JP5571726B2 - エレベータ用ドア診断システム - Google Patents

エレベータ用ドア診断システム Download PDF

Info

Publication number
JP5571726B2
JP5571726B2 JP2012059074A JP2012059074A JP5571726B2 JP 5571726 B2 JP5571726 B2 JP 5571726B2 JP 2012059074 A JP2012059074 A JP 2012059074A JP 2012059074 A JP2012059074 A JP 2012059074A JP 5571726 B2 JP5571726 B2 JP 5571726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
car
sound
diagnosis
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012059074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013193798A (ja
Inventor
清志 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2012059074A priority Critical patent/JP5571726B2/ja
Publication of JP2013193798A publication Critical patent/JP2013193798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5571726B2 publication Critical patent/JP5571726B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、エレベータの乗りかごにおけるかごドアの開閉動作に伴う異常音の診断を行うエレベータ用ドア診断システムに関する。
一般に、エレベータは複数の摺動部を有しており、乗りかごの昇降運転や、かごドアの開閉動作が繰り返し行われるため、摺動部に油切れや変形が生じること、或いは異物が挟まること等により、かごドアの開閉動作時に異常音を発生することがある。特にかごドアの開閉端部は、開閉動作によりドア用レールの油かすが溜まり易いため、これが要因となって異常音を発生し易いことが知られている。
通常、かごドアの開閉動作時に異常音が発生すると、エレベータの利用者や管理者により通報を受けた保守点検業者(技術員)が現地へ赴いて対処する。ところが、通報人である利用者や管理者が専門知識に乏しい場合も少なくなく、こうした場合には保守点検業者が事前情報を持たないため、現地で点検作業を開始するまでに異常音発生の原因を推定し難いこともしばしばある。特に、通報人の記憶が曖昧であったり、或いは不在であると、保守点検業者が現地で実際にエレベータを動かし、乗りかごを昇降運転して異常音の発生箇所を見つけることから始めなければならず、対処作業に多大な時間を要してしまうこともある。
そこで、異常音発生の認知を迅速化するための技術も提案されており、係る周知技術としては、ドア開閉音の異常を遠隔監視装置から確認できるようにした「エレベータ遠隔監視システム」(特許文献1参照)や、エレベータの運行中にエレベータの異常音を周辺で発生する音と区別して検出する「エレベータの異常音検出装置及び方法」(特許文献2参照)が挙げられる。
特開平10−203745号公報 特開2001−278562号公報
上述した特許文献1の技術では、エレベータのかご(乗りかご)内のインターホンを利用し、ドア開閉音の異常を電話回線を通して遠隔監視装置から確認する手法によるものであるため、乗客の会話や足音等のノイズが音声データに混在すると、ドア開閉動作時の異常音の発生を適確に診断することが困難になってしまうという問題がある。
また、上述した特許文献2の技術では、エレベータのかご(乗りかご)内及びかご上に集音計を設置し、エレベータの運行状況に応じて各集音計で集音されたかご内音とかご上音とを比較してエレベータの異常音を検知するものであるため、ここでも乗客の会話や足音等のノイズが音声データに混在(特に共鳴したノイズが混在)すると、エレベータの異常音を適確に検知することが困難になってしまうという問題がある。
更に、特許文献1、特許文献2の何れの技術においても、かごドアと乗場ドアとを同時に開閉させて異常音の診断を行うため、異常音の発生箇所がかごドア側で生じているか、或いは乗場ドア側で生じているかを特定して判別するのが困難になっているという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、ノイズの混在を極力排除してエレベータの乗りかごにおけるかごドアとそれに係合されて連動する乗場ドアとの双方についての開閉動作における異常音を精度良く適確に診断できるエレベータ用ドア診断システムを提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、エレベータの乗りかごにおけるかごドアの開閉動作を制御するドア制御装置と、乗りかごに設けられた集音手段によりかごドアと乗場ドアとについての開閉動作時の動作音を集音して音声データとして記録する音声データ記録手段、並びに当該音声データ記録手段により記録した音声データと当該集音手段により集音された新たな音声データとを比較した結果に基づいて診断を行う音声データ比較手段を有するドア診断装置と、を備えたエレベータ用ドア診断システムであって