JP2014009098A - エレベータ管制運転装置およびエレベータ管制運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長周期地震等による建物揺れに共振するロープ類の振れ量を高精度に計測して、適切な管制運転を行うエレベータ管制運転装置およびエレベータ管制運転方法を得る。
【解決手段】昇降路10内に設置され、ロープ5を撮影してロープ画像を得るカメラ6a、6bと、ロープ画像に基づいて、ロープ5の昇降路10内におけるロープ振れ量を特定するとともに、特定されたロープ振れ量と、あらかじめ記憶された基準ロープ位置との差に応じて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する演算装置20と、ロープ振幅に基づいて、ロープ式エレベータに対する管制運転を行うエレベータ制御装置30と、を備え、カメラ6a、6bは、ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープ5の固有周期に応じて、昇降路10内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロープ式エレベータのロープ振れ量に基づいてエレベータを管制運転するエレベータ管制運転装置およびエレベータ管制運転方法に関する。
近年、その影響が報告されている長周期地震では、エレベータにおいて、ロープ等の長尺物が、建物揺れとの共振によって大きく振られ、昇降路内の壁面付近に設置される着床検出装置等の昇降路機器に引っ掛かるという事象が発生している。
このとき、ロープが昇降路機器に引っ掛かった状態のままエレベータを運行すると、機器の破損を招き、乗客の閉じ込めや復旧までに長時間を要する事態等が生じる恐れがある。なお、地震だけでなく、強風によっても、同様の事象が発生する可能性がある。
このような、ロープが共振によって昇降路機器に引っ掛かる事象を防止する方法として、昇降路機器に対して、これらの機器の取り付け腕端部と昇降路の建築側構造物との間に、保護線を張るというハード的な対策がある。
また、ソフト的な対策としては、建物の頂部加速度を入力としてロープ振れ量(振幅)を推定し、推定されたロープ振れ量に応じた管制運転を行うエレベータ管制運転装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示された、建物揺れの加速度を入力としてロープ振れ量を推定する方法では、建物の固有周期や、ロープの固有周期に影響する数値等(ロープの線密度や張力等)が事前情報として必要になる。ここで、建物の固有周期は、シミュレーションで得られたものがほとんどであり、実際の建物の固有周期に対して誤差を有することがある。
そのため、建物揺れの加速度を入力としてロープ振れ量を推定する方法では、推定精度が低下して、実際は共振しているのに、ロープ振れ量が小さく見積もられたり、逆に共振していないのに、ロープ振れ量が大きく見積もられたりすることによって、ロープ振れ量の実態に合った管制運転が行われない恐れがあるという問題があった。
そこで、エレベータかごの昇降方向の所定位置で撮影されたロープのロープ画像と、あらかじめ記憶している所定位置におけるロープの基準形状とに基づいて、基準形状に対するロープ画像の示すロープ振れ量を推定し、推定されたロープ振れ量に応じた管制運転を行うエレベータ管制運転装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このエレベータ管制運転装置によれば、昇降路内のロープの揺れを直接撮影するので、建物の固有周期に関する情報が不要になる。そのため、長周期地震等による建物揺れに共振するロープの振れ量がより適切に推定され、ロープ振れ量の実態に近い管制運転装置が行われる。
特開2007−131360号公報 特開2009−166939号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献2に記載されたエレベータ管制運転装置では、ロープの揺れを撮影する位置(高さ)が、昇降路の頂部もしくは下部、昇降行程の中央、またはかごの天井の上面付近であり、その位置で撮影されたロープ画像に基づいて、ロープ振動の腹におけるロープ振れ量が推定される。そのため、上述した特許文献1と同様に、推定精度が低下する恐れがあるという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、長周期地震等による建物揺れに共振するロープ類の振れ量を高精度に計測して、適切な管制運転を行うことができるエレベータ管制運転装置およびエレベータ管制運転方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ管制運転装置は、ロープ式エレベータのロープ振れ量に基づいてエレベータを管制運転するエレベータ管制運転装置であって、昇降路内に設置され、ロープを撮影してロープ画像を得るカメラと、ロープ画像に基づいて、ロープの昇降路内におけるロープ振れ量を特定するとともに、特定されたロープ振れ量と、あらかじめ記憶された基準ロープ位置との差に応じて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する演算部と、ロープ振幅に基づいて、ロープ式エレベータに対する管制運転を行う制御部と、を備え、カメラは、ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されているものである。
