JP4872379B2 - エレベータの異常検出装置及びエレベータの異常検出方法 - Google Patents

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Description

この発明は、地震発生後に自動で実施される診断運転において異常音を検出する異常検出装置、並びに、その異常検出方法に関するものである。
地震発生後、通常運転に復帰させる前に実施されるエレベータの診断運転では、例えば、地震の発生によって緊急停止したかご内の乗客を救出した後、このかごを昇降可能範囲に渡って往復(走行)させながら、昇降路内やかご等に設置されたエレベータの各種機器類の動作を診断する。そして、エレベータの機器類に異常が検出された場合には、かごを緊急停止させて外部の監視センタに対して通報する等の適切な措置が施される。なお、従来のエレベータの診断運転においても、かごの昇降中における音響が集音され、集音された音響の中から一定の基準値を超える異常音が検出された場合には、かごを緊急停止させて診断運転を中止していた。
なお、上記診断運転において実施されるものではないが、エレベータの通常運転において異常音を検出する従来技術として、かご内の音響を集音するかご内マイクと、かご外の音響を集音するかご外マイクとを備え、かご内の音響とかご外の音響とが所定の条件を満たした時に警報信号を出力したり、警報信号が同一場所で所定回数記憶されている場合に外部の監視センタに対して通報したりするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−278562号公報
地震発生後、通常運転に復帰させる前に実施されるエレベータの上記診断運転では、地震の揺れによって各種機器類の動作に異常が発生している可能性が高いことから、通常運転や定期的に実施される定期診断運転とは異なった制御が行われる。例えば、地震発生直後にはかごを非常に遅い速度(以下、「微速」という)で昇降させて各種機器類の動作を診断し、微速での診断運転で異常が検出されない場合に、微速よりも早く定格速より遅い速度(以下、「低速」という)でかごを昇降させて各種機器類の動作を診断する。そして、低速での診断運転で異常が検出されない場合に、さらに、定格速でかごを昇降させて各種機器類の動作を診断し、定格速での診断運転でも異常が検出されない場合に、最終的に診断運転が成功したとして通常運転に復帰させる。即ち、地震後に実施される診断運転は、複数の運行条件(以下、「モード」という)で実施され、各モードにおいて異常が検出されない場合に、診断運転が成功したと判断される。
したがって、従来の診断運転のように、一定の基準値を超える音響を全て異常音として検出するのでは、複数のモードで実施される地震後の診断運転には十分に対応することができないといった問題があった。
なお、地震後の診断運転において異常が検出された場合には、専門技術者による点検作業が必要となる。しかし、一度に派遣できる専門技術者の人数には限りがあるため、地震後に自動で実施される診断運転の診断結果に不備があると、緊急を要するエレベータに優先的に専門技術者を派遣することができず、地震後における救出活動や復旧活動を効率的に行うことができないという問題があった。即ち、地震後に自動で実施される診断運転には、その診断結果により正確性が求められており、異常のないエレベータについては迅速に復旧させ、異常のあるエレベータについては早急に停止させて専門技術者による点検を実施する必要がある。
また、特許文献1記載のものは、エレベータの通常運転において実施されるものであり、地震発生後に実施される診断運転にそのまま適用することはできず、仮に適用したとしても、上記問題を解決することはできなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、地震後に実施される診断運転において、より正確に且つ確実に異常音を検出することができるエレベータの異常検出装置、並びに、エレベータの異常検出方法を提供することである。
この発明に係るエレベータの異常検出装置は、地震の発生を感知する地震感知器と、地震感知器により地震の発生が感知された後、走行速度が異なる複数のモードで、診断運転を実施する診断運転制御手段と、エレベータのかごに設けられ、診断運転の各モードにおけるかごの走行時に、昇降路内の音響を集音する集音手段と、異常音と判定するための異常音基準値が、診断運転のモード毎に異なる値に設定された異常音基準値記憶手段と、異常音基準値記憶手段に設定された異常音基準値に基づいて、診断運転の各モードにおいて、集音手段により集音された音響が異常音であるか否かを判定する異常音判定手段と、診断運転の同一モードにおけるかごの複数回の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定する異常音情報判定手段とを備え、診断運転制御手段は、診断運転の各モードにおけるかごの1回目の走行において異常音判定手段により異常音が検出された場合のみ、同一モードにおけるかごの2回目の走行を実施するものである。
この発明に係るエレベータの異常検出方法は、地震の発生を感知するステップと、地震の発生が感知された後、走行速度が異なる複数のモードで、診断運転を実施するステップと、診断運転の各モードにおいてエレベータのかごの1回目の走行を実施して、昇降路内の音響を集音するステップと、診断運転のモード毎に異なる値が設定された異常音基準値に基づいて、集音された音響が異常音であるか否かを判定するステップと、診断運転の各モードにおけるかごの1回目の走行において異常音が検出された場合のみ、同一モードにおけるかごの2回目の走行を実施するステップと、診断運転の同一モードにおけるかごの1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定するステップとを備えたものである。
