JP4830310B2 - オキシムエステル系化合物、光重合性組成物及びこれを用いたカラーフィルター - Google Patents
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本発明の実施において色材は必須の成分ではないが、多くの用途において色材を組合わせて利用する。ここに、色材とは感光性組成物を着色するものをいう。色材としては、染顔料が使用できるが、耐熱性、耐光性等の点から顔料が好ましい。顔料としては青色顔料、緑色顔料、赤色顔料、黄色顔料、紫色顔料、オレンジ顔料、ブラウン顔料、黒色顔料等各種の色の顔料を使用することができる。また、その構造としてはアゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ベンズイミダゾロン系、イソインドリノン系、ジオキサジン系、インダンスレン系、ペリレン系等の有機顔料の他に種々の無機顔料等も利用可能である。以下、使用できる顔料の具体例をピグメントナンバーで示す。以下に挙げる「C.I.ピグメントレッド2」等の用語は、カラーインデックス(C.I.)を意味する。
(b)有機結合材
本発明において光重合性組成物を構成する場合、(b)有機結合材が使用される。有機結合剤は特に限定されるものではないが、特にカルボキシル基を有するエポキシアクリレート樹脂が好ましく用いられる。
本発明の光重合性組成物は、光重合開始剤として一般式(1)又は(2)で示されるオキシムエステル系化合物を含有する。
本発明の光重合性単量体としては、エチレン性不飽和基を一個以上有する化合物(以下、エチレン性化合物という)が使用される。具体的には、脂肪族(ポリ)ヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル、芳香族(ポリ)ヒドロキシ化合物と不飽和カルボン酸とのエステル、不飽和カルボン酸と多価カルボン酸と脂肪族ポリヒドロキシ化合物により得られるエステル、芳香族ポリヒドロキシ化合物のエチレンオキシド、プロピレンオキシド付加物と不飽和カルボン酸とのエステル化反応物、脂肪族ポリヒドロキシ化合物のエチレンオキシド、プロピレンオキシド付加物と不飽和カルボン酸とのエステル化反応物、カプロラクトン変性多価アルコールと不飽和カルボン酸とのエステル、多価アルコールと多価イソシアナートと不飽和カルボン酸との反応物、スチリル末端化合物、含リン酸不飽和化合物、ポリエポキシと不飽和カルボン酸との付加物等が挙げられる。
エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテルのようなグリコールジアルキルエーテル類;
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、メトキシブチルアセテート、メトキシペンチルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテートのようなグリコールアルキルエーテルアセテート類;
ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ブチルエーテル、ジアミルエーテル、エチルイソブチルエーテル、ジヘキシルエーテルのようなエーテル類;
アセトン、メチルエチルケトン、メチルアミルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソアミルケトン、ジイソブチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、エチルアミルケトン、メチルブチルケトン、メチルヘキシルケトン、メチルノニルケ
トンのようなケトン類;
エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンのような1価又は多価アルコール類;
n−ペンタン、n−オクタン、ジイソブチレン、n−ヘキサン、ヘキセン、イソプレン、ジペンテン、ドデカンのような脂肪族炭化水素類;
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、メチルシクロヘキセン、ビシクロヘキシルのような脂環式炭化水素類;
ベンゼン、トルエン、キシレン、クメンのような芳香族炭化水素類;
アミルホルメート、エチルホルメート、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、酢酸アミル、エチレングリコールアセテート、エチルプロピオネート、プロピルプロピオネート、酪酸ブチル、酪酸イソブチル、イソ酪酸メチル、エチルカプリレート、ブチルステアレート、エチルベンゾエート、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸プロピル、3−メトキシプロピオン酸ブチル、γ−ブチロラクトンのような鎖状又は環状エステル類;
