JP4887645B2 - 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品 - Google Patents

液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品 Download PDF

Info

Publication number
JP4887645B2
JP4887645B2 JP2005095973A JP2005095973A JP4887645B2 JP 4887645 B2 JP4887645 B2 JP 4887645B2 JP 2005095973 A JP2005095973 A JP 2005095973A JP 2005095973 A JP2005095973 A JP 2005095973A JP 4887645 B2 JP4887645 B2 JP 4887645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystalline
crystalline resin
parts
weight
reinforcing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005095973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006274068A (ja
JP2006274068A5 (ja
Inventor
隆行 長谷
和哉 大久保
茂 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2005095973A priority Critical patent/JP4887645B2/ja
Publication of JP2006274068A publication Critical patent/JP2006274068A/ja
Publication of JP2006274068A5 publication Critical patent/JP2006274068A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4887645B2 publication Critical patent/JP4887645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、耐熱性、低ソリ性に優れる鱗片状強化材を含有した液晶樹脂組成物およびそれからなる成形品に関するものである。
近年、プラスチックの高性能化に対する要求がますます高まり、種々の新規性能を有するポリマが数多く開発され、市場に供されているが、中でも分子鎖の平行な配列を特徴とする光学異方性の液晶性樹脂は、優れた流動性、耐熱性、低ガス性および機械的性質を有する点で注目されている。
そして、液晶性樹脂は、上記の特徴を生かして、近年急速に薄くかつ小さくなりつつある高機能製品の部品として使用される傾向にある。特にプリント配線基盤上に実装させるコネクター、リレー、スイッチ、コイルボビン等の電子部品への適用は著しい伸びを見せている。これら電子部品の実装にはハンダ付けする方法が一般的であり、プリント基板上の集積度の向上から、基板上にハンダを載せその上に電子部品を載せた後、高温に設定されたリフロー炉を通過させハンダを溶かし、固定する方法が増えつつある。
液晶性樹脂は機械的異方性および寸法異方性が大きいという欠点を有するため、リフロー処理による実装時に製品にソリが発生し、プリント基板との接着不良が発生するため鱗片状物を添加しソリを抑制する方法(例えば、特許文献1)が知られているが、リフロー実装時にこの鱗片状物を起点としたフクレが発生する問題があり、特に電子部品が吸湿するとこの傾向は顕著になる問題があった。
特開2003−321598号公報(段落〔0006〕〜〔0009〕)
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題とするものであり、具体的には、耐熱性、低ソリ性に優れ、リフロー実装の際、成形品のフクレ発生を抑制した鱗片状強化材を含有した液晶樹脂組成物およびそれからなる成形品を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定種類の鱗片状強化材を液晶性樹脂に特定範囲の量で添加することにより、耐熱性、低ソリ性を維持しながらリフロー実装時にフクレの発生が抑制された液晶性樹脂組成物および成形体が得られることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、上記の課題を達成するために本発明によれば、(A)液晶性樹脂100重量部に対して、(B)乾式粉砕法により得られた、体積平均粒子径17〜100μmの鱗片状強化材5〜230重量部および(D)高級脂肪酸金属塩を配合してなるリフロー実装用液晶性樹脂組成物が提供される。
さらに(C)繊維状強化材を含有せしめてなることが、好ましい条件として挙げられる。
また、本発明の成形品は、上記の液晶性樹脂組成物を成形してなることを特徴とする。
