JP2006509128A - ロールスクリーン用減速装置 - Google Patents
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Abstract
巻取り管内の他側に結合されたシリンダの内部に減速部の圧縮ピストンが出没することによりロールスクリーンの巻取りと解除が手軽に行え、特に、ロールスクリーンが巻かれるに当たり、一定区間減速さるべくすることにより、巻取りによる騒音及び衝撃、安全事故を防止し、且つ、老若男女を問わずに誰でも容易に作動可能になるロールスクリーン用減速装置が開示されている。
Description
本発明はロールスクリーン用減速装置に係り、より詳細には、ロールスクリーンの巻取りと解除が手軽に行え、特に、ロールスクリーンが巻かれるに当たり一定区間減速さるべくすることにより、巻取りによる騒音及び衝撃、安全事故を防止し、且つ、老若男女を問わずに誰でも容易に作動可能になるロールスクリーン用減速装置に関する。
通常、ロールスクリーンは、カーテンの代わりとして使われるものであって、スクリーンの下端部に設けられた仕上げ棒を引っ張ると、スクリーンが巻取りバネの弾性力を乗り越えて巻取り管に巻取あるいは解除される。このスクリーンにコンピュータ実写により各種の写真、絵などを打ち込むことにより飾りの用途として使用でき、家族写真を入れて窓や壁にフレームの代わりにも使用でき、さらには、巻上げ防虫網としても使用できる。
従来のロールスクリーンは、巻取り管に巻かれるに当たり、巻取りバネの弾性の度合いに応じて一瞬巻かれてしまうことがあり、ユーザを戸惑わせ、しかも、スクリーンの下端部に設けられた仕上げ棒から騒音が出ることもある。
つまり、ロールスクリーンはねじれ圧を受けている巻取りバネの弾性力により巻取り管に巻かれるものであるが、このスクリーンの巻取りに加速度が付いて一層速く巻かれてしまう。また、かかる加速が原因となって仕上げ棒が巻取り管を収容するケースなどにぶつかる結果、騒音が出る。
つまり、ロールスクリーンはねじれ圧を受けている巻取りバネの弾性力により巻取り管に巻かれるものであるが、このスクリーンの巻取りに加速度が付いて一層速く巻かれてしまう。また、かかる加速が原因となって仕上げ棒が巻取り管を収容するケースなどにぶつかる結果、騒音が出る。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロールスクリーンが巻取り管に一瞬巻かれることを防止することにより、ユーザの使い勝手を高められるロールスクリーン用減速装置を提供するところにある。
本発明の他の目的は、回転ナットの回転力によりシリンダの内部に圧縮される減速部の圧縮ピストンが密閉リングによりさらなる進行がほとんど停止されてロールスクリーンの巻取り速度が一段と下がり、且つ、空気排出口を介して徐々に排出される内部空気により再びロールスクリーンがスムーズに巻かれて騒音や衝撃、安全事故を防止するロールスクリーン用減速装置を提供するところにある。
上記目的を達成するために、本発明は、巻取り管の内部に設けられた固定軸と、前記固定軸に設けられてロールスクリーンの巻取り速度を下げるダンパーと、を備え、前記ダンパーは、外周面にネジ部が形成された固定軸と、巻取り管のスクリーン嵌合部が嵌め込まれるべく嵌合溝を有し固定軸に結合される減速ナットと、を有し、減速ナットとアジャスタとの間にバネやクッション材、ベローズ、緩衝器のうちいずれかが設けられる。
また、本発明は、外周面にネジ部が形成され、一側端に結合孔を有する固定軸と、外周面に多数個の嵌合溝が形成されて中央に回転孔を有する回転ナットと、上下側にガイド長孔が形成されて後端に圧縮ピストンを有し、外周面に弾性バネが結合された減速部と、先端に結合孔が形成されたシリンダと、前記シリンダと固定軸を減速部のガイド長孔の先端に固定する固定ピンと、を備える。
また、本発明は、外周面にネジ部が形成され、一側端に結合孔を有する固定軸と、外周面に多数個の嵌合溝が形成されて中央に回転孔を有する回転ナットと、上下側にガイド長孔が形成されて後端に圧縮ピストンを有し、外周面に弾性バネが結合された減速部と、先端に結合孔が形成されたシリンダと、前記シリンダと固定軸を減速部のガイド長孔の先端に固定する固定ピンと、を備える。
