JP2015128837A - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成の生産性を向上させることが可能になると共に、画像品質を一定に維持することが可能な画像形成装置を得る。【解決手段】形成される画像を所定の画質に調整するためのパラメータ値を設定するパラメータ値設定手段と、パラメータ値に基づいて形成される画像が、所定の画質に調整されたか否かを判定する判定手段と、形成される画像が所定の画質に調整されていないと判定されると、再びパラメータ値を設定し直すパラメータ値再設定手段と、を含み、判定手段により、形成される画像が所定の画質に調整されたと判定されたとき、又はパラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が所定の画質に調整されたと判定されたとき、パラメータ値の設定を終了する。【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムに関する。
画像データを処理する画像処理装置として、パーソナルコンピュータ(以下、PCともいう。)やワークステーション等がある。そして、このような画像処理装置で動作するアプリケーションソフトウエアによって種々のオブジェクト(文字や塗り、線、写真)から成る画像データが形成される。
この画像データを画像として形成出力する画像形成装置として、プリンタやファクシミリ、複写装置、またこれらの複合機等がある。画像形成方法として、例えば、インクジェット記録方式や電子写真方式等があり、インクである記録液やトナー等の画像形成材を使用して画像を形成する。
このような画像形成装置で、インクジェット方式によりディジタル画像形成を行う装置が急速に発展、及び普及している。一般に、インクジェット記録装置は、プリントヘッドである記録手段を搭載するキャリッジ、記録紙を搬送する搬送手段、及びこれらを制御する制御手段を持つ。
現在のところ、インクジェット記録方式として、いわゆるシリアルヘッド方式、ラインヘッド方式がある。シリアルヘッド方式は、複数の吐出口からインク液滴を吐出させるプリントヘッドを副走査方向である記録紙の搬送方向と直交する主走査方向にシリアルスキャンさせ、一方で非記録時に所定の量で間欠搬送するものである。
ラインヘッド方式は、印字幅分のプリントヘッドあるいは複数のプリントヘッドが並び、記録紙を一方向に搬送して画像形成する。さらに、カラー対応のインクジェット記録装置の場合には、複数色のプリントヘッドから吐出されるインク液滴の重ね合わせによりカラー画像を形成している。
ラインヘッド方式は、複数のヘッドを印刷幅方向に並べて印刷幅を広くする。また、シリアルヘッド方式でも印刷スピードを速くするために複数のヘッドを並べることで1回の走査の印刷幅を広くする場合がある。
インクジェット記録を非浸透メディアに応用した製品・技術も多くなってきている。非浸透メディアへの記録では、インクを乾燥・定着する過程が重要である。乾燥・定着過程では、熱を使ったもの、光に反応して硬化するインクと光照射を使ったもの、等がある。
特許文献1には、設定された光沢に応じてスキャン数を変える画像形成装置が開示されている。また、特許文献2には、記録媒体に応じて液滴吐出周波数(スキャンスピード)を調整する記録装置が開示されている。
しかしながら、従来のインクジェット方式の画像形成装置において、以下に述べるような滲み現象が高速印字時に現れるという問題があった。この問題について、図14を用いて説明する。図14は、インクジェット記録装置において、高速印字時に現れる色境界滲みについて、(a)色境界部の滲みが発生した例、(b)ねらいの画像について説明する図である。
1つは、異なる色で作られる画像部品の色境界である輪郭部において、お互いの領域にインクが滲み出し、輪郭部が崩れることがある。これは、色境界滲みと呼ばれる。もう1つは、均一色で画像形成したつもりが、インク同士の凝集度合が異なり、均一な色・輝度分布とならないことがある。これは、ビーディングと呼ばれる。
これらの現象は、インク同士が乾燥していないため、互いに浸透、あるいは凝集することによって発生する。この対策として、単位時間当りの打ち込みインク量を少なくすること、すなわち、出力解像度を高くして次弾着弾までの時間を長くすること、ドットを確実に乾燥させることで滲みを抑えたり、輪郭部のドットを間引いたりする等の処理がある。これらの処理は、色境界滲みには効果があるが、印刷スピードが遅くなったり、輪郭部にすき間ができたりする等の副作用がある。
また、非浸透メディアに画像を形成する加熱工程を伴うインクジェット作像システムの場合、光沢を確保するために、インク同士の厚みが均一になるように加熱による画像定着までの時間を長くすること、すなわち温度を低くしたり、乾燥又は増粘する前に次弾を着弾させたりすることも必要となってくる。この問題について図15を用いて説明する。図15は、インクジェット記録装置において、着弾時間差によるドット広がりへの影響について、(a)着弾時間が長すぎる場合、(b)着弾時間が最適な場合の、上から見たドット広がりと横から見たドット厚みについて説明する図である。
図15(a)に示すように、着弾時間が長すぎる場合、増粘によりドット広がりが止まり、面が埋まらず、表面均一にならない。また、図15(b)に示すように、着弾時間が最適な場合、ドット広がりが止まる前に隣接ドットが着弾し、面が埋まり、表面均一になる。
これは、上述した滲みによる不具合と相反するものである。光沢を確保することと、滲み不具合を低減することとを両立することは難しい。さらに、非浸透メディアへの画像形成をするインクジェットは、主に広告・看板等の用途で使われるため、高速印刷が非常に重要となっている。
