JP4826294B2 - エレベータの地震復旧運転装置及び地震復旧運転方法 - Google Patents

エレベータの地震復旧運転装置及び地震復旧運転方法 Download PDF

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この発明は、地震発生後にエレベータ装置の地震復旧運転(診断運転)をさせるエレベータの地震復旧運転装置及び地震復旧運転方法に関するものである。
従来のエレベータの地震復旧運転装置においては、中規模の地震の復旧運転に際して、かご上に設置されたマイクを使用し、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無を診断する地震復旧運転(診断運転)が考案されている。
特開平6−247657号公報
従来のエレベータの地震復旧運転装置においては、かごに設けられたマイクを使用し、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無を診断する地震復旧運転(診断運転)において、複数台設置された群管理の場合、複数台のエレベータが同時に地震復旧運転(診断運転)を開始すると、隣接号機のかご及び釣合錘がすれ違うときの走行音等を異常音として誤検知する問題があった。
また、地震復旧運転(診断運転)を1台づつ実行する方法もあるが、全数のエレベータが復旧完了するまでには、台数分の時間が必要となり復旧に時間がかかるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、隣接する他号機の異常を誤検知することを防止できるエレベータの地震復旧運転装置と地震復旧運転方法とを提供することである。
この発明に係るエレベータの地震復旧運転装置は、隣接する複数台が設置されたエレベータのかご上またはかご内に設置されたマイクを使用し、地震後に、複数台のエレベータが、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無診断を同時に行うエレベータの地震復旧運転装置において、各かごに優先度を設け、優先度の高い号機の診断運転を優先して継続させるとともに、優先度の低い隣接号機のかご又は釣合錘と優先度の高い号機のかご又は釣合錘との距離が診断に影響する所定値以内となったとき、優先度の低い号機の診断運転を一時中断して該号機のかごの走行を停止させ、その後、距離が所定値以上となったとき、優先度の低い号機の診断運転を再開して該号機のかごの走行を再開させるかご位置判定手段を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータの地震復旧運転方法は、隣接する複数台が設置されたエレベータのかご上またはかご内に設置されたマイクを使用し、地震後に、複数台のエレベータが、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無の診断を同時に行うエレベータの地震復旧運転方法において、各かごに優先度を設け、優先度の高い号機の診断運転を優先して継続させるステップと、優先度の低い隣接号機のかご又は釣合錘と優先度の高い号機のかご又は釣合錘との距離が診断に影響する所定値以内か判定を行うステップと、距離が所定値以内の場合、優先度の低い号機のかごを停止させ、該優先度の低い号機の診断運転を中断させるステップと、優先度の低い号機の診断運転を中断させた後、距離が所定値以上となった場合、該優先度の低い号機の診断運転を再開して該号機のかごの走行を再開させるステップと、を備えたものである。

この発明により、エレベータの地震復旧運転時において隣接する他号機の異常を誤検知することを防ぐことができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震復旧運転装置を有するエレベータ装置を示す正面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震復旧運転装置のシステム構成図であり、主索等の懸架手段によって釣瓶式に懸架されたかごと釣合錘とを一組とする複数組のエレベータが1つの昇降路内を昇降するエレベータ装置を示している。なお、実施の形態1では、一例として、エレベータ1号機及びエレベータ2号機からなる2組のエレベータが、1つの昇降路内に隣接して並列されている場合について説明する。
図において1は昇降路、2は昇降路1の上方に設けられた機械室、3aはエレベータ1号機のかご、4aはエレベータ1号機の釣合錘であり、かご3aと釣合錘4aとは主索5aによって釣瓶式に懸架されて昇降路1内を互いに逆方向に昇降する。6aはかご3aの直上部となる機械室2に設置され、主索5aの一部が巻き掛けられた駆動綱車である。7aはエレベータAの駆動綱車6aを駆動させる巻上モータ、8aはモータ7aの軸延長上に設けられたパルス発信器で、巻上モータ7aの回転によりかご3aの走行に合わせてパルスを発生する。9aはかご3aに設けられ、該かご3aの走行音等の音響データを収集する集音マイクである。