この発明によれば、地震後に実施される診断運転において、より正確に且つ確実に異常音を検出することができるようになる
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの異常検出装置のシステム構成図である。図1において、1はエレベータ昇降路内を昇降するかご、2はかご1に設けられたインタホン、3はエレベータの各種機器類を制御し、エレベータの通常運転、地震発生後にかご1内の乗客を救出する救出運転、地震発生後、通常運転復帰前に、エレベータの各種機器類が正常に動作するか否かを自動で診断する診断運転等、各種運行及び動作を司る制御盤、4は通信線により制御盤3等に接続され、地震の発生を感知すると制御盤3に対して地震発生情報を出力する地震感知器、5は制御盤3及びインタホン2等に通信線により接続された通報装置、6は通報装置5に電話回線等により接続され、この通報装置5を介して、制御盤3に対して各種情報を入出力したり、かご1内の乗客とインタホン2により通話したりする外部の監視センタである。なお、上記診断運転は複数のモードで実施され、各モードにおいてかご1の走行を伴う診断が行われる。また、上記インタホン2は、診断運転の各モードにおけるかご1の走行時に、昇降路内で発生する音響を集音する集音手段の機能も備えている。
また、上記制御盤3には、診断運転の各モードにおいてインタホン2により集音された昇降路内の音響を記憶及び解析等するインタホン制御手段7と、診断運転の各モードにおいてインタホン2により集音された音響がエレベータの正常な運行では発生し得ない異常音であると判定するための異常音基準値が記憶された異常音基準値記憶手段8と、異常音基準値記憶手段8に記憶された異常音基準値に基づいて、診断運転の各モードにおいてインタホン2により集音された音響が異常音であるか否かを判定する異常音判定手段9と、異常音判定手段9により異常音と判定された音響について、音響データやその音響が集音された際のエレベータの運行情報等から構成される異常音情報を記憶する異常音情報記憶手段10と、異常音情報記憶手段10等から入力された異常音情報に基づいて、診断運転の同一モードにおけるかご1の複数回の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定する異常音情報判定手段11と、地震感知器4により地震の発生が感知された後、複数のモードで診断運転を実施し、各モードにおいてかご1を昇降可能範囲に渡って往復(走行)させながら、昇降路内やかご1に備えられたエレベータの各種機器類の動作を制御する診断運転制御手段12とが備えられている。
なお、上記異常音基準値記憶手段8には、診断運転制御手段12により実施される診断運転のモード毎に設定された複数の異常音基準値が予め記憶されており、例えば、診断運転が、地震発生直後に微速でかご1を走行させて各種機器類の動作を診断する微速モードと、微速モードでの診断で異常が検出されない場合に、低速でかご1を走行させて各種機器類の動作を診断する低速モードと、低速モードでの診断で異常が検出されない場合に、定格速でかご1を走行させて各種機器類の動作を診断する定格速モードとの3つのモードにより実施される場合には、異常音基準値記憶手段8には、微速モードにおいて異常音と判定するための基準となる第1異常音基準値と、低速モードにおいて異常音と判定するための基準となる第2異常音基準値と、定格速モードにおいて異常音と判定するための基準となる第3異常音基準値とが設定されている。
そして、上記異常音判定手段9では、モード毎に設定された上記異常音基準値に基づいて、診断運転の各モードにおいて集音された音響が異常音であるか否かの判定を行う。即ち、インタホン制御手段7から入力された音響データが、例えば、診断運転の微速モードにおいて集音された音響に基づくものである場合には、入力された音響データと上記第1異常音基準値とを比較して、インタホン2により集音された音響が異常音であるか否かを判定する。同様に、診断運転の低速モードにおいて集音された音響に基づく音響データは上記第2異常音基準値と、診断運転の定格速モードにおいて集音された音響に基づく音響データは上記第3異常音基準値と比較して、各音響が異常音であるかが判定される。
また、診断運転制御手段12は、例えば、診断運転の各モードにおけるかご1の1回目の走行において、集音された音響に異常音があると異常音判定手段9により判定された場合、即ち、異常音判定手段9により異常音が検出された場合のみ、同一モードにおけるかご1の2回目の走行を実施して、異常音判定手段9により再度異常音の検出を行う。なお、異常音判定手段9により異常音が検出された場合には、上記異常音情報記憶手段10に、異常音と判定された音響の音響データとして、例えば、当該音響のレベル(音響レベル)、周波数、波形、検出時間等の各種情報が記憶される。また、異常音と判定された音響が集音された際のエレベータの運行情報として、例えば、当該音響が集音された際の診断運転のモード、モード内におけるかご1の走行回数、かご1の昇降方向、かご位置等の各種情報が記憶される。
