JP4729019B2 - パチンコ機の遊技球供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置に関する。
従来、パチンコ機の前面扉には、多数の遊技球を貯留しておく球受け皿(いわゆる「上皿」)が設けられている。貸球装置の貸球操作や遊技球の入賞によってパチンコ機内に設置された遊技球払出装置から所定個数払い出された貸球や賞球は、この球受け皿に一時的に貯留される。そして、球受け皿に貯留されていた遊技球は、パチンコ機前面下方に設置された操作ハンドルによって駆動される発射装置に順次連続供給され、遊技領域に向けて発射される。また、球受け皿の収容個数を超えた遊技球は、球受け皿の下方に設けられた余剰球受け皿に排出されるように構成されている。そして、従来の球受け皿には、その最下流部に、発射装置に遊技球を一個ずつ供給するために遊技球を一列に整列させる通路が設けられていた(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、近時、パチンコ機に対するデザイン・機能上の要求も多様化し、球受け皿が取り付けられる前面扉に液晶表示装置などの比較的大型の別の部品などを設置したいという要望も増加している。一方、貸球操作時には、遊技者が一度に約130個程度の貸球操作を行ったり、また、パチンコ機自体が一度の貸球操作で約130個程度の貸球を排出するように設けられていることが多い。そのため、球受け皿が所定個数以上の遊技球を貯留できないと、貸球がそのまま余剰球受け皿にまで流下してしまい、貸球操作によって払い出されたばかりの遊技球について遊技者が球受け皿に移さなければならなくなるという不具合が生じる。
したがって、球受け皿の小型化によってパチンコ機の利便性が損なわれるおそれがあるために、前面扉に大型の部品などを設置することが困難となるという問題が生じていた。そこで出願人は、パチンコ機の正面側に大きく突出することの無い球受け皿であって、さらに所定個数以上の遊技球を貯留可能な球受け皿及びパチンコ機を提供することを目的として、多数の遊技球を貯留する貯留部から下流側に向けて、遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を一列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に形成された球受け皿を開発した。
特開2005−66118公報(図9)
しかしながら、このような二列の通路を備える球受け皿から遊技球を一個ずつ発射する発射装置に向けて、いったん二列に分けて整列させた遊技球について再度一個ずつ確実に流下・供給させて遊技領域に向けて発射する必要がある。また、発射装置への供給タイミングがずれると、発射装置の打杵が遊技球を確実に捉えられず、遊技領域まで遊技球が達することができずに余剰球受け皿に排出されてしまう。
本発明は、このような二列に整列させて遊技球を流下させる遊技球供給装置において、発射装置の発射タイミングに確実に合わせて遊技球を一個ずつ確実に供給することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段を以下に説明する。本発明のパチンコ機の遊技球供給装置は、パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置であって、遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を1列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に形成された通路部と、二列の通路の先端にそれぞれ配設されるとともに、発射装置による遊技球の発射タイミングに合わせて揺動され遊技球を交互に一個ずつ収容・排出する揺動翼片と、揺動翼片の下流側に設けられるとともに遊技球を一列に流下させて遊技球を発射装置に供給する流下誘導路と、該流下誘導路の下流に、発射装置の発射タイミングに合わせて流下誘導路を開閉するスライド部材を備えた開閉機構とが設けられ、前記揺動翼片と前記スライド部材とは、単一のソレノイドによって回転駆動される単一の回転クランクにそれぞれ連結されて駆動されることを特徴とするパチンコ機の遊技球供給装置(請求項1)である。
このような揺動翼片を設けることにより、いったん二列に分けられて整列された遊技球を一列に整列し直し、発射装置の発射タイミングに合わせて遊技球を一個ずつタイミング良く供給することができる。また、このような揺動翼片を用いることにより、このような遊技球の供給のための装置を簡便に実現することができる。
