JP4747260B2 - 逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents

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本発明は電力変換装置などに使用される絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)に関する。さらに詳しくは双方向の耐圧特性を有する双方向IGBTデバイスまたは逆阻止IGBTデバイスの製造方法に関する。
図5に示したような従来のプレーナ型pn接合構造を有するIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)は、主要な用途であるインバータ回路やチョパー回路では、直流電源下で使用されるので、順方向の耐圧さえ確保できれば問題はなく、素子設計の段階から逆方向耐圧確保を考慮せずに作られていた。
しかし、最近、半導体電力変換装置において、AC(交流)/AC変換、AC/DC(直流)変換、DC/AC変換を行うため、直接リンク形変換回路等のマトリクスコンバータの用途に双方向スイッチング素子を使用することにより、回路の小型化、軽量化、高効率化、高速応答化および低コスト化を図る研究がなされるようになった。そこで、逆耐圧IGBTを逆並列接続することにより前記双方向スイッチング素子とするために、逆耐圧を持ったIGBTが要望されるようになった。
従来のIGBTは、前記したように、有効な逆阻止能力を確保するような素子設計および製造方法がとられていないので、逆耐圧を確保するためには直列にダイオードを接続して変換装置を構成する必要がある。その結果、ダイオードも含めた発生損失が大きくなり、変換装置の変換効率の低下を招く。さらに、素子点数が多くなって変換装置の小型化、軽量化、低コスト化が困難となる。これらの点に、逆阻止能力を持ったIGBTの存在意義が生じる。
前記図5は、前述の逆耐圧を実質的に有しない従来のIGBTの要部断面図である。このIGBTについて説明すると、高比抵抗のn形半導体基板の第一主面115にpベース領域102が選択的に複数形成され、裏面側の第二主面116にpコレクタ層103が形成されている。pベース領域102とpコレクタ層103とによって前記半導体基板の厚み方向において挟まれた領域がもともと半導体基板でもあるnベース領域101である。矢印で示す活性領域114におけるpベース領域102内の表面層には選択的にnエミッタ領域104が形成されている。この活性領域114の外側には矢印で示すプレーナ形pn接合表面の耐圧構造の一種であるガードリング構造113が形成され、このIGBTの順方向阻止耐圧を確保している。点線118は順方向電圧印加時のnベース側空乏層を示している。このガードリング構造113は、第一主面内で前記活性領域114の外側にあって、n形半導体基板の表面層にリング状に形成されるp領域111、酸化膜112および金属膜124等を組み合わせて作られる。nエミッタ領域104とnベース領域101に挟まれたpベース領域102の表面と、複数のpベース領域102間のnベース領域101の表面とにはゲート酸化膜105を介してそれぞれゲート電極106が形成される。nエミッタ領域104表面にエミッタ電極108、pコレクタ層103表面にはコレクタ電極109がそれぞれ被覆される。エミッタ電極108とゲート電極106との層間には絶縁膜107が設けられている。
前述の従来IGBTは逆バイアスされないことを前提として作製されているので、エミッタをグラウンド電位としコレクタを負電位とする逆バイアスを加えた場合に電界が集中しやすい符号A(図5)で示すコレクタ接合表面近傍は、ダイシング等による機械的な切断歪を備えたままの切断部125で何らの処理もされておらず、当然ながら十分な逆耐圧は得られない。
一方、図7に示したメサ型逆阻止IGBT200のような逆阻止型も知られている。このIGBTは、pコレクタ層103とnベース101間に形成されるpn接合119表面が露出するメサ型溝201とこのメサ溝を保護するパッシベーッション膜202を備える。前記メサ溝は第一主面側からエッチング等により形成される。このIGBTは逆バイアス時に前記pn接合119の前後に拡がる空乏層117がダイシング部(切断部)125およびそのダメージ領域に広がらなければ、十分な逆耐圧が得られる。
しかしながら、このメサ型溝を備えるIGBT200を形成するには、割れ不良を少なくするためにコレクタ層103の厚いエピタキシャルウェハを必要とするためにターンオフ損失が大きくなり、オン電圧特性とターンオフ損失との間トレードオフに関係に入り、しかも、その回避が困難である(下記特許文献1、2参照)。
