JP2006319079A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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明夫 清水
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崇 林
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Abstract

【課題】大きなチップ面積でも高い耐圧良品率を確保できる半導体装置を提供する。
【解決手段】n半導体基板1の外周部に耐圧構造部を構成するp分離拡散領域2を形成し、このp分離拡散領域2で囲まれた活性領域3内に逆阻止IGBTのpウェル領域4、nエミッタ領域5、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、層間絶縁膜8およびエミッタ電極9を形成する。半導体基板1の裏面にpコレクタ領域10とコレクタ電極11を形成する。p分離拡散領域2とpコレクタ領域10は接続しており、逆耐圧を保持する。半導体ウェハから半導体チップにするためのスクライブラインをp分離拡散領域2内に位置させ、このスクライブラインに沿って半導体チップ化される。64mm2 を超えるチップ面積で、半導体チップの一方の辺の長さを8mm以下とすることで、高い耐圧良品率を有する半導体装置とすることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、分離拡散領域を有する逆阻止IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などの半導体装置に関する。詳しくは、半導体装置のチップサイズに関する。
図4は、従来のプレーナ型接合のIGBTの構成図であり、同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線で切断した要部断面図である。
n半導体基板51の外周部に耐圧構造部52aを形成し、この耐圧構造部52aで囲まれた活性領域53内に逆阻止IGBTのpウェル領域54、nエミッタ領域55、ゲート絶縁膜56、ゲート電極57、層間絶縁膜58およびエミッタ電極59を形成する。半導体基板51の裏面にpコレクタ領域60とコレクタ電極61を形成する。半導体ウェハから半導体チップにするたのスクライブラインに沿って半導体チップ化される。スクライブラインで切断した箇所が半導体チップ200の端部62となる。
この従来のプレーナ型接合のIGBTは、一方向(順方向)の耐圧の信頼性さえ確保できれば問題はなかった。これに対し、最近、半導体電力変換装置において、AC(交流)/AC変換、AC/DC(直流)変換、DC/AC変換などで、直接リンク形変換回路のマトリックスコンバータ用途が用いられるようになってきた。このマトリックスコンバータは双方向スイッチング素子が必要であり、その双方向スイッチング素子の逆耐圧を確保するため直列接続のダイオードが必要である。
そのような双方向スイッチング素子として、逆並列接続させた2個の逆阻止IGBTで構成したものが知られており、逆阻止IGBTを用いると、直列接続するダイオードを不要とすることができる。そのため、回路の小型化、軽量化、高効率化、高速応答化および低コスト化が可能であり、注目されている。
図5は、従来の分離拡散領域を有する逆阻止IGBTの構成図であり、同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線で切断した要部断面図である。
n半導体基板71の外周部に耐圧構造部を構成するp分離拡散領域72を形成し、このp分離拡散領域72で囲まれた活性領域73(耐圧構造部の一部を含む)内に逆阻止IGBTのpウェル領域74、nエミッタ領域75、ゲート絶縁膜76、ゲート電極77、層間絶縁膜78およびエミッタ電極79を形成する。半導体基板71の裏面にpコレクタ領域80とコレクタ電極81を形成する。p分離拡散領域72とpコレクタ領域80は接続しており、逆耐圧を保持する。半導体ウェハから半導体チップ300にするためのスクライブラインをp分離拡散領域72内に位置させ、このスクライブラインに沿って半導体チップ化される。スクライブラインで切断した箇所が半導体チップ300の端部82となる。ここで、半導体チップ300とは前記の拡散領域と前記の電極などを形成した半導体ウェハをスクライブラインで切断してチップ化したものをいう。
図6は、図5の半導体装置の製造方法を示す工程図であり、同図(a)から同図(c)は工程順に示す要部製造工程断面図である。
500μm程度の厚さの正方形の半導体基板71aの表面側の外周部と裏面側にボロンを酸化雰囲気中で50時間程度の長時間の熱拡散して、表面側の外周部に拡散深さの深いp分離拡散領域72および裏面側に拡散深さの深いp型の不純物領域83を形成する。その後、活性領域73内に図5(b)で示したpウェル領域74、nエミッタ領域75、ゲート絶縁膜76、ゲート電極77、層間絶縁膜78およびエミッタ電極79を形成する(同図(a))。
