JP3872252B2 - エレベータの異常音検出装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの異常音検出装置及び方法に係り、特にエレベータの運行中に、エレベータの異常音を周辺で発生する音と区別して、検出する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータは、ビル、個人の家等幅広く利用されている。一方で、エレベータの設置場所とエレベータを管理する者、すなわち監視センタ等は、離れているのが通常である。エレベータは定期的に異常が発生したか否か検査されるが、エレベータは、常に、利用者に利用されるものであるから、通常運行中にも、監視されるべきである。定期検査前であっても、なんらかの異常が有れば、早期に監視センタに通報することが望ましい。
【0003】
そこで、エレベータ運行中に、エレベータの異常を発見するために、エレベータ異常診断装置が種々提案されている。その中で、エレベータの異常を発見するために、音を検出する装置についても提案されている。エレベータに異常音が発生している場合、異常発生あるいはその前触れであることが多く異常音の検出によりエレベータの故障等に早期に対応することができる。
【0004】
ここで、従来のエレベータの異常音検出装置について図を参照し説明する。図4は、従来のエレベータの異常音検出装置を設置したエレベータを示す図である。図4に示すように、エレベータかご40と釣り合いおもり42、そしてこれらの昇降駆動を行う巻き上げモータ44で構成されている。更に、エレベータかご40の外側には、エレベータの異常音を収集するためかご外騒音計46が設置され、かご外騒音計46の出力は周波数分析・異常診断部48で診断され、診断結果は通信装置50から電話回線54を介して監視センタ52に発報される。
【0005】
図4のエレベータの異常音検出装置において、エレベータ運行中に騒音が発生した場合、かご外騒音計46は、その騒音を集音し、その音を数値化し、周波数分析・異常診断部48に出力する。次に、周波数分析・異常診断部48はかご外騒音計46からの出力値を、予め設定した所定値と比較し、所定値より大きい場合、その騒音をエレベータの発する異常音と診断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エレベータの周りで発生する騒音は、エレベータ自体の異常音以外にエレベータに乗っている利用者が発する騒音、かご内へ持ち込んだ機材等が相互に当たって発生する騒音及びエレベータから離れたところで発生する騒音等がある。
【0007】
しかし、上記従来のエレベータの異常音検出装置では、エレベータ以外の機器が発する上述したような騒音でも、所定値以上であれば、エレベータが発する異常音であると診断して、監視センタ52へ発報してしまうという問題がある。
【0008】
また、監視センタ52は、異常音が発生したという結果のみしか通知されず、その異常音の音声データを確認することができなかった。したがって、監視センタ52では、通信装置50からの異常音を受信した時は、必ずエレベータの異常確認のために出動しなければならないという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、エレベータ以外の騒音とエレベータの異常音を区別して、エレベータの異常音のみを検出することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のエレベータの異常音検出装置は、エレベータの運行中にエレベータの異常音を検出する装置であって、かご内に設けられたかご内集音手段と、かご外に設けられたかご外集音手段と、異常音を診断するための基準値を設定する基準値設定手段と、かご内集音手段で集音されたかご内音又はかご外集音手段で集音されたかご外音が基準値設定手段で設定された基準値を超えた場合に異常音診断モードを起動する異常音診断起動手段と、異常音診断モードにおいて、かご内音又はかご外音がエレベータの異常音か否かを診断する異常音診断手段と、を有し、異常音診断手段は、エレベータが昇降中の場合、かご内音とかご外音とを比較し、かご外音がかご内音より大きい場合に警報信号を出力する、ことを特徴とする。
【0011】
また、本発明のエレベータの異常音検出装置の異常音診断手段は、エレベータ扉が開閉中の場合、かご内音又はかご外音が基準値を超えた場合に警報信号を出力する、ことを特徴とする。
【0012】
更に、本発明のエレベータの異常音検出装置は、警報信号が出力された場合に、エレベータの運行状況と警報信号を記憶する記憶手段と、を有する、ことを特徴とする。
【0013】
更に、本発明のエレベータの異常音検出装置は、異常音診断手段が、記憶手段で記憶されたエレベータの運行状況と警報信号データを照合し、警報信号が同一場所で所定回数以上記憶されている場合に、その異常音を監視センタに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
本発明のエレベータの異常音検出方法は、異常音を診断するための基準値を設定し、かご内及びかご外で集音し、かご内で集音されたかご内音又はかご外で集音されたかご外音が基準値を超えた場合に異常音診断モードを起動し、異常音診断モードにおいて、エレベータが昇降中の場合、かご内音とかご外音とを比較し、かご外音がかご内音より大きい場合に警報信号を出力する、ことを特徴とする。
