JP4880771B2 - X線発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線発生装置に関する。詳しくは、食料品や工業製品などの被検査物に対して、X線を照射して、X線の透過量から被検査物中の異物等を検出する非破壊検査に用いられるX線発生装置に関する。また、医療分野における検査に使用されるX線発生装置に関する。
従来、工業用の非破壊検査やペットなど動物の検査及び歯科診断に小型のX線発生装置が使用されている。中でも、X線管と高電圧発生装置を1つの筐体内に搭載するモノタンク又はモノブロックと呼ばれる型のX線発生装置が使用されている(例えば特許文献1参照)。
図9にモノタンク型のX線発生装置の1例を示す。このX線発生装置(モノタンク)1Xは、筐体8内にX線管2と、X線管2に電力を供給する高電圧発生装置3を有している。更に、筐体8内に絶縁油4を充填している。このX線管2は、陽極5と陰極6を有している。また、X線管2は、陽極5に陽極放熱器17を設置している。更に、X線管2は、絶縁体21、31と、X線の散乱を防止するためのX線遮蔽部材32で囲まれている。なお、破線で示すL1は熱電子及び照射X線の進路を示しており、7はX線照射窓、23はX線照射フランジ、Fは焦点を示している。
次に、X線発生装置1Xの動作について説明する。まず、高電圧発生装置3でX線管2に、10kV〜500kVの電圧を印加する。具体的には、例えば陽極5を+50kVに、陰極6を−50kVに印加する(電圧差100kV)。この電気により、X線管2の陰極6のフィラメントが点灯し、熱電子を放出する。熱電子は対向する陽極5に衝突する(ここを焦点Fとする)。この衝突のエネルギーでX線が発生する。このX線を、X線照射窓7から照射X線L1として外部に取出し、利用する。
このX線発生装置1Xの動作中は、X線嵌2が例えば±50kVに、筐体8が±0Vになる。この電位差により、放電(スパーク)が発生する危険性がある。この放電を防止するために、X線管2の周囲に絶縁体21、31を配置し、絶縁油4を充填している。この絶縁体21、31は耐絶縁油性の樹脂やセラミックスが使用されている。なお、絶縁油4は、放電防止と共にX線管2を冷却する機能も有している。
また、X線は陽極5の焦点Fで放射状に散乱するため、X線発生装置1Xの全方向にX線を照射してしまう危険性がある。このX線により被曝を防止するため、X線管2の周囲にX線遮蔽部材32を配置している。このX線遮蔽部材32は、一般的には鉛を使用している。これは、X線遮蔽効果が高いためである。
上記のX線発生装置1Xは、いくつかの問題点を有している。第1に、X線遮蔽部材32に鉛を使用しているという問題を有している。鉛は人体に有害であり、廃棄物として自然環境に悪影響を与えるため、鉛は使用しないことが望ましい。この鉛の代わりとしてX線遮蔽率の高いタングステンを使用することも考えられる。しかし、タングステンは高価であり、1kgあたり12000円から15000円程度となる。
第2に、小型化に限界があるという問題を有している。これは、散乱するX線を遮蔽するために十分な厚さのX線遮蔽部材32が必要であり、また、放電を防止するために十分な厚さの絶縁体21、31が必要になるためである。なお、X線遮蔽効果は、X線遮蔽部
材32の厚さに比例する。同様に、絶縁効果は、絶縁体21、31の厚さに比例する。
特開2007−80568号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、筐体内に、X線管と高電圧発生装置を設置して且つ絶縁油を充填したX線発生装置において、鉛を使用せず、小型で、製造コストを抑え、環境負荷を低減し、更に冷却性能の高いX線発生装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係るX線発生装置は、筐体内に、X線を発生するX線管と高電圧発生装置を有し且つ絶縁油を充填したX線発生装置において、前記X線管をX線管ホルダ内に設置し、前記X線管ホルダの材質が、少なくとも酸化ビスマスと樹脂を含んでおり、前記X線管ホルダが、前記X線管がX線を照射するX線照射窓に対応する部分に開口部を有し、且つ前記X線管ホルダの内外で前記絶縁油を循環するための複数のスリットを有したことを特徴とする。