また、この発明に係るエレベータ管制運転方法は、ロープ式エレベータのロープ振れ量に基づいてエレベータを管制運転するエレベータ管制運転装置により実行されるエレベータ管制運転方法であって、ロープ式エレベータのかごが停止しているか否かを判定する判定ステップと、ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されたカメラにより、ロープ画像を撮影するステップと、ロープ画像に基づいて、ロープの昇降路内におけるロープ振れ量を特定するとともに、特定されたロープ振れ量と、あらかじめ記憶された基準ロープ位置との差に応じて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する演算ステップと、ロープ振幅に基づいて、ロープ式エレベータに対する管制運転を行う制御ステップと、を有するものである。
この発明に係るエレベータ管制運転装置およびエレベータ管制運転方法によれば、カメラは、ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置され、このカメラにより撮影されたロープ画像に基づいて演算部(演算ステップ)がロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算し、演算されたロープ振幅に基づいて制御部(制御ステップ)がエレベータ管制運転を行う。
そのため、長周期地震等による建物揺れに共振するロープ類の振れ量を高精度に計測して、適切な管制運転を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置を示す構成図である。 図1のII−II線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明に係るエレベータ管制運転装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
この発明に係るエレベータ管制運転装置は、長周期地震等による建物揺れに共振するロープ類の振れ量を高精度に計測して、適切な管制運転を行うために、建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されたカメラの撮影により、ロープ振れ量を計測し、計測されたロープ振れ量に応じた管制運転を行うものである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置100を示す構成図である。また、図2は、図1のII−II線に沿った矢視断面図である。図1、図2において、ロープ式エレベータは、昇降路10の直上の機械室1に設置された巻上機2によって昇降するかご3および釣合おもり4からなる。
昇降路10の頂部よりも上方にある機械室1の巻上機2を介しておろされたロープ5の端部は、かご3に設けられた接続部(図示せず)に取り付けられており、かご3は、接続部においてロープ5によって吊られている。
巻上機2からかご3へと繋がるロープ5が存在する範囲(かご3の最上位置から最下位置まで)の特定の高さ(ロープ振動の腹に相当する高さ)において、複数台(ここでは、2台)のカメラ6a、6bが、それぞれ違う角度からロープ5を撮影できる位置(図2参照)に設置されている。カメラ6a、6bで撮影されたロープ画像は、演算装置(演算部)20に送られる。
演算装置20は、カメラ6a、6bで撮影されたロープ画像に基づいて、ターゲットとなるロープ5の昇降路10内における位置(ロープ振れ量)を特定する。また、演算装置20は、特定されたロープ位置と、あらかじめ記憶された本来のロープ位置(基準ロープ位置)との差に基づいて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する。
エレベータ制御装置(制御部)30は、演算装置20で演算されたロープ振幅に基づいて、エレベータの管制運転を行う。なお、エレベータ制御装置30は、例えばエレベータの制御盤内に設けられている。また、演算装置20およびエレベータ制御装置30の詳細な構成は、上記特許文献2に準ずるものとして、詳細な説明を省略する。
ここで、カメラ6a、6bは、建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路10内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されている。なお、ロープの固有周期は、エレベータの仕様(かご3または釣合おもり4の重量や、ロープ5の本数、サイズ等)、およびかご位置によるロープ5の長さの変動によって変化する。個々のエレベータにおいて、カメラ6a、6bを設置する高さは、以下のようにして決定される。
まず、建物の固有周期と共振するか、または近接するロープ長さとなるかご位置を求める。このとき、ロープ長さが共振付近となる状態が継続するのは、かご停止中のみなので、かご位置近辺には、停止階が存在することが必要である。続いて、求めたかご位置でロープ5の共振モードを確認する。
ここで、共振モードが一次の場合には、そのロープ長さの中央となる高さ近辺をカメラ6a、6bの設置高さとする。この設置高さは、ロープ振動の腹に相当する。また、共振モードが二次の場合には、そのロープ長さの1/4または3/4となる高さ近辺をカメラ6a、6bの設置高さとする。以下、高次のモードについても、同様にカメラ6a、6bの設置高さを求める。