以下、添付した図面に基づき、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1及び図2は、本発明によるロールスクリーン用減速装置を示すものである。これを参照すれば、本発明によるロールスクリーン用減速装置は、ロールスクリーン100を支持する巻取り管110の両側に壁、天井、窓枠などに取り付けるためのブラケット123が結合され、前記巻取り管110の内部の一側に巻取りバネ122が設けられる。
図1及び図2は、本発明によるロールスクリーン用減速装置を示すものである。これを参照すれば、本発明によるロールスクリーン用減速装置は、ロールスクリーン100を支持する巻取り管110の両側に壁、天井、窓枠などに取り付けるためのブラケット123が結合され、前記巻取り管110の内部の一側に巻取りバネ122が設けられる。
併せて、前記巻取り管110は、長手方向に沿ってスクリーン嵌合溝112を有するスクリーン嵌合部111が長く形成され、前記スクリーン嵌合溝112に前記ロールスクリーン100の一端部が嵌め込まれて巻取り管110の外周面に巻取りあるいは解除される。
さらに、巻取り管110の内部の他側に固定軸200が長く形成されるが、この固定軸200は、その外周面にネジ部200aが形成され、一端部がブラケット123に結合される。
ダンパー201において、前記固定軸200には中央孔の内周面にネジ部211aが形成される減速ナット210が噛合され、減速ナット210とブラケット123との間にバネ212が設けられるが、前記減速ナット210のどちらか一側には、図3に示すように、嵌合溝211が形成されて巻取り管110のスクリーン嵌合部111に結合される。
ここで、固定軸200のネジ部200aは雄ネジ部であり、減速ナット210のネジ部211aはこれに対応する雌ネジ部である。
このため、固定軸200に減速ナット210が噛合されることにより、ロールスクリーン100が巻かれるときに巻取り管110が回転し、減速ナット210が固定軸200のネジ部200aに沿って一方向に移動する結果、巻取り速度が一定時点で下がって低速に巻かれるのである。
すなわち、ロールスクリーン100が巻取り管110に巻かれた状態では減速ナット210がブラケット123側に位置し、バネ212は減速ナット210によって圧縮されている。
この状態でボールチェーンロープを引っ張ると、ロールスクリーン100は巻取りバネ122の弾性力を乗り越えて解かれることにより、巻取り管110が回転する。また、この巻取り管110の回転に伴い減速ナット210も回転し、巻取りバネ122の方へ移動する。その結果、バネ212は圧縮が解除され、巻取りバネ122はねじれ圧を受けることになる。
このようにしてロールスクリーン100が完全に解かれると、前記ロールスクリーン100の下端部に設けられた仕上げ棒(図示せず)を固定してロールスクリーン100が窓を遮る状態となる。
次いで、仕上げ棒の固定状態を解除すれば、ねじれ圧を受けている巻取りバネ122の戻り弾性力によって巻取り管110が上記とは逆方向に回転しながらロールスクリーン100が前記巻取り管110に再び巻かれ、この巻取り管110に沿って減速ナット210が固定軸200の上で回転してブラケット123の方へ移動し、前記減速ナット210が一定距離だけ移動すればバネ212に当接する。しかし、前記バネ212は巻取りバネ122よりもその弾性力が弱いものであるため、減速ナット210が回転し続けて移動する結果、バネ212を圧縮する。
これにより、巻取り管110の回転速度が下がってロールスクリーン100がスムーズに巻かれる結果、騒音の発生が抑えられる。
すなわち、ロールスクリーン100が完全に解かれた状態では減速ナット210が固定軸200の末端部まで移動した状態となり、ロールスクリーン100が巻かれると、減速ナット210はこの位置からブラケット123の方へ移動するが、ロールスクリーン100が略3分の2ほど巻かれたとき(減速ナット210が固定軸200の上で3分の2ほど移動したとき)に前記減速ナット210がバネ212に当接して前記バネ212を圧縮することになる。
このため、ロールスクリーン100は3分の2は高速にて巻かれ、3分の1は低速にて巻かれて騒音の発生が抑えられ、その結果、製品が高級品となる。
