JP4707042B2 - イソチオシアネートトラン類 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イソチオシアネート トラン化合物およびこれらの化合物の液晶媒体および液晶ディスプレイにおける使用、ならびにこのようなイソチオシアネート トラン化合物を含有する液晶媒体および液晶ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイの分野の或る用途、例えば反射散乱方式(RSM)に基づくポリマー分散液晶ディスプレイの場合、非常に大きい複屈折値△nを有する液晶化合物および媒体を利用できることが求められる。市場で用いられている単独の液晶化合物の複屈折値の現在の限界は、0.32付近であり、これに対して、有効RSMに要求される妥当な最低条件は、0.35である。特別の場合、0.5よりも大きい△n値を有する液晶材料でさえも、要求される。
現時点で、大きい△n値を有する材料を、実際の用途で使用した場合の主要問題点は、それらのUV不安定性およびそれらの貧弱な溶解性にある。これらの材料の追加の欠点は、アクティブマトリックス技術との適合が不充分であることにある。すなわち、公知の大きい△n値を有する材料は、しばしば小さい誘電異方性値△εおよび/または小さい比抵抗値を示す。このような物性は、アクティブマトリックス用途で使用する場合、重大な欠点になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、液晶ディスプレイ、特にRSMまたはPDLC型のディスプレイ用の大きい△n値を有する新規液晶材料であって、広い中間相範囲、大きい△n値、大きい△ε値、および大きい比抵抗値を示し、また充分な溶解性および安定性、特にUV安定性を示し、また前記欠点を示さない液晶材料を提供することにある。
本発明のもう一つの課題は、このような液晶材料を含有する液晶媒体および液晶ディスプレイを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による新規イソチオシアネートトラン類を提供することによって、これらの課題を解決することができ、また上記問題点を克服することができることを見出された。これらの化合物は、格別に有望な物性を示し、また液晶ディスプレイ、特にアクティブマトリックス駆動ディスプレイおよび/またはRSM型ディスプレイで使用するのに非常に有用である。
WO92/16519は、中でも、-C≡C- 架橋基および末端NCS 基を有することができる2個または3個のフェニレン環を有する広い一般式で表わされる化合物を開示している。しかしながら、WO92/16519は、本発明によるイソチオシアネート トラン化合物を具体的に記載していない。さらにまた、WO92/16519に具体的に記載されている化合物は,小さい△ε値を示すのみであり、また狭いスメクティック相および最良でも、モノトロピックネマティック相を示すのみであり、またはネマティック相は全く示さないことさえある。これらの性質により、RSMディスプレイまたはPDLCディスプレイ、特にアクティブマトッリス型ディスプレイにおける使用に対して、これらの化合物は不適当なものである。
【0005】
従って、本発明の目的の一つは、式Iで表わされるイソチオシアネートトラン類にある:
【化4】
Figure 0004707042
【0006】
式中、
Rは、炭素原子1〜25個を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基であり、この基は、未置換であるか、または置換基として、1個または2個以上のハロゲンまたはCNを有することができ、またこの基中に存在する1個のCH2 基または隣接していない2個以上のCH2 基は、酸素原子が相互に直接に結合しないものとして、-O- 、-S- 、-CO-、-COO- 、-OCO- 、-OCO-O- 、-S-CO-、-CO-S-、-CH=CH- 、-CH=CF- 、-CF=CF- または-C≡C- により置き換えられていてもよく、
1 およびZ2 の一方は、-C≡C- であり、および他方は、-C≡C- または単結合であり、および
1 〜X10はそれぞれ独立して、H またはF である。
【0007】
本発明のもう一つの目的は、式Iで表わされるイソチオシアネートトラン類を、液晶媒体および液晶ディスプレイで使用することにある。
