JP4826361B2 - エレベータの制御装置及び保守点検盤装置、並びに、エレベータの制御方法及び改修方法 - Google Patents

エレベータの制御装置及び保守点検盤装置、並びに、エレベータの制御方法及び改修方法 Download PDF

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Description

この発明は、地震発生後、エレベータに地震復旧運転を実施させるエレベータの制御装置及び保守点検盤装置、制御方法、並びに、既設エレベータを地震発生後の地震復旧運転に対応させるように改修するエレベータの改修方法に関するものである。
エレベータ装置には、所定震度(gal値等)以上の地震が発生した場合に、走行中のかごを最寄り階に停止させてかご内の乗客を救出するいわゆる地震時管制運転と、地震時管制運転完了後(地震発生後)、所定の条件下で診断運転を実施し、異常が発見されなかった場合に通常運転に復帰させるいわゆる地震復旧運転とを行うものがある。
地震復旧運転時に実施される上記診断運転では、例えば、超低速、低速、定格速といった複数の速度でかごを走行させながら、昇降路内やかご等に設置されたエレベータ機器類の異常の有無が診断される。そして、診断運転においてエレベータ機器類に何ら異常が検出されなかった場合には、診断運転完了後自動で通常運転に復帰される。また、診断運転においてエレベータ機器類に何らかの異常が検出された場合には、かごを緊急停止させて外部のエレベータ保守会社に通報する等、検出された異常に応じて適切な措置が施される。なお、地震復旧運転において実施される従来の診断運転には、集音マイクにより走行中の騒音値を検出し、検出された騒音値のレベルに基づいて異常の有無を診断する方法等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−247657号公報
エレベータ装置には、昇降路内を昇降するかごと、このかごを駆動する巻上機等の駆動手段と、駆動手段等を制御して全体の運行制御を実施する制御手段とを一組とする複数組のエレベータが並設され、各エレベータが群管理制御手段によって群管理制御されているものがある。また、場所によっては、群管理制御されていない複数組のエレベータが並設されている場合もある。かかる場合、地震発生後に特許文献1に記載されているような地震復旧運転(診断運転)を複数組のエレベータが同時に開始すると、近接するエレベータの走行音等を異常音として誤検出してしまうといった問題があった。
また、複数組のエレベータが群管理制御されている既設のエレベータ装置において、上記問題を解決するためには、群管理制御手段に対応するプログラムの開発、及び、各エレベータの制御手段のプログラムの変更(プログラムの入れ替え)、群管理制御手段のプログラムの変更(プログラムの入れ替え)等を実施しなければならず、新規プログラムの開発及びエレベータ装置の改修工事等に多大な時間と労力が必要となるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転を簡単且つ安価な構成で制御することができ、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができるエレベータの制御装置及び保守点検盤装置、制御方法を提供することである。
また、この発明の他の目的は、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転を簡単且つ安価な構成で制御することができるとともに、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができるように既設エレベータを改修するエレベータの改修方法を提供することである。
この発明に係るエレベータの制御装置は、複数のエレベータにそれぞれ設けられ、自己のエレベータを運行制御する制御手段と、複数のエレベータの各制御手段にそれぞれ接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段と、を備え、各エレベータの保守点検制御手段は、制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序が記録された記録部と、記録部に記録された開始順序、及び、保守点検制御手段同士が接続された他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、複数のエレベータが同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段とを備えたものである。
この発明に係るエレベータの保守点検盤装置は、自己のエレベータを運行制御する制御手段に接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段を備え、保守点検制御手段は、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序が記録された記録部と、記録部に記録された開始順序、及び、他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段とを備えたものである。
