層)33bの2層構成あるいは3層以上の構成とすることができる。例えば、この搬送ベルト33は、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とで構成する。
帯電ローラ34は、搬送ベルト33の表層に接触し、搬送ベルト33の回動に従動して回転するように配置されている。この帯電ローラ34には図示しない高圧回路(高圧電源)から高電圧が所定のパターンで印加される。
また、搬送機構5から下流側には画像が記録された用紙3を排紙トレイ6に送り出すための排紙ローラ38を備えている。
このように構成した画像形成部において、搬送ベルト33は矢示方向に周回し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ34と接触することで正に帯電される。この場合、帯電ローラ34からは所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、所定の帯電ピッチで帯電させる。
ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト33上に用紙3が給送されると、用紙3内部が分極状態になり、搬送ベルト33上の電荷と逆極性の電荷が用紙3のベルト33と接触している面に誘電され、ベルト33上の電荷と搬送される用紙3上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙3は搬送ベルト33に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト33に強力に吸着した用紙3は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そこで、搬送ベルト33を周回させて用紙3を移動させ、キャリッジ13を片方向または双方向に移動走査しながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動し、図5(a)、(b)に示すように、記録ヘッド14から液滴14iを吐出(噴射)させて、停止している用紙3に液滴であるインク滴を着弾させてドットDiを形成することにより、1行分を記録し、用紙3を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号または用紙3の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。なお、図5(b)は図5(a)のドットDi形成部分を拡大したものである。
このようにして、画像が記録された用紙3は排紙ローラ38によって排紙トレイ6に排紙される。
次に、本発明に係る画像処理装置の制御部の概要について図6を参照して説明する。
なお、同図は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部100は、装置全体の制御を司るCPU101と、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM102と、画像データ等を一時格納するRAM103と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NVRAM)104と、各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC105とを備えている。
また、この制御部100は、パーソナルコンピュータ等の画像処理装置であるホスト90側とのデータや信号の送受を行うためのI/F106と記録ヘッド14を駆動制御するためのヘッド駆動制御部107及びヘッドドライバ108、主走査モータ110を駆動するための主走査モータ駆動部111、副走査モータ112を駆動するための副走査モータ駆動部113、サブシステムのモータを駆動するためのサブシステム駆動部(図示せず)、環境温度及び/または環境湿度を検出する環境センサ118、図示しない各種センサからの検知信号を入力するためのI/O116などを備えている。
また、この制御部110には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル117が接続されている。さらに、制御部100は、帯電ローラ34に対する高電圧を印加する高圧回路(高圧電源)114のオン/オフの切り替え及び出力極性の切り替え制御を行う。
ここで、制御部100は、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト90側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットを介してI/F106で受信する。なお、この制御部100に対する印刷データの生成出力は、ホスト90側の本発明に係るプリンタドライバ91によって行うようにしている。
そして、CPU101は、I/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105にてデータの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。なお、画像出力するための印刷データのビットマップデータへの変換は、前述したようにホスト90側のプリンタドライバ91で画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしているが、例えばROM102にフォントデータを格納して行っても良い。
