JPS61233659A - アルケニル置換されたフエニルイソチオシアネート類及びベンゾニトリル類 - Google Patents

アルケニル置換されたフエニルイソチオシアネート類及びベンゾニトリル類

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JPS61233659A
JPS61233659A JP6430486A JP6430486A JPS61233659A JP S61233659 A JPS61233659 A JP S61233659A JP 6430486 A JP6430486 A JP 6430486A JP 6430486 A JP6430486 A JP 6430486A JP S61233659 A JPS61233659 A JP S61233659A
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JP
Japan
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formula
trans
cyclohexyl
hexenyl
mixture
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JP6430486A
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English (en)
Inventor
リヒヤルト・ブーフエツカー
マルテイン・シヤツト
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F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアルケニル−置換されたフェニルインチ
オシアネート類及びベンゾニトリル類並びにこれらの化
合物を含有する液晶混合物、電子−光学目的に刻する該
化合物及び混合物の用途に関する。
液晶は、かかる物質の光学的特性が電圧によって影響さ
れ得る場合、表示装置における誘電体として主に重要性
を有する。液晶をベースとする電子−光学装置は当業者
にとって既知のものであり、種々の効果、例えば動的散
乱(dynamic  scattering)、整列
した相の変形(DAPタイプ)、シャット−へル7リツ
ヒ効果(S chadt−Helfrich  eff
ecl)(回転セル)、デストーホスト効果(gues
t/ bosteffect)(ゲスト/ホストセル)
またはコレステリツクーネマテイク(choleste
ric−nematic)相転位(相変化セル)に基づ
くことができる。
しかしながら、電子−光学的表示装置に体する誘電体と
して適応させるために、液晶は多くの必要条件を満たさ
なければならない。例えば液晶は環境の影響例えば熱、
水分、空気並びに赤外、可視及び紫外領域における電磁
照射に関して良好な化学的安定性をもたねばならない。
更に液晶は無色であるべきであり、良好なコントラスト
を示すべきであり、そして液晶セルを操作する全体の温
度範囲でネマテイクまたはコレステリック中間相(me
sophase )を有するべきである。更に液晶は低
粘度及び短い応答時間を有するべきである。後者は液晶
をテンビジョン装置に用いる場合、特に重要である。更
に情報の高密度を有する表示器に対しては、高度の多重
性及び同時に急こう配の透過曲線を必要とする。更lこ
特性は用いるセルのタイプに応じて異なる条件を満たさ
れなければならない。例えば回転セルに用いる液晶は誘
電率の大きな正の異方性(△ε=ε −ε 〉0、ε1
1は分子11土 の縦軸に沿う誘電率を表わし、そしてε□はこれに垂直
な誘電率を表わす)を有するべきであり、ゲスト/ホス
トセルに用いる液晶は誘電率の大きな正または負の異方
性を有するべきであ、る。更に、双方の場合に、低い閾
値電位(t、l+reshold 、potentia
l)及びできるだけ低い伝導率が望ましい。
