JP5399766B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、群管理運転制御される複数台のエレベータを制御するエレベータの制御装置に係り、特に地震の揺れを受けて休止したエレベータを復旧させるのに好適なエレベータの制御装置に関する。
従来より、群管理運転制御される複数台のエレベータには、地震が発生したときに各エレベータの異常を点検し、異常の有無に基づいて復旧あるいは適切な処理を行うエレベータの制御装置が備えられている。このエレベータの制御装置は、地震発生時に所定以上の揺れがあったときに地震管制運転させ、この地震管制運転により休止したエレベータを監視装置を介して、復旧の要否を判定する地震復旧診断運転させる運転制御を行っている。
このように運転制御されたエレベータが地震の揺れを受けると、地震管制運転が行われて各エレベータが休止する。各エレベータが休止した後、地震復旧診断運転が行われ、これらの休止したエレベータのかごを走行させて異常の有無を確認し、復旧の診断を行う。そして、エレベータに異常が検出されなかった場合には自動的にエレベータが復旧され、エレベータに異常が検出された場合には外部のエレベータの保守会社に通報されて適切な処理が施される。
しかし、上述したエレベータの復旧の診断を行う際に、複数台のエレベータのかごを走行させて同時に診断運転し、異常の有無の確認を行うと、各エレベータの診断運転による走行の影響でエレベータの異常が誤検出される問題があった。そこで、複数台のエレベータの開始順序を決めて診断運転を順に行うことによってこの種の異常の誤検出を防ぐエレベータの制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−7237号公報
ここで、エレベータのかごと制御盤との間には、多数の通信ケーブルや電源ケーブル等を重ねて1本に形成した移動ケーブルが接続されている。そのため、エレベータが地震の揺れを受けると、移動ケーブルが昇降路内に設置された機器に引っ掛かる場合がある。この場合、上述した特許文献1に開示されたエレベータの制御装置によって運転制御されたエレベータに地震復旧診断運転を実施させると、全てのエレベータがそれぞれ走行して診断運転を行う結果、引っ掛かった移動ケーブル及びこの移動ケーブルに引っ掛けられた昇降路内の機器、すなわちエレベータ機器類が破損し、エレベータが故障する問題がある。これにより、地震発生後のエレベータの利用者のサービス性が著しく低下する虞がある。特に、エレベータの台数が少ない場合にエレベータが故障すると、エレベータが復旧するまでに時間が掛かり、この間エレベータを使用することができず不便である。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、事故発生後の危険度が少なく復旧の可能性の最も高いエレベータに地震復旧診断運転を実施させることができるエレベータの制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベータの制御装置は、群管理運転制御される複数台のエレベータのそれぞれを、地震発生時に所定以上の揺れがあったときに地震管制運転させ、この地震管制運転により休止したエレベータを監視装置を介して、復旧の要否を判定する地震復旧診断運転させる運転制御を行うエレベータの制御装置において、地震発生時の前記複数台のエレベータの稼働状況を記録する稼働状況記録手段と、この稼働状況記録手段で記録される前記複数台のエレベータそれぞれの稼働状況から、前記地震復旧診断運転させる1台の特定エレベータを決める判定を行う優先順位判定手段と、この優先順位判定手段によって判定された前記特定エレベータの前記地震復旧診断運転を実施させる指令を出力する診断運転指令手段とを備え、前記稼働状況記録手段に記録される前記稼働状況は、地震発生時に前記エレベータが走行中か停止中かを確認する走行状況と、地震発生時に前記エレベータのかごの位置を確認する位置状況とを含み、前記優先順位判定手段は、前記稼働状況記録手段で1台のエレベータのみが停止中と記録されているときは、そのエレベータを前記特定エレベータと判定し、前記稼働状況記録手段で複数台のエレベータが停止中と記録されているときは、前記複数台のエレベータのうち最下階に最も近いエレベータを前記特定エレベータと判定し、前記稼働状況記録手段で全てのエレベータが走行中と記録されているときは、最下階に最も近いエレベータを前記特定エレベータと判定することを特徴としている。
このように構成したエレベータの制御装置は、エレベータが地震の揺れを受けて地震管制運転が行われて休止したとき、これらの休止したエレベータのうち稼働状況記録手段に記録された各エレベータの稼働状況から、地震の揺れで引っ掛かった移動ケーブル及びこの移動ケーブルに引っ掛けられた昇降路内の機器、すなわちエレベータ機器類が破損する可能性が最も低いエレベータを優先順位判定手段で特定し、診断運転指令手段の指令によってこの特定された特定エレベータから優先的に地震復旧診断運転を実施させることができる。
