JP4878328B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、前面枠の下方部には、表示面を前方上向きに傾斜させて画像表示装置を配設し、該画像表示装置の上方には、識別図柄を変動表示する変動表示ゲームの始動条件を発生させる始動入賞口と、該変動表示ゲームの結果に関連して開放される変動入賞装置と、を備える遊技領域が形成された遊技盤を配設した遊技機に関する。
従来より、遊技球を遊技媒体として弾球遊技を行える遊技機としてパチンコ遊技機が知られており、パチンコ遊技機は、遊技領域を設けた遊技盤を交換可能な構造で、この遊技盤を交換することにより、新機種のパチンコ機として稼働させることができる。
遊技盤の遊技領域には、表示ゲームを表示可能な画像表示装置や表示ゲームを装飾する発光部材等が設けられ、一方、本体側には遊技盤の入賞口へ遊技球が入賞した場合に所定数の遊技球を排出する排出装置や遊技球を遊技領域に発射する発射装置等が配設されているので、遊技盤を交換しても、本体側の各種機構・装置群を継続使用することができ、新機種導入時の費用負担を軽減できる。
しかし、遊技盤には高価な大型液晶表示器などで構成した画像表示装置が取り付けられているものの、この画像表示装置は継続使用できないため、遊技盤の交換毎に画像表示装置も同時に交換しなければならず、非常に無駄の多い構成であった。
そこで、画像表示装置を本体側(遊技盤を着脱可能に保持する構造を備えた前面枠)に配設するようにして、遊技盤を交換する際に画像表示装置をそのまま前面枠に残せるようにした遊技機が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−270470号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のような遊技機においては、透明な部材で構成した遊技盤の後方に画像表示装置を配設し、遊技盤の前方から遊技盤を透かして画像表示装置の画像が見える構造になっているため、遊技中の遊技者は、遊技球が流下する遊技領域と、その後方の画像表示とに、視点を頻繁に切り替えなければならず、視覚的な疲労感が強く、長時間の遊技継続には向かないという問題があった。また、遊技盤が汚れた場合には、後方の画像表示が見づらくなってしまうという問題もある。さらに、遊技盤の後方側に画像表示装置を配設する必要があることから、遊技機の前後幅が大きくなってしまい、島設備への設置が困難となってしまったり、遊技機の裏面に配設される各種制御装置や裏機構部品の取付が困難となってしまったり等の課題も生じていた。
このような問題は、遊技盤の後方に画像表示装置を配置することから生じているので、個別に構成した遊技盤と画像表示装置の装着位置を異ならせて、遊技盤と画像表示装置が共に遊技機の前面に臨む構造とする方法も考えられるが、そのためには、画像表示装置を別途配設するスペースを確保するために遊技盤のサイズを小さくせざるを得ず、その分だけ遊技領域が従来よりも狭くなってしまう。すなわち、遊技領域が狭くなると、遊技球の流下態様が単調となってしまう上に、遊技球の流下時間も短くなり、弾球遊技本来の興趣が損なわれ、遊技機として提供することが困難である。
そこで、本発明は、画像表示装置を本体側に残して継続使用できる構造で、遊技盤の遊技領域が狭くなっても、遊技球の流下態様が単調にならず、遊技球の流下時間も長くでき、弾球遊技本来の興趣を損なうことのない遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、前面枠の下方部には、表示面を前方上向きに傾斜させて画像表示装置を配設し、該画像表示装置の上方には、識別図柄を変動表示する変動表示ゲームの始動条件を発生させる始動入賞口と、該変動表示ゲームの結果に関連して開放される変動入賞装置と、を備える遊技領域が形成された遊技盤を配設した遊技機であって、前記遊技盤の少なくとも遊技領域前方を被覆して、遊技球が前方へこぼれ落ちることなく遊技領域を流下可能にするクリア部材と、前記遊技領域を流下する遊技球を、該遊技領域の左右へ誘導可能な流下誘導部材と、を備え、前記クリア部材には遊技球が通過可能な導入口を形成すると共に、該導入口よりも下方位置に遊技球が通過可能な複数の導出口を形成し、前記複数の導出口には、前記遊技領域の中央から隔たった側方に形成される導出口が含まれるとともに、前記始動入賞口及び前記変動入賞装置の上方に形成される導出口が含まれ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記導入口からクリア部材の前面側へ導入すると共に、該導入した遊技球をクリア部材の前面側で流下