そして、上記異常音情報判定手段11は、診断運転の同一モードにおけるかご1の1回目の走行及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定する。かかる判定では、例えば、異常音と判定された音響が集音された際のかご1の昇降方向が同一で、且つ、かご位置が所定範囲内にある場合に、上記異常音が昇降路の同一位置で検出されたと判定する。なお、上記判定に際し、かご1の昇降方向も条件とするのは、かご1の昇降方向が異なれば、発生する音響にも違いが生じるためである。また、所望する判定精度を得るために、かご位置に関する上記所定範囲の幅を増減させたり、音響データの一部も判定基準に加えて、異常音情報判定手段11により昇降路の同一位置で同質の異常音が検出されたか否かを判定したりするように構成しても良い。
また、上記診断運転制御手段12は、異常音判定手段9の判定結果及び異常音情報判定手段11の判定結果に基づき診断運転を適宜制御し、必要に応じて診断運転の継続及び中止等を実施する。例えば、診断運転の所定のモードにおけるかご1の走行において、異常音判定手段9により異常音が検出されなかった場合には、当該モードにおける異常音の発生はないものとして次のモードに移行する。また、診断運転の所定のモードにおけるかご1の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されたが、当該同一モードにおけるかご1の複数回の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと異常音情報判定手段11により判定された場合には、外部の監視センタ6に対して所定の通報を行うとともに、再現性のない異常音の検出は危険レベルが低い、即ち、偶発的に発生した異常音の可能性もあると判断して、診断運転を継続して次のモードに移行する。また、診断運転の同一モードにおけるかご1の複数回の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたと異常音情報判定手段11により判定された場合には、外部の監視センタ6に対して所定の通報を行うとともに、再現性のある異常音の検出は危険レベルが高く、地震により何らかの不具合が発生した可能性が高いと判断して、診断運転を中止する。
なお、図1において、13は異常音基準値記憶手段8に記憶されている各モードの異常音基準値を外部からの操作によって変更及び修正等する異常音基準値変更手段である。ここで、上記異常音基準値は、診断運転のモード毎、診断運転の同一モードにおけるかご1の走行毎、或いは、群管理制御されたエレベータにおいては号機毎に異なる値を設定することができ、上記異常音基準値変更手段13により適宜変更可能に構成される。
次に、この発明の実施の形態1におけるエレベータの異常検出装置の地震時の動作を、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下においては、地震発生後に自動で実施される診断運転が、上述した微速モード、低速モード、定格速モードの3つのモードにより実施される場合について説明する。図2において、エレベータが備えられた地域で地震が発生すると、地震の揺れ(発生)が地震感知器4によって感知され、地震感知器4から制御盤3に対して地震発生情報が出力される。そして、地震感知器4から地震発生情報が入力された制御盤3では、かご1を昇降路内で緊急停止させてかご1内の乗客を救出した後、診断運転制御手段12によって地震後の診断運転が開始される(ステップS101)。なお、上記診断運転制御手段12は、上記診断運転を複数のモードで実施して、各モードにおいてかご1の走行を伴う診断を行う。
具体的には、先ず、かご1を昇降可能範囲に渡って微速で1往復させながら、昇降路内やかご1等に設置されたエレベータの各種機器類の動作を診断する(ステップS102)。この時、異常音判定手段9による異常音の検出も実施される。即ち、微速モードにおいてかご1の1回目の走行を実施し、かご1内外で発生する昇降路内の音響をインタホン2により集音する。そして、異常音基準値記憶手段8に記憶された第1異常音基準値に基づいて、異常音判定手段9により集音された音響が異常音であるか否かを判定する(ステップS103)。ここで、微速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が何も検出されなかった場合、例えば、かご1を微速で1往復させた際に集音された音響に基づく音響レベルが、第1異常音基準値として定められた音響レベルより全て小さいと異常音判定手段9により判定された場合には、微速モードにおける異常音の発生は無いものとして、診断運転制御手段12により、微速モードの次の段階である低速モードに移行される(ステップS104)。なお、診断運転制御手段12は、異常音判定手段9から微速モードにおける異常音検出無しの情報が入力されたり、微速モードにおけるかご1の1回目の走行が終了するまでに異常音判定手段9からの微速モードにおける異常音検出有りの情報が入力されなかったりすること等に基づいて、低速モードへの移行を実施する。