またさらに、図6に示したような分離層120を表面から拡散のみによって形成した分離層型の逆阻止IGBT300の場合(その他の機能領域は前記図5に示すIGBTと同じのため、図6では同一符号を付けた。符号117はpコレクタ層103とnベース層101間のpn接合に付加される逆バイアスによる空乏層を示す。)は、NPT(Non Punch Through)ウェハ(100μm)を用いることができる。この場合はコレクタ層103を薄くし、その不純物濃度を低く制御することにより、従来問題となっていたオン電圧特性とターンオフ損失に関するトレードオフ関係をなくし、共に小さくすることが可能になる。
しかしながら、前記分離層の形成については、前記図6に示す逆阻止IGBT300のように基板厚さが100μm厚程度の薄いNPTウェハであっても、表面からボロン拡散により、120μm程度(逆阻止耐圧600V素子用ウェハの厚さ100μmの場合)の深さの分離層120を作るために分離層幅(面に平行な方向)は片側(一方の辺あたり)50μmの初期領域から熱拡散を始めると、横方向(面に平行な方向)にも約100μm程度、前記初期領域が拡がるために1チップあたり分離層は片側で150μmにもなる。両側を合わせると300μmとなる。これは、活性領域の面積を大幅に減少させ、同一電流容量あたりのチップ面積を増大させるので、チップ面積の利用効率が悪いだけでなく、コスト面でも不利益となる。ウェハ(基板)厚が150μmとした場合は、さらに分離領域120が横方向に大きく拡がるので、さらにチップ面積の利用効率が悪くなるばかりか、拡散時間も極めて長時間になるので、実用的で無くなる(下記特許文献1、2参照)という問題がある。
特開2001−185727号公報 特開2002−319676号公報
以上、前記メサ型逆阻止IGBTは、オン電圧とターンオフ損失とがトレードオフの関係になるという問題があり、分離層を表面から拡散のみによって形成した分離層型の前記逆阻止IGBTの場合は、チップ面積の利用効率が悪いだけでなく、コスト面でも不利益という問題がある。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、オン電圧特性とターンオフ損失とのトレードオフを回避できる150μm以下の薄いウェハ(半導体基板)の場合でも問題となる一チップあたりの分離領域の占有面積比率を小さくすることができ、拡散時間の短縮も図れる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタおよびその製造方法の提供である。
特許請求の範囲の請求項記載の発明によれば、第一導電形半導体基板の第一主面側にトレンチ溝の形成後、該トレンチ溝表面からの第二導電形不純物拡散により分離領域を形成する工程と、前記分離領域に囲まれた第一主面にベース領域、エミッタ領域、ゲート絶縁膜、ゲート電極を含むMOSゲート構造を形成する工程と、第二主面側から前記基板を前記トレンチ溝が露出するまで減厚する工程と、第二主面に第二導電形コレクタ層を形成する工程とをこの順に行う逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法とすることにより、達成される。
本発明によれば、オン電圧特性とターンオフ損失とのトレードオフを回避できる150μm以下の薄いウェハ(半導体基板)の場合でも問題となる一チップあたりの分離領域の占有面積比率を小さくすることができ、拡散時間の短縮も図れる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を提供できる。
図1、図2、図8、図9はそれぞれ本発明にかかる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(以下IGBTと略す)の断面図であり、図3と図4は前記図1に示すIGBTの製造方法をシリコン基板の要部の断面により示した製造工程図である。本発明の要旨を超えない限り、本発明は以下説明する実施例の記載に限定されるものではない。
この発明にかかる逆阻止型IGBTおよびその製造方法の実施例について、前記図1、図3、図4(それぞれ断面図)を用いて詳細に説明する。この逆阻止型IGBTは600V耐圧の逆阻止IGBTである。厚さ525μm、n導電型不純物濃度1.5×1014cm−3のFZシリコン基板(ウェハ)1の表面に厚さ1.6μmの初期酸化膜12を形成し、チップ外周部の分離領域相当部に酸化膜12のパターンニングを行い、幅5μmでリング状または格子状の開口部を形成する(図3(a))。
