JP4789863B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、内槽及び外槽を有して、洗い、脱水、及びすすぎを行う洗濯機に関する。
従来より、全自動洗濯機は内槽及び外槽を有し、外槽は回転することがないのに対して、内槽は脱水時に回転するものとなっている。このような洗濯機にあっては、洗いの後の脱水時に、洗剤分を含む水が内槽から排出され、排出された水が内槽の回転により外槽との間で撹拌されて気泡を発生し、更に撹拌され続けることによってクリーム状となることがある。また、脱水時に洗濯物の分布が片寄り、アンバランスな状態となって振動が発生した場合、泡の発生が助長され、ついには内槽の回転を阻害するほどになる(いわゆる泡拘束の状態)こともある。
これに対し、特許文献1に開示された洗濯機では、脱水時に泡拘束を検出する手段を設け、泡拘束を検出した場合、その後脱水を中断して、いわゆる修正すすぎを行う。この場合は、強制的に注水すすぎ(オーバーフローすすぎ)とし、内槽から外槽に排出される水により、発生した泡を消している。
一方、脱水用開口部を内槽の側面にも有し、洗い及びすすぎの場合に内槽及外槽が連通される洗濯機において、脱水時に泡拘束及び/又はその原因となるアンバランス状態を検出したとき、次に行うためすすぎの水位を、洗濯物の容量に応じて所定水位より10mm刻みで高めに設定することにより、すすぎ性能の低下を抑える洗濯機が提案されている(特許文献2参照)。
特開平9−28985号公報 特開2004−8467号公報
しかしながら、従来の洗濯機では更に泡拘束の程度が進行して、発生した泡が水位検出用のエアートラップ内に浸入することがあった。このため、内槽内の水位がエアートラップ内の空気圧に正常に変換されなくなり、内槽に所定水位まで給水するときの水位検出の妨げとなって、所要時間内に所定水位を検出できないことから、運転を中断せざるを得ない状況が発生することもあった。一方、特許文献1及び2に開示された技術では、エアートラップ内に浸入した泡を修正すすぎの給水が終わるまでに消して、水位検出の障害を復旧させることができない。
そこで、内槽内に水流を発生させてエアートラップ内の泡を早期に消すため、すすぎの給水開始に際して、パルセータを回転させることが考えられるが、水を含んだ洗濯物がパルセータの回転の重負荷となり、モータがロックすることが懸念される。また、低水位の場合、パルセータの回転に対する負荷を下げるため、パルセータを洗いの場合と同様のオン/オフ比で断続回転をさせたときに、洗濯物が内槽内で不均一に回転して、内槽の揺動を誘発するという問題もあった。
また、特許文献1に係る洗濯機では、泡拘束の程度を検出せずに次に行うすすぎを強制的に注水すすぎとしているため、泡拘束の程度が軽度の場合、ためすすぎと比較して不必要に水を消費する。そして泡拘束の程度が重度の場合、注水すすぎでも注水時間によってはすすぎの脱水が十分におこなわれないため、すすぎが十分に行われないことがあるという問題があった。
更にまた、特許文献2に係る洗濯機は、泡拘束の程度を検出せずに次に行うためすすぎの水位を所定水位より高くしているため、泡拘束の程度が軽度の場合、水位が高い分だけ不必要に水を消費するという問題は解消されない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、脱水時に泡拘束が発生した場合、脱水を中断して修正すすぎを行うときに、当該すすぎの給水開始から所定時間後より、水流を発生させるための羽根を下面に有するパルセータを回転させる手段を備えることにより、修正すすぎが水位検出の障害で妨げられることを防止できる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、修正すすぎの給水中にパルセータを回転させる場合、断続的に回転させることにより、修正すすぎの給水中に内槽の揺動を低減することができる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、修正すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させる時間を、洗いの場合に回転させる時間より短時間とすることにより、修正すすぎが内槽の揺動で妨げられることを防止できる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、脱水時に軽度の泡拘束が発生した場合、ためすすぎによる修正すすぎを行い、重度の泡拘束が発生した場合、注水すすぎによる修正すすぎを行うように構成することにより、泡拘束の程度により節水をしつつ、泡拘束の状態を解消させることができる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、脱水時に重度の泡拘束が発生した場合、設定水位と所定水位との比較判定結果に基づいて、ためすすぎ又は注水すすぎによる修正すすぎを行うように構成することにより、泡拘束の程度によって更にきめ細かく節水しつつ、泡拘束の状態を解消させることができる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