そのため、地震の揺れによって移動ケーブルが昇降路内に設置された機器に引っ掛かることが予想される場合でも、これらエレベータ機器類が破損する可能性が高いエレベータの地震復旧診断運転を実施させる前にこれらのエレベータを復旧させるかどうかを判断することができる。このように、事故発生後の危険度が少なく復旧の可能性の最も高いエレベータに地震復旧診断運転を実施させることができ、エレベータ機器類が破損することを抑えることができる。また、本発明は、稼働状況記録手段に記録された各エレベータの走行状況及び位置状況に基づいて優先順位判定手段で特定エレベータを決定し、優先的に地震復旧診断運転を実施させることができるので、煩雑な設定作業を必要とせず、使い勝手が良い。さらに、本発明は、優先順位判定手段が位置状況よりも走行状況を最優先の判定基準とすることにより、エレベータ機器類が破損する可能性が最も低いエレベータを容易に判定することができる。そして、優先順位判定手段が走行状況の次に位置状況を判定基準とすることにより、確実に1台の特定エレベータを決める判定を行うことができるので、誤作動を生じさせることなく装置の安定性を向上させることができる。
本発明に係るエレベータの制御装置は、前記発明において、前記監視装置は、前記稼働状況記録手段と、前記優先順位判定手段と、前記診断運転指令手段とを含むことを特徴としている。このように構成すると、稼働状況記録手段、優先順位判定手段及び診断運転指令手段のこれら3つの手段を1つのデバイスにまとめることができるので、コンパクトに収容することができる。
本発明のエレベータの制御装置は、地震が発生して所定以上の地震の揺れを受けると、地震管制運転が行われて各エレベータが休止する。そして、稼働状況記録手段に記録された各エレベータの稼働状況から、優先順位判定手段でこれらのエレベータのうち移動ケーブル等のエレベータ機器類が破損する可能性が最も低いエレベータを1台の特定エレベータに決める判定を行う。特定エレベータが決められると、診断運転指令手段によってこの特定エレベータの地震復旧診断運転を実施させる指令が出力され、特定エレベータの地震復旧診断運転が実施される。
そのため、地震の揺れによって移動ケーブルが昇降路内に設置された機器に引っ掛かることが予想される場合でも、エレベータ機器類が破損する可能性が最も低い特定エレベータを優先的に地震復旧診断運転させることができるので、復旧させるエレベータを確保することができると共に、エレベータ機器類が破損する可能性が高いエレベータを地震復旧診断運転を実施させる前に復旧させるかどうかを判断することができる。これにより、事故発生後の危険度が少なく復旧の可能性の最も高い特定エレベータに地震復旧診断運転を実施させることができ、この特定エレベータによるエレベータ機器類の破損を抑えることができる。
したがって、特定エレベータを通常運転に復帰させることができ、地震発生後におけるエレベータの利用者のサービス性を向上させることができる。
本発明に係るエレベータの制御装置の一実施形態の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の地震発生時からエレベータを復旧させるまでの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の優先順位判定手段における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るエレベータの制御装置を実施するための形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータの制御装置の一実施形態の構成を示す図、図2は本発明の一実施形態の地震発生時からエレベータを復旧させるまでの処理手順を示すフローチャート、図3は本発明の一実施形態の優先順位判定手段における処理手順を示すフローチャートである。
本発明に係るエレベータの制御装置の一実施形態は複数台のエレベータ、例えば図1に示すように、2台のエレベータ1A,11Aに適用される。エレベータ1Aは、昇降路内を昇降して乗客を上下の階床へ運ぶかご1Bと、各階床からこのかご1Bに乗降するための出入り口としてのドア2と、昇降路壁に設けられてかご1Bの運転を制御する制御盤3と、主ロープ7を介してかご1Bと相対的に昇降する釣合い錘6と、主ロープ7が巻き掛けられてかご1Bに駆動力を伝動するモータ5とを備えている。また、このエレベータ1Aは、昇降路内に立設されてかご1Bを係合させて案内する案内レール9と、この案内レール9に取り付けられてかご1Bの位置を検出する位置検出装置8と、最下階床の下の機械室に設けられて所定以上の地震の揺れを感知したときに地震情報を制御盤3へ出力する地震感知器10とを備えている。
同様に、エレベータ11Aは、昇降路内を昇降して乗客を上下の階床へ運ぶかご11Bと、各階床からこのかご11Bに乗降するための出入り口としてのドア12と、昇降路壁に設けられてかご11Bの運転を制御する制御盤13と、主ロープ17を介してかご11Bと相対的に昇降する釣合い錘16と、主ロープ17が巻き掛けられてかご11Bに駆動力を伝動するモータ15とを備えている。また、このエレベータ11Aは、昇降路内に立設されてかご11Bを係合させて案内する案内レール19と、この案内レール19に取り付けられてかご11Bの位置を検出する位置検出装置18とを備えている。
