JP6136312B2 - 印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、写真、グラフィック等の印刷物のコンテンツ等、目立たせたい画像である特定画像を表示する印刷物を作成するために好適な印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラムに関する。
近年、店頭やインターネットを介して注文し、写真が製本された状態で提供されるフォトブックと称されるサービスが活発化してきている。例えばインターネットを介して注文する場合は、まずパーソナルコンピュータ等でデジタル化された写真情報をレイアウト編集し、注文先に編集した結果のデータを転送すれば、数日後に写真集として店頭又は宅配サービスによってフォトブックを受け取れる。
このようなフォトブックは、写真のレイアウトや表紙の柄などの選択肢も広く、インターネットを活用することで注文にかかる手間も抑えられている。
しかし、フォトブックの注文に際して、レイアウトの設定や表紙の指定は、一度だけしかできず、一度注文が確定してしまうと、製本された完成形でしかその内容を確認すすることができない。このため、出力された画像を見てからページを差し替えたりレイアウトを修正したりする場合は、再注文しなければならず、その分コストが上乗せされてしまう。
これに対して、インクジェットプリンタでは、自宅で簡単に写真をプリントすることができる。
インクジェットプリンタは、従来、プリンタ、ファクシミリ、複写装置、及びこれらの機能を兼ね備えた複合機等における画像形成手段として使用される。インクジェットプリンタは、インクを液滴として分離し、画像信号に基づいて記録媒体に向けて吐出し、インクを対象物に付着させる。
インクジェットプリンタは、記録対象に向けて非接触でインク滴を直接吐出するだけで記録が行えるため、記録媒体を広範囲に選択でき、普通紙、はがき、コート紙、光沢紙、OHPなどのさまざまな記録媒体へのプリントができる。インクジェットプリンタとしては、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像の形成を行うシリアル型記録装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出させ、被記録媒体を移動させて画像の形成を行うライン型記録装置とがある。
インクジェットプリンタは安価であり、高精細に広範囲の色を再現できることから写真プリントに好適であり、更にレイアウト等の自由度も高く、出力結果を確認しながら修正や追加加工もできるため、ユーザの好みに合った高品位なフォトブックを簡単に作成できる。
ここで、インクジェットプリンタで上述したフォトブックを作成する際には、長期保存の必要性から、耐候性に優れた顔料インクを用いる必要がある。
しかし、顔料インクは染料インクと異なり、インク乾燥後も記録媒体の表面上に顔料成分が付着している状態である。このため、画像を手で少し擦った程度では色落ちしないが、記録媒体の記録面が互いに接触した状態で長期保存された場合、一方の記録面の顔料成分が他方の記録面に転写されてしまうことがある。これは一方の記録面の画像部が、他方の記録面の非画像部に重なった場合最も顕著に起こり、記録媒体の汚れとして認識され見栄えが悪くなってしまう。
そこで、記録部の保存性を向上させる技術として、特許文献1には、インク吸収層を塗布したメディア表面に3次元的な凸凹を設け、顔料は表面に確保しながら、外部の力から顔料を保護する記録用紙が記載されている。この記録用紙によれば、記録用紙の凹部同士が接触しないため、記録面全体において接触する面積を確率的に小さくすることができる
また特許文献2には、記録部の乾燥性を高める処理液を塗布する技術が開示されている。すなわち、特許文献2には、色材を含有するインクと、色材を含有せず前記インクとは反応しない液体組成物とを用いて、インク受容層を有する記録媒体にインクジェット方式で画像を形成する画像形成方法であって、記録面を互いに重ね合わせた状態で用いるための2枚の記録媒体において、一方の記録媒体に、特定の構造を有しセ氏25度で固体である水溶性化合物を含有する前記液体組成物を付与し、かつ、他方の記録媒体の非記録部と重なる上記一方の記録媒体の領域には、他方の記録媒体の記録部と重なる一方の記録媒体の領域よりもその付与量を多くするものが記載されている。
しかし、特許文献1に記載のものは、記録用紙の凸部同士が接触しているため、対向する記録面に配置された顔料成分の転写を防止することができない。
また、特許文献2に記載のものは、乾燥定着後長期保存する際に色材成分のみが転写されてしまう事態については考慮されていない。また、記録部が用紙全面に存在する場合は処理液を多く必要とする。更にたとえ処理液として透明インクを使用しても記録部へ吐出することで見た目が変化し、記録部の風合いを損ねるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な手段を用いて印刷された記録面同士が接触しても色移りが起こりにくい印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上の前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷装置であって、前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定部と、前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定部と、前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布部と、を備え、前記階調値決定部は、前記第2領域であって前記階調値を前記第1の領域との境界に近い領域ほど高さが大となるよう設定することを特徴とする。
