JP5159660B2 - 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5159660B2
JP5159660B2 JP2009018731A JP2009018731A JP5159660B2 JP 5159660 B2 JP5159660 B2 JP 5159660B2 JP 2009018731 A JP2009018731 A JP 2009018731A JP 2009018731 A JP2009018731 A JP 2009018731A JP 5159660 B2 JP5159660 B2 JP 5159660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
dots
unit
dot
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009018731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010178084A (ja
JP2010178084A5 (ja
Inventor
律子 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009018731A priority Critical patent/JP5159660B2/ja
Priority to US12/688,304 priority patent/US20100188670A1/en
Priority to CN201010106699A priority patent/CN101795343A/zh
Publication of JP2010178084A publication Critical patent/JP2010178084A/ja
Publication of JP2010178084A5 publication Critical patent/JP2010178084A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5159660B2 publication Critical patent/JP5159660B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • H04N1/00846Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote based on detection of a dedicated indication, e.g. marks or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00864Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original
    • H04N1/00867Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original with additional data, e.g. by adding a warning message
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00864Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original
    • H04N1/00867Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original with additional data, e.g. by adding a warning message
    • H04N1/0087Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original with additional data, e.g. by adding a warning message with hidden additional data, e.g. data invisible to the human eye
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00883Auto-copy-preventive originals, i.e. originals that are designed not to allow faithful reproduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Description

本発明は、地紋や二次元コード等のパターン画像を扱う画像処理装置、画像処理方法、ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体に関する。
従来、不正コピーの防止を目的として、文書の印刷時に地紋画像(複写機でコピーする際に、消失する部分(潜像)と再現される部分(背景)で構成される紋様の画像)を本来の文書画像に付加して印刷する技術(たとえば、特許文献1参照)が知られている。また、付加情報を一次元コード(例、バーコード)や二次元コード(例、QRコードや低可視バーコード)に変換し、変換されたN次元コードを本来の文書画像に付加して印刷する技術が知られている(たとえば、特許文献2、3参照)。
特開2004−223854号公報 特開2002−305646号公報 特開2008−271110号公報
上述のような地紋画像やN次元コードはドットの集合によって表現される画像である(本明細書において地紋画像やN次元コードを総称して付加画像と呼ぶこととする)。このため、付加画像が付された画像を縮小すると、縮小画像にドットが多く残留したり、あるいはドットが強調され、元の文書画像を把握・認識することが困難になる場合がある。
たとえば、図6に示すようなドットが周期的に配置された画像に対して画素のサンプリング(間引き)を行って単純に縮小する場合、サンプリング時の位相によりドットの残留度合いが大きく変わってしまう。図7は、サンプリング時の位相の違いによって縮小画面がどのように異なるかを示した図である。図7(a)においては、サンプリング対象エリア702の斜線部分に相当する画素をサンプリングしている。この場合、原画像上でドットを形成する画素701は残らないため、その縮小画像は図7(b)で示すようにドットによる模様が全く無くなる。これに対し、図7(c)においては、サンプリング対象エリア704の斜線部分に相当する画素をサンプリングしている。この場合、原画像上でドットを形成する画素703が高確率で残ることになるため、その縮小画像は図7(d)で示すようにドットによる模様が高密度で現れてしまう。