本発明のもう一つの目的は、少なくとも2種の成分を含有し、その少なくとも1種が、式Iで表わされるイソチオシアネートトラン類である液晶媒体にある。
本発明のさらにもう一つの目的は、少なくとも2種の成分を含有し、その少なくとも1種が、式Iで表わされるイソチオシアネートトラン類である液晶媒体を備えた液晶ディスプレイにある。
式Iにおいて、Z1 およびZ2 の一方が、-C≡C- であり、および他方が、単結合である化合物は、特に好適である。
【0008】
一対の基X1 とX2 、基X3 とX4 、基X5 とX6 、基X7 とX8 、基X9 とX10の少なくとも一つが、両方ともにF を表わす化合物であるか又は両方ともにH を表わす化合物はまた、好適である。これらの化合物の中で、一対の基X1 とX2 、基X3 とX4 、基X5 とX6 、基X7 とX8 、基X9 とX10の一つまたは二つが、両方ともにF を表わす化合物が、特に好適である。
Rが、炭素原子1〜10個を有する直鎖状アルキル、アルコキシまたはアルケニルである化合物はまた、好適である。
下記式で表わされる化合物:
【0009】
【化5】
Figure 0004707042
【0010】
【化6】
Figure 0004707042
および下記式で表わされる化合物:
【0011】
【化7】
Figure 0004707042
【0012】
各式中、Rは、式Iの意味を有する、
は、特に好適である。
式Ia〜Ihで表わされる化合物、特に式Iaおよび式Ibで表わされる化合物は、特に好適である。
Rがアルキル基またはアルコキシ基、すなわち基中に存在する1個または2個以上のCH2 基が-O- により置き換えられている基である場合、この基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。この基は好ましくは、直鎖状であって、炭素原子2個、3個、4個、5個、6個、7個または8個を有し、従って好ましくは、例えばエチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシまたはオクトキシであり、さらにまたメチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシまたはテトラデコキシであることができる。
【0013】
オキサアルキル基、すなわち基中に存在する1個のCH2 基が-O- により置き換えられている基は好ましくは、例えば直鎖状の2−オキサプロピル(=メトキシメチル)、2−(=エトキシメチル)または3−オキサブチル(=2−メトキシエチル)、2−、3−または4−オキサペンチル、2−、3−、4−または5−オキサヘキシル、2−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチル、2−、3−、4−、5−、6−または7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−オキサノニル、もしくは2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−または9−オキサデシルである。
【0014】
Rがアルケニル基である場合、すなわち基中に存在する1個のCH2 基が-CH=CH- により置き換えられている基である場合、この基は直鎖状または分枝鎖状であることができる。好ましくは、この基は直鎖状であって、炭素原子2〜10個を有し、従って、好ましくはビニル、プロプ(prop)−1−または−2−エニル(enyl)、ブト(but) −1−、−2−または−3−エニル、ペント(pent)−1−、−2−、−3−または−4−エニル、ヘキシ(hex) −1−、−2−、−3−、−4−または−5−エニル、ヘプト(hept)−1−、−2−、−3−、−4−、−5−または−6−エニル、オクト(oct) −1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−または−7−エニル、ノン(non) −1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−、−7−または−8−エニル、デク(dec) −1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−、−7−、−8−または−9−エニルである。