、乗りかごを走行させてかごドア及び乗場ドアが係合しない位置と係合する位置とで停止させる走行制御を行う走行制御装置を備え、ドア診断装置における音声データ比較手段は、走行制御装置により乗りかごをかごドア及び乗場ドアが係合しない位置へと走行させて停止させた状態でドア制御装置での当該かごドアの開閉動作時に得られる比較の診断結果として、当該かごドアの開閉動作時に異常なしと判定した場合に、当該走行制御装置により当該乗りかごを当該かごドア及び当該乗場ドアが係合する位置へと走行させて停止させた状態に移行した後、当該ドア制御装置での当該かごドア及び当該乗場ドアの開閉動作時に得られる当該比較の結果に基づいて当該乗場ドアの診断を行うことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、第1の手段において、走行制御装置及びドア診断装置に接続されて当該走行制御装置における乗りかごの走行状態を監視する監視装置を備え、監視装置は、音声データ比較手段へかごドア開閉音診断の実施を発令して当該走行制御装置に対してかごドア及び乗場ドアが係合しない階床間に乗りかごを走行させて停止させる指示、並びにドア制御装置による当該かごドアの開閉動作を行わせる指示を行った上で当該音声データ比較手段によるかごドア開閉時の当該かごドア開閉音診断を比較の結果により行わせ、更に、音声データ比較手段から送出されたかごドア開閉音診断の結果が正常状態であれば、当該音声データ比較手段へ乗場ドア開閉音診断の実施を発令して走行制御装置に対してかごドア及び乗場ドアが係合する階床に乗りかごを走行させて停止させる指示、並びにドア制御装置による当該かごドア及び当該乗場ドアの開閉動作を行わせる指示を行った上で当該音声データ比較手段による乗場ドア開閉時の当該乗場ドア開閉音診断を比較の結果により行わせることを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第2の手段において、監視装置は、通信回線を介して管制システムに接続されると共に、音声データ比較手段から取得した比較の結果が異常を示す場合に当該通信回線を介して当該管制システムへ通報を行うことを特徴とする。
本発明の第4の手段は、第1の手段〜第3の手段の何れか1つの手段において、ドア診断装置における音声データ比較手段は、音声データ記録手段に音声データが記録されておらず、比較対象がない場合にはそのまま集音手段からの集音により得られた音声データを当該音声データ記録手段に記録すると共に、比較の結果を正常状態とみなすことを特徴とする。
本発明のエレベータ用ドア診断システムによれば、夜間等のエレベータが利用されない時間帯にかごドア及び乗場ドアが係合しない階床間に乗りかごを走行させて停止させた状態でかごドアのみを開閉させて集音した音声データに基づいて異常音の診断を行うため、保守点検時のノイズ混入を極力防止でき、かごドアの診断を精度良く行うことができる他、かごドアの診断結果が正常であると判定された場合にかごドア及び乗場ドアが係合する階床に乗りかごを走行させて停止させた状態でかごドア及び乗場ドアを開閉させて集音した音声データに基づいて乗場ドアの異常音の診断を行うため、異常音の発生箇所が乗場ドアである場合にも容易に判別できる。この結果、保守技術者がかごドア、乗場ドアの種別を問わずにドア開閉動作時の異常音の発生箇所を容易に認知できて迅速に対処できるため、エレベータの利用者に対して速やかに安全・安心を提供できることになり、産業上有益である。
本発明の実施例1に係るエレベータ用ドア診断システムの基本構成を示した概略ブロック図である。 図1に示すエレベータ用ドア診断システムに備えられる監視装置におけるかごドア診断に要する動作処理を一部ドア診断装置におけるかごドア診断の動作処理に推移される様子を含めて示したフローチャートである。 図2に示した監視装置における動作処理に含まれるかごドア開閉・異常監視処理の細部とそれに相関して実施されるドア診断装置におけるかごドア診断の動作処理との細部とを対比して示したフローチャートである。 図1に示すエレベータ用ドア診断システムに備えられる監視装置における乗場ドア診断に要する動作処理を一部ドア診断装置における乗場ドア診断の動作処理に推移される様子を含めて示したフローチャートである。 図4に示した監視装置における動作処理に含まれるかごドア・乗場ドアの開閉・異常監視処理の細部とそれに相関して実施されるドア診断装置における乗場ドア診断の動作処理との細部を対比して示したフローチャートである。
以下に、本発明のエレベータ用ドア診断システムについて、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るエレベータ用ドア診断システムの基本構成を示した概略ブロック図である。このエレベータ用ドア診断システムは、建物に設備された昇降路でかご用案内レール8に沿って昇降する乗りかご1におけるかごドア2のドア用案内レール7に沿った開閉動作を制御するドア制御装置6と、乗りかご1の昇降走行・停止を含む運転動作、並びに乗りかご1におけるかごドア2の開閉動作をドア制御装置6へ指示して制御する制御盤9と、制御盤9を通して乗りかご1の動作状態を監視すると共に、制御盤9に対する乗りかご1の昇降走行・停止を含む運転動作についての指令信号、並びにドア制御装置6に対する乗りかご1におけるかごドア2の開閉動作についての指令信号を送出する監視装置30と、監視装置30に対して通信回線としての電話回線11を介在して接続されると共に、遠隔した場所に設置される管制センタ12と、乗りかご1に設けられた集音手段(後述するかご内インターホン3のマイク機能)によりかごドア2と乗場ドアとについての開閉動作時の動作音を集音して音声データとして記録する音声データ記録手段10b、並びにこの音声データ記録手段10bにより記録した音声データと集音手段により集音された新たな音声データとを比較した結果に基づいて診断を行う音声データ比較手段10aを有するドア診断装置10と、を備えて構成される。
