JP4704420B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技領域の略中央にセンターケースを配置し、そのセンターケースに演出用の液晶ディスプレイを装着したものが多い。
ところで、この種の弾球遊技機に用いられる液晶ディスプレイは大画面化の一途を辿っているが、液晶ディスプレイの前側には遊技釘等を配置できないため、遊技領域内であっても液晶ディスプレイの前側の範囲については遊技球の可動領域として用いることは難しい。即ち、パチンコ機等の弾球遊技機においては、液晶ディスプレイの大画面化に伴い、遊技領域に占める遊技球の可動領域の割合が徐々に小さくなり、遊技球の動きが画一化されて意外性に乏しくなっているのが実情である。
そこで、そのような限られた可動領域の中で遊技球の動きに変化を持たせて演出効果を高めるべく、例えばセンターケースの下部側にステージを配置し、入球口に入球した遊技球をこのステージ上で左右方向に自由に転動させて前側に落下させるように構成した弾球遊技機が主流となってきている。
また、ステージ上での遊技球の動きをより多様化させるべく、ステージを例えば前後に二つ配置し、入球口に入球した遊技球を下流側の分岐部でそれら二つのステージに振り分けるように構成したものも知られている(例えば特許文献1)。
特開2000−342763号公報
特許文献1に記載された弾球遊技機では、分岐部に一本のピンが配置されており、入球口に入球した遊技球はそのピンに衝突して二つのステージの何れか一方側に流下するようになっているが、成型誤差等によって遊技機毎にその振り分け率にバラツキがあり、遊技機によっては二つのステージへの振り分け率が設定値から大きくかけ離れてしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技機毎のバラツキなく振り分け率を略一定にすることが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、入球口の下流側に連結される導入通路と、この導入通路をその下流側で複数の分岐通路に分岐させる分岐部とを備え、前記入球口に入球して前記導入通路を流下してきた遊技球が前記分岐部で前記複数の分岐通路の何れかに自然に振り分けられるように構成された弾球遊技機において、前記分岐部には、その下流端側を前記複数の分岐通路に対応して水平方向に区分するように略鉛直に配置された1又は複数の分岐板と、該分岐板の真上に略鉛直に配置され且つ前記導入通路側から流入した遊技球を前記分岐板上に落下させる通過孔とを備え、前記通過孔は上下方向に所定の間隔を置いて配置された複数枚の案内板に夫々形成されており、前記各通過孔は遊技球1個分に対応する大きさとしたものである。
本発明では、分岐板上への遊技球の落下経路を安定させることができ、遊技機毎のバラツキを小さくして振り分け率を略一定にすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図11は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉及び着脱自在に枢着された内枠4とを備えている。
内枠4には、その上部側に図2に示す遊技盤5等が、下部側に発射手段(図示省略)等が夫々配置されており、その内枠4の前側には、遊技盤5の前側を覆うガラス扉6と、そのガラス扉6の下側で発射手段等の前側を覆う下部開閉扉7とがヒンジ3と同じ側のヒンジ8により開閉及び着脱自在に枢着されている。ガラス扉6には、遊技盤5側の遊技領域5aに対応するガラス窓9が設けられ、また下部開閉扉7には、発射手段に供給するための遊技球を貯留する貯留皿10、発射手段を作動させるための発射ハンドル11等が設けられている。
遊技盤5の前側には、図2に示すように、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール12が略環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域5aには、その略中央にセンターケース13が配置され、更にそのセンターケース13の左側に通過ゲート14が、下側に開閉式入賞手段15及び大入賞手段16が配置される他、普通入賞手段17等の各種遊技部品が装着されている。
センターケース13は、遊技領域5aの略中央に配置されており、例えば遊技盤5の裏側に装着された液晶ディスプレイ21用の表示窓22を構成する表示枠体23と、この表示枠体23の側部から下部にかけて配置される転動演出手段24とを備えている。
