JP5107646B2 - パチンコ機の遊技球供給装置 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置に関する。
従来、パチンコ機の前面扉には、多数の遊技球を貯留しておく球受け皿(いわゆる「上皿」)が設けられている。貸球装置の貸球操作や遊技球の入賞によってパチンコ機内に設置された遊技球払出装置から所定個数払い出された貸球や賞球は、この球受け皿に一時的に貯留される。そして、球受け皿に貯留されていた遊技球は、パチンコ機前面下方に設置された操作ハンドルによって駆動される発射装置に順次連続供給され、遊技領域に向けて発射される。また、球受け皿の収容個数を超えた遊技球は、球受け皿の下方に設けられた余剰球受け皿に排出されるように構成されている。そして、従来の球受け皿には、その最下流部に、発射装置に遊技球を一個ずつ供給するために遊技球を一列に整列させる通路が設けられていた(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、近時、パチンコ機に対するデザイン・機能上の要求も多様化し、球受け皿が取り付けられる前面扉に液晶表示装置などの比較的大型の別の部品などを設置したいという要望も増加している。一方、貸球操作時には、遊技者が一度に約130個程度の貸球操作を行ったり、また、パチンコ機自体が一度の貸球操作で約130個程度の貸球を排出するように設けられていることが多い。そのため、球受け皿が所定個数以上の遊技球を貯留できないと、余剰球がそのまま余剰球受け皿にまで流下してしまい、貸球操作によって払い出されたばかりの遊技球について、遊技者がいちいち球受け皿に移さなければならなくなるという不具合が生じる。
したがって、球受け皿の小型化によってパチンコ機の利便性が損なわれるおそれがあるために、前面扉に大型の部品などを設置することが困難となるという問題が生じていた。そこで出願人は、パチンコ機の正面側に大きく突出することの無い球受け皿であって、さらに所定個数以上の遊技球を貯留可能な球受け皿及びパチンコ機を提供することを目的として、多数の遊技球を貯留する貯留部から下流側に向けて、遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を一列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に形成された球受け皿を開発した。
特開2005−66118公報(図9)
しかしながら、このような二列の通路を備える球受け皿から遊技球を一個ずつ発射する発射装置に向けて、いったん二列に分けて整列させた遊技球について再度一個ずつ確実に流下・供給させて遊技領域に向けて発射する必要がある。また、発射装置への供給タイミングがずれると、発射装置の打杵が遊技球を確実に捉えられず、遊技領域まで遊技球が達することができずに余剰球受け皿に排出されてしまうおそれがある。
本発明は、このような二列に整列させて遊技球を流下させる遊技球供給装置において、発射装置の発射タイミングに確実に合わせて、遊技球を一個ずつ発射装置に確実に供給することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段を以下に説明する。本発明のパチンコ機の遊技球供給装置は、パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置であって、遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を一列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に、かつ遊技盤面と平行に形成された通路部と、前記二列の通路の下流端にそれぞれ設けられ、上流側から流下される遊技球を一個のみ保留可能な保留部を備えると共に下流側に向けて回転される二つの回転流下部と、前記通路部の下流側に前記通路部に対して直交するように設けられるとともに前記二列の通路から流下される遊技球を一列に整列させて流下させる流下誘導路と、前記流下誘導路の下流側に設けられるとともに、遊技球が1個だけ通過可能な内径の通過口が形成された回転板と、前記発射装置の発射タイミングに合わせて前記流下誘導路に前記通過口を臨ませるように回転板を回転駆動させる駆動装置とが備えられ、前記二つの回転流下部は、前記二つの回転流下部から遊技球が一個ずつ交互に流下させるように、その軸部周りに保留部をずらした位置にそれぞれ取り付けられ、前記回転板と前記回転流下部とが同軸で回転駆動されることを特徴とするパチンコ機の遊技球供給装置(請求項1)である。
