JP4836557B2 - ダイシングテープ貼付装置およびダイシングテープ貼付方法 - Google Patents

ダイシングテープ貼付装置およびダイシングテープ貼付方法 Download PDF

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Description

本発明は、ダイシングテープをウェーハの表面に貼付けるのに使用されるダイシングテープ貼付方法、およびこの方法を実施するダイシングテープ貼付装置に関する。
半導体製造分野においてはウェーハが年々大型化する傾向にあり、また、実装密度を高めるためにウェーハの薄葉化が進んでいる。ウェーハを薄葉化するために、半導体ウェーハの裏面を研削するバックグラインドが行われている。バックグラインド時には、ウェーハ表面に形成された半導体素子を保護するために表面保護テープがウェーハ表面に貼付けられる。
図7は表面保護フィルムが貼付けられた円形ウェーハの拡大断面図である。図7から分かるように、円形ウェーハ20の縁部25は当初から面取加工されている。また、ウェーハ20の表面21には表面保護フィルム11が貼付されている。図示されるようにウェーハ20が裏面研削(バックグラインディング)されてその厚さが厚さZ0から厚さZ1まで低下すると、ウェーハ20の裏面側の面取部27が削除され、ウェーハ20の新たな裏面22(研削面)は表面側の面取部26まで到達する。
次いで、図8に示されるように、ウェーハ20は裏面22が上方を向くように反転された後、ウェーハ20は該ウェーハ20よりも一回り大きいマウントフレーム36内に配置される。そして、ゴムロールなどの貼付ロール146をマウントフレーム36の一端から他端まで移動させることにより、ダイシングテープ3がウェーハ20とマウントフレーム36との両方に貼付けられる。これにより、裏面研削されたウェーハ20はマウントフレーム36と一体化され、後工程におけるウェーハ20のハンドリング性が向上する。
ところで、図9(a)および図9(b)は図8のそれぞれ点線および実線で示される貼付ロール146に沿ってみた断面図である。すなわち、図9(a)はウェーハ20の端部28におけるダイシングテープ3の貼付開始の状態を示しており、図9(b)はウェーハ20の中心付近における貼付途中の状態を示している。これら図面から分かるように、ウェーハ20およびマウントフレーム36はそれぞれテーブル131、138に支持されているものとする。
図7を参照して分かるようにウェーハ20は裏面研削により厚さが小さくされているので、裏面研削後におけるウェーハ20の端部28は面取部26に対応している。従って、図9(a)に示されるようなダイシングテープ3の貼付開始時においては、貼付ロール46がその中央部付近で変形し、表面保護フィルム11が存在しないウェーハ20の面取部26を押しつぶすような力が矢印方向に作用する。ダイシングテープ3の貼付終了直前においても、端部28とは反対側の端部29において同様な力が作用する。
また、図9(b)に示されるようにウェーハ20の中央付近においては、ウェーハ20の両縁部において貼付ロール46が変形し、貼付ロール46の移動方向に対して垂直なウェーハ20の両端部が下方向に湾曲する。このような力によって、ウェーハ20の端部に割れまたはクラックが生じる場合があり、製品の歩留まりが低下する。また、割れなどが生じない場合であっても、ウェーハ20に内部歪みを生じさせ、後工程において割れまたはクラックとして出現する可能性もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ウェーハに割れまたはクラックおよび内部歪みが生じるのを防止しつつ、ダイシングテープをマウントフレームおよびウェーハに貼付けることのできるダイシングテープ貼付方法、およびこの方法を実施するダイシングテープ貼付装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、ダイシングテープをマウントフレームとウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付装置において、前記マウントフレームを支持する固定テーブルと、前記ウェーハを支持する可動テーブルと、前記可動テーブルの高さを調節する高さ調節手段と、前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動して前記ダイシングテープを前記マウントフレームと前記ウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付手段と、を具備し、前記ダイシングテープを前記マウントフレームおよび前記ウェーハに貼付けるときに、前記高さ調節手段は前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さを前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さに一致させるようにしたダイシングテープ貼付装置が提供される。
すなわち1番目の発明においては、ダイシングテープ貼付時に高さ調節手段によって可動テーブル上のウェーハと固定テーブル上のマウントフレームとを同一平面にできる。このため、ダイシングテープ貼付手段からの不必要な力がウェーハの縁部に掛かるのを避けられる。その結果、ウェーハに割れまたはクラックおよび内部歪みを生じさせることを防止しつつ、ダイシングテープをマウントフレームおよびウェーハに貼付けることが可能となる。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記高さ調節手段がネジジャッキである。
すなわち2番目の発明においては、ネジジャッキを用いているために、ダイシングテープ貼付時に掛かる力によって、可動テーブルの位置が変化するのを防止できる。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面は、前記ウェーハの裏面が研削されることにより形成されている。