【0015】
特に好適なアルケニル基は、C2 〜C7 −1E−アルケニル、C4 〜C7 −3E−アルケニル、C5 〜C7 −4−アルケニル、C6 〜C7 −5−アルケニルおよびC7 −6−アルケニル、特にC2 〜C7 −1E−アルケニル、C4 〜C7 −3E−アルケニルおよびC5 〜C7 −4−アルケニルである。非常に特に好ましいアルケニルの例には、ビニル、1E−プロペニル、1E−ブテニル、1E−ペンテニル、1E−ヘキセニル、1E−ヘプテニル、3E−ブテニル、3E−ペンテニル、3E−ヘキセニル、3E−ヘプテニル、4−ペンテニル、4Z−ヘキセニル、4E−ヘキセニル、4Z−ヘプテニル、5−ヘキセニル、6−ヘプテニルなどがある。5個までの炭素原子を有する基は、一般に好適である。
Rがアルキル基またはアルケニル基であって、1個のCNにより置換されている場合、この基は好ましくは、直鎖状である。CNによる置換は、いずれか所望の位置であることができる。
【0016】
Rがアルキル基またはアルケニル基であって、少なくとも1個のハロゲンにより置換されている場合、この基は好ましくは、直鎖状である。ハロゲンは好ましくは、F またはClである。多置換されている場合、ハロゲンは好ましくは、F である。生成する基はまた、パーフルオロ化基を包含する。1個の置換基を有する場合、このF またはCl置換基はいずれか所望の位置に存在することができるが、好ましくはω−位置に存在する。末端F 置換基を有する特に好適な直鎖状基の例には、フルオロメチル、2−フルオロエチル、3−フルオロプロピル、4−フルオロブチル、5−フルオロペンチル、6−フルオロヘキシルおよび7−フルオロヘプチルがある。しかしながら、別のF −も、排除されない。
分枝鎖状基Rを有する式Iで表わされる化合物は、これらが慣用の液晶媒体中で良好な溶解性を有することから、場合により重要であることができる。この種の光学活性化合物は、カイラルドーピング剤として、特に有用である。式Iで表わされる光学活性およびスメクティック化合物は、強誘電性媒体およびディスプレイ用の成分として有用である。
【0017】
本発明による式Iで表わされる化合物は、刊行物(例えばHouben-Weyl によるMethoden der Organishen Chemie[有機化学の方法]、Georg-Thieme出版社、Stuttgart などの有機化学の標準的学術書)に記載されているようなそれ自体公知の方法により、正確には、当該反応に適する公知の反応条件の下に合成することができる。本明細書には詳細に記載されていないが、それ自体は公知である変法をここで使用することもできる。
若干の特定の製造方法は、例中に見出すことができる。
さらにまた、式Iで表わされる本発明による化合物は、下記反応経路に従い、またはこの反応経路と同様にして製造することができる:
【0018】
【化8】
Figure 0004707042
【0019】
各式中、Rは、式Iの意味を有する。
本発明による式Iで表わされる化合物は、液晶媒体の成分として、特に有用である。
本発明による液晶媒体は好ましくは、本発明による1種または2種以上の化合物に加えて、追加の構成成分として、2〜40種、特に好ましくは4〜30種の成分を含有する。これらの媒体は非常に特に好ましくは、2〜25種、好ましくは3〜15種の化合物を含有し、その中の少なくとも1種が、式Iで表わされる化合物である。これらの追加の構成成分は好ましくは、ネマティックまたはネマティック相形成性物質から選択される低分子量液晶化合物であり、例えばアゾキシベンゼン化合物、ベンジリデンアニリン化合物、ビフェニル化合物、ターフェニル化合物、フェニルまたはシクロヘキシルベンゾエート化合物、シクロヘキサンカルボン酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステル化合物、
【0020】