一方、微速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合(ステップS103)、例えば、かご1を微速で1往復させた際に集音された音響に基づく音響レベルの一部に、第1異常音基準値として定められた音響レベルより大きいものがあると異常音判定手段9により判定された場合には、異常音と判定された音響についての異常音情報が異常音情報記憶手段10に記憶される。また、微速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合には、異常音判定手段9等から診断運転制御手段12に対して、微速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音検出有りの情報が出力される。そして、上記異常音検出有りの情報が入力された診断運転制御手段12では、同一モード、即ち、微速モードにおけるかご1の2回目の走行を実施して、異常音判定手段9による異常音の検出を再度実施する(ステップS105)。
そして、微速モードにおけるかご1の上記2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出された場合には、異常音情報判定手段11により、診断運転の同一(微速)モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かが判定される(ステップS106)。具体的には、異常音情報記憶手段10に記憶された異常音情報が比較され、例えば、異常音と判定された音響が集音された際のかご1の昇降方向が同一で、且つ、かご位置が所定範囲内にある場合に、上記異常音が昇降路の同一位置で検出されたと判定される。
ここで、微速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されなかった場合、並びに、微速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されたが、異常音情報判定手段11により、微速モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと判定された場合には、通報装置5から外部の監視センタ6に対して危険レベル低の旨の異常が通報されるとともに、診断運転制御手段12により診断運転がそのまま継続される、即ち、微速モードの次の段階である低速モードに移行される(ステップS107)。一方、微速モードにおけるかご1の2回目の走行において検出された異常音が、1回目の走行でも昇降路の同一位置で検出されていたと異常音情報判定手段11により判定された場合には、診断運転制御手段12により診断運転が即座に中止されるとともに、通報装置5から監視センタ6に対して、危険レベル高の旨の異常が通報される(ステップS108)。
そして、診断運転が低速モードに移行すると、診断運転制御手段12は、かご1を昇降可能範囲に渡って低速で1往復させながら、昇降路内やかご1等に設置されたエレベータの各種機器類の動作を診断し、併せて異常音判定手段9による異常音の検出が実施される。即ち、低速モードにおいてかご1の1回目の走行を実施し、かご1内外で発生する昇降路内の音響をインタホン2により集音する。そして、異常音基準値記憶手段8に記憶された第2異常音基準値に基づいて、異常音判定手段9により集音された音響が異常音であるか否かを判定する(ステップS109)。ここで、低速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が何も検出されなかった場合には、低速モードにおける異常音の発生はないものとして、診断運転制御手段12により、低速モードの次の段階である定格速モードに移行される(ステップS110)。
一方、低速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合には(ステップS109)、異常音と判定された音響についての異常音情報が異常音情報記憶手段10に記憶される。また、低速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合には、異常音判定手段9等から診断運転制御手段12に対して、低速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音検出有りの情報が出力される。そして、上記異常音検出有りの情報が入力された診断運転制御手段12では、同一モード、即ち、低速モードにおけるかご1の2回目の走行を実施して、異常音判定手段9による異常音の検出を再度実施する(ステップS111)。
そして、低速モードにおけるかご1の上記2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出された場合には、異常音情報判定手段11により、診断運転の同一(低速)モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かが判定される(ステップS112)。そして、低速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されなかった場合、並びに、低速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されたが、異常音情報判定手段11により、低速モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと判定された場合には、通報装置5から外部の監視センタ6に対して危険レベル低の旨の異常が通報されるとともに、診断運転制御手段12により診断運転がそのまま継続される、即ち、低速モードの次の段階である定格速モードに移行される(ステップS113)。一方、低速モードにおけるかご1の2回目の走行において検出された異常音が、1回目の走行でも昇降路の同一位置で検出されていたと異常音情報判定手段11により判定された場合には、診断運転制御手段12により診断運転が即座に中止されるとともに、通報装置5から監視センタ6に対して、危険レベル高の旨の異常が通報される(ステップS114)。
