JP4787258B2 - 音色記憶装置、音色記憶方法、音色記憶のためのコンピュータプログラム - Google Patents

音色記憶装置、音色記憶方法、音色記憶のためのコンピュータプログラム Download PDF

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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/24Selecting circuits for selecting plural preset register stops

Description

本件発明は、音色記憶装置、音色記憶方法、音色記憶のためのコンピュータプログラムに関し、特に種々の音色の組合せを記憶して使用できるようにしたものに関する。
従来、複数の音色の楽音を発音できる電子楽器/装置において、種々の音色の組合せを作るものがあった。このような音色の組合せは、例えばキーボード(鍵盤楽器)のアッパーキーボード(高音域)ではピアノの音色を設定し、ローアキーボード(低音域)ではコントラバスの音色を設定する。
このような音色の組合せセットは、読み出して再使用できるようにメモリに記憶されていた。
特開平9−319370号公報 特開平5−108070号公報
しかしながら、このような音色の組合せセットは、記憶手段の空きエリアの先頭番地から順番に書き込み順に記憶されていた。このため、この書き込まれた音色組合せセットを後に呼び出すときに、どこの番地にこの組合せセットを書き込んだかわかりにくくなり、探し出すのに苦労することがあった。
本件発明の目的は、音色の組合せセットを整理して記憶し、後に呼び出すときに、容易に所望の音色組合せセットを呼び出すことができるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本件発明は、楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択する複数の音色手段を所定数ずつの音色グループごとに分け、 この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶し、 上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットをさらに記憶させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させるようにした。
これにより、音色の組合せセットを音色グループごとに分けて記憶して整理することができ、音色の組合せセットを探して呼び出すときも困難がなく容易となる。しかも、音色手段についても、この音色グループごとに分けられているので、音色手段を選択するときでも、わかり易くなっている。
さらに、当該音色の組合せセットは各音色手段に対応して記憶されているので、音色の組合せセットの呼び出しがわかり易くなる。また、記憶手段も音色手段も同じ音色グループごとに分けられているので、音色手段と音色組合せセットとの対応関係が明確になって音色手段で音色組合せセットを呼び出すときわかり易い。
音色記憶装置1、音色記憶方法及び音色記憶のためのコンピュータプログラムを記憶して実行する装置、自動/手動演奏装置、楽音装置または電子楽器(本装置)の全体回路を示す。 パネルスイッチ群13の一部を示す。 プログラム/データ記憶部4内の音色テーブル61を示す。 プログラム/データ記憶部4内のサウンド音色レジスタ41及びセットアップ音色レジスタ42を示す。 コントローラ(CPU)8によって実行される処理全体のフローチャートを示す。 スイッチ処理(ステップ05)中の音色ボタン21の操作処理のフローチャートを示す。 上記スイッチ処理(ステップ05)中のサウンドボタン22及びセットアップボタン23の操作処理のフローチャートを示す。 上記スイッチ処理(ステップ05)中のゾーンセレクトボタン24、ゾーンフェーダー26の操作処理のフローチャートを示す。 上記スイッチ処理(ステップ05)中のゾーンオン/オフボタン25、ゾーンフェーダー26の操作処理のフローチャートを示す。 スイッチ処理(ステップ05)中のストアボタン27の操作処理のフローチャートを示す。
符号の説明
1…音色記憶装置、4…プログラム/データ記憶部、
5…楽音信号発生部、6…サウンドシステム、7…情報記憶部、
8…コントローラ(CPU)、9…タイミング発生部、
11…キーボード、12…キーボードスキャン回路、
13…パネルスイッチ群、14…スイッチスキャン回路、
15…ミディ回路、16…アサイメントメモリ、
21…音色ボタン、21a…音色グループボタン、
21b…バリエーションボタン、22…サウンドボタン、
23…セットアップボタン、24…ゾーンセレクトボタン、
25…ゾーンオン/オフボタン、26…ゾーンフェーダー、
27…ストアボタン、41…サウンド音色レジスタ、
42…セットアップ音色レジスタ、61…音色テーブル。
(1)全体回路
図1は音色記憶装置1、音色記憶方法及び音色記憶のためのコンピュータプログラムを記憶して実行する装置、自動/手動演奏装置、シーケンサー、音源装置、楽音装置または電子楽器(以下「本装置」という)の全体回路を示す。
キーボード11の各キーは、楽音の発音及び消音を操作/指示するもので、キーボードスキャン回路12によってスキャンされ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、コントローラ(CPU)2によってプログラム/データ記憶部4のキーボードテーブルに書き込まれる。そして、それまでキーボードテーブルに記憶されていた各キーのオン、オフの状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2によって行われる。
このキーボード11は、ローアキーボード、アッパーキーボード、ペダルキーボード等から成っており、それぞれにつき異なる/同じ音色の楽音、つまり楽音波形または/及びエンベロープ波形の異なる/同じ楽音が発音される。なお、キーボード11は、場合によって、電子弦楽器、電子吹奏(管)楽器、電子打楽器(パッド等)、コンピュータのキーボード等で代用される。
このキーボード11によって演奏者の手動演奏のテンポまたはタッチが検出される。このようなタッチを検出するための速度センサー、加速度センサー、圧力センサーがキーボード11の各キーに対応して設けられる。
パネルスイッチ群13の各スイッチは、スイッチスキャン回路14によって、スキャンされる。このスキャンにより、各スイッチのオン、オフを示すデータが検出され、コントローラ2によってプログラム/データ記憶部4のスイッチテーブルに書き込まれる。そして、それまでスイッチテーブルに記憶されていた各スイッチのオン、オフの状態を示すデータと比較され、各スイッチのオンイベント、オフイベントの判別が、コントローラ2によって行われる。
上記パネルスイッチ群13には各種操作子及び各種スイッチが設けられ、この各種操作子及び各種スイッチはスイッチ、ペダル、ホイール、レバー、コントローラ、ジョイスティック、ダイヤル、ハンドル、回転/スライドつまみ/ボリューム、ベンダー、タッチスイッチ等である。このペダルはダンパペダル、サスティンペダル、ミュートペダル、ソフトペダル等である。
