JP4868542B2 - 建築物の遮蔽体 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の遮蔽体、特に、窓用のブラインド又はシェードの如き建築物の開口部の遮蔽体の後退及び展開を制御するための、ワインディング機構(巻き取り巻き出し機構)に関する。より詳細に言えば、本発明は、管状のローラの回りにおける遮蔽体自体の巻き取り及び巻き出し操作を制御するために使用することのできる、あるいは、スプール又は同様なもの回りにおける遮蔽体のコード及び/又はテープの巻き取り及び巻き出し操作を制御するために使用することのできる、バネ支援型のワインディング機構に関する。特に詳細に言えば、本発明は、遮蔽体あるいはリフトコード又はテープの後退又は巻き上げ操作を制御することのできる、流体ブレーキを備えた上述のワインディング機構に関する。
窓用のシェード及びブラインドを後退させる又は持ち上げるためのワインディング機構は、バネ後退機構を用いて、シェード及びブラインドをそれぞれの後退位置に向かって偏倚させることが多かった。シェード又はブラインドをその展開位置又は降下位置に保持するために、ワインディング機構には、ロック機構も設けられていた。このロック機構は、通常、シェード又はブラインドが引き下げられ又は送り出され、その後解放された時に、シェード又はブラインドがその中で降下位置に固定される機構を含んでいた。シェード又はブラインドが再度引き下げられると、上記ロック機構が解除され、バネ後退機構がシェード又はブラインドを再度後退又は巻き上げる。上述のローラ機構は、例えば、ロールブラインド、並びに、プリーツ型ブラインド及びローマンシェードのリフトコードの巻き取り及び巻き出し操作を行うために使用されていた。
最近は、シェード及びブラインドのバネ支援型のワインディング機構の後退回転速度を遅延させる又は制動する装置に対する需要が増大してきている。上述の後退回転速度は、円滑でなければあるいは制御されなければ、シェード及びブラインドを跳ね上げ、シェード及びブラインドが後退する時にその部品を容易に損傷させることがある。そのような損傷を防止するために、機械的な制動装置又は遅延装置を用いて、ブラインドを円滑に且つ制御された状態で連続的に後退させることが提案されている。欧州特許第093289号(EP 0 093 289)に記載されているそのような遅延装置の一つは、ブレーキドラムの中に設けられる一対の遠心作用式のブレーキシューを用いている。所要の遠心速度を得るために、遊星歯車列を設けて、ブレーキシューが取り付けられているアセンブリの回転を増速させている。しかしながら、上記欧州特許第093289号の遅延装置は、基本的に機械的な遅延装置であるので、摩擦及び磨耗を受け、従って、時間経過と共に効力が低下する傾向があった。
シェード及びブラインドを後退させる回転方向においてだけ効果を有する遅延装置には、シェード及びブラインドを送り出す又は降下させる操作を邪魔しないようにするという、別の要件が必要とされている。この要件も、上記欧州特許第093289号に記載されている遅延装置に使用されている、螺旋状に巻かれたバネ式の一方向クラッチによって、ある程度満たされている。
ドイツ実用新案第9203450号(DE−G−92 03 450)にも、液体を収容する流体ブレーキを用いることが提案されており、上記液体の粘度は、大きな剪断応力を受けた場合に増大し、シェード及びブラインドのバネ支援型のワインディング機構の後退回転速度を遅延させる。この点に関して、上記液体(例えば、シリコーンオイル)は、ローラの中の流体密の円筒形隔室の中に設けられており、上記ローラの固定された中央軸が、上記隔室の中で軸方向に位置決めされている。シェードを後退させる場合に、上記ローラ及び隔室が上記中央軸の回りで急速に回転すると、上記液体は大きな剪断応力を受けて、その粘度を増大させ、上記ローラ及び隔室の回転を遅延させる。
発明が解決しようとする課題及び課題を解決するための手段
本発明によれば、窓用ブラインド又はシェードの如き建築物の遮蔽体の後退及び展開を制御するワインディング機構が提供される。このワインディング機構は、ワインディング要素と、流体ブレーキとを備えており、上記遮蔽体あるいはそのリフトコード又はテープが、第1の回転軸線の回りの上記ワインディング要素の回転と共に、上記ワインディング要素の回りで巻き取られたり巻き出されたりするようになされており、上記流体ブレーキは、上記第1の回転軸線の回りの少なくとも一方すなわち第1の回転方向における上記ワインディング要素の回転を遅延させるようになされており、上記流体ブレーキは、液体及びインペラを収容する流体密の隔室を備えており、上記隔室及び上記インペラは、第2の回転軸線の回りで相対的に回転するようになされており、上記隔室又は上記インペラは、上記ワインディング要素に連結されており、上記液体は、上記第2の回転軸線の回りの上記隔室又はインペラの回転と共に回転するようになされており、上記液体が、上記インペラ又は上記隔室と相対的に、上記第2の回転軸線の回りで少なくとも第1の回転方向に回転することにより、上記第1の回転軸線の回りにおける少なくとも第2の回転方向における上記ワインディング要素の回転を遅延させることができるようになされており、上記インペラ又は上記隔室の内周壁面は、上記第2の回転軸線に関して概ね半径方向に且つ上記第2の回転軸線に対して実質的に平行に伸長するように構成されている。