シクロヘキシル安息香酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステル化合物、シクロヘキシルシクロヘキサンカルボン酸のフェニルまたはシクロヘキシルエステル化合物、安息香酸のシクロヘキシルフェニルエステル化合物、シクロヘキサンカルボン酸のシクロヘキシルフェニルエステル化合物、シクロヘキシルシクロヘキサンカルボン酸のシクロヘキシルフェニルエステル化合物、フェニルシクロヘキサン化合物、シクロヘキシルビフェニル化合物、フェニルシクロヘキシルシクロヘキサン化合物、シクロヘキシルシクロヘキサン化合物、シクロヘキシルシクロヘキセン化合物、シクロヘキシルシクロヘキシルシクロヘキセン化合物、1,4−ビス−シクロヘキシルベンゼン化合物、4,4´−ビス−シクロヘキシルビフェニル化合物、フェニル−またはシクロヘキシルピリミジン化合物、フェニル−またはシクロヘキシルピリジン化合物、
【0021】
フェニル−またはシクロヘキシルピダリジン化合物、フェニル−またはシクロヘキシル−ジオキサン化合物、フェニル−またはシクロヘキシル−1,3−ジチアン化合物、1,2−ジフェニルエタン化合物、1,2−ジシクロヘキシルエタン化合物、1−フェニル−2−シクロヘキシルエタン化合物、1−シクロヘキシル−2−(4−フェニルシクロヘキシル)エタン化合物、1−シクロヘキシル−2−ビフェニルエタン化合物、1−フェニル−2−シクロヘキシルフェニルエタン化合物、ハロゲン化されていてもよいスチルベン化合物、ベンジルフェニルエーテル化合物、トラン化合物、置換ケイ皮酸化合物および別の種類のネマティックまたはネマティック相形成性物質から選択される。これらの化合物中に存在する1,4−フェニレン基はまた、ラテラル置換基として、1個または2個のフッ素を有することができる。
【0022】
好適液晶媒体は、このタイプの非カイラル化合物を基材とするものである。
本発明による液晶媒体の成分として適する最も重要な化合物は、下記式1〜6で表わすことができる特徴を有する:
R´−L−E−R´´ 1
R´−L−COO−E−R´´ 2
R´−L−OOC−E−R´´ 3
R´−L−CH2 CH2 −E−R´´ 4
R´−L−C≡C−E−R´´ 5
R´−L−CH=CH−E−R´´ 6
【0023】
上記式において、LおよびEは同一または相違していてもよく、それぞれ相互に独立して、-Phe- 、-Cyc- 、-Phe-Phe- 、-Phe-Cyc- 、-Cyc-Cyc- 、-Pyr- 、-Dio- 、-G-Phe- および-G-Cyc- から形成される群からの二価の基およびそれらの鏡像基であり、これらの基において、Phe は未置換の、またはフッ素置換されている1,4−フェニレンであり、Cyc はトランス−1,4−シクロヘキシレンまたは1,4−シクロヘキセニレンであり、Pyr はピリミジン−2,5−ジイルまたはピリジン−2,5−ジイルであり、Dio は1,3−ジオキサン−2,5−ジイルであり、またG は2−(トランス−1,4−シクロヘキシル)エチル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたは1,3−ジオキサン−2,5−ジイルである。
【0024】
式6で表わされる化合物の場合、CH=CH 基に直接に結合している環LおよびEは、好ましくはそれぞれ、Cyc である。
基LおよびEのうちの一方は、好ましくはCyc 、Phe またはPyr である。Eは好ましくは、Cyc 、Phe またはPhe-Cyc である。本発明による媒体は好ましくは、式1〜5において、LおよびEがCyc 、Phe およびPyr からなる群から選ばれる化合物から選択される1種または2種以上の成分、および同時に、式1〜5において、基LおよびEのうちの一方がCyc 、Phe およびPyr からなる群から選ばれ、他方の基が-Phe-Phe- 、-Phe-Cyc- 、-Cyc-Cyc- 、-G-Phe- および-G-Cyc- からなる群から選ばれる化合物から選択される1種または2種以上の成分、およびまた任意に、式1〜5において、基LおよびEが-Phe-Cyc- 、-Cyc-Cyc- 、-G-Phe- および-G-Cyc- からなる群から選ばれる化合物から選択される1種または2種以上の成分を含有する。
【0025】