発音される楽音は上記キーボード11による手動演奏の楽音または演奏情報から再生された自動演奏の楽音である。この手動演奏または自動演奏の演奏情報/楽音情報/発音情報/消音情報は外部接続機器からミディ回路15からも送られてくる。このミディ回路15を通じて外部接続機器へこの演奏情報/楽音情報/発音情報/消音情報が送られていく。
これらの送受情報の中には音色情報(トーンナンバデータ/音色組合せセット)、音量情報(ラウドネスデータ)、タッチ情報(ベロシティデータ)、音高情報(キーナンバデータ)、音域情報(セットアップ音域データ)、エンベロープ情報などの音楽的ファクタ情報も含まれる。
ミディ回路15は、外部接続された電子楽器との間で楽音データの送受を行うためのインターフェースである。この楽音データはMIDI(ミュージカルインスツルメントデジタルインターフェース)規格のもので、この楽音データに基づいた発音も行われる。
上記キーボード11またはミディ回路15には、手動演奏装置のほか、自動演奏装置も含まれる。これらキーボード11、パネルスイッチ群13及びミディ回路15から発生された上記演奏情報等(楽音情報)は、楽音を発生させるための情報である。
上記音高情報はキーナンバデータKNとして取り込まれる。このキーナンバデータKNはオクターブデータ(音域データ)と音名データとからなる。上記音色情報は、鍵盤楽器(ピアノ等)、管楽器(フルート等)、弦楽器(バイオリン等)、打楽器(ドラム等)の楽器(発音媒体/発音手段)の種類等に対応しており、トーンナンバデータTNとして取り込まれる。上記エンベロープ情報は、上述のエンベロープスピードES、エンベロープレベルEL、エンベロープタイムET、エンベロープフェーズEFなどである。
このような音楽的ファクタ情報は、コントローラ(CPU)8へ送られ、後述の各種信号、データ、パラメータの切り換えが行われ、楽音の内容が決定される。上記演奏情報等はコントローラ8で処理され、各種データが楽音信号発生部5へ送られ、楽音波形信号が発生され、サウンドシステム6から発音/出力される。コントローラ8はCPU、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、ROM及びRAMなどからなっている。
プログラム/データ記憶部4(内部記憶媒体/手段)はROMまたは書き込み可能なRAM、フラッシュメモリまたはEEPROM等の記憶装置からなり、光ディスクまたは磁気ディスク等の情報記憶部7(外部記憶媒体/手段)に記憶されるコンピュータのプログラムが書き写され記憶される(インストール/転送される)。
またプログラム/データ記憶部4には外部の電子楽器またはコンピュータから上記ミディ回路15または送受信装置を介して送信されるプログラムも記憶される(インストール/転送される)。このプログラムの記憶媒体は通信媒体も含む。
このプログラムは、コントローラ(CPU)8が各種処理を行うための後述する各フローチャートに応じた楽音発生のためのプログラムである。このプログラム/データ記憶部4には、上述した音楽的ファクタ情報、上述した各種データ及びその他の各種データも記憶される。この各種データには時分割処理に必要なデータや時分割チャンネルへの割当のためデータ等も含まれる。
楽音信号発生部5では、各楽音ごとに楽音波形信号が繰り返し発生されサウンドシステム6から発音出力される。上記音高情報に応じて、この繰り返し発生される楽音波形信号の発生速度は変化される。また上記音色情報などの音楽的ファクタ情報に応じて、この繰り返し発生される楽音波形信号の波形形状は切り換えられる。この楽音信号発生部5は時分割処理によって複数の楽音信号が同時に独立して並行して生成されポリフォニックに発音される。
タイミング発生部9からは、楽音生成装置の全回路の同期を取るためのタイミングコントロール信号が各回路に出力される。このタイミングコントロール信号は、各周期のクロック信号のほか、これらのクロック信号を論理積または論理和した信号、時分割処理のチャンネル分割時間の周期を持つチャンネルクロック信号、この整数倍または整数分の1の周波数のクロック信号、チャンネルナンバデータCHNo、タイムカウントデータ(発音時間情報)などを含む。上記スキャン処理もこのクロック信号に基づいて所定周期ごとに実行される。
上記楽音信号発生部5の中またはプログラム/データ記憶部4の中には、アサイメントメモリ16が設けられている。このアサイメントメモリ16は上記時分割チャンネルの数に応じたメモリエリアを有し、各チャンネルに割り当てられた楽音似応じ当該楽音を生成するための上記演奏情報等/楽音情報/音楽的ファクタ情報等が書き込まれる。この書き込まれた楽音情報等に応じて各チャンネルに割り当てられた楽音が発音/消音される。
(2)パネルスイッチ群13
図2は上記パネルスイッチ群13の一部を示す。このパネルスイッチ群13には、音色ボタン21、サウンドボタン22、セットアップボタン23、ゾーンセレクトボタン24、ゾーンオン/オフボタン25、ゾーンフェーダー26、ストアボタン27などが設けられている。
音色ボタン21は種々の音色情報(トーンナンバデータ)を指定/選択するためのものであり、楽音における複数の互いに異なる種類の音色が1つずつ選択される。この音色ボタン21は、音色グループを指定する音色グループボタン21aとこの各音色グループの中の具体的な音色を指定するバリエーションボタン21bとからなっている。
上記各音色グループは、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器などの楽器の「包括的種類(包括的音色)」に対応して分けられて分類/整理されており、上記「具体的音色」は、ピアノ、オルガン、バイオリン、チェロ、フルート、トランペット、ドラム、シンバルなどの楽器の具体的種類、エンベロープ波形の形状、周波数成分、残響量または共鳴量等に対応して分けられて分類/整理されている。したがって、各具体的音色は、所定数ずつの音色グループごとに分けられている。
音色の指定にあたっては、音色グループボタン21aでまず上記包括的音色を指定/選択し、バリエーションボタン21bで上記具体的音色を指定/選択する。音色グループボタン21aで8種類の包括的音色を選択でき、バリエーションボタン21bの一列目の8個と二列目の4個とで、合計32種類の具体的音色を選択でき、合計256種類の音色を選択できる。
このバリエーションボタン21bに加えて操作つまみ等を操作することによって、楽器の具体的種類のほか、エンベロープ波形の形状、周波数成分、残響量または共鳴量等を変更することができる。したがって、バリエーションボタン21bは、所定数ずつの音色グループボタン21aごとに分けられている。
なお、上記包括的音色と上記具体的音色とは、エンベロープの基本波形とこれを変化させた波形、楽音波形の基本波形とこれを変化させた波形または高調波成分の含有量を変化させた波形、エンベロープの基本波形とこれに付加する他のエンベロープ波形、残響量または共鳴量を変化させた波形、楽音波形の基本波形とこれに付加する他の楽音波形、残響量または共鳴量を変化させた波形などに対応していてもよい。