このうち、乗りかご1内には、閉じ込め故障時等の非常事態発生時に乗員が外部の管理人室、管制センタ12等へ通報を行うための集音手段を兼用したかご内インターホン3が設けられており、乗りかご1外の天井付近にはかごドア2の開閉移動を案内するためのドア用案内レール7が設けられている。また、乗りかご1外の天井には、かごドア2を開閉駆動させるための電動機(モータ)5と、制御盤9からの制御指令を受けて電動機5を回転駆動して乗りかご2の開閉動作を制御するドア制御装置6と、が設置されている。
制御盤9のエレベータ制御回路9aは、エレベータの乗りかご1を建物に設備された昇降路のかご用案内レール8に沿って上下に走行させて乗場で停止させると、乗員を乗降させるためドア制御装置6を制御して電動機5を回転駆動させ、これにより乗りかご1のかごドア2と係合した略図する乗場ドアが連動して開閉する。それ故、制御盤9のエレベータ制御回路9aは、かごドア2及び乗場ドアが係合しない位置へと乗りかご1を走行させて停止させたり、或いは係合する位置へと走行させて停止させる走行制御を行う走行制御装置として機能する。
監視装置30の監視回路30aは、エレベータ制御回路9aの制御情報を取得してエレベータの異常を監視し、異常を検出すると通信回路30b及び電話回線11を介して異常を管制センタ12に通報する。また、監視回路30aは、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aにドア開閉音診断を実施するための指令を発出する。ドア診断装置10の音声データ比較手段10aは、エレベータ制御回路9aにより乗りかご1をかごドア2及び乗場ドアが係合しない位置へと走行させて停止させた状態でドア制御装置6でのかごドア2の開閉動作時に得られるかご内インターホン3のマイク(集音手段)により集音された音声データと音声データ記録手段10bに記録された音声データとを比較した診断結果として、かごドア2の開閉動作時に異常なしと判定した場合に、エレベータ制御回路9aにより乗りかご1をかごドア2及び乗場ドアが係合する位置へ走行させて停止させた状態に移行した後、ドア制御装置6でのかごドア2及び乗場ドアの開閉動作時に得られる集音された音声データと音声データ記録手段10bに記録された音声データとを比較した結果に基づいて乗場ドアの診断を行う。
また、音声データ比較手段10aは、集音した新音声データと音声データ記録手段10bに記録された旧音声データとを比較してドア開閉音診断(後述するかごドア開閉音診断、乗場ドア開閉音診断)を実施した結果を監視回路30aに送出する。これにより、監視回路30aは、音声データ比較手段10aから取得した比較の結果(ドア開閉音診断結果)に異常があると、通信回線30b及び電話回線11を介して異常を管制センタ12に通報する。異常が通報された管制センタ12では、異常検出されたエレベータの乗りかご1を調査するように担当の保守点検員に連絡する。
ところで、監視回路30aは、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aへかごドア開閉音診断の実施を発令してエレベータ制御回路9aに対してかごドア2及び乗場ドアが係合しない階床間に乗りかご1を走行させて停止させる指示、並びにドア制御装置6によるかごドア2の開閉動作を行わせる指示を行う。かごドア2が開閉されると、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3から集音した音声データ(新音声データ)を音声データ記録手段10bに記録されている音声データ(旧音声データ)と比較して異常音の検出を行う。ここでの音声データは、時間軸に対するかごドア2の開閉音の音圧の推移データである。
音声データ比較手段10aは、音声データ記録手段10bに音声データ(旧音声データ)が記録されていなければ、集音した音声データ(新音声データ)の比較は行わずにそれを音声データ記録手段10bに記録するようにして、比較結果を正常とする。また、音声データ記録手段10bに音声データ(旧音声データ)が記録されていれば、集音した音声データ(新音声データ)を音声データ記録手段10bに記録されている音声データ(旧音声データ)と比較し、その結果が予め定めた数値以上の差異があると異常音の検出とし、差異がなければ正常状態とみなし、何れの結果についても監視装置30の監視回路30aへ送出する。監視回路30aは、かごドア2が正常であればその旨を記録してからかごドア開閉音診断を終了し、管制センタ12への通報を行わないが、かごドア2で異常音が検出されればその旨を記録してかごドア2に対するかごドア開閉音診断を終了した後、通信回路30b及び電話回線11を介して管制センタ12へ異常検出の旨を通報する。かごドア開閉音診断の終了時には音声データ比較手段10aによる比較結果の内容に拘らず、監視回路30aがエレベータ制御回路9aにエレベータの利用復帰を指示し、エレベータ制御回路9aが乗りかご1を最寄りの乗場階床に乗りかご1を走行させて停止する。尚、かごドア開閉音診断の結果、異常検出された場合には、乗場ドアに対する乗場ドア開閉音診断は実施しない。