そして、特許文献1及び特許文献2に記載された技術を用いた場合、滲み低減、及び光沢確保といった画像品質を確保することはできるが、画像形成の生産性を確保することができないという課題が残る。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、画質を調整するためのパラメータ値を許容範囲内の画質が得られる値に調整することにより、画像形成の生産性を向上させることが可能になると共に、画像品質を一定に維持することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における画像形成装置は、形成される画像を所定の画質に調整するためのパラメータ値を設定するパラメータ値設定手段と、前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が、前記所定の画質に調整されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されていないと判定されると、再度前記パラメータ値を設定し直すパラメータ値再設定手段と、を含み、前記判定手段により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、前記パラメータ値の設定を終了することを特徴とする。
本発明によれば、画質を調整するためのパラメータ値を許容範囲内の画質が得られる値に調整することにより、画像形成の生産性を向上させることが可能になると共に、画像品質を一定に維持することが可能な画像形成装置を得ることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。
まず、画像通信装置の一例であるインクジェット記録装置について図1から図5を参照して説明する。図1は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の機構部全体の概略構成図である。また、図2は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の(a)シリアルヘッド方式、(b)ラインヘッド方式の要部について説明する平面図である。
そして、図3は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のヘッド構成を説明する斜視図である。また、図4は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の搬送ベルトの模式的断面図である。さらに、図5は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のドットDiを形成することを説明する図である。
このインクジェット記録装置は、装置本体1の内部に画像形成部2等を有し、装置本体1の下方側に多数枚の記録媒体(以下「用紙」という。)3を積載可能な給紙トレイ4を備えている。そして、この給紙トレイ4から給紙される用紙3を取り込み、搬送機構5によって用紙3を搬送しながら画像形成部2によって所要の画像を記録した後、装置本体1の側方に装着された排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
また、このインクジェット記録装置は、装置本体1に対して着脱可能な両面ユニット7を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構5によって用紙3を逆方向に搬送しながら両面ユニット7内に取り込む。そして、用紙3を反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構5に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
ここで、画像形成部2は、ガイドシャフト11、12にキャリッジ13を摺動可能に保持し、図示しない主走査モータでキャリッジ13を用紙3の搬送方向と直交する主走査方向に移動させる。このキャリッジ13は、液滴を吐出する複数の吐出口であるノズル孔14n(図3参照)を配列した液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド14を搭載している。また、この記録ヘッド14に液体を供給するインクカートリッジ15を着脱自在に搭載している。なお、インクカートリッジ15に代えてサブタンクを搭載し、メインタンクからインクをサブタンクに補充供給する構成とすることもできる。
ここで、記録ヘッド14は、例えば、図2及び図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドである独立した4個のインクジェットヘッド14y、14m、14c、14kとしている。また、各色のインク滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。なお、色の数及び配列順序はこれに限られるものではない。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子等の圧電アクチュエータや発熱抵抗体等の電熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータを、インクを吐出するためのエネルギー発生手段として使用できる。また、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータ等を、インクを吐出するためのエネルギー発生手段として使用できる。
電熱変換素子には、低い電圧が加わっても抵抗値が変化し難く、一定以上の電圧が加わった際に抵抗値が大きく変化する非線形な特性を有する電熱変換素子を用いることができる。線形な特性を有する電熱変換素子では、複数の発熱手段を選択的に駆動する際に、非選択の発熱手段にノイズ電圧が加わる。そうすると、エネルギーを浪費したり、また駆動電圧に影響を与えてインクの吐出量が変化することにより記録画像に影響を与えてしまったりする恐れがある。