サウンドボタン22によって、上記音色ボタン21で、上述のように楽音における複数の互いに異なる種類の音色が1つずつ選択されるモードが選択される。また、セットアップボタン23によって、上記音色ボタン21で指定/選択された複数の音色の組合せセットをつくって書き込み/記憶させたり、いったん記憶させた音色組合せセットを読み出し/再生させたりするモードが選択される。
このように記憶された音色の組合せセットは、上記音色グループごとに分けられて分類/整理され、上記具体的音色ごとに記憶される。このため、音色の組合せセットは、音色グループボタン21aそれぞれに対応して音色グループごとに分けられて記憶され、さらに音色グループボタン21aごとの上記バリエーションボタン21bのいずれかに対応して記憶される。
したがって、上記音色ボタン21(音色グループボタン21a及びバリエーションボタン21b)のそれぞれに、上記音色組合せセットのそれぞれが対応して記憶されるとともに、上記音色ボタン21のそれぞれに上記異なる種類の音色のそれぞれも対応して記憶されることになる。よって、サウンドボタン22に及びセットアップボタン23とは、これら音色組合せセットの対応状態と、異なる種類の音色の対応状態とを切り換える役目を果たしていることになる。
「1」〜「4」の4つのゾーンセレクトボタン24によって、上記音色の組合せセットの中の1番目、2番目、3番目、4番目の各音色が個別に択一的に選択指定される。この選択指定は音色の組合せセットの書き込み/記憶時でも、読み出し/再生時でも、いずれでも可能である。
この組合せセットの中から選択指定されたn番目の音色は、上記音色ボタン21で具体的に選択決定される。しかも、このn番目の音色は、上記音色ボタン21を切り換えることによって、個別に変更することができる。またこのn番目の音色の楽音の音量(ラウドネス)は、次述するゾーンフェーダー26によって、個別に設定、選択または変更することができる。
さらに、このn番目の音色の楽音のエンベロープ波形の形状、周波数成分、残響量または共鳴量等を、上記操作つまみ(図示せず)等によって微妙に調整して、音色組合せセットの各音色を個別に音色加工することができる。このようにゾーンセレクトボタン24で選択される音色は、上記サウンドボタン22がオン状態で音色ボタン21によって個別に1つずつ選択指定された音色のこともあるし、上記セットアップボタン23がオン状態で音色ボタン21によって上記音色組合せセットのいずれかの音色のこともある。
このゾーンセレクトボタン24を押したまま、上記キーボード11のいずれか2つのキーを押すと、当該組合せセットの音色(ゾーン)の楽音のみが発音/出力可能な音域が指定される。この音域はこの2つのキーで挟まれた特定音域となる。この音域以外では当該音色の楽音は出力/発音されない。
「1」〜「4」の4つのゾーンオン/オフボタン25によって、各ゾーンごとに、上記組合せセットの各音色うち、発音されずミュートされる状態、全音域/全キーが当該ゾーンの音色で発音される状態、設定された音域エリアの範囲の音域/キー群が当該ゾーンで発音される状態が、循環的に切り換えられる。
このゾーンオン/オフボタン25の上記切り換えは、上記サウンドボタン22が押されたとき、セットアップボタン23が押されたとき、つまり、単一音色及び音色の組合せセットの読み出し/再生時及び書き込み/記憶時いずれでも機能できる。しかし、場合によって、このゾーンオン/オフボタン25がオンされると、上記セットアップボタン23が指定している音色組合せセットが自動的に読み出される状態とされてもよい。つまり、音色の組合せセットの読み出し/再生状態に強制的にされてもよい。
ゾーンフェーダー26によって、上記組合せセットの各音色の音量/ラウドネスが個別に調整される。この音色組合せセットの個別音量調整は、音色組合せセットの書き込み/記憶時でも、読み出し/再生時でも、いずれのモードでも可能である。
上記音色の組合せセットの各音色は、音色の書き込み/記憶時には、ゾーンセレクトボタン24によって選択され、音色の読み出し/再生時には、ゾーンオン/オフボタン25によって選択される。したがって、これらの音色選択は操作者によって実行されることになる。
ストアボタン27によって、音色ボタン21で選択指定された上記単一の音色または上記音色組合せセットが、プログラム/データ記憶部4内の音色テーブル61内の空きエリアに書き込まれ記憶される。このとき、単一の音色のときは、当該音色(トーンナンバデータ)の属する音色グループのメモリエリアに書き込まれ、組合せセットのときは、当該組合せセット中のいずれかの音色(トーンナンバデータ)の属する音色グループのメモリエリアに書き込まれる。この組合せセットの中の音色(ゾーン)の選択は、上記ゾーンセレクトボタン24によって指定される。
(3)音色テーブル61(4)
図3は、プログラム/データ記憶部4内の上記音色テーブル61を示す。この音色テーブル61は、上記音色グループ(包括的音色)ごとのエリアに分けられ、この各音色グループエリアは、サウンドエリアとセットアップエリアとに分かれている。
各音色グループエリアのサウンドエリアの先頭部分には、あらかじめ上記単一のトーンナンバデータ(単一音色情報)が記憶され、残りのエリアは空きアリアとなっている。各音色グループエリアのセットアップエリアの先頭部分には、あらかじめ上記組合せセットの複数のトーンナンバデータ(音色情報)が記憶され、残りのエリアは空きアリアとなっている。
これらの各サウンドエリアの空きエリアには、上記ストアボタン26の操作によって、操作者が加工設定した単一のトーンナンバデータが書き込まれる。また、各セットアップエリアの空きエリアには、上記ストアボタン26の操作によって、操作者が加工設定した組合せセットの複数のトーンナンバデータが書き込まれる。
この組合せセットの複数のトーンナンバデータには、それぞれラウドネスデータ及びセットアップ音域データも付加されている。ラウドネスデータは、組合せセットの各音色それぞれの音量を示す。セットアップ音域データは、組合せセットの各音色それぞれがキーボード11の中での発音可能な音域を示す。この音域以外では当該音色の楽音は発音されない。
この音色テーブル61の各記憶番地は、上記音色ボタン21(音色グループボタン21a及びバリエーションボタン21b)に対応しており、上記単一のトーンナンバデータ及び/または上記音色の組合せセットは、この記憶番地に記憶される。そして、上記音色ボタン21の選択指示操作によって、対応する記憶番地に記憶された単一のトーンナンバデータ及び/または上記音色の組合せセットが読み出される。
(4)サウンド音色レジスタ41/セットアップ音色レジスタ42
図4は、上記プログラム/データ記憶部4内のサウンド音色レジスタ41及びセットアップ音色レジスタ42を示す。サウンド音色レジスタ41には、サウンドボタン22が押されて音色ボタン21で入力された単一のトーンナンバデータがストアされる。このサウンド音色レジスタ41のトーンナンバデータの音色が加工され、または加工されず、上記音色テーブル61のサウンドエリアに書き込まれる。