3−メトキシプロピオン酸、3−エトキシプロピオン酸のようなアルコキシカルボン酸類;
ブチルクロライド、アミルクロライドのようなハロゲン化炭化水素類;
メトキシメチルペンタノンのようなエーテルケトン類;
アセトニトリル、ベンゾニトリルのようなニトリル類等が挙げられる。
まず、透明基板上に、本発明の光重合性組成物をスピナー,ワイヤーバー,フローコーター,ダイコーター,ロールコーター,スプレー等の塗布装置により塗布して乾燥した後、該試料の上にフォトマスクを置き、該フォトマスクを介して画像露光,現像,必要に応じて熱硬化或いは光硬化により遮光用BM画像を形成させ、さらにこの操作をRGB3色について各々繰り返し、カラーフィルター画像を形成させる。
なお、本発明の光重合性組成物を用いてカラーフィルターの画素を形成する場合には、非常に高感度、高解像力であるため、ポリビニルアルコール等の酸素遮断層を設けることなしに露光、現像して画像を形成することが可能である。ここで用いる透明基板は、カラーフィルター用の透明基板であり、その材質は特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルやポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン等、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリスルホン等の熱可塑性プラスチックシート、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル樹脂等の熱硬化性プラスチックシート、或いは各種ガラス板等を挙げることができる。特に、耐熱性の点からガラス板、耐熱性プラスチックが好ましく用いられる。
乾燥においてはホットプレート、IRオーブン、コンベクションオーブン等を用いることができ、好ましい乾燥条件は40〜150℃、乾燥時間は10秒〜60分の範囲である。また、露光に用いる光源は、例えば、キセノンランプ、ハロゲンランプ、タングステンランプ、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、中圧水銀灯、低圧水銀灯等のランプ光源やアルゴンイオンレーザー、YAGレーザー、エキシマーレーザー、窒素レーザー等のレーザー光源等が挙げられる。特定の照射光の波長のみを使用する場合には光学フィルターを利用することもできる。
本発明の液晶表示装置は、前記のカラーフィルターを使用して、次の様にして製造することが出来る。 先ず、カラーフィルター上に配向膜を形成し、この配向膜上にスペーサーを配置した後、対向基板と貼り合わせて液晶セルを形成する。次いで、形成した液晶セルに液晶を注入し、対向電極に結線して完成する。
[3−1]基板への供給方法
本発明の樹脂組成物は、通常溶剤に溶解或いは分散された状態で、基板上へ供給される。その供給方法としては、従来公知の方法、例えば、スピナー法、ワイヤーバー法、フローコート法、ダイコート法、ロールコート法、スプレーコート法などによって行うことができる。中でも、ダイコート法によれば、塗布液使用量が大幅に削減され、かつ、スピンコート法によった際に付着するミストなどの影響が全くない、異物発生が抑制されるなど、総合的な観点から好ましい。塗布量は、乾燥膜厚として、通常、0.5〜10μm、好ましくは1〜8μm、特に好ましくは1〜5μmの範囲である。また乾燥膜厚あるいは最終的に形成されたスペーサーの高さが、基板全域に渡って均一であることが重要である。ばらつきが大きい場合には、液晶パネルにムラ欠陥を生ずることとなる。またインクジェット法や印刷法などにより、パターン状に供給されても良い。
基板上に樹脂組成物を供給した後の乾燥は、ホットプレート、IRオーブン、コンベクションオーブンを使用した乾燥法によるのが好ましい。また温度を高めず、減圧チャンバー内で乾燥を行う、減圧乾燥法を組み合わせても良い。乾燥の条件は、溶剤成分の種類、使用する乾燥機の性能などに応じて適宜選択することができる。乾燥時間は、溶剤成分の種類、使用する乾燥機の性能などに応じて、通常は、40〜100℃の温度で15秒〜5分間の範囲で選ばれ、好ましくは50〜90℃の温度で30秒〜3分間の範囲で選ばれる。
