JP5296401B2 - 遊技機の球払出装置 - Google Patents
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Description
遊技球を保持するための球保持部を形成してなる球払出カムと、
該球払出カムによって払い出された遊技球を流下させる1条の球払出通路とを有しており、
上記球払出カムは、上記2条の球流下通路に対応して、駆動源によって回転駆動される回転軸の軸方向に2つ設けてあると共に、該2つの球払出カムにおける上記球保持部は、周方向に交互に形成されており、
上記2条の球流下通路の下流側部分には、該2条の球流下通路が並ぶ方向の中央側へ遊技球を誘導するための誘導壁部が設けてあり、
上記2条の球流下通路と上記球払出通路との間には、上記球払出カムにおける上記球保持部に保持する遊技球を、該球払出カムの移送方向に沿って送り出すための案内通路が形成してあり、
上記球払出通路の上流側部分には、上記球払出カムによって払い出された遊技球を、1条の流下状態に収斂するための収斂壁部が設けてあり、
上記案内通路は、遊技球が載置される案内上面と、上記球払出カムをそれぞれ配置するために上記案内上面から下方に形成した2つの切欠溝とによって形成してあり、
上記2条の球流下通路の間には、中央仕切壁部が形成されており、
上記2つの切欠溝の間には、上記案内上面の一部を形成する中央縦壁部が形成されており、
上記中央仕切壁部の下端位置と、上記中央縦壁部の上端位置との間には、上記案内通路において上記中央仕切壁部によって仕切られた一方側の上記案内上面に載置された遊技球が、他方側の上記案内上面へ混流せず、かつ該遊技球の一部が上記中央仕切壁部の下方に位置することができるスペースが形成されていることを特徴とする遊技機の球払出装置にある(請求項1)。
そして、本発明の球払出装置は、球払出カムに対する上流側位置と下流側位置とにおいて、2段階に遊技球の流下状態の収斂を行うよう構成してあり、球払出カムを配置した案内通路においては、遊技球の流下状態の収斂を行わない。
これにより、案内通路に対する下流側部分の収斂壁部において2条から1条に一度に遊技球を収斂させることなく、案内通路に対する上流側部分の誘導壁部において収斂の一部の処理を行うことができる。そのため、球払出カムから遊技球が払い出された後の収斂構造をより滑らかにすることができる。また、球払出カムにより遊技球を移送する処理において、摩擦抵抗や異なる2方向に力が加わること等による過度の負荷が球払出カムに加わることを防止することができ、一対の球払出カムは、球払出通路へ交互に安定して遊技球を払い出すことができる。
本発明において、上記案内通路は、遊技球が載置される案内上面と、上記球払出カムをそれぞれ配置するために上記案内上面から下方に形成した2つの切欠溝とによって形成されている。
これにより、遊技球の移送の案内を行う案内通路を簡単に形成することができる。
また、遊技球は球保持部に保持されたときには案内上面に載置されて回転軸には載置されない。そのため、2条の球流下通路のうち、少なくとも球保持部が対面している側の球流下通路については、回転軸に、上流側から連続して供給される遊技球の球圧が直に加わらないようにすることができる。これにより、球払出カムに過度な負荷が加わることを防止することができ、球払出カムを安定して回転させることができる。
また、球払出通路は、収斂壁部により1条の流下状態に収斂された後、ケース部における一方の側部に偏った状態で形成されている。そして、駆動源は、一方の側部へ偏って形成された球払出通路によって他方の側部側に形成されたスペースに配置してある。これにより、モータ等の駆動源を、ケース部において球払出通路に隣接して形成されたスペースを利用して、配置することができる。
また、上記空間領域、及び2条の球流下通路を1条の球払出通路に収斂したことによって生じた空間領域を利用して、駆動源の回転力を従動ギヤに伝達させるための中間ギヤを配置することができる。そのため、中間ギヤを配置するための領域を別途ケース部の外方に設ける必要がなくなる。
遊技機の球払出装置1は、図1、図2に示すごとく、遊技球Xを流下させるために互いに隣接して形成した2条の球流下通路3と、遊技球Xを保持するための球保持部611を等間隔に形成してなる球払出カム61と、球払出カム61によって払い出された遊技球Xを流下させる1条の球払出通路4とを有している。図2、図3に示すごとく、球払出カム61は、2条の球流下通路3に対応して、駆動源62によって回転駆動される回転軸6の軸方向に2つ設けてあると共に、2つの球払出カム61における球保持部611は、周方向に交互に形成されている。
本例の遊技機の球払出装置1は、パチンコ遊技機において、賞球等に応じて所定数の遊技球Xを球皿へ払い出すために用いるものである。
遊技機の球払出装置1は、図1、図2に示すごとく、遊技球Xを保持するための球保持部611を形成してなる球払出カム61を設けた回転軸6と、回転軸6を回転駆動するための駆動源62と、駆動源62の出力軸に設けた駆動ギヤ71と、回転軸6に設けた従動ギヤ73と、駆動ギヤ71の回転を従動ギヤ73へ伝達するための中間ギヤ72と、回転軸6、駆動源62、駆動ギヤ71、従動ギヤ73及び中間ギヤ72を収容するケース部11とを有している。2条の球流下通路3と1条の球払出通路4とは、ケース部11に形成してある。なお、図1においては、ケース部11の一部(同図における奥側の部分)を2点鎖線によって示す。
なお、球払出通路4は、収斂壁部41により1条の流下状態に収斂された後、ケース部11における隣接方向Bに対して直交する方向Dにおいても、一方の側部に偏った状態で形成されている。