この発明に係るエレベータの制御方法は、自己のエレベータを運行制御する制御手段に保守点検制御手段が接続され、保守点検制御手段が、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続されたエレベータの制御方法であって、地震発生後、自己のエレベータの保守点検制御手段に、他のエレベータのうち自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する全てのエレベータの保守点検制御手段から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信したか否かを判定するステップと、自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する全てのエレベータの保守点検制御手段から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信している場合に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を決定するステップと、自己のエレベータが実施する地震復旧運転が完了した場合に、他のエレベータの保守点検制御手段に対して、制御手段を介さずに復旧運転完了情報を送信するステップと、何らかの理由により自己のエレベータが地震復旧運転を実施しない場合に、他のエレベータの保守点検制御手段に対して、制御手段を介さずに復旧運転不実施情報を送信するステップとを備えたものである。
この発明に係るエレベータの改修方法は、自己のエレベータを運行制御する制御手段を備えた既設エレベータを改修するエレベータの改修方法であって、既設エレベータの制御手段に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段を新たに接続するステップと、保守点検制御手段を、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続するステップと、を備え、自己のエレベータの保守点検制御手段は、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録部と、記録部に記録された開始順序、及び、他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段とを備えたものである。
また、この発明に係るエレベータの改修方法は、自己のエレベータを運行制御する制御手段と、制御手段に接続された保守点検制御手段と、を備え、保守点検制御手段は、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続された既設エレベータを改修するエレベータの改修方法であって、自己のエレベータの保守点検制御手段に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録機能と、記録機能に記録された開始順序、及び、他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定機能とを新たに付加するものである。
この発明によれば、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転を簡単且つ安価な構成で制御することができ、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができる。
また、この発明によれば、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転を簡単且つ安価な構成で制御することができるとともに、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができるように既設エレベータを改修することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を示すブロック構成図である。なお、図1は、昇降路内を昇降するかごと、このかごを駆動する巻上機等の駆動手段と、駆動手段等を制御して全体の運行制御を実施する制御手段とを一組とする複数組のエレベータが並設され、各エレベータが群管理制御手段により群管理制御されているエレベータ装置の一例を示している。そして、上記構成を有するエレベータ装置では、所定震度(gal値等)以上の地震が発生した場合に、走行中のかごを最寄り階に停止させてかご内の乗客を救出するいわゆる地震時管制運転と、地震時管制運転完了後(地震発生後)、所定の条件下で診断運転を実施し、異常が発見されなかった場合に通常運転に復帰させるいわゆる地震復旧運転とが実施される。以下に、A号機及びB号機の2組のエレベータが群管理制御されている場合について具体的に説明する。
図1において、1はA号機のかご、2はかご1の上部に設けられた集音マイク、3はA号機の釣合い重り、4はかご1及び釣合い重り3を釣瓶式に懸架する主索、5は主索4が巻き掛けられた駆動綱車、6は駆動綱車5を駆動する巻上モータ、7はA号機の運行全体の制御を司る制御手段Aを内部に備えた制御盤である。かかる構成を有するA号機のエレベータでは、主索4が駆動綱車5との間に発生する摩擦力によって駆動綱車5の回動に連動して移動することにより、主索4に懸架されたかご1と釣合い重り3とが昇降路内を互いに逆方向に昇降する。なお、かご1を駆動する駆動手段Aは、上記駆動綱車5、巻上モータ6、駆動綱車5の回動を制動するブレーキ装置(図示せず)等から構成され、制御盤7内に備えられた上記制御手段Aによりその制御が行われる。