、脱水時に重度の泡拘束が発生した場合、設定水位と所定水位との比較判定結果に基づいて、ためすすぎによる修正すすぎを行うときは、設定水位より高水位で行うように構成することにより、節水効果及び泡拘束の状態の解消効果が調整された洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、修正すすぎ及び脱水を所定回数行ってもなお泡拘束が発生した場合、運転を中断して異常を報知するように構成することにより、泡拘束による異常に対し、使用者が対処することができる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、修正すすぎを行ってもなお泡拘束が発生した場合、注水すすぎを行うように構成することにより、頑固な泡拘束の状態を解消させることができる洗濯機を提供することにある。
本発明の他の目的は、修正すすぎを行ってもなお泡拘束が発生した場合、注水すすぎを行うときは、注水時間が設定時間より長時間となるように構成することにより、更に頑固な泡拘束の状態を解消させることができる洗濯機を提供することにある。
本発明に係る洗濯機は、脱水用開口部及びパルセータを夫々上部及び下部に有し、内槽を外槽内に回転可能に設けてあり、洗い及びすすぎ夫々の後に脱水を行い、内槽の回転数を検出する検出手段と、脱水時に前記回転数が第1回転数以上であるか否かを判定する第1判定手段と、該第1判定手段が第1回転数未満であると判定した場合、脱水を中断させる手段と、中断後にすすぎを行わせるすすぎ制御手段とを備える洗濯機において、前記すすぎのための給水開始から所定時間が経過したときに、前記パルセータを回転させる回転制御手段を備え、前記パルセータは、水流を発生させるための羽根を下面に有することを特徴とする。
本発明にあっては、脱水時に内槽の回転数が所定の第1回転数に満たないことから泡拘束を検出した場合、脱水を中断してすすぎを行うときは、水位検出の障害が発生していることを前提にして、当該すすぎの給水開始から所定時間の経過後より、下面に羽根を有するパルセータを回転させることにより、パルセータ下方の水を外周方向へ押し出す。これにより、低水位の場合であっても、洗濯物がパルセータの回転の重負荷となってモータがロックすることを回避しつつ、エアートラップ内の泡をポンプアップ作用によってエアートラップ外へ吸引し、水位検出の障害を復旧させる。
本発明に係る洗濯機は、前記回転制御手段は、パルセータを断続的に回転させるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水を中断してすすぎを行う場合、給水中にパルセータを回転させるときに、断続的に回転させる。これにより、給水中の低水位の場合であっても、洗濯物の不均一な回転により生じる内槽の揺動を低減する。
本発明に係る洗濯機は、洗いの場合に前記パルセータを断続的に回転させる手段を備え、前記回転制御手段は、回転させる時間が、洗いの場合に回転させる時間より短時間であるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水を中断してすすぎを行う場合、給水中にパルセータを断続的に回転させる時間を、洗いの場合に回転させる時間より短時間として、洗濯物の不均一な回転が生じないように回転のオン/オフ比を下げる。これにより、給水中の低水位の場合であっても内槽の揺動を防止する。
本発明に係る洗濯機は、前記検出手段が検出した回転数が、第1回転数より小さい第2回転数以上であるか否かを判定する第2判定手段を備え、前記すすぎ制御手段は、第2判定手段の判定結果が第2回転数以上(又は第2回転数未満)の場合、ためすすぎ(又は注水すすぎ)を行わせるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水時に内槽の回転数が所定の第1回転数に満たないものの第2回転数以上となった場合、軽度の泡拘束と判断して脱水を中断し、ためすすぎを行う。この場合、すすぎ後の脱水時に洗濯物より脱水された水により、内・外槽間の泡が希釈される。また、前記回転数が第2回転数に満たない場合、重度の泡拘束と判断して脱水を中断し、注水すすぎを行って内・外槽間の泡を洗い流す。上記何れのすすぎにおいても、すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させて内槽内に水流を発生させる。
本発明に係る洗濯機は、すすぎのための水位を設定する手段と、第2判定手段の判定結果が第2回転数未満の場合、設定された水位が所定の水位以下であるか否かを判定する水位判定手段とを備え、前記すすぎ制御手段は、前記水位判定手段が所定の水位以下であると判定した場合、ためすすぎを行わせるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水時に内槽の回転数が第1回転数より小さい第2回転数に満たない場合、重度の泡拘束と判断して脱水を中断する。この場合、設定水位が所定の水位を超えるときは、ためすすぎでは解消できない重度の泡拘束の状態であると判断して注水すすぎを行う。また、設定水位が所定の水位以下であるときは、注水すすぎを行う必要がない程度の泡拘束と判断して、ためすすぎを行う。上記何れのすすぎにおいても、すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させて内槽内に水流を発生させる。