すなわち3番目の発明においては、ウェーハが裏面研削されていて研削面が表面側の面取部まで到達している場合であっても、ウェーハに割れまたはクラックおよび内部歪みを生じさせることを防止できる。裏面研削されているウェーハの厚さは例えば100マイクロメートル以下でありうる。
4番目の発明によれば、1番目から3番目のいずれかの発明において、さらに、前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さおよび/または前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さを検出する高さ検出手段を具備し、前記高さ調節手段は、前記高さ検出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付面および/または前記マウントフレームの上面の高さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する。
すなわち4番目の発明においては、ダイシングテープ貼付面の高さおよび/またはマウントフレームの上面の高さに基づいて、可動テーブルの高さを自動的に調節できる。
5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、さらに、前記ウェーハの厚さおよび前記ダイシングテープ貼付面とは反対側の面に貼付けられたフィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さを入力する入力手段を具備し、前記高さ調節手段は、前記入力手段により入力された前記ウェーハおよび前記フィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する。
すなわち5番目の発明においては、ウェーハの裏面研削の程度および/または使用される表面保護フィルムの厚さに応じて可動テーブルの高さを正確に調節できる。
6番目の発明によれば、1番目から5番目のいずれかの発明において、さらに、前記ダイシングテープを介して前記可動テーブル上の前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面を前記ダイシングテープ貼付手段に押付けて押付力を掛ける押付手段と、前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動するときに、前記ウェーハの一端からの前記ダイシングテープ貼付手段の移動距離を検出するダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段と、前記ダイシングテープに対する前記ウェーハの接触部分における圧力が前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの一端から他端まで移動するときに概ね一定になるように、前記ダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付手段の前記移動距離を用いて、前記可動テーブルの押付力を設定する可動テーブル押付力設定手段とを具備する。
すなわち6番目の発明においては、テープ貼付手段移動距離算出手段により算出されたテープ貼付手段の移動距離に応じて可動テーブルの押付力を設定しているので、ウェーハに加えられる面圧力がウェーハ全体においてほぼ正確に等しくなるように制御できる。その結果、ウェーハの外周部全体にわたって、ダイシングテープ貼付手段からの不必要な力が掛かるのを避けられ、割れまたはクラックおよび内部歪みが生じるのをさらに防止できる。なお、面圧力とは単位面積当たりのウェーハの圧力を意味するものとする。
7番目の発明によれば、6番目の発明において、前記押付手段がエアシリンダであり、該エアシリンダのロッドをそのストロークエンドの手前で停止させるストッパを含む。
すなわち7番目の発明においては、可動テーブルをストロークエンドの手前で保持できるので可動テーブルを円滑に移動させられる。
8番目の発明によれば、6番目または7番目の発明において、前記ダイシングテープ貼付手段がロールであり、該ロールの少なくとも一部分は、前記押付手段により押付力が掛けられているときにほとんど変形しない材料から形成されている。
すなわち8番目の発明においては、ロールがほとんど変形しないので、ウェーハの特に縁部に不必要な力が掛かるのを防止できる。ロールのゴム硬度は40〜45程度であるのが好ましい。また、ロールの直径を可能な範囲で大きくするようにしてもよい。
9番目の発明によれば、ダイシングテープをマウントフレームとウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付方法において、前記マウントフレームを固定テーブルに支持し、前記ウェーハを可動テーブルに支持し、前記ダイシングテープを前記マウントフレームおよび前記ウェーハに貼付けるときに、前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さが前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さに一致するように前記可動テーブルの高さを調節し、ダイシングテープ貼付手段を前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動させることにより、前記ダイシングテープを前記マウントフレームと前記ウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付方法が提供される。
すなわち9番目の発明においては、ダイシングテープ貼付時に高さ調節手段によって可動テーブル上のウェーハと固定テーブル上のマウントフレームとを同一平面にできる。このため、ダイシングテープ貼付手段からの不必要な力がウェーハの縁部に掛かるのを避けられる。その結果、ウェーハに割れまたはクラックおよび内部歪みを生じさせることを防止しつつ、ダイシングテープをマウントフレームおよびウェーハに貼付けることが可能となる。
