JP6270647B2 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents

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本発明は、例えば、エレベータが複数設けられたマルチカーエレベータに適用され、かごが昇降路を走行する際に発生する走行音の音量に基づいて、走行異常の発生の有無を判定するエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法に関するものである
従来から、かごの走行状態を診断するための診断処理として、かごが昇降路を走行する際に発生する走行音の音量の大きさに基づいて、かごの走行に異常が発生しているか否かを判定する技術がある(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2013−147297号公報 特許第4826294号公報 特開2012−184115号公報
しかしながら、従来技術には以下のような課題がある。
特許文献1〜3に記載の従来技術においては、実際にはかごの走行に異常が発生していない場合であっても、走行音以外の何らかの原因で発生した騒音の音量の大きさが基準値を超えているとき、かごの走行に異常が発生していると誤判定するという問題がある。
具体的には、例えば、3F乗場で大音量のBGMが流れていた場合、このBGMの音量の大きさが基準値を超えていれば、誤判定する可能性がある。また、従来技術をマルチカーエレベータに適用した場合、一般的には、各エレベータ号機で診断処理が実行されるので、基準値を超えた大音量が発生したとき、すべてのエレベータ号機で誤判定する可能性がある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、かごの走行に異常が発生していない場合に基準値を超えた大音量の騒音が発生したときであっても、かごの走行に異常が発生していると誤判定することを抑制することのできるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータ制御装置は、第1エレベータの第1かごと、第1エレベータと隣接して設けられた第2エレベータの第2かごとを備えたエレベータシステムに適用されるエレベータ制御装置であって、第1音検出部を有する第1かごを走行させるための第1駆動制御を実行する走行制御部と、走行制御部による第1駆動制御に従って第1かごが走行する間に、第1音検出部を介して検出された第1検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定し、第1検出音の音量が異常レベル未満であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定する異常音判定部と、を備え、走行制御部は、異常音判定部によって第1検出音の音量が異常レベル以上であると判定された場合、異常レベル以上である第1検出音が検出された検出位置に、第2音検出部を有する第2かごを停止させるための第2駆動制御をさらに実行し、異常音判定部は、走行制御部による第2駆動制御に従って第2かごが停止する場合に、第2音検出部を介して検出された第2検出音の音量が異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、第2検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定するものである。
本発明におけるエレベータ制御方法は、第1エレベータの第1かごと、第1エレベータと隣接して設けられた第2エレベータの第2かごとを備えたエレベータシステムで実行されるエレベータ制御方法であって、第1音検出部を有する第1かごを走行させるための第1駆動制御を実行する走行制御ステップと、走行制御ステップで、第1駆動制御に従って第1かごが走行する間に、第1音検出部を介して検出された第1検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定し、第1検出音の音量が異常レベル未満であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定する異常音判定ステップと、を備え、走行制御ステップでは、異常音判定ステップで、第1検出音の音量が異常レベル以上であると判定された場合、異常レベル以上である第1検出音が検出された検出位置に、第2音検出部を有する第2かごを停止させるための第2駆動制御をさらに実行し、異常音判定ステップでは、走行制御ステップで、第2駆動制御に従って第2かごが停止する場合に、第2音検出部を介して検出された第2検出音の音量が異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、第2検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定するものである。
本発明によれば、異常音判定対象のエレベータ号機の第1かごが走行することで、第1かごの音検出部を介して音量が異常レベル以上の検出音が検出された検出位置に、別のエレベータ号機の第2かごを停止させ、第2かごの音検出部を介して検出された検出音の音量が異常レベル以上であれば、第1かごの走行異常が発生していないと判定する構成を備える。これにより、かごの走行に異常が発生していない場合に大音量の騒音が発生したときであっても、かごの走行に異常が発生していると誤判定することを抑制することのできるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置を含むエレベータシステムの構成図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の診断処理を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の診断処理を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を、好適な実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