特に、複数の縦配線と複数の横配線とに電圧を印加して、縦配線と横配線との交点にマトリクス状に配置された発熱手段を選択的に駆動するインクジェット記録ヘッドでは、駆動の過程で非選択の発熱手段に駆動電圧より低い電圧が印加される恐れがある。この電圧が順方向である場合には、非選択の発熱手段に不要な発熱が生じることになる。不必要な発熱が生じて熱が蓄積されると、いざ吐出される際に加熱すると規定以上に発熱してしまい、その結果必要以上の量のインクが吐出されてしまう。そのため、ノズル毎のインク吐出量にばらつきが生じてしまう。
ところが、非線形な特性を有する電熱変換素子を用いれば、ノイズ等の駆動電圧よりも低い電圧が発熱手段に加わっても不要な発熱が生じない。そうすると、インクの吐出量のばらつきが抑制でき、印刷物の粒状性、階調性が良好となる。また、不必要な発熱を防ぐことができるため、エネルギーの浪費を防ぐことができる。
また、記録ヘッドの各電熱変換素子の抵抗値を測定し、その抵抗値に基づいて各電熱変換素子に印加する駆動電圧を調整することができる。特に記録ヘッドが長尺化した場合には、ノズル毎の電熱変換素子の抵抗値にばらつきが生じやすくなり、その結果、吐出されるインク量にばらつきが生じてしまう。しかし、各電熱抵抗素子の抵抗値をフィードバックして印加電圧を調整することで、狙いの大きさのインク滴を吐出することができる。
さらに、サーマル方式の記録ヘッドを用いる場合、吐出エネルギー発生体である電熱変換素子に保護層を設けても良い。保護層を設けることで、インクによる浸食、インク成分の焦げ付きであるコゲーションや気泡収縮時の衝撃による破壊であるキャビテーションが、直接電熱変換素子に作用しなくなる。電熱変換素子を痛めつけることがないので、電熱変換素子の寿命を長くすることができる。
給紙トレイ4の用紙3は、給紙コロ(半月コロ)21(図1)と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体1内に給紙され、搬送機構5に送り込まれる。
搬送機構5は、給紙された用紙3をガイド面23aに沿って上方にガイドし、また両面ユニット7から送り込まれる用紙3をガイド面23bに沿ってガイドする搬送ガイド部23と、用紙3を搬送する搬送ローラ24とを有している。また、搬送機構5は、搬送ローラ24に対して用紙3を押し付ける加圧コロ25と、用紙3を搬送ローラ24側にガイドするガイド部材26とを有している。そして、搬送機構5は、両面印刷時に戻される用紙3を両面ユニット7に案内するガイド部材27と、搬送ローラ24から送り出す用紙3を押圧する押し付けコロ28とを有している。
さらに、搬送機構5は、記録ヘッド14で用紙3の平面性を維持したまま搬送するために、駆動ローラ31と従動ローラ(テンションローラ)32との間に掛け渡した搬送ベルト33と、この搬送ベルト33を帯電させるための帯電ローラ34とを有している。また、搬送機構5は、帯電ローラ34に対向するガイドローラ35と、図示しないが、搬送ベルト33を画像形成部2に対向する部分で案内するガイド部材(プラテンプレート)とを有している。さらに、搬送機構5は、搬送ベルト33に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体等からなるクリーニングローラ等を有している。
ここで、搬送ベルト33は、無端状ベルトであり、駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け渡されて、図1の矢示方向(用紙搬送方向)に周回するように構成されている。
この搬送ベルト33は、単層構成、又は図4に示すように第1層(最表層)33aと第2層(裏層)33bの2層構成あるいは3層以上の構成とすることができる。この搬送ベルト33は、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材である。例えばETFE(エチレン・四フッ化エチレン共重合体)ピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とで構成する。
帯電ローラ34は、搬送ベルト33の表層に接触し、搬送ベルト33の回動に従動して回転するように配置されている。この帯電ローラ34には図示しない高圧回路(高圧電源)から高電圧が所定のパターンで印加される。
また、搬送機構5から下流側には画像が記録された用紙3を排紙トレイ6に送り出すための排紙ローラ38を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト33は矢示方向に周回し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ34と接触することで正に帯電される。この場合、帯電ローラ34からは所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、所定の帯電ピッチで帯電させる。
ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト33上に用紙3が給送されると、用紙3内部が分極状態になり、搬送ベルト33上の電荷と逆極性の電荷が用紙3のベルト33と接触している面に誘電される。そして、ベルト33上の電荷と搬送される用紙3上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙3は搬送ベルト33に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト33に強力に吸着した用紙3は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そこで、搬送ベルト33を周回させて用紙3を移動させ、キャリッジ13を片方向又は双方向に移動走査しながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動する。そして、図5(a)、(b)に示すように、記録ヘッド14から液滴14iを吐出(噴射)させて、停止している用紙3に液滴であるインク滴を着弾させてドットDiを形成する。これにより、1行分を記録し、用紙3を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙3の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。なお、図5(b)は、図5(a)のドットDi形成部分を拡大したものである。
