JP4360685B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ機においては、図柄等を表示する表示装置が遊技盤のほぼ中央に設けられ、その表示装置の表示部が臨むように遊技盤にセンターケースと呼ばれるケーシングが取り付けられている。また、センターケースの下方には、前記表示装置等における図柄の変動表示による遊技(変動表示ゲーム)を開始させるための遊技球の入賞口、即ち始動入賞口(場合により、単に始動口という)が設けられている。なお、変動表示ゲームの結果(図柄の停止態様)が所定の態様になると、大当りと呼ばれる特別遊技状態(いわゆる大当り状態)が発生する。
また、上記センターケース(ケーシング)の底部には、遊技球を導入して球見せを行うステージが設けられるのが一般的である。そして、例えば特許文献1に開示されているように、このステージにクルーン(遊技球が旋回して転動可能な皿状の球振分手段)を設け、クルーンには複数の振り分け孔が形成され、複数の振り分け孔のうちの特定の振り分け孔に遊技球が流入すると、その遊技球が始動口の直上方へ案内される案内路を設けた遊技機がある。
特開2004−073264号公報
しかし、従来のものは、ケーシングに設けられたワープ流路から流下した遊技球のみがクルーンに導かれる構造で、遊技盤の遊技領域を流下する遊技球が釘に衝突してステージに跳ね上がった遊技球は、クルーンへ導かれることはなく、下ステージを転動し、始動口へ入賞する可能性が低くなってしまった。また、ステージに跳ね上がった遊技球は、下ステージから案内路へ流入する可能性はあるが、あまり球見せが行われないため始動入賞(始動口への入賞)に対する期待感があまりもてないという問題があった。
そこで本発明は、遊技領域からステージに跳ね上がった遊技球に対しても始動入賞への期待感を十分に与えることができる遊技機の提供を目的とする。
本願請求項1に記載の遊技機は、遊技領域を流下する遊技球の流下方向に変化を与える障害部材が設けられた遊技盤に、特図変動表示ゲームを実行可能な表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方に配置され、遊技球の入賞により前記特図変動表示ゲームを開始するための始動入賞口と、を設けた遊技機において、
前記変動表示装置は、
後方に窪む凹部の奥手面を開口して前記表示部を臨ませるケーシングを有し、
前記ケーシングには、
前記凹部の底部に、遊技球が転動可能で転動した遊技球を前記遊技領域へ流下させるステージと、
当該ケーシングの一側方に設けられ、遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記ステージに案内するワープ流路と、を備え、
前記ステージには、
遊技球が旋回して転動可能な皿状の凹面を有し、該凹面には複数の孔が形成され、前記凹面を転動した遊技球が複数の孔の何れか一つに落下するクルーンと、
少なくとも前記ワープ流路の球出口から前記クルーンにかけて設けられ、前記ワープ流路を流下した遊技球を受け入れて転動させるとともに、当該遊技球を前記クルーンに流入させることが可能な第1誘導路と、
前記ステージの前端縁から前記クルーンにかけて設けられ、前記遊技領域を流下する過程で前記障害部材に衝突して当該ステージに跳ね上がった遊技球を受け入れて転動させるとともに、当該遊技球を前記クルーンに流入させることが可能な第2誘導路と、を備え、
前記クルーンの下方には、当該クルーンの孔から落下した遊技球を受け入れて前記ケーシングの下方の遊技領域へ導出する導出部を設け、
前記導出部は、
前記クルーンの複数の孔のうち特定の孔に落下した遊技球を前記始動入賞口の直上方の遊技領域へ導出する第1導出路と、
前記特定の孔以外の孔に落下した遊技球を前記始動入賞口の側方の遊技領域へ導出する第2導出路と、を備え、
前記第2誘導路は、
前記ステージにおける前記クルーンの左右方向一側に跳ね上がった遊技球を前記クルーンに誘導する一側誘導路と、
前記ステージにおける前記クルーンの左右方向他側に跳ね上がった遊技球を前記クルーンに誘導する他側誘導路と、を備え、
前記第1誘導路、前記一側誘導路、前記他側誘導路には、内部に流入した遊技球を前記クルーンの凹面に向けて流出させるための球流出部が備わり、
各球流出部を前記クルーンの同一周方向に沿って開放することで、各誘導路から前記クルーンに流入した遊技球が同じ方向に旋回するように構成したことを特徴とする。