ドア診断装置10の音声データ比較手段10aから送出されたかごドア開閉音診断の結果、正常状態であれば、監視回路30aは、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aに乗場ドア開閉音診断の実施を発令してエレベータ制御回路9aに対してかごドア2及び乗場ドアが係合する階床に乗りかご1を走行させて停止させる指示、並びにドア制御装置6によるかごドア2及び乗場ドアの開閉動作を行わせる指示(かごドア2に対して乗場ドアが連動するため、かごドア2のみの対象とみなせる)を行う。例えば乗りかご1を最下階床から最上階床まで各階床に走行させて停止させ、かごドア2及び乗場ドアが各階床毎に開閉されたときにドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3から集音した音声データ(新音声データ)を音声データ記録手段10bに記録されている音声データ(旧音声データ)と比較して異常音の検出を行う。ここでの音声データも、時間軸に対する乗場ドアの開閉音の音圧の推移データである。
音声データ比較手段10aは、音声データ記録手段10bに音声データ(旧音声データ)が記録されていなければ、集音した音声データ(新音声データ)の比較は行わずにそれを音声データ記録手段10bに記録するようにして、比較結果を正常とする。また、音声データ記録手段10bに音声データ(旧音声データ)が記録されていれば、集音した音声データ(新音声データ)を音声データ記録手段10bに記録されている音声データ(旧音声データ)と比較し、その結果が予め定めた数値以上の差異があると異常音の検出とし、差異がなければ正常状態とみなし、何れの結果についても監視装置30の監視回路30aへ送出する。監視回路30aは、乗場ドアが正常であればその旨を記録してから乗場ドア開閉音診断を終了し、管制センタ12への通報を行わないが、各階床の何れかの乗場ドアで異常音が検出されればその旨(現在開閉している乗場ドア)を記録して乗場ドアに対する乗場ドア開閉音診断を終了した後、通信回路30b及び電話回線11を介して管制センタ12へ異常検出の旨を通報する。
図2は、監視装置30の監視回路30aにおけるかごドア診断に要する動作処理を一部ドア診断装置10の音声データ比較手段10aにおけるかごドア診断の動作処理に推移される様子を含めて示したフローチャートである。監視回路30aでは、まずドア診断装置10の音声データ比較手段10aにおける比較結果の情報に基づいて、前回のドア診断実施から予め定めた期間を経過したか否かによりドア診断開始時期か否かの判定(ステップS100)を行う。この判定の結果、ドア診断開始時期でなければ、この処理(ステップS100)の前にリターンして待機するが、ドア診断開始時期であれば、引き続いて夜間等の実施可能時間帯か否かの判定(ステップS101)を行う。因みに、実施可能時間帯はエレベータが設備されているビルの用途により異なるものであるため、ビル毎に設定することが可能なものである。この判定の結果、実施可能時間帯でなければ、この処理(ステップS101)の前にリターンして待機するが、実施可能時間帯であれば、引き続いてエレベータは未使用状態であるか否かの判定(ステップS102)を行う。因みに、エレベータの未使用状態とは、呼び無し状態が3分以上継続した場合を示すものである。この判定の結果、未使用状態でなければ、この処理(ステップS102)の前にリターンして待機するが、未使用状態であれば、引き続いて現在のかご位置は最下階か否かの判定(ステップS103)を行う。この判定の結果、最下階でなければ最下階のかご呼びを作成して制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示して最下階までかご走行(ステップS104)させるようにしてから現在のかご位置は最下階か否かの判定(ステップS103)の前にリターンして処理を繰り返すが、最下階であればエレベータ制御回路9aに保守運転指令を指示してエレベータを保守運転に設定(ステップS105)する。
また、監視回路30aは、保守運転上昇走行指令を制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示して最下階と直上階の中間位置まで走行したか否かの判定(ステップS106)を行う。この判定の結果、中間位置まで走行していなければ、この処理(ステップS106)の前にリターンして判定処理を繰り返すが、中間位置まで走行していれば、監視回路30aは、乗りかご1を停止させるかご停止(ステップS107)を行った後、かごドア開閉・異常監視(ステップS108)を制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア制御装置6によるかごドア2の開閉動作を行わせると共に、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aに対してかごドア開閉音診断の実施を指示してドア開閉動作音診断(ステップS200)を行わせる。このドア開閉動作音診断(ステップS200)については、後文で詳述するが、係る診断の結果、ドア開閉動作音に異常があれば、監視回路30aは通信手段30b及び電話回線11を介して管制センタ11へ通報する。かごドア開閉・異常監視(ステップS108)を行った後、監視回路30aは、保守運転下降走行指令を制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示して乗りかご1を最下階まで走行したか否かの判定(ステップS109)を行う。この判定の結果、最下階まで走行していなければ、この処理(ステップS109)の前にリターンして判定処理を繰り返すが、最下階で走行していれば、乗りかご1を停止させてかごドア開閉音診断を終了するものとし、エレベータ制御回路9aに通常運転指令を指示してエレベータを通常運転モードに設定(ステップS110)して動作処理を終了する。