このように、地紋や二次元コード等のドットの集合によって表現される模様を含む画像を単に画素のサンプリングによって縮小したのではドットが緊密化して縮小画像が全体的に黒っぽくなり、その内容を理解しづらいという問題が生じ得る。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を備える。
本発明の画像形成装置は、小さなドットの配置された領域の平均濃度と、大きなドットを配置した領域の平均濃度が同一である地紋が付加された画像を縮小化し、当該縮小化された画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置であって、前記地紋が付加された画像から、ドットが周期的に表れる複数の並び方向を決定する手段と、前記決定された複数の並び方向における画素値を夫々累積して、累積値の分布を示す波形データを決定する手段と、前記決定された波形データから、前記大きなドットが存在しているラインの位置と幅を決定する手段と、前記決定されたラインの位置と幅とに基づいて、前記大きなドットを間引くための間引きラインを決定する手段と、前記決定された間引きラインの画素を、前記地紋が付加された前記画像から間引く手段と、前記間引きラインが間引かれた画像を縮小化する手段と、前記縮小化された画像を出力する手段とを備えることを特徴とする。
地紋や二次元コード等のドットの集合によって表現される模様からなる付加画像を含んだ画像を縮小する場合でも、縮小画像上において元原稿の視認性を安定して確保することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るデジタル複合機001の外観を示した図である。
コントローラ100は、スキャナ部200やプリンタ部300などを含むシステム全体の制御を行うためのコントローラである。
スキャナ部200は、原稿画像に対して、図示しないR(赤)、G(緑)、B(青)それぞれのカラーフィルタを設けた3ラインCCDもしくはそれにBK(ブラック)を加えた4ラインCCDによって走査する。CCDで得られる電荷量から、RGBカラー画像データまたは/およびグレイスケール画像データを表す電気信号に変換する。原稿フィーダ201のトレイ202に原稿をセットし、操作部400から読み取り開始指示すると、後述するCPU103がスキャナ部200に指示を与え、フィーダ201は原稿を一枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部300は、ラスタ画像データを用紙上に印字する部分である。印字方式は電子写真方式、インクジェット方式等の任意の方式が用いられる。プリント動作の起動はコントローラCPU103からの指示によって開始する。用紙カセット302は用紙をプリンタに給紙するためにセットしておく部分であり、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持つ場合もある。印字が終了した用紙は、排紙トレイ303に排出される。
図2は、デジタル複合機001のコントローラ100の構成を示したブロック図である。
コントローラ100は、スキャナ部200、プリンタ部300と電気的に接続されており、一方ではLAN500、WAN600を介して図示しないコンピュータその他外部の装置と接続されている。これにより外部からの画像データやデバイス情報の入出力が可能となっている。
CPU103は、ROM108に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM107は、CPU103が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM107は、記憶した内容を電源OFF後も保持しておく不揮発性RAMおよび電源OFF後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM108には装置のブートプログラムなどが格納されている。HDD109はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能である。
操作部インターフェース104は、システムバス101と操作部400とを接続するためのインターフェース部である。この操作部インターフェース104は、操作部400に表示するための画像データをシステムバス101から受け取って操作部400に出力すると共に、操作部400から入力された情報をシステムバス101へと出力する。
ネットワークインターフェース105はLAN500及びシステムバス101に接続し、情報の入出力を行う。モデム106はWAN600およびシステムバス101に接続しており、情報の入出力を行う。2値画像回転部116は送信前の2値画像データの方向を変換する。2値画像圧縮・伸張部117は、送信前の2値画像データの解像度を所定の解像度や受信側装置の能力に合わせた解像度に変換する。なお圧縮及び伸張にあたってはJBIG、MMR、MR、MHなどの方式が用いられる。画像バス102は画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバスまたはIEEE1394で構成されている。
スキャナ画像処理部150は、スキャナ部200からスキャナインターフェース113を介して受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。このスキャナ画像処理部150で行われる処理の詳細については後述する。
圧縮部111および112は画像データを受け取り、この画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割する。なお、32×32画素の画像データをタイルデータと称する。図3は、このタイルデータを概念的に表している。原稿(読み取り前の紙媒体)におけるタイルデータに対応する領域をタイル画像と称する。なお、タイルデータには、32×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置がヘッダ情報として付加されている。さらに圧縮部112は、複数のタイルデータからなる画像データを圧縮する。伸張部114は、複数のタイルデータからなる画像データを伸張した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部160に送る。
プリンタ画像処理部160は、伸張部114から送られた画像データに対して各種の画像処理を施す。画像処理後の画像データは、プリンタインターフェース115を介してプリンタ部300に出力される。このプリンタ画像処理部160で行われる処理の詳細については後述する。