式1、2、3、4、5および6で表わされる化合物の狭い付属群において、R´およびR´´はそれぞれ相互に独立して、8個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルケニルオキシまたはアルカノイルオキシを表わす。この狭い付属群を以下でグループAと称し、これらの化合物を付属式1a、2a、3a、4a、5aおよび6aで識別する。これらの化合物の大部分において、R´およびR´´は相違しており、これらの基の一方は通常、アルキル、アルケニル、アルコキシまたはアルコキシアルキルである。 式1、2、3、4、5および6で表わされる化合物のグループBと称される、もう一つの狭い付属群において、R´´は、-F、-Cl、-NCS または-(O)i CH3-(k+1) Fk Cll である(ここで、i は0または1であり、およびk+1 は1、2または3である);R´´がこの意味を有する化合物を付属式1b、2b、3b、4b、5bおよび6bで識別する。付属式1b、2b、3b、4b、5bおよび6bで表わされる化合物の中で、R´´が、-F、Cl、-NCS、 -CF3 、 -OCHF2 または-OCF3 である化合物は特に好適である。
【0026】
付属式1b、2b、3b、4b、5bおよび6bで表わされる化合物において、R´は付属式1a〜6aで表わされる化合物について定義されているとおりであり、好ましくはアルキル、アルケニル、アルコキシまたはアルコキシアルキルである。
式1、2、3、4、5および6で表わされる化合物のさらにもう一つの狭い付属群において、R´´は、-CN である;この付属群は下記でグループCと称し、この付属群の化合物を対応して、付属式1c、2c、3c、4c、5cおよび6cで識別する。この付属式1c、2c、3c、4c、5cおよび6cで表わされる化合物において、R´は付属式1a〜6aで表わされる化合物について定義されているとおりであり、好ましくはアルキル、アルコキシまたはアルケニルである。
【0027】
グループA、BおよびCの好適化合物に加えて、提案されている他の種々の置換基を有する式1、2、3、4、5および6で表わされる別の化合物も慣用である。これらの化合物およびその混合物の多くは、市販されている。これらの化合物は全部が、刊行物(例えばHouben-Weyl によるMethoden der Organishen Chemie[有機化学の方法]、Georg-Thieme出版社、Stuttgart などの有機化学の標準的学術書)に記載されているようなそれ自体公知の方法により、正確には、当該反応に適する公知の反応条件下に製造することができる。本明細書には詳細に記載されていないが、それ自体は公知である変法をここで使用することもできる。
本発明による媒体は好ましくは、式Iで表わされる化合物に加えて、グループAおよび/またはグループBおよび/またはグループCから選択される1種または2種以上の化合物を含有する。本発明による媒体中に存在するこれらのグループからの化合物の重量割合は好ましくは、下記のとおりである:
【0028】
グループA:0〜90%、好ましくは20〜90%、特に30〜90%、
グループB:0〜80%、好ましくは10〜80%、特に10〜65%、
グループC:0〜80%、好ましくは5〜80%、特に5〜50%。
本発明による媒体中に存在するグループAおよび/またはグループBおよび/またはグループCの成分の重量割合の合計は好ましくは、5%〜90%、特に20%〜90%である。
本発明による媒体は好ましくは、本発明による式Iで表わされる化合物を、1〜40%、特に5〜30%の割合で含有する。さらに好ましい媒体は、式Iで表わされる化合物を、40%よりも多い割合で、特に45〜90%の割合で含有する。この媒体は好ましくは、1〜5種の、特に1種、2種または3種の式Iで表わされる化合物を含有する。
【0029】
本発明に従い使用することができる媒体の製造は、それ自体慣用の方法により行われる。通常、少ない方の割合で使用される成分の所望量を、好ましくは高められた温度で、媒体の主成分を構成する成分に溶解する。諸成分の有機溶剤溶液、例えばアセトン、クロロホルムまたはメタノールなどの溶液を混合し、次いで混合後、例えば蒸留により、溶剤を分離することもできる。
液晶媒体はまた、当業者に公知であり、刊行物(例えば、H.Kelker/R.Hatz によるHandbook of Liquid Crystals,Verlag Chemie,Weinheim,1980 のような標準学術書)に記載されている別種の添加剤を含有することができる。例えば、0〜15%の多色性染料、誘電異方性、粘度および/またはネマティック相の配向を変える物質、もしくはカイラルドーピング剤を添加することができる。