そして、これらエレベータ1A,11Aの各制御盤3,13は群管理盤20に接続されており、エレベータ1A,11Aが群管理制御されている。また、これら各制御盤3,13はエレベータ1A,11Aの状況を監視し、地震復旧診断運転等の指令をそれぞれ入出力する監視装置4,14に接続されており、さらにこれら監視装置4,14は互いに接続されて各エレベータ1A,11Aの情報をそれぞれ送受信する。
また、監視装置4は、制御盤3等からの指令及び各種の情報を送受信する入出力装置4Dと、地震発生時の2台のエレベータ1A,11Aの稼働状況を記録する稼働状況記録手段、例えばRAM4C及びROM4Bと、これら入出力装置4D、RAM4C及びROM4Bから受信した情報に基づいて適切な処理を施す処理装置4Aとを有している。
さらに、処理装置4Aは、RAM4C及びROM4Bで記録される2台のエレベータ1A,11Aそれぞれの稼働状況から、地震復旧診断運転させる1台の特定エレベータを決める判定を行う優先順位判定手段と、この優先順位判定手段によって判定された特定エレベータの地震復旧診断運転を実施させる指令を出力する診断運転指令手段とを備えている。
同様に、監視装置14は、制御盤13等からの指令及び各種の情報を送受信する入出力装置14Dと、地震発生時の2台のエレベータ1A,11Aの稼働状況を記録する稼働状況記録手段、例えばRAM14C及びROM14Bと、これら入出力装置14D、RAM14C及びROM14Bから受信した情報に基づいて適切な処理を施す処理装置14Aとを有している。
ここで、稼働状況は、地震発生時にエレベータ1A,11Aが走行中か停止中かを確認する走行状況と、地震発生時にエレベータ1A,11Aのかご1B,11Bの位置を確認する位置状況とを含んでいる。
以下、本発明の一実施形態によって運転制御されたエレベータ1A,11Aが所定以上の地震の揺れを受けたときの動作を図2、図3に基づいて説明する。
図2に示すように、地震が発生してエレベータ1A,11Aが所定以上の揺れを受けると(S100)、地震感知器10が地震情報を制御盤3,13へ出力する。この地震情報を受けた制御盤3,13は、かご1B,11Bをそれぞれ最寄階に停止させ、かご1B,11B内の乗客が降りた後にドア2,12を閉めさせる。
そして、地震発生時のエレベータ1A,11Aの稼働状況が制御盤3,13を介してそれぞれ監視装置4,14に送信され、各RAM4C,14Cに格納される(S101)。
次に、エレベータ11Aの監視装置14は、RAM14Cに格納されたエレベータ11Aの稼働状況を監視装置4へ送信してRAM4Cに格納する(S102)。
次に、一定時間経過後(S103)、監視装置4の処理装置4AがRAM4Cに格納されたエレベータ1A,11Aの稼働状況から、地震復旧診断運転させる1台の特定エレベータを決める判定を行い、診断運転指令手段によってこの特定エレベータの地震復旧診断運転を実施させる(S104)。
このとき、図3に示すように、優先順位判定手段は、RAM4C及びROM4Bに格納された2台のエレベータ1A,11Aの走行状況が停止中あるいは走行中であるかを判定する(S200)。
これら2台のエレベータ1A,11Aのうち少なくとも一方の走行状況が停止中である場合、優先順位判定手段は2台のエレベータ1A,11Aのうち走行状況が停止中のエレベータが1台のみであるかどうかを判定する(S201)。
2台のエレベータ1A,11Aのうち走行状況が停止中のエレベータが1台のみである場合、この停止中のエレベータを特定エレベータと判定し(S203)、処理装置4Aが診断運転指令手段によってこの特定エレベータの地震復旧診断運転を実施させる(S204)。
一方、S200において2台のエレベータ1A,11Aの走行状況が共に走行中である場合及びS201において2台のエレベータ1A,11Aの走行状況が共に停止中である場合、これらのエレベータ1A,11Aのうち最下階に最も近いエレベータを特定エレベータと判定し(S202)、処理装置4Aが診断運転指令手段によって特定エレベータの地震復旧診断運転を実施させる(S204)。
このようにして特定エレベータ、例えばエレベータ1Aが特定エレベータと決定され、エレベータ1Aの地震復旧診断運転が実施されると、図2に示すように、エレベータ1Aの異常の有無を確認する(S105)。
エレベータ1Aに異常が有ることを確認した場合、エレベータ1Aを停止して復旧させず、エレベータ11Aの地震復旧診断運転を実施させずに終了する(S106)。一方、エレベータ1Aに異常が無いことを確認した場合、エレベータ1Aを通常運転に復旧させる(S107)。
なお、エレベータ1A以外の未復旧号機でのみサービス可能な階床がある場合、以下の処理手順で処理される。例えば、エレベータ11Aでのみサービス可能な階床がある場合、エレベータ11Aの地震復旧診断運転を実施させ(S109)、エレベータ11Aの異常の有無を確認する(S110)。