画像変換部120は、画像データに対して所定の変換処理を行い、以下に示す121乃至130の各部により構成される。
伸張部121は受け取った画像データを伸張する。圧縮部122は受け取った画像データを圧縮する。回転部123は受け取った画像データを回転させる。変倍部124は受け取った画像データに対し解像度変換処理(たとえば、600dpiから200dpiに変換)を行う。色空間変換部125は受け取った画像データの色空間を変換する。この色空間変換部125ではさらに、輝度−濃度変換処理(RGB→CMY)、出力色補正処理(CMY→CMYK)を実施する。2値多値変換部126は受け取った2階調の画像データを256階調の画像データに変換する。逆に多値2値変換部127は受け取った256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。合成部128は受け取った2つの画像データを合成または割り付けし1枚の画像データを生成する。なお、2つの画像データを合成する際には、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成輝度値とする方法や、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とする方法が適用される。また、暗い方を合成後の画素とする方法の利用も可能である。さらに合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度値を決定する方法なども適用可能である。これらの合成方法はいずれも周知の手法である。また、割り付けは、予めROM108に記憶されている制御プログラム内に組み込まれている方法で、合成部128が受け取った複数の画像データを割り付け、1枚の画像データを生成する。この割り付け方法は、たとえば、レポートプリント時にはスキャン画像を縮小した画像と既定文字数内のテキスト情報とをそれぞれ固定の領域に貼り付ける等、ジョブの種類ごとに予め決めておく。間引き部129は受け取った画像データから付加画像を削除、ずなわち、付加画像を構成するドットが位置するラインの画素を間引く処理を行う。付加画像処理部130は付加画像のドット検知・解析、復号などの処理を行う。所定の付加画像の生成および受け取った画像データから付加画像パターンを検出し復号して元情報を取得する処理を行う。また、付加画像処理部130はシステムバス101とも接続され、復号処理の結果をCPU103に通知することもできる。付加画像処理部130は、付加画像を検出して解析するための内部モジュールとして、情報解析部131を含むが、これについては後述する。
RIP110は、LAN500上に接続される不図示の外部コンピュータなどから送信されたPDLデータを元に生成された中間データを受け取り、多値のビットマップデータを生成する。
図4はスキャナ画像処理部150の内部構成を示すブロック図である。
151は、入力画像の副走査方向の色ずれ(RGB各版の副走査方向ずれ)を補正する副走査色ずれ補正部であり、たとえば、画像データの色ごとに1×5サイズの畳み込み演算を行う処理が行われる。
152は、入力画像の主走査方向の色ずれ(RGB各版の主走査方向ずれ)を補正する主走査色ずれ補正部であり、たとえば、画像データの色ごとに5×1サイズの畳み込み演算を行う処理が行われる。
153は、入力色補正部であり、スキャナの特性が含まれている画像データを標準的なdataに補正するとともに、たとえば、入力画像の色空間を任意の色空間に変換する処理を行う。
154は、入力画像中の画素あるいは領域ごとに画像種類を識別する像域判定部である。たとえば、入力画像中の、写真部分/文字部分、有彩色部分/無彩色部分等、それぞれの画像種類を構成する画素を識別し、その種別を示す属性フラグデータを画素単位で生成する。
155は、入力画像の空間周波数特性を任意に補正するフィルタ処理部であり、たとえば、7×7サイズの畳み込み演算が行われる。
156は、入力画像中の画像信号データをサンプリングおよびカウントするヒストグラム処理部であり、たとえば、入力画像がカラーであるのかモノクロ画像であるのかの判別、入力画像の地色レベルの判定が行われる。
スキャナ画像処理部150内の処理は、上述した副走査色ずれ補正部151〜ヒストグラム処理部156の全てを用いる必要はなく、また、他の画像処理モジュールが追加されてもよい。さらに、図4に示された副走査色ずれ補正部151〜ヒストグラム処理部156の処理順は一例であり、各処理は任意の順で行うことができる。
図5は、プリンタ画像処理部160の内部構成を示すブロック図である。
161は地色除去部であり、画像データの地色すなわち不要な下地のかぶり除去を行う。たとえば、3×8サイズのマトリクス演算や、1次元ルックアップテーブル(LUT)により地色除去処理を行う。
162はモノクロ生成部であり、カラー画像データをモノクロデータに変換し、単色としてプリントする際に、カラー画像データ、たとえばRGBデータを、グレイ(Gray)単色に変換する。たとえば、RGBに任意の定数を掛け合わせ、グレイ信号とする1×3サイズのマトリクス演算が行われる。
163は画像データを出力するプリンタ部300の特性に合わせて色補正を行う出力色補正部である。たとえば、4×8サイズのマトリクス演算や、ダイレクトマッピングによる処理が行われる。
164は画像データの空間周波数特性を任意に補正するフィルタ処理部であり、たとえば7×7サイズの畳み込み演算処理が行われる。
165は出力するプリンタ部300の特性に合わせて、ガンマ補正を行うガンマ補正部であり、通常1次元のルックアップテーブル(LUT)が用いられる。
166は非線形処理部であり、裏写り防止処理のほか、トナー節約モードが有効であるときにトナー使用量を抑制するための処理が行われる。
167は出力するプリンタ部300の階調数に合わせて任意の擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部であり、2値化や32値化等の任意のスクリーン処理や誤差拡散処理が行われる。
なお、プリンタ画像処理部160内の処理は、上述した地色除去部161から擬似中間調処理部167の全てを用いる必要はなく、また、他の画像処理モジュールが追加されてもよい。さらに、図5に示された地色除去部161〜擬似中間調処理部167の処理順は一例であり、各処理は任意の順で行うことができる。
本実施形態では、二次元コードの一例として、電子透かしの一種である低可視バーコード(low visibility barcode)の場合を例に説明する。