この構成により、鉛を使用しないX線発生装置を提供することができる。また、酸化ビスマスはそれ自体が絶縁体であり、鉛やタングステンのような導電性がない。つまり、X線遮蔽部材と絶縁体の機能を兼ね備えた酸化ビスマスを使用する構成によりX線発生装置の小型化を実現することができる。更に、X線遮蔽部材にタングステン等の高価な材料を使用しないため、X線発生装置の製造コストを抑制することができる。なお、酸化ビスマスは、1kg当り3000円程度である。加えて、X線管ホルダに複数のスリットを形成した構成により、X線管を効率的に冷却することができる。
上記のX線発生装置において、前記X線管ホルダの前記スリットを、前記X線管から放射状に散乱するX線の進行方向に交わる方向に形成したことを特徴とする。この構成により、X線管ホルダが散乱するX線(散乱X線)を遮蔽することができる。
上記のX線発生装置において、前記X線管ホルダが、酸化ビスマスの粉体を絶縁性の樹脂で成型した成形体で構成され、前記酸化ビスマスの重量が前記X線管ホルダの50%以上を占めることを特徴とする。この構成により、X線管ホルダのX線遮蔽効果及び絶縁効果を向上することができる。これは、X線管ホルダのX線遮蔽効果及び絶縁効果は、含有する酸化ビスマスの質量が多いほど高くなるからである。
上記のX線発生装置において、前記X線管ホルダが、酸化ビスマスの粉体を絶縁性の樹脂で成型した成形体で構成され、前記酸化ビスマスの重量が前記X線管ホルダの90%以上を占めることを特徴とする。この構成により、上記と同様の作用効果を得ることができる。
上記のX線発生装置において、前記X線管ホルダが、前記スリットに接続した油循環路と、前記油循環路に接続した放熱装置を有しており、前記X線管ホルダが、前記絶縁油を、前記油循環路を介して前記放熱装置に送り、前記放熱装置で冷却し、前記X線管ホルダ内に戻す構成を有していることを特徴とする。この構成により、X線管の冷却性能を向上することができるため、X線発生装置の連続使用が可能となる。
本発明に係るX線発生装置によれば、鉛を使用せず、小型で、製造コストを抑え更に冷却性能の高いX線発生装置を提供することができる。
本発明に係る実施の形態のX線発生装置を示した図である。 本発明に係る実施の形態のX線発生装置のX線管及びX線管ホルダを示した斜視図である。 本発明に係る実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダを示した図である。 本発明に係る実施の形態のX線発生装置のスリット周辺の拡大図である。 本発明に係る実施の形態のX線発生装置のスリット周辺の拡大図である。 本発明に係る異なる実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダを示した図である。 本発明に係る異なる実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダを示した図である。 本発明に係る実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダを示した端面図である。 従来のX線発生装置を示した図である。
以下、本発明に係る実施の形態のX線発生装置について、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明に係る実施の形態のX線発生装置1を示す。X線発生装置1は、筐体8内に、X線を発生するX線管2と、高電圧発生装置3を有し且つ絶縁油4を充填している。このX線管2を、X線管ホルダ10内に設置している。このX線管ホルダ10は、酸化ビスマスを合成樹脂で固めた成型品である。また、X線管ホルダ10は、絶縁油4を循環するための複数のスリット11を有している。更に、X線管2に設置した陽極放熱部17は、X線管ホルダ10の外部に位置するように構成している。この陽極放熱器17に対向する筐体8の面には、絶縁体21を設置している。なお、5は陽極、6は陰極、7はX線照射窓、L1は照射X線、L2は散乱X線、FはX線が発生する焦点(散乱X線の中心)、23はX線照射フランジを示している。