本発明によれば、以下に説明するとおり、液晶性樹脂の有する優れた耐熱性、低ソリ性を損なうことなく、リフロー実装時のフクレ、とりわけ製品が吸湿した際のフクレを抑制できる液晶性樹脂組成物および成形品が得られるため、高機能製品に好適に使用される部品、とりわけプリント配線基盤上に実装させる電子部品成形品の分野に与える効果が大きい。
本発明で用いる(A)液晶性樹脂としては、異方性溶融相を形成する液晶性ポリエステルおよび液晶性ポリエステルアミドなどが挙げられ、その具体例としては、芳香族オキシカルボニル単位、芳香族ジオキシ単位、芳香族ジカルボニル単位、エチレンジオキシ単位などから選ばれた構造単位からなる異方性溶融相を形成する液晶性ポリエステル、および上記構造単位と芳香族イミノカルボニル単位、芳香族ジイミノ単位、芳香族イミノオキシ単位などから選ばれた構造単位からなる異方性溶融相を形成する液晶性ポリエステルアミドが挙げられる。
異方性溶融相を形成する液晶性ポリエステルの例としては、好ましくは下記の(I)、(II)および(IV)の構造単位からなる液晶性ポリエステル、(I)、(II)、(III) および(IV)の構造単位からなる液晶性ポリエステル、および、(I)、(III) および(IV)の構造単位からなる液晶性ポリエステルなどが挙げられる。
Figure 0004887645
(ただし式中のR1 は、
Figure 0004887645
から選ばれた一種以上の基を示し、R2 は、
Figure 0004887645
から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位(II)および(III) の合計と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
上記構造単位(I)は、p−ヒドロキシ安息香酸から生成したポリエステルの構造単位であり、構造単位(II)は、4,4’−ジヒドロキシビフェニル、3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれた一種以上の芳香族ジヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、構造単位(III )は、エチレングリコールから生成した構造単位を、構造単位(IV)は、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸および1,2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸から選ばれた一種以上の芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を各々示す。これらのうちR1が
Figure 0004887645
であり、R2が
Figure 0004887645
であるものが特に好ましい。
また、液晶性ポリエステルアミドの例としては、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、p−アミノフェノールとテレフタル酸から生成した液晶性ポリエステルアミド、p−ヒドロキシ安息香酸、4,4’−ジヒドロキシビフェニルとテレフタル酸、p−アミノ安息香酸およびポリエチレンテレフタレートから生成した液晶性ポリエステルアミド(特開昭64−33123号公報)などが挙げられる。
本発明に好ましく使用できる液晶性ポリエステルは、上記構造単位(I)、(II)および(IV)からなる共重合体、または、(I)、(II)、(III) および(IV)からなる共重合体であり、上記構造単位(I)、(II)、(III) および(IV)の共重合量は任意である。しかし、流動性の点から次の共重合量であることが好ましい。
すなわち、上記構造単位(I)、(II)、(III)および(IV)からなる共重合体である場合は、耐熱性、難燃性および機械的特性の点から、上記構造単位(I)および(II)の合計は、構造単位(I),(II)および(III) の合計に対して60〜95モル%が好ましく、75〜93モル%がより好ましい。また、構造単位(III) は、構造単位(I),(II)および(III) の合計に対して40〜5モル%が好ましく、25〜7モル%がより好ましい。また、構造単位(I)の構造単位(II)に対するモル比[(I)/(II)]は、耐熱性と流動性のバランスの点から好ましくは75/25〜95/5であり、より好ましくは78/22〜93/7である。また、構造単位(IV)は構造単位(II)および(III) の合計と実質的に等モルである。
一方、上記構造単位(I)、(II)および(IV)からなる共重合体である場合は、流動性の点から上記構造単位(I)は構造単位(I)および(II)の合計に対して40〜90モル%であることが好ましく、60〜88モル%であることが特に好ましい。構造単位(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルである。
なお、上記において「実質的に等モル」とは、末端を除くポリマー主鎖を構成するユニットとしてはジオキシ単位とジカルボニル単位が等モルであるが、末端を構成するユニットとしては必ずしも等モルとは限らないことを意味する。