させて前記複数の導出口の何れかからクリア部材の裏面側へ導出し、前記遊技領域へ再流下させる前方流下部形成手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記前方流下部形成手段は、前記導入口から導入した遊技球を複数の導出口の何れかへ振り分けて流下させる分岐流路を形成するようにしたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項2に記載の遊技機において、前記導出口に対向する遊技領域には、該導出口から該遊技領域に向けて導出された遊技球を受け止めて、該遊技領域の下方に向けて誘導する誘導凹部を備える誘導部材を設けたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記請求項3に記載の遊技機において、前記前面枠に対して開閉可能に軸着された前面開閉枠によってクリア部材を保持するものとし、該クリア部材に前記前方流下部形成手段を設け、前記導入口に対向する遊技領域には、上方から流下してきた遊技球を受け止めて前記導入口に向けて誘導する補助ガイド部材を備える誘導部材を設け、前記補助ガイド部材は、付勢部材によって前後動可能に前方へ突出した状態に維持され、前記前面開閉枠が閉止されると、前記クリア部材の裏面側へ当着するようにしたことを特徴とする
また、請求項に係る発明は、前記請求項1〜請求項の何れか1項に記載の遊技機において、前記前面枠に対して開閉可能に一側方が軸着された前面開閉枠によって第1のクリア部材を保持すると共に、該第1のクリア部材よりも後方に配置されて前記クリア部材を構成する第2のクリア部材を備えるクリア部材ユニットの下縁を前記画像表示装置の上端近傍に設けられる回動軸にて開閉可能に軸着し、前記クリア部材ユニットに前記前方流下部形成手段を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、前記遊技盤の少なくとも遊技領域前方を被覆して、遊技球が前方へこぼれ落ちることなく遊技領域を流下可能にするクリア部材と、前記遊技領域を流下する遊技球を、該遊技領域の左右へ誘導可能な流下誘導部材と、を備え、前記クリア部材には遊技球が通過可能な導入口を形成すると共に、該導入口よりも下方位置に遊技球が通過可能な複数の導出口を形成し、前記複数の導出口には、前記遊技領域の中央から隔たった側方に形成される導出口が含まれるとともに、前記始動入賞口及び前記変動入賞装置の上方に形成される導出口が含まれ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記導入口からクリア部材の前面側へ導入すると共に、該導入した遊技球をクリア部材の前面側で流下させて前記複数の導出口の何れかからクリア部材の裏面側へ導出し、前記遊技領域へ再流下させる前方流下部形成手段を備えたので、遊技領域が小さくなっても遊技球の流下時間を延ばすことができるし、従来にない斬新な流下態様を実現できることから、弾球遊技本来の興趣を高めることができる。しかも、前方流下部形成手段へ導入された遊技球が導出口から遊技領域へ戻されると、遊技領域の側方へ出たり、始動入賞口や変動入賞装置の上方に出たりするので、遊技球が前方流下部形成手段を通過することで、遊技者に期待感を与えることができる。
また、請求項2に係る遊技機によれば、前記前方流下部形成手段は、前記導入口から導入した遊技球を複数の導出口の何れかへ振り分けて流下させる分岐流路を形成するようにしたので、分岐流路による遊技球の分岐により、前方流下部形成手段へ導入された遊技球が何れの導出口から遊技領域へ戻されるかという期待感を遊技者に与えることができる。
また、請求項3に係る遊技機によれば、前記導出口に対向する遊技領域には、該導出口から該遊技領域に向けて導出された遊技球を受け止めて、該遊技領域の下方に向けて誘導する誘導凹部を備える誘導部材を設けたので、導出口から導出された遊技球が遊技盤面に強く衝突して不具合が生じたり、遊技盤面に衝突した遊技球が跳ね返ってクリア部材を傷つけたり、他の遊技球とぶつかって流下態様に影響を生じたりすることを効果的に防止できる。
また、請求項4に係る遊技機によれば、前記前面枠に対して開閉可能に軸着された前面開閉枠によってクリア部材を保持するものとし、該クリア部材に前記前方流下部形成手段を設け、前記導入口に対向する遊技領域には、上方から流下してきた遊技球を受け止めて前記導入口に向けて誘導する補助ガイド部材を備える誘導部材を設け、前記補助ガイド部材は、付勢部材によって前後動可能に前方へ突出した状態に維持され、前記前面開閉枠が閉止されると、前記クリア部材の裏面側へ当着するようにしたので、誘導部材が付勢部材によってクリア部材の裏面へ押圧されて隙間が生じることを防ぎ、遊技球を容易に導入口へ導入することが可能となり、前方流下部形成手段を効率的に活用して、斬新な遊技球の流下態様を遊技者に見せることができる