本発明に係る洗濯機は、前記すすぎ制御手段は、前記ためすすぎを、設定された水位より高水位で行わせるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水時に内槽の回転数が第1回転数より小さい第2回転数に満たない場合、重度の泡拘束と判断して脱水を中断する。この場合、設定水位が所定水位以下であるときは、すすぎ後の脱水時に洗濯物より脱水される水を増すため、設定水位より高水位でのためすすぎを行う。また、すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させて内槽内に水流を発生させる。
本発明に係る洗濯機は、前記すすぎ制御手段によるすすぎの実行回数を計数する計数手段と、該計数手段の計数内容を、前記すすぎ制御手段によるすすぎ直後に行う脱水を除いて、脱水に際し初期化する手段と、前記計数手段の計数内容が、0より大きい所定数以上であるか否かを判定する第3判定手段と、第1判定手段が第1回転数未満であると判定し、且つ第3判定手段が所定数以上であると判定した場合、運転を中断させて異常報知を行わせる手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水時に内槽の回転数が所定の第1回転数に満たないことから、泡拘束を検出して脱水を中断した場合、第3判定手段の判定結果が所定回数以上のとき、即ち、脱水を中断して行うすすぎ及び脱水を所定回数行っていたときは、自動運転による泡拘束の状態の解消が困難と判断し、運転を中断して使用者に異常を報知する。
本発明に係る洗濯機は、前記計数手段の計数内容が、1以上であるか否かを判定する第4判定手段を備え、前記すすぎ制御手段は、第4判定手段が1以上であると判定した場合、注水すすぎを行わせるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水を中断して行うすすぎ直後の脱水時に、内槽の回転数が所定の第1回転数に満たない場合、第4判定手段の判定結果が1以上のとき、即ち、脱水を中断して行うすすぎおよび脱水を1回以上行っていたときは、頑固な泡拘束が発生したと判断して脱水を中断し、内・外槽間の泡を洗い流すため、泡拘束の程度を判定することなく注水すすぎを行う。
本発明に係る洗濯機は、注水すすぎのための注水時間を設定する手段を備え、前記すすぎ制御手段は、注水すすぎのための注水を、設定された注水時間より長時間行わせるように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、脱水を中断して行うすすぎ直後の脱水時に、内槽の回転数が所定の第1回転数に満たない場合、頑固な泡拘束が発生したと判断して脱水を中断し、内・外槽間の泡を念入りに洗い流すため、注水時間が設定時間より長い注水すすぎを行う。
本発明によれば、脱水時に泡拘束が発生した場合、脱水を中断して修正すすぎを行うときに、当該すすぎの給水開始から所定時間後より、下面に羽根を有するパルセータを回転させてパルセータ下方の水を外周方向へ押し出すことにより、低水位の場合であっても、洗濯物がパルセータの回転の重負荷となってモータがロックすることが回避され、エアートラップ内の泡がエアートラップ外へ吸引される。従って修正すすぎの際の水位検出が正常に行われ、修正すすぎが水位検出の障害で妨げられることを防止できる。
本発明によれば、修正すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させることにより、給水中の低水位の場合であっても、洗濯物の不均一な回転によって内槽が揺すられることを抑制する。従って、修正すすぎの給水中に内槽の揺動を低減することができる。
本発明によれば、修正すすぎの給水中にパルセータを断続的に回転させる時間を、洗いの場合に回転させる時間より短時間として、洗濯物の不均一な回転が生じないように回転のオン/オフ比を下げることにより、給水中の低水位の場合であっても内槽が洗濯物及び水によって大きく揺すられることを防止する。従って、修正すすぎが内槽の揺動で妨げられることを防止できる。
本発明によれば、脱水時に軽度の泡拘束が発生した場合、節水が可能なためすすぎによる修正すすぎを行い、重度の泡拘束が発生した場合、より多くの水を消費するが泡を希釈する効果の大きい注水すすぎによる修正すすぎを行う。従って泡拘束の程度により節水をしつつ、泡拘束の状態を解消させることができる。
本発明によれば、脱水時に重度の泡拘束が発生した場合、設定水位が所定水位以下であるときは、注水すすぎを行う必要がない程度の泡拘束と判断してためすすぎによる修正すすぎを行う。従って泡拘束の程度によって更にきめ細かく節水しつつ、泡拘束の状態を解消させることができる。
本発明によれば、脱水時に重度の泡拘束が発生した場合、注水すすぎを行う必要がない程度の泡拘束と判断してためすすぎによる修正すすぎを行うときは、すすぎ後の脱水時に洗濯物より脱水される水を増すため、設定水位より高水位で行う。従って、節水効果及び泡拘束の状態の解消効果が調整される。