図9は、低可視バーコードが付加された原稿画像の一部を拡大した図である。このように付加画像の代表的な利用形態では、符号化された情報を表すための微細なドットが原稿画像の全体に配置される。
図10は、低可視バーコードにおけるドットの配置パターンの一例を示した図である。黒丸で示したドット1003は、仮想的なグリッド(縦横の直線で表される格子状の模様)の交点(格子点)上に固定されている位置決めドットである。白丸で示したドット1002は、格子点からのずれ方向(ドット位置のずれ方向)によって情報を表すデータドットが配置され得る位置を示す。この例では、1つの格子点の周囲に8ヶ所の位置が予め規定されており、ドットがどの位置に配されているかによって0から7の情報を表現する。つまり、0〜7までの位置のいずれか1ヶ所にドットが形成され、当該ドットの位置によって情報を表現する。図10から明らかなように、データドット1002が仮想的なグリッド上に配置されるのは1、3、4、6の情報を示すときであり、0、2、5、7のときには仮想的なグリッド上に配置されない。そして、ドット数全体の50%を占める位置決めドットは100%仮想的なグリッド上に配置され、ドット数全体の50%を占めるデータドットはそのうちの約50%(1、3、4、6の情報を示す場合)が仮想的なグリッド上に配置される。そのため、全ドットのうち仮想的なグリッド上に配置されるドットの数は確率的に約75%(0.5×1+0.5×0.5=0.75)である。本発明においては、この幾何的な構造特性を利用することによって、縮小しても元の文書画像の内容を把握しやすい縮小画像を生成する。
次に、付加画像処理部130内の情報解析部131について説明する。
図11は、情報解析部131を構成する要素を示したブロック図である。この情報解析部131は、付加画像である二次元コードの検出・解析を行う。
132は、付加画像が含まれた画像から全てのドットを検出するドット検知部である。検出された各ドットは座標に変換される。
133は、ドット検知部132で検出されたドットから、付加画像を構成し得ないドットを除去するドット解析部である。
134は、ドット解析部133で解析された出力結果、すなわち、付加画像を構成し得ないドットが除去されて残ったドットについて絶対座標リストを生成し格納する、絶対座標リスト記憶部である。
135は、絶対座標リスト記憶部134で記憶されている絶対座標リストから回転角、グリッド間隔を検出して、残っている各ドットについて格子点(位置決めドット)からの相対座標を得る(絶対座標を相対座標に変換する)ドット変換部である。
136は、ドット変換部135で得られた各ドットの相対座標を記憶する相対座標リスト記憶部である。
137は、各ドットの相対座標から、付加情報として隠されていた情報を読み取って(復号して)出力する復号部である。復号部137では、得られた付加情報を画像化する処理までを行う。すなわち、ドットによって符号化されていた情報は文字コードを表しているので、この文字コードを文字画像に変換する処理も行う。
まず、ドット検知部132は、スキャナ部200で読み込まれた画像を多値モノクロイメージの形式で受信する。付加画像による情報は2値のドットで埋め込まれる。しかし、埋め込み時のプリント特性、プリントされたシートの取扱いおよびスキャン時の光学特性などの影響によって、スキャナ部200で読み込まれた画像は、ドットが微細に歪んだ状態で受信される。すなわち、ドットの位置的なズレや濃度ムラなどによって、不正確な情報となっている可能性がある。このような影響を排除するために、ドットの検知を行い、検知したドットの重心位置を各ドットの絶対座標と認識することにより検出精度を高めている。
図12は、ドット検知部132におけるドットの検出方法を説明した図である。
ドットを検知するために、画像に対して4方向からギャップの検査を実施する。1201〜1204はそれぞれドットの有無を検査する際の方向を示している。ドットの径が通常2画素程度だとして、たとえば、縦方向1201の検査結果が、「白」「白」「黒」「黒」「白」「白」であった場合は、黒の部分がドットであると推測できる。しかし、これだけでは横方向のラインである可能性を排除できない。同様に横方向1202の検査のみでドットである可能性があると判定された場合でも、実際には縦方向のラインである可能性もある。本実施形態では、縦、横、右斜め、左斜めの4つの方向に対してそれぞれドットの検査を行なうことで検査精度を向上させている。すなわち、ある領域において1201〜1204のすべての方向でドットである可能性ありとの検査結果が出た場合に、当該位置にドットがあると結論付けられることになる。
次に、ドット解析部133で行う処理の詳細について説明する。
そもそもドット検知部132で検知されたドットがすべて低可視バーコードを構成するドットであるとは限らない。たとえば、原稿画像(文書画像)に含まれている網点や平仮名の濁点などを表現するためのドットである場合もある。このような低可視バーコードを構成しないドットまでを後述の間引き処理で間引くわけにはいかない。そこで検知されたドットから網点等を表すドットを除去する必要がある。
図13はドット検知部132で検知されたドットから、低可視バーコードを構成し得ないドットを除去する原理を説明するためのグラフである。
縦軸にドットの粒形、横軸にドットの濃度をとり、さらにポイントの濃度にドットの頻度を示すヒストグラムを示している。ヒストグラムの濃度が濃い(より黒い)ほど出現頻度が高いことを示す。ここで、低可視バーコードのドットの場合、埋め込みを行う際にドットの粒形や濃度を揃えて埋め込むため、その出現頻度はグラフ上の狭い範囲にピークが出現する(1301)。一方、網点等のドットの場合は粒形や濃度が規格化されていないため、グラフ上の広い範囲にまばらに出現し、頻度も比較的少ない(1302)。この特性を使用して、狭い範囲に高いピークを示している位置を低可視バーコードのドットであると判定して、それ以外のドットを除去する。低可視バーコードのドットであると判定されたドットの絶対座標(絶対座標上における各ドットの位置情報)について、絶対座標リストが生成され、絶対座標リスト記憶部134に記録される。
このように網点等の除去処理によって、絶対座標リストには、ほぼ低可視バーコードのドットのみが記録されることになる。
図14は、本実施形態に係るデジタル複合機001における、原稿のスキャンから印刷までの一連の処理を示したフローチャートである。具体的には、原稿をスキャンし、原稿に埋め込まれていた付加情報の内容を解析し、当該解析結果をレポートプリントする場合の例について説明する。
