JP4865475B2 - 画像表示データ生成システム、画像表示データ生成方法及び画像表示データ生成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ドットにより構成される画像を生成するための画像表示データ生成システム、画像表示データ生成方法及び画像表示データ生成プログラムに関する。
複写技術の発達により、原本と見分けることが難しい複写物を作成することができるようになってきている。そこで、複写物であるか否かを判断するために、地紋パターンを用いて、原本と複写物とを判別する技術も開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特許文献1に記載の発明では、改ざん検証用地紋と不正複写検出用地紋とを複数種類のドットにより構成し、これら地紋により保護対象画像に応じた検出用ドット画像を生成する。そして、この検出用ドット画像と、保護対象画像とを重ねた重畳画像を生成する。これにより、改ざんの検証ができ、かつ複写された場合には複写物であることを目視によって容易に識別することができる。
特許文献2に記載の発明では、複写機によるコピー時に消失する基本セキュリティ地紋と、複写機によるコピー時に明瞭に複写される隠しセキュリティ地紋からなるセキュリティ地紋を生成する。このセキュリティ地紋と印刷画像とを合わせて印刷する。これにより、複写を行なうと、地紋が消えたり浮き出たりするため、原本と複写物とを判定することができる。
特開2005−295519号公報(図1) 特開2001−324898号公報(図13)
ところで、プライバシ保護の観点から、個人情報の保護が重要視されている。特に、複写技術の発達により、印刷や複写が容易なため、個人情報を印刷したり複写したりする場合には、情報のセキュリティについての注意が必要になる。上述した文献記載の技術では、複写物や内容の改ざんを判定することはできるが、複写物であっても画像や文字を視認することが可能であるため、情報の漏洩を抑止するには有効ではなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、画像表示媒体に表示された画像等の情報が漏洩することを抑止するための画像表示データ生成システム、画像表示データ生成方法及び画像表示データ生成プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項に記載の発明は、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、画像を構成するドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを備え、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成システムであって、前記制御手段が、前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定手段、この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換手段、及びこの画像表示データに基づいて出力を行なう出力実行手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像表示データ生成システムにおいて、前記画像に対して合成する、規則的に離散した画像隠蔽画像のデータを記憶した追加画像データ記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記画像表示データに、前記追加画像データ記憶手段から取得したデータを合成して、合成画像データを生成する合成画像生成手段を更に備え、前記出力実行手段は、画像表示データの代わりに、合成画像生成手段が生成した合成画像データに基づいて、出力を行なうことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、ドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成方法であって、前記制御手段が、前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定段階、この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換段階、及びこの画像表示データに基づいた出力を行なう出力実行段階を実行することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、ドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成プログラムであって、前記制御手段を、前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定手段、この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換手段、及びこの画像表示データに基づいた出力を行なう出力実行手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、複写により解像されない離散した状態の微小なドットを用いて画像が構成されている。このため、複写物にドットが再現されないため、画像の複写が困難である。更に、このような微小なドットで構成された画像は薄い像になるため、正面以外から覗かれた場合には、画像を明確に認識することが困難である。従って、複写や覗き見を回避することができるので、情報漏洩をより効果的に抑止することができる。
