JP3311996B2 - ロールブラインドの昇降装置 - Google Patents

ロールブラインドの昇降装置

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    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/56Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
    • E06B9/80Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
    • E06B2009/807Brakes preventing fast screen movement

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロールブライン
ドのスクリーン昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロールブラインドを昇降する昇降
装置の一種類として、スクリーンを巻き取る巻取軸内に
捩じりコイルスプリングを配設し、スクリーンを引き下
げるときにはその捩じりコイルスプリングを蓄勢し、ス
クリーンを引き上げるときには、その蓄勢力で巻取軸を
回転させて、スクリーンを自動的に引き上げるようにし
たものがある。
【0003】このようなロールブラインドでは、捩じり
コイルスプリングの蓄勢力に基づいてスクリーンを引き
上げると、スクリーンが上限まで引き上げられたとき、
ウェイトバーが取付フレームに衝突して騒音を発生させ
るおそれがある。
【0004】そこで、巻取軸の回転速度を制限するダン
パーを設けて、ウェイトバーと取付フレームとの衝突音
を減衰させたロールブラインドや、あるいは実公昭58
−21919号公報に記載されたように、スクリーンが
上限近傍まで引き上げられたとき、巻取軸の回転を制動
する制動装置を備えたロールブラインドが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一つのダンパーで巻取
軸の回転速度を制限するロールブラインドでは、ウエイ
トバーと取付フレームとの衝突による騒音を確実に減衰
させるためには、捩じりコイルスプリングの付勢力に対
し、ダンパーの制動力を十分に大きくして、スクリーン
の引上げ速度を低く設定する必要がある。
【0006】しかし、スクリーンの引上げ速度を低く設
定すると、スクリーンを下限位置から上限位置まで引き
上げるために要する引上げ時間が長くなるという問題点
がある。
【0007】また、引上げ時間を短縮するために、ダン
パーの制動力を小さく設定すると、スクリーンの引上げ
速度が速くなって、ウェイトバーと取付フレームとの衝
突音を十分に減衰させることはできない。
【0008】また、実公昭58−21919号公報に記
載されたロールブラインドでは、巻取軸の回転に基づい
て移動コマを移動させ、その移動コマに皿バネによる付
勢力で制動板を圧接して巻取軸の回転を制動する構成で
ある。
【0009】すると、移動コマの回転を制動板で制動し
てウェイトバーと取付フレームとの衝突を防止しなが
ら、スクリーンが上限まで確実に引き上げられるように
皿バネの弾性を調整することは極めて困難である。
【0010】従って、皿バネの弾性力が不十分であれ
ば、依然としてウェイトバーが取付フレームに衝突して
騒音を発生させ、皿バネの弾性力が過剰であれば、スク
リーンが上限まで引き上げられる以前に、巻取軸の回転
が阻止されてしまうという問題点がある。
【0011】また、スクリーンの引上げ動作時に、移動
コマが制動板に当接すると、スクリーンの引上げ速度が
急激に減速されるため、引上げ途上にあるウェイトバー
及びスクリーンがその反動で大きく揺動するという問題
点もある。
【0012】この発明の目的は、ウェイトバーと取付フ
レームとの衝突音を十分に減衰させながら、スクリーン