本発明によれば、修正すすぎ及び脱水を所定回数行ってもなお泡拘束が発生した場合、自動運転による泡拘束の状態の解消が困難と判断し、運転を中断して異常を報知する。従って泡拘束による異常に対し、使用者が対処することができる。
本発明によれば、修正すすぎ直後の脱水時に泡拘束が発生した場合、泡拘束の程度を判定することなく注水すすぎを行い、内・外槽間の泡を洗い流す。従って頑固な泡拘束の状態を解消させることができる。
本発明によれば、修正すすぎ直後の脱水時に泡拘束が発生した場合、泡拘束の程度を判定することなく注水すすぎを行うときは、注水時間を設定時間より長時間にして内・外槽間の泡を念入りに洗い流す。従って、更に頑固な泡拘束の状態を解消させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態)
図1は、本発明に係る洗濯機を模式的に示す側面断面図である。図中1は外装であり、外装1の内部には有底円筒状の水槽(外槽)2が防振機構3(一部を図示)によって吊持されている。外装1は、洗濯物を出し入れするための開口部1aを上面側に形成してある。開口部1aは蓋1bにて閉塞されるように構成されている。
水槽2には洗濯槽を兼ねた有底円筒状の脱水槽(内槽)4が内設され、水槽2の底部中央において回転可能に軸支されている。脱水槽4の上端部には、脱水運転時の脱水用開口部として、脱水孔4aが一列に周設されている。
脱水槽4の内底部には、洗濯運転時に洗濯水及び洗濯物を撹拌するパルセータ5が設けられ、脱水槽4に対して正・逆回転するように構成されている。パルセータ5の上面には、放射状に延びる突起部が複数形成され、下面には、水流を発生させるために、それ自体公知のポンプアップ用羽根5aを有している。
水槽2の外底部には、脱水槽4及びパルセータ5を回転させるためのモータ6及び伝動部9が配設されている。モータ6の回転駆動力は、Vベルト8を介して伝動部9に伝達される。伝動部9には、図示しない減速機構、クラッチ機構及びブレーキ機構が内蔵されている。伝動部9に伝達された駆動力は、減速機構及びクラッチ機構を介して、脱水槽4又はパルセータ5のいずれか一方に伝達される。また、モータ6の内部には、モータ6の回転に同期してパルスを発生する回転センサ7が内蔵されている。
脱水槽4の底部中央部は、水槽2を含めた他の部分から水密に遮断して設けられた排水路10に連通してある。排水路10は、排水弁11を介して外装1の外部に排水する排水ホース12へと導かれている。
脱水槽4より排水弁11に至る排水路10には、脱水槽4の貯水圧を空気圧に変換するエアートラップ13が、排水弁11に近接して設けられている。変換された前記空気圧は、外装1に沿うように内設された導圧パイプ14を介し、外装1の内部上方に配設された水位センサ15に連通されている。
外装1の上面の背面側には、外装1を遊貫して流入口16を設けてある。流入口16は、水道管に接続して市水を供給できるようになっている。また、流入口16は、外装1の内側上部に設けられた給水弁17を介して給水管17aに連接してある。給水管17aの他端部は、開口部1aの周辺部近傍より脱水槽4の内部に向けて開口している吐水口となっている。
外装1の天板は、正面側へ下り傾斜した略矩形の面を有し、当該面上に操作部18及び表示部19が並設されている。操作部18の操作状態は制御部21に入力され、表示部19の表示内容は制御部21により更新制御される。
図1の構成において伝動部9は、洗濯運転の場合、Vベルト8を介して伝達された回転駆動力を減速機構で減速し、更にクラッチ機構を介してパルセータ5に伝達する。一方脱水運転の場合、伝動部9は、前記回転駆動力を減速機構で減速せずに、クラッチ機構を介して脱水槽4に伝達する。また排水弁11が、排水及び脱水の場合に開くことにより、脱水槽4に溜められた水が排水路10及び排水ホース12を通じて外部に排水される。更に給水弁17は、洗い及びすすぎの場合に開き、脱水槽4に市水を供給する。
尚、パルセータ5の上下両面間には複数の孔を貫通させて形成してあり、該孔を通じて、洗いの場合に、前述した水流の源となる水をパルセータ5の上面から下面方向に向けて供給する。ポンプアップ用羽根5aの作用でパルセータ5の下部から外周方向に押し出された水は、循環水路4bを経て図示しない吐水口から脱水槽4に戻され、洗いの効果を高めている。
図2は、制御部21及び周辺回路のブロックである。制御部21は、プログラム等の情報を記憶するROM、ROMに予め格納されている制御プログラムに従って入出力制御及び演算を実行するCPU、一時的に発生した情報を記憶するRAM、並びに外部回路との入出力を行う入出力インタフェースを有している。制御部21の入出力インタフェースには、操作部18、表示部19、ブザー20、モータ駆動回路22、駆動回路23、回転センサ7、及び水位センサ15が接続されている。
操作部18は、使用者が運転内容を設定操作するための操作スイッチを有している。表示部19は、設定された内容、残時間、及びエラーコードを表示する。ブザー20は、操作音、終了音、及びエラー報知音を鳴動させる。
