JP2008043460A - 遊技球誘導装置及びパチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】パチンコ遊技機の遊技球誘導装置のステージ部における新たな誘導態様を提供することで遊技者に対して興趣のある遊技を提供する。
【解決手段】ステージ部31は、遊技領域の左右方向に延びる第1遊技球揺動通路32と、第1遊技球揺動通路32より遊技盤3の盤面に対して前方で、且つ、第1遊技球揺動通路32の下方に配置された第2遊技球揺動通路33と、第2遊技球揺動通路33を後方から前方に跨いで配置され第1遊技球揺動通路32上の遊技球を上始動口13の上方へ落下させる第1遊技球誘導通路35と、第2遊技球揺動通路33の下方に配置され第2遊技球揺動通路33上の遊技球を上始動口13の上方へ落下させる第2遊技球誘導通路34とを備えるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明はパチンコ遊技機等に設けられる遊技球誘導装置に関するものである。
従来より、特定入賞口に遊技球が入る度に、液晶表示装置などの図柄表示装置により複数種類の図柄が表示され、表示図柄が所定図柄で停止すると大当たり状態になるパチンコ遊技機が知られている。この種のパチンコ遊技機には、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球の流下態様を面白くし、かつ遊技領域に配設された特定入賞口、例えば図柄表示装置の変動契機である始動口に遊技球を誘導することを目的としてワープ式誘導装置と呼ばれる遊技球誘導装置が設けられている。
遊技球誘導装置は、図柄表示装置を囲む飾り枠を兼ねた構造になっており、遊技球が入る遊技球入口と、遊技球入口から入球した遊技球を誘導する複数の遊技球誘導通路と、遊技球誘導通路からの遊技球を一旦受けた後、前縁部から落下させるステージ部と、を備えている。ステージ部は、前記始動口の上方に位置しており、ここから遊技球を落下させることで、前記始動口に入球しやすくしたり、入球しそうな状態を頻繁に作り出したりすることができる。
なお、先行文献として特許文献1、2等には、ステージ部における遊技球の流下態様の多様化を図ることにより遊技性を高めるようにしたパチンコ遊技機の遊技球誘導装置が開示されている。
特開2003−225383公報 特開2005−152204公報
上記のように従来からパチンコ遊技機では、遊技球誘導装置のステージ部において遊技球の誘導態様の多様化を図ることで、遊技者に対して興趣のある遊技を提供するようにしていたが、遊技球誘導装置における遊技球の誘導態様は、遊技者が目にする時間が長く飽きられ易いため、新たな誘導態様は常に求められていた。
そこで、本発明は上記した点を鑑みてなされたものであり、パチンコ遊技機の遊技球誘導装置のステージ部における新たな誘導態様を提供することで、遊技者に対して興趣のある遊技を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技盤の遊技領域に発射された遊技球が入る遊技球入口と、該遊技球入口より下方の位置に配置された遊技球出口と、前記遊技球入口と前記遊技球出口とを繋ぐ誘導通路と、前記遊技領域に配置された特定入賞口と、該特定入賞口の上方に配置され前記遊技球出口からの遊技球を一旦受けた後で落下させるステージ部と、を備えた遊技球誘導装置において、前記ステージ部は、前記遊技領域の左右方向に延びる第1遊技球揺動通路と、該第1遊技球揺動通路より前記遊技盤面に対して前方で且つ前記第1遊技球揺動通路の下方に配置された第2遊技球揺動通路と、該第2遊技球揺動通路上を後方から前方に跨いで配置され前記第1遊技球揺動通路上の遊技球を前記特定入賞口の上方へ落下させる第1遊技球誘導通路と、前記第2遊技球揺動通路の下方に配置され前記第2遊技球揺動通路上の遊技球を前記特定入賞口の上方へ落下させる第2遊技球誘導通路と、を備えることを特徴とする。
また本発明の遊技球誘導装置は、前記第1遊技球揺動通路に前記第1遊技球誘導通路に遊技球を誘導する第1誘導面と、前記第2遊技球揺動通路に遊技球を誘導する第2誘導面と、を有し、前記第2遊技球揺動通路に前記第2遊技球誘導通路に遊技球を誘導する第3誘導面と、前記第2遊技球誘導通路以外の領域に遊技球を誘導する第4誘導面と、を有することを特徴とする。
また本発明の遊技球誘導装置は、前記第1及び第2遊技球誘導通路には遊技球を前記特定入賞口に誘導するための2本の誘導溝が形成されていることを特徴とする。
また本発明の遊技球誘導装置は、前記第1遊技球誘導通路には前記第2遊技球揺動通路上の遊技球を視認するためのスリット部を有することを特徴とする。
また本発明の遊技球誘導装置は、前記第1遊技球誘導通路は、透明部材により構成されていることを特徴とする。