このような構成とすることにより、いったん二列に分けられて整列された遊技球を一列に整列し直し、発射装置の発射タイミングに合わせて、通過口から遊技球を一個ずつタイミング良く供給することができる。通過口は、回転板に適宜の数を設ければよいが、発射タイミングに合わせて発射装置に一個ずつ遊技球をタイミング良く供給するためには、駆動装置による回転板の回転速度を適宜に調節する必要がある。通過口と流下誘導路が重なり合う間に遊技球を一個のみ通過させるためには、通過口を六個程度設ける態様が望ましい。
また、このような回転流下部を備えることにより、回転板の通過口にタイミング良く一個ずつ遊技球を流下させることができる。
同軸で回転駆動することにより、回転板と回転流下部との回転速度の同期を容易に合わせることができる。また、このように同軸で駆動することにより、装置の小型化を図ることができ、また、装置の製造コストを低減させることができる。
本発明のパチンコ機の遊技球供給装置は、前述のような回転板を設けて通過口から所定の間隔で遊技球を流下させることにより、二列の通路に整列された遊技球をタイミング良く一個ずつ連続して発射装置に供給できるので、発射装置の打杵が遊技球を確実に捉えることができ、遊技球を遊技領域に確実に到達させることができる。また、装置の小型化や製造コストの低減を図ることもできる。
次に、本発明の遊技球供給装置の実施の形態を図を参考にして詳細に説明する。本発明に係る遊技球供給装置は、図1に示す、前面扉7の中央に大型の液晶表示装置16を備えたパチンコ機3に内蔵されて取り付けられるものである。
[パチンコ機全体の構成]
図1に示すように、パチンコ機3は、いわゆる「第一種パチンコ機」と呼ばれるパチンコ機である。遊技領域13の中央に特別図柄表示装置(図示省略)を備え、図柄が特定の態様に揃った場合には遊技盤6下部の可変大入賞口装置の開閉扉が開成されて多数の遊技球を入賞することができる、いわゆる「大当たり」と呼ばれる特別遊技状態を生起するパチンコ機である。
パチンコ機3の機枠1は、パチンコ機3の本体2を遊技ホールの設置場所(いわゆる「島設備」)に固定するためのものであり縦長長方形状の木製の枠部材から構成されている。機枠1の前面には、機枠1に対してヒンジ機構によって開閉自在に取付固定された前面枠4が設けられている。
また前面枠4のさらに前面側の上部寄りには、ガラス扉枠5が開閉自在に取付固定されている。ガラス扉枠5の背面側には遊技盤6が配設されており、ガラス扉枠5の内側に取り付けられたガラス板を透過して遊技盤6を視認することができる。また、前面枠4の前面側の下部寄りには、賞球や貸球が一時的に貯留される球受け皿8と液晶表示装置16とが備え付けられた前面扉7が開閉自在に取付固定されている。
また、上記した前面扉7の下方の部位の本体2には、球受け皿8からあふれた余剰球を貯留するための余剰球受け皿9や、後述する発射装置18を駆動して遊技球を遊技領域13に向けて発射するための操作ハンドル10が取り付けられている。
遊技盤6の前面には、遊技盤6の外周付近に、全体がほぼ円形状に形成されたガイドレール12が取り付けられており、このガイドレール12に囲まれた区画が前述の遊技領域13とされている。遊技領域13には、図示は省略するが、特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、始動入賞口、可変大入賞口装置、通過チャッカー、各種の一般入賞口、アウト口、風車及び多数の釘などが取り付けられている。また、前面扉7の正面視右側寄りには、貸球操作その他の操作を行うための各種のスイッチ類14が取り付けられている。
前面扉7の中央付近の上方寄りには、前述したように、比較的大型の液晶表示装置16が取り付けられている。この液晶表示装置16は、通常時には当該パチンコ機3特有のゲームルールなどが表示されており、一方、大当たり時などには、パチンコ機3に設けられた他の電飾などとともに演出効果を有する画像・動画などを表示する。前面扉7の正面にこのような大型の液晶表示装置16を備えているために、従来のように、パチンコ機3の全幅に渡って球受け皿8をパチンコ機3正面側に突出させることが困難である。一方、貸球操作で一度に払い出される約130個程度の遊技球を貯留できないと、球受け皿8から溢れた遊技球が余剰球受け皿9に流下してしまい、遊技者は貸球操作の度に余剰球受け皿9から球受け皿8へ遊技球を移動させる必要が生ずることになり、非常に煩雑である。そこで本パチンコ機3においては、後述するように、遊技球供給装置40において遊技球の通路部42を二列に分けて形成して、球受け皿8の貯留部32と合わせた遊技球の貯留可能数を約130個分程度にまで確保することとしている。
