JP3366812B2 - 電子楽器の効果付与装置 - Google Patents

電子楽器の効果付与装置

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JP3366812B2
JP3366812B2 JP23920096A JP23920096A JP3366812B2 JP 3366812 B2 JP3366812 B2 JP 3366812B2 JP 23920096 A JP23920096 A JP 23920096A JP 23920096 A JP23920096 A JP 23920096A JP 3366812 B2 JP3366812 B2 JP 3366812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽器の効果付与
装置(エフェクタ)に関するものである。昨今の技術開
発により、電子楽器において、複数の音色効果付与装置
(エフェクタ)を単一の音源で実装できるようにあった
が、全てのパートに別々のエフェクタを搭載するのは回
路設計が膨大となり、コスト的に難しいため、まだ1、
2台のエフェクタだけを搭載したものが多い、
【0002】そこで、付与できるエフェクトの数がパー
ト数(発音チャネル数)よりも少ない場合、以下のよう
な方法でエフェクトをかけている。 1.特定のパートに対して1対1の対応関係で効果付与
装置を用意してその特定パートのみに効果付与装置で音
色効果をかける。 2.効果付与装置が付与する音色効果について、その音
色効果を付与するか否かをパート毎にオン/オフで選択
できるようにし、オンになっている全てのパートに共通
の音色効果を付与する。 3.パート毎にそのパートについて付与せんとする音色
効果のタイプが設定可能であり、あるパートの音色効果
のタイプが設定されると、そのパートおよびそのパート
と同じ音色効果のタイプが設定されたパートに設定され
た音色効果を付与する。効果付与装置は直前に設定され
た音色効果のタイプが設定されている(後着優先)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1.の場合、搭載され
ている効果付与装置と同じ数だけのパートしか音色効果
をかけることができず、複数のパートに同一の音色効果
を付与することができないという問題点がある。
【0004】2.の場合、効果付与装置で付与する音色
効果のタイプが変更された場合、効果付与がオンのパー
トについては全て一括して音色効果が変更されるので、
望まない音色効果が付与されてしまうパートも生じ、思
わぬ結果になることがある。
【0005】3.の場合、複数パートで効果がかかって
いる場合、あるパートの効果タイプをオフ(効果付与無
し)にすると、効果付与装置の効果タイプは後着優先で
決められてオフになるので、残りのパートも全てオフに
なってしまう。例えば、キースプリット・モードで鍵盤
のアッパーとロワーのパートが共に音色効果としてロー
タリを付与するオルガン音色の場合、アッパーを音色効
果無しのピアノ音色にすると、ロワーのオルガンの音色
効果もロータリから音色効果無しになってしまう。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、同時に効果付与できる効果タイプが限定され
ている場合でも、現に付与している効果に適合した楽音
発生系列を複数の楽音発生系列から自動的に選択して効
果を付与することができるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上述の課題を解決する
ために、本発明においては、一つの形態として、楽音信
号に付与する効果の種類を切換え設定でき、設定された
種類に基づいた効果が付与可能な効果付与手段と、複数
の楽音発生系列のそれぞれについて、付与する効果の種
類を設定する効果種類設定手段と、該効果付与手段で現
に効果付与している楽音信号の楽音発生系列が該効果種
類設定手段により効果を付与しないように設定された場
合に、該効果種類設定手段で効果を付与する種類の設定
がされている楽音発生系列のうちから少なくとも一つの
楽音発生系列を選択する楽音発生系列選択手段とを備
え、該楽音発生系列選択手段により選択された楽音発生
系列の楽音信号に、当該選択された楽音発生系列に設定
されている種類の効果を該効果付与手段で付与するよう
に構成された電子楽器の効果付与装置が提供される。
【0008】ここで、楽音発生系列は、例えば鍵盤のア
ッパーパート、ロワーパート、レイヤーパート、本体の
内部に搭載された自動演奏装置(CPU、ROM、RA
Mによって構成される)の演奏パート、あるいは外部に
接続された自動演奏装置などからのMIDI信号によっ
て発音される演奏パートなどである。
【0009】上記楽音発生系列選択手段は、選択される