10番目の発明によれば、9番目の発明において、さらに、前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さおよび/または前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さを検出し、前記検出されたダイシングテープ貼付面および/または前記マウントフレームの上面の高さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する。
すなわち10番目の発明においては、ダイシングテープ貼付面の高さおよび/またはマウントフレームの上面の高さに基づいて、可動テーブルの高さを自動的に調節できる。
11番目の発明によれば、9番目または10番目の発明において、さらに、前記ウェーハの厚さおよび前記ダイシングテープ貼付面とは反対側の面に貼付けられたフィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さを入力し、前記入力された前記ウェーハおよび前記フィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する。
すなわち11番目の発明においては、ウェーハの裏面研削の程度および/または使用される表面保護フィルムの厚さに応じて可動テーブルの高さを正確に調節できる。
12番目の発明によれば、9番目から11番目のいずれかの発明において、さらに、前記ダイシングテープをダイシングテープ供給手段によって前記ウェーハのダイシングテープ貼付面とダイシングテープ貼付手段との間に供給し、前記テーブルを前記ダイシングテープ貼付手段に向かって移動させ、それにより、前記ダイシングテープを介して前記可動テーブル上の前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面を前記ダイシングテープ貼付手段に押付けて押付力を掛けるようにし、さらに、前記ウェーハの一端からの前記ダイシングテープ貼付手段の移動距離を算出し、前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの一端から他端まで移動するときに前記ダイシングテープに対する前記ウェーハの接触部分における圧力が一定になるように、前記ダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付手段の前記移動距離を用いて、前記可動テーブルの押付力を設定する。
すなわち12番目の発明においては、算出されたテープ貼付手段の移動距離に応じて可動テーブルの押付力を設定しているので、ウェーハに加えられる面圧力がウェーハ全体においてほぼ正確に等しくなるように制御できる。その結果、ウェーハの外周部全体にわたって、ダイシングテープ貼付手段からの不必要な力が掛かるのを避けられ、割れまたはクラックおよび内部歪みが生じるのをさらに防止できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくダイシングテープ貼付装置の概略断面図である。ダイシングテープ貼付装置10に供給されるウェーハ20は、図7を参照して説明したように、バックグラインドによりその裏面が表面側の面取部26まで研削されており、ウェーハ20の厚さは例えば100マイクロメートル以下であるものとする。また、公知であるように、ウェーハ20の表面には、半導体素子を保護する表面保護フィルム11が既に貼付されているものとする。
図1に示されるダイシングテープ貼付装置10は、円形シリコンウェーハ20に貼付されるダイシングテープ3を供給する供給部42と、供給部42からのテープを巻き取る巻取部43とをハウジング15内に含んでいる。図示されるように、ハウジング15の底面には複数のキャスタ18および複数のストッパ19が設けられており、キャスタ18によってダイシングテープ貼付装置10を床L上の所望の位置まで移動させ、ストッパ19によってダイシングテープ貼付装置10をこの位置に固定できるようになっている。また、ダイシングテープ貼付装置10の下方部分には扉17が設けられており、これら扉17を開放すると、ダイシングテープ貼付装置10の下方部分に配置された制御部90、例えばデジタルコンピュータおよび後述する他の部材にアクセスすることができる。
図1に示されるように、供給部42の下流には、ダイシングテープ3を案内すると共にダイシングテープ3に所定の張力を掛けるガイドロール47が設けられており、さらにガイドロール47の下流には一対の剥離ロール44が設けられている。剥離ロール44はダイシングテープ3のリリース6を剥離する役目を果たしており、リリース6はリリース巻取部45によって巻き取られる。一方、剥離ロール44の下流には、ダイシングテープ3を案内するガイドロール51、およびダイシングテープ3を巻き取る巻取部43が設けられている。また、ガイドロール51と巻取部43との間には、ダイシングテープ3の繰出量に応じて運動するダンサロール59が設けられている。
図1に示されるように、ダイシングテープ貼付装置10の中間部分に設けられた棚板12には、昇降可能な可動テーブル31が設けられている。ウェーハ20は表面保護フィルム11が貼付けられている表面21が下方を向いた状態、つまりバックグラインド後の研削面22が上方を向いた状態で可動テーブル31に支持される。
さらに、可動テーブル31の外周部に対応する開口部が形成された固定テーブル38が、可動テーブル31周りに設置されており、ウェーハ20および可動テーブル31は固定テーブル38の開口部を通って昇降できるようになっている。そして、図示されるように、固定テーブル38の開口部の周囲部上面には、マウントフレーム36が配置される。マウントフレーム36はダイシング時にウェーハ20が賽の目状に切断されるときに、切断されたウェーハ20の各部分を保持する役目を果たす。なお、ウェーハ20およびマウントフレーム36は、可動テーブル31および固定テーブル38においてそれぞれ真空吸着などの公知の手段により支持されているものとする。