なお、本発明で好ましく使用できる上記液晶性ポリエステルを重縮合する際には、上記構造単位(I)〜(IV)を構成する成分以外に、3,3’−ジフェニルジカルボン酸、2,2’−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノンなどの芳香族ジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどの脂肪族、脂環式ジオール、m−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸などを、本発明の目的を損なわない程度の少割合の範囲でさらに共重合せしめることができる。
また、液晶性ポリエステルアミドとしては、上記好ましい液晶性ポリエステルに、さらにp−アミノフェノールおよび/またはp−アミノ安息香酸を共重合したものも好ましく挙げることができる。
本発明における(A)液晶性樹脂の製造方法は、特に制限がなく、公知のポリエステルの重縮合法に準じて製造できる。
例えば、上記の好ましく用いられる液晶性ポリエステルの製造において、上記構造単位(I)、(II)および(IV)からなる共重合体である場合は下記(1)および(2)の製造方法が、構造単位(I)、(II)、(III)および(IV)からなる共重合体である場合は下記(3)の製造方法が好ましく挙げられる。
(1)p−アセトキシ安息香酸および4,4’−ジアセトキシビフェニル、4,4’−ジアセトキシベンゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮合反応によって液晶性ポリエステルを製造する方法。
(2)p−ヒドロキシ安息香酸および4,4’−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル化した後、脱酢酸重縮合反応によって液晶性ポリエステルを製造する方法。
(3)ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルのポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下で、(1)または(2)の方法により液晶性ポリエステルを製造する方法。
これらの重縮合反応は無触媒でも進行するが、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましいときもある。
本発明における(A)液晶性樹脂は、ペンタフルオロフェノール中で対数粘度を測定することが可能なものもあり、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定した値で0.5dl/g以上が好ましく、特に上記構造単位(I)、(II)、(III) および(IV)からなる共重合体である場合は1.0〜3.0dl/gが好ましく、上記構造単位(I)、(II)および(IV)からなる共重合体である場合は2.0〜10.0dl/gが好ましい。
また、本発明における(A)液晶性樹脂の溶融粘度は、1〜2,000Pa・sが好ましく、特に2〜1,000Pa・sがより好ましい。
なお、上記の溶融粘度は、液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃の条件で、ズリ速度1,000/秒の条件下で高化式フローテスターによって測定した値である。
ここで、融点(Tm)とは示差熱量測定によりポリマを室温から20℃/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度Tm1 の観測後、Tm1 +20℃の温度でまで昇温し、同温度で5分間保持した後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却した後、再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度を指す。
本発明で用いる(B)鱗片状強化材は、乾式粉砕法によって製造されるものが使用される。マイカ、タルク、ワラステナイトなどの鱗片状強化材は、通常、粉砕により粒径を制御して用いられるが、その粉砕法としてはいわゆる湿式湿式粉砕法、あるいは粉砕、分級、仕上げの工程を経て得られる乾式粉砕法が挙げられるが、本発明においては、リフロー実装時のフクレを抑制する観点から、乾式粉砕法を用いることが重要である。乾式粉砕法としては、原料鉱石をピンミル、ハンマーミルなどで乾式粗粉砕した後、ジェットミル、ローラミル、ボールミル、ミクロンミルなどで乾式微粉砕する方法が挙げられ、これにより(B)鱗片状強化材を得ることができる。なかでもジェットミルで乾式粉砕を行うのが好ましい。
本発明で用いる(B)鱗片状強化材としては、ガラスフレーク、タルク、マイカ、ワラステナイトおよびグラファイトなどを挙げることができるが、これらのうちタルク、マイカが好ましく、マイカが最も好ましい。
本発明の(B)鱗片状強化材の体積平均粒子径は、17〜100μmであり、好ましくは17〜60μmであり、より好ましくは17〜40μmである。(B)鱗片状強化材の粒子径が小さすぎると成形加工性に劣り、大きすぎるとソリが大きくなり好ましくない傾向が招かれることがある。なお、体積平均粒子径は、レーザー回折散乱法による(例えば、日機装株式会社製:マイクロトラック粒度分布測定装置)測定値である。