また、請求項に係る遊技機によれば、前記前面枠に対して開閉可能に一側方が軸着された前面開閉枠によって第1のクリア部材を保持すると共に、該第1のクリア部材よりも後方に配置されて前記クリア部材を構成する第2のクリア部材を備えるクリア部材ユニットの下縁を前記画像表示装置の上端近傍に設けられる回動軸にて開閉可能に軸着し、前記クリア部材ユニットに前記前方流下部形成手段を設けたので、前面開閉枠の軸着方向とクリア部材ユニットの軸着方向を異ならせることで、遊技盤の遊技領域にコンタクトするためには、前面開閉枠の開放角度を大きくしてクリア部材ユニットを開放させなければならず、近隣の遊技機で遊技を行っている遊技者や店内を巡回している遊技店員等に気付かれることなく、遊技領域にコンタクトすることが困難であるため、そのような不正行為を抑制できる。しかも、クリア部材ユニットを開放状態に変換した際には、傾斜状に配設されている画像表示装置の上方空間をクリア部材ユニットがちょうど覆う状態となるので、遊技盤を開放して行うメンテナンス中に、遊技領域から遊技球が落下しても、クリア部材ユニットによって受け止められ、画像表示装置に遊技球が衝接して傷つけてしまうような事態を効果的に抑制できる。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すのは、弾球遊技を行える遊技機1の前面側俯瞰斜視図である。本実施形態として示す遊技機1には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、遊技機1の一側方には、プリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加した球貸ユニット(図示を省略)を設け、球貸ユニットで借り受けた遊技球を用いて遊技機1で遊技を行えるようにした。なお、球貸ユニットが備える機能の全部もしくは一部を遊技機1に付加し、遊技機1から遊技球を貸し出すようにしても良い。
遊技機1は、額縁状の本体枠2の前面側に各種の遊技機能部が設けられた前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3には遊技の主たる機能が設けられる。この前面枠3に開閉自在に設けた前面開閉枠4は、ガラス板や合成樹脂板等で形成した第1クリア部材41およびその後方に配置される第2クリア部材42を保持すると共に、遊技に供する遊技球を貯留しておく遊技球貯留皿43を備える。なお、第2クリア部材42は、ホルダ部材44によって第1クリア部材41との間に適宜な離隔空部を隔てて保持される。また、前面開閉枠4には、振動センサ45を設けてあり、遊技客が乱暴に叩いたり、不正に前面開閉枠4が開放されたりすると、その状態を振動センサ45で検知できるので、遊技店の管理コンピュータや遊技店員に報知したり、強制的に遊技を停止したりする。
前面枠3と前面開閉枠4は、同一側にて軸着してあり、図2は、前面開閉枠4を前面枠3から開放した状態を示す。前面開閉枠4に保持された第2クリア部材42の後方には略半円形状の遊技領域5aを形成した遊技盤5が配置され、該遊技盤5の下方には、比較的大型の液晶表示器を備える画像表示装置6を配置してある。
画像表示装置6は、表示面となる表示パネル61を前方上向きに傾斜させて配置することで、遊技客が表示面を見易いようにすると共に、表示パネル61の左右両側にスピーカ62を設けて、映像表示に加えて、様々な効果音や音声を出力し、遊技上の演出効果を一層高めるものである。また、表示パネル61には、種々の表示を行うことができるが、実際の遊技に際しては、数字や記号などの識別図柄を変動表示させて行う図柄変動表示ゲームに用いる図柄変動表示領域61aや、遊技進行に即した種々の演出表示を行う演出表示領域61bにて、適宜な表示を行う(図3を参照)。
上記遊技盤5は、前面枠3側に着脱可能な状態で配置されるもので、例えば、任意形状の区画部材51によって遊技領域5aが区画形成される。例えば、遊技者が操作ハンドル31を操作することで遊技球貯留皿43に貯留された遊技球が取り込まれ、図示を省略した発射装置により発射されて遊技領域5aの上部適所へ流入し、下方へと自然流下して行くものである。なお、前面開閉枠4を閉止すると、遊技盤5の前方(少なくとも、遊技領域5aの前方)を第2クリア部材42が被覆して、遊技球が前方へこぼれ落ちることなく遊技領域5aを流下できるようになる。