を上限まで確実に引き上げ得るロールブラインドの昇降
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1では、スクリー
ンを吊下支持する巻取軸の両端を支持ブラケットに回転
可能に支持し、前記巻取軸を付勢装置でスクリーン引上
げ方向に付勢し、前記巻取軸内には前記付勢装置の付勢
力による該巻取軸の回転速度を抑制するダンパーを設け
たロールブラインドの昇降装置において、前記ダンパー
は、前記スクリーンの引上げ動作時に、前記巻取軸に常
時制動力を付与する第一のダンパーと、前記スクリーン
が上限近傍まで引き上げられたとき作動して、該スクリ
ーンが引き上げられるにつれて、前記巻取軸に付与する
制動力を徐々に増大させる第二のダンパーとから構成し
た。
【0014】
【0015】また、前記第二のダンパーは、前記巻取軸
内でネジ軸に螺合されて、該巻取軸の回転に基づいて回
転しながら移動するローターと、前記スクリーンが上限
近傍まで引き上げられたとき前記ローターに当接すると
ともに、コイルスプリングで前記ローターに向かって付
勢されるダンパーキャップとから構成した。
【0016】また、前記ネジ軸は、クラッチスプリング
を介して固定軸に接続し、該ネジ軸に所定値以上の回転
力が作用したときに限り、前記固定軸に対し回転可能と
した。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示すロールブ
ラインドは、窓の上枠等に取付金具を介して取着される
取付フレーム1の両端に支持ブラケット2a,2bが取
着され、その支持ブラケット2a,2b間に巻取軸3が
回転可能に支持される。
【0019】前記巻取軸3からスクリーン4が垂下さ
れ、そのスクリーン4の下端にウェイトバー4aが取着
され、そのウェイトバー4aから操作ひも4bが垂下さ
れる。そして、巻取軸3の回転に基づいてスクリーン4
が昇降される。
【0020】巻取軸3内には該巻取軸3にスクリーン4
の引上げ方向の回転力を付与する付勢装置と、その回転
力に基づく巻取軸の回転速度を所定速度に制御するダン
パー装置と、付勢装置により付与される回転力に抗して
スクリーン4を所望の引き下げ位置に維持する公知のク
ラッチ装置とが内蔵される。
【0021】前記付勢装置の具体的構成を説明すると、
図2に示すように、前記巻取軸3内の一側には、前記支
持ブラケット2aに対し回転不能に支持されたワインド
プラグ5が配設され、そのワインドプラグ5に前記付勢
装置を構成する捩じりコイルスプリング6の一端が固定
される。
【0022】前記ワインドプラグ5の中心部には、ガイ
ドパイプ7の一端が固定され、そのガイドパイプ7は前
記捩じりコイルスプリング6内に挿通されている。前記
ガイドパイプ7の他端には、パイプストッパ8が嵌着固
定され、そのパイプストッパ8には前記巻取軸3の内周
面に嵌着されるドライブプラグ9が回転可能に支持さ
れ、そのドライブプラグ9に前記捩じりコイルスプリン
グ6の他端が固定されている。
【0023】そして、巻取軸3がスクリーン4の下降方
向に回転されると、ドライブプラグ9が巻取軸3と一体
に回転されて捩じりコイルスプリング6が蓄勢され、そ
の捩じりコイルスプリング6の付勢力により巻取軸3が
スクリーン引上げ方向に回転されると、捩じりコイルス
プリング6が去勢されるようになっている。
【0024】前記ドライブプラグ9の先端部には、第一
のダンパーとしてのロータリーダンパー10のケース1
1が嵌着され、そのロータリーダンパー10の入力軸1
2は、前記パイプストッパ8の先端部に嵌着されてい
る。このロータリーダンパー10は、例えばオイルダン
パーで構成される。
【0025】そして、巻取軸3が回転されると、ロータ
リーダンパー10はその入力軸12の回転がパイプスト
ッパ8で阻止された状態でケース11が回転されるた
め、巻取軸3の回転が制動される。従って、捩じりコイ
ルスプリング6の付勢力で巻取軸3がスクリーン引上げ
方向に回転されるとき、巻取軸3の回転速度が所定速度
以下に制限される。