次に、X線管ホルダ10の材質について説明する。X線管ホルダ10は、少なくとも酸化ビスマスを含んでいる。X線管ホルダ10は、例えば、酸化ビスマスの粉体と樹脂を混合し、加熱して成型することができる。ここで使用する樹脂は、絶縁性及び耐油性を有している樹脂であればあらゆるものを使用することができる。具体的には、エポキシ樹脂等が望ましい。
また、X線管ホルダ10は、酸化ビスマスの含有量が多いほどX線遮蔽効果が高くなる。そのため、X線管ホルダ10の全重量に対して、50%以上、望ましくは70%以上、更に望ましくは90%以上の酸化ビスマスを含有するように構成する。
表1に、X線管ホルダ10のX線遮蔽効果を比較するために行った実験結果を示す。表1のA乃至Cは、厚さt(単位mm)の異なる鉛板が透過した1時間あたりの照射線量Rを示し、D及びEは酸化ビスマスの含有率の異なる酸化ビスマス板が透過した1時間あたりの照射線量Rを示す。表1より、厚さ1mmの亜鉛板を2枚重ねた場合(C)と、厚さ6mmで酸化ビスマスを87%含有する酸化ビスマス板(D)が同等のX線遮蔽効果を有していることがわかった。また、酸化ビスマスを90%含有する酸化ビスマス板(E)に見られるように、酸化ビスマスの含有量を増やすと、X線遮蔽効果が飛躍的に向上することがわかった。
また、酸化ビスマス板(D)及び(E)の絶縁効果を評価する実験を行った。厚さ6mmで酸化ビスマスを87%含有する酸化ビスマス板(D)は、絶縁破壊電圧が46kVであった。また、厚さ6mmで酸化ビスマスを90%含有する酸化ビスマス板(E)は、絶縁破壊電圧が45kVであった。以上より、酸化ビスマス板(D)、(E)は、高い絶縁性を有することがわかった。なお、絶縁破壊電圧とは、導体間を隔離している絶縁体が破壊され、絶縁状態が保てなくなることをいう。
Figure 0004880771
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、X線管ホルダ10を樹脂で固めた酸化ビスマスで成型した構成により、鉛を使用しないX線発生装置1を提供することができる。また、X線管ホルダ10は、あたかも合成樹脂製品を成型するように生産することができるため、複雑な形状であっても実現可能である。更に、大量生産を容易に行うことができる。
第2に、X線管ホルダ10がX線遮蔽部材及び絶縁体の両方の機能を有する構成により、X線発生装置1を小型化することができる。従来の樹脂製の絶縁体と、鉛製のX線遮蔽部材を重ねたX線発生装置は、高電圧が印加されるX線管の陽極又は陰極から、ゼロ電位である鉛部分のX線遮蔽部材に放電を起す危険性がある。そのため、鉛製のX線遮蔽部材は、X線管から十分に距離を離す必要があった。本発明では、例えばX線管ホルダ10を6mmの厚みで形成した場合、このX線管ホルダ10は、6mmの厚さを有するX線遮蔽部材であり、且つ6mmの厚さを有する絶縁体であるといえる。そのため、X線管2をX線管ホルダ10で包む構成により、X線管2の陽極又は陰極の高電圧印加部分にゼロ電位である部分は無くなり、X線管2とX線管ホルダ10の間の隙間は絶縁油が移動できる程度の距離とすることができる。具体的には、この隙間は、従来の10mm程度から、3mm程度まで小さくすることができ、その結果、X線発生装置1の小型化を実現することができる。
第3に、タングステン等の高価な絶縁体を使用しないため、X線発生装置1の製造コストを抑制することができる。なお、タングステンは1kg当り15000円程度、酸化ビ
スマスは1kg当り3000円程度である。