一般に所望のそして成る程度の相反する特性の全てを達
成することが不可能なために、数種の化合物することに
より、個々の用途に対する特性を最適lこする試みが主
になされている。しかしながら、高密度の情報に使用す
る場合、そして特にテレビジョン装置及び自動車におけ
る用途の場合の高度の必要条件を考慮して、特に応答時
間及び透過曲線の急こう配を更に改善し得る成分の必要
性がある。
一般式 のアルケル−置換された化合物及び特に一般式■ 式中、mは4〜7の整数を表わし、モしてnは0または
正の整数を表わし;環Aはトランス−1,4−シクロヘ
キシレンまたは2,5−二置換されたピリミジン環を表
わし;Zは単一共有結合または、環へがトランス−1,
4−シクロヘキシレンを表わす限り、またエチレン基−
CH2C1−1゜−を表わし:Xは水素または7ツ素を
表わし;そしてRは基−NC5または−CNを表わす、 のアルケニル−置換されたフェニルイソチオシアネート
類は所望の特性を有することが見出された。
本発明におけるフェニルインチオシアネートMは殊に弾
性定数に、3(曲げ)及びK z(広げ)の好ましい比
を有し、電子−光学装置に用いた場合、急こう配の透過
曲線及び高度の多重性を示す。更に、本化合物は誘電率
の大きな正の異方性を有し、使用する操作電圧を低くす
ることができる。更に、本発明における化合物は低粘度
を有し、電子−光学装置に用いた場合、極めて短い開閉
時間を与える。本発明における化合物は無色で化学的に
安定であり、公知の液晶との良好な混和性を有する。
中間相範囲は電子−光学用途に好ましい温度範囲内にあ
り、殊に融点は一般に比較的低温である。
本発明におけるベンゾニトリルM(R= CN )f:
]:フェニルイソチオシアネートを製造する際の液晶中
間体であり、このもの自体がフェニルインチオシアネー
トに匹敵する特性を有している。
上記式IAには次の一般式 d     嶋      Q         ℃ 
      鴫         ト喝     ((
ミ       福         (伽     
      4 嘔        ミ 式中、R1は基Cn Hzm+ −c H= CH−(
CH2)111−を表わし、そしてmAvnは上記の意
味を有する、 のイソチオシアネート類並びに基−NC8の代りに基−
CNを有する式Ia−Ihに応答するベンゾニトリル類
が包含される。
上記の式IA及びIa−1hにおいて、Iは数4.5.
6及び7を表わし、そしてnは数o、i、2.3.4.
5.6等を表わす、即ち、基clIH2m+−CH= 
CH−(CH2)□−またはR’は5−アルケニル、例
えば5−へキセニル、5−ヘプテニル、5−オ9テニル
、5−ノネニル、5−デセニル、5−ウンデセニル及び
5−ドデセニルを表わすが、6−アルケニル、例えば6
−へブテニル、6−オクテニル、6−ノネニル、6−デ
セニル、6−ウンデセニル及び6−ドデセニルを表わす
が、7−アルケニル、例えば7−オクテニル、7−ノネ
ニル、7−デセニル、7−ウンデセニル及び7−ドデセ
ニルを表わすが、または8−アルケニル、例えば8−ノ
ネニル、8−デセニル、8−ウンデセニル及び8−ドデ
セニルを表わす。アルケニル基はn<0の場合、Eまた
は2−型で存在することができる、即ち、式IA、I及
びIa−1hには純粋な異性体のみならず、また異性体
の混合物が包含される。
存在し得る側面の(lateral ) 7ツ素置換分
は好ましくは基−NC8または−CNに対して〇−粒位
置ある。しかしながら、Xが水素を表わす化合物、即ち
、式1a、IcS re及びIgの化合物並びに対応す
るベンゾニトリル類が特に好ましい。
上記式IA及びIにおいて、Zは好ましくは単一共有結
合を表わす。項八は好ましくはトランス−1,4−シク
ロヘキシレンを表わす。
残基CnH2m+には、水素に加えて(n=0の場合)
、直鎖状のみならず、また分枝鎖状アルキル基が包含さ
れる。水素及び直鎖状アルキル、即ち、式H−(CH2
)n−の基が好ましい。