また本発明のパチンコ遊技機は、本発明の遊技球誘導装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ステージ部に、第1及び第2遊技球揺動通路と、第2遊技球揺動通路を跨ぐように配置され第1遊技球揺動通路上の遊技球を特定入賞口の上方へ落下させる第1遊技球誘導通路と、第2遊技球揺動通路の下方に配置され第2遊技球揺動通路上の遊技球を特定入賞口の上方へ落下させる第2遊技球誘導通路とを設けたことで、複数の遊技球誘導経路を形成することが可能になるので遊技者に対して興趣のある遊技を提供することが可能になる。
特に、本発明では特定入賞口への入賞確率が高い遊技球の誘導経路として、第1遊技球揺動通路から遊技球を誘導する第1遊技球誘導通路と、第2遊技球揺動通路から遊技球を誘導する第2遊技球誘導通路とを設けたことで、遊技球誘導装置のステージ部における遊技球の流れが遊技者の興趣を高め、遊技者に飽きのこないゲーム性を提供することができる。
また本発明では第1及び第2遊技球誘導通路には遊技球を所定位置へ誘導するための2本の誘導溝を夫々形成したことで特定入賞口への遊技球の入賞確率をより高めることができる。
さらに本発明では、第2遊技球揺動通路を跨ぐように配置した第1遊技球誘導通路にスリット部を形成したことで、遊技者はこのスリット部を介して第2遊技球揺動通路上の遊技球が誘導面により後方側の第2遊技球誘導通路へと導かれて行く様子を視認することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。
図1に示すパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。受け皿部4と発射レバー5との間の前面下部板6には遊技機用ボタンスイッチや、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部4内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタンが設けられている。
図2は、遊技盤3の一例を示した正面図であり、この図2に示す遊技盤3の遊技領域8の略中央には、図柄表示装置9と、本発明に係る遊技球誘導装置20が配置されている。なお、ここでの遊技領域は、遊技盤に設けられた遊技球を案内するための円弧状のレールの内側の領域を指すものとする。
図柄表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は、図示しない特別図柄画像が表示される。また特別遊技状態の時は特別遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
遊技球誘導装置20は、図柄表示装置9を囲む飾り枠を兼ねた構造になっており、その左右両側上部に遊技球入口21がそれぞれ形成されている。この遊技球入口21に入球した遊技球は、図柄表示装置9の両側に配置された図2には示していないワープ通路を通って図柄表示装置9の下部に配置されたステージ部31へと誘導され、ステージ部31において遊技球を一旦受けた後、ステージ部31の前縁部12から落下させるような構造となっている。ステージ部31の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可動入賞装置11が配置されており、ステージ部31から遊技球を落下させることで可動入賞装置11の上部に設けた上始動口13に遊技球を入球し易くしたり、或いは上始動口13へ入球しそうな状態を頻繁に作り出したりすることができる。なお、遊技球誘導装置20の詳細な構造は後述する。
また、図柄表示装置9の左右両側には、普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート14が設けられている。また可動入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口15が配置されている。
特定入賞口である可動入賞装置11は、遊技盤3の遊技領域8の略中央下部に配置され、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動口13と左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えて構成される。また遊技盤3には風車16や図示しない普通入賞口18、更には、その最下部にアウト口19等が設けられている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート14が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。この種のパチンコ遊技機ではゲート14を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可動入賞装置11に設けられた電動式チューリップ17から成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
