JP4726028B2 - 車椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ベッド等への移乗が容易にできる車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般の車椅子は、座席の左右両側部に、上部に肘掛けを取り付けた側枠が立設されている。そのため、車椅子使用者は開放側である車椅子の前側から、車椅子に対して後ろ向きの状態で乗車しなければならなかった。また、下肢が不自由な為に車椅子を使用しているにもかかわらず、ベッド等へ移乗する際には腰を浮かせなければならず不便であった。
【0003】
そこで、車椅子の側方から乗り降りできるようにするため、座席の左右両側部に立設される側枠を着脱可能とした車椅子が提案されている。しかしながら、自操式の車椅子の場合、手扱ぎ駆動のために後輪を径大とせざるを得ない。そのため、側枠を取り外してもここに後輪が食み出した状態となり、身体障害者等はこれを避けるように移乗しなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、身体障害者等の車椅子使用者が無理なく側方から安全かつ容易に乗り降りできるようにした車椅子を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、次のようにした。すなわち、請求項1の発明は座席シート及び背受シートからなる座席部を支持する一対の側部フレームと、該側部フレームの下方前部に取付けられた前輪と、前記側部フレームの後上部に枢着して下端側が前後回動自在となる車輪支持アームと、該車輪支持アームの下端部に軸承した後輪とからなる車椅子において、前記側部フレームの後部パイプの中間部に上下回動自在となるようにL字状に曲折したアームを枢着し、該アームの屈曲部と前記車輪支持アームの中間部を連動杆で連結することにより、該アームの上下回動操作によって前記後輪を座席部の側方に位置し手扱ぎ操作できる前方位置から座席部の側方を開放する後方位置まで移動可能に構成するとともに、前記車輪支持アームの下部に上下回動自在に枢着した規制ロッドと、前記側部フレームの後部パイプに固着した案内ブラケットと、該案内ブラケット内に配した摺動筒とから案内規制手段を構成し、前記規制ロッドを前記摺動筒の摺動孔に挿通して、前記後方位置から前方位置に後輪が復帰する際の左右方向の後輪の触れを規制して該後輪を正常に前方位置に復帰するよう構成したことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、上記アーム外側面に止着したブレーキピンが上記車輪支持アームとアーム及び上記連動杆とからなるリンク機構において、上記後輪を後方位置としたときにアームと連動杆が死点越えの状態となり前記ブレーキピンが後輪に接当され、ブレーキとして作用するよう構成するとともに、上記案内規制手段の規制ロッド先端部にネジ部を設け、該ネジ部にナット部材を螺着することにより規制ロッドの摺動量を調節自在とし前記ブレーキ力の調節ができるよう構成したことを特徴とする。
そして、請求項3の発明は、上記座席部の側部に起立状態から外側方向へ倒伏可能に衝立ボードを設けたことを特徴とする。
【0006】
この車椅子からベッドへ移乗するには、まず車椅子をベッド側部に位置させ、アームを回動することによって後輪を後方位置に移動させた後、衝立ボードを外方へ押しやる。すると背受シート及び座面シートとからなる座席部よりも後方に後輪が位置するのでベッド側へいざりながら移動することができる。逆にベッド側から車椅子に乗り移ることも可能である。車椅子に乗車した後、アームを回動させると後輪が前方位置まで復帰される。このとき、車椅子使用者の荷重によって後輪が外側に開こうする現象が発生する。これは車輪支持アームを長くして後輪の前後移動に伴う上下移動量を少なくするとさらに顕著に現われる。
【0007】