つぎに、500μmのn半導体基板71aの裏面側を研削して、裏面に形成されたp型の不純物領域83を除去し、p分離拡散領域72の底部が露出させ、この研削されたn半導体基板71の厚さを100μm程度とする(同図(b))。
つぎに、n半導体基板の裏面(研削面85)側にpコレクタ領域80とコレクタ電極81を形成する(同図(c))。
つぎに、切断線86(スクライブライン)で半導体基板1を切断して逆阻止IGBTのチップが出来上がる。
この逆阻止IGBTは、例えば、特願2004−328353号に記載されている。
これらのパワー半導体素子の半導体チップ200、300の大きさは、電流容量と耐圧に依存し、電流容量が大きいほど、また耐圧が高くなる程、チップサイズは大きくなる。また、活性領域の半導体チップに占める面積をできるだけ大きくし、0.5mmから1mm程度の幅でチップの外周部に帯状に形成される耐圧構造部の占める面積をできるだけ小さくする、通常、半導体チップは正方形とする。長方形にすると耐圧構造部の占める割合が大きくなり、活性領域の占める割合が減少するためである。
しかし、半導体ウェハは円形であり、この円形の半導体ウェハから四角形の半導体チップを取り出すため、最も取れ数を多くする場合には、長方形とすることもある。また、半導体チップを搭載するプリント基板などのスペースの関係から長方形となる場合もある。しかし、その場合でも、出来るだけ正方形に近くするのが一般的である。つまり、半導体チップの形状を長方形にする理由は、電気的特性上というよりもチップの取れ数を多くしたい場合やチップを搭載する領域の形状が長方形の場合などである。
また、IGBTの電流容量を増大させ、IGBTを高耐圧化するために、半導体チップの大きさは年々大きくなってきている。
一方向の耐圧(順耐圧)を有するIGBT(半導体チップ200)においては、チップサイズが大きくなった場合でも耐圧良品率の低下は殆ど現れないが、逆阻止IGBTでは、チップサイズが大きくなると、耐圧良品率が著しく低下する。
逆阻止IGBT(半導体チップ300)は、逆耐圧を確保するために、ボロンの深い熱拡散でp分離拡散領域72を形成する。これは、表面にボロンガラスなどを塗布し、前記したように酸素を含む高温雰囲気で拡散時間を50時間から300時間程度の長時間の熱拡散で形成する。この長時間の熱拡散によりシリコンウェハ中に酸素が取り込まれ、結晶内で結晶欠陥の一種であるOSF84(Oxidation induced stacking fault:積層欠陥))を形成することが知られている(例えば、非特許文献1)。半導体チップの活性領域内のOSF84の密度が高くなればなるほど素子の耐圧低下は大きくなる。
一方、一方向の耐圧を有する通常のIGBTでは分離拡散領域の形成は不要であるため、結晶内のOSF密度は少なく、そのため耐圧低下は逆阻止IGBTと比べて極めて小さくなる。
半導体シリコン結晶工学 第6章 「結晶欠陥の解析」 pp241−346 丸善(1993)
図7は、従来の逆阻止IGBTのチップサイズと耐圧良品率の関係を示す。逆阻止IGBTの耐圧は600Vクラスであり、600Vの電圧を印加したときの逆もれ電流が1mA以下のものを良品と判定し耐圧良品率を算出した。ここでは、逆阻止IGBTのチップ形状は正方形(辺の長さa=b)で一辺の長さが5mmから10mm(チップサイズが5mm□から10mm□)である。
図7に示すように、チップサイズが大きくなるほど、耐圧良品率の低下が著しくなるため、大きなチップサイズで高い耐圧良品率の逆阻止IGBTを製造することが困難である。
この発明の目的は、前記の課題を解決して、大きなチップ面積でも高い耐圧良品率を確保できる半導体装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、第1導電型の半導体基板の外周部に形成し、該半導体基板の表面から裏面に達する第2導電型の分離拡散領域を有する半導体装置において、前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さに構成とする。
また、第1導電型の半導体基板の外周部に形成した第2導電型の分離拡散領域と、前記半導体基板の裏面に形成され、前記分離拡散領域と接続する第2導電型の第1拡散領域と、前記分離拡散領域に囲まれた前記半導体基板の表面層に選択的に形成した第2導電型の第2拡散領域と、該第2拡散領域の表面層に選択的に形成した第1導電型の第3拡散領域と、該第3拡散領域と前記半導体基板に挟まれた前記第2拡散領域上にゲート絶縁膜を介して形成したゲート電極と、前記第3拡散領域と電気的に接続した第1主電極と、前記第1拡散領域と電気的に接続した第2主電極と、を備えた半導体装置において、
前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さの構成とする。
また、前記分離拡散領域がボロン拡散領域であるとよい。
また、第1導電型の半導体基板の外周部に形成した第2導電型の分離拡散領域と、前記半導体基板の裏面に形成され、前記分離拡散領域と接続する第2導電型の第1拡散領域と、前記分離拡散領域に囲まれた前記半導体基板の表面層に選択的に形成した第2導電型の第2拡散領域と、該第2拡散領域の表面層に選択的に形成した第1導電型の第3拡散領域と、該第3拡散領域と前記半導体基板に挟まれた前記第2拡散領域上にゲート絶縁膜を介して形成したゲート電極と、前記第3拡散領域と電気的に接続した第1主電極と、前記第1拡散領域と電気的に接続した第2主電極とを備え、前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さとする半導体装置の製造方法において、