図3は、図2に示した監視装置30の監視回路30aにおける動作処理に含まれるかごドア開閉・異常監視(ステップS108)処理の細部とそれに相関して実施されるドア診断装置10の音声データ比較手段10aにおけるかごドア診断であるドア開閉動作音診断(ステップS200)の動作処理との細部とを対比して示したフローチャートである。図3を参照すれば、監視回路30aによるかごドア開閉・異常監視(ステップS108)の細部では、まず乗りかご1のかごドア2を開端まで開動作させるように制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア開制御(ステップS108−1)を行い、このときにドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3の集音手段であるマイクからドア開動作音を集音し、音声データ記録手段10bに記録することでドア開動作音集音し記録(ステップS201)する処理を行う。また、監視回路30aでは、かごドア2を開端まで開いたか否かを開端までドア開いたか否かの判定(ステップS108−2)により行う。この判定の結果、開端までドアが開いていなければ、ドア開制御(ステップS108−1)の前にリターンしてその後の処理を繰り返すが、開端までドアが開いていれば、乗りかご1のかごドア2を閉端まで閉動作させるように制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア閉制御(ステップS108−3)を行い、このときにドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3の集音手段であるマイクからドア閉動作音を集音し、音声データ記録手段10bに記録することでドア閉動作音集音し記録(ステップS202)する処理を行う。更に、監視回路30aでは、かごドア2を閉端まで閉じたか否かを閉端までドア閉じたか否かの判定(ステップS108−4)により行う。この判定の結果、閉端までドアが閉じていなければ、ドア閉制御(ステップS108−3)の前にリターンしてその後の処理を繰り返すが、閉端までドアが閉じていれば診断結果異常有りか否かの判定(ステップS108−5)をドア診断装置10の音声データ比較手段10aから取得して行う。
音声データ比較手段10aでは、それ以前の処理で得られた記録された新音声データと音声データ記録手段10bに記録されている旧音声データとを比較し、その差異が所定の値を超えているか否かによりドア開閉音比較異常有りか否かの判定(ステップS203)を行う。この判定の結果、ドア開閉音比較に異常がなければ、診断結果正常(ステップS204)とみなし、ドア開閉音比較に異常があれば、診断結果異常(ステップS205)とみなすが、何れの結果についても監視装置30の監視回路30aに結果出力(ステップS206)して送信する。因みに、上述したように、ドア開閉音比較異常有りか否かの判定(ステップS203)に際して、音声データ記録手段10bに旧音声データが記録されておらず、比較対象がない場合にはそのまま集音した新音声データを音声データ記録手段10bに記録するようにしてから正常状態とみなすものである。そこで、監視回路30aによる診断結果異常有りか否かの判定(ステップS108−5)の結果、異常がなければ動作処理を終了するが、異常があれば通信回線10b及び電話回線11を介して管制センタ12に通報処理してから動作処理を終了する。
図4は、監視装置30の監視回路30aにおける乗場ドア診断に要する動作処理を一部ドア診断装置10の音声データ比較手段10aにおける乗場ドア診断の動作処理に推移される様子を含めて示したフローチャートである。監視回路30aでは、まず先の図2に示す動作処理の最終段階で乗りかご1を最下階まで走行させて停止させた状態でエレベータを通常運転モードに設定(ステップS110)しているため、これらの処理は監視回路30aがドア診断装置10の音声データ比較手段10aに乗場ドア開閉音診断の実施を発令するため、エレベータ制御回路9aに対してかごドア2及び乗場ドアが係合する階床に乗りかご1を走行させて最下階に停止させる指示を行ったことに該当する。そこで、監視回路30aは、ここでは最下階でかごドア2・乗場ドア開閉・異常監視(ステップS301)処理を制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア制御装置6によるかごドア2・乗場ドアの開閉動作を行わせると共に、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aに対して乗場ドア開閉音診断の実施を指示してドア開閉動作音診断(ステップS400)を行わせる。このドア開閉動作音診断(ステップS400)については、後文で詳述する。
監視回路30aは、最下階でのかごドア2・乗場ドア開閉・異常監視(ステップS301)処理の後、現在のかご位置は最上階か否かの判定(ステップS302)を行う。この判定の結果、最上階でなければ直上階のかご呼びを作成して制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示して直上階へ走行(ステップS303)させ、次に直上階でかごドア2・乗場ドア開閉・異常監視(ステップS301)の前にリターンして処理を繰り返すことにより、直上階から最上階に至る各階床で乗場ドア開閉音診断が実施されるようにするが、最上階であれば、引き続いて監視回路30aによる診断結果異常有りか否かの判定(ステップS304)の結果、異常がなければ動作処理を終了するが、異常があれば通信回線10b及び電話回線11を介して管制センタ12に通報処理してから動作処理を終了する。