本発明によれば、特定画像が表示された第1領域における色材の高さAより、第2領域の後処理材の高さBを大としたので、2枚の記録媒体の記録面同士が接触しても、色材が他の記録媒体に接触しにくくなり、色材による他の記録媒体の汚染を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の機構部全体の概略構成を示す図である。 同印刷装置の要部を示す図である。 同印刷装置のヘッド構成を説明する図である。 同印刷装置の搬送ベルトの模式を示す図である。 同印刷装置による画像形成動作を説明するための図である。 同印刷装置の制御部の概要を示す図である。 同印刷装置のプリンタドライバの一例を機能的に説明する図である。 同印刷装置における出力の流れを示す図である。 同印刷装置で作成したフォトブックへの後処理インク記録パターンの2つの例を示す図である。 同印刷装置で作成したフォトブックへの後処理インク記録パターンの第2例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る印刷装置における出力の流れを示す図である。 同印刷装置のプレス装置の概念を示す図である。 同印刷装置のプレス加工後のフォトブックを示す図である。 同印刷装置のプレス加工部材の第2の例を示す図である。 同印刷装置で作成したフォトブックの構造を示す図である。
本発明の実施形態に係る印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラムについて説明する。印刷装置は、記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体に後処理材を付着して印刷物を作成する。ここで特定画像とは、写真、グラフィック、など印刷物のコンテンツを意味するものであり、目立たせたい画像をいう(以下同じ)。そして、印刷装置は、特定画像を形成する領域である第1領域における紙面上の色材の高さAと、前記第1領域以外の第2領域における紙面上の後処理材の高さBとが、A<Bなる関係となるようにする。このような手法を用いることによって、印刷物が接触したとしても色材が他の記録媒体に接触することがなくなり印刷物を高品位に保存することができる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る印刷装置について説明する。第1実施形態に係る印刷装置は、インクジェット記録方式を採用するインクジェットプリンタである。図1は本発明の第1実施形態に係る印刷装置の機構部全体の概略構成を示す図、図2は同印刷装置の要部を示す図、図3は同印刷装置のヘッド構成を説明する図、図4は同印刷装置の搬送ベルトの模式を示す図である。
印刷装置10は、装置本体1の内部に画像形成部2等を有し、装置本体1の下方側に多数枚の記録媒体である用紙3を積載可能な給紙トレイ4を備える。この給紙トレイ4から給紙される用紙3を取り込み、搬送機構5によって用紙3を搬送しながら画像形成部2によって所要の画像を記録した後、装置本体1の側方に装着された排紙トレイ6に用紙3を排紙する。
また、印刷装置10は、装置本体1に対して着脱可能な両面ユニット7を備える。両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構5によって用紙3を逆方向に搬送しながら両面ユニット7内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構5に送り込み、他面(裏面)印刷終了後、排紙トレイ6に排紙する。
画像形成部2は、ガイドシャフト11、12にキャリッジ13を摺動可能に保持し、図示しない主走査モータでキャリッジ13を用紙3の搬送方向と直交する方向に移動(主走査)させる。キャリッジ13には、液滴を吐出する複数の吐出口であるノズル孔14n(図3参照)を配列した液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド14を搭載し、またこの記録ヘッド14に液体を供給するインクカートリッジ15を着脱自在に搭載している。
なお、インクカートリッジ15に代えてサブタンクを搭載し、メインタンクからインクをサブタンクに補充供給する構成とすることもできる。記録ヘッド14は、例えば、図2及び図3に示すように、イエロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シアン(C)インク、ブラック(Bk)インクの各色液滴、及び後処理材である後処理インクの液滴を吐出する。記録ヘッド14は、液滴吐出ヘッドである独立した5個のインクジェットヘッド14y、14m、14c、14k、14CLを備える。インクジェットヘッド14CLは後処理材塗布部として動作する。
ここで、イエローインク、マゼンタインク、シアンインク、及びブラックインクは、耐候性に優れた顔料インクを使用する。また、後処理インクは、その組成として、有色のインクでの記録部より大きい膜厚を得られる無色透明のものであり、例えば分散剤として加える樹脂の粒径を大きくしたものを使用することができる。
水溶性樹脂のとしては、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン誘導体、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、アクリル酸、アクリル誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマール酸、フマール酸誘導体等から選ばれた少なくとも2つ以上の単量体からなるブロック共重合体、あるいはランダム共重合体、又はこれらの塩等が挙げられる。