このような車椅子において請求項1の発明は上記後輪の前方移動に伴う後輪の開きを案内規制手段を設けることによって解消するという効果を奏する。この案内規制手段は、車輪支持アームに回動自在に規制ロッドを枢着するとともに、側部フレーム側に配された前記規制ロッドが摺動する摺動孔とによって構成されたもので、案内規制手段を側部フレームに沿った構成とすることができ、使用者及び解除者あるいはベッド等に接触することがなく安全であるという効果を奏する。
また、請求項2の発明はアームに止着されたブレーキピンが後輪の後方移動に伴うリンク機構の作動工程において死点越えの状態で後輪に接当し、ブレーキとして作用する効果を奏するものであり、移乗の際に不測に車椅子が移動することを防止するものである。
さらに、請求項3の発明は座席部の側部に起立状態から側方へ倒伏可能に衝立ボードが設けられているので、該衝立ボードをベッド等への橋渡しとして使用でき座席部からベッドへ連続した平面を形成することができる。すなわち、安全にベッド等への移乗ができるという効果を奏するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る車椅子を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車椅子(後輪を後方へ移動させた状態)の全体側面図である。図2はその全体正面図である。図3は図2のa−a断面図である。図4はブレーキを示す要部拡大図である。図5は案内規制手段Pを示す要部平面図である。図6は案内規制手段Pを示す要部側面図である。図7はロック機構を示す要部側断面図である。図8は走行時の状態を示す全体側面図である。図9はその全体正面図である。図10は移乗時の状態を示す平面図である。
【0009】
本発明の車椅子1は図面に示すように、左右一対に分離され対称状に構成された側部フレーム2,2を備えている。すなわち、この側部フレーム2は下端に前後方向の下部パイプ3と、該下部パイプ3後方に基部が固着され上部に向かう後部パイプ4と、この後部パイプ4の上下中間部の前部に基部が固着されてこの基部から前方に向かう上部パイプ5と、前記下部パイプ3及び上部パイプ5に固着される前部パイプ6とから主に構成されている。7,7は後述するX型リンクフレーム8を固定する側面視においてコ字状に形成されたブラケットであり、前後面には夫々空孔部7a,7aが穿たれており、前記下部パイプ3に固着されている。9,9は衝立ボード10を支持するブラケットであり、前記上部パイプ5前後に固着されている。11,11は正面視においてL字状に形成されたX型リンクフレーム8の受部材であり、上部パイプ5に固着されている。さらに、12はアシウケフレーム13の保持筒であり、前部パイプ6下方前面に固着されている。なお、該保持筒12内にはピン14が固着されている。また、後部パイプ4には背受シート15を張設するロッド部材16が止着される。17はグリップを示す。
【0010】
上記X型リンクフレーム8は前後方向の座部パイプ18の前後端部にボス19,19を固着するとともにリンクパイプ20,20を固着したものであり、このリンクパイプ20,20の中間部及び下端部近傍には前後方向に空孔部が穿たれている。そして一対のリンクフレーム8を中間部の空孔部で回動自在になるようピン21,21により枢着するとともに、リンクパイプ20,20下端部近傍の空孔部と前記ブラケット7,7の空孔部7a,7a・・・をネジにより回動自在に止着している。22,22は後方側のリンクパイプ20,20と後部パイプ4,4を連結するセットリンクであり、両側部フレーム2,2を平行に離間あるいは接近させるものである。
そして、可撓性のシート部材からなる座席シート23の両側部にループ状の筒部を設け、前記ボス19,19及び該筒部にピン24を挿通することによって座席シート23を張設している。
【0011】
また、前記アシウケフレーム13は基部に溝部25aが設けられ上方前部に延伸する基部パイプ25に、前方下方へ延伸する保持パイプ26が固着されている。そして、アシウケプレート27を軸承し側面視においてL字状の支持パイプ28を前記保持パイプ26内に挿通し、固定手段(図示せず)により固定している。すなわち、このアシウケフレーム13は走行状態にあるときは第8図及び第9図に示すように前方に位置させ使用し、ベッドB等への移乗時にはアシウケフレーム13を若干持ち上げるようにして、ピン14と溝部25aの係合を解除し、側方へ回動させると使用者の下肢を妨害するものがなくなり、より移乗しやすくなる。また、このアシウケフレーム13は上方へ引上げるだけで取り外すことが可能に構成されているので、使用に供しない場合は取り外しておくことが容易にでき至便である。