【0015】
また、本発明のエレベータの異常音検出方法は、エレベータ扉が開閉中の場合、かご内音又はかご外音が基準値を超えた場合に警報信号を出力する、ことを特徴とする。
【0016】
更に、本発明のエレベータの異常音検出方法は、警報信号が出力された場合に、エレベータの運行状況と警報信号を記憶する、ことを特徴とする。
【0017】
更に、本発明のエレベータの異常音検出方法は、記憶されたエレベータの運行状況と警報信号データを照合し、警報信号が同一場所で所定回数以上記憶されている場合に、その異常音を監視センタに送信する、ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明する。
【0019】
図1は、エレベータに異常音検出装置を設置した様子を示す図である。エレベータは基本的に、エレベータかご10と釣り合いおもり12、これらの昇降駆動を行う巻き上げモータ14と、これらの制御を行う運転制御部22とで構成される。
【0020】
エレベータかご10には、エレベータかご10の扉の開閉状態を検出する扉開閉状態検出装置18と、エレベータの異常音を集音するためにエレベータかご10の内側にかご内集音計16a及びその外側にかご外集音計16bと、が設置されている。扉開閉状態検出装置18で検出された扉開閉情報、かご内集音計16aで集音されたかご内音及びかご外集音計16bで集音されたかご外音は、制御ケーブル20を介して後述する運転制御部22内の異常音診断装置26へ供給される。
【0021】
運転制御部22は、エレベータの運行状況を検出する運行状況検出部24と、かご内音又はかご外音がエレベータの異常音か否かを診断する異常音診断装置26と、異常音診断装置26の警報信号及びエレベータ異常音発生時のエレベータの運行状況等を記憶する記憶装置28と、が設置されている。異常音診断装置26には、エレベータの異常音を監視センタ32へ送信する通信装置30が電話回線34を介して接続されている。ここで、運行状況検出部24は、運転モード、エレベータ位置、エレベータ速度等のエレベータの運行状況を検出し、それらデータを異常音診断装置26へ伝送する。
【0022】
本実施形態では、音を集音するためエレベータの異なる場所に、かご内集音計16a及びかご外集音計16bが設置されている。かご内集音計16aは、エレベータ自体の異常音以外にも、エレベータ内で利用者の発する騒音、エレベータの外で発生する騒音を含めて集音する。かご外集音計16bも同様である。また各集音計16a,16bは、音の発生場所に関係なく集音するが、各集音計16a,16bは、異なる場所に設置されているため、それぞれの集音計16a、16bに集音された音には音量差が生じる。異常音診断装置26は、後述するように、かご内音とかご外音の音量差を利用してエレベータの異常音か否かを診断する。
【0023】
次に、異常音診断装置26のエレベータの異常音の診断・検出について説明する。本発明の異常音診断装置26は、いくつかの工程により、集音された音がエレベータの異常音か否か診断する。
【0024】
予め、異常音診断装置26に異常音を診断するための基準値を設定する。この基準値は、周囲の状況、環境等を考慮し、エレベータ監視者が任意に定めることができる値であり、異常音診断モードを起動させるか否かの値となる。エレベータ運行中、かご内集音計16a及びかご外集音計16bは、音を集音する。集音されたかご内音及びかご外音は、制御ケーブル20を介して、異常音診断装置26に供給される。異常音診断装置26は、かご内音又はかご外音が基準値を超えた場合は、異常音診断モードを起動させ、集音された音がエレベータの異常音か否かを診断する。
【0025】
ここで、図2に、かご内音及びかご外音、基準値との関係を示す。かご内音及びかご外音、基準値の関係はその組み合わせにより、図2(a)〜(f)に示すように6パターンに分類される。図2(e)及び(f)は、かご内音又はかご外音のいずれも基準値を超えていないため、異常音診断装置26は、異常音診断モードを起動しない。図2(a)から(d)に示すように、かご内音又はかご外音のいずれか一方が基準値を超えた場合に異常音診断装置26は、異常音診断モードを起動させる。
【0026】
次に、異常音診断装置26は、集音時のエレベータの運行状況を参照し、集音された音がエレベータの異常音か否かを診断する。まず、異常音診断装置26は、運行状況検出部24のデータに基づき、エレベータが走行中か停止中か否かを判断する。走行中の場合は、かご内音とかご外音を比較し、図2(a)又は(b)に示すように、かご外音がかご内音より大きい場合に警報信号を出力する。かかる場合、すなわち、かご外音がかご内音より大きい場合は、エレベータかご10が昇降路に接触している場合やエレベータかご10を吊り下げているロープ等で異常音が発生していると判断し、警報信号を出力する。反対に、図2(c)または(d)に示すようにかご内音がかご外音より大きい場合は、警報信号を出力しない。かかる場合、すなわち、エレベータ走行中のかご内音がかご外音より大きい場合は、エレベータ内の利用者が発する騒音、例えば利用者の会話や利用者の荷物等がぶつかり合う音と判断し、警報信号を出力しない。仮に、エレベータの利用者の騒音とエレベータの昇降路の異常音が同時に集音され、図2(c)に示すようにかご内音及びかご外音が基準値を超え、かつ、かご内音がかご外音より大きくなってしまった場合、警報信号は出力されない。しかし、エレベータ利用者がエレベータを降車すれば、エレベータの昇降路の異常音は、図2(b)のパターンで発生することになり、異常音診断装置26は、警報信号を出力する。