図4は、本発明の他の実施例によるロールスクリーン用減速装置を示すものである。これを参照すれば、このロールスクリーン用減速装置におけるダンパー201は、減速ナット210とブラケット123との間に弾性を有するゴム材または合成樹脂、スポンジなどよりなるクッション材220を設けてなるものであって、その作用は、バネ212を圧縮して減速する過程と同様である。
図5は、本発明のさらに他の実施例によるロールスクリーン用減速装置を示すものである。これを参照すれば、このロールスクリーン用減速装置におけるダンパー201は固定軸200に噛合される一方、上部の嵌合溝232がスクリーン嵌合部111に結合される減速ナット210と、ブラケット123の間にベローズ230と、を設けることにより、前記減速ナット210の伸縮によりロールスクリーンの巻取り速度を下げている。
図6は、本発明のさらに他の実施例によるロールスクリーン用減速装置を示すものである。これを参照すれば、このロールスクリーン用減速装置におけるダンパー201は、油圧または空圧によるダンパーの機能を有する緩衝器240の一側がブラケット123に結合され、他側は減速ナット210に結合されることにより、減速ナット210の移動時に前記緩衝器240のロッドを出没させてロールスクリーン100の巻取り速度の低減を図っている。
本発明は、図7に示すように、外周面にネジ部311が形成された固定軸310と、外周面に嵌合溝321が形成され、回転孔323を有する回転ナット320と、ガイド長孔331が形成され、圧縮ピストン332を有すると共に、弾性バネ333が結合された減速部330と、先端に結合孔341が形成されたシリンダ340と、前記シリンダ340と固定軸310を減速部330のガイド長孔331の先端に固定する固定ピン350と、を備える。
前記固定軸310は、外周面にネジ部311が形成され、後端部に結合孔312が形成されている。前記ネジ部311は、ネジ山311aとネジ溝311bよりなる。さらに、結合孔312には、後述する固定ピン350が結合される。
前記回転ナット320は、図8に示すように、外周面に多数個の嵌合溝321が形成されており、中央には内面にネジ部322が形成された回転孔323が挿通されている。前記回転孔323のネジ部322は固定軸310のネジ部311に結合されて左右に回転する。前記嵌合溝321には巻取り管110のスクリーン嵌合部111が締結され、回転ナット320が回転するに伴い、ロールスクリーン100が巻かれている巻取り管110が回転する。
前記減速部330は、一側が開放されて内部に一定空間を有する円筒形を呈し、上下側の外面にガイド長孔331が形成されており、後端部に圧縮ピストン332が形成されている。そして、外周面には弾性バネ333が締結されている。前記減速部330の一定空間に固定軸310の後方を挿入して減速部330が回転ナット320の後方に置かれる。
前記シリンダ340は、先端に結合孔341が形成されており、内部に圧縮ピストン332が結合される。また、前記シリンダ340の端部は巻取り管110の内部に結合されているブラケット120に固定される。
前記固定ピン350はシリンダ340と固定軸310を減速部330のガイド長孔331の先端に固定する役割を果たす。これを詳細に説明すれば、減速部330の内部に結合されている固定軸310の結合孔312をガイド長孔331の先端に載置し、シリンダ340の結合孔341を固定軸310の結合孔312と一致させて固定ピン350を係止する。このとき、弾性バネ333は固定ピン350の前方に位置させる。
前記圧縮ピストン332は、外周面の中央にU字状の送り部332aが形成され、底面の両側に空気排出口332bが形成されている。前記送り部332aには密閉リング332cが結合される。
前記密閉リング332cはゴム製のOリングからなるために脱着が容易であり、且つ、密閉性に優れている。
このように、圧縮ピストン332がシリンダ340の内部に嵌め込まれるときには、図9Aに示すように、送り部332aに結合されている密閉リング332cが前方に位置して空気排出口332bに出る空気を密閉し、圧縮ピストン332が減速されつつ挿入される。
また、図9Bに示すように、シリンダ340に挿入されていた圧縮ピストン332は、排出時には送り部332aに結合されている密閉リング332cが後方に位置して空気排出口332bが開放された状態で空気が外部に高速にて排出され、その結果、圧縮ピストン332が容易に排出される。