本発明によれば、画像は、視覚の積分効果により認識される大きさの文字である。このため、複写を困難にするために微小なドットで文字画像を構成しても、正面から覗いた場合には、文字画像が視覚の積分効果によって、より明確に認識することができる。
本発明によれば、ドットで構成された画像に対して、規則的に離散した画像隠匿画像を合成して表示を行なう。このため、正面以外から覗かれた場合には、画像隠匿画像を認識する度合いが高くなるため、ドットで構成された画像を明確に把握することがより困難になる。従って、覗き見をいっそう回避することができ、情報漏洩をより効果的に抑止する
ことができる。
本発明によれば、複写により解像されない離散した状態の微小なドットで構成されるように、ドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と制御手段とを用いる。制御手段は、画像表示媒体に表示させる画像データを、マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、複写により解像されない離散した状態の微小なドットによって構成される画像表示データに変換して、出力を行なう。このため、複写や覗き見を回避して、情報漏洩をより効果的に抑止することができる画像を、効率よく画像表示媒体に表示することができる。
本発明によれば、画像に対して合成する、規則的に離散した画像隠蔽画像のデータを記憶した追加画像データ記憶手段を更に備える。制御手段は、前記画像表示データに、前記追加画像データ記憶手段から取得したデータを合成して、合成画像データを生成し、この合成画像データに基づいて、出力を行なう。このため、画像隠匿画像を認識する度合いが高くなるため覗き見をいっそう回避することができ、情報漏洩をより効果的に抑止できる画像を、効率よく画像表示媒体に表示することができる。
本発明によれば、画像表示媒体に表示された画像が漏洩することを、効率的に抑止することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
本実施形態においては、画像表示媒体として紙の印刷物の場合について説明する。図1には、画像10として「あ」の文字画像を表示している。この画像10は、印刷物に表示される白黒画像である。この画像10は、600dpi(Dot Per Inch)の黒色のドットDで構成されている。図1には、画像10を構成するドットDの拡大図も示している。画像10を構成するドットDは、600dpiのマスを縦横8列(8×8)に並べて構成されるマトリクス11に離散した状態で2つだけ表示される。このように、600dpiの大きさで、マトリクス11に2つだけ表示されるドットDは、通常の複写機ではゴミとして扱われるためにドットとして認識されない。このため、このドットDにより構成される画像10を複写した印刷物では、この画像10が転写されない。
また、本実施形態では、画像10として30ポイント以上の大きさの文字画像を用いる。離散したドットDにより画像10を構成するため、図2に示すように、小さい文字画像では文字の判別が難しいが、30ポイント以上の大きさの文字では、視覚の積分効果により、文字の判別が容易になる。
次に、本実施形態の画像を印刷物に表示させるデータを生成する画像生成システムとしてのコンピュータ端末20について、図3を用いて説明する。
コンピュータ端末20は、制御手段を備える。この制御手段は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(特定段階、データ変換段階及び出力実行段階等を含む処理)を行なう。これにより、制御手段は、特定手段、データ変換手段及び出力実行手段等として機能する。
ここで、特定手段は画像表示媒体に表示させる画像データを特定する。データ変換手段は、この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、複写により解像されない離散した状態の微小なドットによって構成される画像表示データに変換する。出力実行手段は、この画像表示データに基づいた出力を行なう。
更に、コンピュータ端末20は、入力手段21、マスクデータ記憶手段としてのデータ記憶手段22及び出力手段23を備え、これら各手段(21,22,23)とデータの送受信を行なう。入力手段21は、ユーザの指示や印刷物に表示するデータなどを受け入れるものであり、具体的にはキーボードやマウスなどである。
データ記憶手段22には、ドットを間引くためのドット除去マスクデータ等のデータが記録されている。このドット除去マスクデータは、図1のマトリクス11のように8×8のマス内で離散した2つのマスには「1」の値を有し、その他のマスは「0」の値を有する。そして、このドット除去マスクデータを順次、画像データに重ねて、画像データとドット除去マスクデータとの論理積の値を変換データとする。このドット除去マスクデータを用いて、画像データで表現される画像を、マトリクス11に2つ離散させた600dpiのドットDによって表現される画像に変換することができる。
出力手段23は、プリンタなどの印刷装置である。
次に、印刷物に画像10を表示させるための処理について、図3を用いて説明する。
まず、コンピュータ端末20は、印刷対象の画像データを取得する(ステップS1)。本実施形態では、利用者が入力手段21を用いて、文字情報を含む文書について印刷指示を行なう。この印刷指示に基づいてコンピュータ端末20の制御手段は、指示された文書の文字データを画像データとして、所定のデータ記憶部から取得する。なお、このとき、コンピュータ端末20は、指示された文書の文字データが30ポイント以上でない場合には、30ポイント以上に変更するように利用者に促し、又は強制的に文字の大きさを変更して、30ポイント以上の文字データを取得してもよい。