上記第1及び第2の回転軸線は同軸状であるのが好ましく、上記第1の回転方向及び第2の回転方向は同じであるのが効果的である。
上記隔室は、上記ワインディング要素に連結されていて該ワインディング要素と共に回転するようになされており、また、上記液体が上記隔室と共に、上記インペラと相対的に、上記第2の回転軸線の回りで少なくとも上記第1の回転方向に回転すると、上記第1の回転軸線の回りにおける上記少なくとも第2の回転方向の上記ワインディング要素の回転を遅延させるように構成されるのが効果的である。上記流体ブレーキは、上記ワインディング要素の中に設けられるのが効果的である。
上記液体は、上記隔室の中の当該液体の攪拌の増大と共に増大する粘度を有するのが好ましい。
本発明の一つの実施の形態によれば、上記第1の表面は、上記インペラの半径方向に伸長するディスクに偏心状態で設けられていて該ディスクから軸方向に突出する羽根に設けられており、上記第1の表面は、上記インペラのハブに設けられていて該ハブから半径方向に突出する羽根に設けられており、上記隔室の上記内周壁面は、概ね円筒形であり、上記インペラは、複数の羽根を有しており、各々の羽根は可動であり、これにより、各々の羽根の第2の表面は、当該羽根の第1の表面に上記液体によって圧力が与えられた時に、上記内周壁面に向かって動くことができるように構成されている。この点に関して、各々の羽根が上記第1の表面に向かって凹型の曲線状の断面を有する場合には特に、各々の羽根の第2の表面は、当該羽根の第1の表面に上記液体によって圧力が与えられた時に、上記隔室の上記内周壁面に摩擦的に係合することができるように構成されるのが特に効果的である。
本発明の別の実施の形態によれば、上記インペラは、回転しないが、あるいは、上記第2の回転軸線の回りの上記隔室の回転方向とは反対方向に回転するように構成されている。この点に関して、上記クラッチと上記隔室又はインペラとの間に増速歯車アセンブリが介挿される場合には特に、上記ワインディング要素と上記隔室又は上記インペラとの間に一方向クラッチを介挿するのが特に効果的である。上記増速歯車アセンブリは、太陽歯車、遊星歯車及びリングギヤを有する、遊星歯車列を備えることができ、上記インペラは、上記太陽歯車に接続されており、上記遊星歯車は、上記一方向クラッチによって回転可能に担持されており、上記リングギヤは、上記ワインディング要素と共に回転するように該ワインディング要素に接続されている。
上記ワインディング機構は、更に、上記第1の回転軸線に沿って伸長していて、その両端部が一対の軸受ジャーナルに回転可能に接続されており、また、上記遮蔽体の端部が取り付けられている、長手方向に伸長する細長く中空のロールと、上記ロールの中に設けられていて上記軸受ジャーナルの一方に接続されている固定要素と、上記固定要素及び上記ロールに連結されていて、上記ロールを上記第1の回転軸線の回りで第1の回転方向へ押圧して上記遮蔽体を後退させるようになされた、バネ負荷されたワインディング機構とを備えることができ、上記流体ブレーキは、上記ロールの中に設けられていて、上記ロール及び上記固定要素に連結されており、これにより、上記第1の回転方向における上記ロールの回転だけを実質的に遅延させるように構成される。この点に関して、上記流体ブレーキの上記隔室は、上記ロールと共に回転するように該ロールに接続されるのが特に効果的である。
本発明の他の特徴によれば、上述のワインディング機構を備えた、窓用ブラインド又はシェードの如き建築物用遮蔽体が提供され、また、上述の建築物用遮蔽体のための流体ブレーキが提供される。
発明の実施の形態
本発明のより良い理解を図るために、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を以下に説明する。
図1は、ロールブラインド1を示しており、このロールブラインドの両端部は、一対の通常のブラケット10A、10Bに取り付けられており、これらブラケットは、ロールブラインド1を窓の近くで壁に取り付けている。ロールブラインド1は、中空の細長い管状のロール12を有している。このロールは、シェード16の頂部がロール12に通常の態様で取り付けられているので、図1では見ることができない。シェード16の頂端部は、通常の態様でロール12に取り付けられている。通常のプルタブ18が、シェード16の底端部に設けられている。
図5は、ロールブラインド1の長手方向に伸長する中空の管状ロール12の内部を長手方向断面図で示している。ロール12の左側の端部分の中には、同軸状に伸長するジャーナル端部材20が設けられており、このジャーナル端部材は、ロール12に固定されており、従って、ロールと共に回転可能である。端部材20の左側の端部に設けられていて長手方向に伸長しているジャーナルスピゴット21が、隣接する左側のブラケット10Aに回転可能に係合し、これにより、上記端部材20及びロール12は、左側のブラケット10Aと相対的に回転可能に軸受けされている。