また、遊技領域5aには、種々の遊技装置(例えば、普図始動ゲート52,始動入賞口53,普通電動役物54,第1変動入賞装置55a,第2変動入賞装置55bなど)や遊技球の流下方向に影響を与えて流下方向を変更させる流下方向変更部材(例えば、釘や風車など)を適宜に設けてある。また、遊技領域5aの最も下流となる部位にはアウト口56を設け、何れの入賞領域にも入賞しなかった遊技球をアウト口56より取り込む。
さらに、遊技領域5aの略中央上部には、例えば、上向きの弧状板材よりなる鎧部材57を設けてあり、この鎧部材57の上面に当たった遊技球は、その衝接面の彎曲状態に応じて左右何れかへ遊技球を流下させる。この鎧部材57の適所(例えば、最頂部)上面には、窪み状の誘導部57aを設けてあり、この誘導部57aは前方に向って緩やかに下り傾斜する前方誘導面となっているので、この誘導部57aに至った遊技球は遊技盤5の前方へ誘導され易い。
上記のような遊技盤5を備える遊技機1での遊技内容は特に限定されるものではないが、例えば、普図始動ゲート52に対して遊技球が通過入賞すると、普通図柄変動表示ゲームが行われ、この普通図柄変動表示ゲームの結果が当りであった場合には、普通電動役物54が閉止状態(左右一対の羽根部材が上方に起立して内部の始動入賞領域に遊技球を受入れない状態)から開放状態(左右一対の羽根部材が互いに離隔する方向に傾動して内部の始動入賞領域に遊技球を受入れ易い状態)に変換し、この普通電動役物54または始動入賞口53へ遊技球が入賞すると、特別図柄変動表示ゲームが行われ、特別図柄変動表示ゲームの結果が当りであった場合には、第1変動入賞装置55aまたは第2変動入賞装置55bが所定のタイミングで開放される特別遊技が行われる。
一方、上述した遊技盤5の前面側に配置される第2クリア部材42は、成型および加工が容易な合成樹脂等の素材で形成するもので、例えば、遊技盤5の遊技領域5aの前面側に位置する遊技領域前方配置部42aと、その下方に連なって屈曲し、画像表示装置6の前面側傾斜に沿った傾斜面となる表示装置前方配置部42bを有する。そして、第2クリア部材42の遊技領域前方配置部42aにおける略中央上部には、遊技球が第2クリア部材42の裏面から前面側へ通過可能な開口形状の導入口421を開設し、この導入口421よりも適宜下方には、遊技球が第2クリア部材42の前面から裏面側へ通過可能な開口形状の第1導出口422a,第2導出口422b,第3導出口422cをほぼ横並びに開設してある。
上述した構成の第2クリア部材42を有する前面開閉枠4を前面枠3に閉止すると、第2クリア部材42に開設した導入口421は、遊技盤5の鎧部材57における誘導部57aの前面側に位置し(図3を参照)、誘導部57aの機能により遊技盤5の前方へ誘導された遊技球は、導入口421から第2クリア部材42の前面側(第1クリア部材41と第2クリア部材42との間に生ずる空隙部内)へ誘導される。すなわち、誘導部57aを備える鎧部材57は「上方から流下してきた遊技球を受け止めて導入口に向けて誘導する誘導部材」として機能する。なお、遊技領域5aに格別な誘導部材を設けずに、障害釘の配設位置や角度を適宜に調整することで、遊技球が第2クリア部材42の導入口421へ導入されるようにしても良い。或いは、遊技盤5の表面から突出することで流下してきた遊技球を導入口421に向けて誘導可能となる誘導状態と、後方に退避することで流下してきた遊技球を導入口421に向けて誘導困難あるいは誘導不能となる非誘導状態とに変換可能な誘導部材を設け、所定のタイミングで誘導部材を誘導状態あるいは非誘導状態に変換することにより、導入口421への遊技球導入状況を変化させるようにしても良い。
また、前面開閉枠4を前面枠3に閉止すると、第2クリア部材42に開設した第1導出口422aは、遊技盤5の第1変動入賞装置5aの上方近傍に位置し、第2導出口422bは始動入賞口53の直上方に位置し、第3導出口422cは第2変動入賞装置5bの上方近傍に位置する。
しかして、本実施形態に係る遊技機1においては、第2クリア部材42の前面側へ導入した遊技球を自然流下させて第1〜第3導出口422a〜422cの何れかへ導く前方流下樋7を第2クリア部材42の前面側に設けてある(例えば、図4、図5(a1),(b1)を参照)。
この前方流下樋7は、例えば図4に示すように、導入口421より導入された遊技球を第1分岐部7aにおいて上部第1分岐流路71または上部第2分岐流路72の何れかに振り分けて流下させ、第1分岐流路71に振り分けられた遊技球は第2分岐部7bへ流下して行き、この第2分岐部7bにおいて下部第1分岐流路73または下部第2分岐流路74の何れかに振り分けられる。一方、第1分岐部7aにおいて第2分岐流路72に振り分けられた遊技球は第3分岐部7cへ流下して行き、この第3分岐部7cにおいて下部第3分岐流路75または下部第4分岐流路76の何れかに振り分けられる。