これらの水溶性樹脂は、塩基を溶解させた水溶液に可溶なアルカリ可溶型樹脂である。また、これらの中でも重量平均分子量3000〜20000のものが、インクジェット用記録液に用いた場合に、分散液の低粘度化が可能であり、かつ分散も容易であるという利点があるので特に好ましい。
上述した樹脂の粒径を、用紙の受容層の空洞の大きさよりも大きくすることで受容層へ浸透しづらくなりインクが用紙表面上に留まりやすくする。更に後処理インク中に固形物、例えばガラスビーズ等を含ませてもその目的を達成することができる。
但し、特定画像以外の非記録部に後処理インクを付着させることで、用紙本来の風合いを損ねたり、後処理インクの付着部を用紙の表面上に外観上の差異が生じ、不自然に感じられたりすることがある。そのため、後処理インクの付着量はなるべく少量にすることが求められ、このことはコスト面から鑑みても同様のことがいる。
なお、記録ヘッドとして、各色のインク滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。また、色材としての有色インクの色数及び配列順序はこれに限るものではない。更に、色材は1種類を含む1種類以上であることとする。また、高速高解像度記録を達成するために更に1ヘッド以上の記録ヘッドを加えてノズル密度を拡張させることができる。
記録ヘッド14を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータを備えたものを使用できる。また、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータ等を備えたもの使用できる。
給紙トレイ4の用紙3は、給紙コロ(半月コロ)21と、分離パッド(図示しない)によって1枚ずつ分離され装置本体1内に給紙され、搬送機構5に送り込まれる。搬送機構5は、給紙された用紙3をガイド面23aに沿って上方にガイドし、また両面ユニット7から送り込まれる用紙3をガイド面23bに沿ってガイドする搬送ガイド部23を備える。また、搬送機構5は、用紙3を搬送する搬送ローラ24と、搬送ローラ24に対して用紙3を押し付ける加圧コロ25と、用紙3を搬送ローラ24側にガイドするガイド部材26とを備える。また、搬送機構5は、両面印刷時に戻される用紙3を両面ユニット7に案内するガイド部材27と、搬送ローラ24から送り出す用紙3を押圧する押し付けコロ28とを備える。
更に、搬送機構5は、記録ヘッド14で用紙3の平面性を維持したまま搬送するために、駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け渡した搬送ベルト33と、この搬送ベルト33を帯電させるための帯電ローラ34とを備える。更に、搬送機構5は、帯電ローラ34に対向するガイドローラ35と、搬送ベルト33を画像形成部2に対向する部分で案内するガイド部材(プラテンプレート)(図示しない)とを備える。また、搬送機構5は、搬送ベルト33に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラを備える。
ここで、搬送ベルト33は、無端状ベルトであり、駆動ローラ31と従動ローラ(テンションローラ)32との間に掛け渡されて、図1に示す矢示方向(用紙搬送方向)に周回するように構成している。この搬送ベルト33は、単層構成、又は図4に示すように第1層(最表層)33aと第2層(裏層)33bの2層構成あるいは3層以上の構成とすることができる。
例えば、この搬送ベルト33は、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とで構成する。帯電ローラ34は、搬送ベルト33の表層に接触し、搬送ベルト33の回動に従動して回転するように配置されている。
この帯電ローラ34には、高圧回路(高圧電源)(図示しない)から高電圧が所定のパターンで印加される。また、搬送機構5から下流側には画像が記録された用紙3を排紙トレイ6に送り出すための排紙ローラ38を備えている。このように構成した印刷装置において、搬送ベルト33は矢示方向に周回し、高電位の印加電圧(ACバイアス電圧)が印加される帯電ローラ34と接触することで正に帯電される。
この場合、帯電ローラ34からは所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、所定の帯電ピッチで極性を切り替えながら搬送ベルト33を帯電させる。ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト33上に用紙3が給送されると、用紙3内部が分極状態になり、搬送ベルト33上の電荷と逆極性の電荷が用紙3の搬送ベルト33と接触している面に誘電される。これにより、搬送ベルト33上の電荷と搬送される用紙3上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙3は搬送ベルト33に静電的に吸着される。
このようにして、搬送ベルト33に強力に吸着した用紙3は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。そこで、搬送ベルト33を周回させて用紙3を移動させ、キャリッジ13を片方向又は双方向に移動走査しながら画像信号に応じて記録ヘッド14を駆動し、図5(a)、(b)に示すように、記録ヘッド14から液滴14iを吐出(噴射)する。これにより、停止している用紙3に液滴であるインク滴を着弾させてドットDiを形成して1行分を記録し、用紙3を所定量搬送後、次の行の記録を行う。