露光は、樹脂組成物の塗布膜上に、ネガのマスクパターンを重ね、このマスクパターンを介し、紫外線または可視光線の光源を照射して行う。またレーザー光による走査露光方式によっても良い。この際、必要に応じ、酸素による光重合性層の感度の低下を防ぐため、光重合性層上にポリビニルアルコール層などの酸素遮断層を形成した後に露光を行ってもよい。上記の露光に使用される光源は、特に限定されるものではない。光源としては、例えば、キセノンランプ、ハロゲンランプ、タングステンランプ、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、中圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、蛍光ランプなどのランプ光源や、アルゴンイオンレーザー、YAGレーザー、エキシマレーザー、窒素レーザー、ヘリウムカドミニウムレーザー、青紫色半導体レーザー、近赤外半導体レーザーなどのレーザー光源などが挙げられる。特定の波長の光を照射して使用する場合には、光学フィルタを利用することもできる。
上記の露光を行った後、アルカリ性化合物と界面活性剤とを含む水溶液、または有機溶剤を用いる現像によって、基板上に画像パターンを形成することができる。この水溶液には、さらに有機溶剤、緩衝剤、錯化剤、染料または顔料を含ませることができる。
現像の後の基板には、熱硬化処理を施すのが好ましい。この際の熱硬化処理条件は、温度は100〜280℃の範囲、好ましくは150〜250℃の範囲で選ばれ、時間は5〜60分間の範囲で選ばれる。
リブ(液晶分割配向突起)とは、液晶表示装置の視野角を改善するために、透明電極上に形成する突起をいい、前記突起のスロープを利用して液晶を局所的に傾け、一画素内で液晶を多方向に分割させるものである。以下、リブの形成方法を詳述する。
ブラックマトリクスとレッド、ブルー、グリーンのカラーフィルターを設け、さらにその上に、150nm厚のITOを蒸着した通常0.1〜2mm厚透明基板上に、本発明の感光性組成物をスピナー、ワイヤーバー、フローコーター、ダイコーター、ロールコーター、スプレー等の塗布装置を用いて塗布する。組成物の塗布膜厚は通常0.5〜5μmである。該組成物からなる塗布膜を乾燥した後、乾燥塗膜上にフォトマスクを置き、該フォトマスクを介して画像露光する。露光後、未露光の未硬化部分を現像にて除去することにより、画素を形成する。通常、現像後得られる画像は、5〜20μmの巾の細線再現性が求められ、高画質のディスプレーの要求からより高精細な細線再現性が要求さる傾向にある。高精細な細線を安定し再現する上で、現像後の細線画像の断面形状は、非画像と画像部のコントラストが明瞭な矩形型が、現像時間、現像液経時、現像シャワーの物理刺激などの現像マージンが広く好ましい。
本発明では、現像後の画像は、矩形型に近い断面形状を有している。リブの形状に必要なアーチ状の形状を得るために、通常150℃以上、好ましくは180℃以上、更に好ましくは200℃以上、通常400℃以下、好ましくは300℃以下、更に好ましくは28 0℃以下で、且つ、通常10分以上、好ましくは15分以上、さらに好ましくは20分以上、通常120分以下、好ましくは60分以下、更に好ましくは40分以下の加熱処理を施し、矩形状の断面形状をアーチ状の形状に変形させ、巾0.5〜20μm高さ0.2〜5μmのリブを形成させる。この加熱時の変形の範囲としては感光性組成物と加熱条件を適宜調整し、加熱前の細線画像(矩形画像断面形状)の側面と基板平面から形成される接触角(W1)が上記加熱処理後の細線画像の側面と基板平面から形成される接触角(W2)を比較した場合、W1/W2が1.2以上、好ましくは1.3以上、更に好ましくは1.5以上、通常10以下、好ましくは8以下になるようにする。加熱温度が高い程、又は加熱時間が長い程変形率が大きく、反対に加熱温度が低い程、又は加熱時間が短い程その変形率は低い。
トリレンジイソシアネートの三量体(三菱化学社製、マイテックGP750A、樹脂固形分50重量%、酢酸ブチル溶液)32gと触媒としてジブチルチンジラウレート0.02gをプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)47gで希釈溶解した。攪拌下に、これに、片末端がメトキシ基となっている数平均分子量1,000のポリエチレングリコール(日本油脂社製、ユニオックスM−1000)14.4gと数平均分子量1,000のポリプロピレングリコール(三洋化成工業社製、サンニックスPP−1000)9.6gとの混合物を滴下した後、70℃でさらに3時間反応させた。次に、N,N−ジメチルアミノ−1,3−プロパンジアミン1gを加え、40℃でさらに1時間反応させた。このようにして得られた高分子分散剤を含有する溶液のアミン価を中和滴定によりもとめたところ14mgKOH/gであった。また、樹脂含有量をドライアップ法(150℃で30分間、ホットプレート上で溶剤を除去し重量変化量により樹脂濃度を算出)により求めたところ40重量%であった。