まず、ステップ1401でスキャナ部200は、操作部400を介したユーザからの指示(埋め込み情報の解析とレポートプリントのジョブを開始する指示)に基づいて、セットされた原稿のスキャンを行う。原稿をスキャンして得られた画像データはスキャナI/F113を介してコントローラ100に入力される。コントローラ100内のスキャナ画像処理部150で当該画像データに対し既定の処理が施された後、圧縮部112で圧縮され、RAM107に一旦格納される。その後、画像データは、伸張部121で伸張され付加画像処理部130に入力される。
ステップ1402で付加画像処理部130内のドット検知部132は、入力された画像データに対して上述のドット検出処理を行い、画像中にドットが存在するか否かを判定する。
ドットが存在しないと判定された場合には、ステップ1409で、当該画像データに対して通常の変倍処理がなされる。すなわち、ドットなしの判定結果がシステムバス101を介してCPU103に通知され、CPU103からの命令によってRAM107に一時格納されている画像データが伸張部121を経て変倍部124に入力される。変倍部124では、当該画像データについて通常の変倍処理を行い、レポートプリント用のサイズ(たとえば、縦横10%のサイズ)になるように縮小して縮小画像を得る。
ステップS1410で合成部128は、得られた縮小画像と、付加情報が無かったことを示す文字画像(たとえば、「埋め込まれた付加情報はありませんでした。」等)を同一ページ内に割り付ける。すなわち、同一ページ内の所定の領域に縮小画像と文字画像がそれぞれ配置された1枚の画像が生成される。
一方、ステップS1402でドットが存在すると判定された場合には、ステップ1403に進む。
ステップ1403で付加画像処理部130内のドット解析部133は、前述の解析処理を行って絶対座標リストを生成し記録する。すなわち、付加画像を構成するドットの位置情報(座標)を取得する。
続いて、縮小画像を生成する処理(ステップ1404〜ステップ1406)と、符号化された付加画像を復号する処理(ステップ1407)とが並列に実行される。
まず、縮小画像を生成する処理について説明する。
ステップ1404で間引き部129は、生成された絶対座標リストを参照して、ドットが多く存在しているラインを間引きラインとして決定する。具体的には、仮想グリッドに沿った縦横の各ラインについて、ライン上にいくつのドットが位置しているかを絶対座標リストから割り出し、統計的にドットが多く位置するラインを間引きラインとして決定する。
そして、ステップS1405で間引き部129は、画像データ(ステップS1402で付加画像処理部130に入力された画像データ)から、ステップ1404で決定された間引きラインの画素を間引く処理を行う。
図15は、間引き処理の原理を視覚的に説明した図である。
図10でも説明した通り、図15(a)の1501は仮想的なグリッドの格子点上に配置されている位置決めドットであり、1502は格子点からの位置のずれによって情報を表すデータドットが配置され得る位置である。そして、1503がステップ1404で決定された間引きラインを示している。なお、間引きライン1503の幅はドット1501、1502のサイズに応じて決定される。たとえば、ドット解析部で検知された付加画像を構成するドットのサイズを測ってその平均を取り、さらにα倍(たとえば、1.1倍)する等によって間引きラインの幅は決定される。そして、この間引きラインの画素を、画像全体から除去することにより、図15(c)に示すデータドットに配置されたドットのみが残留することになる。その結果、ステップS1405の間引き処理の出力は、図15(d)に示す形式となる。
以上の処理により低可視バーコードを構成するドットの数を大幅に減少させた画像データが生成される。間引き処理が施された画像データは、変倍部124に入力される。
ステップS1406で変倍部124は、当該画像データをレポートプリント用のサイズに縮小(あるいは拡大)する処理を行い、用途により既定される画素数の画像が生成される。なお、変倍方法は、周知の一般的な方法を適用すればよい。たとえば、元画像の必要画素の値をそのまま必要画素数だけ出力画像に適用するニアレストネイバー法や、元画像の複数画素の値を利用して補間演算で出力画素値を決定するバイキュービックまたはバイリニア法等が適用可能である。
次に、符号化されている付加画像を復号する処理について説明する。
ステップ1407で付加画像処理部130は、上述のドット変換部135、相対座標リスト記憶部136、復号部137の各処理を行い、埋め込まれていた情報(付加情報)を得る。なお、埋め込まれていた情報は文字コードを表しており、この文字コードを文字画像に変換する処理もここではなされるが、本発明とは直接関係しないのでその詳細については省略する。
以上のようにして縮小画像を生成する処理と符号化された付加画像を復号する処理が終わると、ステップ1408に進む。
ステップ1408で合成部128は、レポートプリント用に縮小された画像と、埋め込まれていた情報(文字画像)とを、同一ページ内の所定の位置に割り付ける。
最後に、ステップ1411でプリンタ部300は、レイアウト処理された画像データを印刷する。具体的には、画像データは伸張部114をスルー(そもそも画像データが圧縮されていないため)し、プリンタ画像処理部160で印刷用データに変換された後、プリンタI/F115を介してプリンタ部300に送信される。そして、プリンタ部300がその画像データを印刷して一連の処理を終了する。
図8は、縮小画像付きのレポートプリントを、本実施形態に係るデジタル複合機を用いて印刷した場合と従来技術を用いて印刷した場合とを比較した図である。801は元原稿であり、原稿全体にドットの集合によって表現された低可視バーコードが存在している。そして、802が本発明を適用して印刷されたレポートプリントであり、803が従来技術を適用して印刷されたレポートプリントである。元画像801を縮小したサムネイル画像804および805について両者を比較すると、その差は一見して明らかである。805は低可視バーコードを構成するドットが強調されてしまったために全体的に黒っぽく、その結果視認性が悪くなってサムネイル画像内の文字や図形を把握しづらい。一方、本発明を適用した804は、低可視バーコードを構成するドットが間引かれたことにより背景が全体的に白く、その結果サムネイル画像内の文字や図形と背景とのコントラストがはっきりし視認性がよいため、その内容を瞬時に理解可能である。
本実施形態においては、低可視バーコードの場合を例に説明したが、これに限られるものではない。本発明は、ドットの集合により構成される符号化技術であれば、後述する地紋やN次元コードに対して幅広く適用可能である。特に、ドットが一定程度の略周期性を持って配置されている場合には、その効果は顕著なものとなる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、二次元コードの一例として低可視バーコードの場合を例に、ドットの間引き処理に先立って低可視コードを構成するドットの検知を行う態様を説明した。本実施形態では、地紋の場合を例に、ドットの間引き処理に先立ったドットの検知を行わない態様について説明する。