また図柄表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当たり状態となるように構成されている。図柄表示装置9の特別図柄は、可動入賞装置11の上始動口13又は電動式チューリップ17の開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示しない)において遊技球を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合にリーチ状態が発生し、リーチ状態において有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当たり状態が発生する。なお、特別図柄としては数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
以下、図3〜図5を参照しながら本実施形態の遊技球誘導装置20の詳細な構造を説明する。図3(a)は本実施形態の遊技球誘導装置20の全体斜視図、図3(b)はステージ部31の分解斜視図である。また図4(a)は遊技球誘導装置20の飾り枠を含むステージ部31の平面図、図4(b)はステージ部31の正面図、図4(c)は左側面図、図4(d)は右側面図である。また図5はステージ部31の六面図であり、図5(a)はステージ部31の平面図、図5(b)は正面図、図5(c)は左側面図、図5(d)は右側面図、図5(e)は底面図、図5(f)は背面図である。
本実施形態の遊技球誘導装置20は、図3(a)に示す遊技球入口21から入球した遊技球が誘導装置の側面に形成されたワープ通路22を通って、その遊技球出口23からステージ部31へ排出される。
ステージ部31は、左右方向に延びる2本の遊技球揺動通路として遊技者から見て最も奥側(後方)に第1遊技球揺動通路32、その手前(前方)に第2遊技球揺動通路33を備えている。
第1遊技球揺動通路32は、その左右両側が中央部よりも高くなるように形成されていると共に、その左右両側から中央部にかけてそれぞれ緩やかに湾曲した弓状(凹状)をなすように構成されている。第1遊技球揺動通路32の左右両側から中央部にかけて形成された弓状面の最も低い位置には遊技球を遊技盤面の前方側(遊技者側)に誘導するための略半円状の誘導面(第2誘導面)32aがそれぞれ形成されている。また第1遊技球揺動通路32の中央部にも遊技球を遊技盤面の前方側に誘導するための略半円状の誘導面(第1誘導面)32bが形成されている。
第2遊技球揺動通路33もまた、上記第1遊技球揺動通路32と同様、左右両側が中央部よりも高くなるように形成されていると共に、その左右両側から中央部にかけてそれぞれ緩やかに湾曲した弓状をなすように構成されている。
さらに第2遊技球揺動通路33の左右両側から中央部にかけてそれぞれ形成された弓状面の最も低い位置には、遊技球を遊技盤面の前方側に誘導するための略半円状の誘導面(第4誘導面)33aが夫々形成されており、遊技球はこの誘導面33aの前縁から落下する。
また第2遊技球揺動通路33の中央部には遊技球を遊技盤面の後方側(奥側)に誘導するための略半円状の誘導面(第3誘導面)33bと、この誘導面33bの手前側に突起33cが設けられている。突起33cは遊技球を誘導面33bもしくは第2遊技球揺動通路33の左右両側に振り分けるように機能しており、これにより、遊技球が第2遊技球揺動通路33の中央部に滞留するのを防止している。
誘導面33bの後方には、図3(b)に示すような第2誘導通路34が配置されている。第2誘導通路34は、第2遊技球揺動通路33の誘導面33bにより後方側に誘導された遊技球を第2遊技球揺動通路33の下方を通って前方側へ誘導する誘導通路である。第2誘導通路34には遊技球を所定位置へと誘導するための2本の誘導溝34aが形成されている。このような第2誘導通路34では、遊技球を確実に前方側へ誘導するために、誘導溝34aには僅かな傾斜と段差が設けられている。
さらに本実施形態の遊技球誘導装置20においては、第1遊技球揺動通路32の誘導面32bの前方に、第2遊技球揺動通路33を後方から前方へ跨ぐようなブリッジ形状の透明部材または半透明部材からなる第1遊技球誘導通路35が配置されている。この第1遊技球誘導通路35上には、遊技球を所定位置へ誘導するための2本の誘導溝35aが形成されている。また第1遊技球誘導通路35の2本の誘導溝35a、35aの間にはスリット部35bが形成されており、遊技者は、透明部材または半透明部材の第1遊技球誘導通路35を透して、或いはスリット部35bを介して第2遊技球揺動通路33上の遊技球が誘導面33bにより後方側の第2遊技球誘導通路34へと導かれて行く様子を視認できるように構成されている。また第1遊技球誘導通路35の正面には、開口部35cが設けられており、この開口部35cを介して第2遊技球誘導通路34からの遊技球が落下する。