楽音発生系列の優先順位を規定する優先規則をもってお
り、該優先規則に従って一つの楽音発生系列を選択する
ように構成されており、該楽音発生系列選択手段により
選択された楽音発生系列の楽音信号に、当該選択された
楽音発生系列に設定されている種類の効果を前記効果付
与手段で付与するように構成することができる。
【0010】この優先規則としては、例えば、 ・パート等の楽音発生系列毎に決められた優先順位 ・効果のジャンル毎に決められた優先順位 ・音色毎に決められた優先順位 ・ユーザが設定した優先順位 ・曲毎に決められた優先順位 ・後着優先(最新に効果タイプが選択された楽音発生系
列を優先する) などを用いることができる。
【0011】 また上記の効果付与装置は、前記効果種
類設定手段で効果を付与する種類の設定がされている楽
音発生系列のうちから、前記楽音発生系列選択手段によ
り選択された楽音発生系列の楽音信号および当該選択さ
れた楽音発生系列と同じ種類の効果が前記効果種類設定
手段により設定されている楽音発生系列の楽音信号に、
前記選択された楽音発生系列に設定されている種類の効
果を付与するように構成することができる。
【0012】また本発明において、また他の形態とし
て、楽音信号に付与する効果の種類を切換え設定でき、
設定された種類に基づいた効果が付与可能な効果付与手
段と、該効果付与手段で楽音信号に現に付与する効果の
種類が記憶される第1の記憶手段と、複数の楽音発生系
列のそれぞれについて、付与する効果の種類を設定する
効果種類設定手段と、該効果種類設定手段で設定された
効果の種類を該複数の楽音発生系列毎に記憶する第2の
記憶手段と、該複数の楽音発生系列について予め規定さ
れた優先順位に基づき、効果付与をしない楽音発生系列
を除外して優先順位が最も高い楽音発生系列の効果の種
類を第1の記憶手段に記憶するよう更新する更新手段
と、該第1の記憶手段に記憶した効果の種類と該第2の
記憶手段に記憶した各楽音発生系列の効果の種類とを比
較し、両者が一致した楽音発生系列の楽音信号に対して
該第1の記憶手段に記憶した種類の効果を該効果付与手
段で付与するよう制御する制御手段とを備えた電子楽器
の効果付与装置が提供される。この効果付与装置では、
効果種類設定手段で楽音発生系列の効果の種類を選択す
ると、その選択に対応して必要であれば更新手段により
第1の記憶手段の効果の種類が更新される。効果付与手
段で効果付与される楽音信号は該第1の記憶手段に記憶
した効果の種類と該第2の記憶手段に記憶した各楽音発
生系列の効果の種類とが一致した楽音発生系列の楽音信
号であり、その楽音信号に第1の記憶手段に記憶された
種類の効果が付与される。
【0013】上記効果種類設定手段は、各楽音発生系列
毎に音色を選択する音色選択手段と、各音色に対応して
効果の種類をそれぞれ記憶する音色・効果記憶手段とを
備え、該音色選択手段で一つの楽音発生系列に対して音
色が選択されると該音色・効果記憶手段から当該音色に
対応した効果の種類を当該一つの楽音発生系列の効果の
種類として設定するように構成することができる。
【0014】また、優先順位としては上述の各優先順位
を用いることができる。また、予め規定された優先順位
に従って優先する規則の楽音発生系列であるか、新たに
効果タイプの設定がされた楽音発生系列を優先する規則
の楽音発生系列であるかが、楽音発生系列毎に設定され
た系列別情報を具備し、優先規則は該系列別情報に基づ
いて効果を付与する楽音発生系列を規定するよう構成す
ることもできる。 例えば、 ・二つのパートに後着優先で効果を付与するモードを備
え(二つのモードがある) ・効果が奪われたパートの音色を予め効果が付与されて
録音された音色に切り替える などとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図2は本発明の一実施例としての
効果付与装置を搭載した電子楽器のブロック構成を示す
図である。この実施例では、後述するように、鍵盤はキ
ースプリットによりアッパーとロワーに分割して演奏し
たり、さらにアッパー側の押鍵にともなって2つの音色
(アッパー音色とレイヤー音色)を重ねて発音するレイ
ヤーモードでの演奏をしたり、コード弾きのためのコー
ド演奏をしたりすることができる。また、外部に接続さ
れた自動演奏装置などからのMIDI信号に応じた演
奏、または本体のCPU1、ROM2、RAM3などに
よって構成される自動演奏装置による演奏が可能な16
個の演奏パートが用意されている。また、この実施例は
DSP効果付与装置が一台の場合のものである。
【0016】図2において、1はCPU(中央処理装
置)であって、電子楽器の全体的な制御を行う。2は制
御プログラムの他に、音色テーブル、変換テーブル等を
格納するROM(リード・オンリー・メモリ)である。
この変換テーブルとしては、例えば図5に示すような、
音色毎の効果タイプ(以下、音色効果タイプと称する)