上記式)A% I及びIa〜lhにおける好ましいアル
ケニル置換基は炭素原子最大12個を有するものである
、即ち、和m+nは好ましくは最大10である。
9一 式■の化合物は本発明に従って、一般式■ 式中、1%n、X、Z及び環Aは上記の意味を有する、 の化合物をアミンの存在下においてチオホ・スゲンと、
または順次二硫化炭素及びクロロギ酸エステルと反応さ
せて製造することができる。
式■の化合物の反応はそれ自体公知の方法において行う
ことができる。好ましいアミン類はジアルキルアミン及
びトリアルキルアミン、特に「アルキル」が各々の場合
に炭素原子1〜7個を有する基を表わすものである。ト
リエチルアミンが特に好ましい。好ましいクロロギ酸エ
ステルはアルキル部分が炭素原子1〜7個を有するクロ
ロギ酸アルキル、例えばクロロギ酸メチル及びクロロギ
酸エチルである。この反応は有極性有機溶媒、例えばエ
ーテル、塩素化された炭化水素或いはニトリル、例えば
テトラヒドロ7ラン、ジオキサン、塩化メチレン、クロ
ロホルムまたはアセトニトリル中で有利に行われる。二
硫化炭素との反応において得られるジチオカルバミン酸
アンモニウムを必要に応じで単離し得るか、または更に
クロロギ酸エステルと直接反応させることができる。し
かしながら、直接所望のインチオシアネートを誘導する
チオホスデンとの反応が好ましい。本発明による方法に
おいて温度及び圧力は臨界的ではない。
しかしながら、反応を好ましくは大気圧及び約0°〜4
0℃の温度で行う。
式■の化合物は新規なものである。これらのものは例え
ば次の反応式1に従って対応するベンゾニトリルから製
造することができる;式中、us n5X1Z及び環A
は上記の意味を有する:タ        q    
         m+ 鱗 喚 吠 13一 式■の化合物は新規なものであり、また本発明の一目的
である。またこれらのものは液晶特性、好ましい弾性定
数、誘電率の天外な正の異方性及び低粘度を有し、そし
て電子−光学装置に用いた場合、低い閾値電位、急こう
配の透過曲線及び短い応答時間を容易にする。これらの
化合物は相互の混合物及び/*たは他の液晶成分、特l
も式Iの化合物及び/または下記式xx−xx■の化合
物との混合物の形態で用いることができる。
式■の化合物は例えば次の反応式2〜4に基づいて製造
することかで外、式中、Tsはp−)シルを表わし、Z
は単一共有結合またはエチレン基−CH2CH2−を表
わし、そして舶、n及びXは上記の意味を有する: !+2!             岡     X≧
                4x       
        1 ば 目≧〉シ ≧ 1     !!! ト … θ 喚 り 上記の反応式2〜4に用いる出発物質は公知の化合物で
あるか、ま、たは公知の化合物の同族体であり、公知の
方法に従って製造することができる。
式X■及びX■の化合物は例えば対応するニトリルから
、メタノール中の塩化水素酸との反応、次にアンモニア
による処理によって得ることができる。
式IAの化合物を相互の混合物及び/または普通の液晶
成分との混合物の形態で用(・ることができる、即ち、
本発明における混合物は少なくとも2種の成分を含み、
少な(とも1成分は式IAの化合物、好ましくは式Iの
化合物である。
式IAの化合物の好ましい特性及び他の液晶成分とのそ
の良好な混和性を考慮して、本発明における混合物中の
式IAの化合物の量は広い範囲に変えることができる。
本発明における混合物は好ましくは式IAまたはIの化
合物約1〜60重量%、殊に約5〜40重量%を含有す
る。
1種またはそれ以上の式IAまたはIの化合物との混合
物に使用し得る好ましい化合物は次の−t+     
  e=1      51          X>
     >     >        X式中、環
Bは1,4−フェニレンまたは2,5−二置換されたピ
リミジン環を表わし;R2は直鎖状アルキルまたは3E
−アルケニルヲ表ワし;R3は直鎖状アルキル、IE−