セットアップ音色レジスタ42には、セットアップボタン23が押されて音色ボタン21、ゾーンフェーダー26、キーボード11で入力された組合せセットの各音色のトーンナンバデータ(音色)、ラウドネス(音量)、セットアップ音域データ(発音音域/出力音域)がストアされる。このセットアップ音色レジスタ42のトーンナンバデータの音色が加工され、または加工されず、ラウドネスが変更されまたは変更されず、セットアップ音域データが設定または変更され、上記音色テーブル61のステップエリアに書き込まれる。
このセットアップ音色レジスタ42には、さらに組合せセットの各音色につき、音域設定フラグ及び出力状態フラグも記憶される。音域設定フラグは、上記ゾーンセレクトボタン24が押されたままキーボード11で上記セットアップ音域データ(発音音域/出力音域)を設定している状態を示す。出力状態フラグは、ゾーンオン/オフボタン25が順次押されて、組合せセットの各音色の発音音域/出力音域を示す。
「0」の出力状態フラグでは、上記音色の組合せセット中の当該ゾーンの音色の楽音のみがミュートされ発音されない。「1」の出力状態フラグでは、上記キーボード11の全音域/全キーが当該ゾーンの音色で発音される。「2」の出力状態フラグでは、上記設定された音域エリアの範囲の音域/キー群が当該ゾーンで発音される。このような出力状態フラグに応じてゾーンオン/オフボタン25の中に設けられている赤ランプまたは緑ランプが点灯され、出力状態フラグが視覚的に区別される。
(5)処理全体
図5はコントローラ(CPU)8によって実行される処理全体のフローチャートを示す。この処理全体は本楽音生成装置の電源オンによって開始され、電源オフまで繰り返し実行される。まず、プログラム/データ記憶部4の初期化など種々のイニシャライズ処理が行われ(ステップ01)、上記キーボード11での手動演奏のキーオン操作に基づき、発音処理が行われる(ステップ02)。
このステップ02の発音処理は、上記演奏情報の読み出し再生において、プログラム/データ記憶部4からの自動演奏のキーオン情報が読み出されるときにも実行される。また、このステップ02の発音処理は、演奏情報の書き込み記録において、プログラム/データ記憶部4に自動演奏のキーオン情報が書き込まれるときにも実行される。
この発音処理では、空きチャンネルがサーチされ、サーチされた空きチャンネルにオンイベントに係る楽音が割り当てられる。この楽音の内容は、上記キーボード11及びパネルスイッチ群13からの演奏情報(楽音情報)、楽音発生情報の音楽的ファクタに基づく。
この場合、サーチされた空きチャンネルのアサインメントメモリのエリアに「1」のオン/オフデータ、キーナンバデータ(周波数ナンバデータ)KN、エンベロープデータ、トーンナンバデータTN、タッチデータTCも書き込まれる。このアサインメントメモリに書き込まれたデータは、楽音信号発生部5へ送られ、対応する楽音波形データが読み出されるとともに、対応するエンベロープ波形データが発生され、サウンドシステム6で発音出力される。
次いで、上記キーボード11/パネルスイッチ群13での手動演奏のキーオフ操作に基づき、消音(減衰)処理が行われる(ステップ03)。この消音(減衰)処理では、オフイベント(キーオフイベント、消音イベント)に係る楽音が割り当てられているチャンネルがサーチされ、アサインメントメモリ(図示せず)内のオン/オフデータが「0」にされ、当該楽音が減衰され消音される。この場合、アサインメントメモリ内の「0」のオン/オフデータが楽音信号発生部5へ送られ、キーオフイベントに係る楽音のエンベロープフェーズがリリースとなり、エンベロープレベルが次第に「0」になる。
このステップ03の消音処理は、演奏情報の読み出し再生において、プログラム/データ記憶部4からの自動演奏のキーオフ情報が読み出されるときにも実行される。また、このステップ03の消音処理は、演奏情報の書き込み記録において、プログラム/データ記憶部4に自動演奏のキーオフ情報が書き込まれるときにも実行される。
なお、上記パネルスイッチ群13の各種スイッチの操作があれば、このスイッチに対応する音楽的ファクタ情報が取り込まれ、プログラム/データ記憶部4に記憶され、音楽的ファクタ情報が変更される(ステップ05)。このスイッチ処理では、後述する音色の選択処理、音色の組合せセットの書き込み処理、音色組合せセットの読み出し処理なども実行される。この後、その他の処理が実行され(ステップ06)、上記ステップ02からこのステップ06までの処理が繰り返される。
(6)スイッチ処理(ステップ05)
図6は上記スイッチ処理(ステップ05)中の音色ボタン21の操作処理のフローチャートを示す。まず音色ボタン21が押される/操作されると (ステップ11)、このときサウンドボタン22が押されていれば(ステップ12)、操作された音色ボタン21に応じたトーンナンバデータ(音色情報/音色コード)が音色テーブル61のサウンドエリアから読み出され(ステップ13)、サウンド音色レジスタ41に書き込まれる(ステップ14)。
これにより、キーボード11でキーオンがあるたびに、サウンド音色レジスタ41のトーンナンバデータがキーコード(音高情報/音域情報)、ベロシティ(タッチ情報)、ラウドネス(音量情報)などとともに、アサイメントメモリ16の空きエリアに書き込まれて、時分割生成チャンネルに楽音が割り当てられ、当該音色で楽音が発音されるようになる。
ついで、このときゾーンセレクトボタン24のいずれかがオン状態であれば(ステップ15)、オン状態にあるゾーンセレクトボタン24「1」〜「4」のいずれかに対応したセットアップ音色レジスタ42に書き込まれる(ステップ16)。
これにより、音色の組合せセットの1つの音色が設定されることになる。そして、ゾーンセレクトボタン24が切り換えられ選択ゾーンが切り換えられていけば、セットアップ音色レジスタ42の各ゾーンに音色ボタン21で選択されているトーンナンバデータが書き込まれていく(下記ステップ34)。これにより、音色の組合せセットの各音色が最高4つまで設定される。
また、上記ステップ11で音色ボタン21が押されたとき、セットアップボタン23が押されていれば(ステップ17)、操作された音色ボタン21に応じた複数のトーンナンバデータ(音色の組合せセット/音色情報)、ラウドネスデータ(音量情報)及びセットアップ音域データが音色テーブル61のセットアップエリアから読み出され(ステップ18)、セットアップ音色レジスタ42に書き込まれる(ステップ19)。
これにより、キーボード11でキーオンがあるたびに、セットアップ音色レジスタ42の複数のトーンナンバデータ(音色の組合せセット)がキーコード(音高情報/音域情報)、ベロシティ(タッチ情報)、ラウドネス(音量情報)などとともに、アサイメントメモリ16の空きエリアに書き込まれて、時分割生成チャンネルに楽音が割り当てられ、当該音色の組合せセットで複数の異なる音色で楽音が発音されるようになる。
以上のステップ11〜14及び17〜19の処理は、新たに音色が選択されるときのみならず、音色テーブル61に記憶されていた音色組合せセットまたは単一音色が読み出されて、これらの音色の一部または全部が変更されて、加工/変更される場合にも実行される。
(7)スイッチ処理(ステップ05)