斯くして、下部第1分岐流路73に振り分けられた遊技球は第1導出口422aから第2クリア部材42の裏面側へ導出され、下部第2分岐流路74および下部第3分岐流路75に振り分けられた遊技球は第2導出口422bから第2クリア部材42の裏面側へ導出され、下部第4分岐流路76に振り分けられた遊技球は第3導出口422cから第2クリア部材42の裏面側へ導出され、遊技領域5aを再流下することとなる。
すなわち、本実施形態に係る遊技機1においては、「遊技領域を流下する遊技球を導入口からクリア部材の前面側へ導入すると共に、該導入した遊技球をクリア部材の前面側で流下させて導出口からクリア部材の裏面側へ導出し、遊技領域へ再流下させる前方流下部形成手段」として機能する前方流下樋7を第2クリア部材42の前面側に設けたので、画像表示装置6を遊技盤5の下方に配置し、前面枠3側に残して継続使用できる構造を採用することで、遊技領域5aが小さくなっても、遊技球の流下時間を延ばすことができるし、従来にない斬新な流下態様を実現できることから、弾球遊技本来の興趣を高めることができる。しかも、後方傾斜上に配置した画像表示装置6よりも後方に遊技盤5が配設されることから、第2クリア部材42における遊技領域前方配置部42aと第1クリア部材41との間に生ずる空間を有効利用して、前方流下樋を設けることができる。なお、この前方流下樋7も透明な合成樹脂等で形成することにより、遊技盤5の遊技領域5aに対する視認性を著しく損なうことがないようにすることが望ましい。
また、前方流下樋7は、一つの導入口421から導入された遊技球を複数の導出口422(例えば、第1〜第3導出口722a〜722c)の何れかへ振り分けて流下させるように、複数の分岐流路71〜76を形成したので、前方流下樋7へ導入された遊技球が何れの導出口422から遊技領域5aへ戻されるかという期待感を遊技者に与えることができる。
なお、前方流下樋7における第1分岐部7aでは、上部第1分岐流路71と上部第2分岐流路72が分岐する傾斜頂部を略中央に位置させることで、上部第1分岐流路71と第2分岐流路72への振分確率がほぼ均一になる構造とし、第2分岐部7bでは、下部第1分岐流路73と下部第2分岐流路74が分岐する傾斜頂部を第1導出口722a側に寄せて位置させることで、下部第1分岐流路73よりも下部第2分岐流路74への振分確率が高くなる構造とし、第3分岐部7cでは、下部第3分岐流路と下部第4流路が分岐する傾斜頂部を第2導出口422b側に寄せて位置させることで、下部第3分岐流路75よりも下部第4分岐流路76への振分確率が高くなる構造としたが、これに限定されるものではなく、第1〜第3導出口422a〜22cへの振分確率は任意に設定して構わないし、振分構造も遊技領域5aにおける障害釘のような障害突部を前方流下樋7の内部へ適宜に設けるようにしても構わない。
また、複数の導入口を設けておき、何れかの導入口から導入した遊技球を複数の導出口の何れかへ振り分ける構成としても構わないし、複数の導入口から導入された遊技球を一つの導出口へ導くような構成としても構わない。また、別個独立した複数の前方流下樋によって前方流下部形成手段を構成することで、遊技球が導入された導入口に応じて導出される可能性のある導出口を異ならしめるようにしても良い。また、前方流下部形成手段は、遊技球が流下可能な樋構造に限定されるものではなく、例えば、第1クリア部材41と第2クリア部材42と間に流路構成壁を設けて、遊技球の流下路を形成する様にしても良い。また、前面開閉枠4の側部に、内側に向けて発光する発光部材を設けておき、第1クリア部材41と第2クリア部材42との間に位置する前方流下樋7を発光装飾するようにしても良い。
上記のように、前方流下樋7を第2クリア部材42に設けることで、導入口421から導入された遊技球は、導出口422より後ろ向きに遊技領域5aへ戻されることとなり、遊技盤5の前面に当接することで、遊技盤5の表面が傷ついたり窪んだりする可能性がある。また、導出口422から導出されて遊技盤5の表面に強く衝突した遊技球が跳ね返って第2クリア部材42を傷つけてしまったり、他の遊技球とぶつかって流下態様に影響が生じたりすることを防止することが望ましい。そこで、各導出口422a〜422cに対応する部位に、球受けの機能と、受けた球を円滑に下方へ流下させる誘導機能を備えた部材を設ければ、このような不具合を回避できる。