【0012】
29はブレーキである。該ブレーキ29は前記上部パイプ5に固着された取付プレート30とカバープレート31間に正面視においてL字状に曲折されたブレーキ片32と、操作レバー33を回動自在にピン34,35により枢着している。なお、ブレーキ片32には空孔部36aが備えられたプレート36が止着されており、操作レバー33にはローラー37が回動自在に枢着され、前記プレート36の空孔部36a内を滑動するよう構成されている。なお、38はブレーキ片32を前方へ付勢するスプリングである。即ち、当該ブレーキ29はレバー操作によりブレーキ片32を後方側へ回動させ、ブレーキ片32先端部を後輪39に接触させるものである。
【0013】
40は前輪で、上記前部パイプ6の下端にキャスターを軸承したものである。上部パイプ5両端部に固着された前記ブラケット9,9には衝立ボード10をピン42,42により枢着し、衝立ボード10を外方に回動自在に設けている。なお、本実施形態では前述の通り、側方に倒伏可能な衝立ボード10を設けているが、脱着式の側枠を設けてもよい。
39は手動操作可能な後輪で、前記後部パイプ4にブラケット43を固着し、このブラケット43に基部を回動自在に取付けた車輪支持アーム44の下端側に固着の車軸受45に車軸を取付け、転動自在な構成としている。なお、46はハンドリムである。
また、前記車輪支持アーム44と前記後部パイプ4側に枢着の前後に回動するアーム47とを連動杆48で枢着して該車輪支持アーム44が前後方向に移動自在に設けている。
なお、本実施形態では、前記アーム47の上部を前方側に湾曲させてテスリ49の支持杆50に兼用ならしめている。
51は左右振れ止めの用の突起で、車輪支持アーム44の下端部に固着の案内プレート52に挿脱可能に設けられている。
【0014】
さらに、乗車した状態で後輪39を前後に移動させると下方向きの荷重によって両側後輪39,39が外側方向に開こうとしてしまう。これは車椅子1を軽量に構成するためにパイプ径を細くしたり、肉厚を薄くすると顕著に現われる。また、後輪39の前後移動に伴う上下移動量を少なくするために車輪支持アーム44を長くすると顕著に現われる。
そのため、前記突起51と案内プレート52の挿脱が正常に行われるよう、車輪支持アーム44の案内規制手段Pを設けている。
この案内規制手段Pは車輪支持アーム44下方部に固着のボス53に規制ロッド54を枢着し、該規制ロッド54を後部パイプ4の突起51よりも上方に固着された案内ブラケット55に挿通させてなるものである。さらに詳述すると、前記案内ブラケット55は平面視において略矩形状に形成されており、背面側に上下方向の長孔部55aを正面側に略規制ロッド54と同径の空孔部55bを設けている。さらに、該案内ブラケット55内には保持筒56があり、該保持筒56内の空孔部を規制ロッド54の摺動孔とするとともに規制ロッド54の左右の振れ止めをするものである。なお、本実施形態においては、案内ブラケット55内に保持筒56を設けた構成としているが、案内ブラケット55の長孔部55aと空孔部55bを摺動孔とする構成としてもよい。また、長孔部55aと空孔部55bを一体的な空孔部として構成し摺動孔とする構成でもよく、さらには回動自在に側部フレーム2に枢着した保持筒56内を規制ロッド54が摺動する構成としても何ら問題はない。
さらに、規制ロッド54先端部にはネジ部54aが設けられており、ナット57により規制ロッド54の摺動量を調節可能としている。この摺動量の調節によって、車輪支持アーム44とアーム47及び連動杆48とからなるリンク機構においてアーム47と連動杆48の死点越えにより、アーム47から外方に突出するように固着したブレーキピン58を後輪39に接触させて、後輪39を後方へ移動したときのブレーキ力の調節が可能となっている。