このような開閉機構を設けることにより、流下誘導路によって一列に流下され一個ずつ発射装置に供給される遊技球を、発射装置の発射タイミングに正確に合わせて供給することができる。「開閉機構」の例として、例えばシャッターなどを用いることができる。
このように同一の駆動源によって駆動することにより、装置の小型化を図ることができ、また、装置の製造コストを低減させることができる。さらに、前述の通り、発射装置に対して遊技球をタイミング良く供給する必要があるため、揺動翼片と開閉機構とを同一の駆動源により駆動することにより、それぞれの部材の駆動タイミングを同期化することが容易となる。
本発明のパチンコ機の遊技球供給装置は、前述のような揺動翼片を設け、二列の通路に整列された遊技球をタイミング良く一個ずつ連続して発射装置に供給できるので、発射装置の打杵が遊技球を確実に捉えることができ、遊技球を遊技領域に確実に到達させることができる。
次に、本発明の遊技球供給装置の実施の形態を図を参考にして詳細に説明する。本発明に係る遊技球供給装置は、図1に示す、前面扉7の中央に大型の液晶表示装置16を備えたパチンコ機3に内蔵されて取り付けられるものである。
[パチンコ機全体の構成]
図1に示すように、パチンコ機3は、いわゆる「第一種パチンコ機」と呼ばれるパチンコ機である。遊技領域13の中央に特別図柄表示装置(図示省略)を備え、図柄が特定の態様に揃った場合には遊技盤6下部の可変大入賞口装置の開閉扉が開成されて多数の遊技球を入賞することができる、いわゆる「大当たり」と呼ばれる特別遊技状態を生起するパチンコ機である。
パチンコ機3の機枠1は、パチンコ機3の本体2を遊技ホールの設置場所(いわゆる「島設備」)に固定するためのものであり縦長長方形状の木製の枠部材から構成されている。機枠1の前面には、機枠1に対してヒンジ機構によって開閉自在に取付固定された前面枠4が設けられている。
また前面枠4のさらに前面側の上部寄りには、ガラス扉枠5が開閉自在に取付固定されている。ガラス扉枠5の背面側には遊技盤6が配設されており、ガラス扉枠5の内側に取り付けられたガラス板を透過して遊技盤6を視認することができる。また、前面枠4の前面側の下部寄りには、賞球や貸球が一時的に貯留される球受け皿8と液晶表示装置16とが備え付けられた前面扉7が開閉自在に取付固定されている。
また、上記した前面扉7の下方の部位の本体2には、球受け皿8からあふれた余剰球を貯留するための余剰球受け皿9や、後述する発射装置18を駆動して遊技球を遊技領域13に向けて発射するための操作ハンドル10が取り付けられている。
遊技盤6の前面には、遊技盤6の外周付近に、全体がほぼ円形状に形成されたガイドレール12が取り付けられており、このガイドレール12に囲まれた区画が前述の遊技領域13とされている。遊技領域13には、図示は省略するが、特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、始動入賞口、可変大入賞口装置、通過チャッカー、各種の一般入賞口、アウト口、風車及び多数の釘などが取り付けられている。また、前面扉7の正面視右側寄りには、貸球操作その他の操作を行うための各種のスイッチ類14が取り付けられている。
前面扉7の中央付近の上方寄りには、前述したように、比較的大型の液晶表示装置16が取り付けられている。この液晶表示装置16は、通常時には当該パチンコ機3特有のゲームルールなどが表示されており、一方、大当たり時などには、パチンコ機3に設けられた他の電飾などとともに演出効果を有する画像・動画などを表示する。前面扉7の正面にこのような大型の液晶表示装置16を備えているために、従来のように、パチンコ機3の全幅に渡って球受け皿8をパチンコ機3正面側に突出させることが困難である。一方、貸球操作で一度に払い出される約130個程度の遊技球を貯留できないと、遊技球が余剰球受け皿9に流下してしまい、遊技者は貸球操作の度に余剰球受け皿9から球受け皿8へ遊技球を移動させる必要が生じ非常に煩雑である。そこで本パチンコ機3においては、後述するように、遊技球供給装置40において遊技球の通路部42を二列に形成して、球受け皿8の貯留部32と合わせた遊技球の貯留可能数を約130個分程度にまで確保することとしている。
[球受け皿の構成]