本実施の形態1におけるエレベータ制御装置300について、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置300を含むエレベータシステムの構成図である。図2は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置300の診断処理を説明するための説明図である。なお、本実施の形態1では、1つの昇降路内に、第1号機および第2号機の各エレベータが隣接して設置されている場合を例示する。
図1において、このエレベータシステムは、第1号機のエレベータ(第1エレベータ)100と、エレベータ100と隣接して設けられた第2号機のエレベータ(第2エレベータ)200と、エレベータ制御装置300とを備える。なお、本実施の形態1では、かごの走行異常が発生しているか否か(すなわち、かごの走行音が異常音であるか否か)を判定する異常音判定対象のエレベータをエレベータ100とする。
エレベータ100は、音検出部(第1音検出部)111を含むかご(第1かご)110、釣合おもり120、主索130、巻上機140およびそらせ車150を有する。また、昇降路内には、かご110および釣合おもり120が主索130により吊り下げられている。なお、主索130としては、例えば、ローブまたはベルト等が用いられている。
主索130は、巻上機140およびそらせ車150に巻き掛けられている。また、巻上機140が駆動することで、主索130が移動して、かご110および釣合おもり120が互いに反対方向に昇降路を昇降する。このように、巻上機140が駆動することで、かご110が走行する。
かご110内に設けられた音検出部111は、かごの走行音等といった音を検出する。なお、音検出部111は、例えば、かご内のインターホンを用いて構成してもよいし、インターホンとは別に設けた集音マイクを用いて構成してもよい。
エレベータ200は、エレベータ100と同様に、音検出部(第2音検出部)211を含むかご(第2かご)210、釣合おもり220、主索230、巻上機240およびそらせ車250を有する。なお、エレベータ200の各構成部の詳細については、エレベータ100と同様であるので、説明を省略する。
エレベータ制御装置300は、走行制御部310および異常音判定部320を有する。走行制御部310は、巻上機140および巻上機240のそれぞれの駆動を制御することで、かご110およびかご210のそれぞれの走行を制御する。また、走行制御部310は、昇降路内でのかご110およびかご210のそれぞれの位置を検出する。
走行制御部310は、かご110の走行状態を診断するための診断処理として、あらかじめ設定されたタイミングで、かご110を走行させるための第1駆動制御を実行する。この第1駆動制御に従って、かご110は、昇降路内のあらかじめ設定された範囲(ゾーン)を、あらかじめ設定された速度で走行する。
異常音判定部320は、第1駆動制御に従ってかご110が走行する間に、音検出部111を介して検出された検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定する。なお、以下では、第1駆動制御に従ってかご110が走行する間に、音検出部111を介して検出された検出音を、第1検出音と称す。また、この異常レベルは、かご110が走行する間に発生する走行音の音量によって、かご110の走行異常が発生しているか否かを判定するための閾値に相当し、あらかじめ設定されているものである。
ここで、第1検出音の音量が異常レベル未満であれば、従来と同様に、かご110の走行音が正常であり、かご110の走行異常が発生していないといえる。
従って、異常音判定部320は、第1検出音の音量が異常レベル未満であると判定した場合には、かご110の走行異常が発生していないと判定する。
一方、第1検出音の音量が異常レベル以上であれば、かご110の走行異常が発生している可能性がある。しかしながら、かご110の走行異常が発生していないにも関わらず、かご110の走行音とは異なる別の音が影響することで、第1検出音の音量が異常レベル以上である可能性もある。
そこで、第1検出音の音量が異常レベル以上であると判定された場合には、走行制御部310は、音量が異常レベル以上の第1検出音が検出されたときのかご110の位置を検出位置A(図2参照)として記憶する。続いて、走行制御部310は、かご210を検出位置Aに停止させるための第2駆動制御を実行する。この場合、かご110の走行音が検出位置Aで発生しないように、かご110が検出位置A付近を走行しないようにする。なお、かご110の走行音が全く発生しないように、かご110を停止させてもよい。
具体的には、第1駆動制御に従ってかご110が走行することで、音量が異常レベル以上の第1検出音が検出位置Aで検出されれば、かご210は、第2駆動制御に従って検出位置Aに停止することとなる。
また、異常音判定部320は、第2駆動制御に従ってかご210が検出位置Aに停止している場合に第2音検出部211を介して検出された検出音の音量が異常レベル以上であるか否かを判定する。なお、以下では、第2駆動制御に従ってかご210が検出位置Aに停止している場合に第2音検出部211を介して検出された検出音を、第2検出音と称す。
ここで、第2駆動制御に従ってかご210が検出位置Aに停止している場合には、かご110が検出位置Aを走行していないので、異常音判定部320は、検出位置Aで発生するかご110の走行音(以下では、走行音aと称する)を、第2検出音として検出することがない。そのため、第2検出音の音量が異常レベル以上であれば、走行音aとは異なる別の音が影響しているといえる。