【0015】
そして、59は衝立ボード10のロック装置で、前記テスリ49の支持杆50前端部に正面視において内側が開口したコ字状の取付プレート60を固着し、該取付プレート60の背部に穿たれた空孔部60a,60bに挿通可能なピン61,62を固着した平面視においてコ字状のロック片63を取付けている。64はレバー部である。また、65はロック片63を常時係止する方向へ弾持するスプリングである。すなわち、衝立ボード10を起立状態としたときテスリ49を下方回動させるとロック片63に設けた傾斜部63aによりロック片63が図中(イ)方向へ自動回動された後、衝立ボード10のロック孔10aに自動的に係止される構成である。逆にロックを解除する際にはレバー部64を図中(イ)方向へ回動させ、支持杆50を上方回動すれば良い。
【0016】
次に、上例の作用を説明すると、車椅子1に搭乗して走行中は、第8図及び第9図に示す通り、左右の側部フレーム2,2を椅子掛け可能な状態に左右外側方向へ拡げて使用する。
このとき、座席シート23及び背受シート15からなる座席部は、左右後輪39,39間にあって座席シート23の左右両側部には衝立ボード10,10が起立状態にあり、テスリ49,49の支持杆50,50先端部に取り付けられたロック装置59,59でロック状態になっている。
したがって、車椅子使用者Mは一般的な車椅子に搭乗した場合と同様に、ハンドリム46、46を駆動操作することによって独自に走行することができる。
また、介助者による走行ではグリップ17,17の押し、引きで前後進が自在になる。
この走行状態から、ベッドBに移乗する場合に、この車椅子1は大きな効力を発揮する。
まず、使用者Mあるいは介助者がベッドBの一側方に車椅子1を横付けし、ベッド側のロック装置59のロックを外して、その側の後輪39を後方側へ移動させる。即ち、ロック装置59のロック解除により回動自在となったアーム47及び支持杆50を後方上部へ回動させることによって連動杆48が車輪支持アーム44を後方へ回動させ、後輪39を後方へ移動させる。アーム47に固着のブレーキピン58が後輪39に接触しブレーキとなっているので移乗時の不安定感を解消している。また、本実施形態ではテスリ49の支持杆50がアーム47と一体的に構成されており、衝立ボード10の外側方向への回動を妨害しない状態になる。
このように後輪39とテスリ49とを衝立ボード10の回動を妨害しない状態として、衝立ボード10を第10図で示したようにベッドB側へ回動して倒し、ベッドBでこの衝立ボード10を支持させて車椅子1とベッドBとの間にブリッジを形成させる。
即ち、座席シート23とベッドB間に衝立ボード10がブリッジを形成しているので、連続した平面上をいざりながら側方へ移動して難なくベッドB側に移ることができる。なお、このときアシウケフレーム13を前方に位置する通常の使用位置から側方へ回動させ前部パイプ6前方に突出するものをなくすことでより容易に移乗できる。
逆に、ベッドBから車椅子1に乗り移る場合は、上述と逆の手順でよく、従来のように車椅子の前側から乗降しなければならなかったのに対して、横側から極めて容易に乗降できて極めて至便であり、介助者なしに安全にベッドBと車椅子1との間を移動できる。
【0017】
さらに、本発明に係る車椅子は車輪支持アーム44の前後移動の案内規制手段Pを設けている。
これは、後輪39を前後に移動するためのリンク機構において車輪支持アーム44が長ければ長いほど後輪39の上下移動は少なくて好ましいものとなる。しかしながら、該車輪支持アーム44は長ければ長いほど車輪支持アーム44下端部に軸承された後輪39が左右両側へ開く傾向にある。これを車輪支持アーム44下方部に枢支した規制ロッド54と後部パイプ4に固着された案内ブラケット55内の保持筒56の摺動作用によって常に突起51と案内プレート52が挿脱されるよう案内規制してくれるものであり、移乗状態にある後輪39を走行状態の適正な位置まで復帰させる効果を有している。
【0018】
【発明の効果】
この発明によると、一般的な車椅子と同様に走行可能であるとともに、ベッド等への移乗の際には後輪及びアームを後方側へ移動させることが可能であり、車椅子の座席部側方が開放され移乗の際、非常に至便である。