球受け皿8は、前面扉7の左寄りに取り付けられている。図2に示すように、球受け皿8の上流側には、遊技球払出装置(図示省略)から遊技球が流下される球通路(図示省略)が連通接続されており、球受け皿8の下流側には、発射装置18に遊技球を供給する遊技球供給装置40が配設されている。また、球受け皿8の内部底面は、遊技球供給装置40に向けて緩やかに下り傾斜して形成されている。球受け皿8には正面視左寄りに配置される貯留部32と右側に配置される整列部34とが備えられている。
貯留部32は、パチンコ機1正面側に膨出する形状に形成され、正面視において中央付近から右寄りの部位にかけては、徐々に奥側に後退する形状に形成されている。貯留部32には多数の遊技球を面状に分散させて貯留可能に設けられており、場合によっては、遊技球が上下方向に積み重なるようにして貯留される。図1に示すように、貯留部32の上方は、前面扉7と一体に形成された開口部22によって開放・露呈されており、貯留されている遊技球を目視可能に設けられている。遊技者は、この開口部22から見て、貯留部32内にどの程度遊技球が残っているかを確認することができる。
図3に示すように、整列部34は、貯留部32内の遊技球について、球受け皿8手前側の第一整列路36及び奥側の第二整列路37の二列に分けて整列させて、下流側の遊技球供給装置40に流下させるものである。第一整列路36と第二整列路37との間には、上下方向に隔壁38が形成され、この隔壁38により両整列路36,37が区画されている。そして、第一整列路36と第二整列路37とは、共に、その横幅が遊技球の直径よりも僅かに大きく形成されており、遊技球を一列に整列して流下させるように構成されている。
[遊技球供給装置の構成]
図3に示すように、遊技球供給装置40には、通路部42と、その先端に設けられた遊技供給機構44とが備えられている。通路部42は全体が細長の樋状に形成されている。通路部42にはパチンコ機3正面側の第一通路46と背面側の第二通路47とが備えられており、第一通路46と第二通路47とは、隔壁48によって区画されている。第一通路46及び第二通路47の幅は、流下される遊技球の直径よりも僅かに大きく設けられており、遊技球が一列に整列されるとともに円滑に流下されるように設けられている。
第一通路46と第二通路47とは、それぞれ、その内部に約13個の遊技球を貯留可能な長さに形成されており、両通路によって、約26個の遊技球を貯留可能に設けられている。また、球受け皿8と合わせて、約130個の遊技球を貯留可能な大きさに設けられている。ここで、遊技球約130個は、遊技ホールによっても異なるが、一度の貸球操作で払い出される遊技球数に相当する。よって、通常の貸球操作を行った際に全ての遊技球を遊技球供給装置40及び球受け皿8内に貯留することが可能である。
通路部42の先端には、二つの通路46,47から交互に1個ずつ遊技球が流下されて、さらに下流の発射装置18に1個ずつ遊技球を供給する遊技球供給機構44が設けられている。図4に示すように、遊技球供給機構44には、二つの通路46,47に対応してそれぞれ取り付けられた揺動翼片52a,52bと、流下誘導路60を開閉するシャッター62とが備えられている。シャッター62は本発明に言う「開閉機構」に相当する。
揺動翼片52a,52bは、図5に示すように、スライド板53、回転クランク50及びスライド片75を介してソレノイド51に取り付けられており、下部の取付軸58を中心にして遊技球の流下方向に沿って上向きに揺動可能に設けられている。揺動翼片52a,52bには、遊技球を1個ずつ、その下半分程度を収容可能な収容部54が形成されている。また、収容部54の後端部には、揺動翼片52a,52bが前方側に揺動した際に、通路46,47を流下してくる遊技球を停止させる係止部56が形成されている。また、揺動翼片52a,52bの下流側には、揺動翼片52a,52bによって流下させられる遊技球が通過する開口部49が設けられている。
揺動翼片52a,52bは、それぞれ、通路46,47側に揺動された状態において、通路46,47を流下してきた遊技球が1個だけ収容部54内に落下されて収容される。一方、揺動翼片52a.52bが開口部49側に揺動されると、収容部54内に収容されていた遊技球が開口部49に落下される。また同時に、揺動翼片52a.52bが開口部49側に揺動された状態において、係止部56によって次の遊技球が収容部54内に落下されないように係止されている。さらにこの後に、揺動翼片52a.52bが通路46,47側に揺動されると、係止されていた次の遊技球が1個だけ収容部54内に落下されて、以降、順次同じように遊技球が1個ずつ開口部49に落下される。