前記回転ナット320は、図10に示すように、回転孔323の内部に多数個のボール324が形成される。このボール324は回転可能であり、ネジ溝311bに締結されて回転するために回転時における騒音が防止され、長期間使用が可能となる。
さらに、前記固定軸310の外周面に形成されたネジ部311は、図11に示すように、ネジ部311のネジ山311aのピッチを一定区間広く形成することにより、高速回転する回転ナット320の回転数を減らして緩衝作用を得る。
このように、本発明によるロールスクリーン減速装置は、図12に示すように、まず、ロールスクリーン100を支持する巻取り管110の両側に壁、天井、窓枠などに取り付けるためのブラケット123が結合され、巻取り管11の内部の一側に巻取りバネ122が設けられる。そして、他側には減速装置の本体300が結合される。
この状態で、ロールスクリーン100の先端に形成された取っ手部(図示せず)を下側に引っ張ると、ロールスクリーン100は巻取りバネ122の弾性力を乗り越えて解かれ、前記巻取り管110が回転する結果、巻取り管110に結合されている回転ナット320も固定軸310のネジ部311に沿って前方となる巻取りバネ122の方へ移動する。その結果、バネ212は圧縮が解除され、巻取りバネ122はねじれ圧を受ける。
このように、ロールスクリーン100を完全に引っ張って取っ手部を下側に固定すれば、ロールスクリーン100が窓を遮る状態となる。
この状態で、取っ手部を持ち上げて固定状態を解除すれば、ねじれ圧を受けている巻取りバネ122の戻り弾性力により巻取り管110が逆方向に回転しつつ、ロールスクリーン100がさらに巻かれる。
このとき、固定軸310に結合されていた回転ナット320が後方に高速回転しながら減速部330を打撃し、減速部330の圧縮ピストン332がシリンダの内部に移送されながら、送り部332aに結合されている密閉リング332cが前方に移動してシリンダ340の内部空気を圧縮し、その結果、圧縮ピストン332が内部にそれ以上進入できなくなる。
このとき、圧縮ピストン332には小孔が形成されているが、その空気排出口332bは極めて小さいために圧縮された空気を一時に排出できなくなる結果、シリンダ340の内部に圧縮ピストン332が進入することを防いで回転ナット320の回転速度を急減させ、その圧縮された空気が空気排出口332bを介して排出されながら内部の空間を確保する。そして、シリンダ340の内部に減速部330が再び確保された空間だけ前進しながらロールスクリーン100の巻取り速度を減らし、その結果、一定区間スムーズに巻かれて騒音や安全事故を防止する。
また、前記固定軸310の外周面に形成されたネジ部311のネジ山311aのピッチを一定区間広く形成することにより、回転ナット320の回転数を減らしながら区間を移動して高速進行する回転ナット320を一定区間だけ徐々に移動させて緩衝の役割を行わせ、安定性を一層高く確保する。
この状態で、さらにロールスクリーン100の取っ手部を下側に引っ張ると、シリンダ340の内部に挿入されていた圧縮ピストン332の密閉リング332cが後退して空気排出口332bを開放して容易に排出され、その結果、回転ナット320の回転が容易になる。
上述したように、本発明は、圧縮ピストンが形成されている減速部が回転ナットの回転力によりシリンダの内部に移動するとき、圧縮ピストンの送り部に結合されている密閉リングが空気排出口を塞いでいるために徐々に移動してロールスクリーンの巻取り速度を下げて一定区間スムーズに巻かれる結果、騒音や衝撃、安全事故が防止される。また、固定軸の外周面に形成されたネジ山のピッチを一定区間広く形成することにより、回転ナットの回転数を減らしながら長い区間を移動して高速進行する回転ナットを一定区間徐々に移動させて緩衝の役割を行わせ、安定性が高まる。
100:ロールスクリーン 110:巻取り管
111:スクリーン嵌合部 112:スクリーン嵌合溝
120:アジャスタ 121:ボールチェーンロープ
122:巻取りバネ 123:ブラケット
200,310:固定軸 201:ダンパー
210:減速ナット 211:嵌合溝
212:バネ 220:クッション材
230:ベローズ 240:緩衝器
311,322:ネジ部 312,341:結合孔
320:回転ナット 330:減速部
321:ガイド長孔 324:ボール
332:圧縮ピストン 332a:送り部