本発明による化合物は、液晶媒体、ならびに液晶ディスプレイ、例えばSTN、TN、AMD−TN、温度補償型、ゲスト−ホスト型および散乱型ディスプレイに使用することができる。これらは特に、大きい△n値を有する液晶媒体およびこのような媒体を用いるディスプレイ、特にRSMおよびPDLC型ディスプレイに有用である。
【0030】
【発明の実施の形態】
本明細書全体にわたり、別段の記載がないかぎり、温度は全部が未補正の摂氏度で示されており、また部およびパーセンテージは重量による。化合物の液晶相挙動を示すために、下記の略語を使用する:K=結晶、N=ネマティック、S=スメクティック、I=アイソトロピック。これらの記号間の数値は摂氏度による転移温度を表わす。さらにまた、△nは589nmおよび20℃における複屈折値を表わし、また△εは、20℃における誘電異方性値を表わす。
例1
反応系路1に従い、下記性質を有する化合物(1)を製造する:
【0031】
【化9】
Figure 0004707042
K 102 SA 208 N 259.8 I、△ε=+17.8、△n=0.497
(△nおよび△εは、K <−40 N 91 I、△ε=+5.2、△n=0.094および20℃で15mm2 /秒の流動粘度を有する市販のネマティックホスト混合物ZLI−4792(Merck KGaA,Darmstadt、ドイツ国から) 中の5%溶液から外挿法により得た)。
【0032】
1-1a1) 4−ヨウド−4´−ニトロ−ビフェニル
ビフェニル(150g、0.973mol)をヨウ素(75g、0.295mol)と一緒に、70℃に加熱した。HNO3 (65%、360ml、7.999mol)を、激しい気体の生成下に、1時間以内に滴下して添加した。ジクロロメタン20mlを添加し、次いでこの混合物を、75℃において1時間、還流させながら撹拌した。この混合物に水を添加し、次いで黄色沈殿を分離し、水 (5×500ml)で洗浄し、次いで再度、分離した。この沈殿を、トルエン (500ml)中に懸濁し、濾過し、次いでトルエン(250ml)で洗浄した。
【0033】
1-2a1) 4´−ヨウド−ビフェニル−4−イルアミン
SnCl2 ・2水化物(350g、1.551mol)を、HCl(37%、500ml)に溶解した。この溶液を、50℃に加熱し、次いで4−ヨウド−4´−ニトロ−ビフェニル(1-1a1 )(97g、0.283mol)を添加した。このようにして得られた懸濁液を、60℃で一夜にわたり撹拌した。この混合物を、室温まで冷却させ、氷/水上に注入し、次いでNaOHを添加した(1300ml、濃厚)。この混合物をトルエン(3000ml)で抽出し、次いで相を分離させた。この有機相を、水(2×1000ml)で洗浄し、水性相はトルエン(1000ml)で抽出した。これらの有機相をNa2 SO4 上で乾燥させ、濾過し、次いで蒸発乾燥させた。
【0034】
(2,6−ジフルオロ−4−ブチル−フェニルエチニル)−トリメチル−シラン
1,3−ジフルオロ−2−ヨウド−5−ブチルベンゼン(15.015g、0.05mol)およびトリメチルシリルアセチレン(9.9ml、0.07mol)を、室温で、トリエチルアミン(100ml)に溶解する。ビス−トリフェニルホスフィンパラジウム(0.702g、1mol)およびヨウ化銅(I)(0.095g、0.5mol)を添加し、この混合物を室温で一夜にわたり撹拌した。この混合物に、水およびメチルtert−ブチル(MTB)エーテルを添加し、次いでセライト上で濾過し、次いで相を分離させた。この有機相を、塩化アンモニウム溶液で2回洗浄し、水性相はMTBエーテルで、3回抽出した。これらの有機相をNa2 SO4 上で乾燥させ、濾過し、次いで溶媒を、部分的に除去した。
【0035】
1-3a1) 2−エチニル−1,3−ジフルオロ−5−ブチル−ベンゼン
KOH(3.254g、0.057mol)を、メタノール(120ml)に溶解し、(2,6−ジフルオロ−4−ブチル−フェニルエチニル)−トリメチル−シラン(13.8g、0.052mol)を添加し、次いでこの黄褐色溶液を、室温で一夜にわたり撹拌した。この混合物を、氷/濃HCl上に注入し、ヘキサンで抽出し、次いで相を分離させた。この有機相を、水で2回洗浄し、水性相はヘキサンで3回抽出した。これらの有機相をNa2 SO4 上で乾燥させ、濾過し、次いで溶媒を、部分的に除去した。
【0036】
