JP6480840B2 - エレベータ及びエレベータの管制運転方法 - Google Patents
エレベータ及びエレベータの管制運転方法 Download PDFInfo
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Description
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るエレベータの構成について説明する。図1は、本実施形態のエレベータの概略構成図であり、図2は、各種長尺物の巻き掛け態様を示す図である。
乗りかご4は、中空の略直方体状の形状を有し、その内部に、乗客や荷物が載せられる。乗りかご4の側面には不図示の戸が設けられる。この戸は、平常運転時には、主に、乗りかご4内に設けられた不図示の操作パネルを乗客が操作することにより開閉され、管制運転時には、制御部30の制御により開閉される。また、乗りかご4の外側の側面にはスライダ4aが設けられ、スライダ4aは、昇降路2内に設けられたガイドレール3に摺動可能に支持される。それゆえ、乗りかご4は、ガイドレール3に沿って昇降路2内を昇降する。
次に、本実施形態のエレベータ1において、管制運転時に実行される長尺物の振れ抑制機能の内容について説明する。
まず、本実施形態のエレベータ1により実行される長尺物の振れ抑制機能の動作概要を説明する。本実施形態では、制御部30が、揺れ検出部20で検出された建物揺れに関する情報に基づいて、地震や強風等に起因する建物揺れ(長尺物の振れ)を検知した場合、運転を管制運転に切り替える。そして、管制運転が開始されると、まず、制御部30は、乗りかご4を最寄り階に移動させて停止し(着床させ)、乗りかご4の戸(扉)を開けて乗客等を乗りかご4の外部に退避させる。次いで、乗客等が乗りかご4の外部に退避した後、制御部30は、乗りかご4の戸を閉じ、長尺物の振れ抑制機能を作動させる。
次に、本実施形態のエレベータ1において管制運転時に行われる、長尺物の振れ抑制機能の処理手法の一例を、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態のエレベータ1において実行される長尺物の振れ抑制機能の一処理例の手順を示すフローチャートである。
本発明に係るエレベータ及びエレベータの管制運転手法は、上記実施形態の例に限定されず、例えば、次のような各種変形例も含まれる。
Claims (3)
- 建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごと、
前記乗りかごに連結され、前記乗りかごを前記昇降路内に吊す主ロープと、
前記主ロープを駆動することにより前記乗りかごを前記昇降路内で昇降させる巻上機と、
前記建物の揺れを検出する揺れ検出部と、
前記巻上機を駆動して前記乗りかごの昇降動作を制御する制御部とを備えるエレベータにおいて、
前記制御部は、前記揺れ検出部の検出結果に基づいて、前記乗りかごを着床させて乗客を前記乗りかごの外部に退避させる管制運転を行い、該管制運転において、前記乗りかごの外部に乗客を退避させた後、前記巻上機を駆動して前記乗りかごを昇降方向に沿って一方の方向に、加速、減速及び停止の動作を行わせた後に、前記昇降方向に沿って他方の方向に、加速、減速及び停止の動作を行わせ、この一連の前記乗りかごの加減速動作の制御を、前記揺れ検出部により前記建物の揺れが検出されている間、繰り返して行うことを特徴とする
エレベータ。 - 前記制御部は、前記乗りかごを着床させた位置が非共振階である場合には、前記乗りかごの外部に乗客を退避させた後、前記乗りかごに対する前記加減速動作を行わずに、その位置に前記乗りかごを停止させたままにすることを特徴とする
請求項1に記載のエレベータ。 - 建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかごに連結され、前記乗りかごを前記昇降路内に吊す主ロープと、前記主ロープを駆動することにより前記乗りかごを前記昇降路内で昇降させる巻上機と、前記建物の揺れを検出する揺れ検出部と、前記巻上機を駆動して前記乗りかごの昇降動作を制御する制御部とを備えるエレベータの管制運転方法において、
前記制御部は、前記揺れ検出部の検出結果に基づいて、前記乗りかごを着床させて乗客を前記乗りかごの外部に退避させる管制運転を行い、該管制運転において、前記乗りかごの外部に乗客を退避させた後、前記巻上機を駆動して前記乗りかごを昇降方向に沿って一方の方向に、加速、減速及び停止の動作を行わせた後に、前記昇降方向に沿って他方の方向に、加速、減速及び停止の動作を行わせ、この一連の前記乗りかごの加減速動作の制御を、前記揺れ検出部により前記建物の揺れが検出されている間、繰り返して行うことを特徴とする
エレベータの管制運転方法。
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