一方、二つの揺動翼片52a.52bは、図5から図8に示すように、回転クランク50によって、ソレノイドON時には揺動翼片52aが開口部49側に揺動し、ソレノイドOFF時には揺動翼片52bが開口部49側に揺動するように設けられており、通路46,47側及び開口部49側への揺動動作を互い違いに行うように設けられている。よって、ソレノイド51のON/OFF動作によって、それぞれの通路46,47から交互に1個ずつ遊技球を落下させるように設けられている。
図4に示すように、開口部49の下方には、遊技球を一列に整列するとともに通路部42と直交して奥側の発射装置18に向けて流下させる流下誘導路60が設けられている。流下誘導路60は、横幅が遊技球の直径よりも僅かに大きく形成されて遊技球を1個ずつ整列させて流下させるように設けられている。また、流下誘導路60は発射装置18側に緩やかに下り傾斜に形成され、発射装置18側に遊技球が円滑に流下されるように設けられている。
図5から図8に示すように、流下誘導路60の先端側には、発射装置18の遊技球の発射タイミングに合わせて開閉されるシャッター62が設けられている。シャッター62には、流下壁部66と、流下壁部66の手前側に配設されたスライド部材68とが備えられており、スライド部材68には、他端がソレノイド51に連結される連結部70が連結されている。
図4及び図9に示すように、流下壁部66には、発射装置18の発射レール19に向けて開口されるとともに遊技球の直径よりも僅かに大径に開口された開口部64が設けられている。また、流下壁部66は、遊技球の流下方向に直行する方向にスライド部材68を摺動可能に収容する収容部65内にスライド部材68を収容している。収容部65は、スライド部材68の長手方向よりも大きな長さに形成されており、スライド部材68は、収容部65内において、開口部64に対して横方向にスライド可能に配設されている。
スライド部材68には、スライドされた際に流下壁部66の開口部64と重なり合って遊技球を発射レール19に流下させる方形状の開口部69が設けられている。このように、スライド部材68がスライドされ、開口部69が流下壁部66の開口部64と重なり合った状態においてのみ遊技球を1個ずつ発射レール19に向けて流下させるように設けられている。より具体的には、スライド部材68が左右いずれかの端部に位置する状態において、流下誘導路60の先端に位置する遊技球は、その一部を既に開口部69内に進入させている状態となるように開口部69の開口位置が定められているが遊技球の直径よりも小さく開口部69の幅が規制されるようにされており、この状態では遊技球は開口部69及び開口部64を通過して流下することはない。一方で、スライド部材68がスライド動作を行うと、既にその一部を開口部69内に進入させていた先端の遊技球は、スムーズに開口部69及び開口部64を通過して発射レール19に至る。また、スライド部材68は、先端から二個目以降の遊技球が開口部69及び開口部64を通過しないように、そのスライド速度が設定されている。
図5から図8に示すように、連結部70はスライド部材68の下部中央に連結されている。スライド部材68には、軸心72を支点として揺動されるスライド片74の先端が軸着されている。また、スライド片74の基端は、さらにスライド片75に連結されており、このスライド片75の基端がソレノイド51に連結されている。そして、ソレノイドON時にはスライド部材68が遊技球供給装置40の正面視右側にスライドされ、ソレノイドOFF時には左側に揺動されるように設けられており、ソレノイド51によりスライド片75が出没動作を行うことにより、軸心72を支点として連結部70のスライド片74の先端部が流下壁部66と直交する方向に左右交互に揺動され、スライド片74の先端に軸着されたスライド部材68が流下壁部66に対して横方向に交互にスライドされるように構成されている。
また、スライド片75は、前述した揺動翼片52a,52bを揺動させる回転クランク50と連結されており、揺動翼片52a,52bの揺動間隔と合わせてスライド部材68が左右にスライドするように設けられている。このようにして、一つのソレノイド51によって揺動翼片52a,52b及びスライド部材68を駆動することができる。したがって、遊技球供給機構44を小型化することができ、また、その製造コストも低減することができる。
また、同一のソレノイド51により揺動翼片52a,52b及びスライド部材を駆動することにより、駆動タイミングを容易に合わせることができる。よって、遊技球供給機構44から、より確実に遊技球の発射タイミングに合わせて遊技球を流下させることができる。