図2はダイシングテープ貼付装置の一部を拡大して示す部分拡大図である。棚板12から下方に延びる柱部77がハウジング15のベース71に連結されている。可動テーブル31の底面から延びるシャフト32は棚板12に設けられたガイド93に案内されており、シャフト32の先端はスプライン軸92として形成されている。このスプライン軸92に係合する溝が形成された外側部91はエアシリンダ80のロッド83の先端に連結されている。このため、スプライン軸92を備えたシャフト32を外側部91に沿って鉛直方向に正確に摺動させられる。
エアシリンダ80の動作により昇降されるロッド83は、エアシリンダ用ケーシング81の上面に形成された孔82を通って延びている。図示されるように、ロッド83の途中にはフランジ85が固定されている。このフランジ85の直径はエアシリンダ用ケーシング81の孔82よりも大きく形成されており、フランジ85はロッド83の動作を規制するストッパの役目を有している。なお、図面には示さないものの、ロッド83はエアシリンダ80内のピストンに連結しているものとする。さらに、エアシリンダ80はモータ86により駆動するものとする。
エアシリンダ用ケーシング81の下面には、ギア74が設けられている。このギア74はモータ76により駆動する他のギア75に係合している。また、ギア74はネジジャッキ70のネジ軸73と一体化されている。そして、ネジ軸73はベース71に設置されたメネジ部72に係合している。モータ76が駆動してギア75が回転すると、ギア74を通じてネジ軸73が回転し、それにより、ギア74の上方に位置するエアシリンダ80および可動テーブル31などが一体的に上下運動する。つまり、ネジジャッキ70は可動テーブル31の高さを調節する高さ調節手段として機能する。
なお、ネジジャッキ70を駆動するためのモータ76がネジジャッキ70の下方部分に設けられている構成であってもよい。また、ネジジャッキ用モータ76およびエアシリンダ用モータ86は制御部90に接続されているものとする。
図2に示されるようにハウジング15内において水平方向に往復運動するロール46が可動テーブル31の上方に配置されている。ロール46の長さはウェーハ20およびマウントフレーム36の最大幅よりも大きい(図8に示されるローラ146を参照されたい)。図面には示さないものの、ロール46は例えば二つのプーリに懸けられたエンドレスチェーンに連結されており、プーリは図示しないモータに接続されている。そしてモータを順方向および逆方向に回転させることによって、ロール46をプーリ間で水平方向に往復運動させられる。
当然のことながら、ロール46を他の駆動機構にって水平方向に往復運動できるようにしてもよい。図2から分かるように、ダイシングテープ3はロール46とウェーハ20およびマウントフレーム36との間に供給される。次いで、ロール46がウェーハ20の一端28側のマウントフレーム端部からウェーハ20の直径を通ってウェーハの他端29側のマウントフレーム端部まで水平方向に移動することにより、ダイシングテープ3をウェーハ20およびマウントフレーム36に貼付けることができる。
また、ロール46はその全体がゴム材料から形成されているか、またはロール46の周面がゴム材料により被覆されている。本発明のダイシングテープ貼付装置10において使用されるロール46は、後述する押付力が掛けられているときにほとんど変形しない材料から形成されている。このような材料は、例えばゴム硬度が40〜45程度のゴム材料である。
再び図1を参照すると、可動テーブル31およびロール46の上方にはカッタユニット65が設けられている。カッタユニット65は鉛直方向に往復運動できて、回転可能なカッタ64が設けられている。ダイシングテープ貼付後にカッタユニット65をウェーハ20まで移動させ、次いでカッタ64をマウントフレーム36の周縁に沿って回転させことにより、ウェーハ20およびマウントフレーム36に貼付けられたダイシングテープ3を切断できるようになっている。
さらに、ハウジング15内には、高さ検出部95が配置されている。高さ検出部95は、可動テーブル31に支持されたウェーハ20の研削面22の高さおよび固定テーブル38に支持されたマウントフレーム36の上面の高さの少なくとも一方を検出する。この高さ検出部95は制御部90に接続されている。
また、キーボード、マウスなどの入力部96も制御部90に接続されている。操作者は、裏面研削後のウェーハ20の厚さおよび/または表面保護フィルム11の厚さを入力部96から適宜入力することができる。
本発明のダイシングテープ貼付装置10の動作時には、前述したようにウェーハ20およびマウントフレーム36が可動テーブル31、固定テーブル38にそれぞれ支持される。次いで、可動テーブル31に支持されるウェーハ20の研削面22の高さおよび固定テーブル38に支持されるマウントフレーム36の上面の高さが高さ検出部95により検出される。検出されたウェーハ20およびマウントフレーム36の高さは制御部90に供給され、制御部90は検出された高さに基づいてモータ76を通じてネジジャッキ70を駆動する。
これにより、ネジジャッキ70のネジ軸73が適宜回転し、ギア74、エアシリンダ80、シャフト32などと一体的に可動テーブル31が上下運動し、可動テーブル31の高さが調節される。これにより、ウェーハ20の研削面22の高さとマウントフレーム36の上面の高さとが一致するようになる(図2を参照されたい)。なお、ウェーハ20およびマウントフレーム36の高さのいずれか一方が既知である場合には、その高さの検出を省略するようにしてもよい。
また、ウェーハ20の裏面研削の度合いおよび/または表面保護フィルム11の厚さがウェーハ20毎にまたはロット毎に異なる場合もある。このような場合には、入力部96を用いて、研削後のウェーハ20の厚さおよび/または表面保護フィルム11の厚さを入力する。制御部90は入力された値を考慮してネジジャッキ70を駆動し、同様にウェーハ20の研削面22の高さとマウントフレーム36の上面の高さとを一致させる。つまり、ウェーハ20の裏面研削の度合いおよび/または表面保護フィルム11の厚さが異なる場合であっても、可動テーブル31の高さを正確に調節して、マウントフレーム36の上面の高さに一致させられる。