[球受け皿の構成]
球受け皿8は、前面扉7の左寄りに取り付けられている。図2に示すように、球受け皿8の上流側には、遊技球払出装置(図示省略)から遊技球が流下される球通路(図示省略)が連通接続されており、球受け皿8の下流側には、発射装置18に遊技球を供給する遊技球供給装置40が配設されている。また、球受け皿8の内部底面は、遊技球供給装置40に向けて緩やかに下り傾斜して形成されている。球受け皿8には正面視左寄りに配置される貯留部32と右側に配置される整列部34とが備えられている。
貯留部32は、パチンコ機1正面側に膨出する形状に形成され、正面視において中央付近から右寄りの部位にかけては、徐々に奥側に後退する形状に形成されている。貯留部32には多数の遊技球を面状に分散させて貯留可能に設けられており、場合によっては、遊技球が上下方向に積み重なるようにして貯留される。図1に示すように、貯留部32の上方は、前面扉7と一体に形成された開口部22によって開放・露呈されており、貯留されている遊技球を目視可能に設けられている。遊技者は、この開口部22から見て、貯留部32内にどの程度遊技球が残っているかを確認することができる。
図3に示すように、整列部34は、貯留部32内の遊技球について、球受け皿8手前側の第一整列路36及び奥側の第二整列路37の二列に分けて整列させて、下流側の遊技球供給装置40に流下させるものである。第一整列路36と第二整列路37との間には、上下方向に隔壁38が形成され、この隔壁38により両整列路36,37が区画されている。そして、第一整列路36と第二整列路37とは、共に、その横幅が遊技球の直径よりも僅かに大きく形成されており、遊技球を一列に整列して流下させるように構成されている。
[遊技球供給装置の構成]
図3に示すように、遊技球供給装置40には、通路部42と、その先端に設けられた遊技供給機構44とが備えられている。通路部42は全体が細長の樋状に形成されている。通路部42にはパチンコ機3正面側の第一通路46と背面側の第二通路47とが平行に配設されており、第一通路46と第二通路47とは、隔壁48によって区画されている。第一通路46及び第二通路47の幅は、流下される遊技球の直径よりも僅かに大きく設けられており、遊技球が一列に整列されるとともに円滑に流下されるように設けられている。
第一通路46と第二通路47とは、それぞれ、その内部に約13個の遊技球を貯留可能な長さに形成されており、両通路によって、約26個の遊技球を貯留可能に設けられている。また、球受け皿8と合わせて、約130個の遊技球を貯留可能な大きさに設けられている。ここで、遊技球約130個は、遊技ホールによっても異なるが、一度の貸球操作で払い出される遊技球数に相当する。よって、この遊技球供給装置40及び球受け皿8では、通常の貸球操作を行った際に全ての遊技球を遊技球供給装置40及び球受け皿8内に貯留することが可能であり、貸球操作によって払い出された遊技球が球受け皿からあふれて余剰球受け皿9に流下されることはない。
通路部42の先端には、二つの通路46,47から交互に1個ずつ遊技球が流下されて、さらに下流の発射装置18に1個ずつ遊技球を供給する遊技球供給機構44が設けられている。
図4及び図5に示すように、二つの通路46,47の下流側には、各々、回転流下部52,53がそれぞれ設けられている。回転流下部52,53には、その軸部54周りに120度の間隔をおいて3つの保留部55が設けられている。保留部55は、遊技球が一個だけ保留可能な凹部状に形成されている。そして、回転流下部52,53が、遊技球供給装置40の正面視において時計回りに回転されることにより、流下口50,51から流下されてきた遊技球を一個ずつ保留部55に受け入れ、ついで、下流側に遊技球を流下させるように設けられている。また、これらの二つの回転流下部52,53は、軸部54周りに保留部を60度ずらした位置において取り付けられており、二つの回転流下部52,53が回転されると、回転流下部52,53から遊技球が一個ずつ交互に流下させるように設けられている。
