JP6416026B2 - 遊技球振分装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Description
また、特許文献2のように、複数の振分装置を遊技盤の上下方向に縦列状に連なって配置される場合には、振分の割合を増やすごとに振分装置を増やす必要があり、遊技盤の占有面積が増大するため、振分の割合が限られてしまうという課題があった。
遊技盤の遊技領域を流下する遊技球を球受入口から受け入れ、当該球受入口から受け入れた遊技球を異なる振分通路に振り分けて流下させて球排出口から排出するケース体と、前記球受入口と前記球排出口との間に配置され、前記球受入口から受け入れた遊技球と当接して所定角度だけ回転することで遊技球の流下する前記振分通路を振り分ける振分回転体と、前記振分回転体と並設され当該振分回転体の回転変位量に応じて所定量従動回転する従動回転体と、前記振分回転体の回転変位量と所定ピッチ異ならせて従動回転体を従動回転させる回転伝達手段と、を具備し、前記振分回転体は、前記球受入口から受け入れた遊技球と個別に当接して回転する複数の球当接部を備え、前記従動回転体は、前記球当接部に当接した遊技球の受入れを阻止する流入阻止壁と遊技球の受入れを許容する球流入部を備え、遊技球と当接した前記球当接部と前記球流入部とが軸方向に重なる回転位置のみで前記振分回転体から前記従動回転体への遊技球の流出を許容することを特徴とする。
上記構成によれば、振分回転体が、球受入口から受け入れた遊技球と球当接部が個別に当接し従動回転体の流入阻止壁によって遊技球の流出を阻止されたまま回転して遊技球を流下させる場合と、遊技球と当接した球当接部と球流入部とが軸方向に重なる回転位置で振分回転体から従動回転体へ遊技球を流出させる場合とで任意の割合で遊技球の振分通路(球通路)を振り分けて流下させることができる。
また、回転伝達手段によって、振分回転体の回転変位量と従動回転体の従動回転量を所定ピッチ異ならせて回転させることにより、遊技球を保持した球当接部と球流入部とが軸方向で重なる回転位置の割合が変化するので、振分装置を大型化することなく、遊技球が流下する振分通路を振り分ける割合を変更することができる。
これにより、入力歯車と出力歯車の歯車比を変えるだけで、振分回転体の球当接部と従動回転体の球流入部とが軸方向に重なる回転位置の割合が変動するので、遊技球が流下する振分通路を振り分ける割合を容易に変更することができる。
これにより、遊技盤を流下する遊技球が振分回転体の球当接部に当接したとしても、当該遊技球1個分の所定回転量で回転規制することで、遊技球ごとに排出動作を制御することができる。
この構成によれば、振分回転体の球当接部と回転規制体の係合部とは同位相に設けられ爪部材は係合部が1ピッチ回転するごとに回転規制することが可能となる。これにより、遊技球が球当接部に当接する度に振分回転体と回転規制体を1ピッチ分だけ同期をとって回転させて停止させることができる。よって、振分回転体に受け入れた遊技球毎に振分動作を制御することができる。
これにより、振分回転体は、遊技球を球当接部と流出阻止壁に囲まれた部位に保持して回転し、軸方向への流出を流出阻止壁によって阻止されたまま回転して遊技球を流下させる場合と、球流出部と球流入部とが軸方向に重なる回転位置で振分回転体から従動回転体へ遊技球を流出させて流下させる場合とで、任意の割合で振分通路を振り分けて流下させることができる。
この場合には、遊技盤に配置される遊技球振分装置の奥行きが少なく、コンパクトに配置できるので設計の自由度が広がる。
これにより、振分回転体と従動回転体は軸方向に配置されるので、遊技盤に配置される遊技球振分装置を球誘導路も含めて最短距離で、コンパクトに配置することができる。
また、遊技機においては、上記遊技球振分装置を用いることで嵩張る(盤面領域を占有する)ことなく遊技性に変化を持たせて、遊技者の興趣を深めることができる。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
図3(A)〜(I)に示すように、遊技球振分装置13は、第1ケース29A、第2ケース29B及び第3ケース29Cを一体に組み合わせたケース体29を備えている(図9,図10参照)。このケース体29は、遊技盤6(図1参照)の遊技領域を流下する遊技球を球受入口29aから受け入れ、当該球受入口29aから受け入れた遊技球は、球誘導路29bを経て複数の振分通路P,Qに振り分けられて球排出口29c1,29c2から選択的に排出される。本実施例では、球受入口29aから受け入れた遊技球を球誘導路29bによって振分回転体30(図4(A)参照)の回転軸30a方向に誘導する。
このとき、第1ケース29Aと第2ケース29Bとは、対向面に設けられたボス29r1とボス孔29r2、ボス29s1とボス孔29s2を互いに凹凸嵌合させ、ビス孔29t1とビス孔29t2を位置合わせして第2ケース29Bの他方面側(図9の右側面側)よりビス29u(図6(B)(E)参照)をねじ嵌合することで組み付けられる。
遊技者により発射ハンドル10(図1参照)を操作して遊技が開始され、遊技球が遊技盤6の遊技領域に打ち出される。例えば、図1に示す始動入賞口14に入賞して抽選の結果、大当たりが発生すると、遊技者は、可変入賞装置(アタッカー)15に遊技球を入賞させるように発射ハンドル10を操作して右打ちする。
この遊技球振分装置13による遊技球の振分通路P,Qを振り分ける割合を変化させたい場合には、遊技球振分装置13の歯車機構32の歯車比を変更するだけで足りる。従って、遊技球振分装置13を大型化することなく、遊技球の流下する振分通路P,Qを振り分ける割合を変更することができる。
また、歯車機構32によって、振分回転体30の回転変位量と従動回転体31の従動回転量を所定ピッチ異ならせて回転させることにより、球流出部30eと球流入部31bとが軸方向で重なる回転位置の割合が変化するので、遊技球振分装置13を大型化することなく、遊技球の流下する振分通路P,Qを振り分ける割合を変更することができる。