332b:空気排出口 32c:密閉リング
333:弾性バネ 340:シリンダ
350:固定ピン
111:スクリーン嵌合部 112:スクリーン嵌合溝
120:アジャスタ 121:ボールチェーンロープ
122:巻取りバネ 123:ブラケット
200,310:固定軸 201:ダンパー
210:減速ナット 211:嵌合溝
212:バネ 220:クッション材
230:ベローズ 240:緩衝器
311,322:ネジ部 312,341:結合孔
320:回転ナット 330:減速部
321:ガイド長孔 324:ボール
332:圧縮ピストン 332a:送り部
332b:空気排出口 32c:密閉リング
333:弾性バネ 340:シリンダ
350:固定ピン
Claims (8)
- 両側にブラケット(123)が結合された巻取り管(110)の内部に巻取りバネ(122)が設けられ、前記巻取り管(110)の長手方向に形成されたスクリーン嵌合部(111)のスクリーン嵌合溝(112)にロールスクリーン(100)の一端部が結合されて巻取りあるいは解除されるロールスクリーンにおいて、
前記巻取り管(110)の内部に設けられ、一端部がブラケット(123)に結合された固定軸(200)と、
前記巻取り管(110)のスクリーン嵌合部(111)が嵌め込まれるべく嵌合溝(211)を有し固定軸(200)に結合される減速ナット(210)とアジャスタ(120)との間にバネ(212)が設けられたダンパー(201)と、を備えることを特徴とするロールスクリーン用減速装置。 - 前記ダンパー(201)の減速ナット(210)とアジャスタ(120)との間にクッション材(220)が設けられることを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン用減速装置。
- 前記ダンパー(201)は、減速ナット(210)とアジャスタ(120)との間に緩衝器(240)が設けられることを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン用減速装置。
- 前記ダンパー(201)は、減速ナット(210)とアジャスタ(120)との間にベローズ(230)が設けられることを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン用減速装置。
- 両側にブラケット(123)が結合された巻取り管(110)の内部に巻取りバネ(122)が設けられ、巻取り管(110)の長手方向に形成されたスクリーン嵌合部(111)のスクリーン嵌合溝(112)にロールスクリーン(100)の一端部が結合されて巻取りあるいは解除されるロールスクリーンにおいて、
外周面にネジ部(311)が形成され、一側端に結合孔(312)を有する固定軸(310)と、
前記固定軸(310)のネジ部(311)に結合され、外周面に多数個の嵌合溝(321)が形成され、中央の内面にネジ部(322)が形成された回転孔(323)を有する回転ナット(320)と、
前記固定軸(310)の一側に挿入され、上下側にガイド長孔(331)が形成され、後端に圧縮ピストン(332)を有すると共に、外周面に弾性バネ(333)が結合されている減速部(330)と、
前記巻取り管(110)内の一側端に固定され、先端に結合孔(341)が形成されたシリンダ(340)と、
前記シリンダ(340)と固定軸(310)を減速部(330)のガイド長孔(331)の先端に固定する固定ピン(350)と、を備えることを特徴とするロールスクリーン用減速装置。 - 前記圧縮ピストン(332)は、外周面の中央にU字状の送り部(332a)が形成され、底面の両側に空気排出口(332b)を有すると共に、前記送り部(332a)に結合されて空気排出口(332b)を開閉する密閉リング(332c)を備えることを特徴とする請求項5に記載のロールスクリーン用減速装置。
- 前記回転ナット(320)は、回転孔(323)の内部にボール(324)を形成してネジ溝(311b)に沿って回転すべく構成することを特徴とする請求項5に記載のロールスクリーン用減速装置。
- 前記固定軸(310)は、ネジ山(311a)のピッチを一定区間広く形成すべく構成することを特徴とする請求項5に記載のロールスクリーン用減速装置。
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