また、図3及び図10に示すように、開口部64の前方には、遊技球をガイドレール12方向に発射するための発射レール19が配設されている。開口部64から一個ずつ流下された遊技球は、この発射レール19上に一時的に停留される。発射レール19の後方には、発射装置18が配設されている。発射レール19上に一時的に停留された遊技球は、この発射装置18の打杵20によってガイドレール12方向に発射される。打杵20は所定間隔で発射レール19上の所定位置をストロークするように設けられており、この打杵20のストローク間隔に合わせて遊技球が流下され、発射レール19の所定位置に遊技球が達したときに打杵20により打たれるように、前述のシャッター62の開閉間隔が設定されている。
このような遊技球供給装置40では、二列に整列させた遊技球を一列に整列し直して発射装置18へ一個ずつ供給することができる。そして、シャッター62により、発射装置18の打杵20のタイミングに正確に合わせて遊技球を流下させることができるので、流下タイミングがずれて遊技球を打ち損ねるおそれが少なく、遊技球を遊技領域13に確実に、かつ一定の強さで発射させることができる。
本発明は上記した実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、前述の実施の形態とは異なり、例えば、遊技球供給機構44にステッピングモータなどのソレノイド以外の駆動源を用いても良い。また、揺動翼片52a,52bの形状はこれに限られず、遊技球を一個ずつ収容可能な形状であれば他の形状でも良い。また、シャッター62は左右にスライド動作を行うものに限らず、上下方向にスライドするスライド部材としても良い。また、開口部69のような開口部を備えてスライドされる部材に限らず、単に流下誘導路60を遮るようにスライドされ開口部を有しない板状の部材などによって開口部64を開閉することも可能である。
本発明の遊技球供給装置を備えたパチンコ機の斜視図である。 遊技球供給装置周辺のパチンコ機斜視図である。 遊技球供給装置周辺のパチンコ機の一部断面図である。 ソレノイドON時の遊技球供給機構の一部斜視図である。 別のソレノイドON時の遊技球供給機構の一部斜視図である。 ソレノイドON時の遊技球供給機構の一部平面図である。 ソレノイドOFF時の遊技球供給機構の一部斜視図である。 ソレノイドOFF時の遊技球供給機構の一部平面図である。 遊技球供給装置の背面図である。 遊技球供給装置周辺のパチンコ機の一部右側面図である。
符号の説明
1;機枠、2;本体、3;パチンコ機、4;前面枠、5;ガラス扉枠、6;遊技盤、7;前面扉、8;球受け皿、9;余剰球受け皿、10;操作ハンドル、12;ガイドレール、13;遊技領域、14;スイッチ類、16;液晶表示装置、18;発射装置、19;発射レール、20;打杵、22;開口部、32;貯留部、34;整列部、36;第一整列路、37;第二整列路、38;隔壁、40;遊技球供給装置、42;通路部、44;遊技供給機構、46;第一通路、47;第二通路、48;隔壁、49;開口部、50;回転クランク、51;ソレノイド、52a,52b;揺動翼片、53;スライド板、54;収容部、56;係止部、58;取付軸、60;流下誘導路、62;シャッター、64;開口部、65;収容部、66;流下壁部、68;スライド部材、69;開口部、70;連結部、72;軸心、74,75;スライド片。

Claims (1)

  1. パチンコ機の遊技球の発射装置に遊技球を供給するための遊技球供給装置であって、 遊技球の直径よりも僅かに大きな幅に形成されて遊技球を1列に整列させる通路が、遊技球の供給方向に沿って二列に平行に形成された通路部と、
    二列の通路の先端にそれぞれ配設されるとともに、発射装置による遊技球の発射タイミングに合わせて揺動され遊技球を交互に一個ずつ収容・排出する揺動翼片と、
    揺動翼片の下流側に設けられるとともに遊技球を一列に流下させて遊技球を発射装置に供給する流下誘導路と、
    該流下誘導路の下流に、発射装置の発射タイミングに合わせて流下誘導路を開閉するスライド部材を備えた開閉機構とが設けられ、
    前記揺動翼片と前記スライド部材とは、単一のソレノイドによって回転駆動される単一の回転クランクにそれぞれ連結されて駆動されることを特徴とするパチンコ機の遊技球供給装置。
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