を記憶するテーブル(以下、音色・効果タイプテーブル
と称する)がある。また、この音色・効果タイプテーブ
ルにおいて効果タイプに換えて後述の「スルー」が設定
された音色は効果付与をしない音色となる。
【0017】3は作業用のRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)であって、後述のDSP8内の効果付与部8
aで現に付与している効果タイプ、各パートの効果タイ
プ、各ボイス(発音チャネル)のパート情報などを記憶
する。図4にはこのうちの効果付与部8aで現在付与さ
れているDSP効果タイプ(以下、システム効果タイプ
と称する)と効果パラメータ(DSPパラメータ)、各
パートに対し設定された効果タイプ(以下、パート効果
タイプと称する)を記憶するテーブル(以下、システム
&パート効果タイプテーブルと称する)の例が示され
る。
【0018】4は鍵盤装置であり、この鍵盤装置4はキ
ースプリットでその鍵領域をアッパー領域とロワー領域
に分けてそれぞれに異なる音色を割り当てて演奏するこ
とができる。またレイヤーモードで演奏するときには複
数の音色を鍵盤に割り当てて同時に鳴らすことができ
る。またコード演奏に用いることもできる。本発明で
は、これらの鍵盤に関するアッパー、ロワー、レイヤ
ー、コードをそれぞれアッパーパート、ロワーパート、
レイヤーパート、コードパートの鍵盤パートと称するこ
とにする。なお、コードパートには音色効果が付与され
ないようになっている。
【0019】5は各種操作子からなる操作子群、6はL
CD(液晶表示器)等の表示装置である。図3にはこの
電子楽器パネルの本発明に係わる操作子部分が示される
が、これについては後述する。
【0020】10はMIDIインタフェースであり、M
DID端子を通してMIDI信号のやり取りをするイン
タフェース回路である。7は音源部であり、複数の発音
チャネルを有しており、MIDIインタフェース10あ
るいは鍵盤装置4などから入力された信号を受信し、割
り当てられた発音チャネルでディジタルの音響信号を生
成して出力する。
【0021】8はDSP(ディジタル・シグナル・プロ
セッサ)であり、図6に示すように音色効果を付与する
効果付与部8aと、各パートのディジタル出力を各パー
ト毎に、効果付与部に出力するか、効果付与部をバイパ
スして音楽から入力された音響信号をそのままディジタ
ル出力するか(以下、「スルー」という)を切り替える
スイッチ部8bからなる。この効果付与部8aは、音響
信号を加工して音色効果を付与するもので、付与する音
色効果としては内部のDSPパラメータを変更すること
で複数の種類(効果タイプ)を実現できるが、これら複
数の効果タイプのうちの一つを選択して付与するもので
あるため、入力された楽音信号に対して同時には一つの
音色効果だけしか付与することができない。効果付与部
8aのDSPパラメータの変更はCPUの指示に従って
制御されており、スイッチ部8bも同様にCPUの指示
に従って制御されている。
【0022】9はD/A変換器であり、効果付与部8a
で音色効果が付与されたディジタル音響信号をアナログ
信号に変換してスピーカ11に出力する。スピーカ11
はこの音響信号を放音する。
【0023】図3には本電子楽器パネルの本発明の操作
に係わる操作子部分が示される。図中、5aは音色選択
ボタンであり、例えばピアノ、オルガン、ストリングス
等の音色を選択するものである。5bは効果タイプ選択
ボタンであり、効果付与部8aで付与する音色効果(エ
フェクト)のタイプ、例えばロータリ、オーバドライ
ブ、ディストーション、ディレイ、フェイザー等の効果
タイプを選択するものである。また、この効果タイプ選
択ボタン5bには効果を付与しないよう設定するための
「スルー」のボタンも備えている。5cはパート選択ボ
タンであり、鍵盤パート、すなわちアッパー、ロアー、
レイヤー、コードを選択する。
【0024】この操作子部で鍵盤の各パートに対して音
色を設定するにあたっては、パート選択ボタン5cでパ
ートを選択した後、音色選択ボタン5aでそのパートの
音色を選ぶ。この操作を行うと、音色選択ボタン5aで
選択した音色に対応した効果タイプが図5の音色・効果
タイプテーブルから検索され、この検索された効果タイ
プが、図4のシステム&パート効果タイプテーブル中に
おけるパート選択ボタン5cで選択したパートについて
のパート効果タイプにコピーされる。また、自動演奏装
置から音色切替え信号を受信した場合は、切替え指示さ
れた音色に対応する効果タイプを前記音色・効果タイプ
テーブルから検索し、前記システム&パート効果タイプ
テーブル中の、音色切替え信号が示す演奏パート(1〜
16)の領域に、音色切替え指示された音色に対応する
効果タイプをコピーするようになっている。なお、この
パート効果タイプとしてスルーが設定されたパートにつ