このようにして、画像が記録された用紙3は排紙ローラ38によって排紙トレイ6に排紙される。
次に、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の制御部の概略について説明する。図6は、画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の制御部の概略を示すブロック図である。
図6において、制御部100は、装置本体1の全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)101を備えている。また、制御部100は、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM(Read Only Memory)102を備えている。さらに、制御部100は、画像データ等を一時格納するRAM(Random Access Memory)103を備えている。また、制御部100は、装置本体1の電源が遮断されている間もデータを保持するための不揮発性メモリ(NV(Non Volatile)RAM)104を備えている。そして、制御部100は、各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC(Application Specific Integrated Circuit)105を備えている。
また、制御部100は、PC等の画像処理装置であるホスト90側とのデータや信号の送受を行うためのホストI/F(Inter/Face)106を備えている。さらに、制御部100は、記録ヘッド14を駆動制御するためのヘッド駆動制御部107、及びヘッドドライバ108を備えている。また、制御部100は、主走査モータ110を駆動するための主走査モータ駆動部111と、副走査モータ112を駆動するための副走査モータ駆動部113とを備えている。そして、制御部100は、環境温度及び/又は環境湿度を検出する環境センサ118を備えている。また、制御部100は、図示しない各種センサからの検知信号を入力するためのI/O(Input/Output)116等を備えている。
また、制御部100には、この装置本体1に必要な情報の入力、及び表示を行うための操作パネル117が接続されている。さらに、制御部100は、帯電ローラ34に対する高電圧を印加する高圧回路(高圧電源)114のオン/オフの切り替え及び出力極性の切り替え制御を行う。
ここで、制御部100は、PC等のデータ処理装置、イメージスキャナ等の画像読み取り装置、デジタルカメラ等の撮像装置等のホスト90側から、画像データを含む印刷データ等を、ケーブル、又はネットを介してホストI/F106で受信する。なお、この制御部100に対する印刷データの生成、及び出力は、ホスト90側のプリンタドライバ91によって行うようにしている。
そして、CPU101は、ホストI/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105においてデータの並び替え処理等を行い、ヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。また、画像出力するための印刷データのビットマップデータへの変換は、上述したように、ホスト90側のプリンタドライバ91で画像データをビットマップデータに展開し、装置本体1に転送するようにしている。それ以外に、例えばROM102にフォントデータを格納することによって行うようにしても良い。
ヘッド駆動制御部107は、記録ヘッド14の1行分に相当するドットパターンデータである画像データを受け取ると、この1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ108にシリアルデータで送出する。また、ヘッド駆動制御部107は、所定のタイミングで、ラッチ信号をヘッドドライバ108に送出する。
このヘッド駆動制御部107は、駆動信号である駆動波形のパターンデータを格納したROM102で構成することも可能なROMを含む。また、ヘッド駆動制御部107は、このROMから読み出される駆動波形のデータをD/A(Digital/Analog)変換するD/A変換器を含む波形生成回路、及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
また、ヘッドドライバ108は、ヘッド駆動制御部107からのクロック信号、及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタを含む。さらに、ヘッドドライバ108は、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部107からのラッチ信号でラッチするラッチ回路を含む。また、ヘッドドライバ108は、ラッチ回路の出力値をレベル変化させるレベルシフタであるレベル変換回路と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるスイッチ手段であるアナログスイッチアレイ等を含む。そして、ヘッドドライバ108は、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで、駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド14のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