また、B号機はA号機と同様の構成を有し、A号機に隣接して設置されている。即ち、8はB号機のかご、9はかご8の上部に設けられた集音マイク、10はB号機の釣合い重り、11はかご8及び釣合い重り10を釣瓶式に懸架する主索、12は主索11が巻き掛けられた駆動綱車、13は駆動綱車12を駆動する巻上モータ、14はB号機の運行全体の制御を司る制御手段Bを内部に備えた制御盤である。かかる構成を有するB号機のエレベータでは、主索11が駆動綱車12との間に発生する摩擦力によって駆動綱車12の回動に連動して移動することにより、主索11に懸架されたかご8と釣合い重り10とが昇降路内を互いに逆方向に昇降する。なお、かご8を駆動する駆動手段Bは、上記駆動綱車12、巻上モータ13、駆動綱車12の回動を制動するブレーキ装置(図示せず)等から構成され、制御盤14内に備えられた上記制御手段Bによってその制御が行われる。
そして、A号機及びB号機の各エレベータは、群管理盤15内に備えられた群管理制御手段(図示せず)により各種運行動作が制御されて、群管理制御されている。なお、群管理制御手段と制御手段Aとの各種情報の通信は、群管理盤15内のI/F回路16と制御盤7内のI/F回路17とを経由して行われ、群管理制御手段と制御手段Bとの各種情報の通信は、群管理盤15内のI/F回路18と制御盤14内のI/F回路(図示せず)とを経由して行われる。
次に、この発明に係るエレベータの制御装置の具体的構成について説明する。図1において、19はエレベータの機械室等に設置され、所定震度(gal値等)以上の地震(揺れ)を感知した際に、群管理盤15に対して地震情報を出力する地震感知器、20は群管理盤15内の群管理制御手段に備えられ、地震感知器19から地震情報が入力された際に、群管理制御を行っている各エレベータ(A号機及びB号機)の制御盤7及び14に対して地震情報を送信する制御回路、21は制御盤7内の制御手段Aに備えられ、各種入力情報に基づいて、A号機が地震時管制運転を実施するための条件(以下、「管制運転実施条件」という)を満たしているか、地震復旧運転を実施するための条件(以下、「復旧運転実施条件」という)を満たしているかといった各判定を行う判定回路、22は制御手段Aに備えられ、上記判定回路21の判定結果に基づいて駆動手段A等を制御し、地震時管制運転及び地震復旧運転を実施する制御回路である。
また、23はA号機の制御盤7に接続された保守点検盤である。この保守点検盤23には、A号機が実施する地震復旧運転の開始順序を、地震復旧運転を実施する他のエレベータ(実施の形態1においてはB号機)との関係も考慮して制御する保守点検制御手段A(図示せず)が備えられている。なお、制御手段Aと保守点検制御手段Aとの各種情報の通信は、制御盤7内のI/F回路24と保守点検盤23内のI/F回路25とを経由して行われる。ここで、26は保守点検盤23内の保守点検制御手段Aに備えられ、地震復旧運転を実施する他のエレベータから入力される情報も含めた各種入力情報に基づいて、A号機が地震復旧運転を開始するための条件(以下、「復旧運転開始条件」という)を満たしているかを判定する判定回路、27はA号機に関する復旧運転開始条件等が予め記録された記録部である。
なお、B号機に備えられた制御盤14は上記制御盤7と同様の構成を有しており、制御盤7がA号機に対して行う動作と同様の動作をB号機に対して実施する。また、28はB号機の制御盤14に接続された保守点検盤であり、上記保守点検盤23と同様の構成を有して、同様の動作を実施する。即ち、保守点検盤28には、B号機が実施する地震復旧運転の開始順序を、地震復旧運転を実施する他のエレベータ(実施の形態1においてはA号機)との関係も考慮して制御する保守点検制御手段B(図示せず)が備えられている。なお、制御手段Bと保守点検制御手段Bとの各種情報の通信は、制御盤14内のI/F回路(図示せず)と保守点検盤28内のI/F回路29とを経由して行われる。ここで、30は保守点検盤28内の保守点検制御手段Bに備えられ、地震復旧運転を実施する他のエレベータから入力される情報も含めた各種入力情報に基づいて、B号機が復旧運転開始条件を満たしているかを判定する判定回路、31はB号機に関する復旧運転開始条件等が予め記録された記録部である。
また、上記保守点検制御手段Aと保守点検制御手段Bとの各種情報の通信は、保守点検盤23内のI/F回路32と、保守点検盤28内のI/F回路33と、両I/F回路32及び33間を接続する通信ケーブル34とを経由して行われる。即ち、保守点検制御手段Aと保守点検制御手段Bとは、制御手段A及び群管理制御手段、制御手段Bを介さずに相互に情報の送受信が可能に接続されている。また、記録部27及び31に記録された上記復旧運転開始条件には、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序も含まれており、上記判定回路26及び30は、記録部27及び31に記録された自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序、及び、保守点検制御手段同士が接続された他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、A号機及びB号機が同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する。なお、請求の範囲における判定手段は、上記判定回路26や判定回路30から構成される。