アルケニルまたは3E−アルケニルを表わし;R4はシ
アノ、−NC8または直鎖状アルキル、もしくはアルコ
キシを表わし;R5及びR6は直鎖状アルキルを表わし
;R7はシアノまたは直鎖状アルコキシを表わしSR”
はシアノまたは直鎖状アルキルを表わし、pは0または
1を表わし;そして残基R2〜R8は各々の場合に炭素
原子最大12個、好ましくは最大7個を有する。
また本発明における混合物には適当な光学的活性化合物
、例えば光学的活性ビフェニル類及び/または二色性着
色物質、例えばアゾ、アゾキシまたはアントラキノン着
色物質を含ませることができる。かがる化合物の量は溶
解度及び所望の色調(pitch)、色、吸光等によっ
て決定される。好ましくは光学的活性化合物の量は最大
約4重量%であり、そして二色性着色物質の量は最大約
10重量%である。
本発明における液晶混合物の製造はそれ自体公知の方法
において、例えば各成分の混合物をわずかに透明点以上
の温度に加熱し、次に該混合物を冷却することによって
行うことができる。
また誘電体として本発明における混合物を含む電子−光
学装置の製造はそれ自体公知の方法において、例えば適
当なセルを空にし、そしてこの空にしたセル中に該混合
物を導入することによって行うことができる。
式IAの化合物の製造を以下の実施例によって更に説明
する。実施例中、Cは液晶相を表わし、Sはスメクテイ
ク(smactic)相を表わし、Nはネマテイク相を
表わし、そして工はイソトロピック(isotropi
c)相を表わす。
実施例1 a)  )ランス−4−(p−シア/フェニル)シクロ
ヘキサンカルボキシアルデヒド60gを0.I Nメタ
ノール性水酸化カリウム溶液500all!に溶解し、
この溶液を0℃で1時間以内に水素化ホウ素ナトリウム
3.1gで一部づつ処理した。その後、反応混合物を本
釣200mfで希釈し、水浴中にて注意して25%塩酸
約40LIII!でpH値2〜3に調節した。この混合
物を塩化メチレンで抽出し、有機相を硫酸マグネシウム
上で乾燥し、そして濃縮した。酢酸エチル250m1及
び石油エーテル250+nj!の混合物から結晶させ、
融点108°Cを有する無色の結晶としてトランス−4
−(p−シアノフェニル)ヒドロキシメチルシクロヘキ
サン(純度99.6%)45.75gを得た。
b) ピリジン60艶!中のトランス−4−(p−シア
ノフェニル)ヒドロキシメチルシクロヘキサン15gの
溶液を0℃にてp−)ジルクロライド22.で処理し、
次に室温で19時間攪攪拌た。その後、反応混合物を氷
水に注ぎ、25%塩酸でpHHI3調節し、塩化メチレ
ンで抽出した。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で
1回、そして水で2回洗浄し、次に硫酸マグネシウム上
で乾燥した。
溶媒を蒸発させた後、白色の結晶性残渣として粗製のト
ランス−4−(p−シアノフェニル)−p−)シルオキ
シメチルシクロヘキサン25.58gが得られ、このも
のを更に精製せずに次の工程に用いた。
C)粗製のトランス−4−(p−シアノフェニル)−p
−トシルオキシメチルシクロヘキサン13.4gをアセ
トン200mfに溶解し、この溶液をヨウ化ナトリウム
8.15gで処理した。この混合物を30分間還流下で
沸騰させ、次に濃縮し、残渣を水及びジエチルエーテル
間に分配させた。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥し
、そして溶媒を蒸発させた後、帯黄色結晶12.5gが
得られた。シリカゲル上で酢酸エチル/石油エーテル(
容量比1:4)によってクロマトグラフ分離し、次にメ
タノール140mj!から結晶させ、融点127℃の無
色の結晶としてトランス−4−(p−シアノフェニル)
−ヨードメチルシクロヘキサン3.7gを得た。
d)乾燥ヨウ化銅(I)705LI1g及びテトラヒド
ロフラン7+alの混合物をはげしく攪拌しながら一7
8℃でヘキサン中のメチルリチウムの1.5M溶液2.