従って、異常音判定部320は、第2検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合には、走行音aが正常であるとして、かご110の走行異常が発生していないと判定する。
一方、第2検出音の音量が異常レベル未満であれば、走行音aとは異なる別の音の影響がないといえ、走行音aが異常である可能性が高くなる。
そこで、第2検出音の音量が異常レベル未満であると判定された場合には、走行制御部310は、かご210を検出位置Aに停止させた上で、検出位置Aを通過するようにかご110を走行させるための第3駆動制御を実行する。
具体的には、第2駆動制御に従ってかご210が検出位置Aに停止することで、音量が異常レベル未満である第2検出音が検出位置Aで検出されれば、かご110は、第3駆動制御に従って検出位置Aを走行することとなる。
また、異常音判定部320は、第3駆動制御に従ってかご110が検出位置Aを走行している場合に第2音検出部211を介して検出された検出音の音量が異常レベル以上であるか否かを判定する。なお、以下では、第3駆動制御に従ってかご110が検出位置Aを走行している場合に第2音検出部211を介して検出された検出音を、第3検出音と称す。
ここで、第3駆動制御に従ってかご110が検出位置Aを走行している場合には、走行音aが発生し、走行音aとは異なる別の音の影響がないので、異常音判定部320は、走行音aを、第3検出音として検出する。そのため、第3検出音の音量が異常レベル以上であれば、走行音aが異常であり、かご110の走行異常が発生しているといえる。
従って、異常音判定部320は、第3検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合には、走行音aが異常であるとして、かご110の走行異常が発生していると判定する。また、異常音判定部320は、第3検出音の音量が異常レベル未満であると判定した場合には、かご110の走行異常が発生しているか否かが不明であると判定する。
また、異常音判定部320による各判定結果が外部に出力された後、従来と同様に、各判定結果を踏まえた処置が施される。具体的には、例えば、かご110の走行異常が発生していると判定された場合には、エレベータの稼働を停止させることで利用できないようにするといった処置が施される。
次に、エレベータ制御装置300の一連の診断処理について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置300の一連の診断処理を示すフローチャートである。
なお、このフローチャートは、あらかじめ設定されたタイミングで実行され、例えば、決まった時間帯に実行するようにしてもよいし、かご110およびかご120のそれぞれに乗客が乗車していない場合に実行されるようにしてもよい。
ステップS101において、走行制御部310は、第1駆動制御を実行することで、かご110を走行させて、ステップS102へと進む。
ステップS102において、異常音判定部320は、ステップS101が実行されることで得られる第1検出音の音量が異常レベル以上であるか否かを判定する。
そして、異常音判定部320は、第1検出音の音量が異常レベル以上である(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS103へと進む。
一方、異常音判定部320は、第1検出音の音量が異常レベル未満である(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS107へと進み、かご110の走行異常が発生していないと判定し、一連の処理を終了する。
ステップS103において、走行制御部310は、第2駆動制御を実行することで、かご210を停止させて、ステップS104へと進む。
ステップS104において、異常音判定部320は、ステップS103が実行されることで得られる第2検出音の音量が異常レベル以上であるか否かを判定する。
そして、異常音判定部320は、第2検出音の音量が異常レベル以上である(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS107へと進み、かご110の走行異常が発生していないと判定し、一連の処理を終了する。
一方、異常音判定部320は、第2検出音の音量が異常レベル未満である(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS105へと進む。
ステップS105において、走行制御部310は、第3駆動制御を実行することで、かご110を走行させて、ステップS106へと進む。
ステップS106において、異常音判定部320は、ステップS105が実行されることで得られる第3検出音の音量が異常レベル以上であるか否かを判定する。
そして、異常音判定部320は、第3検出音の音量が異常レベル以上である(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS108へと進み、かご110の走行異常が発生していると判定する。
一方、異常音判定部320は、第3検出音の音量が異常レベル未満である(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS109へと進み、かご110の走行異常が発生しているか否かが不明であると判定する。
以上、本実施の形態1によれば、第1かごが走行する間に、第1音検出部を介して検出された第1検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定し、第1検出音の音量が異常レベル未満であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定する構成を備える。