【0026】図3に示すように、前記巻取軸3内の他端
部には、円筒状のクラッチキャップ13が嵌着され、そ
のクラッチキャップ13内には前記支持ブラケット2b
に対し回転不能に支持された固定軸14が突出されてい
る。
【0027】前記固定軸14の先端には、ベース15が
回動不能に嵌着されている。前記クラッチキャップ13
の先端開口部にはクラッチカバー16が嵌着され、その
クラッチカバー16の中心部にはネジ軸17の基端部が
回転可能に支持されている。なお、ネジ軸17にはその
中間部にネジが刻設され、基端部にはネジは刻設されて
いない。
【0028】前記クラッチキャップ13内において、ネ
ジ軸17の基端は前記ベース15内に突出され、そのベ
ース15とクラッチカバー16との間において、ネジ軸
17の基端部にはクラッチスプリング18が巻着されて
いる。前記クラッチスプリング18の一端は、前記ベー
ス15に形成された係止溝19内に突出されて、ベース
15に対し回転不能となっている。
【0029】そして、ネジ軸17に所定値以下の回転ト
ルクが作用している状態では、クラッチスプリング18
とネジ軸17との間の摩擦によりネジ軸17のベース1
5に対する回転が阻止される。従って、ネジ軸17はベ
ース15を介して固定軸14に回転不能に支持される。
【0030】また、ネジ軸17にクラッチスプリング1
8とネジ軸17との間の摩擦力を超えた所定値以上の回
転トルクが作用した場合には、クラッチスプリング18
に対しネジ軸17が回転する。従って、この場合にはネ
ジ軸17が固定軸14に対し空回りするようになってい
る。
【0031】前記ネジ軸17には板状のローター20が
螺合され、そのローター20の外周縁は、巻取軸3の内
周面に対し、該巻取軸3の軸方向に移動可能にかつ相対
回転不能に嵌合されている。
【0032】そして、巻取軸3がスクリーン引上げ方向
に回転されると、ローター20は巻取軸3と一体に回転
しながらネジ軸17の先端方向(図3に示す矢印A方
向)に向かって移動し、巻取軸3がスクリーン下降方向
に回転されると、ローター20は回転しながらネジ軸1
7の基端側(図3に示す矢印B方向)に向かって移動す
るようになっている。
【0033】前記ネジ軸17の先端部にはネジ刻設部よ
り小径の丸軸部21が形成され、最先端部には丸軸部2
1よりさらに小径の四角軸部22が形成されている。前
記丸軸部21は有底円筒状のダンパーキャップ23の底
面中心部に挿通され、そのダンパーキャップ23はネジ
軸17の先端側に向かって開口されるとともに、丸軸部
21に対し軸方向に移動可能に支持されている。前記ダ
ンパーキャップ23の先端には、上方及び下方へ突出す
る返し部24が形成されている。
【0034】前記ネジ軸17の四角軸部22には、有底
円筒状のダンパーケース25の底面に形成された四角孔
26が嵌合され、その四角軸部22の先端には割ピン2
7が嵌合されている。従って、ダンパーケース25は四
角軸部22に対し軸方向に移動不能にかつ回転不能に支
持される。
【0035】前記ダンパーケース25は、前記ダンパー
キャップ23側に向かって開口されるとともに、前記ダ
ンパーキャップ23を挿入可能とした径で形成され、底
面近傍の上下位置には前記ダンパーキャップ23の返し
部24を係合可能とした案内溝28が軸方向に所定の長
さで形成されている。
【0036】そして、ダンパーキャップ23がダンパー
ケース25内に挿入されて、返し部24が案内溝28に
係合され、同ダンパーキャップ23は返し部24が案内
溝28内を移動可能な範囲で、ダンパーケース25に対
し出没可能となっている。
【0037】前記ダンパーキャップ23とダンパーケー
ス25の両底面間には、コイルスプリング29が配設さ
れている。従って、ダンパーキャップ23はダンパーケ
ース25の底面を支点とするコイルスプリング29の付
勢力によりネジ軸17の基端側に向かって付勢され、前
記ローター20がダンパーキャップ23に当接しない状
態では、図3に示すようにダンパーキャップ23は丸軸