前記分離拡散領域が、酸素雰囲気で50時間以上で1000℃以上の温度でボロンを熱拡散して形成されるとよい。
〔作用〕
深い拡散の分離拡散領域を有する逆阻止IGBTについて、OSFが製造中にどのように振舞うか調査したところ、以下のことがわかった。
低濃度のn半導体基板中のOSFは、高濃度のp型の不純物領域にゲッタリングされて移動する。図6の工程では、酸素雰囲気でn半導体基板に取り込まれた酸素で形成されたOSFが、n半導体基板の裏面に形成されるp型の不純物領域と、分離拡散領域であるp型の不純物領域にゲッタリングされて、OSFはn半導体基板の裏面側と分離拡散領域に移動しOSF密度は表面からn半導体基板の中央の深さ方向で減少し、また、n半導体基板の中心から外周部(分離拡散領域)に向かって減少する。
図7から、1辺が8mm以下で耐圧良品率が高い値で飽和傾向となるが、これはn半導体基板の中心から端までの距離を4mm以下にすることで、図3に示すように、n半導体基板内部のOSFの多くが裏面側のp型の不純物領域と、n半導体基板の端部に形成される分離拡散領域であるp型の不純物領域まで移動して、活性領域でのOSF密度が減少するため、耐圧良品率が上昇したものと考えられる。つまり、4mm以内にあるOSFはp型の不純物領域にゲッタリングされるということである。
その結果、8mm□(チップ面積64mm2 )を超えるチップサイズの逆阻止IGBTのチップにおいては、一辺を8mm以下とし、他辺を8mmを超える長さとすることで、活性領域でのOSFを分離拡散領域でゲッタリングさせ、その密度を低下させて、耐圧良品率の向上を図ることができる。
この発明において、64mm2 を超えるチップ面積を有する逆阻止IGBTなどの半導体装置において、四角形の半導体チップの一方の辺の長さを8mm以下とすることで、高い耐圧良品率を有する半導体装置とすることができる。
実施の形態については以下の実施例で説明する。
図1は、この発明の一実施例の半導体装置の構成図であり、同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線で切断した要部断面図である。半導体装置は分離拡散領域を有する逆阻止IGBTである。
n半導体基板1の外周部に耐圧構造部を構成するp分離拡散領域2を形成し、このp分離拡散領域2で囲まれた活性領域3(耐圧構造部の一部を含む)内に逆阻止IGBTのpウェル領域4、nエミッタ領域5、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、層間絶縁膜8およびエミッタ電極9を形成する。半導体基板1の裏面にpコレクタ領域10とコレクタ電極11を形成する。p分離拡散領域2とpコレクタ領域10は接続しており、逆耐圧を保持する。半導体ウェハから半導体チップにするたのスクライブラインをp分離拡散領域2内に位置させ、このスクライブラインに沿って半導体チップ化される。スクライブラインで切断した箇所が半導体チップ100の端部12となる。
ここで、8mm□に相当するチップ面積、すなわち、64mm2 のチップ面積を超える面積の半導体チップの形状を、X方向の辺の長さaを8mm以下として、Y方向の長さbを8mm以上とすることで、高い耐圧良品率を確保できる。
図2は、図1の半導体装置の製造方法を示す工程図であり、同図(a)から同図(d)は工程順に示す要部製造工程断面図である。
500μm程度の厚さの半導体基板1aの表面側の外周部と裏面側に、1000℃以上の高温で酸化雰囲気中で50時間程度の長時間でボロンを熱拡散して、表面側の外周部に拡散深さの深いp分離拡散領域2および裏面側に拡散深さの深いp型の不純物領域13を形成する。その後、活性領域3内に図1(b)で示したpウェル領域4、nエミッタ領域5、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、層間絶縁膜8およびエミッタ電極9を形成する。
前記したように外周部に形成されるp型の不純物領域がp分離拡散領域2となる。また、裏面のp型の不純物領域13の形成は、この長時間の熱拡散で形成されたOSF14などの結晶欠陥をゲッタリングするために行う。長時間の熱拡散で形成されるOSF14は、同時にp分離拡散領域2と裏面のp型の不純物領域13にゲッタリングされ、活性領域3内のOSF14密度は小さくなる。特に、半導体チップの一辺の長さaを8mmとしているので、中心付近に形成されたOSF14もp分離拡散領域2でゲッタリングされて、その密度は小さくなる。また、pウェル領域4とnエミッタ領域5の形成するときの高温の熱処理でもOSF14はp分離拡散領域2でゲッタリングされる(同図(a))。
つぎに、500μmのn半導体基板1aの裏面側を研削して、裏面に形成されたp型の不純物領域13を除去し、p分離拡散領域2の底部を露出させ、この研削されたn半導体基板1の厚さを100μm程度とする(同図(b))。