本発明で用いる(B)鱗片状強化材は、(A)液晶性樹脂100重量部に対して、5〜230重量部用いられ、好ましくは5〜100重量部、より好ましくは10〜80重量部用いられる。(B)鱗片状強化材が上記の範囲よりも少なすぎると成形品のソリが大きくなり、多すぎるとリフロー時のフクレが多くなるため好ましくない。
さらに、本発明の液晶性樹脂組成物には、(C)繊維状強化材を配合することが可能であり、それらの具体例としては、ガラス繊維、炭素繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、セラミックス繊維、アスベスト繊維、石こう繊維、ウィスカ(例えばホウ酸アルミウィスカ、チタン酸カリウムウィスカ、石膏ウィスカなど)、および金属繊維(例えばステンレス繊維)などの無機質繊維などを挙げることができる。これらのうちガラス繊維およびウィスカが特に好ましく使用される。
本発明で用いる(C)繊維状強化材は、(A)液晶性樹脂100重量部に対して、5〜100重量部用いられ、好ましくは5〜80重量部、より好ましくは10〜60重量部用いられる。(C)繊維状強化材が多すぎると成形品のソリが大きくなるという好ましくない傾向が招かれることがある。
本発明で用いる(C)繊維状強化材の組成物中の数平均長さは、5〜500μmであり、好ましくは5〜400μm、より好ましくは5〜300μmである。(C)繊維状強化材の長さが長すぎる場合も、成形品のソリが大きくなるという好ましくない傾向が招かれることがある。
本発明の液晶性樹脂組成物は、さらに(D)高級脂肪酸金属塩を添加することで、成形加工性を向上せしめることが可能である。なお、ここでいう高級脂肪酸とは、炭素数12以上の脂肪酸を意味し、炭素数12〜22の脂肪酸が好ましく、それらの具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、およびベヘニン酸などが挙げられる。また、高級脂肪酸金属塩の金属としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属などが挙げられる。本発明で用いる高級脂肪酸金属塩としては、130℃以上の融点を有するものが、得られる液晶性樹脂組成物の成形加工性の点から好ましく、200℃以上の融点を有するものがより好ましい。具体的には、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ベヘニン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ラウリン酸バリウム、ベヘニン酸バリウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸リチウム、ベヘニン酸リチウム、ステアリン酸カリウム、およびステアリン酸ナトリウムが用いられ、好ましくはステアリン酸バリウム、ラウリン酸バリウム、ベヘニン酸バリウム、ステアリン酸リチウム、ベヘニン酸リチウム、ステアリン酸カリウム、およびステアリン酸ナトリウムが用いられ、より好ましくはステアリン酸リチウム、ステアリン酸カリウム、およびベヘニン酸リチウムが用いられる。
なお、本発明において、高級脂肪酸の融点は、示差熱量測定により室温から20℃/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温度により測定することができる。
上記(D)高級脂肪酸金属塩は、液晶性樹脂組成物の成形加工性、機械特性の点から、(A)、(B)および(C)の合計100重量部に対し、通常、1.0重量部以下で用いられ、好ましくは0.5重量部以下、より好ましくは0.3重量部以下で用いられる。下限については特に制限はないが、0.003重量部以上用いることが好ましい。
本発明の液晶性樹脂組成物には、本発明の目的を損なわない程度の範囲で、酸化防止剤および熱安定剤(たとえばヒンダードフェノール、ヒドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換体など)、紫外線吸収剤(たとえばレゾルシノール、サリシレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなど)、離型剤(モンタン酸およびその塩、そのエステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、ステアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、染料(たとえばニグロシンなど)および顔料(たとえば硫化カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラックなど)を含む着色剤、可塑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤などの通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂(フッ素樹脂など)を添加して、所定の特性を付与することができる。この場合、リフロー実装時の鉛フリーハンダに代表されるハンダ等の異種材との接着を阻害しやすいものは好ましくないので、種類および添加量に注意が必要である。なお、本発明においてリフロー実装とはプリント配線基板等のハンダ被接着体にペースト状のハンダ(好ましくは鉛フリーハンダ)をのせ、そこに部品を実装し、直接、熱を加えてハンダを溶かし、ハンダ付けを行う方法である。リフロー温度は通常、200℃以上、好ましくは230℃以上、より好ましくは250℃±5℃で行われる。200℃以上での加熱時間は通常3秒〜10分程度であり、5秒〜3分程度であることが好ましい。