エポキシ当量200g/eq、軟化点65℃のo−クレゾールノボラックエポキシ樹脂200g、アクリル酸72g、p−メトキシフェノール0.2g、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド0.2g、PGMEA272gをフラスコに仕込み100℃の温度で8時間反応させた(エポキシ基1当量に対し、アクリル酸1当量が反応)。さらに、テトラヒドロ無水フタル酸42gを加え80℃で3時間反応させた。この反応液を水に再沈殿、真空乾燥させてカルボキシル基を有するノボラックエポキシアクリレート樹脂を得た。KOHによる中和滴定を行ったところ樹脂の酸価は50mgKOH/gであった。
カラー用カーボンブラック(三菱化学社製、MA−220)50重量部、合成例−1に示した高分子分散剤を固形分として5重量部の割合で、かつ固形分濃度が50重量%となるようにカーボンブラック、高分子分散剤溶液及びPGMEAを加えた。分散液の全重量は50gであった。これを攪拌機によりよく攪拌しプレミキシングを行った。
[1]カルバゾール誘導体(ケトン)の製造
エチルカルバゾール3.9g(20mmol)をジクロロメタン20mlに溶解し、塩化アルミニウム2.9g(22mmol)を加えた。氷浴で冷却しながらo−メチルベンゾイルクロライド4.1g(22mmol)を反応液を5℃以下に保ちながら滴下した。1時間かけて徐々に室温まで上げながら攪拌し、その後室温でさらに3時間反応させた。さらに反応液を氷浴で冷却し、塩化アルミニウム2.9g(22mmol)を加えた後、氷浴で冷却しながらメタクリル酸クロライド2.3g(22mmol)を、反応液の温度を5℃以下に保ちながら滴下した。1時間かけて徐々に室温まで上げながら攪拌し、その後室温でさらに3時間反応させた。
固体(1);7.9-8.8,m,3H; 7.4,m,7H; 5.9(1H, ) 5.6,s,1H; 5.6,s,1H; 4.4(2H, ), 2.4,s,3H; 2.1,2.4,d3H,1.5,t,3H
固体(2); 8.6,dd,1H; 8.0,dd,1H; 7.9,d,1H; 7.4,m,6H; 4.5,q,2H; 3.6,d,2H, 2.6,s,1H; 2.4,s,3H; 2.2,s,3H; 1.5,t,3H
上記NMR分析結果から、淡黄色固体(1)は、3−メタクリロイル−9−エチル−6−(o−トルオイル)−9H−カルバゾールと同定された。淡黄色固体(2)は、下記式で示されるケトン化合物であることが確認された。
上記淡黄色固体(2)(0.38g,0.001mol)をエタノール5mlに溶解し、塩酸ヒドロキシルアミン(0.075g,0.00105mol)、ピリジン(0.084g,0.00105mol)を加え、2時間還流した。エタノールを留去したのち、水を加えて無機物を溶解し、濾過した。濾過物を酢酸エチルに溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥し、エバポレートしてオキシム体を得た。得られた固体をTHF3mlに溶解し、アセチルクロライド(0.23g,0.0022mol)を加え攪拌した。反応液にトリエチルアミン(0.21g,0.0023mol)を室温で滴下した。滴下とともに塩の沈降が認められた。2時間攪拌後、水20mlを入れ、酢酸エチル40mlで抽出した。有機層を水20mlで2回洗浄、飽和炭酸カリウム水溶液20mlで2回洗浄を行い、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、エバポレートした。シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて(展開溶媒:酢酸エチル/n−ヘキサン=1/1)にて精製を行い、淡黄色固体(3)0.3gを得た。
・溶剤:重クロロホルム(CDCl3)
・周波数:270MHz
・基準化合物:(CH3)4Si
8.5,dd,1H;8.1,dd,1H;7.9,dd,1H;7.4,m,6H;4.4,q,2H;3.6,d,2H,2.4,s,3H;2.3,s,3H;2.2,s,3H;2.0,s,3H;1.5,t,3H
上記NMR分析結果から淡黄色固体(3)は、下記式で示されるオキシムエステル化合物(後記の実施例1で使用した光重合開始剤C−1)であることが確認された。
合成例−3において、淡黄色固体(2)の代わりに、3−メタクリロイル−9−エチル−6−(o−トルオイル)−9H−カルバゾールを用いた以外は、C−1の合成と同様にしてC−2を合成した。NMRシフト値は、次の通りであった。
8.5,d,1H; 8.4,d,1H; 8.1,dd,1H; 7.9,dd,1H; 7.4,m,6H; 7.2,d,1H; 5.6,s,1H; 5.1,s,1H; 4.4,q,2H; 2.4,s,3H; 2.2,s,3H; 2.0,s,3H; 1.5,t,3H