5mfで滴下処理し、次に徐々に0°Cに加温した。次
に混合物を再び一78℃に冷却し、注射器を用いて、4
−ペンテニルマグネシウムブロマイド溶液(テトラヒド
ロフラン2vl中のマグネシウム90111g及び5−
ブロモ−1−ペンテン0.44mAから製造したもの)
で滴下処理した。反応混合物を、赤−紫色の懸濁液を生
じるまで、徐々に加温し、次に5℃に20分間保持した
。その後、反応混合物を一78℃に再冷却し、テトラ6
ヒドロ7ラン5ml中のトランス−4−(p−シアノフ
ェニル)−ヨードメチルシクロヘキサン600mgの溶
液で滴下処理し、次に徐々に室温に加温した。反応混合
物を室温で更に30分間攪拌し、次に飽和塩化アンモニ
ツム溶液で処理し、ジメチルエーテルで抽出した。有機
相を硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして濃縮した。シ
リカゲル上で酢酸エチル/石油エーテル(容量比5:9
5)を用いてクロマトグラフ分離し、メタノールから2
回再結晶させ、融点(C−N)45.5℃及び透明点(
N−I )52.5℃の無色の結晶としてp−[トラン
ス−4−(5−ヘキセニル)シクロヘキシル]ベンゾニ
トリル(純度99.75%)165mgを得た。
同様の方法において、次の化合物を製造することができ
た: p−[)ランス−4−(6−へブテニル)シクロヘキシ
ル1ベンゾニトリル;融点(C−N)19.2℃、透明
点(N−1)32.3℃、 p−[)ランス−4−(7−オクテニル)シクロヘキシ
ル1ベンゾニトリル;融点(C−N)38.0℃、透明
点(N−I)53.2℃、 p−[)ランス−4−(8−ノネニル)シクロヘキシル
1ベンゾニトリル、 p−[トランス−4−(5E−または57−へブテニル
)シクロヘキシル]ベンゾニトリル、 p−[トランス−4−(5E−または5Z−オクテニル
)シクロヘキシル]ベンゾニトリル、 p−[トランス−4−(6E−または6Z−オクテニル
)シクロヘキシル]ベンゾニトリル、 o−フルオロ−p−[トランス−4−(5−へキセニル
)シクロヘキシル]ベンゾニトリル、 o−フルオロ−p−[トランス−4−(6−へブテニル
)シクロヘキシル]ベンゾニトリル、 p−[2−()ランス−4−(5−へキセニル)シクロ
ヘキシル)エチル1ベンゾニトリル、 p−[2−()ランス−4−(6−へブテニル)シクロ
ヘキシル)エチル1ベンゾニトリル、 p−[1()ランス−4−(7−オクテニル)シクロヘ
キシル)エチル]ベンゾニトリル、 p−[2−()ランス−4−(5E−または5Z−ヘプ
テニル)シクロヘキシル)エチル]ベンゾニトリル、0
−フルオロ−p−[2−()ランス−4−(5−へキセ
ニル)シクロヘキシル)エチル1ベンゾニトリル。
実施例2 a)磁気攪拌機及び還流冷却器を備えた丸底フラスコ中
で、ジエチレングリコール200ωβ中ノp−[)ラン
ス−4−(5−へキセニル)シクロヘキシル]ベンゾニ
トリル2.61g及び水酸化カリウム20gの混合物を
アルゴン通気しながら180℃で1時間沸騰させた。冷
却後、褐色の反応混合物を36%塩酸35+n/で酸性
にし、塩化メチレン100m+2及び水100mf!間
に分配させた。水相を塩化メチレン各100mβで3回
逆抽出した。
有機相を水各100mj!で2回洗浄し、硫酸マグネシ
ウム及び活性炭上で乾燥した。溶媒を回転蒸発機で分離
した後、帯揚色の全く純粋でない結晶トLテp−[)ラ
ンス−4−(5−へキセニル)シクロヘキシル]安息香
酸2.93g(104%)が得られた;Rf値0.38
(酢酸エチル/石油エーテル容量比3ニア)。
b)アセトン50田!及び水7ml中のp−[)ランス
−4−(5−へキセニル)シクロヘキシル]l、!酸2
.8gの懸濁液を0℃に冷却し、アセトン15vaI!