ロール12の右側の端部分の中には、図5に示すように、長手方向に伸長する中央ロッド24の右側の端部に回転不可能に取り付けられたエンドキャップ22が設けられている。ロール12は、エンドキャップ22と相対的に回転することになる。中央ロッド24の平坦な右側の端部分(矩形状の断面を有するのが好ましい)26が、隣接する右側のブラケット10Bの対応する開口(矩形状であるのが好ましい)に係合し、これにより、中央ロッド24は、右側のブラケット10Bに回転不可能に接続されており、ロール12は、中央ロッド24と相対的に軸受けされている。
図5は、また、ロール12の軸受として作用する長手方向に伸長するスリーブ28に係合しているエンドキャップ22を示している。スリーブ28は、その左側の端部に端壁部29を有していて、欧州特許出願087146号(EP0 087 146)に記載されるような通常のロック30を収容している。このロックは、ロールブラインドの如きバネ負荷されたブラインドに通常使用されている。ロック30は、エンドキャップ22、スリーブ28及びロール12を、固定された中央ロッド24の回りで回転しないように、解除可能に拘束する役割を果たしている。使用の際に、タブ18を下方へ引っ張ってシェード16を下げる又は送り出すと、ロック30は、ロール12従ってシェードをその位置に保持する。シェード16を上昇させる又は巻き上げるために、タブ18を再度引き下げてロック30を解除すなわちアンロックすると、後に説明するバネ機構が、ロール12を回転させてシェード16を上昇させる。シェード16を後退あるいは送り出す所望の位置に、ロック30を用いてロール12を拘束することができる。
ロール12の中のスリーブ28の端壁部29の左側には、同軸状に伸長する第1のバネリテーナ(バネ保持手段)32が設けられている。この第1のバネリテーナ32は、右側のブラケット10Bに固定されている中央ロッド24に回転可能に取り付けられていて、ロール12の内側面に好ましくは摩擦的に係合し、これにより、上記第1のバネリテーナは、ロールと共に上記中央ロッドの回りで回転する。この点に関して、第1のバネリテーナ32は、中央ロッドに固定された第1のスリップリング34によって、軸方向において適所に保持されている。端壁部29の更に左側には、同軸状に伸長する第2のバネリテーナ36が、固定された中央ロッド24に回転不可能に固定されていて、第2のスリップリング38によって軸方向において適所に保持されている。
長手方向に伸長する通常のトーションバネ又はコイルバネ39が、バネリテーナ32、36の間で中央ロッド24の周囲に螺旋状に巻かれている。バネ39の両端部は、バネリテーナ32、36によって保持されており、これにより、上記バネは、ロール12と中央ロッドとの間で、バネモータ又は後退機構として機能することができる。シェード16を降下させた結果として緊張されているバネ39は、ロール12の回りで巻き上げることによってシェードを完全に後退させた時に緩むことになる。
上に説明したシェード16及びロール12の構造は、概ね通常の構造である。しかしながら、本発明によれば、ロールブラインド1のシェードワインディング機構は、更に、流体ブレーキあるいは速度遅延機構40を備えており、該流体ブレーキあるいは速度遅延機構は、シェード16を巻き上げる時すなわち後退させる時にだけ、ロール12と固定された中央ロッド24との間で作動可能である。この点に関して、ロール12は、第2のバネリテーナ36の左側に、同軸状に伸長する流体密の隔室(概ね円筒形であるのが好ましい)42を有しており、この隔室は、図5で見て右側の端部に取り付けられた閉じ蓋44を有している。中央ロッド24の左側の端部分は、軸方向において流体密の隔室42の中に位置しており、インペラ46が取り付けられている。このインペラ46は、隔室42の中で同心円状に位置しており、上記インペラのハブ47が、上記隔室の長手方向の回転軸線上に設けられている。隔室42の中のインペラハブ47の周囲には、複数(2個又は3個であるのが好ましい)の羽根48が取り付けられており、これら羽根は、隔室の回転軸線から概ね半径方向に且つ該回転軸線に対して実質的に平行に伸長している。図2A、図2B、図3A及び図3Bから分かるように、羽根48は、可撓性であって、本質的に弾性を有しているのが好ましい。羽根の半径方向の端部は、隔室42の円筒形の内周壁面43に接近しているが、該内周壁面から隔置されており、また、羽根の長手方向の端部は、隔室42の長手方向の端部に接近しているが、該長手方向の端部から隔置されている。この点に関して、各々の羽根48は、第1の表面49Aを有しており、この第1の表面49Aの半径方向の端部は、羽根の反対側にある羽根の第2の表面49Bに圧力が作用すると、隔室42の内周壁面43に向かって及び該内周壁面から離れる方向に運動することができる。各々の羽根48は、第2の表面48Bに向かって凹型でまた第1の表面49Aに向かって凸型である、曲線状の断面を有しているのが好ましい。