また、診断運転が定格速モードに移行すると、診断運転制御手段12は、かご1を昇降可能範囲に渡って定格速で1往復させながら各種機器類の動作を診断し、併せて異常音判定手段9による異常音の検出が実施される。即ち、定格速モードにおいてかご1の1回目の走行を実施し、かご1内外で発生する昇降路内の音響をインタホン2により集音する。そして、異常音基準値記憶手段8に記憶された第3異常音基準値に基づいて、異常音判定手段9により集音された音響が異常音であるか否かを判定する(ステップS115)。ここで、定格速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が何も検出されなかった場合には、定格速モードにおける異常音の発生はないものとして、自動診断運転の成功を外部の監視センタ6に通報した後、通常運転に復帰される(ステップS116)。
一方、定格速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合には(ステップS115)、異常音と判定された音響についての異常音情報が異常音情報記憶手段10に記憶される。また、定格速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音が検出された場合には、異常音判定手段9等から診断運転制御手段12に対して、定格速モードにおけるかご1の1回目の走行において異常音検出有りの情報が出力される。そして、上記異常音検出有りの情報が入力された診断運転制御手段12では、同一モード、即ち、定格速モードにおけるかご1の2回目の走行を実施して、異常音判定手段9による異常音の検出を再度実施する(ステップS117)。
そして、定格速モードにおけるかご1の上記2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出された場合には、異常音情報判定手段11により、診断運転の同一(定格速)モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かが判定される(ステップS118)。そして、定格速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されなかった場合、並びに、定格速モードにおけるかご1の2回目の走行において異常音判定手段9により異常音が検出されたが、異常音情報判定手段11により、定格速モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと判定された場合には、通報装置5から外部の監視センタ6に対して危険レベル低の旨の異常が通報された後、自動診断運転が成功したものとして、通常運転に復帰される(ステップS119)。一方、定格速モードにおけるかご1の2回目の走行において検出された異常音が、1回目の走行でも昇降路の同一位置で検出されていたと異常音情報判定手段11により判定された場合には、診断運転制御手段12により即座に診断運転が中止されるとともに、通報装置5から監視センタ6に対して、危険レベル高の旨の異常が通報される(ステップS120)。
この発明の実施の形態1によれば、地震後に実施される診断運転において、診断運転のモード毎に設定された異常音基準値に基づいて、集音された音響が異常音であるか否かが判定されるため、かご1の走行速度等を考慮して、各モードに適した異常音の検出を実施することができる。また、診断運転の各モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出された場合のみ、地震により何らかの不具合が発生した可能性が高いと判断されるため、集音時に偶発的に発生した音響に基づいてかご1を緊急停止させるような誤検出を防止して、異常音の検出をより正確に且つ確実に実施することができる。なお、診断運転の各モードにおけるかご1の1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されない場合でも、異常音判定手段9により異常音が検出された場合には、外部の監視センタ6に通報されたり、或いは、上記では説明しなかったが制御盤3内に異常音検出有りの情報が記憶されたりするため、監視センタ6や専門技術者等はその異常を確実に認識することができ、地震後の復旧活動を効率よく実施できる。
また、エレベータに地震による異常が発生していない場合には、診断運転の各モードにおけるかご1の走行は1回しか実施されないため、異常が発生していないエレベータについては早期に通常運転に復旧させることができる。
なお、異常音基準値記憶手段8に記憶されている異常音基準値は、診断運転のモード毎に異なる値を設定することができるため、例えば、かご1の走行速度に合わせて異常音基準値を設定することにより、より確実な異常音の検出が可能となる。また、上記異常音基準値を診断運転の同一モードにおけるかご1の走行毎に設定可能に構成することにより、例えば、かご1の1回目の走行においては大きな音響のみを異常音と検出するように構成して早期の復旧を確保し、かご1の2回目の走行においては小さな音響も異常音と検出して、大きな音響が発生した場合の異常音の検出を確実なものとすることもできる。また、群管理制御されたエレベータにおいては、号機毎に異なる異常音基準値を設定することにより、所定の号機は大きな音響のみを異常音と検出するように構成して復帰を優先させ、他の号機は小さな音響も異常音と検出するようにして安全面を重視することも可能となる。