図2には、ダイシングテープ3を貼付けるためのロール46の初期位置46’が示されている。図示されるように、ロール46は初期位置46’においてウェーハ20の端部28のほぼ真上に位置する。このとき、端部28付近のマウントフレームにダイシングテープ3が所定の押付力で部分的に貼付けられている。ウェーハ20の研削面22とマウントフレーム36の上面とは同一平面になっているので、この初期位置46’においてはロール46はその両端がマウントフレーム36上に載るようになる。このため、ロール46からの不必要な力がウェーハ20の研削面22に掛かることはない。それゆえ、ロール46からの力によってウェーハ20が押圧され、クラックまたは割れおよび内部歪みなどが発生することはない。また、本発明においては、ロール46は変形し難い材料から形成されているので、クラックなどの発生はさらに防止される。
また、ダイシングテープ貼付装置10によるダイシングテープ3の貼付時にロール46はウェーハ20の端部28から端部29側のマウントフレーム端部に向かって直径方向に移動する。そして、ローラがウェーハの中心付近を移動するときにも、図6に示されるように、ロール46の両端部はマウントフレーム36に支持されたままである。このため、ロール46はロール46の移動方向に対して垂直なウェーハ20の両縁部において変形せず、従って、ウェーハ20にクラックまたは割れなどが発生することはない。
ところで、ロール46をウェーハ20上に移動させてダイシングテープ3を貼付けるときには、エアシリンダ80を用いて可動テーブル31とロール46との間に適切な押付力が生じるように制御している。
図3は本発明に基づくテープ貼付装置の動作プログラムのフローチャートである。図3に示されるプログラム100は制御部90の記憶部、例えばROMまたはRAMに記憶されており、制御部90により実施される。このプログラム100は、ウェーハ20の一端28に対応する位置のロール46(図2において参照番号46’として点線で示される)がウェーハ20のテープ貼付面20’に沿って矢印方向(直径方向)に移動開始するのと同時に実施されるものとする。
図3に示されるプログラム100のステップ101においては、使用されるウェーハ20の寸法D、例えば直径を検出する。ウェーハ20の寸法はテーブル31に直径方向または同心円状に配置されたセンサ(図示しない)により検出される。あるいは、ステップ101においては、ダイシングテープ貼付装置10の操作者が制御部90の入力部96からウェーハ20の寸法Dを直接的に入力してもよい。
次いで、ステップ102においては、所定の寸法D0に対するウェーハ20の寸法Dの割合、すなわち係数D/D0が決定される。ここで所定の寸法D0は、ダイシングテープ貼付装置10のテーブル31に支持されうるウェーハ20の最大寸法でありうる。そして、ステップ103に進み、或る位置にある原点0(後述する図4を参照されたい)からウェーハ20の一端28までの距離x0を図示しないエンコーダなどを用いて計測する。原点0から距離x0だけ離れた位置にあるウェーハ20の一端28を計測開始点00とする。
次いで、ステップ104においては計測開始点00からのロール46の移動距離x−x0が算出される。後述する図4から分かるように、移動距離x−x0はロール46のウェーハ20上における移動距離である。計測開始点00は各サイズ毎のウェーハ20の一端28に一致している。そして、ロール46がウェーハ20の一端28から他端29まで一方向に移動しているときに、ロール46に関する前述したプーリに連結されたモータの回転数からロール46の移動距離x−x0を算出するようにする。
次いで、ステップ105においてはロール46の移動距離x−x0を用いて、ダイシングテープ3を介した状態におけるウェーハ20のロール46に対する接触幅Wを算出する。図4は接触幅Wを説明するための図であり、ウェーハ20を上方から見たときの略図である。図4においては、ウェーハ20の一端28が計測開始点00とされており、水平方向に延びるy軸が原点0においてx軸と垂直に交差している。図4に示されるように円形ウェーハ20の中心Cはx軸上に位置している。ウェーハ20はロール46に対しy軸に平行な方向に線接触している。本願明細書においては、この線接触領域を接触幅Wと呼ぶ。なお、添付図面に示される実施形態においては原点0はウェーハ20の外部に在るが、最大寸法のウェーハ20を使用する場合にはウェーハ20の一端28を原点0としてもよい。この場合には原点0と計測開始点00とが等しくなるので、x0=0となる。
ロール46が距離x−x0だけ進んだときのウェーハ20のロール46に対する接触幅Wは以下のようにして求められる。図4において接触幅Wがウェーハ20の周縁と交わる点を交点Sとする。また、交点Sを通ってx軸に対して平行に延びる線分とウェーハ20の中心Cを通ってx軸に対して垂直な線分とが交わる点を交点Qとする。さらに、交点Sを通ってx軸に対して平行に延びる線分がx=x0の線分と交わる点を交点Dとする。図4に示されるように、線分SCはウェーハ20の半径rに等しい。また、ウェーハ20はx軸に対して対称であるので、線分QCは接触幅Wの半分に等しい。さらに、線分DQはX軸上の線分00C(=r)に等しく、また線分DSは距離x−x0に等しいので、線分SQはr−x+x0に等しい。このため、図4に示される三角形SQCに着目すると、接触幅Wは以下の式により表される。
Figure 0004836557
ここで、ロール46移動時における接触幅Wの挙動について説明する。図5(a)はロール46の計測開始点00からの移動距離x−x0とダイシングテープ3を介した状態でのウェーハ20のロール46に対する接触幅Wとの関係を示す図である。図5(a)においては、横軸はロール46の計測開始点00からの移動距離x−x0を示しており、縦軸は前述した接触幅Wを示している。図5(a)に示されるように、ロール46の中心がウェーハ20の一端28に対応する初期位置(図2において点線により示されるロール46'を参照されたい)においては、接触幅Wは概ね零であり、ロール46とウェーハ20の一端28とは点接触している。移動距離xが増すにつれ、接触幅Wも前述した式に従って増加し、移動距離xがウェーハ20の半径rに一致するときに接触幅Wは最大値2r(=D)になる。その後は、接触幅Wは次第に減少し、移動距離xが2rのときに接触幅Wは再び概ね零になる。本実施形態においては円形ウェーハ20を使用しているので、接触幅Wは移動距離xが半径rであるときに対して線対称の挙動を示している。