図2A及び図3Aの流体ブレーキ40の流体密の隔室42には、粘性液体であるのが好ましい液体が充填されており、この液体は、幾分粘着性を有しており、従って、隔室の内周壁面43の回転と共に隔室の中で容易に回転することになる。上記液体の粘度は、一定又は可変とすることができる。本発明の流体ブレーキの幾つかの実施の形態においては、該流体ブレーキの液体の粘度は、可変であって、インペラ46及び羽根48の回りで相対的に運動することにより生ずるその液体の攪拌及び乱流が増大するにつれて、増大するが、攪拌されずに乱流でなくなった場合には、その元の値まで減少するのが好ましい。そのような液体の例としては、Drawin Vertriebs GmbH(Ottobrunn D−85509(郵便番号110))から入手可能な通常のシリコーンオイルを挙げることができる。この点に関して、その分子の鎖長が攪拌及び乱流の増大と共に効果的に長くなり、従って、濃厚になる、液体を使用することが、図9A乃至図11Bの流体ブレーキ40においては特に好ましいが、そのような液体は、図2A乃至図4Bの流体ブレーキ(後述する)にも使用することができる。そのような液体の例としては、通常のでん粉水溶液を挙げることができる。図6に関して後に説明するように、インペラ46のハブ47に複数の歯車を追加して設けた場合には、比較的粘度の低い液体を流体ブレーキ40に使用することができる。
図2B及び図3Bは、ロール12の内側面が、長手方向に伸長するキー19を有していて、該キーが、流体ブレーキ40の隔室42の外側面に長手方向に伸長するように形成された対応するスロットに係合している状態を示している。その結果、隔室42及びロール12は一緒に回転し、隔室42の回転を制動する動作は総て、ロール12の回転を制動することになる。
使用の際に、シェード16を持ち上げるすなわち後退させる場合には、バネ39が緩んですなわち巻き戻され、これにより、ロール12を図2B及び図3Bにおいて時計方向に回転させる。ロール12が時計方向に回転すると、流体ブレーキ40の隔室42はロールと共に時計方向に回転し、隔室42の中の液体は、隔室の内周壁面43と共に時計方向に回転する。しかしながら、固定された中央ロッド24に取り付けられたインペラ46の羽根48は、回転しない。その結果、液体の時計方向の回転は、各々の羽根48の第2の表面49Bによって邪魔され、液体は、羽根の端部と隔室の内周壁面43との間で流れることができるだけである。これにより、羽根48の凹型の第2の表面49Bに作用する液体の、第1の表面49Aに対して相対的な差圧は、ロール12及び隔室42が時計方向に加速されて回転する間には、正になり、これにより、羽根は、図2Bに示す位置から半径方向外方へ時計方向に撓み、それぞれの第1の表面49Aは、隔室42の円筒形の内周壁面43に向かって動き、最終的には、図3Bに示す位置へ動く。一方、羽根48の撓み運動により、これら羽根の第2の表面49Bは、羽根の端部と隔室42の内周壁面43との間の液体の時計方向の流れをより大きく阻止し、これにより、隔室の回転している内周壁面43に作用する液体の圧力及び摩擦力を更に増大させる。この圧力及び摩擦力の増大は、隔室の時計方向の加速度及び回転を制動する傾向を有しており、これにより、シェード16を後退させる時に、ロール12の時計方向の加速度及び回転を制動する傾向を有している。また、羽根48の撓み運動により、それぞれの羽根の第1の表面49Aの端部(羽根が完全に撓んだ場合)は、隔室42の内周壁面43に押圧されて該内周壁面の回転を摩擦的に拘束し、これにより、隔室42及びロール12の時計方向の回転を本発明に従って更に制動する。
必要に応じて、流体ブレーキ40の隔室42の中に、羽根48が半径方向に撓む結果として増大される攪拌と共に粘度が増大する液体を使用することができる。そのような液体の使用は、シェード16を後退させる時に、羽根の撓み運動により生ずる隔室42及びロール12の時計方向の加速度及び回転を本発明に従って更に制動する傾向を有する。
比較として、シェード16を下げるすなわち送り出し、バネ39が緊張されるすなわち巻き上げられる場合には、ロール12並びに流体ブレーキ40のロール遅延要素42は、図2B及び図3Bで見て反時計方向に回転し、隔室42の中の液体は、隔室の内周壁面43と共に反時計方向に回転するが、固定された中央ロッド24に取り付けられたインペラ46の羽根49は、回転しない。しかしながら、羽根48の第1の羽根面49Aの端部は、各々の羽根の第2の表面49Bと第1の表面49Aとの間の正の差圧が隔室の中の粘性液体の反時計方向の回転により取り除かれた場合に、それぞれの可撓性及び弾性によって、隔室42の内周壁面43から離れる方向に動く。また、羽根の第1の表面49Aの端部は、それぞれの凸型の形状により、隔室の中の液体によって生ずる羽根の第2の表面49Bと第1の表面49Aとの間の負の差圧によって、隔室42の内周壁面43から離れる方向に押圧される。その結果、羽根48は、羽根の端部と内周壁面43との間の隔室42の中の液体の反時計方向の流れを問題となる程には阻害せず、また、液体の粘度が可変である場合には、その液体の粘度は増大しない。従って、シェード16を送り出す場合には、隔室及びロール12の反時計方向の加速度及び回転を大幅に遅延させるあるいは制動する大きな圧力が、隔室の中の液体から、あるいは、羽根48から、隔室42の内周壁面43に作用することはない。