ヘッド駆動制御部107は、記録ヘッド14の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ108にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ108に送出する。
このヘッド駆動制御部107は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM102で構成することもできる。)と、このROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
また、ヘッドドライバ108は、ヘッド駆動制御部107からのクロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部107からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド14のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
また、本発明ではプリント媒体の少なくとも一部の縁部に対して余白を設けないで印刷を行うこともできる。
その際、縁部をプリントするにはどうしてもプリント媒体外にもインクを吐出することになる。これはプリント媒体の縁部ギリギリちょうどまで印刷するようにインクを噴射しても、実際にはプリント媒体の搬送系の送り誤差、キャリッジの駆動誤差等により理想とする着弾位置にインクを着弾させることができない場合が多々あり、余白を作ってしまう。そのため、印刷位置の誤差を加味して理想より広めに印刷することとなり、どうしてもプリント媒体外にもインクを吐出することになる。
このとき、プリント媒体からはみ出すインクは記録に寄与しないため、無駄なインク消費である。そのため、はみ出しインクを極力減らしたい。
はみ出しインクを減らす方法として、例えば、プリント媒体の搬送精度を上げる方法がある。搬送精度を高めて想定するはみ出し領域を小さくすることで、無駄なはみ出しインクを減らす。具体的には、プリント媒体端部を印刷する際には、プリント媒体の送りを微小にして、搬送精度を高めることが挙げられる。
次に、この画像形成部によって画像を形成するために画像データを転送するホスト側となるプリンタドライバを含む画像処理装置の例について図7を参照して説明する。
データ処理装置のプリンタドライバ91は、アプリケーションソフトなどから与えられた画像データ130を画像処理部120で処理する。画像処理部120は、モニター表示用の色空間から記録装置用の色空間への変換(RGB表色系→CMY表色系)を行うCMM(Color Management Module)処理部131、CMYの値から黒生成/下色除去を行うBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理部132、記録装置の特性やユーザの嗜好を反映した入出力補正を行うγ補正部133、記録装置の解像度に合わせて拡大処理を行うズーミング(Zooming)部134、画像データを記録装置から噴射するドットのパターン配置に置き換える多値・少値マトリクスを含む中間調処理部135を含んでいる。
本発明を好適に実施する実施例について説明する。
以下に示す用語は、その要旨を逸脱しない範囲内において当業者が修正や代用を行い、種々の変更を施し、構築することを可能とする。
本実施例では、白黒記録の画像形成インクコストに基づいてオブジェクトごとの画像形成インク量をページ記録毎に調整し、カラー画像形成インク量を節約することが趣旨である。
始めに、本実施例に係る画像処理装置の好適な構成例について図8を用いて説明する。
なお、図8では概要を示し、詳細は、図9、図10および図11に示す。
アプリケーションソフトなどから与えられたモニター表示用の色空間の画像データRGBが入力画像データ入力部200に入力され、設定手段としてのインク節約モード設定部301による設定に従って、調整手段としての画像形成インク調整処理部201にて画像データの調整と画像形成用データK’C’M’Y’への変換が行われる。この画像データの調整と変換は画像形成インク滴量調整に相当する処理である。
次に、演算手段としての画像形成インクコスト計算処理部202にて画像形成用データK’C’M’Y’から画像形成インクコストへ変換処理される。
最後に、判定手段としての画像形成判定処理部203にて画像形成インクコストと白黒画像形成インクコストとを所定の条件にて比較し、条件が合えば画像形成指令を制御部100に出力し、そうでなければ画像形成インク再調整指令をインク節約モード設定部301に出力して再度画像形成インクを調整する。
調整手段としての画像形成インク調整処理部201の例として図9を示す。
アプリケーションソフトなどから与えられたモニター表示用の色空間の入力画像データRGBを記録装置用の色空間への変換(RGB表色系→CMY表色系)およびCMM(Color Management Module)、CMYの値から黒生成/下色除去を行うBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)を行い、次に画像形成用画像中間データKCMYを形成する色変換部303では色変換パラメータ設定部302を介してインク節約モード設定部301より色変換パラメータが設定される。この色変換パラメータは入力画像データRGBに係数として乗じる。次の式(1)に例を示す。
R’=R_max −p ×(R_max−R)
G’=G_max −p ×(G_max−G)