エレベータ11Aに異常が有ることを確認した場合、エレベータ11Aを停止して復旧させずに終了する(S106)。一方、エレベータ11Aに異常が無いことを確認した場合、エレベータ11Aを通常運転に復旧させる(S111)。
このように構成した本発明の一実施形態によれば、S100においてエレベータ1A,11Aが所定以上の地震の揺れを受け、地震管制運転が行われて休止したとき、RAM4C及びROM4Bに記録された各エレベータ1A,11Aの稼働状況から、図3に示す処理手順に従い、監視装置4の優先順位判定手段が、S200及びS201において位置状況よりも走行状況が停止中であるかどうかを最優先の判定基準とし、S202において位置状況を第2の判定基準とすることにより、エレベータ機器類が破損する可能性が最も低いエレベータ1Aを誤作動が生じることなく容易に特定エレベータと判定することができる。
そして、処理装置4Aが診断運転指令手段の指令を出力し、このエレベータ1Aから優先的に地震復旧診断運転手段を実施させることにより、S105においてエレベータ1Aに異常が無いことを確認した場合に、S107においてこのエレベータ1Aを迅速に通常運転に復旧させることができるので、地震発生後におけるエレベータの利用者のサービス性を向上させることができる。
さらに、S105においてエレベータ1Aに異常が有ることを確認した場合には、S106においてエレベータ1A,11Aを通常運転させることを停止する。すなわち、エレベータ1Aよりもエレベータ機器類が破損する可能性の高いエレベータ11Aの地震復旧診断運転を実施させる前にこのエレベータ11Aを復旧させずに終了する。これにより、エレベータ1A,11Aの通常運転、あるいはエレベータ11Aの地震復旧診断運転によってエレベータ機器類が破損することを防止することができる。
このように、事故発生後の危険度が少なく復旧の可能性の最も高いエレベータ1Aに地震復旧診断運転を実施させることができ、エレベータ機器類が破損することを抑えることができる。
また、本発明の一実施形態は、監視装置4は、例えばエレベータ1Aの稼働状況を記録するRAM4CとROM4B、優先順位判定手段、及び診断運転指令手段の3つの手段を含むコンパクトな構成とすることができる。また、監視装置14は、例えばエレベータ11Aの稼働状況を記録するRAM14CとROM14Bを備えているものの、優先順位判定手段及び診断運転指令手段を含まない簡単な構成とすることができる。
また、本発明の一実施形態は、上述したように監視装置4の処理装置4Aが優先順位判定手段によってエレベータ1A,11Aの走行状況及び位置状況だけで特定エレベータを決定することができるので、煩雑な設定作業を必要とせず、使い勝手が良い。
1A,11A エレベータ
1B,11B かご
2,12 ドア
3,13 制御盤
4,14 監視装置
4A,14A 処理装置
4B,14B ROM
4C,14C RAM
4D,14D 入出力装置
5,15 モータ
6,16 釣合い錘
7,17 主ロープ
8,18 位置検出装置
9,19 案内レール
10 地震感知器

Claims (2)

  1. 群管理運転制御される複数台のエレベータのそれぞれを、地震発生時に所定以上の揺れがあったときに地震管制運転させ、この地震管制運転により休止したエレベータを監視装置を介して、復旧の要否を判定する地震復旧診断運転させる運転制御を行うエレベータの制御装置において、
    地震発生時の前記複数台のエレベータの稼働状況を記録する稼働状況記録手段と、
    この稼働状況記録手段で記録される前記複数台のエレベータそれぞれの稼働状況から、前記地震復旧診断運転させる1台の特定エレベータを決める判定を行う優先順位判定手段と、
    この優先順位判定手段によって判定された前記特定エレベータの前記地震復旧診断運転を実施させる指令を出力する診断運転指令手段とを備え
    前記稼働状況記録手段に記録される前記稼働状況は、地震発生時に前記エレベータが走行中か停止中かを確認する走行状況と、地震発生時に前記エレベータのかごの位置を確認する位置状況とを含み、
    前記優先順位判定手段は、前記稼働状況記録手段で1台のエレベータのみが停止中と記録されているときは、そのエレベータを前記特定エレベータと判定し、前記稼働状況記録手段で複数台のエレベータが停止中と記録されているときは、前記複数台のエレベータのうち最下階に最も近いエレベータを前記特定エレベータと判定し、前記稼働状況記録手段で全てのエレベータが走行中と記録されているときは、最下階に最も近いエレベータを前記特定エレベータと判定することを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの制御装置において、前記監視装置は、前記稼働状況記録手段と、前記優先順位判定手段と、前記診断運転指令手段とを含むことを特徴とするエレベータの制御装置。
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