部21の基端縁に位置するようになっている。
【0038】また、ロータ20が回転しながらダンパー
キャップ23に向かって移動して、図4に示すようにダ
ンパーキャップ23に当接し、この状態からローター2
0がさらに同方向に移動すると、図5に示すようにダン
パーキャップ23はローター20に押圧されて、コイル
スプリング29の付勢力に抗してダンパーケース25内
に没入する。
【0039】そして、ダンパーキャップ23がダンパー
ケース25内に向かって移動不能となったとき、ロータ
ー20のそれ以上の回転が阻止されるようになってい
る。なお、図4に示すようにローター20がダンパーキ
ャップ23に当接した後、図5に示すようにローター2
0及びダンパーキャップ23が移動不能となるまでに、
巻取軸3がほぼ3回転するように設定されている。
【0040】このようなダンパーキャップ23、ダンパ
ーケース25及びコイルスプリング29により、第二の
ダンパーが構成される。前記巻取軸3内において、前記
クラッチキャップ13に連なる巻取軸3他端側には、公
知のクラッチ装置が配設され、スクリーン4を所望位置
まで引き下げて操作ひも4bを手放せば、そのクラッチ
装置が作動して、捩じりコイルスプリング6の付勢力に
抗してスクリーン4が所望位置に吊下支持される。
【0041】また、この状態から操作ひも4bを操作し
てスクリーン4を僅かに引き下げると、前記クラッチ装
置の作動が自動的に解除されて、捩じりコイルスプリン
グ6の付勢力に基づいてスクリーン4が上限まで引き上
げられる。
【0042】次に、上記のように構成されたロールブラ
インドのダンパー装置の作用を説明する。使用に先立っ
て、スクリーン4を上限まで巻き上げたとき、ダンパー
キャップ23のダンパーケース25内へのそれ以上の移
動が不能となって、ローター20の回転が阻止されるよ
うにローター20の位置を設定する。
【0043】すなわち、スクリーン4が上限まで引き上
げられていない状態で、図5に示すようにローター20
及びダンパーキャップ23が移動不能となったとき、巻
取軸3をクラッチスプリング18とネジ軸17との間の
摩擦力を超える力で、直接にスクリーン引上げ方向に回
転操作する。すると、ネジ軸17が回転されて巻取軸3
が回転されるので、スクリーン4を上限まで引き上げ可
能となる。
【0044】この状態から、スクリーン4を引き下げる
と、巻取軸3の回転とともにローター20は図5に示す
矢印B方向に移動する。スクリーン4を所望位置に吊下
支持して、例えばローター20が図3に示す位置にある
状態から、前記クラッチ装置の作動を解除すると、捩じ
りコイルスプリング6の付勢力に基づいて巻取軸3がス
クリーン引上げ方向に回転され、スクリーン4が引き上
げられる。すると、ローター20は巻取軸3とともに回
転しながら図3に示す矢印A方向に移動する。このと
き、巻取軸3の回転速度は、ロータリーダンパー10の
制動力により、所定速度以下に抑制される。
【0045】次いで、図4に示すように、ローター20
がダンパーキャップ23に当接すると、ローター20は
ダンパーキャップ23と擦り合いながら、同ダンパーキ
ャップ23を押圧する。
【0046】すると、巻取軸3にはロータリーダンパー
10の制動力に加えて、ローター20とダンパーキャッ
プ23との間の摩擦力が制動力として作用する。この制
動力は、ダンパーキャップ23がダンパーケース25内
に没入するにつれてコイルスプリング29の付勢力が増
大するため、徐々に増大する。
【0047】そして、図5に示すように、ダンパーキャ
ップ23が移動不能となると、ローター20の移動及び
回転が阻止されて、巻取軸3の回転が阻止される。この
とき、スクリーン4は上限まで引き上げられている。
【0048】上記のように構成されたロールブラインド
のダンパー装置では、次に示す作用効果を得ることがで
きる。 (1)捩じりコイルスプリング6の付勢力に基づいてス
クリーン4を引き上げるとき、ロータリーダンパー10
の作用によりスクリーン4の引上げ速度を所定速度以下