制御部21は、モータ駆動回路22を介してモータ6を正・逆回転させる制御を行い、モータ6が回転するときに発生するパルスを回転センサ7から入力してモータ6の回転数を算出する。また制御部21は、駆動回路23を介して排水弁11及び給水弁17を開閉する。更に制御部21は、水位センサ15の出力より脱水槽4の水位を検出して、洗い及びすすぎの際に給水弁17の開閉を制御することにより、所定水位まで脱水槽4に市水を給水させる。
図3は、脱水時に脱水槽4の回転数が、時間と共に変化する様子を示す説明図である。洗いが終了した場合、排水弁11を開き、脱水槽4内の水を排水してからモータ6を回転させ、伝動部9に伝達された動力で脱水槽4を回転させて脱水を行う。通常の脱水は、図3に示すように回転速度の各段階に応じて、低速脱水1(300rpm)、低速脱水2(500rpm)、定常速脱水(900rpm)、及び慣性脱水(900rpm以下)の順に行う。低速脱水1、低速脱水2、及び定常速脱水の夫々に対し、異なる2つの泡拘束判定速度を定義し、前記各段階の脱水において泡拘束の発生の有無及び/又は泡拘束の程度を判定する。
ここで泡拘束は、脱水の際に脱水孔4aを通って脱水槽4と水槽2との間に流れ出した洗濯液が脱水槽4の回転により撹拌され、脱水槽4と水槽2との間に泡が充満して、脱水槽4の回転が阻害される状態を言う。前記洗濯液は、洗濯機外に延びた排水ホース12が敷居等の段差で持ち上げられ、又は排水ホース12の先端が壁等の障害物で塞がれて排水状態が悪くなった場合、脱水槽4と水槽2との間に残留して泡拘束を助長するときがある。
泡拘束の程度が進行した場合、脱水槽4と水槽2との間に発生した泡が排水ホース12から排水路10を経てエアートラップ13内に浸入し、水圧から変換された空気圧が水位センサ15に正確に伝わらないときもある。
図4及び図5は、低速脱水1における泡拘束の判定に係る制御部21の処理手順を示すフローチャートである。制御部21は、洗いが終わった後、すすぎ前のいわゆる中間脱水を低速脱水1から開始する場合、修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)を「0」に初期化し(ステップS1)、更に駆動回路23をオンして排水弁11を開くことにより、排水を開始する。また、泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)を「0」に初期化する(ステップS2)。
制御部21は、水位センサ15から読み取った水位がリセット水位(脱水のためにモータ6の回転を開始する水位)以下となったか否かを判定する(ステップS3)。リセット水位より高水位と判定した場合(ステップS3:NO)、制御部21は排水開始から6分を経過したか否かを判定する(ステップS4)。排水開始から6分を経過していないと判定した場合(ステップS4:NO)、制御部21は処理をステップS3に戻す。排水開始から6分を経過したと判定した場合(ステップS4:YES)、制御部21は、排水状態に問題があるものとして、運転を中断する。更に制御部21は、排水エラーの報知として表示部19に排水エラーを表示すると共にブザー20を鳴動させ(ステップS5)、処理を終了する。
水位センサ15から読み取った水位がリセット水位以下となったと判定した場合(ステップS3:YES)、制御部21は、駆動回路23により伝動部9のクラッチ機構を駆動し、伝動部9の動力を脱水槽4側に伝達させるようにする。更にモータ駆動回路22をオンしてモータ6を回転させ、脱水槽4を回転させる(ステップS6)。次いで制御部21は、回転センサ7から入力されたパルスより脱水槽4の脱水回転速度を算出し、一定時間内に脱水回転速度が目標回転速度(300rpm)より遅い回転速度A1以上となったか否かを判定する(ステップS7)。脱水回転速度がA1以上になったと判定した場合(ステップS7:YES)、制御部21は、低速脱水1における泡拘束の判定処理を正常終了する。
脱水回転速度がA1に満たないと判定した場合(ステップS7:NO)、制御部21は、泡拘束が発生したものとして、修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)が「2」以上になったか否かを判定する(ステップS8)。修正すすぎの実行回数(FL1)が「2」以上になったと判定した場合(ステップS8:YES)、制御部21は、自動運転による泡拘束の状態の解消が困難であるものとして、運転を中断する。更に制御部21は、使用者に泡拘束への対処をさせるため、脱水エラーの報知として表示部19に脱水エラーを表示すると共にブザー20を鳴動させ(ステップS9)、処理を終了する。
修正すすぎの実行回数(FL1)が「2」未満であると判定した場合(ステップS8:NO)、制御部21は修正すすぎの実行回数(FL1)が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS10)。修正すすぎの実行回数(FL1)が「1」以上であると判定した場合(ステップS10:YES)、制御部21は、頑固な泡拘束が発生したものとして、泡拘束の程度を判定することなく注水すすぎを行うため、修正すすぎに係るサブルーチンを呼び出すステップS13に処理を移す。