図7は上記スイッチ処理(ステップ05)中のサウンドボタン22及びセットアップボタン23の操作処理のフローチャートを示す。まず、サウンドボタン22がオン/操作されると(ステップ21)、スイッチテーブルのセットアップボタン23のエリアがクリアされ(ステップ22)、スイッチテーブルのサウンドボタン22のエリアに「1」がセットされる(ステップ23)。
さらに、セットアップボタン23がオン/操作されると(ステップ26)、スイッチテーブルのサウンドボタン22のエリアがクリアされ(ステップ27)、スイッチテーブルのセットアップボタン23のエリアに「1」がセットされる(ステップ28)。
これにより、サウンドボタン22とセットアップボタン23とはトグル動作し、いずれかが択一的に選択される。したがって、上記音色ボタン21のそれぞれに、上記複数のトーンナンバデータ(音色組合せセット)のそれぞれが対応する状態と、上記異なる種類の各トーンナンバデータ(音色情報)のそれぞれが対応する状態とが択一的に切り換えられる。
よって、複数の音色組合せセットの選択と単一の音色情報の選択とが混在/混同してしまうことがない。しかし、音色ボタン21の数が多ければ、サウンドボタン22とセットアップボタン23とを省略でき、上記音色ボタン21のそれぞれに、上記複数のトーンナンバデータ(音色組合せセット)のそれぞれが対応する状態と、上記異なる種類の各トーンナンバデータ(音色情報)のそれぞれが対応する状態とが混在することもできる。
(8)スイッチ処理(ステップ05)
図8は上記スイッチ処理(ステップ05)中のゾーンセレクトボタン24、ゾーンフェーダー26の操作処理のフローチャートを示す。まず、ゾーンセレクトボタン24「1」〜「4」のいずれかがオン操作されると(ステップ31)、スイッチテーブルの4つのゾーンオン/オフボタン25のエリアがすべてクリアされ(ステップ32)、さらにセットアップボタン23のエリアもクリアされる(ステップ33)。これにより、音色組合せセットの書き込み/設定状態とされ、音色組合せセットの読み出し/再生状態が解除される。
ついで、オン操作されたゾーンセレクトボタン24のゾーン以外の他のゾーンのゾーンセレクトボタン24に応じたスイッチテーブルのエリアがクリアされる(ステップ34)。これにより、音色組合せセットの書き込み/設定状態は、音色の組合せセットの各音色ごと/各ゾーンごとに独立/区別して行われ、混同してしまうことがない。むろん、音色の組合せセットのうちの複数または全体の音色が並行して設定/調整されてもよい。
そして、このとき音色ボタン21で選択されているトーンナンバデータが、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のいずれかのエリアに書き込まれる(ステップ35)。これにより、音色の組合せセットの1つの音色が設定されることになる。
そして、音色ボタン21が切り換えられ選択音色が切り換えられていけば、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーンに書き込まれるトーンナンバデータが切り換えられていく(上記ステップ15〜16)。これにより、音色の組合せセットの各音色が切り換えられていく。
このとき、ゾーンフェーダー26の操作量に応じたラウドネスデータ(音量データ)も、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のいずれかのエリアに書き込まれる(ステップ36)。これにより、音色の組合せセットの1つの音色の音量が設定されることになる。
この場合、ゾーンセレクトボタン24がタイムカウントなどにより所定時間以上長くオン操作されていることが判別されると(ステップ41)、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のいずれかのエリアに、音域設定フラグが立てられる(ステップ42)。
そして、ゾーンセレクトボタン24が押されたまま、キーボード11の2つのキーがオンされると(ステップ43)、これらの両キーに応じた両キーナンバデータが、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のいずれかのエリアに書き込まれ(ステップ44)、音域設定フラグがクリアされる(ステップ45)。
これにより、当該ゾーンの上記設定された音色の組合せセットの各音色で発音/出力される音域エリアの範囲が個別に設定される。この範囲は上記2つのキーナンバデータで挟まれた音域エリアである。このような組合せセットの各音色の各出力音域/発音音域は、1つの音域をキーボード11のアッパーキーボードとし、他の音域をローアキーボードとして、キーボード11を複数の音域に分け、それぞれを異なる音色の楽音が出力/発音されるようできる。
このような組合せセットの各音色の発音音域/出力音域は重なっていることもあるし、重なっていないこともある。重なった音域のキーをオンすると、重なった音色の楽音が二重に重ねて発音される。したがって、この重なった音域については、キーボード11(楽音装置)の1つの発音操作につき、複数の音色の楽音が同時に発音/出力される。また、重なっていない音域においては、各音色の楽音が各音域ごとに分けて発音/出力されることになる。
なお、この音域エリアは音色の組合せセットのすべてにつき共通/一括して指定されてもよい。この場合、上記ステップ41〜45で指定されたセットアップ音域データが、セットアップ音色レジスタ42のすべてのゾーンにわたって共通に書き込まれる。
(9)スイッチ処理(ステップ05)
図9は上記スイッチ処理(ステップ05)中のゾーンオン/オフボタン25、ゾーンフェーダー26の操作処理のフローチャートを示す。まず、ゾーンオン/オフボタン25がオン操作されると(ステップ51)、セットアップボタン23がオン状態にあることを確認後(ステップ52)、スイッチテーブルの4つのゾーンセレクトボタン24のエリアがすべてクリアされ(ステップ53)、さらにサウンドボタン22のエリアもクリアされる(ステップ54)。
これにより、音色組合せセットの書き込み/設定状態が解除され、音色組合せセットの読み出し/再生状態が前提でなければならない状態とされる。したがって、上記セットアップボタン23のオン及びセットアップ音色レジスタ42へのトーンナンバデータ(音色情報)、ラウドネスデータ(音量情報)及びセットアップ音域データの書き込み済みが前提となる(ステップ17〜19)。
ついで、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のいずれかのエリアの出力状態フラグを+1する(ステップ54)。ゾーンオン/オフボタン25がオンされるごとに、この出力状態フラグは0→1→2→0→…とリングカウントされる。
「0」の出力状態フラグでは、上記音色の組合せセット中の当該ゾーンの音色の楽音のみがミュートされ発音されない。「1」の出力状態フラグでは、上記キーボード11の全音域/全キーが当該ゾーンの音色で発音される。「2」の出力状態フラグでは、上記設定された音域エリアの範囲の音域/キー群が当該ゾーンで発音される。このような出力状態フラグに応じてゾーンオン/オフボタン25の中に設けられている赤ランプまたは緑ランプが点灯され、出力状態フラグが視覚的に区別される。