中のトリエチルアミン2.73+++j!の溶液で徐々
に処理し、これによって透明な溶液を生じた。
次にこの混合物をアセトン10+oA中のクロロギ酸エ
チル2.33mβの溶液で滴下処理し、これによって白
色の綿状沈殿物が分離した。混合物をOoCで更に30
分間攪件し、次に水1m1l中のナトリウム1.74g
の溶液で滴下処理し、0°Cで更に1時間攪件した。そ
の後、反応混合物を塩化メチレン150+nji!及び
水150a+f間に分配させた。
水相をジエチルエーテル各150mff1で3回逆抽出
した。有機相を水各100mj+で2回洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。溶媒を回転蒸発機で分離した
後、固体の結晶性の塊としてp−[トランス−4−(5
−へキセニル)シクロヘキシル]安息香酸アジド3.1
g(100%)が得られ、このものを粗製の状態で更に
処理した;Rf値0.6;3(酢酸エチル/石油エーテ
ル容量比1:9)。  ・C)オIL製のp−[トラン
ス−4−(5−へキセニル)シクロヘキシル]安息香酸
アジド3.1g及びプロパツール100m1の混合物を
アルゴン通気しながら還流下で1時間沸Il!させ、そ
の後、蒸発させた。
かくして、淡褐色固体の塊としてp−[)ランス−4−
(5−へキセニル)シクロヘキシル]フェニルカルバミ
ン酸プロピル3.33g(97%)が得られ、このもの
を粗製の状態で更に処理した;Rf値0.39(酢酸エ
チル/石油エーテル容量比1:9)。
d)オ■製のp−[トランス−4−(5−へキセニル)
シクロヘキシル]フェニルカルバミン酸プロピル3゜3
3g及びンエチレングリコール/水(容量比4:1)中
の水酸化カリウム10%溶液150■βの混合物を12
0℃で2時間沸騰させ、次に室温に冷却器、塩化メチレ
ン150mf及び水150mβ間に分配させた。水相を
塩化メチレン各15Om/で2回逆抽出した。有機相を
水各100mj!で2回洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥し、そして濃縮した。シリカゲル70g上で、酢酸
エチル/石油エーテルを用いて褐色結晶性残渣(3g)
を低圧クロマトグラフィー(0,5バール)にかけ、淡
い帯黄色の結晶としてp−[トランス−4−(5−へキ
セニル)シクロヘキシルコアニリン(純度98.1%)
2.18g(88%)を得た;Rf値0.20(酢酸エ
チル/石油エーテル容量比1:5)。
e)  クロロホルム15w1中のトリエチルアミン2
.36+oAの溶液を一10°Cでクロロホルム20v
al中のp−[トランス−4−(5−へキセニル)シク
ロへキシル]アニリン2.18gの溶液で滴下処理した
。5分後、この混合物をクロロホルム10m!中のチオ
ホスデン690μβの溶液で処理し、室温に加温し、そ
して2時間攪拌した。その後、反応混合物を水及びクロ
ロホルム間に分配させた。
有機相を硫酸マグネシウム」二で乾燥し、そして濃縮し
た。酢酸エチル/石油エーテル(容量比5:95)を用
いて、シリカゲル140g上でクロマトグラフ分離し、
次にメタノール80Itlj!から結晶化させ、そして
低温濾過し、融点(C−N)15.2℃及び透明点(N
−I)46.1°Cの乳白色の液体としてp−[)ラン
ス−4−(5−へキセニル)シクロヘキシル]フェニル
インチオシアネート(純度100%)1.24gを得た
22℃でp−Fトランス−4−(5−へキセニル)シク
ロヘキシル]フェニルイソチオシアネートは、電極間隔