なお、建物の固有周期と共振するか、または近接するロープ長さがない場合には、その条件は除外してよい。すなわち、例えばシャトル運行するエレベータにおいて、最下階および最上階以外に停止階を持たないようなケースでは、この間のロープ長さにて共振するとしても、その位置にかごが停止することはない。
以上のように決定された高さに設置されたカメラ6a、6bによって撮影されたロープ画像に基づいて演算されたロープ振幅は、そのままロープ振動の腹におけるロープ振幅に相当する。ここで、演算装置20によるロープ振幅の演算処理は、ロープ5が共振長であり続けるかご3の停止中のみ行うこととし、かご3の走行中は無効化する。
また、エレベータ制御装置30は、演算されたロープ振幅に対して、あらかじめ管制運転の判断基準となるロープ振幅レベル値を1つまたは複数設定しておき、当該レベル値に到達した場合に、エレベータの減速運転や最寄り階停止等の管制運転を行う。
なお、カメラ6a、6bによるロープ画像の撮影および演算装置20によるロープ振幅の演算処理の有効化は、単純にかご3の停止を条件とするのではなく、ロープ5が共振するロープ長さとなるかご位置近傍の停止階に限定される。これにより、カメラ6a、6bの設置高さにかご3が停止するようなケースを、処理の対象外とすることができる。
また、カメラ6a、6bにより実際のロープ5の揺れのみをその最大部分で撮影し、演算装置20がロープ振幅を演算することで、建物の固有周期やロープの固有周期等の誤差や変動の影響を受けることなく、長周期の建物揺れ等によるロープ振動に対する適切な管制運転の実施可能性が高まる。
なお、この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置100におけるカメラ6a、6bの設置高さは、昇降路10の中間部に位置し、かご3や釣合おもり4が通常走行する部分である。そのため、かご3や釣合おもり4が撮影範囲を横切る際の画像情報の処理が課題となる。
そこで、この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置100では、カメラ6a、6bによるロープ画像の撮影および演算装置20によるロープ振幅の演算処理を、かご3が停止している状況のみに限定している。
これは、かご3が移動している間は、絶えずロープ長さが変化し続け、建物の固有振動との関係も絶えず変化するので、共振状態が継続してロープ振幅が拡大することがないことに基づいている。これにより、かご3や釣合おもり4の通過による画像情報の処理が複雑化することを防ぎ、ロープ5が共振する状況のみを効率的に監視することができる。
以下、図3のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係るエレベータ管制運転装置100の動作について説明する。
まず、エレベータ制御装置30は、かご3が所定階に停止しているか否か(かご3が停止中であるか否か)を判定する(ステップS1)。
ステップS1において、かご3が所定階に停止していない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS1に戻り、再度かご3が所定階に停止しているか否かを判定する。
一方、ステップS1において、かご3が所定階に停止している(すなわち、Yes)と判定された場合には、カメラ6a、6bは、ロープ画像を撮影する(ステップS2)。
続いて、演算装置20は、撮影されたロープ画像に基づいて、ロープ5の位置を特定する(ステップS3)。
次に、演算装置20は、特定されたロープ位置と本来のロープ位置との差に基づいて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する(ステップS4)。
続いて、エレベータ制御装置30は、演算されたロープ振幅が、ロープ振幅レベル値のレベル1を超えたか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5において、ロープ振幅がロープ振幅レベル値のレベル1を超えていない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS2に戻り、再びロープ画像を撮影する。
一方、ステップS5において、ロープ振幅がロープ振幅レベル値のレベル1を超えている(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ制御装置30は、第1の管制運転(例えば、エレベータの減速運転)を行う(ステップS6)。
次に、カメラ6a、6bは、ロープ画像を撮影する(ステップS7)。
続いて、演算装置20は、撮影されたロープ画像に基づいて、ロープ5の位置を特定する(ステップS8)。
次に、演算装置20は、特定されたロープ位置と本来のロープ位置との差に基づいて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する(ステップS9)。
続いて、エレベータ制御装置30は、演算されたロープ振幅が、ロープ振幅レベル値のレベル2を超えたか否かを判定する(ステップS10)。
ステップS10において、ロープ振幅がロープ振幅レベル値のレベル2を超えていない(すなわち、No)と判定された場合には、ステップS7に戻り、再びロープ画像を撮影する。