ここで、「障害部材」は、遊技盤に設けられた釘でも良いし、この釘以外のもの(例えば、合成樹脂で形成された所要形状のもの)でも良い。
なお、本発明の好ましい態様として、例えば請求項2に記載のように、前記遊技盤には、普図変動表示ゲームを実行可能な普図表示器と、遊技球の通過により前記普図変動表示ゲームを開始するための普図始動ゲートと、を設け、
前記始動入賞口は、当該始動入賞口を開閉する一対の開閉部材を備え、前記普図変動表示ゲームの結果態様が所定の態様となると前記開閉部材が閉状態から逆ハの字状となる開状態に変換される普通電動役物により構成され、
前記第2導出路は、前記特定の孔以外の孔に落下した遊技球を、開状態となった前記開閉部材の上方の遊技領域へ導出する構成としてもよい。
また、例えば請求項3に記載のように、前記第1誘導路は、左右方向に延在し前記クルーンの後方に遊技球を誘導し、
前記一側誘導路は、前記クルーンの前側接線と略平行に遊技球を前記クルーン前部に誘導し、
前記他側誘導路は、前記クルーンの前記他側の接線と略平行に遊技球を前記クルーンの他側部に誘導するようにした構成でもよい。
請求項1及び請求項3に記載の遊技機によれば、遊技領域からステージに跳ね上がった遊技球も、第2誘導路によってクルーンへ流入可能にしたので、ステージに跳ね上がった遊技球に対しても始動入賞への期待感を十分に与えることができる。
また一側誘導路と他側誘導路によって、遊技領域からクルーンの一側に跳ね上がった遊技球と他側に跳ね上がった遊技球の両方を、クルーンへ流入可能にしたので、始動入賞への期待感をより高めることができる。
しかも、一側誘導路から誘導された遊技球と他側誘導路から誘導された遊技球とが、第1誘導路から誘導された遊技球と同じ方向にクルーン内を旋回するようにした。このため、十分に球見せすることができる。また、クルーンへ流入した複数の遊技球が相互にぶつかってしまうことによる弊害を防止できる効果もある。即ち、同じ方向に旋回しないようにした場合には、クルーンへ流入した複数の遊技球が相互にぶつかってしまうことによって円滑にクルーンの孔に遊技球が流下しない恐れがあるため、遊技者は1つの遊技球がクルーンへ流入したときに、遊技球の発射を止める止め打ちを行う可能性が高く、そうなると遊技機の稼働率が落ちてしまうという問題が生じる。しかし本発明の場合、何れの誘導路からクルーンに流入した遊技球もクルーン内で同一方向に旋回するため、このような問題が生じない。
また、請求項2に記載の発明によれば、開閉部材が閉状態となっているときには、第2導出路から導出された遊技球が始動入賞口に入賞する可能性はないが、開閉部材が開くことによって、第2導出路から導出された遊技球についても開閉部材に案内されて始動入賞口に流入する可能性を生じさせることができる。
以下、本発明の実施の形態として、パチンコ装置に適用した場合の形態例を、図面を参照して説明する。
A.遊技盤の全体構成
図1は本形態例のパチンコ機の遊技盤1の前面図である。
図1において、符号1は遊技盤であり、前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
遊技盤1の前面には、図1に示すように、アウト球流入口4、センターケース10、上下に並んで配置された二つの始動入賞口11,12、変動入賞装置13、複数の一般入賞口14、普図始動ゲート15、普図表示器16、普図記憶表示器17、普図状態表示器18、特図表示器19、特図記憶表示器20、特図状態表示器21、多数の障害釘9などが設けられている。なお障害釘9は、遊技領域3の上部に飛入した遊技球がこれに当たりながら流下するものであり、センターケース10や入賞具(始動入賞口11等)の取付部分を除いた遊技領域内に複数本植設されている。
センターケース10は、遊技盤1の裏側に取り付けられる表示装置本体(図示省略)の表示部6の周囲を囲む部材である。即ち、センターケース10は、内側に後方に窪む凹部を有し、この凹部の奥手面を開口して前記表示部6を前方に臨ませる構成であり、本発明のケーシングを構成する。また、センターケース10と表示装置本体とが、本発明の変動表示装置を構成している(本明細書では、変動表示装置をセンターケースを含む概念として表記している)。
このセンターケース10の底部には、遊技球が転動可能ないわゆる球見せ用のステージ30(詳細後述する)が形成されている。