例えば、図5(a1),(a2)に示すのは、後ろ向きに導出口422から導出された遊技球を受け止めて、下向きに流下させるように誘導する誘導部材81である。この誘導部材81は、遊技盤5の前面に固着する固着板81aの略中央に誘導凹部81bを備えるものである。誘導部材81の誘導凹部81bに当接した遊技球は、その曲面に沿って下向きに流下方向が誘導され、例えば、誘導部材81の直下方に位置させた始動入賞口53へ高い確率で入賞させることができる。
また、図5(b1),(b2)に示すのは、後ろ向きに導出口422から導出された遊技球を受け止めて、下向きに流下させるように誘導するか、奥側の入賞領域へ誘導する誘導部材82である。この誘導部材82は、遊技盤5の前面に固着する固着板82aの略中央に後方へ窪む入賞凹室82bを備え、また、この入賞凹室82bの底壁には、前方に向って傾斜する曲面状の誘導凹部82cを設けたものである。導出口422から勢い良く飛び出した遊技球は、入賞凹室82bの奥へ到達して入賞球として処理され、一方、勢いの弱かった遊技球は入賞凹室82bの奥まで到達できずに入賞凹室82bの底壁に落ち、誘導凹部82bの曲面に沿って下向きに流下方向が誘導され、例えは、誘導部材82の直下方に位置させた始動入賞口53へ高い確率で入賞させることができる。なお、入賞凹室82bから奥へ招じ入れられた遊技球を始動入賞球検出用のセンサで検出する構成とすれば、誘導部材82の入賞凹室82bは始動入賞口となる。
上記鎧部57は、遊技盤5の遊技領域5aに固定配置するものであることから、前面開閉枠4を適正状態に閉止したとしても、第2クリア部材42の導入口421と誘導部57aとの間に隙間が生ずる可能性があり、ここに遊技球が嵌まって球止まりを生じてしまうといった不具合が考えられる。そこで、図(a1),(a2)に示す鎧部57′においては、前後動自在な補助ガイド部材57bを誘導部57aの下方に設け、常時は付勢部材によって鎧部57′の前方端縁よりも前側に突出した状態を維持する補助ガイド部材57bが、前面開閉枠4を閉止する際に第2クリア部材42の裏面適所(特に、導入口421の開口縁における下部)に押圧されて後方へ押し込まれて行き、前面開閉枠4が適正に閉止されたときには、第2クリア部材42の導入口421と誘導部57aとの間に生ずる隙間を補助ガイド部材57bがちょうど閉塞した状態となるようにした。また、図6(b)に示す鎧部57″のように、突状誘導部57cを設け、前面開閉枠4が適正に閉止されたときには、第2クリア部材42の導入口421内へ突状誘導部57cの前端部が適宜挿入された状態となるようにし、突状誘導部57cによって導入口421を円滑に通過させるようにしても良い。
また、上述した第2クリア部材42に開設する第1〜第3導出口422a〜422cは、その開口領域をある程度絞ることで、各導出口422a〜422cの何れかより導出された遊技球の流下態様を予測し易い構成としたが、この構成に限らず、導出口422から導出された遊技球の流下態様を予測しがたいものとしても良い。例えば、図7に示す第2クリア部材42′は、一つの導入口421と横長の導出口222′を備えるもので、第2クリア部材42′の前面側に設ける前方流下部形成手段は、導入口421から導入された遊技球を左右に振り分けるように2分岐する第2構成例の前方流下樋7′および導出口222′の横幅にほぼ等しい球転動ステージ77を設けたものである。なお、球転動ステージ77は、後方に向って若干下り傾斜させてあり、この球転動ステージ77に至った遊技球は導出口222′から遊技領域5aへ戻ることとなる。
斯く構成した前方流下部形成手段によれば、導入口421から導入された遊技球は、前方流下樋7′における左右何れの球流路を通っても、必ず導出口222′から遊技領域5aへ導出されるものの、球転動ステージ77を転動するときの流下勢や偶発性に応じて、導出口222′のどの位置から遊技領域5aへ導出されるか予測できないので、遊技球の転動態様により興趣を高めることができる。なお、球転動ステージ77の後端縁における略中央部には始動入賞誘導凹部77aを設けてあり、この始動入賞誘導凹部77aに誘導されて遊技領域5aに戻った遊技球は、その直下方に位置する始動入賞口53へ高い確率で入賞できるようにし、球転動ステージ77における遊技球の転動態様で遊技者の期待感を高めるものとした。
また、図8に示す前方流下部形成手段としての前方流下樋7″は、第2クリア部材42の導入口421から導入された遊技球を分岐部まで導く上部導入流路781と、この上部導入流路781の流下端で前方に分岐する前方分岐流路782と、上部導入流路781の流下端で後方に分岐する後方分岐流路783と、前方分岐流路782および後方分岐流路783の流下端より遊技球を受け入れて導出口422へ導き出す下部導出流路784から構成した。すなわち、この第3構成例の前方流下樋7″では、前後方向に流路を分岐させるのである。