第4に、X線管ホルダ10にスリット11を形成した構成により、X線発生装置1の連続使用が可能となる。これは、冷却機能を有する絶縁油4を、X線管ホルダ10の内外で循環できるからである。
図2に、X線管2及びX線管ホルダ10の斜視図を示す。X線管ホルダ10は円筒形状であり、接合面22で、上ホルダ18及び下ホルダ19に分割して構成している。また、X線管ホルダ10は、内外を貫通する複数のスリット11を有している。このX線管ホルダ10の内部に、X線管2を載置するように構成している。なお、スリット11を円形の開口部としているが、矩形の開口部としてもよい。
図3に、本発明に係る異なる実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダ10Aを示す。このX線管ホルダ10Aは、複数の傾斜スリット12を有している。この傾斜スリット12は、傾斜スリット12の側壁部に対して散乱X線L2が、入射するように構成している。また、X線管2に加えて陽極放熱器17を、X線管ホルダ10Aの内部に載置するように構成している。
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、スリットを傾斜スリット12とする構成により、X線管ホルダ10Aの内外における絶縁油4の流動量を増加することができ、X線管2の冷却効率を向上することができる。これは、図1に示すスリット11に比べ、開口面積を大きく構成することができるためである。なお、傾斜スリット12は、散乱X線L2の進行方向に対して交わる方向に形成しているため、散乱X線L2が傾斜スリット12の開口部を通過して、外部に散乱することはない。
第2に、X線発生装置10Aの製造コストを抑制することができる。これは、陽極放熱器17をX線管ホルダ10A内部に載置する構成により、筐体8に絶縁体21(図1参照)を貼り付ける作業等が不要となり、X線発生装置10Aの組立作業が簡易となるためである。
図4に、X線管ホルダ10に形成したスリット11(図1参照)周辺の拡大図を示す。この複数のスリット11は、異なる長さ(a1乃至a3)の開口部を有している。また、散乱X線L2がX線管ホルダ10を透過する距離をX線遮蔽距離dとして示す。このX線遮蔽距離dは、散乱X線L2を遮蔽するために十分な長さを規定しており、X線管ホルダ10の材質から決定される。なお、Fは、散乱X線L2が発生する焦点を示す。
次に、このスリット11の開口部の長さを決定する条件を説明する。第1に、散乱X線L2を遮蔽するために、散乱X線L2に対するX線管ホルダ10の見かけ上の厚さが、X線遮蔽距離dよりも長くなるようにスリット11を配置し、開口部の長さを決定する。第2に、上記の範囲内において、スリット11の開口部の長さが最大となるように設計する。これは、スリット11を通過する絶縁油4の流量を多くして、冷却効果を高めるためである。
この複数のスリット11の開口部の長さ(a1乃至a3)は、統一することもできるし、場所により変更することもできる。具体的には、散乱X線L2が放射される焦点Fから遠いスリット11の開口部の長さ(例えばa3)を大きく構成することが望ましい。これは、散乱X線L2がX線管ホルダ10に入射する角度θは、焦点Fから遠いほど小さくなり(0°に近くなり)、散乱X線L2の軌道上に存在するX線遮蔽部材が厚くなるためである。つまり、X線遮蔽部材が見かけ上厚くなるため、スリット11の開口部の長さを大きく取った場合であっても、散乱X線L2を遮蔽することができる。
図5に、X線管ホルダ10Aに形成した傾斜スリット12(図3参照)周辺の拡大図を示す。この複数の傾斜スリット12は、異なる長さ(a4乃至a6)の開口部を有している。この傾斜スリット12は、傾斜スリット12の側壁部が焦点Fに対向する方向に傾斜している。このため、図4に示したX線遮蔽距離dと同様の遮蔽距離をとるように傾斜スリット12を設計した場合であっても、傾斜スリット12の開口部の長さ(a4乃至a6)をa1乃至a3に比べて長くすることができる。これにより、絶縁油4が通過する流量を増加することができ、X線発生装置1の冷却性能を向上することができる。