また、本実施形態ではプリント媒体の少なくとも一部の縁部に対して余白を設けないで印刷を行うこともできる。その際、縁部をプリントするにはどうしてもプリント媒体外にもインクを吐出することになる。
これはプリント媒体の縁部ギリギリ丁度まで印刷するようにインクを噴射しても、実際にはプリント媒体の搬送系の送り誤差、キャリッジの駆動誤差等により理想とする着弾位置にインクを着弾させることができない場合が多々ある。その結果、余白を作ってしまう。そのため、印刷位置の誤差を加味して理想より広めに印刷することとなり、どうしてもプリント媒体外にもインクを吐出することになる。
このとき、プリント媒体からはみ出すインクは記録に寄与しないため、無駄なインク消費である。そのため、はみ出しインクを極力減らしたい。
はみ出しインクを減らす方法として、例えば、プリント媒体の搬送精度を上げる方法がある。搬送精度を高めて想定するはみ出し領域を小さくすることで、無駄なはみ出しインクを減らす。具体的には、プリント媒体端部を印刷する際には、プリント媒体の送りを微小にして、搬送精度を高めることが挙げられる。
次に、画像形成装置によって画像を形成するために画像データを転送するホスト側となるプリンタドライバを含む画像処理装置の例について説明する。図7は、画像形成装置によって画像を形成するために画像データを転送するホスト側となるプリンタドライバを含む画像処理装置の例について説明する図である。
データ処理装置のプリンタドライバ91は、CMM(Color Management Module)処理部131を含んでいる。CMM処理部131とは、アプリケーションソフト等から与えられた画像データ130を、モニタ表示用のRGB表色系色空間から記録装置用のCMY表色系色空間へ変換するものである。また、プリンタドライバ91は、CMYの値から黒生成/下色除去を行うBG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理部132を含んでいる。
さらに、プリンタドライバ91は、記録装置の特性やユーザの嗜好を反映した入出力補正を行うγ補正部133、記録装置の解像度に合わせて拡大処理を行うズーミング(Zooming)部134を含んでいる。また、プリンタドライバ91は、画像データを記録装置から噴射するドットのパターン配置に置き換える多値・少値マトリクスを含む中間調処理部135を含んでいる。
ここまでは、加熱過程のない一般的なインクジェット記録装置の一例について説明してきた。ここからは、本発明の特徴的な部分である本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の加熱装置・エネルギー照射装置が組み込まれる例について説明する。図8は、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の加熱装置・エネルギー照射装置が組み込まれる例について説明する概略構成図である。
本実施形態において、加熱装置・エネルギー照射装置は、上記説明したインクジェット記録装置の搬送上流、すなわち給紙側、又は印字部、搬送下流、すなわち、排紙側に組み込まれる。図8において、インクジェット画像形成部80から左向き矢印方向に搬送される下流側に、温風発生部81が設けられ温風82が発せられると共に、裏面にヒータ群83が設けられている。この温風発生部81、及びヒータ群83により加熱装置・エネルギー照射装置が構成されている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の機能について説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置の機能について説明する概略ブロック図である。
図9において、画像品質判定部92では、形成される画像の品質、具体的には画像の光沢、色境界滲み、及びビーディングが許容できるか否かが判定される。そして、画像品質判定部92において許容される画像品質を維持するため、印刷スピード設定部93において印刷スピードの低下度合が最低限となるように設定する。さらに、画像品質判定部92において許容される画像品質を維持するため、スキャン数、スキャンスピード、及び加熱温度を、スキャン数設定部94、スキャンスピード設定部95、及び加熱温度設定部96においてそれぞれ設定する。
なお、画像品質判定部92において判定される画像品質は、所定の印刷スピード設定、所定の加熱温度設定の条件において形成された画像に基づいて判定されても良いし、ユーザによって判定されても良い。また、印刷スピード設定、加熱温度設定の条件に応じた画像品質の許容判定テーブルを予め持っていても良い。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターン出力し印刷条件を設定する例について説明する。図10及び図11は、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターン出力し印刷条件を設定する例について説明するフロー図である。
図10において、印刷条件設定が開始されると、ステップ(以下、Sという。)201の処理では、印刷条件、すなわち、画質を調整するためのパラメータ値が設定される。具体的には、印刷スピード設定部93(図9)によって印刷モードが設定され、スキャンスピード設定部95によってスキャンスピードが、スキャン数設定部94によってスキャン数が、加熱温度設定部96によって加熱温度がそれぞれ設定される。