なお、第1の実施形態と共通する部分については、同一の図面および参照番号を使用し、その詳細を省略する。
まず、地紋の概要を図16、図17を用いて説明する。
図16は、地紋が付加された画像の例である。地紋の特徴は、小さなドットを配置した領域と大きなドットを配置した領域の平均濃度を同一にすることにある。これにより見た目には区別しにくい2種類の領域を含んだ画像が形成され、原稿を複写したときに小さなドットの領域が再現されないことで、複写物に「コピー」等の文字を浮き上がらせることができる。
図17は地紋におけるドットの配置例である。小さなドット1701で構成される領域(左)は、大きなドット1702で構成される領域よりも、ドットが高密度で配置される。一般的に地紋は、図17に示すようにドットを周期的に配置して形成されることが多い。本実施形態では、この周期的なドット配置の特徴を利用して縮小方法を実現する。
図18は、本実施形態に係るデジタル複合機001における、原稿のスキャンから印刷までの一連の処理を示したフローチャートである。
まず、ステップ1801において原稿がスキャンされる。画像データが付加画像処理部130に入力された後、ステップ1802で付加画像処理部130は、不図示の内部モジュール(地紋解析部)により地紋パターンの解析を行い、地紋を構成するドットの存在する確率の高い間引きラインを決定する。
図19は、地紋の解析処理の原理を説明した図である。
前述のとおり地紋は、小さなドット1901で構成される領域と大きなドット1902で構成される領域の2つの領域からなる。これらのドットが位置するラインを簡易的に決定するために、ドットが周期的に現れる複数の並び方向(たとえば、縦方向と横方向)についてそれぞれ画素値を累積して、図19(a)に示すような累積値の分布を示す波形データ1903および1904を取得する。この波形データの周期性を利用して、画像全体においてドットが存在しているラインを検出する。たとえば、図19(b)の波形データの場合、ドットが存在する周期はT、ドットの幅がwであると判定でき、得られた周期Tとドット幅wから間引き対象ラインの位置と幅が決定される。また、小さなドットと大きなドットが混在したラインの場合は、図19(c)のような波形データとなる。この場合には、小さなドットと大きなドットの両方が存在する部分を基準に周期Tと幅wが求められる。ただし、実際の画像においては、地紋を構成するドット以外のドットも存在するため、波形データは歪んだものになる。そこで判定するのに適した波形とするため、平均値(1905や1906の破線で示された値)を基準(閾値)として、これを上回る部分と下回る部分とに累積値を振り分け、このようにして得られた波形データを用いる。
以上のようにして、地紋を構成するドットが存在する確率の高いラインの位置と幅を求め、間引くラインを決定する。
ステップ1803で間引き部129は、RAM107に一時保存されている画像データに対して、ステップ1802で決定された縦横の間引きラインを間引く処理を行い、地紋を構成するドットを取り除いた画像データを生成する。
生成された画像データは変倍部124に入力され、所望の画像サイズに変換される(ステップS1804)。
後は、第1の実施形態と同様、ステップ1805で縮小画像を任意にレイアウトし、ステップ1806で印刷処理がなされる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明に係るデジタル複合機の外観の一例を示した図である。 本発明に係るデジタル複合機のコントローラの構成の一例を示したブロック図である。 タイルデータを概念的に表した図である。 スキャナ画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 プリンタ画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 ドットが周期的に配置された一例を示す図である。 ドットのサンプリング時の位相の違いによって縮小画面がどのように異なるかの一例を示した図である。 縮小画像付きのレポートプリントを、本実施形態に係るデジタル複合機を用いて印刷した場合と従来技術を用いて印刷した場合とを比較した図である。 低可視バーコードが付加された原稿画像の一部を拡大した図である。 低可視バーコードにおけるドットの配置パターンの一例を示した図である。 情報解析部の構成要素を示したブロック図である。 ドット検知部におけるドットの検出方法を説明した図である。 低可視バーコードを構成し得ないドットを除去する原理を説明するグラフである。 第1の実施形態に係るデジタル複合機の原稿のスキャンから印刷までの一連の処理を示したフローチャートである。 間引き処理の原理を視覚的に説明した図である。 地紋が付加された画像の一例である。 地紋におけるドットの配置例である。 第2の実施形態に係るデジタル複合機の原稿のスキャンから印刷までの一連の処理を示したフローチャートである。 地紋の解析処理の原理を説明した図である。
001:デジタル複合機
100:コントローラ
601:ドット
701:ドットを形成する画素
702:サンプリング対象エリア
703:ドットを形成する画素
704:サンプリング対象エリア
1001:グリッド
1002:データドットの配置可能な位置
1003:位置決めドット
1501:位置決めドット
1502:データドットの配置可能な位置
1503:間引きライン
1701:小さなドット
1702:大きなドット
1903:波形データ
1904:波形データ
1905:平均値
1906:平均値

Claims (3)

  1. 小さなドットの配置された領域の平均濃度と、大きなドットを配置した領域の平均濃度が同一である地紋が付加された画像を縮小化し、当該縮小化された画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置であって、
    前記地紋が付加された画像から、ドットが周期的に表れる複数の並び方向を決定する手段と、
    前記決定された複数の並び方向における画素値を夫々累積して、累積値の分布を示す波形データを決定する手段と、
    前記決定された波形データから、前記大きなドットが存在しているラインの位置と幅を決定する手段と、
    前記決定されたラインの位置と幅とに基づいて、前記大きなドットを間引くための間引きラインを決定する手段と、
    前記決定された間引きラインの画素を、前記地紋が付加された前記画像から間引く手段と、