一方、ステップS10において、ロープ振幅がロープ振幅レベル値のレベル2を超えている(すなわち、Yes)と判定された場合には、エレベータ制御装置30は、第2の管制運転(例えば、エレベータの最寄り階停止)を行って(ステップS11)、図3の処理を終了する。
このように、実際のロープ振幅を計測してエレベータの管制運転を行うので、かご位置によるロープ振幅の変動や建物の固有周期の影響等を受けることなく、管制運転を行うことができる。特に、ロープ振動の腹に相当する部分のロープ5の揺れを計測するので、ロープ振幅の最も大きな状態を把握することができる。
そのため、ロープ5が共振する状態にあるか否かを明確に把握することができ、実際のロープ振れ量に応じた管制運転を行うことができる。また、昇降路10内を確認しているので、ロープ5が昇降路機器に引っ掛かる事象を検知することができ、ロープ振動収束後における復旧を適切に行うことができる。
さらに、ロープ振動が成長しうるのは、すなわちロープ長さが共振付近となる状態が継続するのは、ロープ長さが変化しない状態が継続する場合(かご停止中)であることから、カメラ6a、6bによるロープ画像の撮影および演算装置20によるロープ振幅の演算処理を、かご3が停止している状況のみに限定している。
そのため、カメラ6a、6bの設置高さをかご3や釣合おもり4が通過することによる誤検知を防止することができる。また、かご3が停止している状況以外での計測を行わないことにより、判定処理の簡素化、および省エネルギー化を実現することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、カメラは、ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置され、このカメラにより撮影されたロープ画像に基づいて演算部(演算ステップ)がロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算し、演算されたロープ振幅に基づいて制御部(制御ステップ)がエレベータ管制運転を行う。
そのため、長周期地震等による建物揺れに共振するロープ類の振れ量を高精度に計測して、適切な管制運転を行うことができる。
なお、上記実施の形態1では、巻上機2からかご3へと繋がるロープ5において、カメラ6a、6bによるロープ画像の撮影を行うと説明したが、これに限定されない。巻上機2から釣合おもり4へと繋がるロープ5や、制御ケーブル、コンペンロープ等、他のロープ類を対象として、同様にカメラの設置高さを決定し、複数のロープ類を対象とした管制運転を行ってもよい。
1 機械室、2 巻上機、3 かご、4 釣合おもり、5 ロープ、6a、6b カメラ、10 昇降路、20 演算装置、30 エレベータ制御装置、100 エレベータ管制運転装置。

Claims (4)

  1. ロープ式エレベータのロープ振れ量に基づいてエレベータを管制運転するエレベータ管制運転装置であって、
    昇降路内に設置され、ロープを撮影してロープ画像を得るカメラと、
    前記ロープ画像に基づいて、前記ロープの前記昇降路内におけるロープ振れ量を特定するとともに、特定されたロープ振れ量と、あらかじめ記憶された基準ロープ位置との差に応じて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する演算部と、
    前記ロープ振幅に基づいて、前記ロープ式エレベータに対する管制運転を行う制御部と、を備え、
    前記カメラは、前記ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期および前記ロープの固有周期に応じて、前記昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されている
    ことを特徴とするエレベータ管制運転装置。
  2. 前記カメラによる前記ロープ画像の撮影および前記演算部による前記ロープ振幅の演算処理は、前記ロープ式エレベータのかごの停止中にのみ有効化される
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ管制運転装置。
  3. 前記カメラは、それぞれ違う角度から前記ロープを撮影できる位置に設置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ管制運転装置。
  4. ロープ式エレベータのロープ振れ量に基づいてエレベータを管制運転するエレベータ管制運転装置により実行されるエレベータ管制運転方法であって、
    前記ロープ式エレベータのかごが停止しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記ロープ式エレベータが設置された建物の固有周期およびロープの固有周期に応じて、前記昇降路内におけるロープ振動の腹に相当する高さに設置されたカメラにより、ロープ画像を撮影するステップと、
    前記ロープ画像に基づいて、前記ロープの前記昇降路内におけるロープ振れ量を特定するとともに、特定されたロープ振れ量と、あらかじめ記憶された基準ロープ位置との差に応じて、ロープ振動の腹におけるロープ振幅を演算する演算ステップと、
    前記ロープ振幅に基づいて、前記ロープ式エレベータに対する管制運転を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とするエレベータ管制運転方法。
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