なお、上記異常音基準値は、異常音基準値変更手段13により変更可能に構成されているため、エレベータの設置環境やエレベータ所有者の要望等に合わせて適宜変更することができるとともに、エレベータの据付後であっても、必要に応じて上記のように異常音基準値を診断運転のモード毎に異なる値を設定したり、診断運転の同一モードにおけるかご1の走行毎に異なる値を設定したり、群管理制御されたエレベータにおいては、号機毎に異なる値に設定したりすることも可能である。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2におけるエレベータの異常検出装置のシステム構成図は、図1に示すものと同じである。なお、実施の形態2においては、診断運転制御手段12は、例えば、診断運転の各モードにおいて、かご1の走行を予め設定された複数回(実施の形態2では2回)実施し、各走行において異常音判定手段9による異常音の検出を行う。そして、異常音情報判定手段11は、診断運転の同一モードにおけるかご1の各走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定する。
次に、この発明の実施の形態2におけるエレベータの異常検出装置の地震時の動作を、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、以下においても、実施の形態1と同様に、地震発生後に自動で実施される診断運転が、微速モード、低速モード、定格速モードの3つのモードにより実施される場合について説明する。図3において、エレベータ装置が備えられた地域で地震が発生すると、地震感知器4により地震の揺れ(発生)が感知され、診断運転制御手段12によって地震後の診断運転が開始される(ステップS201)。
具体的には、かご1を昇降可能範囲に渡って微速で2往復させながら、昇降路内やかご1等に設置されたエレベータの各種機器類の動作を診断する(ステップS202)。この時、異常音判定手段9による異常音の検出も実施される。即ち、微速モードにおいて、かご1の走行を予め設定された複数回実施し、かご1内外で発生する昇降路内の音響をインタホン2により集音する。そして、異常音基準値記憶手段8に記憶された第1異常音基準値に基づいて、異常音判定手段9により集音された音響が異常音であるか否かを判定する(ステップS203)。ここで、微速モードにおけるかご1の複数回の走行において異常音が何も検出されなかった場合には、微速モードにおける異常音の発生は無いものとして、診断運転制御手段12により、微速モードの次の段階である低速モードに移行される(ステップS204)。
一方、微速モードにおけるかご1の複数回の走行において異常音が検出された場合には(ステップS203)、異常音と判定された音響についての異常音情報が異常音情報記憶手段10に記憶される。また、微速モードにおけるかご1の複数回の走行において異常音が検出された場合には、異常音情報判定手段11により、診断運転の同一(微速)モードにおけるかご1の各走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かが判定される(ステップS205)。
ここで、異常音情報判定手段11により、微速モードにおけるかご1の各走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと判定された場合には、通報装置5から外部の監視センタ6に対して、危険レベル低の旨の異常が通報されるとともに、診断運転制御手段12により診断運転が継続される、即ち、微速モードの次の段階である低速モードに移行される(ステップS206)。一方、微速モードにおけるかご1の各走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたと異常音情報判定手段11により判定された場合には、診断運転制御手段12により診断運転が即座に中止されるとともに、通報装置5から監視センタ6に対して、危険レベル高の旨の異常が通報される(ステップS207)。
なお、低速モード及び定格速モードにおける動作は、上記微速モードにおける動作と同様である。即ち、各モードにおいてかご1の走行を2回実施して、異常音判定手段9による異常音の検出を行うとともに、異常音が検出された場合には、異常音情報判定手段11により、診断運転の同一モードにおけるかご1の各走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かが判定される。
この発明の実施の形態2によれば、地震後に実施される診断運転の各モードにおいてかご1の走行が予め設定された複数回実施されるため、異常音の検出をより確実に実施することが可能となる。なお、その他の構成、診断運転時の動作及び効果は実施の形態1と同様である。
また、群管理制御されたエレベータのように複数の号機が設置されている場合には、一部の号機については実施の形態1における診断運転を実施して復帰を優先させ、他の号機については実施の形態2における診断運転を実施してより確実に異常音の検出を実施するようにしても良い。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの異常検出装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの異常検出装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの異常検出装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 かご