図2A、図2B、図3A及び図3Bの流体ブレーキ40の変更例が、図4A及び図4Bに示されており、これら図においては、同様の部品は同様の参照符号によって示されている。流体ブレーキ40の流体密の隔室42の中の固定された中央ロッド24の左側の端部には、インペラ46が固定されている。このインペラ46は、隔室の長手方向に伸長する回転軸線の上で隔室42の中で同軸状に位置決めされている。インペラ46は、ハブ47を有しており、このハブには、半径方向に伸長するディスク50が設けられている。このディスクは、上記ハブと一体であるのが好ましく、可撓性を有し本質的に弾性を有するのが好ましい複数の羽根52を担持している。ディスク50の左側の側部に偏心した状態で位置決めされている上記羽根52は、三角形の断面を有していて左側に向かって長手方向に伸長しており、これにより、上記羽根は、隔室42の左側の端部に接近しているが、該左側の端部から隔置されている。各々の羽根52は、隔室42の内周壁面43に対応する曲線状の第1の表面54と、隔室の回転軸線に対して実質的に平行に伸長する傾斜した第2の表面56と、隔室42の回転軸線から半径方向に伸長する第3の表面58とを有している。各々の羽根52の第1の表面54は、内周壁面43に隣接しており、羽根の第2の表面56に半径方向外方に向かう圧力が作用すると、第1の表面54と相対的に、内周壁面43に向かって可撓性をもって動くことができる。そのような半径方向の圧力が取り除かれると、各々の羽根52は、弛緩した状態に復帰することができ、その第1の表面54は、内周壁面43から若干隔置された状態になる。シェード16を送り出す場合には、ロール12の時計方向の回転が加速されている間に、隔室42及び該隔室の中の液体(図4B)も、ロールと共に時計方向に回転し、羽根52の第2の表面56に第1の表面54と相対的に作用する差圧は、ゼロであるかあるいは負である。従って、羽根は、休止した状態を維持し、これにより、それぞれの羽根の第1の表面54は、隔室42の内周壁面43から隔置される。これにより、内周壁面43は、反時計方向に自由に回転することができる。
シェード16を後退させる場合には、ロール12の反時計方向の回転が加速されている間に、隔室42及び液体(図4B)も、ロールと共に反時計方向に回転し、羽根52の第2の表面56に第1の表面54と相対的に作用する差圧は、正である。従って、羽根は撓み、これにより、これら羽根の第1の表面54は、隔室の内周壁面43に向かって押圧され、該内周壁面の回転を摩擦的に拘束する。これにより、インペラ46及びその固定されたディスク50、並びに、上記羽根52は、本発明に従ってシェード16を後退させる場合には、流体ブレーキ40の隔室42及びロール12の反時計方向の回転加速度を制動する。この制動効果は、必要に応じて、羽根52の回りの液体の回転速度の増大によって生ずる液体の攪拌の増大と共に粘度が増大する液体を隔室42の中に用いることによって、向上させることができる。
図6は、変更された別のロール12を示しており、図6においては、同様の部品は同様の参照符号によって示されている。本発明のシェードワインディング機構は、図2A、図2B、図3A及び図3Bに示すように、流体ブレーキ40を備えており、この流体ブレーキは、好ましくは遊星歯車列70を介して一方向クラッチ60に連結されているインペラ46のハブ47を備えており、これにより、流体ブレーキは、シェード16を巻き上げるすなわち後退させる時にだけ、ロール12と固定された中央ロッド24との間で作動可能である。この点に関して、図8により詳細に示されている一方向クラッチ60は、長手方向に伸長する外側の管状ブッシング62を有しており、この管状ブッシングは、固定された中央ロッド24の左側の端部に固定されていて内径方向に伸長する内側の傾斜ホイール64を包囲している。曲線状のノッチ66が、傾斜ホイール64の周辺部に形成されており、上記ノッチの中には、長手方向に伸長するローラ又はニードル68が設けられている。ハウジング62の左側の端部(中央ロッド24から離れている端部)には、長手方向に伸長するピン71(図6に示す)が取り付けられており、これらピンは、図6及び図7に示し後に説明する遊星歯車列70の遊星歯車72のそれぞれの軸線を形成している。
シェード16を後退させる場合に、ロール12が時計方向(図6乃至図8において)に回転すると、流体ブレーキ40の隔室42も時計方向に回転し、隔室の中の液体を時計方向に回転させようとする。しかしながら、隔室の中の液体の時計方向の回転は、後に説明するように隔室42の回転軸線から半径方向に伸長している、インペラ46の羽根48の表面によって阻害される。その結果、上記液体は、隔室の時計方向の回転を阻害し、これにより、ロール12の時計方向の回転を阻害する。ロールの時計方向の回転に対する上記遅延効果は、図8の一方向クラッチ60、並びに、後に説明するようにインペラ46を反時計方向に回転させる図7の遊星歯車列70を用いることにより、増大する。