また、センターケース10の左辺側には、装飾部22が設けられ、この装飾部22には、遊技球をセンターケース10内に誘導するワープ口23が設けられている。このワープ口23には、例えばセンターケース10の上に流下して左に流れ落ちた遊技球が、障害釘9に当ってこのワープ口23に向かって跳ねることで、ある程度の確率で流入するようになっている。また、このように流入した遊技球は、ワープ口23から、ステージ30に流下する構成となっている(詳細後述する)。
また、センターケース10の下端側中央(始動入賞口11,12の上方位置)には、始動入賞誘導口24が形成されている。前記ステージ30の上に流下した遊技球のうちの一部は、この始動入賞誘導口24の中央導出部24cから排出され、始動入賞口11へ誘導される(即ち、高確率で始動入賞口11に流入する)構成となっている。なお、ステージ30に流下し、始動入賞誘導口24の左側導出部24a又は右側導出部24bから排出された遊技球は、始動入賞口11に入賞する確率は低い。但し、後述する開閉部材12aが開いていると、左側導出部24a又は右側導出部24bから排出された遊技球は、始動入賞口12へ相当の確率で入賞する。
また、センターケース10の右辺側下部には装飾部25が、センターケース10の右辺側上部には装飾部26が、センターケース10の上辺側には装飾部27が、それぞれ設けられている。そして、これら装飾部25〜27によって、特定のキャラクタ(図の場合、ロボット)を表す装飾を実現している。なお図2に示すように、装飾部26には、センターケース10の右辺側上部内に位置する通常状態(図1に示す状態)と、表示部6の前面側上部に動いて装飾部27の下端に接合する接合状態(図2に示す状態)とに、動作可能な可動部28が設けられている。ここで、装飾部27とこれに接合した接合状態にある可動部28は、上記キャラクタの一部(図の場合、ロボットの顔)を構成し、特定の遊技状態を演出する。
次に表示装置本体は、数字や文字などの識別情報(場合により特図という)を表示可能な表示部6(画面)を有するもの(例えば、液晶表示装置よりなるもの)であり、複数列の特図を表示可能である。例えば、左側と中央と右側に特図を縦3列に表示し、各列において数字や文字等よりなる特図を停止状態で表示(停止表示)したり、あるいは変動状態(例えば、縦方向にスクロールする状態)で表示(即ち、変動表示)したりすることが可能である。また、表示部6には、上記特図とは別個に背景画像やキャラクタ画像などの演出用又は情報報知用の画像が表示可能である。なお本例の場合、表示装置本体の表示部6に表示される特図は、演出用のダミーであり、ダミーでない特図(本特図)は、特図表示器19で表示される。
また、変動入賞装置13は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口13aを有する装置である。
また、始動入賞口11,12は、同じ特図の始動入賞口として夫々が機能する入賞口であり、始動入賞口11,12のうちの何れに遊技球が入賞しても特図の始動入賞となる。但し、遊技球が入賞した場合に払い出される賞球数は、始動入賞口11と始動入賞口12とで異なっていてもよい。例えば、始動入賞口11の賞球数は3個、始動入賞口12の賞球数は4個と設定されていてもよい。
ここで、始動入賞口11は、始動入賞誘導口24の中央導出部24cの真下に配置され、始動入賞口12は、始動入賞口11の真下に配置されている。また、始動入賞口12は、普通電動役物タイプの始動入賞口であり、入賞口としての開口部分を開閉する開閉部材12aを有する。この開閉部材12aは、後述するように、普図当りのときに開く。そして、開閉部材12aが閉じているときには、始動入賞口12に遊技球が入賞する可能性は無い構成となっており、開閉部材12aが開くことによって、始動入賞口12の左右両側に流れ落ちた遊技球(例えば、前述の左側導出部24a又は右側導出部24bから排出された遊技球)が、開閉部材12aに案内されて始動入賞口12に流入する可能性が生じる。
次に、特図表示器19は、本特図としての数字等を表示可能な7セグメントの表示器であり、始動入賞口11又は12への入賞により発生した始動記憶に基づいて本特図の変動表示を実行するためのものである。