再び図3を参照すると、ステップ106においては、ステップ102で算出した係数D/D0およびステップ105で算出した接触幅Wから、テーブル31がダイシングテープ3を介した状態でウェーハ20をロール46に押付ける押付力F(x)の目標値を算出する。目標押付力F(x)の算出は、所定の押付力F0を基準として定められる。所定の押付力F0は、テーブル昇降部30のテーブル31に設置可能な最大寸法のウェーハ20を支持させているときでかつ、ロール46の移動距離x−x0が半径rに相当するとき、つまりロール46の軸線がウェーハ20の中心上に位置するときに当該ウェーハ20に掛けられる力の最大値である。ロール46の移動距離x−x0が半径rになるときには、接触幅Wはウェーハ20の直径D(=2r)である。このような接触幅Wはダイシングテープ3を介した状態においてウェーハ20がロール46に接触する接触部分の接触面積Aに相当しうる。
なお、ダイシングテープ3を介した状態におけるウェーハ20とロール46との間の接触は厳密には線接触ではなくて、x方向に微小距離を伴う面接触である。このため、この微小距離に相当する係数を接触幅Wに乗じることにより、接触面積Aをさらに正確に算出するようにしてもよい。
本発明においては、接触面積Aに及ぼす圧力P(x)が一定になるように、ウェーハ20がロール46に接触するときの押付力F(x)が定められる。図5(b)はローラの移動距離x−x0と押付力F(x)との間の関係を示す図であり、図5(c)はローラの移動距離x−x0と圧力P(x)との間の関係を示す図である。これら図面において横軸は移動距離x−x0を示すと共に、縦軸は押付力F(x)および圧力P(x)をそれぞれ示している。図5(c)に示されるようにロール46のウェーハ20上における移動時(0≦x−x0≦2r)に圧力P(x)が一定であるためには、移動距離x−x0が半径rよりも小さいとき(0≦x−x0<r)には接触幅W、つまり接触面積Aの増大に伴って押付力F(x)も増加させ、移動距離x−x0が半径r以上でかつ半径rの2倍以下であるとき(r≦x−x0≦2r)には接触幅Wの低下に伴って押付力F(x)も低下させる必要がある。そして、圧力が単位面積に働く力であることを考慮すると、本発明における押付力F(x)は次式で表される(図5(b)も参照されたい)。
Figure 0004836557
このような押付力F(x)をウェーハ20に掛けることによって、ロール46がウェーハ20の一端28から他端29まで移動するときに圧力P(x)はロール46の移動距離x−x0にかかわらず一定値(=F0・D/D0)となる。
この式において係数D/D0を乗じているのは、ウェーハ20の寸法に応じた押付力F(x)をウェーハ20に掛けるためである。つまり、ウェーハ20の寸法がDであるときにウェーハ20に掛かる押付力F(x)は、ウェーハ20の寸法が最大寸法D0であるウェーハ20に掛かる力よりもD/D0倍だけ常に小さいことになる。寸法が種々に異なる複数のウェーハ20に対して同一のテープ貼付装置によりダイシングテープ3を貼付ける場合には例えば最大押付力などの初期設定値をウェーハ20の寸法に応じてその都度変更する必要がある。ところが、本発明においては係数D/D0を乗じた上で押付力F(x)を算出しているので、寸法の異なるウェーハ20にダイシングテープ3を貼付ける場合であっても、ウェーハ20の寸法に応じて初期設定値を変更する必要がなく、それにより、作業を中断することなしに、連続的にダイシングテープ3をウェーハ20に貼付けることができる。なお、当然のことながら、F0にさらに所定の値を乗じることにより、圧力Pの値を変更するようにしてもよい。
また、ダイシングテープ3に使用されている粘着剤の硬さ、厚みおよび接着可能温度などに応じた所定の係数を予め求めて制御部90の記憶部に記憶しておき、これら係数を適宜乗じて目標押付力F(x)を算出するようにしてもよい。この場合には、目標押付力F(x)をさらに正確に算出することができる。
次いで、ステップ107に進み、テーブル31が移動距離x−x0に応じた押付力F(x)をウェーハに掛けることができるように、制御部90を通じてテーブル昇降部30のエアシリンダ80を調節する。エアシリンダ80に掛けられる力は目標押付力F(x)の値に応じて異なり、また使用されるダイシングテープ3の種類に応じても異なる。このため、エアシリンダ80に掛けられる力を目標押付力F(x)およびダイシングテープ3の種類の関数としてマップの形で予め実験などにより求めておき、制御部90の記憶部、例えばROMまたはRAMに記憶しておく。ステップ107においては、このようなマップからエアシリンダ80に掛けられる力を決定し、それにより、テーブル31がウェーハに押付力F(x)を掛けられるように設定される。
図5(b)に示される押付力F(x)と移動距離x−x0との間の関係から分かるように、移動距離x−x0が0から半径rまでの間にあるとき(0≦x−x0<r)には、ウェーハ20に掛けられる押付力F(x)が増加する。そして、移動距離x−x0が半径rから半径rの2倍までの間にあるとき(r≦x−x0≦2r)には、ウェーハ20に掛けられる押付力F(x)が減少する(式(2)を参照されたい)。このようにして、ロール46の移動距離x−x0にかかわらず圧力P(x)が一定になるように押付力F(x)が調節される。すなわち、本発明においては、接触幅Wが移動距離x−x0に伴って変化するのを考慮した上で、ウェーハ20の接触部分に掛かる圧力が一定になるようにテーブル31の押付力F(x)を調節している。