このとき、ゾーンフェーダー26が操作されると、セットアップ音色レジスタ42の対応ゾーン「1」〜「4」のラウドネスデータ(音量データ)がこれに応じて変更される(ステップ56)。これにより、音色の組合せセットの各音色の楽音の音量が個別に調整できることになる。
ここで、キーボード11のいずれかのキーがオンされると、上記出力状態フラグが「0」であれば、当該キーナンバデータはアサイメントメモリ16へ送られず発音されない。上記出力状態フラグが「1」であれば、当該キーナンバデータ(音高情報)はすべてアサイメントメモリ16へ送られ、同時にセットアップ音色レジスタ42の当該ゾーンのトーンナンバデータ(音色の組合せセット)、ラウドネス(音量情報) 、ベロシティ(タッチ情報)なども送られ発音される。
上記出力状態フラグが「2」であれば、当該キーナンバデータ(音高情報)がセットアップ音色レジスタ42の当該ゾーンのセットアップ音域データ中にあれば、アサイメントメモリ16へ送られ、同時にセットアップ音色レジスタ42の当該ゾーンのトーンナンバデータ(音色の組合せセット)、ラウドネス(音量情報) 、ベロシティ(タッチ情報)なども送られ発音される。当該キーナンバデータ(音高情報)がセットアップ音色レジスタ42の当該ゾーンのセットアップ音域データの中になければ、当該キーナンバデータはアサイメントメモリ16へ送られず発音されない。
こうして、書き込み/設定され記憶された音色の組合せセットのうち、いずれかの任意の1つまたは2つ以上のゾーンの音色の楽音のみを発音/出力させないように禁止して、他の残りのゾーンの音色の楽音のみを発音させることができるし、この残りの音色の楽音の音量を個別に制御でき、各ゾーンの音色の楽音の音量を変えながら聞き比べることもできる。
しかも、組合せセットの各音色の発音/出力される音域が、上記セットアップ音域データで指定されたキーボード11(楽音装置)の特定音域と、全音域と、無音域(上記ミュート)との間で選択できる。
なお、組合せセットの各音色の楽音の音量が一括して調整できてもよい。この場合、上記ステップ56で、ゾーンフェーダー26が操作されると、セットアップ音色レジスタ42のすべてのゾーン「1」〜「4」のラウドネスデータ(音量データ)が一括して変更される。
(10)スイッチ処理(ステップ05)
図10は上記スイッチ処理(ステップ05)中のストアボタン27の操作処理のフローチャートを示す。まず、ストアボタン27がオン操作されると(ステップ61)、スイッチテーブルの記憶内容からセットアップボタン23がオン状態であれば(ステップ62)、スイッチテーブルの中のゾーンセレクトボタン24がオンされているゾーンが判別され(ステップ63)、上記セットアップ音色レジスタ42の中のこのゾーンのトーンナンバデータが上記読み出される(ステップ64)。
そして、この選択されたトーンナンバデータに応じた音色テーブル61の音色グループ群エリアのセットアップエリアの空きエリアのうち先頭の番地に、セットアップ音色レジスタ42のすべてのゾーンのトーンナンバデータ、ラウドネスデータ、セットアップ音域データが書き込まれ記憶される(ステップ65)。
こうして、音色の組合せセットをこの組合せのセットのいずれかのトーンナンバデータごとに/音色グループごとに分けて記憶して整理することができ、音色の組合せセットを探して呼び出すときも困難がなく容易となる。しかも、音色ボタン21についても、この音色グループごとに分けられているので、音色ボタン21を選択するときでも、わかり易くなっている。
また、当該音色の組合せセットは各音色ボタン21に対応して音色テーブル61に記憶されているので、音色の組合せセットの呼び出しがわかり易くなる。また、音色テーブル61も音色ボタン21も同じ音色グループごとに分けられているので、音色ボタン21と音色組合せセットとの対応関係が明確になって音色ボタン21で音色組合せセットを呼び出すときわかり易い。
上記ステップ62でセットアップボタン23がオン状態になければ(ステップ62)、サウンド音色レジスタ41の中のこのゾーンのトーンナンバデータが上記読み出される(ステップ66)。そして、この選択されたトーンナンバデータに応じた音色テーブル61の音色グループ群エリアのサウンドエリアの空きエリアのうち先頭の番地に、サウンド音色レジスタ41のトーンナンバデータが書き込まれ記憶される(ステップ67)。
こうして、加工されたまたは加工されない単一の音色についてもトーンナンバデータごとに/音色グループごとに分けて記憶して整理することができ、加工された音色を探して呼び出すときも困難がなく容易となる。しかも、音色ボタン21についても、この音色グループごとに分けられているので、音色ボタン21を選択するときでも、わかり易くなっている。
また、当該加工された音色は各音色ボタン21に対応して音色テーブル61に記憶されているので、加工音色の呼び出しがわかり易くなる。また、音色テーブル61も音色ボタン21も同じ音色グループごとに分けられているので、音色ボタン21と加工音色との対応関係が明確になって音色ボタン21で加工音色を呼び出すときわかり易い。
上記ステップ61〜65で音色の組合せセットを書き込むとき、1つのゾーンつまり1つの音色しか設定されなかったら、単一の音色のトーンナンバデータ、ラウドネスデータ、セットアップ音域データのみが音色テーブル61に書き込まれることになる。
また、上記ステップ61〜65で、いったん音色テーブル61に記憶された組合せセットが読み出されて、音色加工、音量変更、発音音域変更/出力音域変更などの加工がなされて、さらに新たな音色組合せセットとして音色テーブル61に書き込まれることも可能である。また、いったん音色テーブル61に記憶された組合せセットが読み出されて、ゾーンセレクトボタン24が切り換えられると、同じまたは加工された音色組合せセットが、もともと記憶されていた音色グループと異なる音色グループのエリアに書き込まれる。
(11)他の実施の形態
本件発明は上記実施例に限定されず、本件発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記図10のステップ62、66、67は省略可能である。これにより、ストアボタン27の操作によって音色テーブル61に書き込まれるのは音色の組合せセットだけとなり、単一の音色は書き込まれない。
また、図9のステップ52、ステップ53またはステップ54のクリア処理は省略されてもよい。ステップ52またはステップ53が省略されると、音色組合せセットの書き込み/設定状態においても、ゾーンオン/オフボタン25が機能し、出力音域/発音音域が切り換えられたりミュート(無発音/無出力)されたりする。ステップ54が省略されると、出力音域/発音音域が切り換えられたりミュート(無発音/無出力)されたりする音色は、セットアップボタン23だけでなく、サウンドボタン22によっても選択指定されることになる。
さらに、図8のステップ32、ステップ33またはステップ34のクリア処理が省略されてもよい。ステップ32が省略されると、音色組合せセットの読み出し/再生状態においても、ゾーンセレクトボタン24が機能して、各音色加工・変更・音量変更・出力音域変更/発音音域変更が可能となる。