つぎに、n半導体基板の裏面(研削面15)側にpコレクタ領域10とコレクタ電極11を形成する(同図(c))。
つぎに、切断線16(スクライブライン)で半導体基板1を切断して逆阻止IGBTのチップ100が出来上がる(同図(d))。
図3は、本発明品のチップ面積と耐圧良品率の関係を示す。比較するために正方形チップの従来品も点線で示した。
ここでは、64mm2 を超える本発明品のチップは一辺の長さを8mm(太い実線)に固定し、他の辺の長さを可変とした。試作したチップ面積は81mm2 〜225mm2 の範囲で7種類である。具体的には、81mm2 (9mm□に相当)の場合は8mm×10.125mm、100mm2 (10mm□に相当)は8mm×12.5mm、・・・・・、225mm2 (15mm□に相当)は8mm×28.125mmである。
また、この一辺の長さを8mmから例えば6mmとした場合(細い実線)は、他の辺の長さは8mmの場合の1.33倍となり、8mmの場合より細長い形状となり、活性面積は8mmの場合より減少するが、耐圧良品率は8mmの場合より多少向上する。
本発明品は、従来品(正方形チップの場合)と比べて、64mm2 を超えても耐圧良品率の低下は見られない。
つまり、チップ面積が64mm2 を超える場合において、チップの一方の辺の長さを8mm以下とし、他の辺の長さを8mmを超える長さとすることで、高い耐圧良品率を確保することができる。
この発明の一実施例の半導体装置の構成図であり、(a)は要部平面図、(b)は(a)のA−A線で切断した要部断面図 図1の半導体装置の製造方法を示す工程図であり、(a)から(d)は工程順に示す要部製造工程断面図 本発明品のチップ面積と耐圧良品率の関係を示す図 従来のプレーナ型接合のIGBTの構成図であり、(a)は要部平面図、(b)は(a)のA−A線で切断した要部断面図 従来の分離拡散領域を有する逆阻止IGBTの構成図であり、(a)は要部平面図、(b)は(a)のA−A線で切断した要部断面図 図5の半導体装置の製造方法を示す工程図であり、(a)から(c)は工程順に示す要部製造工程断面図 従来の逆阻止IGBTのチップサイズと耐圧良品率の関係を示す図
符号の説明
1、1a n半導体基板
2 p分離拡散領域
3 活性領域
4 pウェル領域
5 nエミッタ領域
6 ゲート絶縁膜
7 ゲート電極
8 層間絶縁膜
9 エミッタ電極
10 pコレクタ領域
11 コレクタ電極
12 端部
13 p型の不純物領域
14 OSF
15 研磨面
16 切断線
100 半導体チップ

Claims (4)

  1. 第1導電型の半導体基板の外周部に形成し、該半導体基板の表面から裏面に達する第2導電型の分離拡散領域を有する半導体装置において、
    前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さとすることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型の半導体基板の外周部に形成した第2導電型の分離拡散領域と、前記半導体基板の裏面に形成され、前記分離拡散領域と接続する第2導電型の第1拡散領域と、前記分離拡散領域に囲まれた前記半導体基板の表面層に選択的に形成した第2導電型の第2拡散領域と、該第2拡散領域の表面層に選択的に形成した第1導電型の第3拡散領域と、該第3拡散領域と前記半導体基板に挟まれた前記第2拡散領域上にゲート絶縁膜を介して形成したゲート電極と、前記第3拡散領域と電気的に接続した第1主電極と、前記第1拡散領域と電気的に接続した第2主電極と、を備えた半導体装置において、
    前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さとすることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記分離拡散領域がボロン拡散領域であること特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 第1導電型の半導体基板の外周部に形成した第2導電型の分離拡散領域と、前記半導体基板の裏面に形成され、前記分離拡散領域と接続する第2導電型の第1拡散領域と、前記分離拡散領域に囲まれた前記半導体基板の表面層に選択的に形成した第2導電型の第2拡散領域と、該第2拡散領域の表面層に選択的に形成した第1導電型の第3拡散領域と、該第3拡散領域と前記半導体基板に挟まれた前記第2拡散領域上にゲート絶縁膜を介して形成したゲート電極と、前記第3拡散領域と電気的に接続した第1主電極と、前記第1拡散領域と電気的に接続した第2主電極とを備え、前記半導体基板の形状が四角形であり、その面積が64mm2 を超え、該半導体基板の一方の辺の長さを8mm以下とし、他方の辺の長さを8mmを超える長さとする半導体装置の製造方法において、
    前記分離拡散領域が、酸素雰囲気で50時間以上で1000℃以上の温度でボロンを熱拡散して形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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