修正すすぎの実行回数(FL1)が「1」未満であると判定した場合(ステップS10:NO)、制御部21は、脱水回転速度がA1より小さいA2以上であるか否かを判定する(ステップS11)。脱水回転数がA2以上であると判定した場合(ステップS11:YES)、制御部21は、軽度の泡拘束が発生したものとして、ためすすぎを行うため、修正すすぎに係るサブルーチンを呼び出すステップS13に処理を移す。
脱水回転数がA2未満であると判定した場合(ステップS11:NO)、制御部21は、重度の泡拘束が発生したものとして、泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)を「1」に設定する(ステップS12)。そして制御部21は、高水位でのためすすぎ又は注水すすぎを行うため、修正すすぎに係るサブルーチンを呼び出して修正すすぎに係る処理を実行する(ステップS13)。
次いで、制御部21は、修正すすぎに係るサブルーチンからエラーリターンしたか否かを判定する(ステップS14)。エラーリターンしたと判定した場合(ステップS14:YES)、制御部21は処理を終了する。エラーリターンしなかったと判定した場合(ステップS14:NO)、制御部21は、修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)の内容に「1」を加算し(ステップS15)、処理をステップS2に戻す。
図6及び図7は、修正すすぎのサブルーチンに係る制御部21の処理手順を示すフローチャートである。修正すすぎに係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部21はモータ駆動回路22をオフしてモータ6を停止させ、脱水を中断する。また制御部21は、駆動回路23をオフして排水弁11を閉じるとともに、駆動回路23をオンして給水弁17を開き、給水を開始する。更に制御部21は、泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)を「0」に初期化する(ステップS20)。
その後制御部21は、給水を続けて、1分が経過したか否かを判定する(ステップS21)。1分が経過していないと判定した場合(ステップS21:NO)、制御部21は、処理をステップS21に戻し、1分が経過するまで待機する。S21における1分とは、給水水量を標準で15リットル/分と推定し、給水量が15リットルに達するのを待つための時間である。経過待ちの時間は、洗いの場合に設定水量(既知水量)まで給水するのに要した時間から計算される時間としてもよい。また、経過待ちの間に給水されるべき水量は、15リットルに限定するものではない。
尚、脱水槽4内の水位が低い状態でパルセータ5の回転を開始したときは、洗濯物がパルセータ5の回転に対する直接の負荷となり、モータ6がロックする可能性がある。従って制御部21は、所定時間が経過するまで水位の上昇を待つように制御している。この場合、エアートラップ13内に浸入した泡によって、水位検出が正常に行われない可能性があるため、水位の検出は行わない。
そして制御部21は、駆動回路23により伝動部9のクラッチ機構を駆動し、伝動部9の動力をパルセータ5側に伝達させるようにする。更にモータ駆動回路22をオンしてモータ6を回転させ、伝動部9に伝達された駆動力によってパルセータ5を断続的に回転させて脱水槽4内に水流を発生させる(ステップS22)。
尚、パルセータ5の回転をオンさせる時間を洗いの場合より短時間とすることにより、低水位の場合であっても脱水槽4が水流で大きく揺すられることが回避される。また、パルセータ5の下部に付設されたポンプアップ用羽根5aの水流作用により、エアートラップ13内に浸入した泡が、排水路10を介して脱水槽4に効果的に吸引される。
次いで制御部21は、泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「1」(重度の泡拘束の発生を示す)、且つ洗濯量に応じて設定された水位が所定水位以下の低水位であるか否かを判定する(ステップS23)。泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「1」でない、又は設定水位が低水位でないと判定した場合(ステップS23:NO)、制御部21は、給水水位を判定するステップS25に処理を移す。
泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「1」且つ設定水位が低水位であると判定した場合(ステップS23:YES)、制御部21は泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)を「1」に設定する(ステップS24)。そして制御部21は、水位センサ15から読み取った水位が設定水位以上となったか否かを判定する(ステップS25)。設定水位以上になっていないと判定した場合(ステップS25:NO)、制御部21は、ステップS20の給水開始から15分を経過したか否かを判定する(ステップS26)。給水開始から15分を経過していないと判定した場合(ステップS26:NO)、制御部21は、処理をステップS25に戻す。