図6及び図7に最も良く示すように、遊星歯車列70は、ロール12の内側面に接続された外側のリングギヤ74を有している。ロール12が時計方向に回転すると、歯車列70の外側リング74も時計方向に回転する。これにより、外側のリングギヤ74に係合されている遊星歯車72は、それぞれの軸線の回りでまた歯車列70の軸線の回りで時計方向に回転する。その結果、一方向クラッチ60のブッシング62に回転可能に取り付けられた遊星歯車72は、ブッシング62も時計方向に回転させる。これにより、ブッシング62の内側面は、一方向クラッチ60のニードル68に摩擦的に圧接して反時計方向に動き、これにより、ニードル68は、傾斜ホイール64のノッチ66の傾斜面67に乗り上がり、そこで、上記ニードル68は、ブッシング62の内側面とノッチ66との間に楔状に挟まれることになる。傾斜ホイール64は、中央ロッド24に固定されているので、ブッシング62及びそのピン71は、ニードル68が上述のように挟まれた状態になった後には、最早、時計方向に回転することはできず、その結果、遊星歯車72は、最早、歯車列70の軸線の回りで時計方向に回転しないが、ロール12及び外側のリングギヤ74の時計方向の回転と共に、それぞれの軸線の回りで時計方向にだけ回転することができる。遊星歯車72のそれぞれの軸線の回りにおける上述の時計方向の回転は、歯車列70の太陽歯車76をロール12の速度よりも大きな速度で反時計方向に回転させる。
上記太陽歯車76は、流体ブレーキ40の隔室42のカバー44を貫通して長手方向に伸長している軸78の右側の端部に取り付けられている。隔室42の中の軸78の左側の端部は、図2A及び図3Aに示すように、羽根48を有するインペラハブ47に取り付けられている。その結果、ロール12が時計方向に回転すると、太陽歯車76を反時計方向に回転させ、また、隔室42の中のインペラ46も反時計方向に回転させる。その間に、隔室及びその液体は、時計方向に回転している。これにより、流体ブレーキ40のインペラ46の羽根48の半径方向の表面が、液体、隔室42及び該隔室に接続されている図6のロール12に与える遅延効果は、図5のロール12の中で得られる遅延効果よりも大きい。従って、ある種のシェード及びブラインドには、粘度の低い液体を用いることができる。
シェード16を送り出す場合には、ロール12が反時計方向(図6乃至図8)に回転すると、歯車列70の外側のリングギヤ74も反時計方向に回転する。その結果、遊星歯車72も、それぞれの軸線の回りでまた歯車列の軸線の回りで反時計方向に回転し、これにより、一方向クラッチ60のブッシング62も反時計方向に回転する。ブッシング62の反時計方向の回転は、その内側面を上記クラッチのニードル68に摩擦的に圧接させて上記クラッチも反時計方向に動かし、これにより、ニードル68は、傾斜ホイール64のノッチ66の傾斜面67から離れる方向に、また、ブッシング62の内側面から離れる方向に、更に、図8に示すようにノッチ66の半径方向に伸長する湾曲面69に向かって、移動する。その結果、ブッシング62の内側面及びそのピン71は、ニードル68、あるいは、中央ロッド24に固定されている傾斜ホイール64から阻害されることなく、引き続き反時計方向に回転することができる。これにより、遊星歯車72も、歯車列70の軸線の回りで反時計方向に引き続き回転することができ、これにより、ロール12と共に反時計方向に回転する外側のリングギヤ74の回転運動は、太陽歯車76に伝達され、従って、太陽歯車も、軸78及びインペラ46と一緒に、反時計方向に回転する。従って、インペラ46は、その羽根48と共に、流体ブレーキの中の液体と共に反時計方向に回転し、これにより、液体又は隔室42あるいはロール12の回転を遅延させないことになる。
図6乃至図8の構造は、シェード16を巻き上げる時には、ロール12のバネ支援された時計方向の回転に改善された制動効果を与えるが、シェードを送り出してバネ39を緊張させる場合には、ロール12が比較的自由に反時計方向に回転することを許容する。その理由は、図8の一方向クラッチ60は、ロールシェード12が下方に引っ張られて送り出される場合には、解除されているが、シェードを後退させる場合には、噛み合っており、シェードを送り出す場合には、流体ブレーキ40及び歯車列70からロール12の回転に対する不必要な抵抗が排除されるからである。そうではなく、上記構造において、ロールブラインド1の他の要素が逆転されて、シェード16を巻き上げる場合にはロール12のバネ支援された反時計方向の回転を生じさせ、また、シェードを送り出す場合にはロールの時計方向の回転を生じさせるように構成された場合には、図4A及び図4Bのディスク50を有するインペラ46を軸78の左側の端部に固定することができる。