2 インタホン
3 制御盤
4 地震感知器
5 通報装置
6 監視センタ
7 インタホン制御手段
8 異常音基準値記憶手段
9 異常音判定手段
10 異常音情報記憶手段
11 異常音情報判定手段
12 診断運転制御手段
13 異常音基準値変更手段

Claims (8)

  1. 地震の発生を感知する地震感知器と、
    前記地震感知器により地震の発生が感知された後、走行速度が異なる複数のモードで、診断運転を実施する診断運転制御手段と、
    エレベータのかごに設けられ、前記診断運転の各モードにおける前記かごの走行時に、昇降路内の音響を集音する集音手段と、
    異常音と判定するための異常音基準値が、前記診断運転のモード毎に異なる値に設定された異常音基準値記憶手段と、
    前記異常音基準値記憶手段に設定された前記異常音基準値に基づいて、前記診断運転の各モードにおいて、前記集音手段により集音された音響が異常音であるか否かを判定する異常音判定手段と、
    前記診断運転の同一モードにおける前記かごの複数回の走行において、異常音が前記昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定する異常音情報判定手段と、
    を備え
    前記診断運転制御手段は、前記診断運転の各モードにおける前記かごの1回目の走行において前記異常音判定手段により異常音が検出された場合のみ、同一モードにおける前記かごの2回目の走行を実施することを特徴とするエレベータの異常検出装置。
  2. 異常音基準値記憶手段に、1回目のかごの走行時に異常音として検出しない小さな音響を、同一モードにおける前記かごの2回目の走行時に異常音として検出するための異常音基準値が設定されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの異常検出装置。
  3. 複数の号機が群管理制御されたエレベータにおいて、
    異常音基準値記憶手段に、一部の号機では異常音として検出しない小さな音響を、他部の号機において異常音として検出するための異常音基準値が設定された
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの異常検出装置。
  4. 異常音情報判定手段は、診断運転の同一モードにおけるかごの各走行において、異常音と判定された音響が集音された際の前記かごの昇降方向が同一で、且つ、かご位置が所定範囲内にある場合に、前記異常音が昇降路の同一位置で検出されたと判定することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータの異常検出装置。
  5. 異常音基準値記憶手段に設定された異常音基準値は、外部からの操作によって診断運転のモード毎に変更可能なことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のエレベータの異常検出装置。
  6. 診断運転の同一モードにおけるかごの1回目及び2回目の走行において異常音判定手段によって異常音が検出された場合に
    異常音が昇降路の同一位置で検出されたと異常音情報判定手段により判定されれば、外部の監視センタに対して通報するとともに、前記診断運転を中止し、
    異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと異常音情報判定手段により判定されれば、外部の監視センタに対して通報するとともに、前記診断運転を継続する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のエレベータの異常検出装置。
  7. 地震の発生を感知するステップと、
    地震の発生が感知された後、走行速度が異なる複数のモードで、診断運転を実施するステップと、
    前記診断運転の各モードにおいてエレベータのかごの1回目の走行を実施して、昇降路内の音響を集音するステップと、
    前記診断運転のモード毎に異なる値が設定された異常音基準値に基づいて、集音された前記音響が異常音であるか否かを判定するステップと、
    前記診断運転の各モードにおける前記かごの1回目の走行において異常音が検出された場合のみ、同一モードにおける前記かごの2回目の走行を実施するステップと、
    前記診断運転の同一モードにおける前記かごの1回目及び2回目の走行において、異常音が昇降路の同一位置で検出されたか否かを判定するステップと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの異常検出方法。
  8. 診断運転の同一モードにおけるかごの1回目及び2回目の走行において異常音が検出された場合に
    異常音が昇降路の同一位置で検出されたと判定されれば、外部の監視センタに対して通報するとともに、前記診断運転を中止し、
    異常音が昇降路の同一位置で検出されなかったと判定されれば、外部の監視センタに対して通報するとともに、前記診断運転を継続する
    ステップを備えたことを特徴とする請求項に記載のエレベータの異常検出方法。
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