表示枠体23は、液晶ディスプレイ21の表示画面を略取り囲む枠状で、遊技盤5の前面側に沿うように配置される装着板25と、その装着板25の上縁側から左右両縁側にかけて前向き突出状に配置され且つ内側への遊技球の進入を防ぐ囲い枠26とを備え、遊技盤5に形成された装着孔(図示省略)に対して前側から嵌め込まれ、装着板25を遊技盤5の前面側に密着させた状態でネジ等により着脱自在に固定されている。表示枠体23の前側には、表示窓22と囲い枠26との間に可動体その他の各種装飾物27が配置されている。
転動演出手段24は、センターケース13の外側から遊技球を取り込んで自由に転動させ、再びセンターケース13の外側に排出するもので、図3〜図6等に示すように、前ステージ31及び後ステージ32を備えた下ステージ部材33と、上ステージ34を備えた上ステージ部材35と、それら下ステージ部材33及び上ステージ部材35を保持するステージホルダ36と、入球口37に入球した遊技球を前ステージ31又は上ステージ34に案内するための案内通路部38とを備え、装着板25のうち、表示窓22の下側に左右方向に配置される下装着板25aと、その下装着板25aの左端側から上向きに配置される左装着板25bとに跨って配置されている。
ステージホルダ36は、下装着板25aの後方で且つ表示窓22の下側に下装着板25aに平行に配置されたステージ背面板39と、このステージ背面板39の下縁側から前向きに延設されたステージ下面板40とを一体に備え、下装着板25aの後側に着脱自在に装着されている。
下ステージ部材33は、下装着板25aとステージホルダ36のステージ背面板39とで前後に挟持され、ステージホルダ36のステージ下面板40によって下側から保持されており、その上部前側に前ステージ31が設けられ、また上部後側には、右側に後ステージ32が、左側に上ステージ嵌合部41が夫々設けられている。
また、上ステージ部材35は、左側下部を下ステージ部材33側の上ステージ嵌合部41に嵌合させた状態で、ステージ背面板39の前側に着脱自在に装着されており、その上部側に上ステージ34が設けられている。
前ステージ31、後ステージ32及び上ステージ34は、入球口37に入球した遊技球を左右方向に自由に転動させつつ前側に案内するもので、夫々左右方向細長状に形成されており、入球口37から前ステージ31側に案内された遊技球はその前ステージ31上を左右方向に転動した後に前側に落下し、入球口37から上ステージ34側に案内された遊技球はその上ステージ34上を左右方向に転動した後、その下側の後ステージ32を経て、又はその後ステージ32を経ることなく前ステージ31側に流下し、その前ステージ31から前側に落下するようになっている。
前ステージ31は、下装着板25aの上縁側に沿ってその後側に例えば遊技盤5の厚さ分に対応する幅で配置されている。前ステージ31は、その左右両端側が内下がりの傾斜状に形成され、それら左右の傾斜部間に、遊技球を前側に案内する複数、例えば五つの案内溝42が設けられ、またその案内溝42の配置部分を除く前縁側には遊技球の前側への落下を規制する前規制壁43が立設されている。なお、複数の案内溝42のうち、左右方向中央の中央案内溝42aが開閉式入賞手段15の上側に対応しており、この中央案内溝42aから前側に落下した遊技球は高い確率で開閉式入賞手段15に入賞するようになっている。
後ステージ32は、前ステージ31の背壁44の後側で且つ前ステージ31の左右方向中央付近から右端側に対応する範囲に設けられ、左右方向両端側が中央側よりも若干高い緩やかな傾斜状に形成されており、遊技球を前ステージ31側に案内する複数、例えば二つの案内溝45が設けられ、またその案内溝45の配置部分を除く前縁側には遊技球の前側への流下を規制する前規制壁46が立設されている。なお、下ステージ部材33の右端側には、前ステージ31及び後ステージ32の右端側で遊技球を規制する端部規制壁47が立設されている。
上ステージ34は、前ステージ31の後側で且つ後ステージ32の上側に後ステージ32と略同じ幅で配置されている。上ステージ34は、その左右両端側が最も高く、左右方向中央よりもその両側が若干低い滑らかなW字型に形成されており、左右の凹み部の二箇所に遊技球を前ステージ31側に案内する案内溝48が形成され、またその案内溝48の配置部分を除く前縁側には遊技球の前側への落下を規制する前規制壁49が立設されている。また、上ステージ34の右端部34aは、後ステージ32の右端側よりも内側で途切れており、上ステージ34上を転動してこの右端部34aに達した遊技球は、その右端部34aと端部規制壁47との間から後ステージ32上に落下するようになっている。