図6に示すように、回転流下部52,53の下流側には、発射装置18側(遊技球供給装置40の背面側)に遊技球を一列に流下させる流下誘導路56が設けられている。流下誘導路56の幅は遊技球一個分程度に設けられており、いったん二列に整列されて通路46,47を流下されてきた遊技球は、この流下誘導路56において再び一列に整列されることになる。流下誘導路56は通路部42に対して直交するように、遊技球供給装置40の背面側に向けてその長手方向を向けて配置され、下流側を発射装置18側に向けられている。また、発射装置18側に向けて緩やかな下り傾斜にその床面が設けられており、遊技球が発射装置18側に誘導されるように設けられている。
図7に示すように、流下誘導路56の下流側には、回転板60が回転自在に取り付けられている。回転板60は真円形状の円盤状に形成されており、中心から60度ごとに六個の通過口62が設けられている。通過口62の内径は、遊技球が一個だけ通過可能な大きさに形成されている。回転板60は、前述した回転流下部52,53の軸部54に取り付けられており、この軸部54中心にして、遊技球供給装置40の正面視において時計回りに回転されるように設けられている。そして、各通過口62は、回転される際に流下誘導路56と重ね合わされるように軸部54からの間隔が設けられている。
また、回転板60は、図8に示すように、薄板状の回転板ケース64内に収容されている。回転板ケース64は背面視が横長の長方形状に形成されており、遊技球供給装置40の右側寄りに回転板60が収容されている。そして、回転板ケース64の正面側及び背面側には、前述した流下誘導路56に対応した部位に開口部66が設けられている。
このようにして、通過口62は回転板60が回転される際に、流下誘導路56の下流端部と重なり合うと同時に開口部66とも重なり合い、流下誘導路56を流下されてきた遊技球が通過して発射装置18側に流下されるように設けられている。また、回転流下部52,53と回転板60とは、同軸上に取り付けられ、同一周期で回転可能に設けられており、一回転する毎に、回転流下部52,53からそれぞれ三個ずつの遊技球計六個が流下誘導路56に流下されるとともに、回転板60の六個の通過口62が順次開口部66に重なって発射装置18側に六個の遊技球を順次供給可能に設けられている。
また、図9に示すように、回転流下部52,53より右側には、駆動装置の一例であるモーター70が取り付けられている。モーター70は回転軸72を遊技球供給装置40の正面側に水平に突出させており、この回転軸72には第一歯車74が取付固定されている。また、この第一歯車74と噛合する第二歯車76が、回転流下部52,53及び回転板60の軸部54に取付固定されている。このようにして、モーター70は、これらの第一歯車74及び第二歯車76を介して、回転流下部52,53及び回転板60を同軸回転させており、1分間に100個の遊技球を発射装置18に供給するように設けられている。回転流下部52,53及び回転板60を同軸回転させているので、回転流下部52,53からの遊技球の流下タイミングと、通過口62からの遊技球の流下タイミングとを合わせ易く設けられている。
また、図3に示すように、回転板ケース64の背面側には、遊技球をガイドレール12方向に発射するための発射レール19が配設されており、前述した開口部66が発射レール19に向けて配設されている。開口部66から一個ずつ流下された遊技球は、この発射レール19上に一時的に停留される。また、図2にも示すように、発射レール19の後方には、発射装置18が配設されている。発射レール19上に一時的に停留された遊技球は、この発射装置18の打杵20によってガイドレール12方向に発射される。打杵20は所定間隔で発射レール19上の所定位置をストロークするように設けられており、この打杵20のストローク間隔に合わせて遊技球が流下され、発射レール19の所定位置に遊技球が達したときに打杵20により打たれるように、回転流下部52,53及び回転板60の回転速度が設定されている。
また、図10及び図11に示すように、遊技球供給装置40の下部には、球抜き装置80が取り付けられている。この球抜き装置80は、通常時には図10に示すように、開閉板82が球抜き孔84を閉止しており、通路部42を流下してくる遊技球は流下誘導路56側に流下されているが、図11に示すように、操作部86を押動操作すると、開閉板82が開放されて、球抜き孔84よりも上流側の通路部42内に整列保留されている遊技球を球抜き孔84から下方に流下させることができる。