【0027】
次に、エレベータの扉が開閉中の場合について説明する。異常音診断装置26は、扉開閉状態検出装置18のデータによりエレベータの扉が開閉中かどうかを判断する。エレベータの扉が開閉中の場合は、かご内音とかご外音を比較せず、かご内音又はかご外音のいずれか一方が基準値を超えている場合に、警報信号を出力する。エレベータの扉が開閉中の場合は、かご内音又はかご外音のいずれか一方が基準値を超えている図2(a)から(d)に示すパターンのいずれの場合にも、警報信号を出力する。ここでかご内音とかご外音を比較しないのは、例えば、エレベータかご10の扉に異常音が発生している場合、かご内集音計16aの方がかご外集音計16bよりその異常音を集音しやすいため、かご内音の方が、かご外音より大きくなる。このため、かご外音がかご内音より大きい場合に警報信号を出力すると、エレベータの扉の異常音が検出できなくなってしまうからである。
【0028】
異常音診断装置26から警報信号が出力されると、記憶装置28は、警報信号及び運行状況検出部24から供給されるエレベータの運行状況を記憶する。警報信号には、かご内集音計16a及びかご外集音計16bから伝送されるかご内音及びかご外音の異常音が含まれる。エレベータの運行状況データには、運転モード、エレベータ位置、エレベータ速度等のエレベータの運行データ等が含まれる。エレベータの扉が開閉中の場合に警報信号が出力されている場合には、記憶装置28には、エレベータ扉開閉状態検出装置18からの扉開閉状態データが記憶される。
【0029】
異常音診断装置26は、記憶装置28に記憶されているエレベータの運行状況及び警報信号とを照合し、警報信号が同一場所で所定回数以上記憶されているか診断する。例えば、エレベータの扉開閉中に外部で大きな音が発生した場合、上述したように、かご内音とかご外音とを比較せず、かご内音又はかご外音のいずれか一方が基準値を超えれば警報信号を出力する。従って、所定回数以上記憶されているか診断することにより、この様な場合のエレベータ外部の偶発的に発生した騒音を、エレベータの異常音と誤認して監視センタ32へ通知するのを防止することができる。この所定回数は、任意に定めることができる。
【0030】
異常音診断装置26は、警報信号が同一場所で所定回数以上、記憶装置28に記憶されている場合、電話回線34を介して監視センタ32に送信する。通信装置30は、少なくとも記憶装置28に記憶されているかご内音又はかご外音の異常音データを監視センタ32に送信する。この時に、運行状況検出部24で検出されたエレベータの運行状況データも送信しても良い。
【0031】
監視センタ32は、通信装置30から送信された異常音受信し、確認する。監視センタ32側で、異常音の確認をすることにより、送信されたエレベータの異常音に対して、修理等のために出動するか否かの判断をすることができる。
【0032】
図3は、エレベータの異常音検出の流れを示したフローチャートである。
【0033】
まず、エレベータは通常運行を行っている。エレベータの通常運行中に、騒音が発生する(S10)。かご内集音計16a及びかご外集音計16bは、それら騒音を集音する(S12)。集音されたかご内音又はかご外音が基準値を超えているか判断される(S14)。基準値を超えている場合は、異常音診断モードが起動され、S16へ進む。基準値を超えていない場合は、そのまま通常運行を続ける。異常音診断モードが起動されたら、異常音診断装置26は、運行状況検出部24のデータを参照し、エレベータが走行中か否か診断する(S16)。エレベータが走行中の場合は、S18へ進み、かご外音がかご内音より大きいか否かを診断する(S18)。かご外音がかご内音より大きい場合は、警報信号が出力され、所定のデータが記憶装置28に記憶される(S22)。かご内音がかご外音より大きい場合は、エレベータ利用者の発する騒音と診断し、通常運行を続けるエレベータが走行中でない場合は、S20へ進み、エレベータの扉が開閉中か否か診断される(S20)。エレベータの扉が開閉中の場合は、かご外音とかご内音を比較せず、警報信号を出力し、所定のデータを記憶装置28に記憶させる(S22)。エレベータが停止中で、かつ、扉も開閉中でない場合は、エレベータの異常音でないので、かご内音及びかご外音は、エレベータの外部、例えばエレベータ乗り場等の騒音と診断し、通常運行を続ける。S22で記憶装置28にデータが記憶された場合、異常音診断装置26は、同一場所で所定回数以上記憶されているか照合する(S24)。同一場所で所定回数以上記憶されている場合は、異常音を監視センタ32に送信する(S26)。異常音を受信した監視センタ32は、異常音を確認する(S28)。S24で、同一場所で所定回数以上記憶されていないと診断された場合は、監視センタ32に送信せず、通常運行を続ける。