本発明の液晶性樹脂組成物は、溶融混練により製造することが好ましく、溶融混練には公知の方法を用いることができる。例えば、バンバリーミキサー、ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを用いることができる。これらのうち、本発明の液晶性樹脂組成物は、強化材を均質に分散性良く混練する必要性から、押出機を用いることが好ましく、二軸押出機を用いることがより好ましく、なかでも中間添加口を有する二軸押出機を用いることが特に好ましい。溶融混練方法は、原料供給口から(A)液晶性樹脂を二軸押出機に供給し、(A)液晶性樹脂を溶融させ、該溶融状態の(A)液晶性樹脂に中間添加口から(B)鱗片状強化材および(C)繊維状強化材を供給するのが好ましい。ただし、(D)高級脂肪酸金属塩は、(A)液晶性樹脂やその他の添加剤とともに二軸押出機中で溶融混練してもよいが、溶融混練押出後のペレットに固相状態で物理混合によるブレンド(例えば混合機としてはタンブラーミキサ、リボンブレンダなどが好ましい)するのが、成形加工性を飛躍的に向上させるにはより好ましい。
このようにして得られる本発明の接着用液晶性樹脂組成物は、耐熱性に優れ、かつソリ特性も損なうことがないため、公知の成形法により各種成形品に成形されるが、その優れた薄肉流動性を活かして、射出成形することが好ましい。
かくして得られる成形品は、リフロー実装時のフクレを抑制することができ、特に
製品が吸湿した際のフクレ抑制効果が極めて高い。
そして、本発明の液晶性樹脂組成物は、電気、電子、自動車、機械、雑貨などの用途に限定なく、リフロー実装される用途の成形品として使用できるが、とりわけ製品が吸湿する用途に好ましく使用できる。
本発明の液晶性樹脂組成物からなる成形品の具体例としては、各種装置のワク・ハウジング、コイル封止部品、気体・液体・固体などを封入した容器、リレー部品、金属インサート部品、カードコネクタ、FPCコネクター、精密部品搬送用容器、光ピックアップレンズホルダ、プリント基板上に実装される成形品などが挙げられる。
以下、実施例により本発明をさらに詳述する。
(A)液晶性樹脂の製造方法
[参考例1]
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4’−ジヒドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテレフタレート216重量部および無水酢酸960重量部を、撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、窒素ガス雰囲気下で撹拌しながら、室温から150℃まで昇温しながら3時間反応させ、150℃から250℃まで2時間で昇温し、250℃から330℃まで1.5時間で昇温させた後、325℃、1.5時間で6.5×10−3Paまで減圧し、さらに約0.25時間撹拌を続け重縮合を行った。芳香族オキシカルボニル単位80モル当量、芳香族ジオキシ単位7.5モル当量、エチレンジオキシ単位12.5モル当量、芳香族ジカルボン酸単位20モル当量からなる融点314℃、溶融粘度25Pa・s(324℃、オリフィス0.5mm直径×10mm、ズリ速度1,000/秒)の液晶性ポリエステル(A1)を得た。
[参考例2]
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4’−ジヒドロキシビフェニル168重量部、テレフタル酸150重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテレフタレート173重量部および無水酢酸1011重量部を、撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、窒素ガス雰囲気下で撹拌しながら室温から150℃まで昇温しながら3時間反応させ、150℃から250℃まで2時間で昇温し、250から335℃まで1.5時間で昇温させた後、335℃、1.5時間で6.5×10−3Paまで減圧し、さらに約0.25時間撹拌を続け重縮合を行った。芳香族オキシカルボニル単位80モル当量、芳香族ジオキシ単位10モル当量、エチレンジオキシ単位10モル当量、芳香族ジカルボン酸単位20モル当量からなる融点328℃、溶融粘度18Pa・s(338℃、オリフィス0.5mm直径×10mm、ズリ速度1,000/秒)の液晶性ポリエステル(A2)を得た。
[参考例3]
特開昭54−77691号公報に従って、p−アセトキシ安息香酸921重量部と6−アセトキシ−ナフトエ酸435重量部を、撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重縮合を行った。p−アセトキシ安息香酸から生成した構造単位57モル当量および6−アセトキシ−ナフトエ酸から生成した構造単位22モル当量からなる融点283℃溶融粘度30Pa・s(293℃,オリフィス0.5mm直径×10mm、ズリ速度1,000/秒)の液晶性ポリエステル(A3)を得た。