そして、請求項1の発明は上記後輪の前方移動に伴う後輪の開きを案内規制手段を設けることによって常に突起と案内プレートが正常に挿脱されるという効果を奏する。
さらに、請求項2の発明は上記案内規制手段を車輪支持アームに回動自在に規制ロッドを枢着するとともに、側部フレームに止着した案内ブラケット内に保持筒を設け、前記規制ロッドが保持筒内を摺動するよう構成したもので、案内規制手段を側部フレームに沿った構成とすることができ、使用者及び介助者あるいはベッド等に接触することがなく安全であるという効果を奏する。
また、請求項3の発明はアームに止着されたブレーキピンが後輪の後方移動に伴うリンク機構の作動工程において死点超えの状態で後輪に接当し、ブレーキとして作用する効果を奏するものであり、移乗の際に不測に車椅子が移動することを防止するものである。
さらに、請求項の発明は座席部の側部に起立状態から側方へ倒伏可能に衝立ボードが設けられているので、該衝立ボードをベッド等への橋渡しとして使用でき座席部からベッドへ連続した平面を形成することができる。すなわち、安全にベッド等への移乗ができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車椅子の移乗時の状態を示す全体側面図
【図2】その全体正面図
【図3】図2のa−a側断面図
【図4】ブレーキを示す要部拡大図
【図5】案内規制手段Pを示す要部平面図
【図6】案内規制手段Pを示す要部側面図
【図7】ロック機構を示す部分断面図
【図8】本発明に係る車椅子の走行状態を示す全体側面図
【図9】その全体正面図
【図10】作用を説明する平面図
【符号の説明】
1 車椅子
2 側部フレーム
10 衝立ボード
15 背受シート
23 座席シート
39 後輪
40 前輪
44 車輪支持アーム
47 アーム
48 連動杆
54 規制ロッド
55 案内ブラケット
56 保持筒
58 ブレーキピン
B ベッド
M 車椅子使用者
P 案内規制機構

Claims (3)

  1. 座席シート及び背受シートからなる座席部を支持する一対の側部フレームと、該側部フレームの下方前部に取付けられた前輪と、前記側部フレームの後上部に枢着して下端側が前後回動自在となる車輪支持アームと、該車輪支持アームの下端部に軸承した後輪とからなる車椅子において、前記側部フレームの後部パイプの中間部に上下回動自在となるようにL字状に曲折したアームを枢着し、該アームの屈曲部と前記車輪支持アームの中間部を連動杆で連結することにより、該アームの上下回動操作によって前記後輪を座席部の側方に位置し手扱ぎ操作できる前方位置から座席部の側方を開放する後方位置まで移動可能に構成するとともに、前記車輪支持アームの下部に上下回動自在に枢着した規制ロッドと、前記側部フレームの後部パイプに固着した案内ブラケットと、該案内ブラケット内に配した摺動筒とから案内規制手段を構成し、前記規制ロッドを前記摺動筒の摺動孔に挿通して、前記後方位置から前方位置に後輪が復帰する際の左右方向の後輪の触れを規制して該後輪を正常に前方位置に復帰するよう構成したことを特徴とする車椅子。
  2. 上記アーム外側面に止着したブレーキピンが上記車輪支持アームとアーム及び上記連動杆とからなるリンク機構において、上記後輪を後方位置としたときにアームと連動杆が死点越えの状態となり前記ブレーキピンが後輪に接当され、ブレーキとして作用するよう構成するとともに、上記案内規制手段の規制ロッド先端部にネジ部を設け、該ネジ部にナット部材を螺着することにより規制ロッドの摺動量を調節自在とし前記ブレーキ力の調節ができるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 上記座席部の側部に起立状態から外側方向へ倒伏可能に衝立ボードを設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2の何れか一項に記載の車椅子。
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