また、35は上記記録部27及び31内に記録されたデータの読み込みや書き換えを行う外部入力装置である。ここで、外部入力装置35による記録部27内のデータの読み込み等は、保守点検盤23内のI/F回路36及び判定回路26を経由して行われ、記録部31内のデータの読み込み等は、保守点検盤28内のI/F回路37及び判定回路30を経由して行われる。38は電話回線39等により保守点検盤23及び28に接続されたエレベータの保守会社である。この保守会社38は、例えば、記録部27及び31内のデータの読み込み等といった外部入力装置35の機能を遠隔操作により実施するとともに、制御盤7及び14並びに保守点検盤23及び28から各種情報が通報され、また、遠隔操作のための指令等を送信する。
次に、上記構成を有するエレベータの制御装置の動作を、図2に基づいて説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を示すフローチャートである。上記構成のエレベータ装置が通常運転を実施している際に所定震度以上の地震が発生すると、地震の揺れが地震感知器19によって感知され、地震感知器19から群管理盤15に対して地震情報が出力される。地震感知器19からの地震情報が入力された群管理盤15内の制御回路20は、I/F回路16及び18経由で、群管理制御する各エレベータ(A号機及びB号機)の制御盤7及び14に対して地震情報を送信する。
各エレベータの制御盤7及び14では、群管理盤15からの地震情報に基づいて、通常運転から地震時管制運転に移行する。なお、以下に、群管理盤15から地震情報を受信したA号機の動作を具体的に説明し、その後、B号機の動作を説明する。群管理盤15から制御盤7に対して送信された地震情報は、I/F回路17を経由して制御盤7内に取り込まれる。判定回路21は、取り込まれた地震情報に基づいて、A号機が管制運転実施条件を満たしているかを判定する。なお、A号機に複数の地震時管制運転モードが備えられている場合には、何れのモードにおける管制運転実施条件を満たしているかが判定される。そして、かご1の走行方向等を含む判定結果が判定回路21から制御回路22に対して送信される。制御回路22では、判定回路21から受信した判定結果に基づいて駆動手段A等を制御し、最適モードにおける地震時管制運転を実施する。
地震時管制運転が無事完了した後、判定回路21は、地震時管制運転が完了した旨の情報(以下、「管制運転完了情報」という)をI/F回路24経由で保守点検盤23に対して送信する。制御盤7から送信されたこの管制運転完了情報は、I/F回路25を経由して保守点検盤23内に取り込まれる。
一方、保守点検盤23の判定回路26は、制御盤7から入力される情報、記録部27に予め記録されている情報、B号機の保守点検盤28から入力される情報等に基づいて、A号機が復旧運転開始条件を全て満たしているか否かを判定する。ここで、上記復旧運転開始条件は、地震復旧運転を実施する他のエレベータとの関係において地震復旧運転の開始順序を条件として含むものであり、例えば、地震時管制運転が完了した後地震復旧運転を開始すること、自己のエレベータの地震復旧運転が有効設定であること、自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する他のエレベータの地震復旧運転が全て完了していること等の条件によって構成される。
例えば、判定回路26により、先ず、地震時管制運転が完了したか否かが判定される(ステップS101)。なお、地震時管制運転が完了した旨の判定は、制御盤7から送信された管制運転完了情報を判定回路26が受信することによって行われる。地震時管制運転が完了すると、判定回路26により、A号機の地震復旧運転が有効設定であるか否かが判定される(ステップS102)。なお、判定回路26は、記録部27内に記録されたデータに基づき、A号機の地震復旧運転が有効設定である旨の判定を行う。A号機の地震復旧運転が有効設定である場合、判定回路26は、次に、記録部27内に記録されたデータに基づき、A号機の地震復旧運転がB号機の地震復旧運転よりも優先されているか否か、即ち、A号機の地震復旧運転の開始順序がB号機の地震復旧運転の開始順序よりも先であるか否かを判定する(ステップS103)。なお、以下においては、A号機及びB号機とも地震復旧運転が有効設定であり、A号機の地震復旧運転がB号機の地震復旧運転よりも優先されている場合について説明する。
かかる場合、判定回路26により、A号機の地震復旧運転がB号機の地震復旧運転よりも優先されている旨の判定がなされる。即ち、判定回路26は、自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する他のエレベータがない、又は、自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する他のエレベータの地震復旧運転が全て完了している旨の判定を行う。
ステップS101からS103の判定によりA号機の復旧運転開始条件が全て満たされている場合、判定回路26は、制御盤7に対して、地震復旧運転の開始を要求する旨の情報(以下、「復旧運転開始要求情報」という)をI/F回路25経由で送信する(ステップS104)。保守点検盤23から制御盤7に対して送信された復旧運転開始要求情報は、I/F回路24を経由して制御盤7内に取り込まれる。