また、特図記憶表示器20は、特図表示器19の周囲4箇所に設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯数によって、始動入賞口11又は12への入賞により発生した始動記憶の数(この場合、上限数が4個)を表示するものである。
また、特図状態表示器21は、特図記憶表示器20の隣に設けられた2個の小さなランプよりなり、その点灯状態によって、特図に関連する遊技状態を報知する。
次に、普図表示器16は、いわゆる普図としての数字等を表示可能な7セグメントの表示器である。
また、普図記憶表示器17は、普図表示器16の周囲4箇所に設けられた小さなランプよりなり、そのランプの点灯数によって、普図始動ゲート15を遊技球が通過することにより発生した普図の始動記憶の数(この場合、上限数が4個)を表示するものである。
また、普図状態表示器18は、普図記憶表示器17の隣に設けられた2個の小さなランプよりなり、その点灯状態によって、普図に関連する遊技状態を報知する。
B.センターケースの構成
次に、センターケース10の構成について、図2〜図5を参照して説明する。図2は、センターケース10を示す斜視図(前面を右上側から斜めに見た図)である。また図3は、センターケース10のステージ30を示す図であり、図3(a)は斜視図(前方斜め上側から見た図)、図3(b)は上面図(平面図)である。また図4は、やはりステージ30を示す斜視図(右上側から斜めに見た図)であり、図4(a)は全体図、図4(b)は分解図である。また図5は、センターケース10を裏側から見た斜視図である。
センターケース10は、遊技盤1の前面側から取り付けられ、装飾枠体31と、装飾枠体31の裏面側に取り付けられる画面枠32と、を含む。
遊技盤1を構成する基板(いわゆるベニヤ)には、上記センターケース10をはめ込むためのセンターケース用開口(図示省略)が形成され、上記センターケース10は、遊技盤1の前面からこのセンターケース用開口にはめ込まれて取り付けられる。
また装飾枠体31は、内側が前後に開口する枠状のものであり、画面枠32の後述する表示用開口部33を介して表示装置本体の表示部6を前面から視認可能とする。また、前述の装飾部22や装飾部25〜27は、これら装飾部をそれぞれ構成する部材を装飾枠体31に固定することによって、設けられている。
また装飾枠体31には、表示部6の上方に、前方に突出する鎧部34が設けられ、この鎧部34の上部は、その頂部34aを右方に偏らせるように両側に向けて下り傾斜している。鎧部34は、遊技球が表示部6の前面に落下しないようにする部分である。
一方、画面枠32は、前記表示部6が臨む矩形の表示用開口部33(図2に示す)を内側に有し、装飾枠体31に対して固定される部材である。
C.ステージ等の構成
次に、ステージ30等の構成について説明する。
ステージ30は、これを構成する部材を画面枠32の下端部に固定することによって、設けられている。
ステージ30は、図4(b)に示すように、上段側30aと、この上段側30aの下面側に取り付けられる下段側30bの2階建て構造となっている。このステージ30の上段側30aには、図3や図4に示すように、ワープ球導入路41と、導入分岐部42a,42bと、クルーン43と、クルーン43の左右両側に形成された開口69,70と、が形成されている。また、ステージ30の下段側30bには、図4(b)に示すように、左右振分樋44と、第1誘導樋45と、第2誘導樋46と、第3誘導樋47とが形成されている。
ここで、第3誘導樋47は、クルーン43の後述する特定の孔(孔51)に落下した遊技球を始動入賞口11の直上方の遊技領域へ導出する本発明の導出路に相当する。
ワープ球導入路41は、ワープ口23から流入した遊技球が必ず流入する溝状の流路であり、図3や図4に示すように、ステージ30の奥側左端から右端まで形成され、クルーン43の奥側を横断している。なお、ワープ口23から流入した遊技球Kは、まず装飾部22の裏側に形成されたワープ流路48(図5に示す)を流れ落ちて、ステージ30の左端に形成されたワープ球導入部48aを経由し、次に上記ワープ球導入路41を流れる(図3(b)の矢印参照)。なお、図5において、符号49で示すものは、ワープ流路48の裏面側を閉じる蓋部材である。また、ワープ流路48は、遊技球が蛇行する形状とされ、遊技球の流下勢を調整する機能を持つ。