また、本例の球払出装置1は、左右方向W(隣接方向B)の幅を小さくすることにより、本体枠2における開口領域201の左右方向Wの寸法を拡大することができる。これにより、本体枠2における遊技盤の裏面側の開口領域201を拡大することができる。よって、遊技領域内に配置する遊技部品の配置の自由度を向上させることが可能になり、また、大型の液晶表示部等を遊技領域内に配置することが可能となる。併せて、前後方向Dの幅を小さくすることにより、遊技機を設置する島設備(遊技ホール)側に柱等の構造物がある場合でも、この構造物との干渉を避けることができる。
球払出カム61は、その外周部612が案内通路5の案内上面51から突出すると共に、その球保持部611の底部が案内通路5の案内上面51よりも下方に位置する状態でケース部11(後述する通路形成部材53)に対して回転可能に配設してある。
図1に示すごとく、本例のケース部11においては、案内通路5を形成するための通路形成部材53が設けてあり、通路形成部材53は、2つの切欠溝52を形成したことによって、中央側に位置する中央縦壁部531と、この中央縦壁部531の両側に形成された側方縦壁部532とを有している。
図3に示すごとく、本例の駆動ギヤ71は、駆動源62としてのモータ62の出力軸に直接設けてあり、駆動ギヤ71、中間ギヤ72及び従動ギヤ73は、ケース部11における隣接方向Bの一方側の側部の近傍に配置してある。
また、図2、図3に示すごとく、ケース部11には、駆動ギヤ71に噛合して回転し、モータ62の回転位置を検出するための回転検出用ギヤ74が回転可能に配設してある。また、回転検出用ギヤ74には、周方向の複数箇所にスリット又は穴が形成してあり、回転検出用ギヤ74の周囲には、回転検出用ギヤ74の両側に発光部と受光部とを配置したフォトインタラプタ等の回転位置検出用センサ82が設けてある。
図5に示すごとく、本例の球払出カム61の配設中心間隔B1は、2条の球流下通路3の配設中心間隔B2よりも小さくなっている。すなわち、本例の球払出カム61の配設中心間隔B1は、遊技球1個分の大きさ(約11mm)よりも小さくなっており(本例では約8mm)、2つの球払出カム61は、隣接方向Bの中心位置(中央仕切壁部33)を中心とする対称な位置に配置されている。
そして、本例の球払出装置1は、球払出カム61に対する上流側位置と下流側位置とにおいて、2段階に遊技球Xの流下状態の収斂を行うよう構成してあり、球払出カム61を配置した案内通路5においては、遊技球Xの流下状態の収斂を行わない。
また、上記空間領域、及び2条の球流下通路3を1条の球払出通路4に収斂したことによって生じた空間領域を利用して、駆動源62の回転力を従動ギヤ73に伝達させるための中間ギヤ72を配置することができる。そのため、中間ギヤ72を配置するための領域を別途ケース部11の外方に設ける必要がなくなる。
また、上記各ギヤ71、72、73を用いず、駆動源(モータ)62の出力軸に、直に2つの球払出カム61を有する回転軸6を設けることもできる。
また、上述した球払出装置1は、パチンコ遊技機に限定されず、アレンジボール遊技機、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシン等、その他の遊技機にも適用することができる。
11 ケース部
2 本体枠
3 球流下通路
31 誘導壁部
32 ギヤ収容部
4 球払出通路
41 収斂壁部
5 案内通路
52 切欠溝
53 通路形成部材
6 回転軸
61 球払出カム
611 球保持部
612 外周部
62 駆動源(モータ)
71 駆動ギヤ
72 中間ギヤ
73 従動ギヤ
74 回転検出用ギヤ
81 球検出用センサ
82 回転位置検出用センサ
X 遊技球
B 隣接方向
W 左右方向
D 前後方向
Claims (1)
- 遊技球を流下させるために互いに隣接して形成した2条の球流下通路と、
遊技球を保持するための球保持部を形成してなる球払出カムと、
該球払出カムによって払い出された遊技球を流下させる1条の球払出通路とを有しており、
上記球払出カムは、上記2条の球流下通路に対応して、駆動源によって回転駆動される回転軸の軸方向に2つ設けてあると共に、該2つの球払出カムにおける上記球保持部は、周方向に交互に形成されており、
上記2条の球流下通路の下流側部分には、該2条の球流下通路が並ぶ方向の中央側へ遊技球を誘導するための誘導壁部が設けてあり、
上記2条の球流下通路と上記球払出通路との間には、上記球払出カムにおける上記球保持部に保持する遊技球を、該球払出カムの移送方向に沿って送り出すための案内通路が形成してあり、
上記球払出通路の上流側部分には、上記球払出カムによって払い出された遊技球を、1条の流下状態に収斂するための収斂壁部が設けてあり、
上記案内通路は、遊技球が載置される案内上面と、上記球払出カムをそれぞれ配置するために上記案内上面から下方に形成した2つの切欠溝とによって形成してあり、
上記2条の球流下通路の間には、中央仕切壁部が形成されており、
上記2つの切欠溝の間には、上記案内上面の一部を形成する中央縦壁部が形成されており、
上記中央仕切壁部の下端位置と、上記中央縦壁部の上端位置との間には、上記案内通路において上記中央仕切壁部によって仕切られた一方側の上記案内上面に載置された遊技球が、他方側の上記案内上面へ混流せず、かつ該遊技球の一部が上記中央仕切壁部の下方に位置することができるスペースが形成されていることを特徴とする遊技機の球払出装置。
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