いては効果付与がされない。言い換えれば、スルーが設
定されていないパートは何らかの種類の効果が付与され
るパートであることを示している。
【0025】また、上記操作にあたって、パートに既に
音色および効果タイプ(効果を付与しない「スルー」も
含まれる)が割り当てられている状態において、パート
に設定されている効果タイプを変更したい場合には、パ
ート選択ボタン5cでパートを選択した後、効果タイプ
選択ボタン5bで効果タイプを選択する。この操作を行
った場合にも、効果タイプ選択ボタン5bで選択した効
果タイプが、図4のシステム&パート効果タイプテーブ
ル中におけるパート選択ボタン5cで選択したパートに
ついての効果タイプに書き込まれる。
【0026】以下、実施例装置の動作を説明する。ま
ず、概略的な動作を図1を参照して説明する。図1にお
いて、鍵盤パートとしてアッパー、レイヤー、ロワーが
あり、それぞれのパート効果タイプが図中の四角枠内に
記入されている。また、システム効果タイプも最上段の
四角枠内に記入されている。ここでは、効果タイプとし
てロータリ、ディレイを取り上げ、スルーは効果付与し
ないことを意味している。また鍵盤パートはアッパー>
レイヤー>ロワーの順に優先順位が付けられている。
【0027】ここで、システム効果タイプは、スルーの
パートを除外して、優先順位が最も高いパートのパート
効果タイプがコピーされるようになっており、このシス
テム効果タイプと自身のパート効果タイプが一致したパ
ートについてのみ、効果付与部8aでそのシステム効果
タイプの効果が付与される。
【0028】まず、時刻において、アッパー、レイヤ
ー、ロワーの各効果タイプはロータリ、ロータリ、スル
ーであったとする。この場合、アッパーが優先順位が最
も高いから、システム効果タイプはロータリとなる。こ
の結果、システム効果タイプとパート効果タイプが一致
するアッパー、レイヤーのパートに対してロータリ効果
が付与されるが、スルーのロワーパートに対しては効果
付与がされない。
【0029】時刻においては、アッパーのパート効果
タイプがロータリからディレイに切り替えられ、またロ
ワーのパート効果タイプがスルーからディレイに切り替
えられたものとする。この結果、システム効果タイプも
アッパーの切替えに対応してロータリからディレイに更
新される。この場合、システム効果タイプとパート効果
タイプが一致するアッパーとロワーのパートがディレイ
効果が付与され、両者が一致しないレイヤーパートは効
果付与されない。
【0030】時刻においては、アッパーのパート効果
タイプがディレイからスルーに切り替えられたものとす
る。この場合、効果付与がスルーのアッパーパートは優
先順位から除外され、次に優先順位が高いレイヤーが最
も優先順位が高いものとされ、このレイヤーパートのパ
ート効果タイプであるロータリにシステム効果タイプが
更新される。よって、システム効果タイプとパート効果
タイプが一致するレイヤーパートはロータリ効果が付与
されるが、スルーであるアッパーパートおよび両者が一
致しないロワーパートは効果付与されない。
【0031】時刻においては、レイヤーのパート効果
タイプがロータリからスルーに切り替えられたものとす
る。すると、アッパーもレイヤーもスルーであるため、
優先順位が最も高いパートはロワーとなり、このロワー
のパート効果タイプであるディレイにシステム効果タイ
プが更新される。この結果、システム効果タイプとパー
ト効果タイプが一致するロワーパートはディレイ効果が
付与されるが、スルーであるアッパー、レイヤーのパー
トは効果付与されない。
【0032】時刻においては、アッパーのパート効果
タイプがスルーからロータリに切り替えられたものとす
る。この場合、優先順位が最も高いのはアッパーである
から、システム効果タイプはアッパーのパート効果タイ
プであるロータリに更新される。よって、アッパーパー
トはパート効果タイプがシステム効果タイプと一致する
から、ロータリ効果が付与されるが、スルーであるレイ
ヤーパートおよび両者が一致しないロワーパートは効果
付与されない。
【0033】以下、図7、図8、図9、図10のフロー
チャートを参照して実施例装置の詳細な動作を説明す
る。ここで、図7はメインルーチンのフローチャート、
図8は発音イベント到来時のサブルーチン、図9および
図10はシステム効果タイプ等の更新ルーチンを示すも
のである。
【0034】実施例装置の基本的な動作は図7のメイン
ルーチンに従って行われる。すなわち、電源が入れられ
ると、各種のレジスタ、メモリ等が初期設定される(ス
テップS1)。次いで、パネル上の各操作子の状態が検
出され(ステップS2)、MIDIインタフェース10
からMIDI信号が入力されていればその処理を行い
(ステップS3)、鍵盤装置4からキー入力されていれ
ばその処理を行う(ステップS4)。これらの処理は図
8のサブルーチンに示される。また自動演奏の録音また