復旧運転開始要求情報を受信した判定回路21は、A号機が復旧運転実施条件を満たしているか否かを判定する。ここで、上記復旧運転実施条件は、A号機が復旧運転開始条件を満たし、且つ、地震復旧運転を実施できる状態であることを条件に含むものであり、例えば、復旧運転開始要求情報を受信し、且つ、A号機に備えられた安全回路が全て正常であること等の条件によって構成される。そして、A号機が復旧運転実施条件を全て満たしている場合には、判定回路21から制御回路22に対して動作信号が出力され、制御回路22により地震復旧運転が開始される。
また、判定回路21は、制御回路22に対して動作信号を出力する際に、地震復旧運転を開始した旨の情報(以下、「復旧運転開始情報」という)を、I/F回路24経由で保守点検盤23に対して送信する。保守点検盤23は、復旧運転開始情報をI/F回路25経由で取り込み、この取り込んだ上記復旧運転開始情報をI/F回路32経由でB号機の保守点検盤28に対して送信する(ステップS105)。なお、保守点検盤23から保守点検盤28に対して送信された復旧運転開始情報は、制御手段A、群管理制御手段、制御手段Bを介さずに、通信ケーブル34及びI/F回路33を経由して保守点検盤28内に取り込まれる。
そして、A号機の地震復旧運転が完了すると(ステップS106)、判定回路21は、地震復旧運転が完了した旨の情報(以下、「復旧運転完了情報」という)を、I/F回路24経由で保守点検盤23に対して送信する。保守点検盤23は、復旧運転完了情報をI/F回路25経由で取り込み、この取り込んだ上記復旧運転完了情報を、制御手段A、群管理制御手段、制御手段Bを介さずに、I/F回路32経由でB号機の保守点検盤28に対して送信する(ステップS107)。かかる動作によりA号機の地震時管制運転及び地震復旧運転の動作が終了する。
なお、ステップS102において、A号機の地震復旧運転が有効設定になっていない場合には、A号機で地震復旧運転が実施されることはないため、動作はそのまま終了する(ステップS108)。また、A号機に備えられた安全回路の1つが地震の揺れによって動作した場合には、復旧運転実施条件が満たされることはないため、地震復旧運転は行われずに動作はそのまま終了する。そして、上記のように何らかの理由により地震復旧運転が実施(完了)されずにA号機の動作が終了した場合には、地震復旧運転を実施しない旨の情報(以下、「復旧運転不実施情報」という)が、A号機の保守点検盤23から制御手段A、群管理制御手段、制御手段Bを介さずに、I/F回路32経由でB号機の保守点検盤28に対して送信される。
次に、群管理盤15から地震情報を受信したB号機の動作を具体的に説明する。群管理盤15から制御盤14に対して送信された地震情報は、図示しないI/F回路を経由して制御盤14内に取り込まれ、制御盤7における動作と同様の動作により、地震時管制運転が実施される。そして、地震時管制運転が無事完了した後、制御盤14から保守点検盤28に対して管制運転完了情報が送信される。
一方、保守点検盤28の判定回路30は、制御盤14から入力される情報、記録部31に予め記録されている情報、A号機の保守点検盤23から入力される情報等に基づいて、B号機が復旧運転開始条件を全て満たしているか否かを判定する。例えば、判定回路30は、制御盤14から管制運転完了情報を受信することにより地震時管制運転が完了した旨の判定を行う(ステップS101)。また、判定回路30は、記録部31内に記録されたデータに基づき、B号機の地震復旧運転が有効設定である旨の判定を行う(ステップS102)。
次に、判定回路30は、B号機の地震復旧運転がA号機の地震復旧運転よりも優先されているか否かを判定する。なお、上述の通り、B号機の地震復旧運転は、A号機の地震復旧運転よりも優先されていない。かかる場合には、判定回路30は、自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する他のエレベータの地震復旧運転が全て完了したか否かを判定する。具体的には、判定回路30は、A号機が地震復旧運転を開始したか(A号機の保守点検盤23から復旧運転開始情報を受信したか;ステップS109)、A号機が地震復旧運転を完了したか(A号機の保守点検盤23から復旧運転完了情報を受信したか;ステップS110)を判定する。
そして、A号機の保守点検盤23から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信している場合には、B号機の復旧運転開始条件が全て満たされていると判定し、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を決定する。即ち、判定回路26は、制御盤14に対して、復旧運転開始要求情報をI/F回路29経由で送信する(ステップS104)。なお、ステップS105以下の動作はA号機の場合と同様である。ここで、B号機が地震復旧運転を開始した際には復旧運転開始情報が、また、地震復旧運転を完了した際には復旧運転完了情報が、保守点検盤28から保守点検盤23に対して送信される。また、何らかの理由により地震復旧運転が実施されずにB号機の動作が終了した場合には、保守点検盤28から保守点検盤23に対して復旧運転不実施情報が送信される。
この発明の実施の形態1によれば、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転を簡単且つ安価な構成で制御することができ、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができる。即ち、保守点検盤23及び28同士が接続された複数のエレベータ(A号機、B号機)では、記録部27及び31に記録された地震復旧運転の開始順序の通りに地震復旧運転が開始され、他のエレベータと同時に地震復旧運転が開始されることがない。したがって、地震復旧運転において、集音マイク2及び9により走行中の騒音値を検出し、検出された騒音値のレベルに基づいて異常の有無を診断する診断運転を実施しても、近接する他のエレベータの走行音等を異常音として誤検出してしまうようなことはなく、診断運転の診断精度を高めることができる。