合成例−3において、メタクリル酸クロリドをクロトン酸クロリドに変更した以外はC−1の合成と同様にしてC−3を合成した。NMRシフト値は、次の通りであった。
8.5,d,1H; 8.4,d,1H; 8.1,dd,1H; 7.9,dd,1H; 7.4,m,6H; 4.4,q,2H; 2.4,s,3H; 2.2,s,3H; 2.0,s,3H; 1.5,t,3H
合成例−3において、メタクリル酸クロリドをアセチルクロリドに変更し、最終工程で用いるアセチルクロリドをコハク酸モノエチルクロリドに変更した以外は、C−1の合成と同様にしてC−4を合成した。NMRシフト値は、次の通りであった。
8.6,d,1H; 8.5,d,1H; 8.1,dd,1H; 8.0,dd,1H; 7.9,dd,1H; 7.5,m,6H; 4.5,q,2H; 4.2,m,6H; 2.9,t,2H; 2.8,t,2H; 2.7,t,2H; 2.6,s,3H; 2.5,s,3H; 1.5,t,3H; 1.3,s,3H
合成例−3において、メタクリル酸クロリドをアセチルクロリドに変更し、最終工程で用いるアセチルクロリドをモルホリニルカルボニルクロリドに変更した以外は、C−1の合成と同様にしてC−5を合成した。
合成例−3において、メタクリル酸クロリドをコハク酸モノエチルクロリドに変更した以外は、C−1の合成と同様にしてC−8を合成した。NMRシフト値は、次の通りであった。
8.5,d,1H; 8.4,d,1H; 8.1,dd,1H; 7.9,dd,1H; 7.4,m,6H; 4.4,q,2H; 4.1,q,2H; 3.3,t,2H; 2.6,s,3H; 2.4,s,3H; 2.3,s,3H; 1.5,t,3H; 1.2,d,3H
(1)レジスト液の調合
上述したカーボンブラック分散インキを用いて固形分として下記の配合割合となるように各成分(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、有機溶剤及び界面活性剤を加え、スターラーにより攪拌、溶解させ、ブラックレジスト感光液を調整した。
カーボンブラック(三菱化学社製、MA−220) 50g
(b)有機結合剤 (表2に記載) 30g
(d)光重合性単量体:エチレン性化合物
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 10g
(c)光重合開始剤 (表2に記載)
有機溶剤
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 300g
(e)高分子分散剤(合成例−1) 5g
界面活性剤 (住友3M社製、FC−430) 100ppm
ブラックレジスト感光液をスピンコーターにてガラス基板(コーニング社製、7059)に塗布し、ホットプレートで80℃、1分間乾燥した。乾燥後のレジストの膜厚を触針式膜厚計(テンコール社製、α−ステップ)で測定したところ1μmであった。次に、このサンプルをマスクを通して高圧水銀灯で露光量を変えて像露光した。温度25℃、濃度0.8%炭酸ナトリウム水溶液を用いてスプレー現像することによりレジストパターンを得た。
1.感度
20μmのマスクパターンを寸法通り形成できる適正露光量(mj/cm2)をもって
表示した。すなわち、露光量の少ないレジストは低露光量で画像形成が可能であるため高感度であることを示す。
2.解像力
20μmのマスクパターンを忠実に再現する露光量における解像可能なレジスト最小パターン寸法を200倍の倍率で顕微鏡観察した。
最小パターン寸法が10μm以下 : ○
最小パターン寸法が10μmを超える: ×
画線部の光学濃度(OD)をマクベス反射濃度計(コルモルグン社製、TR927)で測定した。なお、OD値は遮光能力を示す数値であり数値が大きい程高遮光性であることを示す。
4.耐キズ性
得られた画像パターンを有するガラス基板を、無処理のガラス基板(コーニング社製、7059)の上に、画像パターンが無処理のガラス面に接するように載せ、下記に示す荷重をかけながら3cm/秒の速度で5回、摺り合わせる作業を行った。擂り合わせ後、キズの発生の有無を肉眼により、下記の基準で目視評価を行った。
荷重 g/cm2 キズの有無 評価
60 認められた △
60 全く認められず ○
100 全く認められず ◎
実施例9において、黒色色材として使用したカーボンブラック(三菱化学社製、MA−220)の代わりに、チタンブラック(三菱マテリアル社製、13M−C)を使用した以外は実施例9と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。結果を表2に示した。