図5は、図4に示した監視装置30の監視回路30aにおける動作処理に含まれるかごドア2・乗場ドアの開閉・異常監視(ステップS301)処理の細部とそれに相関して実施されるドア診断装置10の音声データ比較手段10aにおける乗場ドア診断であるドア開閉動作音診断(ステップS400)の動作処理との細部を対比して示したフローチャートである。図5を参照すれば、監視回路30aによるかごドア2・乗場ドア開閉・異常監視(ステップS301)の細部では、まず乗りかご1のかごドア2を開端まで開動作(乗場ドアも係合して連動する)させるように制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア開制御(ステップS301−1)を行い、このときにドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3の集音手段であるマイクからドア開動作音を集音し、音声データ記録手段10bに記録することでドア開動作音集音し記録(ステップS401)する処理を行う。また、監視回路30aでは、かごドア2を開端まで開いたか否かを開端までドア開いたか否かの判定(ステップS301−2)により行う。この判定の結果、開端までドアが開いていなければ、ドア開制御(ステップS301−1)の前にリターンしてその後の処理を繰り返すが、開端までドアが開いていれば、乗りかご1のかごドア2を閉端まで閉動作(乗場ドアも係合して連動する)させるように制御盤9のエレベータ制御回路9aに指示してドア閉制御(ステップS301−3)を行い、このときにドア診断装置10の音声データ比較手段10aがかご内インターホン3の集音手段であるマイクからドア閉動作音を集音し、音声データ記録手段10bに記録することでドア閉動作音集音し記録(ステップS402)する処理を行う。更に、監視回路30aでは、かごドア2を閉端まで閉じたか否かを閉端までドア閉じたか否かの判定(ステップS301−4)により行う。この判定の結果、閉端までドアが閉じていなければ、ドア閉制御(ステップS301−3)の前にリターンしてその後の処理を繰り返すが、閉端までドアが閉じていれば診断結果を記録(ステップS301−5)する処理をドア診断装置10の音声データ比較手段10aから診断結果を取得して行ってから、1階床分のドア診断動作処理を終了する。
音声データ比較手段10aでは、S401、S402の処理で得られた記録された新音声データと音声データ記録手段10bに記録されている旧音声データとを比較し、その差異が所定の値を超えているか否かにより特に乗場ドアを注目してドア開閉音比較異常有りか否かの判定(ステップS403)を行う。この判定の結果、乗場ドアを主としてドア開閉音比較に異常がなければ、診断結果正常(ステップS404)とみなし、同様に乗場ドアを主としてドア開閉音比較に異常があれば、診断結果異常(ステップS405)とみなすが、何れの結果についても監視装置30の監視回路30aに結果出力(ステップS206)して送信してから動作処理を終了する。因みに、上述したように、ここでも乗場ドアを主とするドア開閉音比較異常有りか否かの判定(ステップS403)に際して、音声データ記録手段10bに旧音声データが記録されておらず、比較対象がない場合にはそのまま集音した新音声データを音声データ記録手段10bに記録するようにしてから正常状態とみなすものである。そこで、ドア診断装置10の音声データ比較手段10aによる診断結果が引き渡された監視装置30の監視回路30aは、上述したように診断結果を記録(ステップS301−5)してから動作処理を終了する。この一連の動作を最下階から最上階まで実施する。
尚、上述した実施例1に係るエレベータ用ドア診断システムでは、かごドア2のドア開閉音診断を最下階床から行い、かごドア2及び乗場ドアのドア開閉音診断を最下階床から最上階床に至る各階床毎に行う場合を説明したが、これらはあくまでも一例であり、例えばかごドア2のドア開閉音診断を最上階床から行い、かごドア2及び乗場ドアのドア開閉音診断を最上階床から最下階床に至る各階床毎に行うように変更することも可能であるし、ビル設備によっては中途階床間で走行停止させて保守点検せざるを得ない場合もあるため、本発明のエレベータ用ドア診断システム実施例1で開示した構成のものに限定されない。また、実施例1に係るエレベータ用ドア診断システムでは、廉価に運用できる構成として、乗りかご1内に標準装備されているかご内インターホン3に備えられる集音手段のマイクを用いる場合を説明したが、通常かご内インターホン3はドア開閉方向の一端側に設置されるため、更に診断精度を向上させるために例えばドア開閉方向の他端側に別途マイクを設置するようにしても良い。
何れにせよ、本発明のエレベータ用ドア診断システムによれば、監視装置30の監視回路30aの指示により、走行制御装置として働く制御盤9のエレベータ制御回路9aで夜間等のエレベータが利用されない時間帯にかごドア2及び乗場ドアが係合しない階床間に乗りかご1を走行させて停止させた状態において、ドア制御装置6でかごドア2のみを開閉させてドア診断装置10における音声データ比較手段10aが乗りかご1内のかご内インターホン3から集音した音声データ(ドア動作音データ)に基づいて異常音の診断を行うため、保守点検時のノイズ混入を極力防止でき、かごドア2の診断を精度良く行うことができる。また、かごドア2の診断結果が正常であると判定された場合に、継続して監視装置30の監視回路30aの指示により、エレベータ制御回路9aでかごドア2及び乗場ドアが係合する階床に乗りかご1を走行させて停止させた状態において、ドア制御装置6でかごドア2及び乗場ドアを開閉させて音声データ比較手段10aがかご内インターホン3から集音した音声データ(ドア動作音データ)に基づいて乗場ドアの異常音の診断を行うため、異常音の発生箇所が乗場ドアである場合にも容易に判別することができる。