は再生が指示されていればその処理を行う(ステップS
5)。このステップS2〜S5を繰り返す。
【0035】ノートイベント(ボイスの発音イベントで
ノートオン信号)が来たら図8のサブルーチンを実行す
る。このノートイベントはMIDIインタフェース10
からのノートオン信号の入力、あるいは鍵盤装置4から
のキーデータの入力、自動演奏装置から出力されるノー
トオン信号に基づいて発生する。ノートイベントが来た
ら(ステップS11)、音色パラメータに基づき発音チ
ャネル(ボイス)を発音させるための準備を行う(ステ
ップS12)。具体的には、指示されたノートオン信号
をどの発音チャネルで発生させるかというアサイン処理
などである。なお、このノートオン信号にはパートを示
す情報とノートナンバー(音高)を示す情報が少なくと
も含まれている。
【0036】この後、このノートイベントのパートを調
べる。このパートとしては、鍵盤装置4からの入力の場
合にはアッパー、レイヤー、ロワー、コードがあり、そ
の他の内外部の自動演奏装置で使用されるパート番号1
〜16の演奏パートがある。なお外部の自動演奏装置に
より演奏制御される場合にはMIDIインタフェース1
0に外部の自動演奏装置が接続される。。そして図4の
システム&パート効果タイプテーブルを参照して、その
ノートイベントのパートに対応するパート効果タイプを
取得する(ステップS13)。そしてこの取得したパー
ト効果タイプを、効果付与部8aで現在効果付与してい
る効果タイプである同テーブル中のシステム効果タイプ
と比較する(ステップS14)。両者が同じであれば、
音源部7の当該発音チャネルの出力を効果付与部8aに
接続してその出力にシステム効果タイプの効果が付与さ
れるようにする(ステップS15)。一方、両者が違っ
ていれば当該発音チャネルの出力をスルーに接続、すな
わち効果付与部8aを迂回して効果付与を行わないよう
にする(ステップS16)。この後、音源部7の当該発
音チャネルの発音処理を行う。
【0037】次に、効果付与部8aのシステム効果タイ
プと各パートのパート効果タイプの更新手順を図9、図
10のフローチャートを参照して説明する。この更新ル
ーチンはパートの音色切替えが生じたことを検出した時
に実行される。パートの音色切替えは操作パネルによる
音色切替えまたは音色選択信号の受信により生じる。前
者の操作パネルによるパートの音色切替えは、鍵盤のパ
ートに所望の音色を割り当てる操作であり、前述したよ
うに、パート選択ボタン5cでパートを選択した後に音
色選択ボタン5bで音色を選択する操作を行うことによ
り実行される。後者の音色選択信号によるパートの音色
切替えは、外部に接続された自動演奏装置など、あるい
は本体のCPU、RAM、ROMが構成している自動演
奏装置から音色切替え信号を受信したことにより実行さ
れる。この音色選択信号にはどのパートをどの音色に切
り替えるかの情報が含まれる。
【0038】音色選択スイッチ5aまたは音色切替え信
号によりパートの音色切替えが指示されたら(ステップ
S21)、音源部7において該当発音チャネルの音色の
切替えを行った後(ステップS22)、図5の音色・効
果タイプテーブルを検索して当該音色に対応する効果タ
イプを読み出す(ステップS23)。
【0039】音色切替えを行うパートがアッパー、レイ
ヤー、ロワーのいずかであるかを判定する(ステップS
24)。これは操作パネルにより音色切替えを行った場
合にはパート選択ボタン5cの状態を見れば、また音色
選択信号である場合にはそれに含まれるパート情報から
分かる。アッパー、レイヤー、ロワーのいずれかであれ
ば、図4のシステム&パート効果タイプテーブルにおい
て、音色切替えしたパートのパート効果タイプとして、
上記ステップS23で読み出した音色(切り替えた音
色)の効果タイプを設定する(ステップS25)。な
お、ここではり替えた音色が音色効果を付与しない「ス
ルー」であれば、パートのパート効果タイプとしてスル
ーを設定する。
【0040】この設定したパート効果タイプがスルーか
否かを判定し(ステップS26)、スルーであれば、後
述のステップS40にジャンプする。
【0041】パート効果タイプがスルーでなければ、そ
のパートがアッパー、レイヤー、ロワーのいずれである
かを判定して(ステップS27、S28、S31)、ア
ッパー>レイヤー>ロワーの順の優先順位で、優先順位
がより高いパートのパート効果タイプがシステム&パー
ト効果タイプテーブル中のシステム効果タイプにコピー
されるとともに、コピーされる効果タイプに対応するパ
ラメータが効果付与部8aに送出される。なお、この優
先順位を比較するにあたって、パート効果タイプがスル
ーのパートは優先順位の比較から除外される。
【0042】すなわち、まずパートが最も優先順位の高
いアッパーかを判定し(ステップS27)、そうであれ
ば直ちにそのアッパーのパート効果タイプをシステム効