また、第1検出音の音量が異常レベル以上であると判定された場合、異常レベル以上である第1検出音が検出された検出位置に、第2かごを停止させて、第2音検出部を介して検出された第2検出音の音量が異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、第2検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していないと判定する構成をさらに備える。
これにより、かごの走行に異常が発生していない場合に大音量の騒音が発生したときであっても、かごの走行に異常が発生していると誤判定することを抑制することができる。
また、第2検出音の音量が異常レベル未満であると判定された場合、第2かごを検出位置に停止させた上で、検出位置を通過するように第1かごを走行させて、第2音検出部を介して検出された第3検出音の音量が異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、第3検出音の音量が異常レベル以上であると判定した場合、第1かごの走行異常が発生していると判定する構成をさらに備える。
これにより、走行異常音とエレベータ以外の騒音を区別することができるとともに、新たな機器を追加することなく、かごの走行異常の発生の有無を精度良く判定することができる。
なお、本実施の形態1では、本願発明を2台のエレベータを備えるエレベータシステムに対して適用する場合を例示したが、これに限定されず、3台以上のエレベータを備えるエレベータシステムに対しても本願発明を適用することができ、同様の効果を得ることができる。
100 エレベータ(第1エレベータ)、110 かご(第1かご)、111 音検出部(第1音検出部)、120 釣合おもり、130 主索、140 巻上機、150 そらせ車、200 エレベータ(第2エレベータ)、210 かご(第2かご)、211 音検出部(第2音検出部)、220 釣合おもり、230 主索、240 巻上機、250 そらせ車、300 エレベータ制御装置、310 走行制御部、320 異常音判定部。

Claims (3)

  1. 第1エレベータの第1かごと、前記第1エレベータと隣接して設けられた第2エレベータの第2かごとを備えたエレベータシステムに適用されるエレベータ制御装置であって、
    第1音検出部を有する前記第1かごを走行させるための第1駆動制御を実行する走行制御部と、
    前記走行制御部による前記第1駆動制御に従って前記第1かごが走行する間に、前記第1音検出部を介して検出された第1検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定し、前記第1検出音の音量が前記異常レベル未満であると判定した場合、前記第1かごの走行異常が発生していないと判定する異常音判定部と、
    を備え、
    前記走行制御部は、
    前記異常音判定部によって前記第1検出音の音量が前記異常レベル以上であると判定された場合、前記異常レベル以上である前記第1検出音が検出された検出位置に、第2音検出部を有する前記第2かごを停止させるための第2駆動制御をさらに実行し、
    前記異常音判定部は、
    前記走行制御部による前記第2駆動制御に従って前記第2かごが停止する場合に、前記第2音検出部を介して検出された第2検出音の音量が前記異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、
    前記第2検出音の音量が前記異常レベル以上であると判定した場合、前記第1かごの走行異常が発生していないと判定する
    エレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記走行制御部は、
    前記異常音判定部によって前記第2検出音の音量が前記異常レベル未満であると判定された場合、前記第2かごを前記検出位置に停止させた上で、前記検出位置を通過するように前記第1かごを走行させるための第3駆動制御をさらに実行し、
    前記異常音判定部は、
    前記走行制御部による前記第3駆動制御に従って前記第1かごが前記検出位置を走行している場合に、前記第2音検出部を介して検出された第3検出音の音量が前記異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、
    前記第3検出音の音量が前記異常レベル以上であると判定した場合、前記第1かごの走行異常が発生していると判定する
    エレベータ制御装置。
  3. 第1エレベータの第1かごと、前記第1エレベータと隣接して設けられた第2エレベータの第2かごとを備えたエレベータシステムで実行されるエレベータ制御方法であって、
    第1音検出部を有する前記第1かごを走行させるための第1駆動制御を実行する走行制御ステップと、
    前記走行制御ステップで、前記第1駆動制御に従って前記第1かごが走行する間に、前記第1音検出部を介して検出された第1検出音の音量があらかじめ設定された異常レベル以上であるか否かを判定し、前記第1検出音の音量が前記異常レベル未満であると判定した場合、前記第1かごの走行異常が発生していないと判定する異常音判定ステップと、
    を備え、
    前記走行制御ステップでは、
    前記異常音判定ステップで、前記第1検出音の音量が前記異常レベル以上であると判定された場合、前記異常レベル以上である前記第1検出音が検出された検出位置に、第2音検出部を有する前記第2かごを停止させるための第2駆動制御をさらに実行し、
    前記異常音判定ステップでは、
    前記走行制御ステップで、前記第2駆動制御に従って前記第2かごが停止する場合に、前記第2音検出部を介して検出された第2検出音の音量が前記異常レベル以上であるか否かをさらに判定し、
    前記第2検出音の音量が前記異常レベル以上であると判定した場合、前記第1かごの走行異常が発生していないと判定する
    エレベータ制御方法。
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