なお、ワープ球導入路41は、左右方向に延在してワープ流路48を流下した遊技球をクルーン43の後部に誘導可能な本発明の第1誘導路を構成している。
また、このワープ球導入路41の幅方向両側(導入分岐部42a,42bの前側を除く)には、遊技球の流路からの脱落を防止するリブ71〜75が形成されている。
導入分岐部42aは、ワープ球導入路41の途中(クルーン43の上流側)に設けられた溝(手前側に傾斜したもの)であり、ワープ球導入路41を流れる遊技球を、所定の確率で下段側30bの左右振分樋44に開口69を経由して誘導する機能を持つ。また、導入分岐部42bは、ワープ球導入路41の終端付近(クルーン43の下流側)に設けられた溝(手前側に傾斜したもの)であり、ワープ球導入路41を終端付近まで流れた遊技球を、下段側30bの左右振分樋44に開口70を経由して誘導する機能を持つ。
ここで、この導入分岐部42aで下段側30bに誘導されなかった遊技球は、ワープ球導入路41をさらに下流側(右方)に流れてクルーン43内に流入するか、導入分岐部42bを経由して下段側30bに誘導される。
なお、導入分岐部42a,42bが無い態様(ワープ口23から流入した遊技球を必ずクルーン43に誘導する態様)でもよい。
また、ワープ球導入路41(第1誘導路)は、遊技球がクルーン43を一方向(図3(b)に矢印で示す時計回りの方向)に旋回するように遊技球をクルーン43内に誘導する構成となっている。
クルーン43は、ワープ球導入路41の途中位置手前側に形成され、中央部がより深く凹んだすり鉢状の凹面を底面として有する部分であり、その底面中央付近には、遊技球を下段側に落下させる複数(この場合3個)の孔51〜53が形成されているものである。このクルーン43内に流入した遊技球は、上記底面上を旋回して転動した後、略均等の確率(この場合、1/3)で必ず孔51〜53のうちの何れかに入って下段側30bに落下する。即ち、クルーン43は、誘導された遊技球を複数の孔51〜53のうちの何れかに振り分ける機能を有する。なお、孔51(特定の孔)はクルーン43の中央前側に位置し、この特定の孔51から落下した遊技球は第3誘導樋47に流下し、孔52から落下した遊技球は第1誘導樋45に流下し、孔53から落下した遊技球は第2誘導樋46に流下する構成となっている。
第1誘導樋45は、前記始動入賞誘導口24の右側から奥に向かって形成された溝状の流路であり、前記孔52と連通し(即ち、上述したように孔52からの遊技球が落下する構成とされ)、孔52から落下した遊技球を、始動入賞口11の右側に向けて流下させる機能を有する。即ち、この第1誘導樋45の終端が、前記始動入賞誘導口24の右側導出部24bを構成している。
第2誘導樋46は、前記始動入賞誘導口24の左側から奥に向かって形成された溝状の流路であり、前記孔53と連通し(即ち、上述したように孔53からの遊技球が落下する構成とされ)、孔53から落下した遊技球を、始動入賞口11の左側に向けて流下させる機能を有する。即ち、この第2誘導樋46の終端が、前記始動入賞誘導口24の左側導出部24aを構成している。
第3誘導樋47は、前記始動入賞誘導口24の中央から奥に向かって形成された溝状の流路であり、前記孔51と連通し(即ち、上述したように孔51からの遊技球が落下する構成とされ)、孔51から落下した遊技球を、始動入賞口11の真上に向けて流下させる本発明の導出路としての機能を有する。即ち、この第3誘導樋47の終端が、前記始動入賞誘導口24の中央導出部24cを構成している。
次に、下段側30bの左右振分樋44は、各誘導樋45〜47の奥側に左右方向に形成された溝状の流路であり、中央部の両側が凹んだ略円弧状の底面を有する。この左右振分樋44の左右方向中央の両側には、第1排出部54と第2排出部55が形成されている。
ここで、第1排出部54は、第2誘導樋46に向かって傾斜した溝であり、また第2排出部55は、第1誘導樋45に向かって傾斜した溝である。
なお、左右振分樋44に落下した遊技球は、左右振分樋44の略円弧状の底面で左右に揺れるように転動した後、所定の確率で第1排出部54を経由して第2誘導樋46に流れるか、或いは、所定の確率で第2排出部55を経由して第1誘導樋45に流下する構成となっている。即ち、左右振分樋44は、下段側30bに流入した遊技球を、第2誘導樋46(左側導出部24a)と第1誘導樋45(右側導出部24b)の何れかに振り分ける機能を有する。