各図面に示すロールブラインド1のような本発明のいずれの建築物用遮蔽体においても、流体ブレーキ40は、ロール12の中に設ける代わりに、ロールの外部に設けることができ、例えば、取付ブラケット10A又は10Bの一方に設けることができる。また、流体ブレーキ40をスプール又は他のワインディング要素の中に設け、プリーツ式のブラインドの如き建築物用遮蔽体のリフトコード又はテープが、上記ワインディング要素のその回転軸線の回りの回転と共に、上記スプール等の回りで巻き上げ又は送り出されるようにすることができる。また、インペラ46は、図5に示す流体ブレーキ40の隔室42の中で静止した状態で取り付けられる代わりに、ロール12と共に回転して該ロールの回転を本発明に従って制動するように構成することができ、この場合には、隔室42は、中央ロッド24と共に静止するように、あるいは、羽根及びディスクの回転方向とは反対方向に回転するように構成することができる。
更に、液体の攪拌及び乱流と共に粘度が増大する粘性液体を流体ブレーキ40の隔室42の中に使用した場合には、図2A、図2B、図3A及び図3Bのインペラ46のハブ47から半径方向に突出している羽根48、並びに、図4A及び図4Bのインペラ46の半径方向に伸長するディスク50に偏心状態で取り付けられていて該ディスクから軸方向に突出している羽根52を、粘性液体を攪拌して該粘性液体に乱流を生じさせる他の構造体によって置き換えることができる。例えば、図9A及び図9Bの楕円形の羽根48A、図10A及び図10Bの円筒形のフィンガ52A、あるいは、図11A及び図11Bの螺旋状の攪拌要素52Bを、図5の固定された中央ロッド24に取り付けられた、あるいは、隔室42の中の図6の回転軸78に取り付けられた、上記インペラ46の一部とすることができる。また、図2A、図2B、図3A及び図3Bのインペラ46の羽根48を、流体密の隔室42の内周壁面43上で半径方向に伸長する羽根によって置き換えることができる。
本発明の流体ブレーキ40用の特に好ましいインペラ46が、図12乃至図16に示されている。このインペラは、複数の羽根48Bを備えており、これら羽根は、インペラ46のハブ47から半径方向に突出していて、該ハブにヒンジ式に接続されている。各々の羽根48Bは、羽根の底部に設けられていて長手方向に伸長する丸いビード80によって、インペラハブ47に接続されるのが好ましく、上記丸いビードは、インペラハブ47の周囲に長手方向に伸長するように形成された嵌め合い形状の丸い溝82の中に摺動式に挿入されている。各々の羽根48Bは、比較的剛性を有しており、また、その第2の表面48に向かって凹型の曲線状の断面を有するのが好ましい。インペラ46及びその羽根48Bは、粘度の低い液体を流体ブレーキ40の中に使用する場合には特に、長手方向において細長いのが特に好ましい。
羽根48Bは、図13及び図14に示す非伸長位置と図15及び図16に示す伸長位置との間で、図14及び図16で見て反時計方向において半径方向外方へ動くことができる。シェード12を持ち上げる際のロール12の反時計方向の回転に応答して、流体ブレーキの流体密の隔室42の中の粘性液体が図14及び図16で見て反時計方向に回転することにより、羽根48Bのそれぞれの第2の表面49Bに圧力が作用すると、上記羽根48Bは、上述のように動くことができる。また、羽根48Bは、図15及び図16に示す伸長位置と図13及び図14に示す非伸長位置との間で、図14及び図16で見て時計方向において、半径方向内方へ動くこともできる。シェード16を下げる際のロール12の時計方向の回転に応答して、流体ブレーキの流体密の隔室42(図12乃至図16には図示されていない)の中の粘性液体が図14及び図16で見て時計方向に回転することにより、上記羽根の第1の表面49Aに圧力が作用すると、上記羽根は上述の態様で動くことができる。
図12乃至図16のインペラ46のハブ47には、各羽根48B毎の停止部材84を設けるのが好ましい。各々の停止部材84は、その溝82の一つに隣接してインペラハブ47に一体に形成され、羽根が図15及び図16に示すようにその完全な伸長位置まで動いた時に、上記溝の中の羽根48Bに当接するように構成されるのが好ましい。この点に関して、上記停止部材84は、羽根48Bの半径方向の端部の行程(ストローク)を制限するのが特に好ましく、上記行程(ストローク)は、約1.5−3mm、特に、約2mmに制限されるのが好ましい。
勿論、本発明は、本発明の範囲から逸脱することなく、あるいは、本発明の総ての利点を犠牲にすることなく変更することのできる、上述の実施の形態に限定されるものではない。この点に関して、上述の記載、及び、以下の請求の範囲において使用される、例えば、「左側」、「右側」、「長手方向」、「底部又は下」、「頂部又は上」、「軸方向」、「半径方向」、「時計方向」、「反時計方向」、「内側又は内方」、「外側又は外方」及び「端部」という用語は、建築物用遮蔽体に使用される本発明のワインディング機構の種々の要素の関係を説明するために、単に相対的な意味において使用されている。