    前記間引きラインが間引かれた画像を縮小化する手段と、
    前記縮小化された画像を出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 小さなドットの配置された領域の平均濃度と、大きなドットを配置した領域の平均濃度が同一である地紋が付加された画像を縮小化し、当該縮小化された画像を記録媒体に形成して出力する画像形成方法であって、
    前記地紋が付加された画像から、ドットが周期的に表れる複数の並び方向を決定するステップと、
    前記決定された複数の並び方向における画素値を夫々累積して、累積値の分布を示す波形データを決定するステップと、
    前記決定された波形データから、前記大きなドットが存在しているラインの位置と幅を決定するステップと、
    前記決定されたラインの位置と幅とに基づいて、前記大きなドットを間引くための間引きラインを決定するステップと、
    前記決定された間引きラインの画素を、前記地紋が付加された前記画像から間引くステップと、
    前記間引きラインが間引かれた画像を縮小化するステップと、
    前記縮小化された画像を出力するステップと
    を含むことを特徴とする画像形成方法
  3. コンピュータに、請求項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
JP2009018731A 2009-01-29 2009-01-29 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5159660B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009018731A JP5159660B2 (ja) 2009-01-29 2009-01-29 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体
US12/688,304 US20100188670A1 (en) 2009-01-29 2010-01-15 Image processing apparatus, image processing method and program executing the image processing method
CN201010106699A CN101795343A (zh) 2009-01-29 2010-01-26 图像处理装置和图像处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009018731A JP5159660B2 (ja) 2009-01-29 2009-01-29 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010178084A JP2010178084A (ja) 2010-08-12
JP2010178084A5 JP2010178084A5 (ja) 2012-03-08
JP5159660B2 true JP5159660B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=42353939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009018731A Expired - Fee Related JP5159660B2 (ja) 2009-01-29 2009-01-29 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100188670A1 (ja)
JP (1) JP5159660B2 (ja)
CN (1) CN101795343A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2007254595B2 (en) * 2007-12-20 2011-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Constellation detection
JP6194903B2 (ja) * 2015-01-23 2017-09-13 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4029253B2 (ja) * 2000-04-10 2008-01-09 富士フイルム株式会社 画像リサイズ装置及びその方法
JP2003211727A (ja) * 2002-01-23 2003-07-29 Canon Inc 画像形成装置およびその方法
US7339599B2 (en) * 2003-01-22 2008-03-04 Canon Kabushiki Kaisha Image-processing apparatus and method, computer program, and computer-readable storage medium for discouraging illegal copying of images
JP4164463B2 (ja) * 2003-06-03 2008-10-15 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法
JP4290089B2 (ja) * 2003-10-10 2009-07-01 キヤノン株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP4259462B2 (ja) * 2004-12-15 2009-04-30 沖電気工業株式会社 画像処理装置,画像処理方法
JP2007081692A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成装置特定システム
JP2007143111A (ja) * 2005-10-21 2007-06-07 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP4135012B2 (ja) * 2005-10-31 2008-08-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、及び画像処理方法
US20070127056A1 (en) * 2005-12-06 2007-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method and program, and storage medium therefor