このような遊技球供給装置40では、二列に整列させた遊技球を一列に整列し直して発射装置18へ一個ずつ供給することができる。そして、回転流下部52,53及び回転板60により、発射装置18の打杵20のタイミングに正確に合わせて遊技球を流下させることができるので、流下タイミングがずれて遊技球を打ち損ねるおそれが少なく、遊技球を遊技領域13に確実に、かつ一定の強さで発射させることができる。
本発明は上記した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前述の実施の形態とは異なり、保留部55の数や回転板に開口される通過口62の数を異なるものにしても良い。この場合においては、歯車の回転速度を調節して発射装置18の発射タイミングに合わせる必要がある。また、回転流下部52,53を一体に形成するとともに、二つの通路46,47に対する保留部55の位置をそれぞれずらして形成するものを用いても良い。また、回転板60は、前述の真円形状のものに限らず、楕円、長円形状や円形状以外のその他の形状でも良い。また、通過口62の外側部分を切り欠き、回転板の全体としてプロペラ状に形成したものとしても良い。また、円盤状に限らず、横方向に一定以上の厚みを設けた筒状のものとしても良い。
本発明の遊技球供給装置を備えたパチンコ機の斜視図である。 遊技球供給装置周辺のパチンコ機斜視図である。 遊技球供給装置周辺のパチンコ機の一部断面斜視図である。 遊技球供給装置の一部分解正面図である。 遊技球供給装置の一部分解斜視図である。 図8のA−A線断面図である。 遊技球供給装置の一部分解斜視図である。 遊技球供給装置の一部分解背面図である。 遊技球供給装置の一部分解斜視図である。 球抜き装置封鎖時の遊技球供給装置の一部分解斜視図である。 球抜き装置開放時の遊技球供給装置の一部分解斜視図である。
符号の説明
1;機枠、2;本体、3;パチンコ機、4;前面枠、5;ガラス扉枠、6;遊技盤、7;前面扉、8;球受け皿、9;余剰球受け皿、10;操作ハンドル、12;ガイドレール、13;遊技領域、14;スイッチ類、16;液晶表示装置、18;発射装置、19;発射レール、20;打杵、22;開口部、32;貯留部、34;整列部、36;第一整列路、37;第二整列路、38;隔壁、40;遊技球供給装置、42;通路部、44;遊技供給機構、46;第一通路、47;第二通路、48;隔壁、50,51;流下口、52,53;回転流下部、54;軸部、55;保留部、56;流下誘導路、60;回転板、62;通過口、64;回転板ケース、66;開口部、70;モーター、72;回転軸、74;第一歯車、76;第二歯車、80;球抜き装置、82;開閉板、84;球抜き孔、86;操作部。

Claims (1)

  1. パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置であって、
    遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を一列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に、かつ遊技盤面と平行に形成された通路部と、
    前記二列の通路の下流端にそれぞれ設けられ、上流側から流下される遊技球を一個のみ保留可能な保留部を備えると共に下流側に向けて回転される二つの回転流下部と、
    前記通路部の下流側に前記通路部に対して直交するように設けられるとともに前記二列の通路から流下される遊技球を一列に整列させて流下させる流下誘導路と、
    前記流下誘導路の下流側に設けられるとともに、遊技球が1個だけ通過可能な内径の通過口が形成された回転板と、
    前記発射装置の発射タイミングに合わせて前記流下誘導路に前記通過口を臨ませるように回転板を回転駆動させる駆動装置とが備えられ
    前記二つの回転流下部は、前記二つの回転流下部から遊技球が一個ずつ交互に流下させるように、その軸部周りに保留部をずらした位置にそれぞれ取り付けられ、
    前記回転板と前記回転流下部とが同軸で回転駆動されることを特徴とするパチンコ機の遊技球供給装置。
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