例えば、ドラフト印刷モード○m2/h、又はスキャンスピード○、スキャン数○、加熱温度○と設定される。また、標準印刷モード△m2/h、又はスキャンスピード△、スキャン数△、加熱温度△と設定される。さらに、高画質印刷モード□m2/h、又はスキャンスピード□、スキャン数□、加熱温度□と設定される。
S202の処理では、S201の処理で設定されたスキャンスピード、スキャン数、及び加熱温度がデータとして読み込まれる。そして、S203の処理では、S201の処理で設定された印刷条件に基づいてサンプルが出力される。そして、S204の処理では、画像品質判定部92によって画質が判定される。画質がYes判定であれば印刷条件設定を終了し、画質がNo判定であればS201の処理へ戻る。
S201の処理へ戻ると、再び、画質を調整するためのパラメータ値である印刷モード、スキャンスピード、スキャン数、加熱温度がそれぞれ設定され、S203の処理でサンプルが出力される。そして、再びS204の処理で画質が判定される。この印刷条件設定、サンプル出力、及び画質判定を何度か繰り返した後、S204の画質判定処理において画質がYes判定になれば印刷条件設定を終了する。
このように、印刷条件設定後のサンプル画像、又はユーザ指定による画像を出力することによって、容易に画質を確認することができるのである。また、印刷条件設定後の画質をユーザが確認することによって、印刷のスピード(生産性)と画像品質との両立を図ることが可能になるのである。
図11において、S301からS303までの処理は、図10のS201からS203までの処理と同一である。S304の処理では、サンプルのパラメータが測定される。具体的には、サンプル画像を撮像し、サンプルのベタ部の光沢、粒状度(乾き斑)、色境界部のraggedness等を計算する。
この際、光沢については、JIS規格のZ8741を参考にしても良い。また、粒状度については、リコーテクニカルレポートNo.23“ハーフトーンカラー画像のノイズ評価法”を参考にしても良い。さらに、raggednessについては、JIS規格のX6930を参考にしても良い。このように、印刷条件設定後のサンプル画像についてパラメータを測定することによって、光沢、滲み、面均一性を数値化でき、画質判定をより正確に行い、かつ再現性を高くすることができるのである。
S305の処理では、画像品質判定部92によって画質が判定される。このとき、光沢、粒状度、raggednessを見て、ユーザによって判定されるか、予めユーザによって設定された許容値によって判定される。このように、印刷条件設定後の画質についてパラメータを自動的に計算し、ユーザによって設定された許容値等から自動的に画質が判定されることによって、ユーザの手間をかけずに済むのである。画質がYes判定であれば印刷条件設定を終了し、画質がNo判定であればS301の処理へ戻る。
S301の処理へ戻ると、再び、画質を調整するためのパラメータ値である印刷モード、スキャンスピード、スキャン数、加熱温度がそれぞれ設定され、S303の処理でサンプルが出力された後、S304の処理でサンプル測定が行われる。そして、再びS305の処理で画質が判定される。この印刷条件設定、サンプル出力、サンプル測定、及び画質判定を何度か繰り返した後、S304の画質判定処理において画質がYes判定になれば印刷条件設定を終了する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターン予想を表示し印刷条件を設定する例について説明する。図12は、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターン予想を表示し印刷条件を設定する例について説明するフロー図である。
図12において、S401及びS402の処理は、図10のS201及びS202の処理と同一である。S403の処理では、サンプル出力が予想表示される。例えば、S401の処理で設定された印刷条件に応じたサンプルを撮像しておき、図示しないディスプレイに表示する、又はS401において印刷条件に応じてサンプル出力を予測し、図示しないディスプレイに表示する。このように、ディスプレイ等に仕上がり予測を表示することによって、印刷サンプルを出力する時間、用紙、インク、及び画像形成装置の動力を省略することができる。
S404の処理では、画像品質判定部92によって画質が判定される。このとき、S403の処理で表示されたサンプル予想品質を見て、ユーザによって判定されるか、予めユーザによって設定された許容値によって判定される。画質がYes判定であれば印刷条件設定を終了し、画質がNo判定であればS401の処理へ戻る。
S401の処理へ戻ると、再び、画質を調整するためのパラメータ値である印刷モード、スキャンスピード、スキャン数、加熱温度がそれぞれ設定され、S403の処理でサンプル出力が予想表示される。そして、再びS404の処理で画質が判定される。この印刷条件設定、サンプル出力予想表示、及び画質判定を何度か繰り返した後、S404の画質判定処理において画質がYes判定になれば印刷条件設定を終了する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターンにより印刷条件を設定する例について説明する。図13は、本実施形態に係る画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置のパターンにより印刷条件を設定する例について説明するフロー図である。
図13において、S501及びS502の処理は、図10のS201及びS202の処理と同一である。S503の処理では、サンプル出力が予想される。具体的には、S501の処理で設定された印刷条件に応じてサンプル出力を予想し、サンプルのベタ部の光沢、粒状度(乾き斑)、色境界部のraggedness等を計算する。