前記パターニングされた酸化膜をマスクとして、前記開口部に幅5μmで深さ50μmのトレンチ溝23をHBr、NF、Oガスを用いたRIEエッチング等の異方性エッチングにより形成する(図3(b))。基板表面にボロンソース33を塗布し(図3(c))、1300℃で、96時間の熱処理を行い、深さ120μmの分離層32を形成する(図3(d))。次に前記拡散によって形成されたボロンガラス34のエッチングを行う。ボロンガラス34除去後(図3(e))、前記エッチ溝23にポリシリコン35を埋める(図3(f))。さらにその後にポリシリコン35の表面の平坦化を行い、溝以外のポリシリコン35を取り除く(図4(a))。次に前記図5に記載したプレーナ形IGBT構造と同様のプロセスでPベース領域、ゲート酸化膜、ゲート電極、N+エミッタ領域、エミッタ電極等のMOSゲート構造を形成する(図4(b))。このMOSゲート構造の形成方法は図6と同様であるため、重複説明を避けるために省略する。そのため、同じところは同じ符号を図1に記した。次に、シリコン基板1の裏面(第二主面)を図4(c)に示す鎖線22まで削り、シリコン基板を100μm程度の厚さに減厚する(図4(c))。次に分離層32が露出した裏面(第二主面)に、ドーズ量1×1013cm−2のボロンをイオン注入し350℃程度で1時間程度の低温アニ−ルを行い、活性化したボロンのピーク濃度が1×1017cm−3程度で厚さが1μm程度の裏面コレクタ層を形成する(図4(d))。最後に鎖線21の位置でウェハ1をダイシングにより切断すると(図4(e))、図1のような逆阻止IGBTが作られる。図1では隣接する分離領域間でダイシングされているが、分離領域のパターニングの問題であり、図4(e)のように格子状の分離領域のパターンとすれば、分離領域内の中央でダイシングすることもできる。以上説明した本発明にかかる製造方法によれば、シリコン基板の厚さ方向に関しては、トレンチ溝23の底部からボロンが拡散するために、深さ方向に関する拡散時間を短縮できる。拡散時間の短縮に伴い、横方向拡散広がりも少なくなるので、1チップの当りの分離層の片側幅は60μm程度となり従来の表面からの拡散を用いた逆阻止IGBTと比べると半分以下にすることができる。
図2は本発明にかかるトレンチ型分離層を有する逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)であって、図1とは製造方法の異なる実施例の要部断面図である。前記図1、図3、図4を用いて説明した実施例1のIGBTと同様に、チップ外周部に深さ50μmのトレンチ溝23を形成後、新たに溝の側壁にのみ酸化膜22を形成し、主として酸化膜の無い溝の底部からボロンを拡散させることにより、分離層31を形成する。前述と同等以上の効果が得られる。すなわち、この場合はさらに、溝の側面からのウェハーの横方向(主面に平行な方向)拡散がほとんど無くなるため、さらに分離層31幅を少なくすることができる。
前記実施例1、2と図1,2,3,4では、ボロンソースによる塗布拡散をしているが、塗布をボロンイオン注入に変えると、イオン注入はほとんど溝底部のみにされる傾向が強いので、前記図2の場合のように溝の側壁への酸化膜22を形成しなくても、横方向拡散を少なくすることができる。この場合のボロンのドーズ量は1×1016cm−2、加速電圧100kevとした。イオン注入後の熱拡散は、イオン注入後にポリシリコン35でトレンチ溝23を埋めた後で熱拡散し、分離拡散後に、溝以外のシリコン基板上のポリシリコン35を除去して、基板表面の平坦化を行なった。その後の工程は前記図1、3、4で説明したボロン塗布拡散の場合の工程と同じであってよい。
さらに、前記実施例1、2の逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)の製造の際に行った前記図3(f)と図4(a)で示すトレンチ溝の平坦化工程を省略してしまうことも好ましい。この場合はシリコン基板を分割してIGBTチップとする工程をダイシングではなく、トレンチ溝23の底部の薄いシリコン基板を外力で壁開して割ることにより得られるので、工程の簡略化とダイシング装置が不要になる利益がある。この場合のIGBTチップの断面図を図8に示す。図中の符号は図1と同じところには同符号を付けた。
トレンチ溝を平坦化しない場合のイオン注入の一例を挙げると、加速電圧を100keV、ドーズ量を1×1016cm―2とし、アニ-ル時間を1440分とすると拡散深さは40μmになるので、トレンチ溝の深さを90μmとすれば、裏面研削によりシリコン基板厚さを120μmとしたとき、コレクタ領域と分離領域とがつながる。
前記実施例3において、トレンチ溝の深さを表面側から50μm〜90μm程度のように前述の140μmよりは浅く形成した後、同様にシリコン基板を裏面から120μm厚になるまで研削し、トレンチ溝が裏面に貫通しないように製作してもよい。実施例3ではいずれのトレンチ深さの場合でも、実施例1と異なり、トレンチ溝をポリシリコンで埋めて平坦化する工程を設けないことが必要である。このようにすると、裏面研削後の段階で、前述のようにシリコン基板がチップに分割されないので、裏面側のコレクタ領域、コレクタ電極の形成が容易になる。この場合のチップへの分割はトレンチ溝の底部のシリコン基板を壁開により分割できるので、やはり、ダイシング工程を省略することができる。