次に、上記したような本実施形態の遊技球誘導装置20のステージ部31における遊技球の流れを説明する。
図6(a)〜(c)は、本実施形態の遊技球誘導装置20のステージ部31における遊技球の流れの一例をそれぞれ示した図である。なお、ここでは、遊技球誘導装置20の遊技球入口21に入った遊技球がステージ部31の左側に配置された遊技球出口23から第1遊技球揺動通路32上に排出される場合を例に挙げて説明する。
先ず、図6(a)を用いて第1の遊技球経路を説明する。
図6(a)に示すように、ステージ部31の第1遊技球揺動通路32上の左側にワープ通路22の遊技球出口23より遊技球P1が排出されると、遊技球P1は第1遊技球揺動通路32上を左右に揺動する。
ここで、例えば遊技球がP2→P3→P4といった経路で揺動して第1遊技球揺動通路32上の中央部に設けられている誘導面32bにより捕捉されると、遊技球P4は第1遊技球誘導通路35上の2本の誘導溝35aによって遊技盤3の盤面の前方側へと誘導されてP5→P6を通って遊技盤3の盤面上に落下する。このとき、遊技球が落下する位置には、先に説明した可動入賞装置11の上始動口13が配置されている。従って、第1遊技球揺動通路32上の誘導面32bにより捕捉されて第1遊技球誘導通路35へと誘導された遊技球は可動入賞装置11の上始動口13又は電動式チューリップ17へ入賞する確率が高くなる。
次に、図6(b)を用いて第2の遊技球経路について説明する。
この場合も、図6(b)に示すように、ステージ部31の第1遊技球揺動通路32上の左側にワープ通路22の遊技球出口23より遊技球P1が排出されると、遊技球P1は第1遊技球揺動通路32上を左右に揺動する。ここで、例えば、遊技球がP2→P3→P4→P5といった経路で揺動して第1遊技球揺動通路32上の誘導面32aにより捕捉されると、遊技球P5は第2遊技球揺動通路33上へ落下する。すると落下した遊技球P5は、第2遊技球揺動通路33上を左右に揺動する。例えば遊技球がP6→P7→P8といった経路で揺動する。そして、第2遊技球揺動通路33上の中央部に形成された誘導面33bにより捕捉されると遊技球P8は第2遊技球揺動通路33の後方に配置された第2遊技球誘導通路34内の2本の誘導溝34aにより遊技盤3の盤面の前方側へと誘導され、P9→P10を通って開口部35cから落下する。この場合も遊技球が落下する位置には可動入賞装置11の上始動口13が配置されており、遊技球は可動入賞装置11の上始動口13又は電動式チューリップ17へ入賞する確率が高くなる。
次に、図6(c)を用いて第3の遊技球経路について説明する。なお、第1遊技球揺動通路32上における遊技球の流れは、図6(b)に示した第2の遊技球経路と同じなので説明は省略する。この場合、図6(c)に示すように、第1遊技球揺動通路32上の誘導面32aより第2遊技球揺動通路33上に落下した遊技球P5は、第2遊技球揺動通路33上をP6→P7といった経路で揺動する。そして、第2遊技球揺動通路33上の誘導面33aにより捕捉されると、遊技球P7は誘導面33aにより遊技盤3の前方側へと誘導されて遊技盤3の盤面上に落下する。この場合は遊技球が落下する位置には、可動入賞装置11の上始動口13が配置されていないことから遊技球が可動入賞装置11の上始動口13や電動式チューリップ17へ入賞する確率が低くなる。
なお、上記した第1及び第2第1遊技球揺動通路32、33上における遊技球の揺動態様はあくまでも一例であり、第1及び第2第1遊技球揺動通路32、33上に誘導されたときの遊技球の速度等によって第1及び第2第1遊技球揺動通路32、33上を複数回揺動した後、何れかの誘導面により捕捉されたり、或いは揺動することなく誘導面により捕捉されたりすることがあるのは言うまでもない。
また、本実施形態では、遊技球誘導装置20の遊技球入口21に入った遊技球がステージ部31の左側に配置されたワープ通路22の遊技球出口23から第1遊技球揺動通路32上に排出される場合を例に挙げて説明したが、遊技球入口21に入った遊技球がステージ部31の右側に配置されたワープ通路の遊技球出口から第1遊技球揺動通路32上に排出された場合も同様である。
このように本実施形態のパチンコ遊技機においては、遊技球誘導装置20における遊技球経路として、第1〜第3の遊技球誘導経路を形成したことで、遊技者に対して興趣のある遊技を提供することが可能になる。
特に、本実施形態では、特定入賞口である可動入賞装置11への入賞確率が高い遊技球の誘導経路として、第2遊技球揺動通路33から第2遊技球誘導通路34を通って可動入賞装置11へ遊技球を誘導する経路と、第1遊技球揺動通路32から第2遊技球揺動通路33を跨いで配置された第1遊技球誘導通路35を通って可動入賞装置11へ遊技球を誘導する経路と、を形成したことで、遊技球誘導装置20のステージ部における遊技球の流れが遊技者の興趣を高め、遊技者に飽きのこないゲーム性を提供することができる。