B’=B_max −p ×(B_max−B) ……(1)
ただし、各記号の意味は次の通りである。
R’G’B’:色変換部303で処理する新しい画像データ
R_max G_max B_max:入力画像データの最大レベル値
p:インク節約モード設定部301により設定された係数
RGB:入力画像データ
この式(1)により、画像全体が薄くなり画像形成インク量が減少し、結果として画像形成インクコストが節約できる。ここで、係数pは0以上1.0以下の値が設定され、1.0の場合は元の画像データと同じとなる。
また、係数pの設定よっては画像の視認性が悪くなることがあるのであらかじめ下限値を設けた方がよい。さらに、係数pの初期値を設けた方がよい。これは後述する条件によっては画像形成インク調整処理部201にて複数回処理する場合があるため、計算コストを減らすためである。
ただし、ここでは入力画像データRGBを調整する方法を説明したが、前記入力画像データRGBの調整をせずに画像データCMYKに係数qを乗ずる方法を使用することもできる。
さらに、色変換部303の出力するKCMYデータを総量規制部(総量規制手段)305が受け取り、画像形成インクの最大量である総量規制値に応じて、K’C’M’Y’データに補正する。この総量規制部305の処理は画像形成インクを制御し、画像形成インクが過多に付着することによる不具合を防ぐことが目的である。ここで、総量規制パラメータ設定部304を介してインク節約モード設定部301により総量規制パラメータが設定される。この総量規制パラメータは前記総量規制値に係数として乗じる。次の式(2)に例を示す。
Limit’= r ×Limit ……(2)
ただし、各記号の意味は次の通りである。
Limit’:総量規制部305で処理する新しい総量規制値
r:総量規制パラメータ設定部304により設定された係数
Limit:元の総量規制値
この式(2)により、画像形成インク量の規制値が減少し、結果として画像形成インクコストが節約できる。ここで、係数rは0以上1.0以下の値が設定され、1.0の場合は元の総量規制値と同じとなる。
また、係数rの設定よっては濃い色の階調表現が悪くなるなどの可能性があるのであらかじめ下限値を設けた方がよい。さらに、係数rの初期値を設けた方がよい。これは後述する条件によっては画像形成インク調整処理部201にて複数回処理する場合があるため、計算コストを減らすためである。
ここで、オブジェクトの種類毎に係数pあるいはq、rの設定を変更することが好ましい。係数pあるいはqは画像全体を薄くする効果があり、係数rは薄い画像には効果がなく濃い画像を一定の濃さまで薄くする効果がある(ただし、濃い部分での明るさの段階変化がなくなりいわゆる階調つぶれが発生する場合がある)。オブジェクトごとに最適な画像データ調整方法があるのでこの係数pあるいはq、rの効果を使い分ける必要がある。
例えばオブジェクトが文字などの場合は視認性を確保するために係数の値の大きさはp>rあるいはq>rであり、さらに係数pあるいはq、rを1.0に固定することが好ましい。
また、オブジェクトが写真または塗り、線の場合は視認性をある程度犠牲にできるので係数の値の大きさはp<rあるいはq<rであることが好ましい。このとき、階調性を維持するためになるべくr=1.0として係数pあるいはqを調整することが好ましい。
また、オブジェクトが一定の大きさ以上のときには画像形成インク量の調整を大きくする(係数pあるいはq、rの値を小さくする)ことが好ましい。これはオブジェクトが一定の大きさ以上の場合、このオブジェクトが画像上の修飾である場合が多く、薄くしても視認性に問題がないためである。
演算手段としての画像形成インクコスト計算処理部202の例として図10を示す。
画像形成インクコスト計算処理部202は、中間調処理部307と、滴量計算部308と、決定手段としてのコスト計算パラメータ設定部309と、画像形成インクコスト計算部310とを有し、画像形成インクコストの算出と、白黒画像形成インクコストの算出を行う。
画像形成インクコストの算出方法および白黒画像形成インクコスト算出方法の一例を説明する。まず入力された画像形成用データK’C’M’Y’からインク噴射のパターン配置(ドットパターン)に置き換える多値・少値マトリクスを含む中間調処理部307によりドットパターンが生成される。
このドットパターンのインク滴の滴数から滴量計算部308で画像形成インク滴量を計算する。さらに画像形成インクコスト計算部310にて画像形成インク滴量に単位インク滴量当たりのインクコストを乗じて画像形成インクコストを計算する。
滴量計算部308は、色変換データの各画素の値を、色ごとに、それぞれ累積し、この各色の累積値に応じて、インク使用量を算出する。画像形成インクコスト計算部310は、算出したインク使用量に単位インク滴量当たりのインクコストを乗じる。この際に、白黒画像形成インクコストを算出しておく。
ここで、単位インク滴量当たりのインクコストはコスト計算パラメータ設定部309により設定される。このコスト計算パラメータ設定部309はインクカートリッジ15に供えられている各種情報保持装置(不揮発性メモリなど)からインクコストを読み取る構成が好ましい。これはインク滴の種類やインクカートリッジの大小によりインクコストが変動するため、より精度よく画像形成インクコストを計算するためである。