実施例1と同様に、600V耐圧の逆阻止IGBTを製作するために、厚さ525μm、n導電型不純物濃度1.5×1014cm−3のFZシリコン基板(ウェハ)1の表面に厚さ1.6μmの初期酸化膜12を形成し、チップ外周部の分離領域相当部に酸化膜12のパターンニングを行い、幅5μmで格子状の開口部を形成する。実施例1と同様の異方性エッチングにより、開口幅5μmで、深さが実施例1より深い140μmのトレンチ溝を形成する。
次に実施例1と同様にトレンチ溝を中心にボロンを不純物とするp形分離領域と、このp形分離領域に囲まれたシリコン基板表面にpベース領域、ゲート酸化膜、ゲート電極、nエミッタ領域、エミッタ電極を形成する。表面側に保護テープを貼り付けた後、裏面からシリコン基板を120μm程度の厚さにまで削る。
前記トレンチ溝の深さは140μmであるから、この段階でトレンチ溝がシリコン基板を貫通して半導体チップに分割されるが、表面側の保護テープに接着して保持された状態となる。この状態でシリコン基板の裏面側にドーズ量1×1013cm―2のボロンをイオン注入し、350℃、1時間程度の低温アニールを行い、活性化したボロンのピーク濃度が1×1017cm−3程度で厚さが1μm程度の裏面コレクタ層を形成する。コレクタ電極を形成後、裏面全体にテープを貼り、表面側テープを剥がしてから(逆阻止IGBT)チップを取り出す。この場合のIGBTチップの断面図を図9に示す。図中の符号は図1と同じところには同符号を付けた。
この製造方法によれば、チップに分割するためにダイシングをする必要がなくなり、ダイシングに起因する欠け不良が無くなる他、ダイシング自体の切りしろ幅が無くなるので、その分、活性領域の面積を増やすことができる。
以上の実施例1〜4では、分離拡散について、表面側のMOSゲート構造の形成前にボロン塗布拡散およびイオン注入をする場合について説明したが、MOSゲート構造の金属電極を形成する前に前記分離拡散を行ってもよい。他の拡散方法としては、固体、気体、液体等をそれぞれソースとする拡散として用い。固体ソースとしてはBN、気体ソースとしてはBBr、液体ソースとしては、B等をそれぞれ用いることができる。ただし、前記三つの拡散方法の場合にシリコン基板表面の平坦化を行なう場合は、イオン注入の場合と異なり、拡散後にポリシリコンの埋め込みをすることになる。
本発明にかかる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 本発明にかかる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの異なる模式的断面図 本発明にかかる逆阻止IGBTの製造方法を示す工程断面図 本発明にかかる逆阻止IGBTの製造方法について、図3の後工程を示す工程断面図 従来の絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来の逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来の逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの異なる模式的断面図 本発明にかかる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの異なる模式的断面図 本発明にかかる逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの異なる模式的断面図
1 nベース層(半導体基板)
12 酸化膜
23 トレンチ溝
31、32分離領域
35 ポリシリコン
102 pベース領域
103 p+コレクタ層
104 n+エミッタ領域
105 ゲート酸化膜
106 ゲート電極
108 エミッタ電極
109 コレクタ電極
133 ボロンソース
134 ボロンガラス。

Claims (1)

  1. 第一導電形半導体基板の第一主面側にトレンチ溝の形成後、該トレンチ溝表面からの第二導電形不純物拡散により分離領域を形成する工程と、前記分離領域に囲まれた第一主面にベース領域、エミッタ領域、ゲート絶縁膜、ゲート電極を含むMOSゲート構造を形成する工程と、第二主面側から前記基板を前記トレンチ溝が露出するまで減厚する工程と、第二主面に第二導電形コレクタ層を形成する工程とをこの順に行うことを特徴とする逆阻止型絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法。
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