次いで、ステップ109においては、ステップ104で算出されたロール46の移動距離x−x0がウェーハ20の直径D、すなわち半径rの2倍よりも大きいか否かが判定される。移動距離x−x0が直径Dよりも大きくない場合、つまり移動距離x−x0が直径D以下である場合には、ステップ103に進んで処理を繰り返す。一方、移動距離x−x0が直径Dよりも大きいと判定された場合には、ロール46がウェーハ20の他端29を越えたと判断できるので、端部29側のマウントフレーム端部まで所定の押付力でダイシングテープ3を貼付けた後、処理を終了する。この後、カッタユニット65を回転させ、ウェーハ20およびマウントフレーム36に貼付けられたダイシングテープ3をウェーハ20の周囲に沿って適宜切断するものとする。
このように、本発明のダイシングテープ貼付装置10によってウェーハ20全体に亙ってほぼ等しい圧力にて加圧することができる。つまり、本発明においては、ウェーハ20の端部28、29付近が局所的に加圧されることがないように押付力を調整している。すなわち、面圧力、つまりウェーハの単位面積当たりの圧力はウェーハ全体に亙ってほぼ等しくなる。このようなことによって、ウェーハ20の端部28、29および外周部にロール46からの不必要な力が掛かるのを避けられ、割れまたはクラックおよび内部歪みなどが発生するのをさらに防止することが可能となる。
さらに、従来技術の場合には、エアシリンダを用いて押付力を掛ける場合にロール46からの反発力によって可動テーブル31およびエアシリンダ自体が押し戻される可能性がある。しかしながら、本発明においてはネジジャッキ70を使用しているので、ロール46からの反発力が生じた場合であっても、可動テーブル31およびエアシリンダ80自体が押し戻されることはない。つまり、ネジジャッキ70を使用しているために、ダイシングテープ3の貼付時に可動テーブル31の位置が変化するのが防止される。
ところで、前述したようにエアシリンダ80のロッド83の途中にはフランジ85が設けられている。このフランジ85はエアシリンダ用ケーシング81の孔82外周部に係合してロッド83が最大ストロークまで延びるのを規制する。従って、ロッド83はフランジ85が孔82外周部に係合する場所までしか延びない。
従来技術のようにエアシリンダのロッドがその最大ストローク付近まで延びた状態で貼付動作が行われる場合には、エアシリンダの動作時の摺動抵抗およびそのバラツキが大きいので貼付時に可動テーブル31を最大ストロークの位置から円滑に移動させるのは困難である。しかしながら、本発明においてはフランジ85によってロッド83の延びが規制されるので、ダイシングテープ3の貼付時に可動テーブル31を円滑に移動させられ、その結果、安定した状態でダイシングテープ3を貼付けることが可能となる。すなわち、本発明においては、フランジ85はエアシリンダ動作時における摺動抵抗およびそのバラツキが比較的小さい場所に設けられているのは明らかであろう。
なお、使用されるロール46を形成する材料によってはウェーハ20の研削面22とマウントフレーム36の上面とが同一高さでないようにしてもよい。例えばロール46が比較的変形しやすいゴムから形成されている場合には、ウェーハ20の研削面22をマウントフレーム36の上面よりもわずかながら下げるのが好ましい。このように、研削面22の高さとマウントフレーム36の上面の高さとを所定の距離だけ互いにずらした状態でダイシングテープ3を貼付けることも本発明の範囲に含まれる。
本発明に基づくダイシングテープ貼付装置の概略断面図である。 ダイシングテープ貼付装置の一部を拡大して示す部分拡大図である。 本発明に基づくテープ貼付装置の第一の動作プログラムのフローチャートである。 接触幅Wを説明するための図である。 (a)ローラの移動距離x−x0とテープを介した状態でのウェーハのローラに対する接触幅Wとの間の関係を示す図である。(b)ローラの移動距離x−x0と押付力F(x)との間の関係を示す図である。(c)ローラの移動距離x−x0と圧力P(x)との間の関係を示す図である。 ローラがウェーハの中心付近を移動するときの断面図である。 表面保護フィルムが貼付けられたウェーハの拡大断面図である。 マウントフレームと一体化されたウェーハの頂面図である。 (a)図8において点線で示される貼付ロールに沿ってみた断面図である。(b)図8において実線で示される貼付ロールに沿ってみた断面図である。
符号の説明
3 ダイシングテープ
10 ダイシングテープ貼付装置
11 表面保護フィルム
20 ウェーハ
20’ テープ貼付面
21 表面
22 研削面、裏面
26 面取部
28、29 端部
31 可動テーブル
32 シャフト
36 マウントフレーム
38 固定テーブル
42 供給部
43 巻取部
46 貼付ロール(ダイシングテープ貼付手段)
65 カッタユニット
70 ネジジャッキ(高さ調節手段)
72 メネジ部
73 ネジ軸
80 エアシリンダ(押付手段)
81 エアシリンダ用ケーシング
82 孔
83 ロッド
85 フランジ
90 制御部
91 外側部
92 スプライン軸
93 ガイド
95 高さ検出部
96 入力部
F 押付力
P 圧力
W 接触幅

Claims (10)

  1. ダイシングテープをマウントフレームとウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付装置において、
    前記マウントフレームを支持する固定テーブルと、
    前記ウェーハを支持する可動テーブルと、
    前記可動テーブルの高さを調節する高さ調節手段と、
    前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動して前記ダイシングテープを前記マウントフレームと前記ウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付手段と、
    前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さおよび前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さを検出する高さ検出手段と、を具備し、