(B)鱗片状強化材の製造方法
[参考例4]
マイカ原石をハンマーミルで乾式粗粉砕し、ジェットミルで乾式微粉砕した後、篩分級により体積平均粒子径30μmの鱗片状強化材(B1)を得た。
[参考例5]
乾式微粉砕をピンミルで行う以外は[参考例4]と同様に行い、体積平均粒子径70μmの鱗片状強化材を(B2)を得た。
[参考例6]
[参考例4]と同様に行い、体積平均粒子径12μmの鱗片状強化材を(B3)を得た。
[参考例7]
マイカと水が同時に存在する状態で剪断力を加えて粉砕する湿式粉砕法により粉砕後、篩分級により体積平均粒子径30μmの鱗片状強化材(B4)を得た。
[参考例8]
マイカのかわりにタルク原石を原料として用いる以外は[参考例4]と同様に行い、体積平均粒子径25μmの鱗片状強化材(B5)を得た。
[実施例1,比較例1〜
シリンダー設定温度を液晶性樹脂の融点+10℃、スクリュウ回転数を250rpmに設定した、44mm直径の中間添加口を有する2軸押出機(日本製鋼所製TEX−44)を用いて、参考例1〜3で得た液晶性樹脂100重量部を原料供給口から添加して溶融状態とし、(B)鱗片状強化材および(C)繊維状強化材を表1に示す割合で中間添加口から供給し、吐出量50kg/時間で溶融混練してペレットを得た。このペレットを用いて下記の各特性を評価した。その結果を表1に示す。
なお、(C)繊維状強化材および(D)高級脂肪酸金属塩としては、それぞれ下記のものを使用した。
C1:ガラス繊維(日本電気硝子社製ECS790DE 平均繊維径6μm)
C2:ミルドガラス繊維(日本電気硝子社製EPG40M 平均繊維径9μm)
C3:ホウ酸アルミウィスカ(四国化成工業社製YS3A 平均繊維径0.8μm)
D1:ステアリン酸リチウム(融点216℃)(勝田化工社製)
[特性の測定法]
コネクター成形品の作成:FANUC ROBOSHOT α−30i(ファナック株式会社製)に供し、射出速度150mm/秒、充填時間0.1秒、成形温度は液晶性樹脂の融点+15℃の条件で、図1aに示す端子間ピッチ(Lp)が0.4mm、製品の最小肉厚部(Lt)(隔壁部3)が0.2mm、外形寸法が幅3mm×高さ2mm×長さ30mm、平均肉厚が0.3mmのコネクター型の長尺成形品(コネクター成形品1)を連続成形を行った。 図1aは上記コネクター成形品1の斜視図であり、ピッチ間距離0.4mmで、0.2mmの最小肉厚部である隔壁部3を有する箱形のコネクター成形品1の片側の短尺面2に設置したピンゲートG1(ゲート径0.3mm)から樹脂を充填し、成形品を得た。
(1)ハンダ耐熱性:
コネクター成形品を以下に示す条件で吸湿処理を行い、リフローテストを実施した。
・吸湿処理:85℃,85%RH,162hrで処理(恒温恒湿槽プラチナスKシリーズPR−1ST:エスペック社製)した。
・リフローテスト:250℃に加熱されたオーブン中に上記コネクター成形品 200個を10分間放置し、フクレ発生率を測定した。試験片表面に一個でもフクレが存在した場合にはフクレ発生とし、すなわち(フクレ発生率)=(フクレがなかった試験片)/(フクレが一個でも発生した試験片)[%]である。フクレ発生率が、1%以下のものを「優れる」(二重丸)、5%以下のものを「良好」(丸)、それよりも大きいものを「劣る」(バツ)とした。
(2)寸法特性:
コネクター製品のソリ量を測定した。なお、長尺成形品の長尺方向の両端を直線で結んだ線を基準とし、そこからの寸法差をソリ量とした。図1bは上記長尺成形品においてソリ量の測定部位を示す概念図であり、A−B面を基準面aとして、最大変形面bとの差をソリ量とした。ソリ量が0.05mm以下のものを「優れる」(二重丸)、0.10mm以下のものを「良好」(丸)、それよりも大きいものを「劣る」(バツ)とした。
(3)成形加工性:
・計量時間:ペレットを日精PS60E9ASE射出成形機(日精樹脂工業株式会社製)に供し、成形温度を液晶性樹脂の融点+10℃、射出圧力30MPaの条件で連続成形(充填時間0.4秒,成形サイクル:射出時間/冷却時間/中間=1.0/10.0/0.1秒,スクリュウ回転数145rpm,背圧5%,サックバック5mm,金型温度90℃)を行い、円筒形の成形品(外径25mm,内径24mm,高さ40mm,ゲート径0.5mm)を成形した。20ショットについて捨てショットを実施後、続く20ショットの計量時間の算術平均値を求めた。計量時間が5秒以下のものを「優れる」(二重丸)、9秒以下のものを「良好」(丸)、それよりも大きいものを「劣る」(バツ)とした。
これらの結果を表1に示した。
Figure 0004887645
以上の結果から、本発明の液晶性樹脂組成物は、比較例の樹脂組成物と比較して、成形加工性を損なうことなく、耐熱性・低ソリ性に優れた組成物であることがわかる。