記録終了信号又は用紙3の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了する。尚、図5(b)は図5(a)に示すドットDi形成部分を拡大したものである。このようにして、画像が記録された用紙3は排紙ローラ38によって排紙トレイ6に排紙される。
次に、この印刷装置10の制御について説明する。図6は同印刷装置の制御部の概要を示す図である。制御部100は、CPU(プロセッサ:Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103とを備えている。さらに、制御部100は、不揮発性メモリ(NVRAM:Non Volatile RAM)104とASIC(Application Specific Integrated Circuit)105と、を備えている。
CPU101は、装置全体の制御を司る。ROM102は、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納する。RAM103は、画像データ等を一時格納する不揮発性メモリ104は、装置の電源が遮断されている間もデータを保持する。ASIC105は、各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理する。
また、この制御部100は、印刷装置10の上位装置であるパーソナルコンピュータ等であるホスト90側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F106を備える。また、制御部100は、記録ヘッド14を駆動制御するための駆動波形を生成するヘッド駆動制御部107及びヘッドドライバ108と、を備える。更に制御部100は、主走査モータ110を駆動するための主走査モータ駆動部111と、副走査モータ112を駆動するための副走査モータ駆動部113とを備える。更に制御部100は、帯電ローラ34にACバイアスを供給するACバイアス供給部114、環境温度及び環境湿度の少なくとも一方を検出する環境センサ118、各種センサ(図示しない)からの検知信号を入力するためのI/O116などを備える。
また、この制御部100には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル117が接続されている。ここで、制御部100は、ホスト90側からの画像データを含む印刷データ等をケーブルあるいはネットを介してI/F106で受信する。ホスト90としては、パーソナルコンピュータ等の画像処理装置であるデータ処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置等が挙げられる。
なお、この制御部100に対する印刷データの生成出力は、ホスト90側のプリンタドライバ91によって行うようにしている。そして、CPU101は、I/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105でデータの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部107に画像データを転送する。
なお、画像出力するための印刷データのビットマップデータへの変換は、前述したようにホスト90側のプリンタドライバ91で画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしている。なお、この変換は、例えばROM102にフォントデータを格納して行ってもよい。ヘッド駆動制御部107は、駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器等で構成され、1つの駆動パルス(駆動信号)又は複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動波形をヘッドドライバ108に対して出力する。
ヘッドドライバ108は、駆動パルスを選択的に記録ヘッド14の圧力発生手段に印加して記録ヘッド14を駆動する。この駆動パルスは、シリアル入力される記録ヘッド14の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)に基づいてヘッド駆動制御部107から与えられる駆動波形により形成される。
例えば、ヘッドドライバ108は、クロック信号及びシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)とを備える。さらにヘッドドライバ108は、レベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含んで構成される。ヘッドドライバ108は、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで、ヘッド駆動制御部107からの駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド14の圧力発生手段に印加して記録ヘッド14を駆動する。
次に、印刷装置に対して画像データ(印刷データ)を転送するホスト側で実行される印刷プログラム(以下「プリンタドライバ」という。)を含む本発明に係る画像処理装置(データ処理装置)の一例について説明する。図7は本発明の実施形態1に係る印刷装置のプリンタドライバの一例を機能的に説明する図である。