そして、前方流下樋7″の後方分岐流路783内には、減衰凸部783aを適宜に設けてあり、後方分岐流路783を流下する遊技球は、減衰凸部783aに当たって落下勢が減衰されるので、前方分岐流路782を流下して下部導出流路784に到った遊技球と比べて、その流下勢は弱い。しかも、前方分岐流路782より流下してきた遊技球は、後方に向って下り傾斜する下部導出流路784の上流側から導出口422に向って流下することで、流下勢は更に強くなるので、前方分岐流路782を通った遊技球は導出口422より勢いよく後方へ飛び出す。これに対して、後方分岐流路78を通った遊技球は、弱い流下勢で導出口422より後方へ落ちて行く。
而して、遊技盤5における導出口422の後方に設けた誘導部材83は、遊技盤5の前面に固着する固着板83aの略中央に後方へ窪む入賞凹室83bを備え、また、この入賞凹室83bの底壁には、前方に向って下り傾斜する傾斜面と後方に向って下り傾斜する傾斜面が分岐する入賞分岐凸部83cを設けてあり、導出口422から勢い良く飛び出した遊技球は、入賞分岐凸部83cを超えて入賞凹室83bの奥へ到達して入賞球として処理され(図8(b)中の矢印Aを参照)、一方、勢いの弱かった遊技球は入賞分岐凸部83cを越えられずに、入賞凹室83bの前端開口から出て(図8(b)中の矢印Bを参照)、遊技領域5aを下方へ再流下することとなる。なお、入賞凹室83bから奥へ招じ入れられた遊技球を始動入賞球検出用のセンサで検出する構成とすれば、誘導部材83の入賞凹室83bは始動入賞口となる。
従って、上述した前方流下樋7″と誘導部材83を用いれば、導入口421から導入された遊技球が、前方流下樋7″における前方分岐流路782を通って導出口422から導出された場合と、後方分岐流路783を通って導出口422から導出された場合とで、誘導部材83の入賞凹室83bへ入賞する確率を異ならしめることができるので、前方流下樋7″内における遊技球の分岐態様(前方分岐流路782へ振り分けられるか、後方分岐流路783へ振り分けられるか)で遊技者の期待感を効果的に高めることが可能となる。
上述した前方流下部形成手段は、何れも前面開閉枠4により保持される第2クリア部材42の前面側に設ける構成としたが、この構成に限定されるものではない。例えば、図9に示す第2実施形態に係る遊技機1′は、前面枠3′に対して開閉可能に一側方が軸着された前面開閉枠4′によって第1クリア部材41を保持する点は同じであるが、遊技盤5の遊技領域5a前方を被覆するように配置されるクリア部材ユニット9のクリア部材ホルダ91により第2クリア部材92を保持し、この第2クリア部材92に前方流下部形成手段を設け、導入口921より導入された遊技球を第1導出口922a,第2導出口922b,第3導出口922cの何れかより導出するのである。
なお、クリア部材ユニット9は、クリア部材ホルダ91の下縁に設けた軸着部91aによって前面枠3へ傾動自在に軸着したもので、遊技盤5の遊技領域5a前面側に起立した閉止状態と、遊技盤5の下縁から前傾させた開放状態とに変換することで、第2クリア部材92で遊技領域5aの前方を被覆したり、遊技領域5aの前方を開放したりできる。すなわち、このクリア部材ユニット9は、前面開閉枠4′とは別体に構成してあるので、前面開閉枠4′が激しく叩かれた場合でも、その振動がクリア部材ユニット9に伝わり難いので、前方流下部形成手段に導入された遊技球の流下状態を変更させるような不正行為を回避できる。また、前面開閉枠4′とは別体に設けることで、第2クリア部材92に設ける前方流下部形成手段の自由度が高まり、前述した前方流下樋7,7′,7″と同様な構造は勿論、一層多彩な構造の前方流下部を形成することが可能となる。
また、前面枠3′に対する前面開閉枠4′の軸着方向は略鉛直方向であるのに対して、クリア部材ユニット9の軸着方向は略水平方向とし、両者の軸着方向を異ならせたので、遊技盤5の遊技領域5aに設けた各種遊技装置やセンサに対する不正行為防止に効果がある。例えば、前面開閉枠4′を開放されても、遊技領域5aにコンタクトするためにはクリア部材ユニット9を更に開放しなければならず、前面開閉枠4′と軸着方向が異なるクリア部材ユニット9を或る程度開くためには、それだけ前面開閉枠4′の開放角度を大きくしなければならず、近隣の遊技機で遊技を行っている遊技者や店内を巡回している遊技店員等に気付かれることなく、遊技領域5aにコンタクトすることが困難であるため、そのような不正行為を抑制できるのである。