【0034】
この様に、S16,S20を設けたことにより、エレベータが停止中の騒音をエレベータの異常音診断対象から除外することができ、これら騒音をエレベータの異常音と診断することを防止することができる。また、S18で、かご外音とかご内音を比較することにより、エレベータ内の利用者が発する騒音をエレベータの異常音と診断することを防止することができる。また、S24を設けたことにより、エレベータ外部で偶発的に発生した騒音に対しての監視センタへの誤送信を防止することができる。さらに、S28を設け監視センタでその異常音データを確認できることとしたので、エレベータ異常確認のために出動するか否かの判断材料とすることができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、エレベータのかご内及びかご外で音を集音し、エレベータの運行状況に応じ、集音されたかご内音及びかご外音を比較することで、エレベータ以外の騒音とエレベータの異常音を区別して、エレベータの異常音のみを検出することができる。
【0036】
また、監視センタでエレベータの異常音を確認することで、エレベータの異常音のみ対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エレベータに異常音検出装置を設置した様子を示す図である。
【図2】 かご内音及びかご外音、基準値との関係を示す図である。
【図3】 エレベータの異常音検出の流れを示したフローチャートである。
【図4】 従来のエレベータの異常音検出装置を設置した様子を示す図である。
【符号の説明】
10 エレベータかご、12 釣り合いおもり、14 巻き上げモータ、16a かご内集音計、16b かご外集音計、18 扉開閉状態検出装置、20 制御ケーブル、22 運転制御部、24 運行状況検出部、26 異常音診断装置、28 記憶装置、30 通信装置、32 監視センタ、34 電話回線。

Claims (6)

  1. エレベータの運行中にエレベータの異常音を検出する装置であって、
    かご内に設けられたかご内集音手段と、
    かご外に設けられたかご外集音手段と、
    異常音を診断するための基準値を設定する基準値設定手段と、
    前記かご内集音手段で集音されたかご内音又は前記かご外集音手段で集音されたかご外音が前記基準値設定手段で設定された基準値を超えた場合に異常音診断モードを起動する異常音診断起動手段と、
    前記異常音診断モードにおいて、前記かご内音又は前記かご外音がエレベータの異常音か否かを診断する異常音診断手段と、
    を有し、
    前記異常音診断手段は、エレベータが昇降中の場合、前記かご内音と前記かご外音とを比較し、前記かご外音が前記かご内音より大きい場合に警報信号を出力し、エレベータ扉が開閉中の場合、前記かご内音又は前記かご外音が基準値を超えた場合に警報信号を出力する、
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの異常音検出装置において、
    前記警報信号が出力された場合に、エレベータの運行状況と前記警報信号を記憶する記憶手段と、を有する、
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータの異常音検出装置において、
    前記異常音診断手段は、前記記憶手段で記憶されたエレベータの運行状況と警報信号データを照合し、前記警報信号が同一場所で所定回数以上記憶されている場合に、
    その異常音を監視センタに送信する送信手段と、を有する
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出装置。
  4. エレベータの運行中にエレベータの異常音を検出する方法であって、
    異常音を診断するための基準値を設定し、
    かご内及びかご外で集音し、
    かご内で集音されたかご内音又はかご外で集音されたかご外音が前記基準値を超えた場合に異常音診断モードを起動し、
    前記異常音診断モードにおいて、エレベータが昇降中の場合、前記かご内音と前記かご外音とを比較し、前記かご外音が前記かご内音より大きい場合に警報信号を出力し、エレベータ扉が開閉中の場合、前記かご内音又は前記かご外音が基準値を超えた場合に警報信号を出力する、
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出方法。
  5. 請求項4に記載のエレベータの異常音検出方法において、
    前記警報信号が出力された場合に、エレベータの運行状況と前記警報信号を記憶する、
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出方法。
  6. 請求項5に記載のエレベータの異常音検出方法において、
    前記記憶されたエレベータの運行状況と警報信号データを照合し、前記警報信号が同一場所で所定回数以上記憶されている場合に、その異常音を監視センタに送信する、
    ことを特徴とするエレベータの異常音検出方法。
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