また3bはエレベータ2号機のかご、4bはエレベータ2号機の釣合錘であり、かご3bと釣合錘4bとは主索5bによって釣瓶式に懸架されて昇降路1内を互いに逆方向に昇降する。6bはかご3bの直上部となる機械室2に設置され、主索5bの一部が巻き掛けられた綱車である。7bはエレベータBの駆動綱車6bを駆動させる巻上モータ、8bはモータ7bの軸延長上に設けられたパルス発信器で、巻上モータ7bの回転によりかご3bの走行に合わせてパルスを発生する。9bはかご3bに設けられ、該かご3bの走行音等の音響データを収集する集音マイクである。ここで上記主索5a及び5bは、例えば、ベルト等の他の懸架手段によっても代替が可能である。
かかる構成を有するエレベータ装置のエレベータ1号機では、主索5aが駆動綱車6aの綱溝との間に発生する摩擦力によって駆動綱車6aの回動に連動して移動することにより、主索5aに懸架されたかご3aと釣合錘4aとが昇降路1内を互いに逆方向に昇降する。またエレベータ2号機では、主索5bが駆動綱車6bの綱溝との間に発生する摩擦力によって駆動綱車6bの回動に連動して移動することにより、主索5bに懸架されたかご3bと釣合い錘4bとが昇降路1内を互いに逆方向に昇降する。なおエレベータ1号機とエレベータ2号機とは、互いに独立して運転される。
10aはエレベータ1号機の各種制御を司る制御盤A、10bは制御盤Aと同構成からなりエレベータ2号機の各種制御を司る制御盤B、11は制御盤A10a及び制御盤B10bと情報の授受を行いエレベータ1号機及びエレベータ2号機双方の動作を管理する群管理盤である。以下、図2で示す、エレベータ1号機の制御盤A10aに設けられたエレベータの地震復旧運転装置を例に詳細を説明する。
12はパルス発生器8aからケーブル25を介して入力されるパルスをかご3aの昇降路内1の位置情報に変換する変換回路A、13は集音マイク9aによって集音された音響データをケーブル25を介して数値データ(集音レベル値)に変換する変換回路B、14は群管理盤11とデータの授受を行いエレベータ2号機のかご3bの位置情報が入力されるI/F回路C、15は変換回路A12からのかご3aの位置情報データ、I/F回路C14からのかご3bの位置情報データ、並びに判定値記録部A16に設定された条件データとを比較判定する判定回路Aからなるかご位置判定手段である。具体的には判定回路A15はエレベータ1号機のかご3aの上下所定範囲内の高さ(図1におけるAゾーン)にエレベータ2号機のかご3bがあるとき条件A以内と判定する。ここでかご3aの上下所定範囲内の高さ(Aゾーン)は、かご3aとかご3bが地震復旧運転(診断運転)の際、異常音として診断しない距離として設定する。
17は変換回路B13からの集音レベル値、判定値記録部B18に設定された異常音レベル判定値、並びに判定回路A15の上述した条件Aの判定結果を比較してエレベータの地震復旧運転(診断運転)の判定をする判定回路Bである。具体的には判定回路B17は、変換回路B13からの集音レベル値が判定値記録部B18に設定された異常音レベルの判定値を超えて入力され且つ判定回路A15から上述した条件A以外の判定結果が入力された時エレベータの地震復旧運転(診断運転)を失敗と判定し終了させる。
19はI/F回路D20を通して判定値記録部A16及び判定値記録部B18の設定値の設定や変更を行う外部入力装置である。また判定値記録部A16及び判定値記録部B18の設定値は、保守会社21から電話回線22などを利用し、通信制御装置23からI/F回路D20を経由して設定することも可能である。24は群管理盤11に設けられた制御回路で、I/F回路A14aを経由してエレベータ1号機の制御盤A10aのI/F回路C14とのデータ授受を行う。また制御回路24はI/F回路B14bを介してエレベータ2号機の制御盤B10bとのデータ授受も行う。
なお、実施の形態1では2組のエレベータ1号機及び2号機が並設された場合を説明しているが、エレベータ装置の仕様上、許容される最大限数までエレベータを増設することは可能であり、3組以上のエレベータが並設された場合には群管理盤11にI/F回路を増設し3組以上の制御盤に対応させる。
次に、上記構成を有するエレベータ装置において、地震発生後に実施される地震復旧運転の動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震復旧運転装置の動作を示すフローチャートである。