ホスト90のプリンタドライバ91は、CMM(Color Management Module)処理部131、BG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)処理部132、γ補正部133、総量規制部134、中間調処理部135、ラスタライジング部136を備える。CMM処理部131は、アプリケーションソフトなどから与えられた画像データ130をモニター表示用の色空間から記録装置用の色空間への変換(RGB表色系→CMY表色系)を行う。BG/UCR処理部132は、CMYの値から黒生成/下色除去を行う。γ補正部133は、記録装置の特性やユーザの嗜好を反映した入出力補正を行う。
総量規制部134は、総量規制を行い、中間調処理部135は、画像データを記録装置から噴射するドットのパターン配置に置き換えるディザマトリクスを含む。ラスタライジング部136は、ドットパターンデータをスキャン毎のデータに分割し、更に記録を行う各ノズル位置に合わせてデータ展開する。このような構成により、プリンタドライバ91は、ラスタライジング部136の出力を上述した印刷装置に送出する。
次に、本発明の第1実施形態に係る印刷装置10の出力の流れについて説明する。図8は同印刷装置における出力の流れを示す図である。図8に示した各処理は、CMM処理部131で実行される。
この処理を行うことにより、CMM処理部131は、領域決定部と、階調値決定部とを実現する。領域決定部は、特定画像を形成する領域である第1領域と、この第1領域以外の領域である第2領域を特定する。また階調値決定部は、第1領域における紙面上の色材の高さAと、前記第2領域における紙面上の後処理材の高さBとが、A<Bなる関係となるように、第2領域に付着する後処理インクの階調値を決定する。
まず、入力画像の画素値を1画素ずつ参照し、当該画素が記録画素か非記録画素かを判断する(ステップS1)。R、G、Bの値がそれぞれ0でないとき(ステップS1、NO)には、この画素は特定画像を表示する第1領域であると判断される。この第1領域は後処理インク塗布の対象外となる(ステップS1、No)。
そして、CMM変換テーブルを参照し、RGBからCMYKへの色変換処理が行われる(ステップS3)。
一方、有色インクの記録を行わない非記録画素であると判断された場合(ステップS1、Yes)は、この画素は第2領域に属するものとして後処理インクの記録パターン画像とドットの記録率テーブルを参照して階調値が決定される(ステップS2)。
そして、ステップS1からステップS3の処理が全ての画素について処理される(ステップS4)。記録パターンとドット記録率については後述する。
このような後処理インクの記録パターンとしては、次に挙げる例とすることができる。図9は同印刷装置で作成したフォトブックへの後処理インク記録パターンの2つの例を示す図である。この例では、印刷物は、特定画像が写真であり、複数の記録媒体を綴じて形成されたフォトブック40である。図9では、フォトブック40を見開きの状態にした様子を示しており、灰色で塗りつぶした領域41は、後処理インクを塗布した箇所を示している。このフォトブック40のページ1は後処理インクを写真の輪郭部に記録した例、ページ2はチェックパターンを記録した例である。
すなわち、ページ1では第2領域のうち第1領域との境界に隣接する領域にだけ後処理インクを付着させるよう後処理インクの階調を決定している。また、ページ2では、第2領域にあらかじめ定めた模様を描くよう後処理インクが付着させるよう後処理インクの階調を決定している。なお、後処理インクの記録のパターンは図9に示したものに限らない。
以上のように後処理インクを付着させることにより、第2領域全体に後処理インクを塗布する場合よりも付着量を削減することができる。また、特定領域である写真の輪郭にのみに後処理インクを塗布するので用紙の風合いを損ねることがない。更に、後処理インクの塗布箇所が特定画像の領域(写真a〜写真eの領域)より厚くしているので、フォトブック40を閉じた状態でも、後処理インク記録部同士が接触するだけで、特定画像同士が重なり合うことで起こる転写を防止することができる。
なお、転写を抑制する効果は後処理インクの記録面積が大きいほど大きいため、インクの付着量をなるべく少なくするという目的とはトレードオフの関係にある。よって後処理インクの記録パターンを、特定画像の記録密度が高い場合は効果を優先して後処理インク付着面積が大きいパターンとし、特定画像の記録密度が低い場合は付着量の少なさを優先してインク付着面積が小さいパターンとすることができる。
この選択は、特定画像の大きさ等に応じて自動選択されるようにできる。また、後処理インクの付着量と、得られる効果のどちらを優先するかをユーザが選択できるようにし、後処理インクの記録パターンはその選択結果で決定されるようにできる。更に、特定画像を単位として、又はページを単位としてユーザが自由に選択できる。
更に図9に示したフォトブック40のページ2で用いたチェックパターンの他、ストライプ、ドットパターンのような幾何学模様で記録を行い、あえて視覚効果を発揮するようにしてもよい。
また、後処理インクの塗布部と用紙表面の界面で見た目の違和感を少なくするため、以下のようにできる。図10は同印刷装置で作成したフォトブックへの後処理インク記録パターンの第2例を示す図である。この例では、用紙3に記録した特定画像42の輪郭から外側に向けて後処理インク付着量を徐々に減らすようなパターン43、44、45、46を描いている。このような後処理インクのドットの階調記録が行うためには、表1に示すような後処理インクの記録率テーブルを備えておき、この記録率テーブルを参照して後処理インクの階調を決定すればよい。
Figure 0006136312
<第2実施形態>