案内通路部38は、入球口37及びその下流側の導入通路51を構成する入球口部材52と、導入通路51をその下流側で前分岐通路(第1分岐通路)53aと後分岐通路(第2分岐通路)53bに分岐させる分岐部55を構成する分岐ケース56とで構成されている。分岐ケース56は、前後に結合される前ケース57及び後ケース58により構成され、左装着板25bの内側に沿って上下方向に配置されている。後ケース58は例えばステージホルダ36と一体に形成されており、ステージホルダ36と共に装着板25の裏側に着脱自在に固定されている。
前ケース57は、遊技球略一個分の間隔で左右に対向し且つ少なくとも遊技球一個分の前後幅に形成された一対の前部左側壁61及び前部右側壁62と、それら前部左側壁61と前部右側壁62とをその前縁側で左右に連結する前壁63とで後向きに開放する断面略コの字型に形成され、また後ケース58は、前ケース57側の前部左側壁61及び前部右側壁62の後側に対応し且つ遊技球略一個分の前後幅に形成された一対の後部左側壁64及び後部右側壁65と、それら後部左側壁64と後部右側壁65とをその後縁側で左右に連結する後壁66とで前向きに開放する断面略コの字型に形成されており、それらを前後に嵌め合わせることにより、その内側に上下方向通路状の分岐部55(図7〜図9)が形成されている。
また、前ケース57と後ケース58との間には、分岐部55の下部側を前ケース57側の前分岐通路53aと後ケース58側の後分岐通路53bとに前後に区分するように分岐板67が配置されている。分岐板67は、その左右の縁部が前ケース57側の前部左側壁61及び前部右側壁62と後ケース58側の後部左側壁64及び後部右側壁65とで挟持されることにより略鉛直に固定されており、その上縁部67aは略水平で例えばその前後両縁側に夫々板厚の約1/4幅で約45度の面取り加工が施されている。
また、前ケース57側の前分岐通路53a及び後ケース58側の後分岐通路53bはその下端側がステージ側、即ち右向きに屈曲し、それらの下流端側の前分岐排出口54a及び後分岐排出口54bが前ステージ31及び上ステージ34の左端側に夫々連通している。
また、図7,図8,図10に示すように、前ケース57の前壁63側には、その内面側に前分岐通路53aの前後幅を遊技球略一個分に規制する突条部68が少なくとも前分岐通路53aの幅方向中央に沿って後ろ向き突出状に設けられている。更に、例えば前ケース57の前壁63及び前部右側壁62には、前分岐通路53aに沿って複数の視認窓69が開口状に形成されており、遊技機本体1の前側からこの視認窓69を介して前分岐通路53a内の遊技球が視認可能となっている。
また、図7,図9〜図11に示すように、分岐ケース56内には、分岐板67の上方に上下一対の案内板(板材)71,72が、分岐部55を上下に区分するように略平行に配置されている。上案内板71と下案内板72とは遊技球の直径よりも小さな間隔で上下に配置されており、また下案内板72とその下側の分岐板67との間には少なくとも遊技球1個分の間隔が設けられている。
また、上案内板71及び下案内板72には、分岐板67の真上に対応して上下方向貫通状の上通過孔73及び下通過孔74が形成されている。上下の通過孔73,74は、共に遊技球1個分に対応する大きさ、例えば遊技球よりも僅かに大きな略円形に形成されており、それらの中心が分岐板67の板厚方向の中央と上下に一致するように配置されている。
なお、上案内板71及び下案内板72は、前ケース57側に一体に形成された前部上案内板71a及び前部下案内板72aと、後ケース58側に一体に形成された後部上案内板71b及び後部下案内板72bとで構成されており、上通過孔73は前部上案内板71aと後部上案内板71bとに跨って、下通過孔74は前部下案内板72aと後部下案内板72bとに跨って夫々形成されている。
また、分岐ケース56には、図4,図7,図9,図10等に示すように、例えば前ケース57側の前壁63側に、上案内板71の上側に対応して流入口75が形成されている。また、上案内板71の上面側には、流入口75を内向きに通過した遊技球を上通過孔73側に案内する傾斜案内部76が形成されている。
入球口部材52は、分岐ケース56側の流入口75に対応して左装着板25b及びその内側の前ケース57の前側で且つ囲い枠26の下端部下側に配置され、例えば左装着板25b及び前ケース57に着脱自在に固定されている。入球口部材52は、右下がりの傾斜状に配置される底板81と、この底板81の下流端側、即ち右端側に立設される規制板82と、底板81の前側に立設される前飾り板83とを一体に備え、底板81の右端側が流入口75の前側下部に対応するように配置されており、その左端側が左斜め上向きに開口する入球口37、底板81上が入球口37と流入口75とを接続する導入通路51となっている。
底板81の右端部上面側には、遊技球を流入口75側に向けて後ろ向きに案内する傾斜案内部85が形成されている。なお、入球口37及び導入通路51は、その後側が左装着板25b及び前ケース57の前壁63により、その上側が囲い枠26の下端側により、夫々規制されている。
以上説明した転動演出手段24では、入球口37に入球した遊技球は、入球口部材52の底板81上の導入通路51を右向きに流下し、流入口75から分岐部55内に流入する。そして、その遊技球は、上案内板71上を傾斜案内部76に案内されて後ろ向きに流下した後、上通過孔73及び下通過孔74を経て分岐板67の上縁部67a上に落下する。
このとき、上通過孔73及び下通過孔74は分岐板67の真上に配置され且つ遊技球よりも僅かに大きな略円形に形成されており、しかもそれら上通過孔73及び下通過孔74の中心が分岐板67の板厚方向の中央と上下に一致しているため、分岐板67上に落下した遊技球は、前後に略等しい確率で振り分けられる。
そして、分岐板67により前側に案内された遊技球は、前分岐通路53aを経て前分岐排出口54aから前ステージ31上に流下して左右方向に転動した後、五つの案内溝42の何れかから前側に落下する。一方、分岐板67により後側に案内された遊技球は、後分岐通路53bを経て後分岐排出口54bから上ステージ34上に流下して左右方向に転動した後、右端部34aを超えた遊技球は後ステージ32を経て前ステージ31側に流下し、また右端部34aを超えなかった遊技球は案内溝48から前ステージ31上に落下して、その前ステージ31上の五つの案内溝42の何れかから前側に落下する。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、分岐部55に、その下流端側を前後の分岐通路53a,53bに対応して水平方向に区分するように分岐板67を略鉛直に配置し、その分岐板67の真上に、導入通路51側から流入した遊技球を分岐板67上に落下させる通過孔73,74を配置しているため、分岐板67上への遊技球の落下経路を安定させることができ、遊技機毎のバラツキを小さくして振り分け率を略一定にすることが可能となる。
また、通過孔73,74は遊技球1個分に対応する大きさに形成されているため、遊技球の分岐板67上への落下位置のバラツキを排除することができ、振り分け率を一定値に限りなく近づけることができる。
分岐部55は、導入通路51を二つの第1,第2分岐通路53a,53bに分岐させるように構成され、分岐板67は、分岐部55の下流端側を第1分岐通路53a側と第2分岐通路53b側とに水平に二分するように配置され、通過孔73,74は、その中心が分岐板67の板厚方向の中央と上下に一致するように配置されているため、遊技球を第1分岐通路53aと第2分岐通路53bとに等しい振り分け率で振り分けることが可能である。
通過孔73,74を略水平に配置された案内板71,72に形成し、その案内板71,72を上下方向に配置しているため、各通過孔73,74の軸方向長さが実質的に長くなり、簡易な構成であるにも拘わらず、遊技球を精度よく案内することが可能である。
図12は本発明の第2の実施形態を例示し、遊技球を四つの分岐通路53a〜53dの何れかに分岐させるように分岐部55の下流端側に分岐板67を配置した例を示している。
図12に示すように、本実施形態では、四枚の分岐板67を分岐部55の中心55aから放射状に等角度間隔で配置して、分岐部55内を四つの分岐通路53a〜53dに対応するように円周方向に区分している。
また、分岐板67の上方には、第1の実施形態と同様に例えば二つの通過孔73,74が配置されるが、それら通過孔73,74は、その中心が四枚の分岐板67の中心、即ち分岐部55の中心55aと上下に一致するように配置されている。
このように、遊技球を四つの分岐通路53a〜53dの何れかに分岐させる場合も、四枚の分岐板67を分岐部55の中心55aから放射状に等角度間隔で配置することで、第1の実施形態と同様、遊技機毎のバラツキなく各分岐通路53a〜53dへの振り分け率を略一定にすることが可能となる。
なお、三又は五以上の分岐通路に分岐させる場合も、分岐板67の数が異なるだけで同様に対応可能である。また、分岐板67を放射状に配置する場合には、例えばそれらの上縁部67aを夫々中心55aから外側に向けて低くなる傾斜状に形成したり、或いは中心55aに上向きの突起部を設ける等により、遊技球を各分岐通路側にスムーズに案内することが可能である。
図13は本発明の第3の実施形態を例示し、分岐板67と案内板71,72とを一体に形成した例を示している。
このように、分岐板67と案内板71,72とを、例えば分岐板67の幅方向両端側から上向きに突設される連結部91で連結することにより一体に形成し、それら分岐板67と案内板71,72とを一体として分岐部55内に配置することにより、分岐板67と通過孔73,74との相対位置関係のバラツキを完全に排除することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では各分岐通路への振り分け率を等しくすべく、例えば通過孔73,74をその中心が分岐板67の板厚方向の中央と上下に一致するように配置したが、通過孔73,74の中心を分岐板67の板厚方向中央から若干ずらすことにより、各分岐通路への振り分け率に差を持たせてもよい。
実施形態では、上下に複数配置した案内板71,72に夫々通過孔73,74を設けることで、通過孔の軸方向長さを実質的に長く確保しているが、通過孔を厚板に設ける等により通過孔の実際の軸方向長さを長くしてもよい。通過孔を設けた案内板を上下に複数枚配置する場合、それらの間隔は遊技球の直径よりも小さくすることが望ましいが、遊技球の直径よりも大きくしてもよい。この場合、全ての案内板の上面側に、遊技球を通過孔側に案内する傾斜部等を設けることが望ましい。また、通過孔73,74は円形である必要はなく、例えば六角形、八角形等の多角形でもよい。
また、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機等の他の弾球遊技機においても同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 遊技盤の正面図である。 転動演出手段の斜視図である。 転動演出手段の分解斜視図である。 転動演出手段の分解斜視図である。 転動演出手段の正面図である。 図6におけるA−A断面図である。 図6におけるB−B断面図である。 図6におけるC−C断面図である。 図7におけるD矢視断面図である。 図7におけるE矢視断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す分岐板の配置説明図である。 本発明の第3の実施形態を示す分岐板と案内板の斜視図である。
符号の説明
37 入球口
51 導入通路
53a (第1)分岐通路
53b (第2)分岐通路
53c 分岐通路
53d 分岐通路
55 分岐部
67 分岐板
71 上案内板(板材)
72 下案内板(板材)
73 上通過孔
74 下通過孔

Claims (6)

  1. 入球口の下流側に連結される導入通路と、この導入通路をその下流側で複数の分岐通路に分岐させる分岐部とを備え、前記入球口に入球して前記導入通路を流下してきた遊技球が前記分岐部で前記複数の分岐通路の何れかに自然に振り分けられるように構成された弾球遊技機において、前記分岐部には、その下流端側を前記複数の分岐通路に対応して水平方向に区分するように略鉛直に配置された1又は複数の分岐板と、該分岐板の真上に略鉛直に配置され且つ前記導入通路側から流入した遊技球を前記分岐板上に落下させる通過孔とを備え、前記通過孔は上下方向に所定の間隔を置いて配置された複数枚の案内板に夫々形成されており、前記各通過孔は遊技球1個分に対応する大きさであることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記複数枚の案内板間の間隔は遊技球の直径よりも小であることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記分岐部は、前記導入通路を二つの第1,第2分岐通路に分岐させるように構成され、前記分岐板は、前記分岐部の下流端側を前記第1分岐通路側と前記第2分岐通路側とに水平に二分するように配置され、前記通過孔は、その中心が前記分岐板の板厚方向の中央と上下に一致するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記分岐部は、前記導入通路を三以上の分岐通路に分岐させるように構成され、前記分岐板は、前記分岐部の下流端側を前記各分岐通路に対応して円周方向に区分するように放射状に等角度間隔で複数枚配置され、前記通過孔は、その中心が前記分岐板の中心と上下に一致するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 前記各案内板は略水平に配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 下側の前記案内板と前記分岐板との間には少なくとも遊技球1個分の間隔があることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
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