ステップ33が省略されると、音色加工・音色変更・音量変更・出力音域変更/発音音域変更される音色は、サウンドボタン22だけでなく、セットアップボタン23によっても選択指定されることになる。ステップ34が省略されると、各音色を加工・変更・音量変更・出力音域変更/発音音域変更する処理が、組合せセットの複数音色に共通に変更され、必ずしも個別に変更されない。
上記音色の組合せセットの各音色は、音色の書き込み/記憶時には、ゾーンセレクトボタン24によって選択され、音色の読み出し/再生時には、ゾーンオン/オフボタン25によって選択される。したがって、これらの音色選択は操作者によって実行されることになる。
しかし、所定の処理によって、これらの音色選択が自動的に行われてもよい。例えば、音色の組合せセットの書き込み/記憶では、ゾーン「1」の音色または最初に選択されたゾーンの音色が選択され、この音色の属する音色グループに対応したエリアに音色の組合せセットが書き込まれてもよい。
また、音色の組合せセットの読み出し/再生では、最初に組合せセットの全音色が選択され、次にゾーン「1」の音色が選択され、さらにゾーン「2」の音色が順次選択されるようにしてもよい。
上記組合せセットの音色の数つまりゾーンの数は、4つに限られず、2つ、3つまたは5つ以上でもよい。これに応じて、ゾーンセレクトボタン24、ゾーンオン/オフボタン25、ゾーンフェーダー26の数も2つ、3つまたは5つ以上となる。
上記組合せセットの音色は、マルチティンバー機能によって、上述のミディ回路15を通じて受信されるまたは送信されるMIDIチャンネルに対応した音色/パートであってもよい。この場合、上記音色ボタン21で指定される複数の各音色はこのMIDIチャンネルに対応する。
(12)他の発明の効果
[1]楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択する複数の音色手段であって、この音色手段は所定数ずつの音色グループごとに分けられており、 この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶させ、 上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットをさらに記憶させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させることを特徴とする音色記憶方法。 これにより、音色の組合せセットを音色グループごとに分けて記憶整理でき、音色の組合せセットを呼び出すとき容易となる。
[2] 楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択し、所定数ずつの音色グループごとに分けられている複数の音色手段と、 この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶する手段に対して、 上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットをさらに記憶させる処理を実行させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択させ、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させる処理をコンピュータに実行させること特徴とする音色記憶のためのコンピュータプログラム。これにより、音色の組合せセットを音色グループごとに分けて記憶整理でき、音色の組合せセットを呼び出すとき容易となる。
[3] 楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択し、所定数ずつの音色グループごとに分けられている複数の音色手段と、 この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶する記憶手段と、 上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットをさらに記憶するにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させる手段とを備えたことを特徴とする音色記憶装置。これにより、音色の組合せセットを音色グループごとに分けて記憶整理でき、音色の組合せセットを呼び出すとき容易となる。
[4]上記音色手段のそれぞれに、上記音色組合せセットのそれぞれが対応して記憶されるとともに、上記音色手段のそれぞれに上記異なる種類の音色のそれぞれも対応して記憶され、これら音色組合せセットの対応状態と、異なる種類の音色の対応状態とを切り換える対応切り換え手段をさらに備え、上記音色手段は上述音色グループごとに分けられ、上記異なる音色及び音色組合せセットともに音色グループごとに分けられていることを特徴とする請求項3記載の音色記憶装置。これにより、単一音色と音色の組合せセットとをともに共通する音色グループごとに分類/整理でき、単一音色野分類/整理と組合せセットの分類/整理とを共通化して、分類/整理を効率化できる。
[5]上記音色記憶装置は、上記音色の組合せセットの各n番目(n=1、2、…)の音色それぞれの選択を指示するための組合せ指示手段をさらに備え、この組合せ指示手段で選択指示された音色の属する音色グループに対応するように、上記組合せセットが上記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項3または4記載の音色記憶装置。音色の組合せセットを書き込み/記憶するにあたり、書き込み/記憶される音色グループを、組合せセットの各音色の中から任意に選ぶことができる。
[6]上記記憶された音色の組合せセットのうち、いずれかの音色を選択して当該音色の楽音の出力を禁止でき、残りの音色の楽音の出力音量を個別または一括して制御できることを特徴とする請求項3、4または5記載の音色記憶装置。これにより、組合せセットの各音色を個別に確認でき、組合せセットの一部の音色を出力させないようにして、これによる組合せセットの音色変化を確認できる。
[7]上記記憶された組合せセットの各音色の楽音が出力される音域を個別または一括して指定でき、この出力音域を楽音装置の当該指定された特定音域と全音域とで選択できることを特徴とする請求項3、4、5または6記載の音色記憶装置。これにより、組合せセットの各音色を変えるだけでなく、組合せセットの各音色の出力音域を任意に変えられ、組合せセットの音色と音域とを連動して変えられ、組合せセットの各音色の各音域をそれぞれ異なるものにできる。
[8]上記記憶手段の各記憶番地は、上記音色手段に対応しており、上記音色及び/または上記音色の組合せセットは、この記憶番地に記憶され、上記音色手段の選択操作によって、対応する記憶番地に記憶された音色及び/または上記音色の組合せセットが読み出されることを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の音色記憶装置。これにより、記憶された音色の組合せセットを音色手段に1対1で対応させ、組合せセットの呼び出しが容易となる。