1 乗りかご
2 かごドア
3 かご内インターホン
5 電動機(モータ)
6 ドア制御装置
7 ドア用案内レール
8 かご用案内レール
9 制御盤
9a エレベータ制御回路
10 ドア診断装置
10 監視装置
10a 音声データ比較手段
10b 音声データ記録手段
11 電話回線
12 管制センタ
30 監視装置
30a 監視回路
30b 通信回路

Claims (4)

  1. エレベータの乗りかごにおけるかごドアの開閉動作を制御するドア制御装置と、前記乗りかごに設けられた集音手段により前記かごドアと乗場ドアとについての開閉動作時の動作音を集音して音声データとして記録する音声データ記録手段、並びに当該音声データ記録手段により記録した音声データと当該集音手段により集音された新たな音声データとを比較した結果に基づいて診断を行う音声データ比較手段を有するドア診断装置と、を備えたエレベータ用ドア診断システムであって、
    前記乗りかごを走行させて前記かごドア及び前記乗場ドアが係合しない位置と係合する位置とで停止させる走行制御を行う走行制御装置を備え、
    前記ドア診断装置における前記音声データ比較手段は、前記走行制御装置により前記乗りかごを前記かごドア及び前記乗場ドアが係合しない位置へと走行させて停止させた状態で前記ドア制御装置での当該かごドアの開閉動作時に得られる前記比較の診断結果として、当該かごドアの開閉動作時に異常なしと判定した場合に、当該走行制御装置により当該乗りかごを当該かごドア及び当該乗場ドアが係合する位置へと走行させて停止させた状態に移行した後、当該ドア制御装置での当該かごドア及び当該乗場ドアの開閉動作時に得られる当該比較の結果に基づいて当該乗場ドアの診断を行うことを特徴とするエレベータ用ドア診断システム。
  2. 請求項1記載のエレベータ用ドア診断システムにおいて、前記走行制御装置及び前記ドア診断装置に接続されて当該走行制御装置における前記乗りかごの走行状態を監視する監視装置を備え、
    前記監視装置は、前記音声データ比較手段へかごドア開閉音診断の実施を発令して当該走行制御装置に対して前記かごドア及び前記乗場ドアが係合しない階床間に前記乗りかごを走行させて停止させる指示、並びに前記ドア制御装置による当該かごドアの開閉動作を行わせる指示を行った上で当該音声データ比較手段によるかごドア開閉時の当該かごドア開閉音診断を前記比較の結果により行わせ、更に、前記音声データ比較手段から送出されたかごドア開閉音診断の結果が正常状態であれば、当該音声データ比較手段へ乗場ドア開閉音診断の実施を発令して前記走行制御装置に対して前記かごドア及び前記乗場ドアが係合する階床に前記乗りかごを走行させて停止させる指示、並びに前記ドア制御装置による当該かごドア及び当該乗場ドアの開閉動作を行わせる指示を行った上で当該音声データ比較手段による乗場ドア開閉時の当該乗場ドア開閉音診断を前記比較の結果により行わせることを特徴とするエレベータ用ドア診断システム。
  3. 請求項2記載のエレベータ用ドア診断システムにおいて、前記監視装置は、通信回線を介して管制システムに接続されると共に、前記音声データ比較手段から取得した前記比較の結果が異常を示す場合に当該通信回線を介して当該管制システムへ通報を行うことを特徴とするエレベータ用ドア診断システム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項記載のエレベータ用ドア診断システムにおいて、前記ドア診断装置における前記音声データ比較手段は、前記音声データ記録手段に前記音声データが記録されておらず、比較対象がない場合にはそのまま前記集音手段からの集音により得られた前記音声データを当該音声データ記録手段に記録すると共に、前記比較の結果を正常状態とみなすことを特徴とするエレベータ用ドア診断システム。
JP2012059074A 2012-03-15 2012-03-15 エレベータ用ドア診断システム Active JP5571726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059074A JP5571726B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 エレベータ用ドア診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012059074A JP5571726B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 エレベータ用ドア診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013193798A JP2013193798A (ja) 2013-09-30
JP5571726B2 true JP5571726B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=49393224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012059074A Active JP5571726B2 (ja) 2012-03-15 2012-03-15 エレベータ用ドア診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5571726B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11780704B2 (en) 2020-02-06 2023-10-10 Otis Elevator Company Measurement and diagnostic of elevator door performance using sound and video