次に第2実施形態に係る印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラムについて説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果を発揮させるため、プレス装置で機械的に用紙3を圧縮する。図11は本発明の第2実施形態に係る印刷装置における出力の流れを示す図である。第2実施形態に係る印刷装置では、特定画像が形成された印刷物にプレス加工を施して、特定画像以外の領域の高さを高くする。このため、1つの特定画像のサイズを取得し(ステップS11)、加工部材の調整可能サイズの中で記録部に合致するもしくは記録画像サイズを超えるサイズの中での最小値に調整し(ステップS12)、プレス加工を行う(ステップS13)。このステップS11からステップS13までの処理を全ての画像について行い(ステップS14)処理は終了する。
次に、このプレス加工を行うプレス装置について説明する。図12は同印刷装置のプレス装置の概念を示す図、図13は同印刷装置のプレス加工後のフォトブックを示す図である。プレス装置50は複数のローラ51、52、53、54を備えており、個々のローラ51、52、53、54の高さを変動させることで任意の加工幅に設定することができる。尚、図12には、4つのローラ51、52、53、54を記載したが、ローラは実際には、より多数とする。そして、特定画像の幅に合わせてプレス加工を行う。
図12に示す、ローラ51、54は、用紙3からもち上がった状態で保持されており、用紙3にプレス加工が行わない。用紙3は、ローラ52、53のように下がった状態で保持されている部分のみプレス加工される。これにより、用紙3は、図13に示すように、特定画像61の部分だけがプレスされてくぼみ、他の部分62より低い状態となる。なお、このくぼみは図12では視覚的に認識できるよう誇張して示しているが、実際には数10μm〜数mmまでの範囲に抑えられ、特定画像61と他の部分62との間に視覚的な違和感が生じないことが望ましい。
更にプレス装置のローラ51、52、53、54を加熱することでよりプレス効果を上げることもできる。プレス装置50は例えば記録ヘッドに隣接した箇所や、給紙部もしくは排紙部に備えることができる。前者の場合であれば、画像記録前後のタイミング又は画像記録中に記録ヘッドを走査させることで記録部にプレス加工を施すことが可能である。
但し、プレスローラと記録ヘッドの位置関係は隣接部のみに限らず、例えば加熱時に記録ヘッドも同時に加熱されてインク吐出が不安定にならないよう、記録ヘッドの走査ライン上であるが記録ヘッドからは離れた位置に備えるようにしてもよい。以上のようにして、フォトブックを図14に示すような形態に構成することによって、記録画像部同士が重なり合うことなく写真画像を長期保存することができる。
プレス装置としては、図12に示したものの他、以下の構成を備えるものとできる。図14は同印刷装置のプレス加工部材の第2の例を示す図である。このプレス装置70は、特定画像に対応する形状の凸部72を備えるローラ71と、このローラ71の凸部72に対応した凹部(図示しない)を備えるローラ73とを組み合わせたものである。ローラ71とローラ73との間に用紙3を通過させることにより、凸部72に対応したくぼみを形成できる。この例では、凸部72を長方形としているため、プレス加工部も長方形になるが、凸部を任意の形に設定すれば他の形状、例えば星型やハート型などのユニークな図形によるプレス加工も行える。
更にローラを加熱することにより効果を上げることもできる。プレス装置70は給紙部に備えてもよく、排紙部に備えていてもよい。もしくはプレス加工機としてプリンタと別途備えることもできる。
上述したプレス装置60、70を用いて用紙3を加工する場合、特定画像が記録されない用紙3の裏側は、プレス部が凸となるため見た目に違和感があるだけではなく、凸部が画像記録部であった場合は他方のページと接触して画質を損ねてしまう。そこで、図15に示すように、長尺の用紙81を使用し、片面81aだけ特定画像82を印刷する。そして、用紙紙搬送手段と折り曲げ手段を使用して、長尺の用紙81を蛇腹状に折り曲げて製本し、フォトブック80を構成する。このようにすれば、凸部になっている裏面81b同士が接触するのでプレス加工の効果を維持したまま製本が行える。
1…装置本体、2…画像形成部、3…用紙、14y、14m、14c、14k、14CL…‥ンクジェットヘッド、15…インクカートリッジ、24…搬送ローラ、25…加圧コロ、26…ガイド部材、27…ガイド部材、28…押し付けコロ、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…搬送ベルト、34…帯電ローラ、35…ガイドローラ、38…排紙ローラ、40…フォトブック、42…特定画像
特開2003−159864公報 特開2012−016932公報

Claims (16)

  1. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上の前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定部と、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定部と、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布部と、を備え、
    前記階調値決定部は、前記第2領域であって前記階調値を前記第1の領域との境界に近い領域ほど高さが大となるよう設定することを特徴とする印刷装置。
  2. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上の前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定部と、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定部と、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布部と、を備え、