次に、コンピュータ端末20は、画像データを微小なドットで表現する画像表示データに変換する(ステップS2)。具体的には、制御手段は、取得した画像データに、ドット除去マスクデータを整列させたデータを重ねる。そして、重なった部分の論理積が「1」となったデータの位置にはドットDを表示させるデータとし、論理積が「0」となったデータの位置にはドットDを表示しないデータとする。これにより、画像データのドットが、マトリクス11において2つとなるように、間引かれた画像表示データに変換される。
次に、コンピュータ端末20は、出力手段23に対して出力を実行する(ステップS3)。具体的には、制御手段は、ステップS2で変換して生成した画像データを、印刷データに変換し、この印刷データを出力手段23に送信する。そして、出力手段23において印刷処理が実行されて、印刷物が生成される。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、印刷物に表示される画像10は、600dpiのドットDで構成されている。更に、各ドットDは、マトリクス11に離散した状態で2つだけ表示される。このようなドットDは、通常の複写機ではドットとして認識されないので、画像10を複写した印刷物では、この画像10が出現しない。また、このような600dpiの大きさで、マトリクス11に2つだけ表示されるドットDで構成される画像10は、薄い像になる。このため、正面以外から覗かれた場合には、画像を明確に認識することが困難である。従って、複写や覗き見を回避することができるので、情報漏洩をより効果的に抑止することができる。
・ 本実施形態では、画像10として30ポイント以上の大きさの文字画像を用いる。離散した微小なドットDにより画像10を構成するため、30ポイント以上の大きさの文字で、視覚の積分効果により、文字の判別が容易になる。従って、複写や覗き見を回避する文字画像を印刷しても、その文字を容易に把握することができる。
・ 本実施形態では、コンピュータ端末20は、印刷を行なう画像データを取得し(ステップS1)、この画像データを微小なドットで表現するデータに変換する(ステップS2)。ここで、コンピュータ端末20の制御手段は、ドット除去マスクデータを用いて、ドットを間引いた画像表示データに変換する。更に、コンピュータ端末20は、画像表示データから変換した印刷データを出力手段23に送信し、出力手段23において印刷処理を実行させる。これにより、このような600dpiの大きさで、マトリクス11に2つだけ表示されるドットDで構成される画像10を印刷物に表示できる。従って、複写や覗き見を回避できる印刷物を効率よく生成することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、印刷物には、ドットDによって構成される画像10を表示した。これに代えて、図4に示すように、万線が付された画像10を表示してもよい。この万線は、規則的に離散した画像隠蔽画像として機能する。詳述すると、図4の画像10は、実施形態と同様に、600dpiの大きさで、マトリクス11に2つだけ表示されるドットDで構成されている。このように画像上に万線が施されているため、規則的なパターンである万線に目がいって正面以外からは万線を認識する度合いが高まるので、画像10を認識することが困難になる。なお、万線の近傍にあるドットDは、密の状態になって、複写される可能性がある。この場合、ドットDが複写されるか否かは、万線に対するドットの位置(ドットの疎密)に関係し、画像10の内容には関係ないため、複写された複写物からは、画像10を認識することは困難になる。
この万線が付された画像10を印刷する場合、コンピュータ端末20は、合成画像生成手段としても機能する。なお、この合成画像生成手段は、前記画像表示データに、前記追加画像データ記憶手段から取得したデータを合成して、合成画像データを生成する。更に、データ記憶手段22には、万線についての追加画像データが記憶される。
この場合、コンピュータ端末20は、画像データを微小なドットで表現するデータに変換した(ステップS2)後、合成画像データを生成する。具体的には、コンピュータ端末20の制御手段は、万線についての追加画像データをデータ記憶手段22から取得する。次に、制御手段は、ステップS2で変換した画像表示データに、取得した追加画像データを合成した合成画像データを生成する。そして、制御手段は、出力手段23に対して出力を実行する(ステップS3)。このとき、制御手段は、ステップS2で変換した画像表示データの代わりに、生成した合成画像データを用いる。詳述すると、制御手段は、合成画像データを印刷データに変換し、この印刷データを出力手段23に送信し、出力手段23に印刷処理を実行させる。
ここでは、万線を規則的に離散した画像隠蔽画像として用いたが、画像隠蔽画像として用いる画像は、規則的に離散した画像であればよく、その他、円、斜線、波線、三角形、四角形、多角形、これらを複数使用した画像など規則的に離散して配置したパターンの画像を用いてもよい。
○ 上記実施形態においては、画像表示媒体には、600dpiの大きさでマトリクス11に2つだけ表示されるドットDで構成した。解像度は600dpiに限らず、またドット数も2つに限らず、複写により解像されない離散した状態の微小なドットを用いて構成される画像であればよい。例えば、600dpi以上の大きさのドットDを用いて、4%程度の網点で構成した場合にも同様な効果を得ることができる。
○ 上記実施形態においては、画像10として30ポイント以上の大きさの文字画像を用いた。これに限らず、視覚の積分効果により、文字の判別が可能であればよく、30ポイント未満の大きさにしてもよい。