8μ「nを有する回転セルにおいで、12.1cPのか
さ粘度η、0,1.80の光学的異方性及び26m5の
スイッチング時間t  を有していた。
ff 従って、このものは対応するヘキシル誘導体よりも低粘
度であり、実質的に短いスイッチング時間を可fffl
にする。p−()ランス−4−へキシルシクロヘキシル
)フェニルインチオシアネートに対する対応する値は次
の通りであった:η=16.OcP。
Δ・−0・153. t off=41ms。
同様の方法において、次の化合物を製造することができ
た: p−[)ランス−4−(6−へブテニル)シクロヘキシ
ル]フェニルインチオシアネート;融点(C−N )1
 。
6℃、透明点(N= I )19.0℃、p−[)ラン
ス−4−(7−オクテニル)シクロヘキシル1フ工ニル
インチオシアネート;融点(C−N)24.6℃、透明
点(N−I)45.4℃、p−[)ランス−4−(8−
ノネニル)シクロヘキシル1フ工ニルインチオシアネー
ト、 p−[トランス−4−(5E−または5Z−へブテニル
)シクロヘキシル]フェニルインチオシアネート、p−
[トランス−4−(5E−または5Z−オクテニル)シ
クロヘキシル]フェニルインチオシアネート、p−[ト
ランス−4−(6E−または6Z−オクテニル)シクロ
ヘキシル]フェニルインチオシアネート、o−フルオロ
−pづトランス−4−(5−へキセニル)シクロヘキシ
ル1フ工ニルインチオシアネート、o−フルオロ−p−
[トランス−4−(6−へブテニル)シクロヘキシル]
フェニルイソチオシアネート、3O− p−[2−(トランス−4−(5−ヘキセニル)シクロ
ヘキシル)エチル]フェニルイソチオシアネート、p−
[21)ランス−4−(6−へブテニル)シクロヘキシ
ル)エチル]フェニルイソチオシアネート、p−[2−
()ランス−4−(7−オクテニル)シクロヘキシル)
エチル]フェニルインチオシアネ7ト、p−[2−()
ランス−4−(5E−または5Z−、ヘプテニル)シク
ロヘキシル)エチル]フェニルイソチオシアネート、 p−フルオロ−p−[2−()ランス−4−(5−ヘキ
セニル)シクロヘキシル)エチル]フェニルインチオシ
アネート、 p−[5−(5−へキセニル)−2−ピリミジニル]フ
ェニルインチオシアネート、 p−[515−へブテニル)−2−ビリミノニル]フェ
ニルイソチオシアネート、 p−[5−(7−オクテニル)−2−ビリミノニル]フ
ェニルインチオシアネート、 p−[5−(8−ノネニル)−2−ピリミジニル]フェ
ニルインチオシアネート、 3l− p−[5−(5E−または5Z−へブテニル)−2−ピ
リミジニル1フエニルインチオシアネ−1・、p−[5
−(5E−または5Z−オクテニル)−2−ピリミジニ
ル1フエニルイソチオシアネート、p−フルオロ−p−
[5−(5−へキセニル)−2−ピリミジニル]フェニ
ルインチオシアネート。
実施例3 a) ジエチルエーテル60mf中のメトキシメチル−
トリフェニルホスホニウムクロライド22゜3gの懸濁
液を攪拌しながらカリウムt−ブチシー) 7,621
?で処理した。45分後、混合物をジエチルエーテル3
0w1中の6−へブチナール3.16gの溶液で処理し
た。室温で2時間後、混合物を氷水に注いだ。有機相を
分離し、水で洗浄し、乾燥し、得られた粗製の1.7−
オクタシエニルメチルエーテルを蒸留した。
b)蒸留したクロロギ酸メチル50+oj!中の三7ツ
化ホウ素ニーテレ−) 1.311!の溶液を水浴で冷
却しなから1,7−オクタジニニルメチルエーテル2.