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6029549B2 (ja) * 2013-07-19 2016-11-24 三菱電機株式会社 エレベータドアの診断装置およびエレベータドアの診断方法
CN104192665B (zh) * 2014-08-25 2016-12-28 宁夏电通物联网科技股份有限公司 电梯厅门检测报警系统及方法
CN105621189B (zh) * 2016-03-20 2018-01-26 广州东方电梯有限公司 一种电梯轿厢自动防滑坠装置
CN106494982A (zh) * 2016-12-08 2017-03-15 宁波永良电梯技术发展有限公司 智能感应电梯门
JP6611845B2 (ja) * 2018-03-16 2019-11-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置、エレベータドアの遠隔診断システム及びエレベータドアの遠隔診断方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4481621B2 (ja) * 2003-10-30 2010-06-16 三菱電機株式会社 エレベータの地震時点検装置
JP5199553B2 (ja) * 2006-07-20 2013-05-15 株式会社日立ビルシステム エレベーターの異常診断システム
JP4876136B2 (ja) * 2009-02-17 2012-02-15 株式会社日立製作所 異常診断装置および異常診断方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11780704B2 (en) 2020-02-06 2023-10-10 Otis Elevator Company Measurement and diagnostic of elevator door performance using sound and video

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013193798A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5571726B2 (ja) エレベータ用ドア診断システム
JP6029549B2 (ja) エレベータドアの診断装置およびエレベータドアの診断方法
JP5289607B1 (ja) 遠隔監視支援装置、遠隔監視システム、遠隔監視支援プログラムおよび遠隔監視プログラム
JP4872379B2 (ja) エレベータの異常検出装置及びエレベータの異常検出方法
JP2013049546A (ja) エレベータ用異常音診断方法及びシステム
KR20120085805A (ko) 엘리베이터 시스템의 원격 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 엘리베이터 시스템
CN111212804B (zh) 电梯系统、测试系统、门阻塞检测系统、紧急呼叫处理系统、呼叫单元、监控系统及相关方法
CN108569604B (zh) 电梯及其轿厢内异常检测装置的诊断系统和诊断方法
JP2011042480A (ja) エレベータ装置
JP5389228B1 (ja) 遠隔監視支援装置、遠隔監視システムおよび遠隔監視プログラム
WO2020031284A1 (ja) エレベータ診断システム
JP6997680B2 (ja) エレベーター異常監視システム及びエレベーター異常監視方法
JP5599530B1 (ja) 遠隔監視支援装置
CN103145014A (zh) 电梯远程监视装置
JP5090650B2 (ja) エレベータの戸開閉異常監視装置
JP5389988B1 (ja) 遠隔監視支援装置および遠隔監視システム
JP2007197150A (ja) エレベータの地震復旧運転方法
JP5289603B1 (ja) 遠隔監視支援装置、遠隔監視システム、遠隔監視支援プログラムおよび遠隔監視プログラム
JP2013256344A (ja) エレベータ用ドア制御装置
JP5512588B2 (ja) エレベータ制御装置
JP2007197117A (ja) エレベータ制御ケーブルの異常検出装置及びそれを用いたエレベータの地震時復旧診断システム
JP4804777B2 (ja) エレベータ装置
JP2020073410A (ja) 遠隔監視支援装置
JP5960646B2 (ja) 遠隔監視支援装置、遠隔監視システム、遠隔監視支援プログラムおよび遠隔監視プログラム
JP2016055960A (ja) エレベータの地震自動復旧運転装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20140617

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20140626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5571726

Country of ref document: JP