果タイプにコピーする(ステップS35)。このコピー
にあたっては、コピーしようとしているパート効果タイ
プと現在のシステム効果タイプとが同じか否かを判定し
て(ステップS34)、同じでない場合だけコピーを行
うとともに、コピーされる効果タイプに対応するパラメ
ータを効果付与部8aに送出する(ステップS35)。
同じであればコピーは行わず、リターンして更新ルーチ
ンを終了する。
【0043】パートがアッパーでなければ(ステップS
27)、次にパートがレイヤーかを判定し(ステップS
28)、レイヤーであれば、それより優先順位の高いア
ッパーにパート効果タイプが設定されているか、あるい
はスルーであるかを判定する(ステップS30)。スル
ーであればアッパーは優先順位の比較から除外されるの
で、レイヤーが優先され、レイヤーのパート効果タイプ
がシステム効果タイプにコピーされるとともに、コピー
される効果タイプに対応するパラメータが効果付与部8
aに送出される(ステップS35)。アッパーのパート
効果タイプがスルーでなければ、このアッパーのパート
効果タイプが最優先されるので、システム効果タイプの
書換えは行わずにリターンする。
【0044】パートがアッパーでもレイヤーでもなけれ
ばロワーであるので、さらにアッパー、レイヤーともに
スルーか否かを判定する(ステップS32、S33)。
アッパー、レイヤーの何れかに特定のパート効果タイプ
が設定されていればそれが優先されるので、その場合に
はシステム効果タイプのコピーは行わずにリターンす
る。アッパー、レイヤーの何れもスルーであれば、ロワ
ーのパート効果タイプがシステム効果タイプにコピーさ
れるとともに、コピーされる効果タイプに対応するパラ
メータが効果付与部8aに送出される(ステップS3
5)。
【0045】ステップS26において音色切替えされた
パートがスルーと判定された場合(音色切替えによりパ
ートのパート効果タイプがスルーとなった場合)、その
変更に伴ってシステム効果タイプの変更が必要になる場
合がある。例えばシステム効果タイプとして現在選ばれ
ている優先順位の高いパートが上記変更によるスルーと
なった場合には、次に優先順位が高いパートのパート効
果タイプにシステム効果タイプを変更して付与する効果
を変更する必要がある。
【0046】よって、ステップS26において、音色切
替えされたパートがスルーか否かを判定し、スルーであ
れば、ステップS40以降にジャンプして、前記同様に
パートの優先順位をチェックして、優先順位が高いパー
トのパート効果タイプがスルーになった場合は、その次
に優先順位が高いパートのパート効果タイプがシステム
のシステム効果タイプにコピーされるとともに、コピー
される効果タイプに対応するパラメータが効果付与部8
aに送出される。
【0047】すなわち、その音色切替えされたスルーの
パートがアッパーであるかを判定する(ステップS4
0)。アッパーであれば優先順位が最も高いので、それ
まではそのアッパーのパート効果タイプがシステム効果
タイプであったはずであるから、システム効果タイプを
アッパーより優先順位の低いパートのパート効果タイプ
に書き直す必要がある。よって、まず、アッパーの次の
優先順位のレイヤーのパート効果タイプがスルーか否か
を判定し(ステップS45)、スルーでなければ現在は
このレイヤーが最も優先順位が高いので(アッパーはス
ルーだから)、このレイヤーのパート効果タイプをシス
テム効果タイプにコピーする(ステップS47)。一
方、レイヤーもスルーであれば、さらに優先順位の低い
ロワーについてもスルーか否かを判定し(ステップS4
6)、スルーでなければ現在はこのロワーが最も優先順
位が高いので(アッパーもレイヤーはスルーだから)、
このロワーのパート効果タイプをシステム効果タイプに
コピーするとともに、コピーされる効果タイプに対応す
るパラメータを効果付与部8aに送出する(ステップS
48)。このロワーもスルーであった場合は(ステップ
S46)、システム効果タイプは変更しないので、リタ
ーンする。
【0048】ステップS26でスルーと判定されたパー
トが更にステップS40でアッパーでないと判定された
場合は、次にそのスルーのパートがレイヤーかを判定す
る。レイヤーでなかった場合、そのスルーのパートは最
も優先順位の低いロワーであり、システム効果タイプの
変更は必要ないので、リターンする。一方、スルーのパ
ートがレイヤーであった場合、アッパーにパート効果タ
イプが設定されている場合にはそれをシステム効果タイ
プとして維持し、アッパーもスルーであった場合にはロ
ワーに設定されているパート効果タイプをシステム効果
タイプとすることになる。よって、アッパーがスルーが
否かを判定し(ステップS42)、スルーでなければシ
ステム効果タイプを現状に維持したままリターンし、ス
ルーであれば更にロワーがスルーかを判定し(ステップ
S43)、スルーでなくパート効果タイプが設定されて