さらに、本実施形態の遊技球誘導装置20においては、第2遊技球誘導通路34、35には遊技球を所定位置へ誘導するための2本の誘導溝34a、35aが夫々形成されていることから、可動入賞装置11の上始動口13への遊技球の入賞確率を高めることができる。
さらにまた、本実施形態の遊技球誘導装置20においては、第2遊技球揺動通路33を跨いで配置した第1遊技球誘導通路35にスリット部35bを形成したことで、遊技者は透明部材または半透明部材の第1遊技球誘導通路35を透して、或いはスリット部35bを介して第2遊技球揺動通路33上の遊技球が誘導面33bにより後方側の第2遊技球誘導通路34へと導かれて行く様子を視認することができる。つまり、第2遊技球揺動通路33を跨いで配置した第1遊技球誘導通路35により第2遊技球揺動通路33上の遊技球の視認が邪魔されることがないため、遊技球誘導装置20における遊技者の興趣が損なわれるといったこともない。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図。 本実施形態の遊技盤3の一例を示した正面図。 (a)は本実施形態の遊技球誘導装置20の全体斜視図、(b)はステージ部31の分解斜視図。 (a)は遊技球誘導装置20の飾り枠を含むステージ部31の平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図。 (a)はステージ部31の平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は背面図。 (a)乃至(c)は本実施形態の遊技球誘導装置20のステージ部31における遊技球の流れの一例をそれぞれ示した図。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…受け皿部、5…発射レバー、8…遊技領域、10…普通図柄表示装置、11…可動入賞装置、13…上始動口、14…ゲート、15…大入賞口、16…風車、17…電動式チューリップ、18…普通入賞口、19…アウト口、20…遊技球誘導装置、21…遊技球入口、22…ワープ通路、23…遊技球出口、31…ステージ部、32…第1遊技球揺動通路、32a、32b、33a、33b…誘導面、33…第2遊技球揺動通路、34…第2遊技球誘導通路、34a、35a…誘導溝、35…第1遊技球誘導通路、35b…スリット部、35c…開口部

Claims (6)

  1. 遊技盤の遊技領域に発射された遊技球が入る遊技球入口と、該遊技球入口より下方の位置に配置された遊技球出口と、前記遊技球入口と前記遊技球出口とを繋ぐ誘導通路と、前記遊技領域に配置された特定入賞口と、該特定入賞口の上方に配置され前記遊技球出口からの遊技球を一旦受けた後で落下させるステージ部と、を備えた遊技球誘導装置において、
    前記ステージ部は、前記遊技領域の左右方向に延びる第1遊技球揺動通路と、該第1遊技球揺動通路より前記遊技盤面に対して前方で且つ前記第1遊技球揺動通路の下方に配置された第2遊技球揺動通路と、該第2遊技球揺動通路上を後方から前方に跨いで配置され前記第1遊技球揺動通路上の遊技球を前記特定入賞口の上方へ落下させる第1遊技球誘導通路と、前記第2遊技球揺動通路の下方に配置され前記第2遊技球揺動通路上の遊技球を前記特定入賞口の上方へ落下させる第2遊技球誘導通路と、を備えることを特徴とする遊技球誘導装置。
  2. 前記第1遊技球揺動通路は、前記第1遊技球誘導通路に遊技球を誘導する第1誘導面と、前記第2遊技球揺動通路に遊技球を誘導する第2誘導面と、を有し、前記第2遊技球揺動通路には前記第2遊技球誘導通路に遊技球を誘導する第3誘導面と、前記第2遊技球誘導通路以外の領域に遊技球を誘導する第4誘導面と、を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技球誘導装置。
  3. 前記第1及び第2遊技球誘導通路には遊技球を前記特定入賞口に誘導するための2本の誘導溝が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技球誘導装置。
  4. 前記第1遊技球誘導通路は、前記第2遊技球揺動通路上の遊技球を視認するためのスリット部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の遊技球誘導装置。
  5. 前記第1遊技球誘導通路は、透明部材により構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の遊技球誘導装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の遊技球誘導装置を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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