1-4a1) 4´−(2,6−ジフルオロ−4−ブチル−フェニルエチニル)−ビフェニル−4−イルアミン
2−エチニル−1,3−ジフルオロ−5−ブチル−ベンゼン(1-3a1 )(8.7g、0.043mol)および4´−ヨウド−ビフェニル−4−イルアミン (1-2a1 )(13.779g、0.043mol)を、トリエチルアミン(150ml)に懸濁した。ビス−トリフェニルホスフィンパラジウム(0.597g、0.85mol)およびヨウ化銅(I)(0.081g、0.425mol)を添加し、この混合物を次いで、室温で一夜にわたり撹拌した。この混合物に水を添加し、次いでこの混合物を、MTBエーテルで抽出し、次いで相を分離させた。この有機相を、塩化アンモニウム溶液で、3回洗浄し、水性相はMTBエーテルで、3回抽出した。これらの有機相をNa2 SO4 上で乾燥させ、濾過し、次いで溶媒を、部分的に除去した。
【0037】
1a1) 4−(2,6−ジフルオロ−4−ブチル−フェニルエチニル)−4´−イソチオシアネート−ビフェニル
4´−(2,6−ジフルオロ−4−ブチル−フェニルエチニル)−ビフェニル−4−イルアミン(1-4a1 )(12.2g、0.034mol)および1,1−チオカルボニルジイミダゾール(12.119g、0.068mol)を、ジクロロメタン(100ml)に溶解し、次いで室温で一夜にわたり撹拌した。溶媒を蒸発除去し、次いでこの粗製生成物を、シリカゲル上で1−クロロブタンにより溶出した。この生成物を、20℃でn−ヘキサンから反復結晶化することにより精製し、最後の再結晶工程は、活性炭およびセライト上で行った。

Claims (9)

  1. 式Iで表わされるイソチオシアネートトラン類:
    Figure 0004707042
    式中、
    Rは、炭素原子1〜25個を有する直鎖状または分枝鎖状アルキル基であり、この基は、未置換であるか、または置換基として、1個または2個以上のハロゲンまたはCNを有することができ、またこの基中に存在する1個のCH2 基または隣接していない2個以上のCH2 基は、酸素原子が相互に直接に結合しないものとして、-O- 、-S- 、-CO-、-COO- 、-OCO- 、-OCO-O- 、-S-CO-、-CO-S-、-CH=CH- 、-CH=CF- または-CF=CF-により置き換えられていてもよく、
    1 およびZ2 の一方は、-C≡C- であり、および他方は単結合であり、および
    1 〜X10はそれぞれ独立して、H またはF であって、X 1 とX 2 、X 3 とX 4 、X 5 とX 6 、X 7 とX 8 、X 9 とX 10 のうちの少なくとも一対が両方ともに、F である
  2. 1 が -C≡C- であり、および他方は単結合である、請求項1に記載のイソチオシアネートトラン類。
  3. 1 とX 2 が両方ともにF である、請求項1または2に記載のイソチオシアネートトラン類。
  4. Rが、炭素原子1〜25個を有する直鎖状の未置換アルキル基である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のイソチオシアネートトラン類。
  5. 式Iaで表される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のイソチオシアネートトラン類:
    Figure 0004707042
    式中、Rは、請求項1の式Iの意味の一つを有する。
  6. 式Iaで表される、請求項5に記載のイソチオシアネートトラン類であって、Rが、炭素原子1〜25個を有する直鎖状の未置換アルキル基である、前記イソチオシアネートトラン類。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のイソチオシアネートトラン類の液晶媒体および液晶ディスプレイにおける使用。
  8. 少なくとも2種の成分を含有し、これらの成分の少なくとも1種が請求項1〜のいずれか一項に記載のイソチオシアネートトラン類である液晶媒体。
  9. 少なくとも2種の成分を含有し、これらの成分の少なくとも1種が請求項1〜のいずれか一項に記載のイソチオシアネートトラン類である液晶媒体を備えている液晶ディスプレイ。
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