いればそれをシステム効果タイプにコピーする(ステッ
プS44)。ロワーもスルーである場合にはアッパー、
レイヤー、ロワー全部がスルーであり、その場合には現
状のシステム効果タイプを維持する。
【0049】さらに、ステップS24において音色変更
されたパートがアッパー、レイヤー、ロワーの何れでも
ない場合は、そのパートはコードパートまたは演奏パー
トがあるので、まず演奏パートのパート番号1〜16の
何れかに該当するかを判定する(ステップS36)。音
色変更されたパートがパート番号1〜16に該当せずコ
ードパートと判定された場合、効果付与部8aは何も変
更せず、パートの効果タイプも変更しない。音色を変更
されたパートが演奏パートであった場合は、図4のシス
テム&パート効果タイプテーブルにおけるその演奏パー
ト番号のパート効果タイプを、図5の音色効果タイプテ
ーブル中の音色変更されたパートの音色効果タイプに書
き直す。この効果タイプがスルーであった場合はシステ
ム効果タイプの変更はないのでリターンし、スルーでな
い場合にはその書き直した演奏パート番号のパート効果
タイプにシステム効果タイプを変更するとともに、この
効果タイプに対応するパラメータをDSP8の効果付与
部8aに送出する(ステップS35)。
【0050】なお、本実施形態では、音色切替え/効果
タイプの切替えを契機にしてシステム効果タイプを変更
しているので(ステップS35、S44、S47、S4
8でシステム効果タイプを変更している)、音色切替え
/効果タイプの切替えが指示された際に発音中の楽音が
ある場合は、その楽音に変更後の効果が付与されてしま
うが、それを防ぐために、システム効果タイプに変更し
た際に、効果を付与している全てのパートの出力を一時
的にスルーにするのが望ましい。
【0051】なお、以上の説明では、ステップS21で
音色選択ボタン5aが操作された場合と音色選択信号を
受信した場合にこの更新ルーチンが起動されるとした
が、この他に、図3の説明で前述したように操作パネル
を操作して(音色・効果タイプテーブルを参照しない
で)パートに割り当てられた効果タイプを変更した場合
にも、この更新ルーチンが起動される。これはステップ
S39に示される流れの処理である。
【0052】以上の動作から分かるように、本実施例で
は、アッパー、レイヤー、ロワーの各パートとMIDI
パートとの関係では後着優先でシステム効果タイプが変
更され、16個の演奏パートの中では後着優先でシステ
ム効果タイプが変更され、アッパー、レイヤー、ロワー
の各パートにおいてはその順の優先順位に従って優先順
位の高いパートがシステム効果タイプとなり、コードパ
ートはシステム効果タイプの変更に関与しない。
【0053】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施例では、優先順位を鍵
盤のパートであるアッパー、レイヤー、ロワーについて
その順に決めたが、もちろん本発明はこれに限られるも
のではなく、例えば、この優先順位を、 パート毎に決められた優先順位 エフェクト毎に決められた優先順位 エフェクトのジャンル毎に決められた優先順位 音色毎に決められた優先順位 ユーザが設定した優先順位 曲毎に決められた優先順位 後着優先 などとしてもよい。
【0054】また上述の実施例では、効果付与部8aで
付与する効果タイプの数は同時には一つであるとして説
明したが、勿論、複数の効果タイプを楽音信号に同時に
付与するものであってもよい。この実現法としては、そ
れぞれ異なる効果タイプを付与するエフェクタ回路を並
列に配置してもよいし、あるいはDSPでは楽音信号に
対して時分割処理により各タイムスロットでそれぞれ異
なるタイプの効果付与を行うことで、かかる複数の効果
タイプの効果付与を可能にしてもよい。この場合、シス
テム効果タイプは複数となり、その何れかとパート効果
タイプが一致したパートの楽音信号に対して効果付与部
8aで、その一致した効果タイプの効果のみが付与され
るよう制御される。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、効果付与装置で同時的に付与できる効果の数が限定
されている場合でも、現に付与している効果に適合した
楽音発生系列を複数の楽音発生系列から自動的に選択し
て効果を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の効果付与装置の概略的な動作を説明す
る図である。
【図2】本発明の一実施例としての効果付与装置を搭載
した電子楽器のブロック構成を示す図である。
【図3】実施例装置の操作パネルの構成例を示す図であ
る。
【図4】実施例装置におけるシステム&パート効果タイ
プテーブルの構成例を示す図である。
【図5】実施例装置における音色・効果タイプテーブル
の構成例を示す図である。