図において、エレベータ1号機及び2号機における通常運転の実施時に地震が発生すると、地震時管制運転が実施される。具体的には、まず地震感知器等を介してエレベータ装置に地震発生情報が入力され、かご3a及び3bが昇降路内で緊急停止させる。次に乗客がかご3a及び3bに閉じ込められて缶詰状態になることを防ぐため最寄階に停止して所定時間戸開状態が維持し、かご3及び3a内に乗客がいなくなったことを秤装置等よって検出する。これにより診断運転開始条件が成立する。ここで地震管制運転が実施されるとき、地震の程度(gal)により昇降路内で緊急停止せず、そのまま最寄階に走行する動作の場合もある。
次に診断運転開始条件が成立するとエレベータ装置は走行音異常診断を開始する(ST1)。具体的には、まずエレベータかご3a及び3bをそれぞれ近接する一方の終端階の乗場まで走行させた後、それそれのかごを他端の終端階まで低速移動させながら、集音マイク9a及び9bによる異常音の検出に基づいて昇降路1内やかご3a及び3b等に設置されたエレベータ1号機、及び2号機の各種機器類の動作の診断をする。
次に集音マイク9a及び9bで集音された集音レベル判定を行う(ST2)。具体的には判定回路B17が変換回路B13から入力された集音レベル値と、判定値記録部B18に設定された異常音レベルの判定値との比較を行う。次に集音レベル判定(ST2)時において集音レベル値が異常音レベルの判定値以上の場合(ST3)、隣接号機との位置判定(ST4)を行う。具体的には判定回路A15が、上述した条件A以内、つまりエレベータ1号機のかご3aとエレベータ2号機のかご3b所定距離以内で近接(すれ違っている)時であるかの判定する(ST5)。
次に条件A以外の場合、異常音ありと判定され(ST6)走行音異常診断運転は失敗となり同時にエレベータの地震復旧運転も終了する。また条件A以内の場合は異常音ありの判定は無効され集音レベル判定(ST2)に戻る。
この発明の実施の形態1によれば、かご3a及び3bが昇降路1内を昇降するエレベータ装置において、地震復旧運転の走行音異常診断運転時、隣接する他号機のかごが所定距離以内に接近しているときの異常音を無効とできるため、該他号機の走行音もしくは異常音を自号機の異常音とする誤検知を防ぐことができる。また地震復旧運転の精度を高めることができる。また複数台のエレベータ装置を同時に地震復旧運転することが可能となるため、地震復旧運転完了までの時間を短縮することができる。
また特別な装置を追加する必要もないため、上記地震復旧運転を実施させるためのプログラム等を既設のエレベータ装置に付加したりすることにより、現在稼動中のエレベータ装置に対しても容易に対応することが可能である。
実施の形態2
実施の形態1における地震復旧運転(診断運転)においては、隣接号機のかごが所定距離以内で近接するときにおいて、集音された異常音を無効とする運転としたが、本実施の形態2においては、他号機のかご、及び釣合錘の位置関係を判断し、他号機のかご及び釣合錘の位置が自号機のかご位置から所定距離以内で近接している場合は異常音の検知を無効とする。ここで釣合錘の位置は昇降行程とかご位置から算出する。これにより、実施の形態1と同様の効果を得るとともに、釣合錘の走行音を異常音とする誤検知も防ぐことができ、地震復旧運転の精度を高めることができる。
実施の形態3
図4はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの地震復旧運転(診断運転)を示すフローチャートである。
本実施の形態3においては、実施の形態1及び実施の形態2のエレベータの地震復旧装置に以下の機能を追加したものである。すなわち複数台のエレベータ装置の地震復旧運転(診断運転)を実施する場合、予めそれぞれ号機に優先度を設け、自号機のかごまたは釣合錘と隣接号機のかごまたは釣合錘との距離が所定距離以内となった場合、優先度が低い号機はかごの走行を停止し、診断運転を一時中断する。また優先度の低い号機は優先度の高い隣接号機のかご位置及び釣合錘位置が所定距離以上となった時、走行を再開し、走行音異常診断を再開するものである。これにより隣接号機との干渉による異常音の誤検出を防止できる。
図4のフローチャートに従って動作説明を行う。ここで本フローチャートは、エレベータ1号機を例に、該エレベータ1号機がエレベータ2号機より地震復旧運転(診断運転)による復旧の優先度が低い設定として説明を行う。
まず実施の形態1と同様、地震時管制運転が完了後、診断運転開始条件が成立すると走行音異常診断を開始する。次に隣接号機との位置判定(ST1)を行う。具体的には判定回路A15が、上述した条件A以内、つまりエレベータ1号機のかご3a又は釣合錘4aとエレベータ2号機のかご3bまたは釣合錘4bが判定値記録部B18に保存された所定距離以内で近接(すれ違っている)時であるかの判定する(ST2)。