本発明の液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品は、液晶性樹脂の有する優れた耐熱性、流動性、機械特性を損なうことなく、優れた成形加工性と低ソリ性を両立できるので、高機能製品に好適に使用される部品、とりわけリフロー実装など、鉛フリーハンダに代表されるハンダ等の異種材と接着を行う成形品、具体的には、各種装置のワク・ハウジング、コイル封止部品、気体・液体・固体などを封入した容器、リレー部品、金属インサート部品、カードコネクタ、FPCコネクター、精密部品搬送用容器、光ピックアップレンズホルダ、プリント基板上に実装される成形品などに好適に使用することができる。
図1aは実施例で成形した寸法特性評価用成形品の斜視図であり、図1bは該成形品のソリ量の測定部位を示す概念図である。
符号の説明
1 コネクター成形品
2 短尺面
4 隔壁部
G1 ピンゲート
a 基準面
b 最大変形面
Lp 端子間ピッチ
Lt 最小肉厚部

Claims (6)

  1. (A)液晶性樹脂100重量部に対して、(B)乾式粉砕法により得られる、体積平均粒子径17〜100μmの鱗片状強化材5〜230重量部および(D)高級脂肪酸金属塩を配合してなるリフロー実装用液晶性樹脂組成物。
  2. さらに(C)繊維状強化材を含有せしめてなる請求項1記載の液晶性樹脂組成物。
  3. (A)液晶性樹脂100重量部に対して(C)繊維状強化材を5〜100重量部、(A)液晶性樹脂、(B)乾式粉砕法により得られる、体積平均粒子径17〜100μmの鱗片状強化材および(C)繊維状強化材の合計100重量部に対して(D)高級脂肪酸金属塩を0.003〜1.0重量部配合してなる請求項2記載の液晶性樹脂組成物。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載の液晶性樹脂組成物を成形してなる成形品。
  5. 液晶性樹脂、鱗片状強化材および高級脂肪酸金属塩を配合してなる液晶性樹脂組成物の製造方法であって、鱗片状強化材を体積平均粒子径17〜100μmに乾式粉砕した後、液晶性樹脂に、液晶性樹脂100重量部に対して5〜230重量部配合することを特徴とする液晶性樹脂組成物の製造方法。
  6. さらに繊維状強化材を配合することを特徴とする請求項5記載の液晶性樹脂組成物の製造方法。
JP2005095973A 2005-03-29 2005-03-29 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品 Active JP4887645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095973A JP4887645B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095973A JP4887645B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006274068A JP2006274068A (ja) 2006-10-12
JP2006274068A5 JP2006274068A5 (ja) 2008-05-08
JP4887645B2 true JP4887645B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=37209121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005095973A Active JP4887645B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4887645B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11174342B2 (en) 2019-05-17 2021-11-16 Sumitomo Chemical Company, Limited Pellet of liquid crystal polyester resin composition and method of producing pellet of liquid crystal polyester resin composition

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5172279B2 (ja) * 2006-11-06 2013-03-27 上野製薬株式会社 液晶ポリマー組成物およびそれからなる成形品
TW201132747A (en) 2009-11-16 2011-10-01 Sumitomo Chemical Co Liquid crystalline polyester composition for connector and connector using the same

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04213354A (ja) * 1990-11-29 1992-08-04 Toray Ind Inc 液晶ポリエステル樹脂組成物
JPH06172619A (ja) * 1992-12-02 1994-06-21 Toray Ind Inc 液晶性樹脂組成物
JP4450902B2 (ja) * 1999-10-08 2010-04-14 ポリプラスチックス株式会社 液晶性ポリマー組成物