給水開始から15分を経過したと判定した場合(ステップS26:YES)、制御部21は、排水状態に問題があるものとし、運転を中断する。そして、給水エラーの報知として表示部19に給水エラーを表示すると共にブザー20を鳴動させる(ステップS27)。そして制御部21は、修正すすぎに係るサブルーチンの処理を終えてエラーリターンする。
尚、発生した泡がエアートラップ13内に浸入し、水位センサ15に空気圧が正常に伝わらない場合、ここでの給水エラーに至ることがある。
水位センサ15から読み取った水位が設定水位以上になったと判定した場合(ステップS25:YES)、制御部21は、泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「0」(軽度の泡拘束の発生を示す)であるか否かを判定する(ステップS28)。泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「0」と判定した場合(ステップS28:YES)、制御部21は、軽度の泡拘束が発生したものとする。そして制御部21は、ためすすぎを行う前に、修正すすぎの実行回数を判定するステップS31に処理を移す。
泡拘束の程度を示すフラグ(FL0)が「0」でないと判定した場合(ステップS28:NO)、制御部21は、重度の泡拘束が発生したものとする。そして制御部21は、注水すすぎを行う前に泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)が「0」(泡拘束の程度を示すフラグFL0が1でない又は設定水位が低水位でないことを示す)であるか否かを判定する(ステップS29)。泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)が「0」であると判定した場合(ステップS29:YES)、制御部21は、多くの水を消費するが泡を希釈する効果の大きい注水すすぎを実行する(ステップS30)。具体的には、修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)が「1」以上のときは、前回までの修正すすぎでは泡拘束の状態が解消できていないため、設定時間より注水時間を延長して、更に念入りに注水すすぎを行う。その後修正すすぎに係るサブルーチンの処理を終えて正常にリターンする。
泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)が「0」でないと判定した場合(ステップS29:NO)、制御部21は、重度の泡拘束が発生したものとする。この場合、設定水位が所定の水位以下であるので、制御部21は、設定水位より1段高水位でためすすぎを行えば泡拘束が解消されるものとし、更に修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS31)。修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)が「1」以上であると判定した場合(ステップS31:YES)、制御部21は、前回までの修正すすぎでは泡拘束の状態が解消できていないものとし、ためすすぎを行わずに、注水すすぎを実行するステップS30に処理を戻す。
修正すすぎの実行回数を計数するカウンタ(FL1)が「1」以上でないと判定した場合(ステップS31:NO)、制御部21は、初めての修正すすぎであるものとして、節水効果の大きいためすすぎを実行する(ステップS32)。具体的には、泡拘束の程度及び設定水位に係るフラグ(FL2)が「1」のときは、重度の泡拘束が発生しているものとして、設定水位より1段高水位でためすすぎを行う。そして制御部21は、修正すすぎに係るサブルーチンの処理を終え、正常にリターンする。
尚、ためすすぎでは内・外槽間の泡を希釈する効果が小さいが、軽度の泡拘束の場合又は設定水位が低い場合は、泡の発生量が比較的少ないため、ためすすぎの直後に行う脱水において、洗濯物から内・外槽間に排出される水により、泡が希釈されて泡拘束の状態を解消できる。この場合、設定水位より1段高水位とすれば、すすぎの際に洗濯物から排出される水に含まれる洗剤分を更に減少させることができ、泡の希釈効果を高められる。
このように構成された実施の形態に係る洗濯機にあっては、修正すすぎの給水開始から所定時間後より、下面に羽根を有するパルセータを断続的に回転させてパルセータ下方の水を外周方向へ押し出し、回転させる時間を洗いの場合より短時間とすることにより、脱水槽が洗濯物及び水によって大きく揺すられることなくエアートラップ内の泡がエアートラップ外へ吸引される。従って修正すすぎの際の水位検出が正常に行われ、脱水槽の揺動を防止しつつ修正すすぎが水位検出の障害で妨げられることがなくなる。
また、脱水時に軽度の泡拘束が発生した場合、節水効果の最も大きいためすすぎによる修正すすぎを行い、重度の泡拘束が発生した場合、設定水位より高水位でのためすすぎを行う。更に重度の泡拘束が発生した場合、最も多くの水を消費するが泡を希釈する効果の大きい注水すすぎによる修正すすぎを行う。従ってきめ細かく節水しつつ、泡拘束の状態を解消させることができる。