本発明のワインディング機構の第1の実施の形態を備えたブラインドの概略的な斜視図である。 図2Aは、図1のワインディング機構の一部に沿って取った長手方向断面図であって、流体ブレーキの第1の実施の形態のインペラの羽根が2つの異なる作動位置(撓んでいない状態及び撓んだ状態)の中の一方の位置にある状態を示しており、図2Bは、図2Aの線II−IIに沿って取った断面図である。 図3Aは、図1のワインディング機構の一部に沿って取った長手方向断面図であって、流体ブレーキの第1の実施の形態のインペラの羽根が上記2つの異なる作動位置(撓んでいない状態及び撓んだ状態)の中の他方の位置にある状態を示しており、図3Bは、図3Aの線III−IIIに沿って取った断面図である。 図4Aは、図1のワインディング機構の図2Aと同様の図であって、流体ブレーキの第2の実施の形態を示しており、図4Bは、図4Aの線IV−IVに沿って取った断面図である。 本発明のワインディング機構をその一部を切除して示す長手方向断面図である。 変更されたワインディング機構の部分断面図である。 図6に示す遊星歯車列の立面図である。 図6に示す一方向クラッチの端面図である。 図9Aは、流体ブレーキの第3の実施の形態を示す図4Bと同様の図であり、図9Bは、図9Aの線IX−IXに沿って取った断面図である。 図10Aは、流体ブレーキの第4の実施の形態を示す図4Bと同様の図であり、図10Bは、図10Aの線X−Xに沿って取った断面図である。 図11Aは、流体ブレーキの第5の実施の形態を示す図4Bと同様の図であり、図11Bは、図11Aの線XI−XIに沿って取った断面図である。 流体ブレーキの第6の実施の形態のインペラの分解図である。 図12のインペラの羽根が伸長していない状態を示す斜視図である。 図13のインペラの端面図である。 図12のインペラの羽根が伸長している状態を示す斜視図である。 図15のインペラの端面図である。
符号の説明
1 窓用ブラインド又はシェード
12 ワインディング要素(ロール)
16 遮蔽体
20、28 軸受ジャーナル
24 固定要素
39 ワインディング機構
40 流体ブレーキ
42 隔室
43 内周壁面
46 インペラ
47 インペラハブ
48、48A、48B、羽根
49A、54 羽根の第1の表面
49B、56 羽根の第2の表面
50 ディスク
52、52A、52B 羽根
60 一方向クラッチ
70 増速歯車アセンブリ(遊星歯車列)
72 遊星歯車
74 リングギヤ
76 太陽歯車
84 停止部材

Claims (6)

  1. 建築物の遮蔽体の巻き取り及び展開を制御するワインディング機構を有する建築物の遮蔽体において、
    第1の回転軸線の回りを対向する第1及び第2の回転方向に回転するように、固定の軸受構造体に回転自在に軸止されているワインディング要素であって、前記建築物の遮蔽体を展開したり少なくとも部分的に閉じたりするために該ワインディング要素上に巻き取りまたは該ワインディング要素から巻き出し可能な要素(16)を、前記第1の回転軸線の回りに前記第1の回転方向または前記第2の回転方向に回転せしめるワインディング要素(12);
    前記ワインディング要素(12)と前記固定の軸受構造体(20、28)との間に連結されていて、インペラ(46)、流体密の隔室(42)及び該隔室(42)内に収容された液体からなる液体ブレーキであって、前記隔室(42)と前記インペラ(46)が第2の回転軸線の回りを対向する第1の回転方向及び第2の回転方向に相対的に回転するようになされていて、前記液体が前記隔室または前記インペラの回転に伴って前記第2の回転軸線の回りを回転するようになされており、前記インペラ(46)、前記隔室(42)及び前記液体の前記第2の回転軸線の回りの相対的回転運動により前記第1の回転軸線の回りの前記ワインディング要素(12)の相対的回転運動を遅延せしめるようにしてなる流体ブレーキ(40)
    備え、
    記インペラ(46)がインペラハブ(47)及び該インペラハブにヒンジ式に接続されて該インペラハブから半径方向に突き出た羽根であって伸長位置と非伸長位置との間で移動し得るとともに、羽根の回転方向の内のいずれか一方への回転時のみ流体の抵抗を受けるように構成された複数の羽根(48B)を有し、該羽根の各々の端部の半径方向の運動を停止させるための停止部材(84)が前記インペラハブ(47)に一体的に形設されてなること、
    を特徴とする建物の遮蔽体。
  2. 前記第1の回転軸線及び第2の回転軸線は同軸であることを特徴とする請求項1に記載の建築物の遮蔽体。
  3. 前記流体ブレーキ(40)は前記ワインディング要素(12)内に設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の建築物の遮蔽体。
  4. 前記液体は前記隔室(42)内の液体の撹拌の増大につれて粘度を増大する液体からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の建築物の遮蔽
  5. 前記流体ブレーキの前記隔室は、前記ワインディング要素と共に回転するように該ワインディング要素に接続されていることを特徴とする請求項に記載の建築物の遮蔽体。
  6. 窓用ブラインド又はシェードであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の建築物の遮蔽体。
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