JP2001207054A (ja) * 2000-01-24 2001-07-31 Polyplastics Co 液晶性ポリマー成形品
JP2003128944A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Otsuka Chem Co Ltd 樹脂組成物及び成形品
JP2003221512A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Dainippon Ink & Chem Inc 熱可塑性樹脂成形物品
JP2003268252A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Polyplastics Co 液晶性ポリマー組成物
JP4161611B2 (ja) * 2002-04-26 2008-10-08 東レ株式会社 液晶性樹脂組成物、それからなる長尺成形品およびその製造方法
JP3901101B2 (ja) * 2003-01-22 2007-04-04 住友金属工業株式会社 高炭素ブライト鋼板の製造方法
JP4463637B2 (ja) * 2004-07-30 2010-05-19 ポリプラスチックス株式会社 液晶性ポリエステル樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11174342B2 (en) 2019-05-17 2021-11-16 Sumitomo Chemical Company, Limited Pellet of liquid crystal polyester resin composition and method of producing pellet of liquid crystal polyester resin composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006274068A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI762742B (zh) 液晶聚酯樹脂組成物及成形體
JP5136324B2 (ja) 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP5308800B2 (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物
KR101353100B1 (ko) 액정 중합체 조성물, 이것의 제조 방법 및 이것을 이용한성형품
TWI773853B (zh) 液晶聚酯樹脂組成物及成形體
JP5087958B2 (ja) 液晶性樹脂組成物からなる成形品
US20070219301A1 (en) Liquid-Crystal Polyester Resin Composition
JP2003246923A (ja) コネクター用液晶性ポリエステル樹脂組成物
JP2010003661A (ja) 平面状コネクター
WO2011033892A1 (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物の成形方法および成形体
CN108137907B (zh) 照相机组件用液晶性聚酯树脂组合物及由其形成的照相机组件用成型品
JP2007254717A (ja) 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2012021147A (ja) 液晶性ポリエステル樹脂組成物及びそれからなるコネクター
JP2007254716A (ja) 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP4887645B2 (ja) 液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP4161611B2 (ja) 液晶性樹脂組成物、それからなる長尺成形品およびその製造方法
JP3045065B2 (ja) 液晶性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびその成形品
JP5446692B2 (ja) 液晶性ポリエステル樹脂組成物
JP5281751B2 (ja) 液晶性ポリマー組成物及びその製造方法、並びに、これを用いた成形品及び平面状コネクター
JP2005200495A (ja) 接着用液晶性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2005060443A (ja) ランプユニット部品用樹脂組成物、それから得られるランプユニット部品
JP3269218B2 (ja) 難燃化液晶ポリエステル組成物
JP2550797B2 (ja) 液晶ポリマ樹脂組成物
JP4765242B2 (ja) 錠剤、その製造方法およびそれから得られる成形品
JP2000159999A (ja) 筐体用繊維強化樹脂組成物および筐体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4887645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3