しかも、クリア部材ユニット9の軸着部91aは、遊技盤5の下縁近傍であると共に、画像表示装置6の上縁近傍に位置するので、クリア部材ユニット9を開放状態に変換した際には、傾斜状に配設されている画像表示装置6の上方空間をクリア部材ユニット9がちょうど覆う状態となるので、遊技盤5を開放して行うメンテナンス中に、遊技領域5aから遊技球が落下しても、クリア部材ユニット9によって受け止められ、画像表示装置6に遊技球が衝接して傷つけてしまうような事態を効果的に抑制できる。なお、クリア部材ユニット9を前面枠3′に取り付ける場合、遊技盤5に対する取付位置を規制する部材を設けておき、遊技盤5側の配置構造(例えば、鍔部材57、始動入賞口53等)に対して導入口921,第1〜第3導出口922a〜922cの適正な位置決めがなされるように設定しておくことが望ましい。なお、クリア部材ユニット9を遊技盤5に直接軸着しておけば、両者の位置合わせを厳密に設定し易いという利点がある。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の前面側斜視図である。 前面開閉枠を開放した状態の前面側斜視図である。 遊技盤と画像表示装置の正面図である。 第1構成例に係る流路形成樋の概略説明図である。 導出口に対応さえて設ける誘導部材の構成説明図である。 導入口への誘導構造説明図である。 第2構成例に係る流路形成樋の概略説明図である。 第3構成例に係る流路形成樋の概略説明図である。 前面開閉枠およびクリア部材ユニットを開放した状態の第2実施形態に係る遊技機の前面側斜視図である。
1 遊技機
3 前面枠
4 前面開閉枠
42 第2クリア部材
421 導入口
422a〜422c 第1〜第3導出口
5 遊技盤
5a 遊技領域
6 画像表示装置
7 前方流下樋

Claims (5)

  1. 前面枠の下方部には、表示面を前方上向きに傾斜させて画像表示装置を配設し、該画像表示装置の上方には、識別図柄を変動表示する変動表示ゲームの始動条件を発生させる始動入賞口と、該変動表示ゲームの結果に関連して開放される変動入賞装置と、を備える遊技領域が形成された遊技盤を配設した遊技機であって、
    前記遊技盤の少なくとも遊技領域前方を被覆して、遊技球が前方へこぼれ落ちることなく遊技領域を流下可能にするクリア部材と、
    前記遊技領域を流下する遊技球を、該遊技領域の左右へ誘導可能な流下誘導部材と、
    を備え、
    前記クリア部材には遊技球が通過可能な導入口を形成すると共に、該導入口よりも下方位置に遊技球が通過可能な複数の導出口を形成し、
    前記複数の導出口には、前記遊技領域の中央から隔たった側方に形成される導出口が含まれるとともに、前記始動入賞口及び前記変動入賞装置の上方に形成される導出口が含まれ、
    前記遊技領域を流下する遊技球を前記導入口からクリア部材の前面側へ導入すると共に、該導入した遊技球をクリア部材の前面側で流下させて前記複数の導出口の何れかからクリア部材の裏面側へ導出し、前記遊技領域へ再流下させる前方流下部形成手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 記前方流下部形成手段は、前記導入口から導入した遊技球を複数の導出口の何れかへ振り分けて流下させる分岐流路を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記導出口に対向する遊技領域には、該導出口から該遊技領域に向けて導出された遊技球を受け止めて、該遊技領域の下方に向けて誘導する誘導凹部を備える誘導部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記前面枠に対して開閉可能に軸着された前面開閉枠によってクリア部材を保持するものとし、該クリア部材に前記前方流下部形成手段を設け、
    前記導入口に対向する遊技領域には、上方から流下してきた遊技球を受け止めて前記導入口に向けて誘導する補助ガイド部材を備える誘導部材を設け
    前記補助ガイド部材は、付勢部材によって前後動可能に前方へ突出した状態に維持され、前記前面開閉枠が閉止されると、前記クリア部材の裏面側へ当着するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記前面枠に対して開閉可能に一側方が軸着された前面開閉枠によって第1のクリア部材を保持すると共に、該第1のクリア部材よりも後方に配置されて前記クリア部材を構成する第2のクリア部材を備えるクリア部材ユニットの下縁を前記画像表示装置の上端近傍に設けられる回動軸にて開閉可能に軸着し、前記クリア部材ユニットに前記前方流下部形成手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の遊技機
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