JP6305697B2 - X線発生装置及びx線検査装置 - Google Patents
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Description
X線を発生するX線管11と、
前記X線管11を収納するとともに前記X線管11を浸漬する絶縁油14が充填された筺体10と、
前記筺体10内で前記筺体10の内面と前記X線管11の間に前記X線管を取り囲むように配置され、曲げ加工されたシート状かつ開放された筒状の絶縁体20,30,40,50と、
を具備することを特徴としている。
前記絶縁体20,30,40,50は、前記X線管11を囲むように配置されるとともに、少なくともその一部が前記筺体10の底面に支持されていることを特徴としている。
X線発生装置8,81,82から被検査物に対してX線を曝射し、前記被検査物を透過した前記X線の透過量に基づいて前記被検査物の検査を行なうX線検査装置1において、
前記X線発生装置8,81,82が、
X線を発生するX線管11と、
前記X線管11を収納するとともに前記X線管11を浸漬する絶縁油14が充填された筺体10と、
前記筺体10内で前記筺体10の内面と前記X線管11の間に前記X線管を取り囲むように配置され、曲げ加工されたシート状かつ開放された筒状の絶縁体20,30,40,50と、
を具備することを特徴としている。
請求項1に記載されたX線発生装置によれば、絶縁油のみによる絶縁性能だけを考慮した場合には筺体の内面とX線管の沿面距離が十分でなくとも、筺体の内面とX線管はシート状の絶縁体によって隔てられているので、X線管と筐体の間の放電を確実に防止することができる。従って、X線管の管電圧をより大きく設定しても、筐体が大型化することはなく、また同一の管電圧であれば従来よりも筐体を小型化することができる。
図1は本実施形態のX線検査装置1の概略斜視図である。このX線検査装置1は、X線遮蔽性を有する本体2と、その本体2の内部に、生肉、魚、加工食品、医薬などの被検査物を搬送するコンベア3と、このコンベア3で搬送される被検査物に異物が含まれているか否かをX線により検査する異物検出部4とを有している。
図2(a)に示すように、本実施形態のX線発生装置8は、略直方体状の筐体10を有している。筐体10はステンレス製又は鉄製であり、図示はしないが、その壁面にはX線遮蔽材料が設けられている。筐体10の内部には、X線源となる円筒状のX線管11が収納されている。X線管11は、円筒形の軸線方向における一方の端部に設けられた陰極と、他方の端部に設けられた陽極を有しており、陽極にはタングステン等からなるターゲットが設けられている。この陽極に高電圧を印加することによって陰極から電子ビームを引き出し、電子をターゲットに射突させることよってX線を発生させる。
図2(a)に示すように、本実施形態のX線発生装置8によれば、絶縁油14で満たされた筐体10の内部には、筐体10の内面とX線管11の間の位置にシート状の絶縁体20が配置されている。この絶縁体20は、筐体10の底面に対して垂直であり、互いに直交して連続する4つの平板から構成された角筒状の周壁部21と、さらに筐体10の底面に接する底壁部22とを有している。周壁部21の上方は開口23となっており、筐体10の内部において絶縁油14の移動を妨げないようになっている。すなわち、装置の使用時にX線管11が熱を放出した場合、この熱によって絶縁油14は絶縁体20の内外の間で対流することができ、図示しない放熱機構に熱を効率的に伝導することができる。底壁部22は、少なくとも一部において周壁部21に連続しており、基台12の部分が挿通する中央の円形の通孔24を除いた部分が、筐体10の底面を覆っている。そして、この底壁部22は、筐体10の底面に任意の方法、構造によって支持又は固定されており、その結果、周壁部21の筐体10内における位置は固定され、筐体10の内面及びX線管11と周壁部21との距離は一定に保持されている。
[必要な耐圧(kV)/絶縁破壊電圧(kV/mm) ]×(余裕率)=最低沿面距離(mm)