また、入力歯車32aと出力歯車34の歯車比を変えるだけで、振分回転体30の球流出部30eと従動回転体31の球流入部31bとが軸方向に重なる回転位置の割合が変動するので、振分の割合を容易に変更することができる。例えば振分回転体30が5回転、従動回転体31が4回転するように歯車比を変えることで、振分比率を1/25にすることができる。当然のことながら球当接部の数を変更することでも振分の割合を変更することができる。したがって、コンパクトな構成で任意の振分比率を実現することができる。
また、ケース体29の球受入口29aから受け入れた遊技球を振分回転体30へ誘導する球誘導路29bは、振分回転体30の回転軸方向に誘導することにより、振分回転体30と従動回転体31が軸方向に配置されるので、確実に従動回転体31側へ誘導でき、遊技盤6に配置される遊技球振分装置13を球誘導路29bも含めて最短距離で、コンパクトに配置することができる。
或いは、例えば遊技球振分装置13の振分通路P,Qやその下流側に検知センサを設けることによって振り分けられた遊技球を検知し、当たり抽選を実行したり、賞球として入賞回数をカウントしたりすることによっても、遊技性に変化を持たせることができる。
また、回転規制手段(回転規制部35)は、回転伝達手段(歯車機構32)に設けずに、振分回転体30の球当接部(羽根30c)を直接付勢部材の付勢によって所定位置で回転停止させるようにしてもよい。
また、振分回転体30と共に従動回転する従動回転体31の数は単数に限らず複数設けられていてもよく、これに伴って振分通路の数を3以上にさらに増やしてもよい。これにより、遊技球の振分率を変化させると共に遊技球の振分先を増やすことが可能になる。
また、いずれかの振分通路に振り分けられた遊技球をアウト球として回収するようにしても、アウト球となる経路に排出するようにしてもよい。
以上、遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、遊技球を使用する他の遊技機、例えば雀球遊技機やアレンジボール遊技機などに適用してもよい。
Claims (9)
- 遊技盤の遊技領域を流下する遊技球を球受入口から受け入れ、当該球受入口から受け入れた遊技球を異なる振分通路に振り分けて流下させて球排出口から排出するケース体と、
前記球受入口と前記球排出口との間に配置され、前記球受入口から受け入れた遊技球と当接して所定角度だけ回転することで遊技球の流下する前記振分通路を振り分ける振分回転体と、
前記振分回転体と並設され当該振分回転体の回転変位量に応じて所定量従動回転する従動回転体と、
前記振分回転体の回転変位量と所定ピッチ異ならせて従動回転体を従動回転させる回転伝達手段と、を具備し、
前記振分回転体は、前記球受入口から受け入れた遊技球と個別に当接して回転する複数の球当接部を備え、前記従動回転体は、前記球当接部に当接した遊技球の受入れを阻止する流入阻止壁と遊技球の受入れを許容する球流入部を備え、遊技球と当接した前記球当接部と前記球流入部とが軸方向に重なる回転位置のみで前記振分回転体から前記従動回転体への遊技球の流出を許容することを特徴とする遊技球振分装置。 - 前記回転伝達手段は、前記振分回転体と同軸に設けられた入力歯車から歯車列を介して前記従動回転体と同軸に設けられた出力歯車に噛合する歯車機構を備えている請求項1記載の遊技球振分装置。
- 前記振分回転体の一方向への回転のみを許容しかつ流下させる遊技球毎に回転量を所定量に規制する回転規制手段を備えている請求項1記載の遊技球振分装置。
- 前記回転規制手段は、前記振分回転体の球当接部と同数で同位相に配置された複数の係合部を備え前記振分回転体と同期して回転する回転規制体と、前記各係合部のうちいずれかの係合部に常時付勢されて係合する爪部材と、を備えている請求項3記載の遊技球振分装置。
- 前記振分回転体は、いずれかの一対の前記球当接部どうしの間に形成され前記従動回転体側への遊技球の流出を許容する球流出部と、複数の前記球当接部に交差して設けられ遊技球が前記従動回転体の前記球流入部への流出を阻止する流出阻止壁とを有し、前記球流出部と前記球流入部とが合致したときのみ前記振分回転体から前記従動回転体への遊技球の流出が許容される請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の遊技球振分装置。
- 前記振分回転体と前記従動回転体は、同一軸線上に設けられる請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の遊技球振分装置。
- 前記ケース体の前記球受入口から受け入れた遊技球を前記振分回転体へ誘導する球誘導路は、前記振分回転体の回転軸方向に誘導する請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の遊技球振分装置。
- 前記振分回転体の球当接部は、前記従動回転体に向かって遊技球を誘導する傾斜部を備えている請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の遊技球振分装置。
- 請求項1乃至請求項8記載のいずれかの遊技球振分装置が遊技盤に組み付けられている遊技機。
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JP2015057698A JP6416026B2 (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 遊技球振分装置及びそれを備えた遊技機 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015057698A Active JP6416026B2 (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 遊技球振分装置及びそれを備えた遊技機 |
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