に抑制することができる。 (2)スクリーン4が上限近傍まで引き上げられて、ロ
ーター20がダンパーキャップ23に当接した後は、ロ
ータリーダンパー10の制動力に加えて、ローター20
とダンパーキャップ23との摩擦力が制動力として作用
するため、スクリーン4の引上げ速度をさらに低速化す
ることができる。 (3)ローター20とダンパーキャップ23との摩擦力
は、ローター20の移動にともなって圧縮されるコイル
スプリング29の付勢力により徐々に増大するため、ス
クリーン4が引き上げられるにつれて、その引上げ速度
が徐々に低速化される。従って、スクリーン4の引上げ
速度が急激に変化することはないので、引上げ途上のウ
ェイトバー4a及びスクリーン4の揺動を防止すること
ができる。また、スクリーン4が上限まで引き上げられ
たとき、スクリーン4の引上げ動作が緩やかに停止され
るので、ウェイトバー4aと取付フレーム1との衝突音
を十分に減衰させることができる。 (4)スクリーン4が上限まで引き上げられた時点で、
ローター20の回転が阻止されるように設定することが
できるので、スクリーン4を上限まで確実に引き上げる
ことができる。 (5)ロータリーダンパー10の制動力に加えて、ロー
ター20とダンパーキャップ23との摩擦力を制動力と
して作用させるとともに、ローター20とダンパーキャ
ップ23との摩擦力でスクリーンの引上げ停止位置を設
定する必要がないので、コイルスプリング29の付勢力
の設定の自由度が大きく、その設計が容易である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はウェイ
トバーと取付フレームとの衝突音を十分に減衰させなが
ら、スクリーンを上限まで確実に引き上げ得るロールブ
ラインドの昇降装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロールブラインドを示す正面図である。
【図2】 スクリーン引上げ装置を示す断面図である。
【図3】 第二のダンパーを示す断面図である。
【図4】 第二のダンパーの動作を示す断面図である。
【図5】 第二のダンパーの動作を示す断面図である。
【符号の説明】
2a,2b 支持ブラケット 3 巻取軸 4 スクリーン 6 付勢装置(捩じりコイルスプリング) 10 第一のダンパー(ロータリーダンパー) 20 第二のダンパー(ローター) 23 第二のダンパー(ダンパーキャップ) 29 第二のダンパー(コイルスプリング)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンを吊下支持する巻取軸の両端
    を支持ブラケットに回転可能に支持し、前記巻取軸を付
    勢装置でスクリーン引上げ方向に付勢し、前記巻取軸内
    には前記付勢装置の付勢力による該巻取軸の回転速度を
    抑制するダンパーを設けたロールブラインドの昇降装置
    において、 前記ダンパーは、 前記スクリーンの引上げ動作時に、前記巻取軸に常時制
    動力を付与する第一のダンパーと、 前記スクリーンが上限近傍まで引き上げられたとき作動
    して、該スクリーンが引き上げられるにつれて、前記巻
    取軸に付与する制動力を徐々に増大させる第二のダンパ
    ーとから構成し 前記第二のダンパーは、 前記巻取軸内でネジ軸に螺合されて、該巻取軸の回転に
    基づいて回転しながら移動するローターと、 前記スクリーンが上限近傍まで引き上げられたとき前記
    ローターに当接するとともに、コイルスプリングで前記
    ローターに向かって付勢されるダンパーキャップとから
    構成し、 前記ネジ軸は、クラッチスプリングを介して固定軸に接
    続し、該ネジ軸に所定値以上の回転力が作用したときに
    限り、前記固定軸に対し回転可能とし たことを特徴とす
    るロールブラインドの昇降装置。
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