[50(kV)/20(kV/mm) ]×10=25(mm)
図3は、第2実施形態のX線発生装置におけるシート状の絶縁体30を示す斜視図である。この絶縁体30は、第1実施形態の絶縁体20と同様、上部が開放された角筒状の周壁部31を有している。周壁部31は第1実施形態と同一形状であるが、筐体10の底面に接する底壁部32の構造は第1実施形態とは異なっている。本実施形態の底壁部32は、周壁部31の対向する2面の各下縁にそれぞれ接続された2つの片部35,35を備えている。各片部35の自由端の中央には半円形の切欠き36がそれぞれ形成されており、2つの片部を筐体10の底面上に配置した場合に、X線管11の基台12を取り囲む円形の通孔34が形成されるようになっている。
その他の構成及び効果は第1実施形態と同等である。
図4は、第3実施形態のX線発生装置81の斜視図である。この実施形態におけるシート状の絶縁体40は、上面が開放された円筒状の周壁部41と、周壁部41と同等の直径を有し、基台12の部分に干渉しないように窓部13と同等の形状・寸法の通孔44が形成された円形の底壁部42とを有している。周壁部41は、帯状のシートを丸めて両端部を接続することで製造できる。底壁部42には、通孔44に達する図示しないスリットを形成しておき、筐体10の内部にX線管11及び基台12を取り付けた後で、筐体10の内部に装着できるようにしてもよい。
その他の構成及び効果は第1実施形態と同等である。
図5は、第4実施形態のX線発生装置82の斜視図である。この実施形態におけるシート状の絶縁体50は、矩形のシートを略半円筒形に曲げたかまぼこ形の2つの壁部51,52を有している。第1の壁部51は、その略半円筒形の母線が、円筒形状であるX線管11の母線と略一致するような位置関係で、X線管11を上から覆うように筐体10の底面上に配置・固定されている。従って、第1の壁部51の両端の開口には、X線管11の円筒形の両端にある陽極と陰極が臨んでいる。また、第2の壁部52は、その略半円筒形の母線が、円筒形状であるX線管11の母線と直交するとともに、X線管11の陽極が配置されている第1の壁部51の一方の端部の開口を覆うように、筐体10の底面上に配置・固定されている。この実施形態によれば、絶縁体50として2枚のシート状の壁部51,52を用いた簡単な構造でありながら、X線管11のなかで放電の危険性が高い陽極の側を筐体10に対して確実に遮蔽して放電の危険性を低く抑えることができるという効果が得られる。
その他の構成及び効果は第1実施形態と同等である。
8,81,82…X線発生装置
10…筐体
11…X線管
12…基台
13…窓部
14…絶縁油
20,30,40,50…絶縁体
Claims (3)
- X線を発生するX線管(11)と、
前記X線管を収納するとともに前記X線管を浸漬する絶縁油(14)が充填された筺体(10)と、
前記筺体内で前記筺体の内面と前記X線管の間に前記X線管を取り囲むように配置され、曲げ加工されたシート状かつ開放された筒状の絶縁体(20,30,40,50)と、
を具備することを特徴とするX線発生装置(8,81,82)。 - 前記絶縁体(20,30,40,50)は、前記X線管(11)を囲むように配置されるとともに、少なくともその一部が前記筺体(10)の底面に支持されていることを特徴とする請求項1記載のX線発生装置(8,81,82)。
- X線発生装置(8,81,82)から被検査物に対してX線を曝射し、前記被検査物を透過した前記X線の透過量に基づいて前記被検査物の検査を行なうX線検査装置において、
前記X線発生装置(8,81,82)が、
X線を発生するX線管(11)と、
前記X線管を収納するとともに前記X線管を浸漬する絶縁油(14)が充填された筺体(10)と、
前記筺体内で前記筺体の内面と前記X線管の間に前記X線管を取り囲むように配置され、曲げ加工されたシート状かつ開放された筒状の絶縁体(20,30,40,50)と、
を具備することを特徴とするX線検査装置(1)。
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