    前記ダイシングテープを前記マウントフレームおよび前記ウェーハに貼付けるときに、前記高さ調節手段は、前記高さ検出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付面および前記マウントフレームの上面の高さに基づいて、前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さを前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さに一致させるようにしたダイシングテープ貼付装置。
  2. 前記高さ調節手段がネジジャッキである請求項1に記載のダイシングテープ貼付装置。
  3. 前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面は、前記ウェーハの裏面が研削されることにより形成されている請求項1または2に記載のダイシングテープ貼付装置。
  4. さらに、前記ウェーハの厚さおよび前記ダイシングテープ貼付面とは反対側の面に貼付けられたフィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さを入力する入力手段を具備し、
    前記高さ調節手段は、前記入力手段により入力された前記ウェーハおよび前記フィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する請求項1から3のいずれか一項に記載のダイシングテープ貼付装置。
  5. さらに、前記ダイシングテープを介して前記可動テーブル上の前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面を前記ダイシングテープ貼付手段に押付けて押付力を掛ける押付手段と、
    前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動するときに、前記ウェーハの一端からの前記ダイシングテープ貼付手段の移動距離を検出するダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段と、
    前記ダイシングテープに対する前記ウェーハの接触部分における圧力が前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの一端から他端まで移動するときに概ね一定になるように、前記ダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付手段の前記移動距離を用いて、前記可動テーブルの押付力を設定する可動テーブル押付力設定手段とを具備する請求項1から4のいずれか一項に記載のダイシングテープ貼付装置。
  6. 前記押付手段がエアシリンダであり、該エアシリンダのロッドをそのストロークエンドの手前で停止させるストッパを含む請求項5に記載のダイシングテープ貼付装置。
  7. 前記ダイシングテープ貼付手段がロールであり、該ロールの少なくとも一部分は、前記押付手段により押付力が掛けられているときにほとんど変形しない材料から形成されている請求項5または6に記載のダイシングテープ貼付装置。
  8. ダイシングテープをマウントフレームとウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付方法において、
    前記マウントフレームを固定テーブルに支持し、
    前記ウェーハを可動テーブルに支持し、
    前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さおよび前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さを検出し、
    前記ダイシングテープを前記マウントフレームおよび前記ウェーハに貼付けるときに、、検出された前記ダイシングテープ貼付面および前記マウントフレームの上面の高さに基づいて、前記可動テーブルに支持された前記ウェーハのダイシングテープ貼付面の高さが前記固定テーブルに支持されたマウントフレームの上面の高さに一致するように前記可動テーブルの高さを調節し、
    ダイシングテープ貼付手段を前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面に対して平行に移動させることにより、前記ダイシングテープを前記マウントフレームと前記ウェーハとに貼付けるダイシングテープ貼付方法。
  9. さらに、前記ウェーハの厚さおよび前記ダイシングテープ貼付面とは反対側の面に貼付けられたフィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さを入力し、
    前記入力された前記ウェーハおよび前記フィルムの厚さならびに/または前記マウントフレームの厚さに基づいて、前記可動テーブルの高さを調節する請求項8に記載のダイシングテープ貼付方法。
  10. さらに、前記ダイシングテープをダイシングテープ供給手段によって前記ウェーハのダイシングテープ貼付面とダイシングテープ貼付手段との間に供給し、
    前記テーブルを前記ダイシングテープ貼付手段に向かって移動させ、それにより、前記ダイシングテープを介して前記可動テーブル上の前記ウェーハの前記ダイシングテープ貼付面を前記ダイシングテープ貼付手段に押付けて押付力を掛けるようにし、
    さらに、
    前記ウェーハの一端からの前記ダイシングテープ貼付手段の移動距離を算出し、
    前記ダイシングテープ貼付手段が前記ウェーハの一端から他端まで移動するときに前記ダイシングテープに対する前記ウェーハの接触部分における圧力が一定になるように、前記ダイシングテープ貼付手段移動距離算出手段により検出された前記ダイシングテープ貼付手段の前記移動距離を用いて、前記可動テーブルの押付力を設定する請求項8または9に記載のダイシングテープ貼付方法。
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