58gで滴下処理した。反応混合物を室温で−夜攪拌し
、次にトルエン100mfで希釈し、炭酸水素ナトリウ
ム溶液及び水で洗浄し、そして乾燥した。溶媒を蒸発さ
せた後、粗製の(5−へキセニル)マロン−テトラアセ
タールが得られた。
C)  粗製の(5−へキセニル)マロン−テトラアセ
タール3,77g、水0.35m/及びp−トルエンス
ルホン酸15(1の混合物を攪拌しながら80〜85℃
に3時間加熱した。冷却後、混合物を炭酸水素ナトリウ
ム160Bで処理し、そして1.5時間攪拌した。次に
反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、冷3N水酸化
ナトリウム溶液で3回抽出し、水で洗浄し、そして乾燥
した。溶媒の蒸発後に得られた粗製の3−メトキシ−2
−(5−へキセニル)アクロレインを更に精製せずに続
いて処理した。
d) メタノール17.5m42中のナトリウム480
mgの溶液を3−メトキシ−2−(5−へキセニル)ア
クロレイン1.18g及び4−アミジ/ベンズアミド塩
酸塩1.62gで処理し、この混合物を窒素下にて50
℃で一夜攪拌した。冷却後、この懸濁液を3N塩酸5,
5a+j!で処理し、濾過し、残渣を水で洗浄し、そし
て乾燥した。得られた粗製のp45−(5−ヘキセニル
)−2−ピリミジニル1ベンズアミドを更に精製せずに
続いて処理した。
e) ピリジン15mf中の粗製のp−[5−(5−へ
キセニル)−2−ピリミジニル]ベンズアミド1.37
gの懸濁液をベンゼンスルホニルクロライド0゜951
111で処理し、この混合物を55℃に6時間加熱した
。次に反応混合物を冷希釈塩酸中に注ぎ、塩化メチレン
で抽出した。有機相を順*塩酸、炭酸水素ナトリウム溶
液及び水で洗浄し、そして乾燥した。溶媒の蒸発後、粗
製のp45−(5−ヘキセニル)−2−ピリミジニル1
ベンゾニトリルをシリカゾル上でトルエン/アセトンを
用いてクロマトグラフィーによって精製し、そして再結
晶させた。
必要に応じて、p−[5−(5−へキセニル)−2−ピ
リミジニル]ベンズアミドを実施例2aと同様の方法に
おいて直接加水分解し、p−[5−(5−へキセニル)
−2−ピリミジニル]安息香酸な生成させることができ
た。
同様の方法において、次の化合物を製造することができ
た: p−[5−(6−へブテニル)−2−ピリミジニル1ベ
ンゾニトリル、 p−[5−(7−オクテニル)−2−ピリミジニル]ベ
ンゾニトリル、 p−[5−(8−/ネニル)−2−ビリミノニル1ベン
ゾニトリル、 p−(5−(5E−または5Z−へブテニル)−2−ピ
リミジニル1ベンゾニトリル、 p−[5−(5E−または5Z−オクテニル)−2−ピ
リミジニル]ベンゾニトリル、 o−フルオロ−p−[5−(5−へキセニル)−2−ピ
リミジニル1ベンゾニトリル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I A 式中、mは4〜7の整数を表わし、そしてnは0または
    正の整数を表わし;環Aはトランス−1,4−シクロヘ
    キシレンまたは2,5−二置換されたピリミジン環を表
    わし;Zは単一共有結合または、環Aがトランス−1,
    4−シクロヘキシレンを表わす限り、またエチレン基−
    CH_2CH_2−を表わし;Xは水素またはフッ素を
    表わし;そしてRは基−NCSまたは −CNを表わす、 の化合物。 2、Rが基−NCSを表わす特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 3、Zが単−共有結合を表わす特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の化合物。 4、環Aがトランス−1,4−シクロヘキシレンを表わ
    す特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の化合物
    。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I a 式中、R^1はC_nH_2_n_+_1−CH=CH
    −(CH_2)_m−を表わし、そしてm及びnは特許
    請求の範囲第1項記載の意味を有する、 を有する特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の
    化合物。 6、和m+nが最大10である特許請求の範囲第1〜5
    項のいずれかに記載の化合物。 7、残基C_nH_2_n_+_1が水素または直鎖状
    アルキルを表わす特許請求の範囲第1〜6項のいずれか
    に記載の化合物。 8、mが数4を表わす特許請求の範囲第1〜7項のいず
    れかに記載の化合物。 9、少なくとも1成分が特許請求の範囲第1項に定義し
    た式 I Aの化合物である少なくとも2成分を有する液
    晶混合物。 10、電子−光学目的のために特許請求の範囲第1項に
    定義した式 I Aの化合物の使用。
JP6430486A 1985-03-26 1986-03-24 アルケニル置換されたフエニルイソチオシアネート類及びベンゾニトリル類 Pending JPS61233659A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156392A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Chisso Corp 液晶組成物
JPH01216967A (ja) * 1988-02-26 1989-08-30 Chisso Corp 液晶化合物
JP2000351762A (ja) * 1999-05-19 2000-12-19 Agency Of Ind Science & Technol イソチオシアネートトラン類

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