判定手段としての画像形成判定処理部203の例として図11を示す。画像形成インクコストと、白黒記録画像形成インクコスト313とを画像形成インクコスト判定条件設定部316で設定された条件にて画像形成インクコスト判定部314で比較する。次に選択部315にて画像形成インクコスト判定部314の比較結果を基に画像パラメータを再設定するか選択する。画像パラメータを再調整する場合はインク節約モード設定部301に画像パラメータ再設定指令を送信し、そうでない場合は、制御部100に画像形成指令を送信する。
ここで、白黒記録画像形成インクコスト313は、上述した演算手段において、算出した白黒画像形成インクコストを情報として保持する。
また、画像形成インクコスト判定条件設定部316により白黒画像記録の画像形成インクコストのs%(sは0以上の値)の画像形成インクコストを画像形成インクコスト判定部314に設定される。次に画像形成インクコスト判定部314では白黒画像記録の画像形成インクコストのs%と画像形成インクコストが比較される。
ここで、前記sは、100%であることが好ましく、白黒画像記録と同じ画像形成コストでインク節約できるカラー画像を記録できる。また、前記sをユーザが操作部、入力部等の入力手段を使用して設定可能とする。
画像形成インクコスト判定部314の比較において白黒画像記録の画像形成インクコストのs%と画像形成インクコストが同じならば選択部315から制御部100に画像形成指令を送信し、そうでない場合はインク節約モード設定部301に画像パラメータ再設定指令(係数pあるいはq、rの再設定指令)を送信する。
画像パラメータ再設定指令を受信したインク節約モード設定部301は前回設定した以外の値を係数pあるいはq、rに設定する。このように白黒画像記録の画像形成インクコストのs%と画像形成インクコストが同じとなるように前記係数を繰り返し設定し直す。ただし、白黒画像記録の画像形成インクコストのs%と画像形成インクコストが同じとなるような前記係数の設定値が選択可能な値の中にない場合、白黒画像記録の画像形成インクコストのs%と画像形成インクコストが最も近くなるような前記係数の設定値にて画像形成インク調整を行う。
本発明は上述した画像処理装置、画像処理方法は、該装置、該方法を実現するためのプログラムまたはプログラムを記録した記録媒体で構成できる。
なお、記憶媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。また、上述したI/F(通信経路)を介して、上記コンピュータプログラムをコンピュータに供給するプログラム供給装置としての態様も含む。
本発明に係る画像処理装置に適用するインクジェット記録装置の機構部の概略構成図である。 同機構部の要部平面説明図である。 同装置のヘッドユニット構成を説明する斜視説明図である。 同装置の搬送ベルトの一例を説明する説明図である。 同装置による記録動作の説明に供する説明図である。 同装置の制御部の概要を示すブロック図である。 画像処理装置におけるプリンタドライバの構成の一例を機能的に説明するブロック図である。 画像処理装置における画像形成インク節約処理の構成の一例を機能的に説明するブロック図である。 画像処理装置における画像形成インク滴量を調整する構成の一例を機能的に説明するブロック図である。 画像処理装置における画像形成インクコストを計算する構成の一例を機能的に説明するブロック図である。 画像処理装置における白黒記録画像形成コストに基づくインク節約モードの再設定を選択する構成の一例を機能的に説明するブロック図である。
符号の説明
15 インクカートリッジ
100 制御部
200 画像データ入力部
201 画像形成インク調整処理部(調整手段)
202 画像形成インクコスト計算処理部(演算手段)
203 画像形成判定処理部(判定手段)
301 インク節約モード設定部(設定手段)
302 色変換パラメータ設定部
303 色変換部
304 総量規制パラメータ設定部
305 総量規制部(総量規制手段)
307 中間調処理部
308 滴量計算部
309 コスト計算パラメータ設定部(決定手段)
310 画像形成インクコスト計算部
313 白黒記録画像形成インクコスト
314 画像形成インクコスト判定部
315 選択部
316 画像形成インクコスト判定条件設定部

Claims (13)

  1. 画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行う画像処理装置であって、
    入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換手段と、
    画像形成に用いるインク量を調整する調整手段と、
    前記変換手段により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出手段と、
    前記変換手段により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出手段と、
    前記画像形成インクコスト算出手段により算出した前記画像形成インクコストと、前記白黒画像形成インクコスト算出手段により算出した前記白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定手段と、
    前記比較判定手段の判定結果に基づいて、前記調整手段によるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記比較判定手段は、
    前記画像形成インクコスト算出手段により算出した前記画像形成インクコストが、前記白黒画像形成インクコスト算出手段により算出した前記白黒画像形成インクコストのs%と同じであるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記sの値を設定可能とする設定手段と、