比較例3において、黒色色材として使用したカーボンブラック(三菱化学社製、MA−220)の代わりに、チタンブラック(三菱マテリアル社製、13M−C)を使用した以外は比較例3と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。結果を表2に示した。
各試験溶液を、スピンコーターにて150nm厚のITOをスパッタしたAN100ガラス基板上に塗布し、ホットプレート上で80℃にて3分間乾燥し、乾燥膜厚1.7μmの 塗布膜を得た。その後、塗布膜側から15μm巾の細線パターンマスクを介して3kW高圧水銀を用い25、50、100、200mJ/cm-2の各種露光条件にて画像露光を施した。ついで、1重量%の炭酸カリウムと4重量%のノニオン性界面活性剤(「エマルゲンA−60」花王社製)を含有する水溶液よりなる現像液を用い、23℃において水圧0.25メガパスカルのシャワー現像を施した後、純水にて現像を停止し、水洗スプレーにてリンスした。シャワー現像時間は、10〜120秒の間で調整し、感光層が溶解除去される時間(ブレーク時間)の2倍とした。こうして画像形成されたガラス基板を230℃、30分間加熱し、アーチ状に変形させた細線パターンを形成させた。得られた、加熱前後の細線の断面形状をVK9500にて測定、基板平面と細線画像側面との接触角を求め、加熱前後における接触角の変化率を下記の方法により評価をした。結果を表3に示した。
<加熱による接触角の変化率の評価>
加熱前後の細線の断面形状をVK9500にて測定、接触角を求め、加熱前細線画像の側面と基板平面から形成されるの接触角(W1)と加熱後の細線画像の側面と基板平面から形成される接触角(W2)を求め、接触角の変化率(W1/W2)の値から、加熱による接触角の変化を下記のように評価した。図1を参照。
B: W1/W2が1.5以上2未満
C: W1/W2が1.2以上1.5未満
D: W1/W2が1.2未満
上記の露光および現像処理で得られた画像を下記のように評価した。
A: 塗布膜厚に対して、70%以上の膜厚の画像が形成された。
B: 塗布膜厚に対して、70%未満の膜厚の画像が形成された。
C: 感光層が完全に溶解し画像形成されなかった
・M−1:日本化薬社製、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)
・M−2:新中村科学社製、2官能リン酸エステル「PM−21」
・S−1:チバスペシャリティケミカルズ社製、「イルガキュアー907」
・S−2:日本化薬社製、2,4−ジエチルチオキサントン
・P−1:重量平均分子量2000、酸価100のアルカリ可溶性樹脂。構造式を[化47]に示した。
・F−1:大日本インキ社製、フッソ系界面活性剤「F475」
・PGMA:東京化成社製、イソプロピレングリコールモノメチルエーテルアセ テートまた、表3中、適性感度mJ/cm-2とは、15μmの細線パターンが再現できる最低露
光量をいう。
W2:加熱後の細線画像の側面と基板平面から形成される接触角
Claims (10)
- 一般式(5)で示されるオキシムエステル系化合物。
- 請求項1に記載の一般式(5)において、R 2a は、置換されていてもよい炭素数2〜12のアルカノイル基であることを特徴とするオキシムエステル系化合物。
- (b)有機結合材及び(c)光重合開始剤を含有する光重合性組成物であって、(c)が請求項1又は2に記載のオキシムエステル系化合物を含有することを特徴とする光重合性組成物。
- (b)有機結合材が、カルボキシル基を有するエポキシアクリレート樹脂である請求項3に記載の光重合性組成物。
- (b)有機結合材が、ノボラック型エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応生成物に(ヒドロ)フタル酸無水物を反応させて得られるエポキシアクリレートである請求項4に記載の光重合性組成物。
- 光重合性組成物が、更に(d)光重合性単量体を含有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の光重合性組成物。
- 光重合性組成物が、更に(e)塩基性官能基を有する高分子分散剤を含有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の光重合性組成物。
- 光重合性組成物が、更に(a)色材を含有することを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の光重合性組成物。
- 請求項3〜8のいずれか1項に記載の光重合性組成物により形成された画像を有することを特徴とするカラーフィルター。
- 請求項3〜8のいずれか1項に記載の光重合性組成物により形成された画像を有することを特徴とする液晶表示装置。
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