また、群管理制御手段を介さずに各エレベータ(A号機及びB号機)同士の情報通信が行われるため、群管理制御手段に対応する新たなプログラムの開発を実施する必要が無い。
なお、実施の形態1では、各エレベータが群管理制御されている場合について説明したが、群管理制御手段を介さずに地震復旧運転の開始順序を制御できるため、群管理制御されていない複数のエレベータ装置にも容易に対応させることが可能である。
また、上述した通り、新規プログラムの開発が必要なく、保守点検制御手段(又はその機能)を付加するだけで、上記効果を奏することができるようになるため、既設エレベータに対しても容易に対応させることが可能である。即ち、上記保守点検制御手段が備えられていない既設エレベータに対しては、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録部と、記録部に記録された開始順序、及び、他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段とを備えた保守点検制御手段を、既設エレベータの制御手段に新たに接続するとともに、その保守点検制御手段を、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能となるように接続すれば良い。
また、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、他のエレベータの制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続された保守点検制御手段を既に備えている既設エレベータに対しては、その保守点検制御手段に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録部(機能)と、記録部に記録された開始順序、及び、他のエレベータの保守点検制御手段から受信する情報に基づき、他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段(機能)とを新たに付加すれば良い。
かかる既設エレベータの改修により、複数台のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を簡単且つ安価な構成で制御することができるようになり、また、各エレベータの地震復旧運転において誤検出を確実に防止することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 かご、 2 集音マイク、 3 釣合い重り、 4 主索、 5 駆動綱車、
6 巻上モータ、 7 制御盤、 8 かご、 9 集音マイク、
10 釣合い重り、 11 主索、 12 駆動綱車、 13 巻上モータ、
14 制御盤、 15 群管理盤、 16 I/F回路、 17 I/F回路、
18 I/F回路、 19 地震感知器、 20 制御回路、 21 判定回路、
22 制御回路、 23 保守点検盤、 24 I/F回路、 25 I/F回路、
26 判定回路、 27 記録部、 28 保守点検盤、 29 I/F回路、
30 判定回路、 31 記録部、 32 I/F回路、 33 I/F回路、
34 通信ケーブル、 35 外部入力装置、 36 I/F回路、
37 I/F回路、 38 保守会社、 39 電話回線

Claims (8)

  1. 複数のエレベータにそれぞれ設けられ、自己のエレベータを運行制御する制御手段と、
    前記複数のエレベータの前記各制御手段にそれぞれ接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段と、
    を備え、
    各エレベータの前記保守点検制御手段は、前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続され、
    自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序が記録された記録部と、
    前記記録部に記録された前記開始順序、及び、前記保守点検制御手段同士が接続された他のエレベータの前記保守点検制御手段から受信する情報に基づき、前記複数のエレベータが同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 保守点検制御手段同士が相互に接続された複数のエレベータは、群管理制御されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 自己のエレベータを運行制御する制御手段に接続され、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段を備え、
    前記保守点検制御手段は、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、前記他のエレベータの前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続され、