図6に、本発明に係る異なる実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダ10Bを示す。このX線管ホルダ10Bは、一部を熱伝導部材13としている。また、陽極放熱器17と熱伝導部材13を密着させ、更に、熱伝導部材13と筐体8を密着させている。なお、熱伝導部材13は、絶縁性及び熱伝導性を有していればよく、例えば窒化アルミ等を利用することができる。
更に、このX線発生装置は、X線照射フランジ23を有しないX線管2Bを使用している。このX線管2Bから照射される照射X線L1は、X線管ホルダ10Bに設けた開口部24、及び筐体8Bに設けた照射口カバー25を経由して照射される。ここで、照射口カバー25は、絶縁油4を外部に漏らさず、且つX線を透過する材料を使用する。特に、照射カバー25の材料は、X線透過率が高く、耐X線性の高い材料を使用することが望ましい。具体的には、材料としてアルミニウム、プラスチック、カーボン等を使用することが望ましい。
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、陽極放熱器17の冷却性能を向上することができる。これは、熱伝導性の高い物質を介して、陽極放熱器17を冷却することができるためである。ここで、陽極放熱器17をX線遮蔽効果の高い銅で構成することが望ましい。このため、この熱伝導部材13は、X線遮蔽効果よりも熱伝導性に優れた部材を選択することができる。なお、陽極放熱器17と熱伝導部材13の間、及び熱伝導部材13と筐体8の間は、いずれも密着又は隙間をあけて絶縁油4が循環するように構成することができる。
また、開口部24を、X線透過率が高く、且つ絶縁性の高い材料で閉止するように構成してもよい。具体的には、開口部24に、ベリリア(焼結酸化ベリリウム)、又はプラスチック等で閉止する。この構成により、X線管2Bと筐体8Bの間、又はX線管2Bと照射カバー25の間で、放電が発生する可能性を低減することができる。
図7に、本発明に係る異なる実施の形態のX線発生装置のX線管ホルダ10Cを示す。このX線管ホルダ10Cは、ホルダ10Cに形成したスリット11に、油循環路14を接続している。この油循環路14は、X線管ホルダ10C内部の絶縁油4を放熱装置16及びポンプ15を介して冷却循環できるように構成している。ここで、放熱装置16は、放熱フィンを有するもの、又は熱交換機を有するもの等を利用することができる。
なお、図7では、ポンプ15及び放熱装置16を筐体8の外部に配置しているが、本発明はこの構成に限られるものではない。ポンプ15、又はポンプ15及び放熱装置16を筐体8内に配置することもできる。この構成により、X線発生装置の外部に大きな熱交換のための機構が不要となり、全体として小さく構成することができる。
上記の構成により、X線管2の冷却効率を飛躍的に向上することができる。これは、X線管ホルダ10C内の絶縁油4を強制的に循環するため、X線管2の冷却効率を向上することができる。図7の構成は、X線発生装置1の大きさよりも、連続使用回数を重視した
い場合に、選択することが望ましい。
図8Aに、X線管ホルダ10Dの端面図を示す。X線管ホルダ10dの上ホルダ18と下ホルダ19(図2参照)の間を、互いを切欠いた接合面22Aで構成している。このX線管ホルダ10Dは、内部にX線管2を設置した後、接合面22Aを接着剤等で接着して構成する。この構成により、焦点Fから照射される散乱X線L2が、接合面22Aを透過して外部に漏れる危険性を防止することができる。
図8Bに、X線管ホルダ10Eの端面図を示す。このX線間ホルダ10Eは、上ホルダ18と下ホルダ19の間を、傾斜した接合面22Bで構成している。この構成により、焦点Fから照射される散乱X線L2が、接合面22Bを透過して外部に漏れる危険を更に確実に防止することができる。
1 X線発生装置
2 X線管
3 高電圧発生装置
4 絶縁油
5 陽極
6 陰極
7 X線照射窓
8 筐体