○ 上記実施形態においては、画像を、600dpiの大きさで、マトリクス11に2つだけ表示されるドットDで構成した。これに代えて、画像でない部分を、600dpi以上の大きさで、複写により解像されない離散した状態の微小なドットDで構成してもよい。この場合、印刷物には、反転された文字画像が表示されるので、同様な効果を得ることができる。
○ 上記実施形態においては、画像10として文字画像を表示した。これに限らず、情報漏洩を抑止したいような画像10であれば、文字画像以外のものであってもよい。例えば、記号や数値、シンボルマークやロゴマークなどのマークを示す画像であってもよい。
○ 上記実施形態においては、印刷物に表示する画像10は、黒のドットで構成される白黒画像とした。これに代えて、画像10をカラー画像として、例えばCMYK(シアン、マゼンタ、イエロ、ブラック)方式の色要素やRGB(レッド、グリーン、ブルー)方式の色要素のドットDを用いてもよい。この場合には、別の色で描画された背景画像の上に、ドットDを配置することで、画像を隠しながら文字として認識することができる。
○ 上記実施形態においては、印刷装置である出力手段23とは別のコンピュータ端末20において、画像データを微小なドットDで表現する画像表示データに変換した(ステップS2)。これに代えて、この処理を印刷装置で行なってもよい。例えば、印刷装置の制御手段に、上述したコンピュータ端末20の処理を行なわせるプログラムを内蔵させ、このプログラムに基づいて印刷装置で処理を行なってもよい。
○ 上記実施形態においては、出力手段23として印刷装置を用いた。これに代えて、出力手段23をディスプレイ、液晶パネル又は電子ペーパーなどの表示装置としてもよい。具体的には、コンピュータ端末20が、画像データを、ドット除去マスクデータを用いて画像表示データに変換し、この画像表示データから表示データを生成し、この表示データに基づいて表示装置に表示する。これにより表示装置を画像表示媒体として用いることができる。
実施形態における画像記録媒体に示した画像の説明図。 文字画像の視覚の積分効果を説明する説明図。 画像データを生成するコンピュータの構成を示すブロック図。 万線により文字画像を隠匿して表示した画像記録媒体の説明図。
符号の説明
D…ドット、10…画像、11…マトリクス、20…画像表示データ生成システムとしてのコンピュータ端末、22…マスタデータ記憶手段及び追加画像データ記憶手段としてのデータ記憶手段。

Claims (4)

  1. 600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、画像を構成するドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを備え、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成システムであって、
    前記制御手段が、
    前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定手段、
    この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換手段、及び
    この画像表示データに基づいて出力を行なう出力実行手段を更に備えたことを特徴とする画像表示データ生成システム。
  2. 前記画像に対して合成する、規則的に離散した画像隠蔽画像のデータを記憶した追加画像データ記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記画像表示データに、前記追加画像データ記憶手段から取得したデータを合成して、合成画像データを生成する合成画像生成手段を更に備え、
    前記出力実行手段は、画像表示データの代わりに、合成画像生成手段が生成した合成画像データに基づいて、出力を行なうことを特徴とする請求項に記載の画像表示データ生成システム。
  3. 600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、ドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成方法であって、
    前記制御手段が、
    前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定段階、
    この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換段階、及び
    この画像表示データに基づいた出力を行なう出力実行段階を実行することを特徴とする画像表示データ生成方法。
  4. 600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットで構成されるように、ドットを間引くためのドット除去マスクデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、制御手段とを用いて、画像表示媒体に表示させる画像のデータ生成プログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記画像表示媒体に表示させる30ポイント以上の大きさの文字の画像データを特定する特定手段、
    この画像データを、前記マスクデータ記憶手段に記憶されたドット除去マスクデータを用いて、600dpi以上の細かさのドットであって4%以下の網点の密度で離散させて配置される微小なドットによって構成される画像表示データに変換するデータ変換手段、及び
    この画像表示データに基づいた出力を行なう出力実行手段として機能させることを特徴とする画像表示データ生成プログラム。
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