    前記設定手段により設定した前記sの値をユーザが変更可能な入力手段とをさらに有することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像形成インクコスト算出手段は、
    画像形成に用いるインク量に単位インク量当りのインクコストを乗じて前記画像形成インクコストを求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像形成インクコスト算出手段は、
    インクカートリッジから型式情報を取得し、取得した前記型式情報から前記単位インク量当りのインクコストを決定する決定手段を有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記調整手段は、
    前記入力された画像データのRGB値の補正を行う際に、前記入力された画像データのRGB値の最大レベル値をそれぞれR_maxおよびG_max、B_maxとし、係数p(pは0以上1.0以下の値)、前記入力された画像データのRGBの補正値をR’G’B’とするとR’= R_max − p ×(R_max − R)、G’= G_max − p ×(G_max − G)、B’= B_max − p ×(B_max − B)で表される前記係数pを乗じて行うことを特徴とする請求項から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記調整手段は、
    前記入力された画像データのCMYK値の補正を行う際に、前記入力された画像データのCMYK値に係数q(qは0以上1.0以下の値)を乗ずることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記調整手段は、
    前記画像形成に用いるインク量の調整で用いる総量規制値に係数r(rは0以上1.0以下の値)を乗ずることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記係数p、qおよびrの初期値を書き換え可能な情報として保持する保持手段を有し、
    前記調整手段は、
    前記保持手段で保持されている前記係数p、qおよびrの初期値取得するか、または、ネットワークあるいは記録保持装置を介して前記係数p、qおよびrを取得して、前記画像形成に用いるインク量の調整を行うことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  10. 前記保持手段は、
    前記画像形成に用いるインク量の調整に用いる前記係数pあるいはq、rの下限値あるいは上限値を書き換え可能な情報として保存することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記調整手段は、
    前記設定手段で設定したsの値を基に、前記係数p、qおよびrの値を調整することを特徴とする請求項から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行う画像処理方法であって、
    入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換工程と、
    前記変換工程により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出工程と、
    前記変換工程により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出工程と、
    前記画像形成インクコスト算出工程により算出した前記画像形成インクコストと、前記白黒画像形成インクコスト算出工程により算出した前記白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定工程と、
    前記比較判定工程の判定結果に基づいて、画像形成に用いるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断工程と、
    前記画像形成に用いるインク量を調整する調整工程と、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  13. 画像形成用データに基づいて媒体にインクを吐出して画像形成を行うためのプログラムであって、
    入力された画像データから画像形成用データへの変換を行う変換処理と、
    前記変換処理により変換した画像形成用データに基づいて、画像形成インクコストを算出する画像形成インクコスト算出処理と、
    前記変換処理により変換した画像形成用データに基づいて、白黒画像形成インクコストを算出する白黒画像形成インクコスト算出処理と、
    前記画像形成インクコスト算出処理により算出した前記画像形成インクコストと、前記白黒画像形成インクコスト算出処理により算出した前記白黒画像形成インクコストとを比較判定する比較判定処理と、
    前記比較判定処理の判定結果に基づいて、前記調整処理によるインク量の調整を行うか、又は、画像形成を行うかを判断する判断処理と、
    前記画像形成に用いるインク量を調整する調整処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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