10、10A、10B、10C、10D、10E X線管ホルダ
11 スリット
12 傾斜スリット
14 油循環路
16 放熱装置

Claims (5)

  1. 筐体内に、X線を発生するX線管と高電圧発生装置を有し且つ絶縁油を充填したX線発生装置において、
    前記X線管を、前記X線管の全周方向を覆うX線管ホルダ内に設置し、前記X線管ホルダの材質が、少なくとも酸化ビスマスと樹脂を含んでおり、前記X線管ホルダが、前記X線管がX線を照射するX線照射窓に対応する部分に開口部を有し、且つ前記X線管ホルダの内外で前記絶縁油を循環するための複数のスリットを有し、
    前記X線管ホルダの前記スリットを、前記X線管から放射状に散乱するX線を遮蔽するX線遮蔽距離を維持しながら、前記X線管ホルダの外側から内側にかけて、前記スリットの外側の開口部よりも前記スリットの内側の開口部の方が前記X線管の焦点から遠ざかる方向に傾斜するように形成したことを特徴とするX線発生装置。
  2. 筐体内に、X線を発生するX線管と高電圧発生装置を有し且つ絶縁油を充填したX線発生装置において、
    前記X線管を、前記X線管の全周方向を覆うX線管ホルダ内に設置し、前記X線管ホルダの材質が、少なくとも酸化ビスマスと樹脂を含んでおり、前記X線管ホルダが、前記X線管がX線を照射するX線照射窓に対応する部分に開口部を有し、且つ前記X線管ホルダの内外で前記絶縁油を循環するための複数のスリットを有し、
    前記X線管ホルダの前記スリットを、前記X線管から放射状に散乱するX線の進行方向に交わる方向に形成し、
    前記X線管の焦点から遠い位置に形成した前記スリットの開口部の長さを、焦点に近い位置に形成した前記スリットの開口部の長さよりも、大きく構成したことを特徴とする線発生装置。
  3. 筐体内に、X線を発生するX線管と高電圧発生装置を有し且つ絶縁油を充填したX線発生装置において、
    前記X線管を、前記X線管の全周方向を覆うX線管ホルダ内に設置し、前記X線管ホルダの材質が、少なくとも酸化ビスマスと樹脂を含んでおり、前記X線管ホルダが、前記X線管がX線を照射するX線照射窓に対応する部分に開口部を有し、且つ前記X線管ホルダの内外で前記絶縁油を循環するための複数のスリットを有し、
    前記X線管ホルダの前記スリットを、前記X線管から放射状に散乱するX線を遮蔽する
    X線遮蔽距離を維持しながら、前記X線管ホルダの外側から内側にかけて、前記X線管の中心軸に対して垂直となる方向に形成し、
    前記X線管ホルダが、円筒形状の前記X線管ホルダの中心軸に平行な面で分割された上ホルダと、下ホルダを有しており、
    前記X線管の中心軸に対して垂直な断面において、前記上ホルダと前記下ホルダの接合面が、前記X線管から放射状に散乱するX線の進行方向に交わる方向に傾斜した面であることを特徴とするX線発生装置。
  4. 前記X線管ホルダが、円筒形状の前記X線管ホルダの中心軸に平行な面で分割された上ホルダと、下ホルダを有しており、
    前記X線管の中心軸に対して垂直な断面において、前記上ホルダと前記下ホルダの接合面が、前記X線管から放射状に散乱するX線の進行方向に交わる方向に傾斜した面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線発生装置。
  5. 前記X線管ホルダが、前記スリットに接続した油循環路と、前記油循環路に接続した放熱装置を有しており、
    前記X線管ホルダが、前記絶縁油を、前記油循環路を介して前記放熱装置に送り、前記放熱装置で冷却し、前記X線管ホルダ内に戻す構成を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のX線発生装置。
JP2010164249A 2010-07-21 2010-07-21 X線発生装置 Active JP4880771B2 (ja)

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