    自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序が記録された記録部と、
    前記記録部に記録された前記開始順序、及び、前記他のエレベータの前記保守点検制御手段から受信する情報に基づき、前記他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの保守点検盤装置。
  4. 保守点検制御手段は、他のエレベータの保守点検制御手段に対して、自己のエレベータが実施する地震復旧運転が完了した場合に復旧運転完了情報を送信し、何らかの理由により自己のエレベータが地震復旧運転を実施しない場合に復旧運転不実施情報を送信することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータの制御装置又は保守点検盤装置。
  5. 判定手段は、自己の保守点検制御手段が、他のエレベータのうち自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する全てのエレベータの保守点検制御手段から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信した場合に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を決定することを特徴とする請求項4に記載のエレベータの制御装置又は保守点検盤装置。
  6. 自己のエレベータを運行制御する制御手段に保守点検制御手段が接続され、前記保守点検制御手段が、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、前記他のエレベータの前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続されたエレベータの制御方法であって、
    地震発生後、自己のエレベータの前記保守点検制御手段に、前記他のエレベータのうち自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する全てのエレベータの前記保守点検制御手段から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信したか否かを判定するステップと、
    自己のエレベータよりも先に地震復旧運転を開始する前記全てのエレベータの前記保守点検制御手段から復旧運転完了情報又は復旧運転不実施情報を受信している場合に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を決定するステップと、
    自己のエレベータが実施する地震復旧運転が完了した場合に、前記他のエレベータの前記保守点検制御手段に対して、前記制御手段を介さずに復旧運転完了情報を送信するステップと、
    何らかの理由により自己のエレベータが地震復旧運転を実施しない場合に、前記他のエレベータの前記保守点検制御手段に対して、前記制御手段を介さずに復旧運転不実施情報を送信するステップと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの制御方法。
  7. 自己のエレベータを運行制御する制御手段を備えた既設エレベータを改修するエレベータの改修方法であって、
    前記既設エレベータの前記制御手段に、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を制御する保守点検制御手段を新たに接続するステップと、
    前記保守点検制御手段を、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、前記他のエレベータの前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続するステップと、
    を備え、自己のエレベータの前記保守点検制御手段は、
    自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録部と、
    前記記録部に記録された前記開始順序、及び、前記他のエレベータの前記保守点検制御手段から受信する情報に基づき、前記他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの改修方法。
  8. 自己のエレベータを運行制御する制御手段と、
    前記制御手段に接続された保守点検制御手段と、
    を備え、
    前記保守点検制御手段は、他のエレベータの制御手段に接続された保守点検制御手段に対して、前記他のエレベータの前記制御手段を介さずに相互に情報の送受信が可能に接続された既設エレベータを改修するエレベータの改修方法であって、
    自己のエレベータの保守点検制御手段に、
    自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始順序を記録する記録機能と、
    前記記録機能に記録された前記開始順序、及び、前記他のエレベータの前記保守点検制御手段から受信する情報に基づき、前記他のエレベータと同時に地震復旧運転を実施することがないように、自己のエレベータが実施する地震復旧運転の開始を判定する判定機能と、
    を新たに付加することを特徴とするエレベータの改修方法。
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