まず、判定結果が条件A以内の場合について説明する。条件A以内の場合、優先度の高いエレベータ2号機の診断運転に影響を及ぼす為、優先度の低いエレベータ1号機の診断運転中断指令(ST3)が出力され、一旦エレベータ1号機のかご3aを停止させる。これにより、復旧の優先度が高いエレベータ2号機の診断運転を優先させる。次にエレベータ1号機のかご3a及び釣合錘4aとエレベータ2号機のかご3bとの位置関係の判定を繰り返し(ST1、ST2)、これらの位置関係が条件A以外となった場合、診断運転中判定(ST4)へ進む。ここで既に条件A以内の判定(ST2)でエレベータ1号機の診断運転は一時中断しかご3aは停止しているため、診断運転中判定(ST4)から運転再開指令出力(ST5)へ進む。これによりエレベータ1号機は診断運転を再開し、再度エレベータ2号機との位置判定(ST1)を行い、条件A以外の判定(ST2)により診断運転中判定(ST4)へと進む。
次にエレベータ2号機との位置判定(ST1)が条件A以外の場合について説明する。条件A以外の場合は、復旧を優先するエレベータ2号機の診断運転に影響を及ぼす恐れがない為、エレベータ1号機の診断運転は中断せずかご3aは走行を続け診断運転中の判定(ST4)へと進む。
次に診断運転中の判定(ST4)では、エレベータ1号機のかご3aが走行しているかの判定を行い、走行中の場合は、集音レベルの判定(ST6)へ進む。
集音レベルの判定(ST6)では、判定回路B17が変換回路B13から入力される集音レベル値と判定値記録部B18に記録された異常音レベルの判定値と比較を行い(ST7)、判定値以上の場合は異常音ありの検出(ST8)へ進み診断運転を中断させる。
これにより、実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果を得るとともに、エレベータのそれぞれの号機に優先度を設けたため、地震発生後のエレベータの優先号機の使用開始を早めることが可能である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の地震復旧運転の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置の地震復旧運転の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 昇降路
2 機械室
3a、3b かご
4a、4b 釣合錘
5a、5b 懸架手段
6a、6b 駆動綱車
7a、7b モータ
8a、8b パルス発信器
9a、9b 集音マイク
10a、10b 制御盤
11 群管理盤
12、13 変換回路
14、14a、14b、20 I/F回路
15、17 判定回路
16、18 判定値記録部
19 外部入力装置
21 保守会社
22 電話回線
23 通信制御装置
24 制御回路
25 ケーブル

Claims (2)

  1. 隣接する複数台が設置されたエレベータのかご上またはかご内に設置されたマイクを使用し、地震後に、前記複数台のエレベータが、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無診断を同時に行うエレベータの地震復旧運転装置において、
    各かごに優先度を設け、優先度の高い号機の診断運転を優先して継続させるとともに、優先度の低い隣接号機のかご又は釣合錘と優先度の高い号機のかご又は釣合錘との距離が診断に影響する所定値以内となったとき、優先度の低い号機の診断運転を一時中断し該号機のかごの走行を停止させ、その後、前記距離が前記所定値以上となったとき、優先度の低い号機の診断運転を再開して該号機のかごの走行を再開させるかご位置判定手段を備えたことを特徴とするエレベータの地震復旧運転装置。
  2. 隣接する複数台が設置されたエレベータのかご上またはかご内に設置されたマイクを使用し、地震後に、前記複数台のエレベータが、走行中の騒音値のレベルにより異常の有無診断を同時に行うエレベータの地震復旧運転方法において、
    各かごに優先度を設け、優先度の高い号機の診断運転を優先して継続させるステップと、
    優先度の低い隣接号機のかご又は釣合錘と優先度の高い号機のかご又は釣合錘との距離が診断に影響する所定値以内か判定を行うステップと、
    前記距離が前記所定値以内の場合、優先度の低い号機のかごを停止させ、該優先度の低い号機の診断運転を中断させるステップと、
    前記優先度の低い号機の診断運転を中断させた後、前記距離が前記所定値以上となった場合、該優先度の低い号機の診断運転を再開して該号機のかごの走行を再開させるステップと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの地震復旧運転方法。
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