【図6】実施例装置におけるDSPの接続/スルーの概
念を説明する図である。
【図7】実施例装置で実行されるメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図8】実施例装置で実行されるノートイベント・ルー
チンのフローチャートである。
【図9】実施例装置で実行される更新ルーチン(1/
2)のフローチャートである。
【図10】実施例装置で実行される更新ルーチン(2/
2)のフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ROM(リード・オンリー・メモリ) 3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 4 鍵盤装置 5 操作子群 5a 音色選択ボタン 5b 効果タイプ選択ボタン 5c パート選択ボタン 6 表示部 7 音源部 8 DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ) 8a 効果付与部 8b スイッチ部 10 D/A(ディジタル/アナログ)変換器 11 スピーカ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音信号に付与する効果の種類を切換え
    設定でき、設定された種類に基づいた効果が付与可能な
    効果付与手段と、 複数の楽音発生系列のそれぞれについて、付与する効果
    の種類を設定する効果種類設定手段と、 該効果付与手段で現に効果付与している楽音信号の楽音
    発生系列が該効果種類設定手段により効果を付与しない
    ように設定された場合に、 該効果種類設定手段で効果を付与する種類の設定がされ
    ている楽音発生系列のうちから少なくとも一つの楽音発
    生系列を選択する楽音発生系列選択手段とを備え、 該楽音発生系列選択手段により選択された楽音発生系列
    の楽音信号に、当該選択された楽音発生系列に設定され
    ている種類の効果を該効果付与手段で付与するように構
    成された電子楽器の効果付与装置。
  2. 【請求項2】 前記楽音発生系列選択手段は、 選択される楽音発生系列の優先順位を規定する優先規則
    をもっており、 該優先規則に従って一つの楽音発生系列を選択するよう
    に構成されており、 該楽音発生系列選択手段により選択された楽音発生系列
    の楽音信号に、当該選択された楽音発生系列に設定され
    ている種類の効果を前記効果付与手段で付与するように
    構成された請求項1記載の電子楽器の効果付与装置。
  3. 【請求項3】 前記効果種類設定手段で効果を付与する
    種類の設定がされている楽音発生系列のうちから、 前記楽音発生系列選択手段により選択された楽音発生系
    列の楽音信号および当該選択された楽音発生系列と同じ
    種類の効果が前記効果種類設定手段により設定されてい
    る楽音発生系列の楽音信号に、 前記選択された楽音発生系列に設定されている種類の効
    果を付与するように構成された請求項2に記載の電子楽
    器の効果付与装置。
  4. 【請求項4】 楽音信号に付与する効果の種類を切換え
    設定でき、設定された種類に基づいた効果が付与可能な
    効果付与手段と、 該効果付与手段で楽音信号に現に付与する効果の種類が
    記憶される第1の記憶手段と、 複数の楽音発生系列のそれぞれについて、付与する効果
    の種類を設定する効果種類設定手段と、 該効果種類設定手段で設定された効果の種類を該複数の
    楽音発生系列毎に記憶する第2の記憶手段と、 該複数の楽音発生系列について予め規定された優先順位
    に基づき、効果付与をしない楽音発生系列を除外して優
    先順位が最も高い楽音発生系列の効果の種類を第1の記
    憶手段に記憶するよう更新する更新手段と、 該第1の記憶手段に記憶した効果の種類と該第2の記憶
    手段に記憶した各楽音発生系列の効果の種類とを比較
    し、両者が一致した楽音発生系列の楽音信号に対して該
    第1の記憶手段に記憶した種類の効果を該効果付与手段
    で付与するよう制御する制御手段とを備えた電子楽器の
    効果付与装置。
  5. 【請求項5】 上記効果種類設定手段は、 各楽音発生系列毎に音色を選択する音色選択手段と、 各音色に対応して効果の種類をそれぞれ記憶する音色・
    効果記憶手段とを備え、 該音色選択手段で一つの楽音発生系列に対して音色が選
    択されると該音色・効果記憶手段から当該音色に対応し
    た効果の種類を当該一つの楽音発生系列の効果の種類と
    して設定するように構成された請求項1〜4のいずれか
    に記載の電子楽器の効果付与装置。
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