JP4865475B2 (ja) * 2006-09-25 2012-02-01 株式会社リコー 画像表示データ生成システム、画像表示データ生成方法及び画像表示データ生成プログラム
JP2008160675A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像生成装置、複製制御装置、プログラム、および印刷媒体
JP4975459B2 (ja) * 2007-01-30 2012-07-11 株式会社沖データ 複写管理システム、出力装置、複写装置、およびコンピュータプログラム
JP4314282B2 (ja) * 2007-03-07 2009-08-12 キヤノン株式会社 認証装置、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4440283B2 (ja) * 2007-04-19 2010-03-24 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、制御プログラムおよび記憶媒体
JP4448156B2 (ja) * 2007-07-05 2010-04-07 キヤノン株式会社 装置、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101795343A (zh) 2010-08-04
JP2010178084A (ja) 2010-08-12
US20100188670A1 (en) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7319548B2 (en) Image processing device having functions for detecting specified images
US9036199B2 (en) Image processing apparatus for performing color matching processing, image processing method, and computer-readable medium
US8705078B2 (en) Image output system and method for logging image data storage location
US7379214B2 (en) Image processing apparatus capable of processing image embedded with digital watermark, method for controlling the image processing apparatus, and storage medium storing program to execute the method
US7633652B2 (en) Image processing apparatus capable of processing image embedded with digital watermark, method for controlling the image processing apparatus, and storage medium storing program to execute the method
US20060077419A1 (en) Method and apparatus detecting alteration in image, and computer product
US8368948B2 (en) Image forming apparatus, method, and program for executing super-resolution processing by deleting selected image data based on a spatial frequency characteristic or color
JP2009135796A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像形成装置、記憶媒体
JP2009278556A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラムならびにこのプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6923037B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2006303784A (ja) 画像読取装置及び方法
US8411313B2 (en) Image forming apparatus and image reading method for reading an untargeted page of an original
JP6147020B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5159660B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法ならびに画像処理方法を実行するプログラム及び記録媒体
JP2010057017A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20120141022A1 (en) Electronic document generation system, electronic document generation method, and program
US20080112014A1 (en) Image forming apparatus and image processing method
JP4659789B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体
JP6373448B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2006211003A (ja) 画像処理装置
JP2008148263A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4847565B2 (ja) 複写物を作成する装置、複写物を作成する装置の制御方法、およびプログラム
JP4498375B2 (ja) 出力装置、出力方法、出力システム、およびプログラム
JP2009188682A (ja) 画像処理システム、送信装置、出力装置、および画像処理方法
JP2010171598A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees