JP4859435B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技球を貯留する球貯留タンクと遊技球を排出可能な球排出ユニットとを直結した状態で備えたタンク直結式排出装置を設け、球排出ユニットの下方に球流路を配置した遊技機に関する。
遊技球を使用して遊技を行う遊技機の代表的なものとしてパチンコ遊技機がある。このパチンコ遊技機の裏面側の上部には、遊技球を貯留する球貯留タンクが設けられており、遊技球が入賞口へ入賞すると、球排出ユニットが作動して球貯留タンクに貯留された遊技球を賞球としてパチンコ遊技機の前面の上皿に排出するように構成されている。また、球貸し操作が行われた場合にも、球排出ユニットが作動して球貯留タンク内の遊技球を上皿に排出する。そして、球排出ユニットは、球貯留タンクの下方に延設された球整列樋の下流側に設けられているものが一般的であったが、部品点数を低減して配置スペースやコストを削減するべく、例えば、球整列樋を介さずに球貯留タンクに直接取り付けられたものが提案されている(特許文献1参照)。この球排出ユニット(景品球払出装置)は、外周部に螺旋状の突条を形成したリードスクリューと、該リードスクリューを回転させる駆動モータとから構成され、球貯留タンクの底部を凹ませて形成された通路部の下流端部に配置されている。
特開平10−201916号公報
ところで、上記特許文献に記載の球排出ユニットは、突条間に遊技球を1個保持した状態でリードスクリューを回転して球貯留タンク内の遊技球を1個ずつ払い出すように構成されている。したがって、短時間に多くの遊技球を払い出すためには、リードスクリューの回転速度を上げなければならず、このため、駆動モータに負荷が掛かり易くなる。この結果、球排出ユニットの駆動系の寿命が短縮する虞がある。また、リードスクリューの回転速度を上げると、球出口に遊技球が集中して球詰まりを発生し易い。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動系の寿命が短縮することなく球貯留タンクからの遊技球の排出効率を向上させることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、外部から供給される遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクに貯留された遊技球を排出可能な球排出ユニットとを直結した状態で備えたタンク直結式排出装置を設け、前記球排出ユニットの下方に、球排出ユニットから排出された遊技球が流下可能な球流路を配置した遊技機であって、
前記球排出ユニットは、回転軸を縦向きに配置し、外周縁部に複数の球保持部を設けた保持回転体と、該保持回転体の下方にいずれかの球保持部と連通可能な状態で開設され、球保持部内の遊技球を排出可能な複数の球出口とを備え、
前記複数の球保持部に遊技球を保持した状態で保持回転体を正転方向へ回転し、保持した遊技球を複数の球出口から球流路へ流下させるように構成し、
前記保持回転体の外方に、球貯留タンク内の遊技球を球保持部へ案内する球案内路を備え、
該球案内路は、各球出口から保持回転体の正転方向とは反対方向に沿って位相をずらした位置に、遊技球を球保持部へ導入する球導入部をそれぞれ設定し、
前記球貯留タンクは、底部を球案内路へ向けて下り傾斜させ、当該球貯留タンクの底部には、遊技球の流下方向を変化可能な誘導突部を突設し、該誘導突部により遊技球を各球導入部へ誘導可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項に記載のものは、前記球出口は、保持回転体の回転軸よりも誘導突部寄りの位置と、保持回転体の回転軸を挟んで誘導突部とは反対側の位置とにそれぞれ配置され、
前記球導入部は、球案内路のうち球貯留タンクの傾斜下端側の一側寄りの位置と、他側寄りの位置とにそれぞれ配置され、
前記誘導突部は、球貯留タンクの一側と他側との中間部分に配置され、遊技球を球貯留タンクの一側寄りと他側寄りとに振り分け可能としたことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
請求項に記載のものは、前記誘導突部は、一側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の一側へ向けて傾斜した状態で形成し、他側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の他側へ向けて傾斜した状態で形成し、当該誘導突部の中央部分から側縁部へ向けて下り傾斜した誘導傾斜部を備えたことを特徴とする請求項に記載の遊技機である。
請求項に記載のものは、前記複数の球出口は、賞球あるいは貸球としての遊技球を排出する第1排出口および第2排出口と、遊技機の外部へ案内される遊技球を排出する球抜口とにより構成されるともに、保持回転体の転方向の上流側から第1排出口、第2排出口、球抜口の順で配置され、
前記第1排出口および第2排出口は、一方が一の球保持部に連通すると、他方が他の球保持部に連通しない位置に開設され、
前記球貯留タンクは、当該球貯留タンクの底部に設けられ、保持回転体を収容可能な回転体収容部を備え、該回転体収容部のうち、保持回転体の球保持部と対向する内壁面には、球保持部側へ向けて突設して球保持部内の遊技球の流下を阻止可能な第1球流下阻止部および第2球流下阻止部を備え、
前記第1球流下阻止部は、第1排出口の上方から転方向の下流側に亘って第1排出口を覆う状態で配置され、転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを許容し、転方向とは逆方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを阻止するように構成され、
前記第2球流下阻止部は、第2排出口の上方から球抜口の上方に亘って第2排出口および球抜口を覆う状態で配置され、転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第2排出口へ流下することを許容するとともに球抜口へ流下することを阻止し、転方向とは反対方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が球抜口へ流下することを許容するとともに第2排出口へ流下することを阻止するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、外部から供給される遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクに貯留された遊技球を排出可能な球排出ユニットとを直結した状態で備えたタンク直結式排出装置を設け、前記球排出ユニットの下方に、球排出ユニットから排出された遊技球が流下可能な球流路を配置した遊技機であって、球排出ユニットは、回転軸を縦向きに配置し、外周縁部に複数の球保持部を設けた保持回転体と、該保持回転体の下方にいずれかの球保持部と連通可能な状態で開設され、球保持部内の遊技球を排出可能な複数の球出口とを備え、複数の球保持部に遊技球を保持した状態で保持回転体を正転方向へ回転し、保持した遊技球を複数の球出口から球流路へ流下させるように構成したので、保持回転体の回転速度を上げずに、短時間で多くの遊技球を球流路へ流下させることができる。したがって、排出駆動系統の寿命を短縮することなく球貯留タンクからの遊技球の排出効率を向上させることができる。また、1つの球出口のみから遊技球が排出されることを避けることができ、球詰まりを発生し難い。
また、保持回転体の外方に、球貯留タンク内の遊技球を球保持部へ案内する球案内路を備え、該球案内路は、各球出口から保持回転体の転方向とは反対方向に沿って位相をずらした位置に、遊技球を球保持部へ導入する球導入部をそれぞれ設定し、球貯留タンクは、底部を球案内路へ向けて下り傾斜させ、当該球貯留タンクの底部には、遊技球の流下方向を変化可能な誘導突部を突設し、該誘導突部により遊技球を各球導入部へ誘導可能としたので、球貯留タンク内の遊技球を迅速に球導入部へ流下させて球保持部へ導入することができる。したがって、球貯留タンク内の遊技球を効率よく球出口へ案内して排出することができる。
請求項に記載の発明によれば、球出口は、保持回転体の回転軸よりも誘導突部寄りの位置と、保持回転体の回転軸を挟んで誘導突部とは反対側の位置とにそれぞれ配置され、球導入部は、球案内路のうち球貯留タンクの傾斜下端側の一側寄りの位置と、他側寄りの位置とにそれぞれ配置され、誘導突部は、球貯留タンクの一側と他側との中間部分に配置され、遊技球を球貯留タンクの一側寄りと他側寄りとに振り分け可能としたので、球貯留タンク内の遊技球が1箇所に集中して流下することを避けることができ、遊技球が均衡して球詰まりを生じてしまう不具合を抑えることができる。
請求項に記載の発明によれば、誘導突部は、一側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の一側へ向けて傾斜した状態で形成し、他側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の他側へ向けて傾斜した状態で形成し、当該誘導突部の中央部分から側縁部へ向けて下り傾斜した誘導傾斜部を備えたので、遊技球が球誘導突部上に乗り上げて停留してしまう不都合をなくすことができ、迅速に球貯留タンク内の遊技球を球排出ユニットへ流下させることができる。
請求項に記載の発明によれば、複数の球出口は、賞球あるいは貸球としての遊技球を排出する第1排出口および第2排出口と、遊技機の外部へ案内される遊技球を排出する球抜口とにより構成されるともに、保持回転体の転方向の上流側から第1排出口、第2排出口、球抜口の順で配置され、第1排出口および第2排出口は、一方が一の球保持部に連通すると、他方が他の球保持部に連通しない位置に開設され、球貯留タンクは、当該球貯留タンクの底部に設けられ、保持回転体を収容可能な回転体収容部を備え、該回転体収容部のうち、保持回転体の球保持部と対向する内壁面には、球保持部側へ向けて突設して球保持部内の遊技球の流下を阻止可能な第1球流下阻止部および第2球流下阻止部を備え、第1球流下阻止部は、第1排出口の上方から転方向の下流側に亘って第1排出口を覆う状態で配置され、転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを許容し、転方向とは逆方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを阻止するように構成され、第2球流下阻止部は、第2排出口の上方から球抜口の上方に亘って第2排出口および球抜口を覆う状態で配置され、転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第2排出口へ流下することを許容するとともに球抜口へ流下することを阻止し、転方向とは反対方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が球抜口へ流下することを許容するとともに第2排出口へ流下することを阻止するように構成されたので、保持回転体の回転方向を変えるだけで遊技球の排出量および排出先を変えることができ、簡単な構成で排出効率を向上させたタンク直結式排出装置を実現することができる。さらに、遊技球を賞球あるいは貸球としての遊技球を排出する場合には、複数の遊技球を第1排出口および第2排出口から交互に排出することができ、賞球あるいは貸球としての遊技球を流下させる通路で球詰まりが発生する不具合を抑えることができる。したがって、賞球あるいは貸球の排出をスムーズに行うことができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機1の後方斜視図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな開放開口を有する額縁状の前面枠(内枠)3の一側を開閉可能に軸着し、該前面枠3の裏側に裏機構ユニット4を取り付けている。裏機構ユニット4は、液晶表示装置などの表示装置5(図2参照)を前方から嵌め込み、この表示装置5の前面側を遊技盤(図示せず)に開設した開口から前方(遊技者側)へ臨ませている。また、裏機構ユニット4の下方には、遊技を統括的に制御する遊技制御装置7、排出制御装置8、電源装置9、中継基板10等をそれぞれ配設している。さらに、裏機構ユニット4の上方には、球貯留タンク13と球排出ユニット14とを直結したタンク直結式排出装置(球貯留ユニット)15を配設し、裏機構ユニット4のうち球排出ユニット14の下方に位置する側部(図1中右側部)には、球排出ユニット14から排出される遊技球を流下させる球流路17(具体的には、遊技球をパチンコ遊技機1の前面の上皿や下皿(図示せず)へ案内する排出流下路18と、タンク直結式排出装置15内の遊技球を遊技機設置島設備内の下部の球回収樋(図示せず)へ案内する球抜流下路19)を備えている。そして、タンク直結式排出装置15の上方には、遊技機設置島設備内に設けられ、遊技機設置島設備からパチンコ遊技機1のタンク直結式排出装置15へ遊技球を補給するための補給装置(図示せず)が配置されている。
裏機構ユニット4は、図2に示すように、表示装置5を取り付ける取付フレーム21と、該取付フレーム21の一側(図2中右側)の縁部から前方へ突出した固定壁部22と、表示装置5を挟んで固定壁部22とは反対側(図2中左側)に形成された流路収納部23とを備えて構成されている。固定壁部22は、前方側先端面の上下に止着穴25を開設し、該止着穴25にビス等の止着部材(図示せず)を通して前面枠3の裏面側に止着されている。流路収納部23は、球流路17を内側に形成した流路形成部材26と、該流路形成部材26の側方に配置される球流路カバー27と、流路形成部材26を取付フレーム21の固定壁部22とは反対側の側部との間に挟持する挟持部材28とから構成されている。
流路形成部材26は、内部に排出流下路18と球抜流下路19とを区画形成した縦長な部材であり、図3に示すように、当該流路形成部材26の前側(前面枠3側)に賞球あるいは貸球としての遊技球を流下させる排出流下路18を区画形成するとともに、該排出流下路18の後方には、パチンコ遊技機1の外部へ案内される遊技球を流下させる球抜流下路19を区画形成し、各流下路18,19を遊技球が1個通過可能な広さに設定している。また、排出流下路18の側部および球抜流下路19の側部(図3中右側部)を開放し、この開放部を縦長な球流路カバー27により閉塞している。なお、球流路カバー27は、止着孔27aに通したビス等の止着部材(図示せず)を流路形成部材26の側部に設けた止着部26aに止着して、流路形成部材26から着脱可能な状態で取り付けられている。
また、流路形成部材26の上部には、排出流下路18の上部に連通する排出受入部30と、球抜流下路19の上部に連通する球抜受入部31とを備えている。排出受入部30は、球流路カバー27とは反対側(図中左側)へ横向きに延出した状態で形成された空間部であり、後述するタンク直結式排出装置15の複数の排出口33を下方から覆う状態で配置できるように構成されている。さらに、排出受入部30の左右方向の中間部分には、排出受入部30の上部を左右に仕切る仕切部34を設け、仕切部34を挟んで球流路カバー27とは反対側(図中左側)に第1排出受入口35を形成するとともに、仕切部34と球流路カバー27との間、すなわち仕切部34よりも球流路カバー27側(図中右側)に第2排出受入口36を形成している。また、該仕切部34の下端を排出受入部30の下側区画底部30aから遊技球が1個通過可能な間隔を空けて配置して、第1排出受入口35の下部と第2排出受入口36の下部と排出流下路18の上部とを連通している。なお、第2排出受入口36には、球流路カバー27から突出した排出側突起38を配置し、該排出側突起38の突出端(図中左端)と仕切部34との間を遊技球が1個通過可能な広さに設定している。また、排出受入部30の下側区画底部30aを第1排出受入口35の区画側壁35a(第1排出受入口35を挟んで仕切部34とは反対側を区画する側壁35a)から排出流下路18の上部へ向けて緩やかに下る曲面で形成し、第1排出受入口35に流下した遊技球がスムーズに排出流下路18へ案内されるように構成している。
球抜受入部31は、球流路カバー27とは反対側(図中左側)へ横向きに延出した状態で形成された空間部であり、排出受入部30の後方に当該排出受入部30よりも狭い横幅に設定されて設けられ、後述するタンク直結式排出装置15の球抜口40を下方から覆う状態で配置できるように構成されている。なお、球抜受入部31には、球流路カバー27から突出した球抜側突起41を配置し、該球抜側突起41の突出端(図中左端)と球抜受入部31の区画側壁31a(図中左側を区画する側壁31a)との間を遊技球が1個通過可能な広さに設定している。また、球抜受入部31の下側区画底部31bを区画側壁31aから球抜流下路19の上部へ向けて緩やかに下る曲面で形成し、球抜受入部31に流下した遊技球がスムーズに球抜流下路19へ案内されるように構成している。
次に、タンク直結式排出装置15について説明する。
タンク直結式排出装置15は、補給装置から補給された遊技球を貯留するとともに、この貯留した遊技球を排出可能な装置である。このタンク直結式排出装置15は、図4および図5に示すように、遊技球を貯留可能な球貯留タンク13と、該球貯留タンク13に貯留された遊技球を排出流下路18あるいは球抜流下路19へ排出可能な球排出ユニット14とを備えて構成されている。
球貯留タンク13は、パチンコ遊技機1の外部、具体的には遊技機設置島設備の補給装置から供給(補給)される遊技球を貯留するためのものである。球貯留タンク13は、上面を開口した横長な有底箱体状に形成され、上面開口を球受入口として補給装置の下方に配置している。また、球貯留タンク13の底部13aを長手方向(言い換えるとパチンコ遊技機1の左右方向と同じ方向)へ沿って下り傾斜させ、球貯留タンク13の底部13aの前後方向(言い換えるとパチンコ遊技機1の前後方向と同じ方向)の中央部分には、遊技球の流下方向を変化可能な誘導突部43を突設している。さらに、球貯留タンク13の底部13aの傾斜下端側(図5中右側)には、後述する球排出ユニット14のスプロケット45(本発明における保持回転体に相当)を収容可能な略円筒状のスプロケット収容部46(本発明における回転体収容部に相当)を下方へ向けて突設している。
なお、誘導突部43については、後で詳細に説明する。
そして、スプロケット収容部46の外周縁(すなわちスプロケット45の外方)には、環状の球案内路48を配置して球貯留タンク13とスプロケット収容部46との間を接続し、球貯留タンク13の底部13aが球案内路48へ向けて下り傾斜する状態に設定している。また、球案内路48を外周側から内周側へ向けて、言い換えるとスプロケット45側へ向けて下り傾斜させて、球案内路48上に到達した遊技球をスプロケット45の外周縁部に形成した球保持部49へ案内できるように構成されている(図5参照)。さらに、球貯留タンク13のうち球案内路48の側方に位置する側壁を球案内路48の外周縁に沿って平面視円弧状に形成し、この円弧状の側壁を、遊技球を球案内路48に沿って案内する案内側壁部50とし、案内側壁部50の上端部を球貯留タンク13の上流側の側壁よりも低い高さに設定している。
球排出ユニット14は、球貯留タンク13の長手方向の一側、具体的には球貯留タンク13の底部13aの傾斜下端側に連通する状態で直結され、球貯留タンク13に貯留された遊技球を排出可能なユニットである。球排出ユニット14は、図4に示すように、スプロケット収容部46の下方に配置される排出ステージ部材53と、スプロケット収容部46内に回動可能な状態で収容され、外周縁部に複数の球保持部49を設けたスプロケット45と、スプロケット45の上部に接続されてスプロケット45を回転駆動する排出駆動モータ54と、スプロケット45を覆う状態で球貯留タンク13の一側の上方に配置され、上面に排出駆動モータ54を取り付けるモータベース55とを備えて構成されている。
排出ステージ部材53は、スプロケット45の下方にいずれかの球保持部49と連通して遊技球を排出可能な排出口33(第1排出口56、第2排出口57)および球抜口40を開設した部材であり(図6(a)参照)、略シャーレ状に形成されたステージ本体60と、該ステージ本体60の上部開口を塞ぐ蓋部材61と、第1排出口56を通過する遊技球を1個宛検出可能な第1通過センサ63と、第2排出口57を通過する遊技球を1個宛検出可能な第2通過センサ64とから構成されている。なお、第1排出口56、第2排出口57および球抜口40は、本発明における球出口に相当する。また、第1排出口56および第2排出口57は、賞球あるいは貸球としての遊技球を排出するための球出口であり、球抜口40は、パチンコ遊技機1の外部へ案内される遊技球を排出するための球出口である。
ステージ本体60は、図7(b)に示すように、その底部の略中央に蓋部材61の中央部分を支持する支持部66を突設し、該支持部66よりも外周側には、第1排出口56の下流側開口となる第1排出開口67と、第2排出口57の下流側開口となる第2排出開口68と、球抜口40の下流側開口となる球抜開口69とを開設してある。また、第1排出開口67の周囲には第1センサ収容部71を形成し、該第1センサ収容部71の内側に第1通過センサ63を収容する。さらに、第2排出開口68の周囲には第2センサ収容部72を形成し、該第2センサ収容部72の内側に第2通過センサ64を収容する。なお、各通過センサ63,64は、遊技球がスルーホール63a,64aを通過した際に検出信号を出力して、各排出口56,57を通過する遊技球を検出できるように構成されている。
蓋部材61は、図7(a)に示すように、その上面の略中央に軸受孔74を開設し、該軸受孔74にスプロケット45の下方から突設された回転軸突起75(図5参照)を挿通してスプロケット45を回動可能な状態で支持するように構成されている。また、軸受孔74の周囲には平坦な摺動ステージ76を形成し、スプロケット45に保持された遊技球がスプロケット45の回転に伴って摺動できるように構成されている。
摺動ステージ76の周縁部には、第1排出口56の上側開口となる第1露出穴81を第1排出開口67に連通する状態で開設し、該第1露出穴81から第1通過センサ63のスルーホール63aが露出できるように構成されている。また、第1露出穴81の摺動ステージ76寄りの縁部を摺動ステージ76側からスルーホール63a側へ向けて下り傾斜させ、摺動ステージ76上の遊技球が第1排出口56へ円滑に転動するように構成されている(図8(a)参照)。さらに、第1露出穴81のうちスプロケット45の正転方向R(図7(a)中時計回り方向)の両側および奥側(摺動ステージ76側とは反対側)には、遊技球の移動方向を規制する第1規制壁部82を第1露出穴81を囲繞する状態で立設し、第1規制壁部82で囲まれた空間を第1排出誘導路83としている。さらに、第1排出誘導路83内には、遊技球を第1排出口56へ案内する第1案内爪84を配置し、該第1案内爪84の下面を第1露出穴81の上方からの第1露出穴81の奥側縁部へ向けて下り傾斜した状態に形成し、遊技球を第1排出口56(第1露出穴81、スルーホール63a、第1排出開口67)へ誘導できるように構成されている。
なお、上記した正転方向Rは、本実施形態において球保持部49を排出口33へ連通させて遊技球を排出口33から排出するとき、換言すると、遊技球を排出口33へ案内するときのスプロケット45の回転方向(排出回転方向)である。
また、摺動ステージ76の周縁部であって第1露出穴81から正転方向Rへ位相をずらした位置には、第2排出口57の上側開口となる第2露出穴86を第1排出開口67に連通する状態で開設し、該第2露出穴86から第2通過センサ64のスルーホール64aが露出できるように構成されている。また、第2露出穴86の摺動ステージ76寄りの縁部を摺動ステージ76側からスルーホール64a側へ向けて下り傾斜させ、摺動ステージ76上の遊技球が第2排出口57へ円滑に転動するように構成されている(図8(a)参照)。さらに、第2露出穴86のうちスプロケット45の正転方向Rの両側および奥側(摺動ステージ76側とは反対側)には、遊技球の移動方向を規制する第2規制壁部87を第2露出穴86を囲繞する状態で立設し、第2規制壁部87で囲まれた空間を第2排出誘導路88としている。さらに、第2排出誘導路88内には、遊技球を第2排出口57へ案内する第2案内爪89を配置し、該第2案内爪89の下面を第2露出穴86の上方からの第2露出穴86の奥側縁部へ向けて下り傾斜した状態に形成し、遊技球を第2排出口57(第2露出穴86、スルーホール64a、第2排出開口68)へ誘導できるように構成されている。
そして、摺動ステージ76の周縁部であって第2露出穴86から正転方向Rへ位相をずらした位置には、球抜口40の上側開口となる球抜穴91を球抜開口69に連通する状態で開設し、スプロケット45が逆転方向L(図6(a)中反時計回り方向であり、本実施形態において遊技球を球抜口40から排出するときのスプロケット45の回転方向)へ回転したときに、スプロケット45に保持された遊技球が球抜穴91を介して球抜開口69に流入するように構成されている。さらに、球抜穴91の上方には、先端部を正転方向Rへ向けた球抜案内爪92を延設し、摺動ステージ76上を逆転方向Lへ移動する遊技球を球抜口40(球抜穴91、球抜開口69)へ案内できるように構成されている。
このように構成された排出ステージ部材53は、摺動ステージ76を上に向けた状態で、スプロケット収容部46の下部に配置され、この状態でステージ本体60の外周部に設けられた止着片94をスプロケット収容部46の外周に設けられたステージ止着部95へビス等の止着部材(図示せず)により止着することで、スプロケット収容部46の下部開口を塞いで固定される。そして、排出ステージ部材53をスプロケット収容部46の下部に配置すると、摺動ステージ76がスプロケット収容部46の内側に臨むとともに、スプロケット収容部46の底部として機能する。
また、第1排出口56は、図9(a)に示すように、スプロケット45の回転軸よりも球貯留タンク13の底部13aの上流寄り、具体的には誘導突部43寄りの位置、言い換えると上から見てスプロケット45の回転軸と誘導突部43との間に配置される。さらに、第2排出口57は、スプロケット45の回転軸を挟んで誘導突部43(あるいは球貯留タンク13の底部13a)とは反対側の位置に配置される。そして、球抜口40は、第2排出口57から正転方向Rへ位相をずらして、第2排出口57よりも後方の位置に配置される。したがって、第1排出口56、第2排出口57および球抜口40は、スプロケット45の正転方向Rの上流側から第1排出口56、第2排出口57、球抜口40の順で配置される。
そして、タンク直結式排出装置15を裏機構ユニット4上に取り付けると、排出ステージ部材53が球流路17との連結部として機能し、第1排出口56が第1排出受入口35を介して排出流下路18に連通し、第2排出口57が第2排出受入口36を介して排出流下路18へ連通する。また、球抜口40が球抜受入部31を介して球抜流下路19に連通する。
スプロケット45は、回転軸を縦向きに配置した姿勢でスプロケット収容部46内に収容されている。また、スプロケット45の外周縁部には、遊技球を受け入れて保持可能な球保持部49を複数(本実施形態では10箇所)備えている。この球保持部49は、平面視において遊技球の外形に倣った円弧状の切欠によって構成され、スプロケット45の周方向に沿って等間隔に形成されている。また、スプロケット45の回転軸方向に沿って縦長に形成され、当該球保持部49とスプロケット収容部46の内周面との間に遊技球を複数個(本実施形態では最大3個)積み重なった状態、言い換えると、スプロケット45の回転軸方向へ沿って並べた状態で保持できるように構成されている(図5参照)。そして、スプロケット45の上部には、山高帽状を呈した回転軸部材96を固着している。
なお、スプロケット45は、図9(a)に示すように、一の球保持部49が第2排出口57の上方に位置して第2排出誘導路88および第2排出口57に連通する状態において、他の球保持部49が第1排出口56の上方からずれて第1排出誘導路83の手前、あるいは第1排出口56よりも正転方向Rの下流側(第2排出口57側)に配置されるように、球保持部49の間隔を設定している。具体的には、一の球保持部49が第2排出口57の上方に位置する状態において、第1排出口56の近傍に位置する他の球保持部49を、第1排出口56から球保持部49の半個分だけ位相がずれた位置に配置している。言い換えると、第1排出口56および第2排出口57は、一方が一の球保持部49に連通すると他方が他の球保持部49に連通しない位置に開設されている。
そして、スプロケット45が収容されるスプロケット収容部46のうち、球保持部49と対向する内壁面には、球保持部49内の遊技球の流下を阻止可能な第1球流下阻止部101および第2球流下阻止部102を球保持部49側へ向けて突設している。第1球流下阻止部101は、図6に示すように、第1排出口56の上方からスプロケット45の正転方向Rの下流側に亘って第1排出口56を覆う状態で配置された部材であり、第1排出口56の上方に配置された上側阻止部101aと、第1規制壁部82の側方に配置された側方阻止部101bとから構成されている。上側阻止部101aは、第1露出穴81を上方から覆う程度の大きさで形成され、第1排出口56(あるいは摺動ステージ76)から遊技球の直径と略同じ距離を隔てて配置されている(図6(b)および図8(a)参照)。また、側方阻止部101bは、第1規制壁部82のうち第2排出口57側、言い換えると正転方向Rの下流側(図6(b)中右側)に配置され、当該側方阻止部101bの上面を摺動ステージ76から上側阻止部101aの側部へ向けて、すなわち逆転方向Lに沿って上り傾斜させている。したがって、遊技球を球保持部49に保持された状態で第1排出口56と第2排出口57との間に配置し、この状態でスプロケット45が逆転方向Lへ回転すると、球保持部49内の遊技球は、側方阻止部101bの上面に沿って移動して上側阻止部101a上に到達する。このことから、スプロケット45の逆転方向Lへの回転時に遊技球が第1排出口56へ流下することを阻止することができる。
また、第2球流下阻止部102は、第2排出口57の上方から球抜口40の上方に亘って第2排出口57および球抜口40を覆う状態で設けられた突出片であり、第2排出口57および球抜口40の上方に、第2排出口57および球抜口40(あるいは摺動ステージ76)から遊技球の直径と略同じ距離を隔てて配置されている(図6(a)および図8(a)参照)。
排出駆動モータ54(例えば、ステップモータ)は、下方へ延出した出力軸54aをスプロケット45の回転軸上に位置する回転軸部材96に接続している。そして、排出制御装置8による制御に基づいて出力軸54aを回動し、スプロケット45を所望の角度だけ回転(正転或いは逆転)させるように構成されている。また、モータベース55は、その略中央に貫通孔105を開設し、この貫通孔105に排出駆動モータ54の出力軸54aを通してスプロケット45に接続した状態で、当該モータベース55の上面に排出駆動モータ54を取り付けている。そして、モータベース55の側部から突出した止着片106を球貯留タンク13の縁部に設けられたベース止着部107へビス等の止着部材(図示せず)により止着することで、スプロケット収容部46を上方から覆う状態で固定される。
さらに、モータベース55の一側縁(球貯留タンク13の上流寄りの側縁)には、横長な矩形状の遮蔽壁109を球貯留タンク13の前後幅(パチンコ遊技機1の前後方向に沿った幅)に亘って立設し、該遮蔽壁109の下端部のうち、球貯留タンク13の上流側に対向する側面には、櫛歯状の球案内部材110を遮蔽壁109に沿って横に並べた状態で配置し、球案内部材110の先端を球貯留タンク13の上流側へ向けて上り傾斜するように湾曲形成している(図5参照)。したがって、球案内部材110と球貯留タンク13の底部13aとの間には、遊技球を球案内路48および球排出ユニット14へ導入するための導入口111が形成され、該導入口111の高さを球排出ユニット14側へ向かうにしたがって次第に低くなる状態で設定している。これにより、一度に多くの遊技球がスプロケット45側に流れ込んで幾重にも積み重なった状態でスプロケット45の上方に溜まることを抑制することができる。このことから、上方の遊技球に妨げられることなくスプロケット45を円滑に回転させることができ、その結果、効率良く遊技球を排出することができる。
そして、タンク直結式排出装置15は、図9(a)に示すように、球案内路48のうち第1排出口56からスプロケット45の逆転方向L(すなわち正転方向Rとは反対方向)に沿って位相をずらした位置、詳しくは、球案内路48のうち球貯留タンク13の傾斜下端側の他側寄り(図9中下寄り)の位置に、遊技球を球保持部49へ導入する第1球導入部113(本発明における球導入部の一種)を設定し、該第1球導入部113から球保持部49へ流下した遊技球がスプロケット45により回転移動して第1排出口56へ流下できるように構成されている。また、球案内路48のうち第2排出口57からスプロケット45の逆転方向L(すなわち正転方向Rとは反対方向)に沿って位相をずらした位置、詳しくは、球案内路48のうち球貯留タンク13の傾斜下端側の一側寄り(図9中上寄り)の位置に、遊技球を球保持部49へ導入する第2球導入部114(本発明における球導入部の一種)を設定し、該第2球導入部114から球保持部49へ流下した遊技球がスプロケット45により回転移動して第2排出口57へ流下できるように構成されている。
さらに、球貯留タンク13には、遊技球の振り分け部材として機能する誘導突部43を備え、球貯留タンク13内の遊技球を第1球導入部113または第2球導入部114へ振り分けて流下させるように構成されている。具体的に説明すると、誘導突部43は、図9に示すように、球貯留タンク13の一側(前側)と他側(後側)との間の中間部分、言い換えると球貯留タンク13の傾斜方向と直交する方向の中間部分に配置されている。また、当該誘導突部43の先端部を球貯留タンク13の上流側に配置した略鏃状に形成され、当該誘導突部43の前側(図9(a)中上側)の側縁部43aを球排出ユニット14側に向かうに連れて次第に球貯留タンク13の前側へ近づけて、球貯留タンク13の傾斜下端側の一側(前側)へ向けて傾斜した状態で形成している。したがって、一側の側縁部43aは、第2球導入部114側へ向けて延出する状態で形成され、遊技球を第2球導入部114へ誘導できるように構成される。また、誘導突部43の後側(図9(a)中下側)の側縁部43bを球排出ユニット14側に向かうに連れて次第に球貯留タンク13の後側へ近づけて、球貯留タンク13の傾斜下端側の他側(後側)へ向けて傾斜した状態で形成している。したがって、他側の側縁部43bは、第1球導入部113側へ向けて延出する状態で形成され、遊技球を第1球導入部113へ誘導できるように構成される。さらに、誘導突部43の上部には、当該誘導突部43の前後方向(図9(a)中上下方向)の中央部分から側縁部へ向けて緩やかに下り傾斜した誘導傾斜部116を備えている。
次に、タンク直結式排出装置15の作用について説明する。
遊技機設置島設備の補給装置がタンク直結式排出装置15の球貯留タンク13へ遊技球を供給すると、球貯留タンク13は、補給装置から流下した際の流下勢や、当該球貯留タンク13の底部13aを球排出ユニット14側へ向けて下り傾斜させたことにより、遊技球を球排出ユニット14の球案内路48へ向けて流下させる。このとき、遊技球は、誘導突部43の側縁部43a,43bに到達すると、この側縁部43a,43bにより球貯留タンク13の傾斜下端側の一側(前側)あるいは他側(後側)へ向けて誘導され、球案内路48の第1球導入部113または第2球導入部114、すなわち球案内路48の前後両側へ振り分けられて流下する。したがって、球貯留タンク13内の遊技球が1箇所に集中して流下することを避けることができ、遊技球が均衡して球詰まりを生じてしまう不具合を抑えることができる。また、球貯留タンク13内の遊技球を迅速に第1球導入部113あるいは第2球導入部114へ流下させて球保持部49へ導入することができる。このことから、球貯留タンク13内の遊技球を効率よく球出口へ案内して排出することができる。
また、誘導突部43は、その上部に誘導傾斜部116を備えているので、球貯留タンク13内を流下する遊技球が誘導突部43に乗り上げたとしても、この遊技球を誘導傾斜部116に沿って下方へ転動させて、球貯留タンク13の前後方向(底部13aの傾斜方向と略直交する方向)へ案内することができる。したがって、遊技球が球誘導突部43上に乗り上げて停留してしまう不都合をなくすことができ、迅速に球貯留タンク13内の遊技球を球排出ユニット14へ流下させることができる。
球貯留タンク13内を転動して球案内路48に到達した遊技球は、第1球導入部113、第2球導入部114、および各球導入部113,114の周辺からスプロケット45へ向けて流下して、各球保持部49に保持される。そして、球貯留タンク13内に遊技球が十分に貯留され(図5参照)、スプロケット45が球保持部49、特に球導入部113,114の近傍に配置された球保持部49に複数(本実施形態では3個)の遊技球を縦に積み重なった状態で保持する。この保持状態で正転方向Rへ回転すると、第1球導入部113の近傍、具体的にはスプロケット収容部46のうち第1排出口56の上方と球抜口40の上方との間に位置していた球保持部49が正転方向Rへ回転移動し、第1排出口56の上方を通過する手前で、球保持部49内の遊技球のうち1段目と2段目以上とが第1球流下阻止部101の上側阻止部101aによって隔てられる(図8(a)参照)。したがって、第1球流下阻止部101は、1段目の遊技球が第1排出誘導路83を通過して第1排出口56へ流下することを許容し、2段目以上の遊技球が球保持部49内を下方へ流下することを規制する。
この状態で球保持部49が第1排出口56の上方に到達すると、1段目(最下段)の遊技球は第1排出誘導路83に誘導されて第1排出口56へ流下し、さらには第1排出受入口35を介して排出流下路18へ流下する。一方、2段目以上の遊技球(第1排出口56側に保持された遊技球よりも上方の遊技球)は第1球流下阻止部101により第1排出口56へ流入することを阻止される。これにより、摺動ステージ76上においてスプロケット45の球保持部49に保持した遊技球を第1排出口56へ1個ずつ確実に排出することができる。したがって、1つの球保持部49に保持された複数の遊技球が一度に流下して遊技球が第1排出口56とスプロケット45との間に詰まってしまう不具合を抑えることができる。
また、第2球導入部114の近傍、具体的にはスプロケット収容部46のうち第1排出口56の上方と第2排出口57の上方との間に位置していた球保持部49が正転方向Rへ回転移動し、第2排出口57の上方を通過する手前で、球保持部49内の遊技球のうち1段目と2段目以上とが第2球流下阻止部102によって隔てられる(図8(a)参照)。したがって、第2球流下阻止部102は、1段目の遊技球が第2排出誘導路88を通過して第2排出口57へ流下することを許容し、2段目以上の遊技球が球保持部49内を下方へ流下することを規制する。
この状態で球保持部49が第2排出口57の上方に到達すると、1段目(最下段)の遊技球は第2排出誘導路88に誘導されて第2排出口57へ流下し、さらには第2排出受入口36を介して排出流下路18へ流下する。一方、2段目以上の遊技球(第2排出口57側に保持された遊技球よりも上方の遊技球)は第2球流下阻止部102により第2排出口57へ流入することを阻止される。これにより、摺動ステージ76上においてスプロケット45の球保持部49に保持した遊技球を第2排出口57へ1個ずつ確実に排出することができる。したがって、1つの球保持部49に保持された複数の遊技球が一度に流下して遊技球が第2排出口57とスプロケット45との間に詰まってしまう不具合を抑えることができる。
このようにして、球排出ユニット14は、複数の球保持部49に遊技球を保持した状態でスプロケット45を回転し、保持した遊技球を第1排出口56および第2排出口57から球流路17、具体的には排出流下路18へ流下させる。したがって、スプロケット45の回転速度を上げずに、短時間で多くの遊技球を排出流下路18へ流下させることができる。また、排出駆動モータ54の故障やスプロケット45の軸支機構(軸受孔74および回転軸突起75)の摩耗を抑制し易い。これにより、排出駆動系統の寿命を短縮することなく球貯留タンク13からの遊技球の排出効率を向上させることができる。さらに、1つの球出口のみから遊技球が排出されることを避けることができ、球詰まりを発生し難い。
さらに、第1排出口56および第2排出口57を、一方が一の球保持部49に連通すると、他方が他の球保持部49に連通しない位置に開設したので、球排出ユニット14は、スプロケット45を正転方向Rへ回転し続けると、遊技球を第1排出口56と第2排出口57から交互に排出することができる。したがって、第1排出口56から排出されて第1排出受入口35を通過した遊技球と、第2排出口57から排出されて第2排出受入口36を通過した遊技球とが、排出流下路18の上方、詳しくは第1排出受入口35と第2排出受入口36との連通箇所において衝突したり、球詰まりを生じたりする不具合を抑えることができ、賞球あるいは貸球の排出をスムーズに行うことができる。
引き続きスプロケット45を正転方向Rへ回転し、第1排出口56へ遊技球を流下させた球保持部49が第1球流下阻止部101の上側阻止部101aを通過すると、2段目の遊技球が側方阻止部101bを下方へ転動して摺動ステージ76上に落下し、最上段の遊技球が2段目の位置まで流下する。この状態でさらにスプロケット45を正転方向Rへ回転すると、球保持部49は、当該球保持部49内の遊技球の上下位置を維持した状態で回動し、第2排出口57の上方の手前に到達する。
一方、第2排出口57へ遊技球を流下させた球保持部49は、第2排出口57の上方を通過し、球抜口40を通過するまで第2球流下阻止部102に2段目以上の遊技球を係合する(図8(b)参照)。したがって、第2球流下阻止部102は、第2排出口57の上方を通過した遊技球が球抜口40へ流下することを阻止する。さらにスプロケット45を正転方向Rへ回転し、球保持部49が第2球流下阻止部102を通過すると、第2球流下阻止部102に係合していた遊技球が摺動ステージ76上に落下し、最上段の遊技球が2段目の位置まで流下する。この状態でさらにスプロケット45を正転方向Rへ回転すると、球保持部49は、当該球保持部49内の遊技球の上下位置を維持した状態で回動し、第1排出口56の上方の手前に到達する。
次に、スプロケット45を逆転方向Lへ回転した場合の作用を説明する。
スプロケット45が球保持部49に遊技球を保持した状態で逆転方向Lへ回転すると、第1球導入部113の近傍、具体的にはスプロケット収容部46のうち第1排出口56の上方と球抜口40の上方との間に位置していた球保持部49が逆転方向Lへ回転移動し、球抜口40に到達(連通)する手前で、3個縦に積み重なった遊技球のうち1段目と2段目以上が第2球流下阻止部102によって隔てられる(図8(b)参照)。したがって、第2球流下阻止部102は、1段目の遊技球が球抜口40へ流下することを許容し、2段目以上の遊技球が球保持部49内を下方へ流下することを規制する。この状態で球保持部49が球抜口40の上方に到達すると、1段目の遊技球は球抜口40へ流下するが、2段目以上の遊技球は第2球流下阻止部102により球抜口40へ流入することを阻止される。これにより、摺動ステージ76上においてスプロケット45の各球保持部49に保持した遊技球を球抜口40から1個ずつ確実に排出することができる。また、第2球流下阻止部102に係合した遊技球は、球保持部49が第2排出口57および第2排出誘導路88の上方を通過するまで第2球流下阻止部102との係合状態を解除されない。すなわち、第2球流下阻止部102は、逆転方向Lへ回転するスプロケット45の球保持部49内の遊技球が球抜口40へ流下することを許容するとともに、第2排出口57へ流下することを阻止する。
一方、第2球導入部114の近傍、具体的にはスプロケット収容部46のうち第1排出口56の上方と第2排出口57の上方との間に位置していた球保持部49が逆転方向Lへ回転移動して第1排出口56に近づくと、3個縦に積み重なった遊技球のうち1段目の遊技球が側方阻止部101bに到達する。そして、引き続きスプロケット45を逆転方向Lへ回転すると、1段目の遊技球は、球保持部49に保持された状態で側方阻止部101bに沿って上方へ移動し、上側阻止部101aの上面に係合する。したがって、第1球流下阻止部101は、球保持部49内の遊技球が第1排出口56へ流下することを阻止する。さらにスプロケット45を逆転方向Lへ回転して、球保持部49が第1排出口56および第1排出誘導路83の上方を通過すると、上側阻止部101aに係合した遊技球が上側阻止部101aとの係合状態を解除されて摺動ステージ76上に落下し、第1排出口56から遠ざかる。
このようにしてタンク直結式排出装置15は、スプロケット45を正転方向Rへ回転すると、第1排出口56および第2排出口57から遊技球を排出して排出流下路18へ流下させ、スプロケット45を逆転方向Lへ回転すると、球抜口40から遊技球を排出して球抜流下路19へ流下させることができる。したがって、スプロケット45の回転方向を変えるだけで遊技球の排出量および排出先を変えることができ、簡単な構成で排出効率を向上させたタンク直結式排出装置15を実現することができる。
また、球貯留タンク13の一側に球排出ユニット14を直結したので、球貯留タンク13内の遊技球を球排出ユニット14へ案内するための案内樋を設ける必要がない。したがって、遊技球を貯留し、且つ排出可能な装置をコンパクトに抑えることができる。これにより、パチンコ遊技機1の裏面側のスペースを有効活用することができ、大型化した表示装置5や裏機構ユニット4等の配置スペースを確保することができる。
ところで、上記実施形態では、第1排出口56および第2排出口57を、一方が一の球保持部49に連通すると他方が他の球保持部49に連通しない位置に開設して、遊技球を第1排出口56と第2排出口57とから交互に排出するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1排出口56が一の球保持部49に連通するとともに、第2排出口57が他の球保持部49に連通する状態に設定してもよい。このとき、第1排出受入口35の上端から第1排出受入口35と第2排出受入口36との連通箇所までの流路長と、第2排出受入口36の上端から第1排出受入口35と第2排出受入口36との連通箇所までの流路長とを異ならせることが好適である。このように排出受入部30内の流路長を設定すれば、第1排出口56および第2排出口57から同時に遊技球が排出されたとしても、各遊技球が第1排出受入口35と第2排出受入口36との連通箇所に到達するまでの時間を異ならせることができる。したがって、排出流下路18の上方で遊技球が衝突したり、球詰まりを生じたりする不具合を抑えることができる。
また、上記実施形態では、排出口33を2つ開設するとともに球抜口40を1つ開設したが、本発明はこれに限定されず、用途に応じて排出口33および球抜口40の開設数を設定してもよい。例えば、排出口33を3つ以上開設してもよいし、または、球抜口40を複数開設してもよい。しかしながら、排出ステージ部材53の限られた範囲内に多数の排出口33および球抜口40を開設すると、排出ステージ部材53の強度が極端に弱くなる虞がある。また、一般的に、球排出ユニット14の球抜動作の頻度は、排出動作の頻度よりも少ない。これらを考慮すると、球排出ユニット14は、2つの排出口33と1つの球抜口40を備えることが好ましい。
そして、上記各実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例示して説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクに貯留された遊技球を排出するための球排出ユニットを直結したタンク直結式排出装置を備え、球排出ユニットの下方に球流路を配置したものであれば、どのような遊技機でもよく、例えば、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の後方斜視図である。 裏機構ユニットの分解斜視図である。 流路形成部材および球流路カバーの後方斜視図である。 タンク直結式排出装置の後方から見た分解斜視図である。 タンク直結式排出装置の断面図である。 (a)は排出ステージ部材の平面図、(b)は第1球流下阻止部の説明図である。 (a)は蓋部材の平面図、(b)はステージ本体の平面図である。 (a)は第1排出口および第2排出口の断面図、(b)は球抜口の断面図である。 (a)はスプロケットを収容した状態の球貯留タンクの平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
13 球貯留タンク
13a 底部
14 球排出ユニット
15 タンク直結式排出装置
17 球流路
18 排出流下路
19 球抜流下路
25 止着穴
26 流路形成部材
30 排出受入部
31 球抜受入部
33 排出口
35 第1排出受入口
36 第2排出受入口
40 球抜口
43 誘導突部
43a 前側側縁部
43b 後側側縁部
45 スプロケット
46 スプロケット収容部
48 球案内路
49 球保持部
53 排出ステージ部材
54 排出駆動モータ
55 モータベース
56 第1排出口
57 第2排出口
60 ステージ本体
61 蓋部材
63 第1通過センサ
64 第2通過センサ
67 第1排出開口
68 第2排出開口
69 球抜開口
71 第1センサ収容部
72 第2センサ収容部
76 摺動ステージ
81 第1露出穴
86 第2露出穴
91 球抜穴
101 第1球流下阻止部
101a 上側阻止部
101b 側方阻止部
102 第2球流下阻止部
113 第1球導入部
114 第2球導入部
116 誘導傾斜部

Claims (4)

  1. 外部から供給される遊技球を貯留する球貯留タンクと、該球貯留タンクに貯留された遊技球を排出可能な球排出ユニットとを直結した状態で備えたタンク直結式排出装置を設け、前記球排出ユニットの下方に、球排出ユニットから排出された遊技球が流下可能な球流路を配置した遊技機であって、
    前記球排出ユニットは、回転軸を縦向きに配置し、外周縁部に複数の球保持部を設けた保持回転体と、該保持回転体の下方にいずれかの球保持部と連通可能な状態で開設され、球保持部内の遊技球を排出可能な複数の球出口とを備え、
    前記複数の球保持部に遊技球を保持した状態で保持回転体を正転方向へ回転し、保持した遊技球を複数の球出口から球流路へ流下させるように構成し、
    前記保持回転体の外方に、球貯留タンク内の遊技球を球保持部へ案内する球案内路を備え、
    該球案内路は、各球出口から保持回転体の正転方向とは反対方向に沿って位相をずらした位置に、遊技球を球保持部へ導入する球導入部をそれぞれ設定し、
    前記球貯留タンクは、底部を球案内路へ向けて下り傾斜させ、当該球貯留タンクの底部には、遊技球の流下方向を変化可能な誘導突部を突設し、該誘導突部により遊技球を各球導入部へ誘導可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記球出口は、保持回転体の回転軸よりも誘導突部寄りの位置と、保持回転体の回転軸を挟んで誘導突部とは反対側の位置とにそれぞれ配置され、
    前記球導入部は、球案内路のうち球貯留タンクの傾斜下端側の一側寄りの位置と、他側寄りの位置とにそれぞれ配置され、
    前記誘導突部は、球貯留タンクの一側と他側との中間部分に配置され、遊技球を球貯留タンクの一側寄りと他側寄りとに振り分け可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記誘導突部は、一側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の一側へ向けて傾斜した状態で形成し、他側の側縁部を球貯留タンクの傾斜下端側の他側へ向けて傾斜した状態で形成し、当該誘導突部の中央部分から側縁部へ向けて下り傾斜した誘導傾斜部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記複数の球出口は、賞球あるいは貸球としての遊技球を排出する第1排出口および第2排出口と、遊技機の外部へ案内される遊技球を排出する球抜口とにより構成されるとともに、保持回転体の正転方向の上流側から第1排出口、第2排出口、球抜口の順で配置され、
    前記第1排出口および第2排出口は、一方が一の球保持部に連通すると、他方が他の球保持部に連通しない位置に開設され、
    前記球貯留タンクは、当該球貯留タンクの底部に設けられ、保持回転体を収容可能な回転体収容部を備え、該回転体収容部のうち、保持回転体の球保持部と対向する内壁面には、球保持部側へ向けて突設して球保持部内の遊技球の流下を阻止可能な第1球流下阻止部および第2球流下阻止部を備え、
    前記第1球流下阻止部は、第1排出口の上方から正転方向の下流側に亘って第1排出口を覆う状態で配置され、正転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを許容し、正転方向とは逆方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第1排出口へ流下することを阻止するように構成され、
    前記第2球流下阻止部は、第2排出口の上方から球抜口の上方に亘って第2排出口および球抜口を覆う状態で配置され、正転方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が第2排出口へ流下することを許容するとともに球抜口へ流下することを阻止し、正転方向とは反対方向へ回転する保持回転体の球保持部内の遊技球が球抜口へ流下することを許容するとともに第2排出口へ流下することを阻止するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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