この際、光沢については、JIS規格のZ8741を参考にしても良い。また、粒状度については、リコーテクニカルレポートNo.23“ハーフトーンカラー画像のノイズ評価法”を参考にしても良い。さらに、raggednessについては、JIS規格のX6930を参考にしても良い。
S504の処理では、画像品質判定部92によって画質が判定される。このとき、判断の履歴からユーザによって許容値が設定され、自動的に判定される。このように、サンプル出力の予想に基づき、自動的に画質を判断することによって、ユーザの調整及び確認の手間を省くことができる。画質がYes判定であれば印刷条件設定を終了し、画質がNo判定であればS501の処理へ戻る。
S501の処理へ戻ると、再び、画質を調整するためのパラメータ値である印刷モード、スキャンスピード、スキャン数、加熱温度がそれぞれ設定され、S503の処理でサンプル出力が予想される。そして、再びS504の処理で画質が判定される。この印刷条件設定、サンプル出力予想、及び画質判定を何度か繰り返した後、S504の画質判定処理において画質がYes判定になれば印刷条件設定を終了する。
なお、図10から図13に示した本実施形態に係る画像形成装置を構成する各機能ブロックの各動作は、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、画像形成装置の制御部100内のCPU101が、ROM102に格納されたプログラムをロードする。そして、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって実現される。
このように、本発明では、画質を調整するためのパラメータ値を許容範囲内の画質が得られる値に調整している。これにより、画像形成の生産性を向上させることが可能になると共に、画像品質を一定に維持することが可能な画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムを得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
1 インクジェット記録装置本体
2 画像形成部
3 記録媒体(用紙)
4 給紙トレイ
5 搬送機構
6 排紙トレイ
7 両面ユニット
11、12 ガイドシャフト
13 キャリッジ
14 記録ヘッド
14y、14m、14c、14k インクジェットヘッド
14i 液滴
14n ノズル孔
15 インクカートリッジ
21 給紙コロ(半月コロ)
23 搬送ガイド部
23a、23b ガイド面
24 搬送ローラ
25 加圧コロ
26、27 ガイド部材
28 押し付けコロ
31 駆動ローラ
32 従動ローラ(テンションローラ)
33 搬送ベルト
33a 第1層(最表層)
33b 第2層(裏層)
34 帯電ローラ
35 ガイドローラ
38 排紙ローラ
80 インクジェット画像形成部
81 温風発生部
82 温風
83 ヒータ群
90 ホスト
91 プリンタドライバ
92 画像品質判定部
93 印刷スピード設定部
94 スキャン数設定部
95 スキャンスピード設定部
96 加熱温度設定部
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NVRAM
105 ASIC
106 ホストI/F
107 ヘッド駆動制御部
108 ヘッドドライバ
110 主走査モータ
111 主走査モータ駆動部
112 副走査モータ
113 副走査モータ駆動部
114 高圧回路
116 I/O
117 操作パネル
118 環境センサ
130 画像データ
131 CMM処理部
132 BG/UCR処理部
133 γ補正部
134 ズーミング(Zooming)部
135 中間調処理部(多値・少値マトリクス)
136 出力
2 画像形成部
3 記録媒体(用紙)
4 給紙トレイ
5 搬送機構
6 排紙トレイ
7 両面ユニット
11、12 ガイドシャフト
13 キャリッジ
14 記録ヘッド
14y、14m、14c、14k インクジェットヘッド
14i 液滴
14n ノズル孔
15 インクカートリッジ
21 給紙コロ(半月コロ)
23 搬送ガイド部
23a、23b ガイド面
24 搬送ローラ
25 加圧コロ
26、27 ガイド部材
28 押し付けコロ
31 駆動ローラ
32 従動ローラ(テンションローラ)
33 搬送ベルト
33a 第1層(最表層)
33b 第2層(裏層)
34 帯電ローラ
35 ガイドローラ
38 排紙ローラ
80 インクジェット画像形成部
81 温風発生部
82 温風
83 ヒータ群
90 ホスト
91 プリンタドライバ
92 画像品質判定部
93 印刷スピード設定部
94 スキャン数設定部
95 スキャンスピード設定部
96 加熱温度設定部
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NVRAM
105 ASIC
106 ホストI/F
107 ヘッド駆動制御部
108 ヘッドドライバ
110 主走査モータ
111 主走査モータ駆動部
112 副走査モータ
113 副走査モータ駆動部
114 高圧回路
116 I/O
117 操作パネル
118 環境センサ
130 画像データ
131 CMM処理部
132 BG/UCR処理部
133 γ補正部
134 ズーミング(Zooming)部
135 中間調処理部(多値・少値マトリクス)
136 出力
Claims (10)
- 形成される画像を所定の画質に調整するためのパラメータ値を設定するパラメータ値設定手段と、
前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が、前記所定の画質に調整されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されていないと判定されると、再び前記パラメータ値を設定し直すパラメータ値再設定手段と、