更にまた、修正すすぎ及び脱水を所定回数行ってもなお泡拘束が発生した場合、運転を中断して異常を報知する。従って泡拘束による異常に対し、使用者が対処することができる。
更にまた、修正すすぎ直後の脱水時に泡拘束が発生した場合、注水時間が設定時間より長い注水すすぎを行い、内・外槽間の泡を念入りに洗い流す。従って頑固な泡拘束の状態を解消させることができる。
尚、本実施の形態にあっては、低速脱水1を行う場合について説明したが、低速脱水2及び定常速脱水の場合に、夫々異なる2つの回転速度を定義して泡拘束の程度を判定することにより、図4乃至図7と同様のフローチャートによる処理を行って泡拘束の状態を解消してもよい。更に泡拘束の判定速度は、低速脱水1、低速脱水2及び/又は定常速脱水の夫々について3つ以上設け、泡拘束の状態を解消するためのきめ細かい処理を行ってもよい。
また、泡拘束の検出を行うのは、図3における低速脱水1、低速脱水2及び定常速脱水の期間に限るものではなく、脱水の回転を加速する期間であってもよい。
更にまた、図5のステップS8において、修正すすぎの実行回数を「2」と比較判定しているが、比較される数値は「2」に限定するものではなく、「1」又は「3」以上としてもよい。尚、前記数値を「1」とした場合、修正すすぎ直後の脱水でステップS8に至ったときは、常に「YES」と判定される。また、ステップS10での判定結果は、常に「NO」となる。
本発明に係る洗濯機を模式的に示す側面断面図である。 制御部及び周辺回路のブロック図である。 脱水時に脱水槽の回転数が、時間と共に変化する様子を示す説明図である。 低速脱水1における泡拘束の判定に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 低速脱水1における泡拘束の判定に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 修正すすぎのサブルーチンに係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 修正すすぎのサブルーチンに係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 外装
1a 開口部
1b 蓋
2 水槽
3 防振機構
4 脱水槽
4a 脱水孔
4b 循環水路
5 パルセータ
5a ポンプアップ用羽根
6 モータ
7 回転センサ
8 Vベルト
9 伝動部
10 排水路
11 排水弁
12 排水ホース
13 エアートラップ
14 導圧パイプ
15 水位センサ
16 流入口
17 給水弁
17a 給水管
18 操作部
19 表示部
20 ブザー
21 制御部
22 モータ駆動回路
23 駆動回路

Claims (4)

  1. 脱水用開口部及びパルセータを夫々上部及び下部に有し、内槽を外槽内に回転可能に設けてあり、洗い及びすすぎ夫々の後に脱水を行い、内槽の回転数を検出する検出手段と、脱水時に前記回転数が第1回転数以上であるか否かを判定する第1判定手段と、該第1判定手段が第1回転数未満であると判定した場合、脱水を中断させる手段と、中断後にすすぎを行わせるすすぎ制御手段とを備える洗濯機において、
    前記すすぎのための給水開始から所定時間が経過したときに、前記パルセータを回転させる回転制御手段を備え、
    前記パルセータは、水流を発生させるための羽根を下面に有することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記検出手段が検出した回転数が、第1回転数より小さい第2回転数以上であるか否かを判定する第2判定手段を備え、
    前記すすぎ制御手段は、第2判定手段の判定結果が第2回転数以上(又は第2回転数未満)の場合、ためすすぎ(又は注水すすぎ)を行わせるように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. すすぎのための水位を設定する手段と、
    第2判定手段の判定結果が第2回転数未満の場合、設定された水位が所定の水位以下であるか否かを判定する水位判定手段とを備え、
    前記すすぎ制御手段は、前記水位判定手段が所定の水位以下であると判定した場合、ためすすぎを行わせるように構成してあることを特徴とする請求項に記載の洗濯機。
  4. 前記すすぎ制御手段によるすすぎの実行回数を計数する計数手段と、
    該計数手段の計数内容を、前記すすぎ制御手段によるすすぎ直後に行う脱水を除いて、脱水に際し初期化する手段と、
    前記計数手段の計数内容が、0より大きい所定数以上であるか否かを判定する第3判定手段と、
    第1判定手段が第1回転数未満であると判定し、且つ第3判定手段が所定数以上であると判定した場合、運転を中断させて異常報知を行わせる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一つに記載の洗濯機。
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