    前記階調値決定部は、前記記録媒体における前記第2領域のうち前記第1領域との境界に隣接する領域にだけ前記後処理材を付着させるよう前記後処理材の前記階調値を決定することを特徴とする印刷装置。
  3. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上の前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定部と、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定部と、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布部と、を備え、
    前記階調値決定部は、前記記録媒体における前記第2領域にあらかじめ定めた模様を描くよう前記後処理材が付着するよう前記後処理材の階調を決定することを特徴とする印刷装置。
  4. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記後処理材を含まず前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定部と、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定部と、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布部と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 前記階調値決定部は、前記階調値を前記第1の領域との境界に近いほど前記後処理材の高さBが大となるよう設定することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  6. 前記階調値決定部は、前記記録媒体における前記第2領域のうち前記第1領域との境界に隣接する領域にだけ前記後処理材を付着させるよう前記後処理材の前記階調値を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷装置。
  7. 前記階調値決定部は、前記記録媒体における前記第2領域にあらかじめ定めた模様を描くよう前記後処理材が付着するよう前記後処理材の階調を決定することを特徴とする請求項4乃至6のうちいずれか一項に記載の印刷装置。
  8. 前記後処理材は、色材を含まないことを特徴とする請求項1乃至7に記載の印刷装置。
  9. 前記印刷物は、前記特定画像が写真であり、複数の記録媒体を綴じて形成されたフォトブックであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の印刷装置。
  10. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上に前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷方法であって、
    前記後処理材を含まず前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定ステップと、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定ステップと、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布ステップと、を備えることを特徴とする印刷方法。
  11. 請求項10に記載の各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とする印刷プログラム。
  12. 記録媒体に1種類以上の色材を付着して1以上の特定画像を形成した後、前記記録媒体上に前記特定画像以外の領域に後処理材を付着して印刷物を作成する印刷方法であって、
    前記特定画像を形成する領域である第1領域と、前記後処理材を形成する領域である第2領域を特定する領域決定ステップと、
    前記第1領域の高さAと、前記第2領域の高さBとが、A<Bなる関係となるように、前記後処理材の階調値を決定する階調値決定ステップと、
    前記階調値に基づいて前記後処理材を前記記録媒体に付着させる後処理材塗布ステップと、
    前記階調値を、前記第1の領域との境界に近いほど前記第2領域の高さBが大となるよう設定するステップと、を有することを特徴とする印刷方法。
  13. 記録媒体の1種類以上の色材が付着された1以上の特定画像領域と前記特定画像領域以外の領域を有する印刷物を形成する印刷装置であって、
    前記特定画像を形成する領域及び前記特定画像領域以外の領域を特定する領域決定部と、
    前記特定画像領域の高さAと、前記画像領域以外の領域の高さBとが、A<Bなる関係となるようにプレス加工する加工部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  14. 前記加工部は加熱され前記記録媒体をプレス加工する請求項13記載の印刷装置。
  15. 前記特定画像領域は、前記色材を付着する記録ヘッドにより形成され、前記加工部は、前記記録ヘッドに隣接した箇所に設けることを特徴とする請求項13又は14記載の印刷装置。
  16. 前記加工部は、前記記録媒体の給紙部に備えることができる請求項13又は14記載の印刷装置。
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