を含み、
前記判定手段により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、前記パラメータ値の設定を終了することを特徴とする画像形成装置。 - 前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像をサンプル出力する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像の特性、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像の特性を測定する手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像の予想をサンプル出力する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像、又は前記パラメータ値再設定手段により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像の予想表示をサンプル出力する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値は、前記画像を形成するスピードを設定する値であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値は、前記画像を走査するスキャン数、及びスキャンスピードを設定する値であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記パラメータ値は、前記画像を加熱する温度を設定する値であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 形成される画像を所定の画質に調整するためのパラメータ値を設定する工程と、
前記パラメータ値を設定する工程により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が、前記所定の画質に調整されたか否かを判定する工程と、
前記判定する工程により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されていないと判定されると、再び前記パラメータ値を設定し直す工程と、
前記判定する工程により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、又は前記パラメータ値を設定し直す工程により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、前記パラメータ値の設定を終了する工程と、
を含むことを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成装置のコンピュータに、
形成される画像を所定の画質に調整するためのパラメータ値を設定する処理と、
前記パラメータ値を設定する処理により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が、前記所定の画質に調整されたか否かを判定する処理と、
前記判定する処理により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されていないと判定されると、再び前記パラメータ値を設定し直す処理と、
前記判定する処理により、前記形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、又は前記パラメータ値を設定し直す処理により設定されたパラメータ値に基づいて形成される画像が前記所定の画質に調整されたと判定されたとき、前記パラメータ値の設定を終了する処理と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000462A JP2015128837A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000462A JP2015128837A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015128837A true JP2015128837A (ja) | 2015-07-16 |
Family
ID=53759997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014000462A Pending JP2015128837A (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015128837A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020151908A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社リコー | 液体吐出装置、液体吐出方法および液体吐出プログラム |
-
2014
- 2014-01-06 JP JP2014000462A patent/JP2015128837A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020151908A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | 株式会社リコー | 液体吐出装置、液体吐出方法および液体吐出プログラム |
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