[9]上記組合せセットの各音色ごとの楽音は、それぞれが時分割生成チャンネルに割り当てられて独立して並行して発音され、楽音装置の各音域ごとに分けて出力される、または楽音装置の1つの発音操作につき同時に発音されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7または8記載の音色記憶装置。これにより、音色の異なる楽音が異なる音域で出力/発音され、または同じ音域で複合的に並行して出力/発音される。
[10]上記組合せセットの中のいずれかの音色の選択は、音色記憶装置を操作する操作者によって選択される、または上記組合せセットの各音色のうち1つが所定条件によって選択されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8または9記載の音色記憶装置。これにより、組合せセットが記憶される音色グループは操作者が自由に選ぶことができる、または自動的に選ぶことができる。
[11]上記記憶手段は、上記音色グループごとに分けられた記憶エリアごとに何も記憶されない記憶可能部分を有し、この記憶可能部分に上記音色の組合せセットが記憶されることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9または10記載の音色記憶装置。音色の組合せセットはいずれの音色グループについても書き込み/記憶/設定が可能となる。
[12]上記各音色グループは、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器などの楽器の包括的種類に対応しており、上記音色は、ピアノ、バイオリン、フルート、ドラムなどの楽器の具体的種類、エンベロープ波形の形状、周波数成分、残響量または共鳴量に対応していることを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の音色記憶装置。これにより、音色として、楽器の包括的種類と具体的種類とを複合的に分類/整理できる。
音色の組合せセットを記憶させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて記憶させることにより、音色の組合せセットを音色グループごとに分けて記憶して整理でき、音色の組合せセットを探すのが容易となる。
ストアボタン27がオン操作されると(ステップ61)、スイッチテーブルの中のゾーンセレクトボタン24がオンされているゾーンが判別され(ステップ63)、セットアップ音色レジスタ42の中のこのゾーンのトーンナンバデータが上記読み出される(ステップ64)。この選択されたトーンナンバデータに応じた音色テーブル61の音色グループ群エリアのセットアップエリアの空きエリアのうち先頭の番地に、セットアップ音色レジスタ42のすべてのゾーンのトーンナンバデータ、ラウドネスデータ、セットアップ音域データが書き込まれ記憶される(ステップ65)。

Claims (7)

  1. 楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択する複数の音色手段であって、この音色手段は所定数ずつの音色グループごとに分けられており、
    この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させてコントローラが記憶手段に記憶させ、
    上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットを受け取って、上記コントローラが上記記憶手段にさらに記憶させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記コントローラが上記記憶手段に記憶させることを特徴とする音色記憶方法。
  2. 楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択し、所定数ずつの音色グループごとに分けられている複数の音色手段と、
    この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶する手段とに対して、
    上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットをさらに記憶させる処理を実行させるにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択させ、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させる処理をコンピュータに実行させること特徴とする音色記憶のためのコンピュータプログラム。
  3. 楽音における複数の互いに異なる種類の音色を選択し、所定数ずつの音色グループごとに分けられている複数の音色手段と、
    この複数の音色手段それぞれで選択される音色情報を、上記音色グループごとに分けて、当該音色手段に対応させて記憶する記憶手段と、
    上記音色手段によって選択された複数の音色の組合せセットを上記記憶手段にさらに記憶するにあたり、この組合せセットの中のいずれかの音色を選択し、この選択された音色が帰属する上記音色グループに対応した上記音色手段に対応づけて上記記憶手段に記憶させる手段とを備えたことを特徴とする音色記憶装置。
  4. 上記音色手段のそれぞれに、上記音色組合せセットのそれぞれが対応して上記記憶手段に記憶されるとともに、上記音色手段のそれぞれに上記異なる種類の音色のそれぞれも対応して上記記憶手段に記憶され、これら音色組合せセットの対応状態と、異なる種類の音色の対応状態とを切り換える対応切り換え手段をさらに備え、上記音色手段は上述音色グループごとに分けられ、上記異なる音色及び音色組合せセットともに音色グループごとに分けられていることを特徴とする請求項3記載の音色記憶装置。
  5. 上記音色記憶装置は、上記音色の組合せセットの各n番目(n=1、2、…)の音色それぞれの選択を指示するための組合せ指示手段をさらに備え、この組合せ指示手段で選択指示された音色の属する音色グループに対応するように、上記組合せセットが上記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項4記載の音色記憶装置。
  6. 上記音色記憶装置は、上記楽音を生成して出力する手段を備え、
    さらに上記記憶された音色の組合せセットのうち、いずれかの音色を選択して当該音色の楽音の出力を禁止、残りの音色の楽音の出力音量を個別または一括して制御する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の音色記憶装置。
  7. 上記音色記憶装置は、上記楽音を生成して出力する手段を備え、
    さらに上記記憶された組合せセットの各音色の楽音が出力される音域を各音色ごとに個別または一括して指定さらにこの音色の出力音域をこの指定された特定音域と全音域とで切り換える手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の音色記憶装置。
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