そして、ステージ30のクルーン43には、ワープ口23以外の経路からも遊技球が導入される構成となっている。本例では、図3や図4に示すように、ステージ30の上段側30aの前端縁における左右両側(クルーン43よりも左側又は右側)に、遊技球の前面流入部61,62が形成され、場合によっては障害釘9で跳ねた遊技球がこの前面流入部61,62等からステージ30上に流入してクルーン43に流入する構成となっている。
即ち、ステージ30の上段側30aの前端縁(前面流入部61と62の間であって、クルーン43の手前位置)には、左右方向に延在して両側部より中央部が高い山状に形成された前方通路63が形成されている。また、この前方通路63の後方左側には、クルーン43の左側(左右方向他側)に跳ね上がって左側の前面流入部61から流入した遊技球をクルーン43に誘導する他側誘導路64が設けられている。また、前方通路63の後方右側には、クルーン43の右側(左右方向一側)に跳ね上がって右側の前面流入部62から流入した遊技球をクルーン43に誘導する一側誘導路65が設けられている。また、前方通路63は、中央部が高くその両側が低い構成とされ、その中央部には、遊技球を奥側に(クルーン43の孔51に向けて)直線的に誘導する特定誘導路66(後方に下り傾斜した溝)が形成されている。
なお、一側誘導路65は、クルーン43の前側接線と略平行方向に遊技球をクルーン43の前部に誘導し、一方、他側誘導路64は、クルーン43の左右方向他側(この場合、左側)の接線と略平行方向に遊技球をクルーン43の他側部(この場合、左側部)に誘導する。
この場合、図3(b)に矢印で示すように、クルーン43の左側に跳ね上がって例えば左側の前面流入部61から流入した遊技球Kは、他側誘導路64を経由するか、或いは前方通路63と特定誘導路66を経由してクルーン43に誘導される。また、クルーン43の右側に跳ね上がって右側の前面流入部62から流入した遊技球は、一側誘導路65を経由するか、或いは前方通路63と特定誘導路66を経由してクルーン43に誘導される。
この際、他側誘導路64又は一側誘導路65を経由してクルーン43に誘導される遊技球Kは、図3(b)に矢印で示すように、第1誘導路(ワープ球導入路41)から誘導された遊技球と同じ方向にクルーン43の底面を旋回する構成となっている。また、特定誘導路66を経由してクルーン43に誘導される遊技球Kは、前記特定の孔51に向けて直線的に流れる構成となっている。
なお、前面流入部61,62、前方通路63、他側誘導路64、一側誘導路65、及び特定誘導路66は、本発明の第2誘導路(遊技領域を流下する遊技球が障害部材に衝突してステージに跳ね上がった場合、その遊技球をクルーンに誘導可能な誘導路)を構成している。
また、前面流入部61,62の付近は、これら前面流入部61,62をそれぞれ底部とする谷状の形状となっている。そして、左側の前面流入部61のさらに左奥側には、左奥側に向かって上り傾斜している傾斜面76が形成されている。また、右側の前面流入部62のさらに右奥側には、右奥側に向かって上り傾斜している傾斜面77が形成されている。このような構成によって、前面流入部61,62から特定の方向(前方通路63、他側誘導路64、或いは一側誘導路65に適度に流入する方向)に適度な勢いをもって流入しなかった遊技球は、例えば図3(a)に矢印で示すように、これら前面流入部61,62を経由してステージ30の前面側に流下して遊技領域に戻る。
また、クルーン43の左右両側と、前方通路63、他側誘導路64、一側誘導路65、傾斜面76、及び傾斜面77の周囲(前面流入部61,62やクルーン43への流入部分除く)には、遊技球の流路からの脱落を防止するリブ81〜85や段部86〜88が形成されている。但し図に示す場合、一側誘導路65の前面側にはリブ等は形成されておらず、一側誘導路65に流入した遊技球がその前面側に隣接する前方通路63に脱落してしまう可能性はある。
ここで、前述のリブ72〜75や上記リブ81,85は、各開口69,70の周囲を囲んでおり、導入分岐部42a,42b以外の位置から各開口69,70に遊技球が落下することを防止している。
また、一側誘導路65の終端奥側位置には、開口70の周囲のリブ82から分岐してクルーン43に沿って略前方に延在するリブ89が形成されている。このリブ89は、一側誘導路65に流入した遊技球が、クルーン43の前側接線と略平行でない方向に進んで、クルーンの前部より奥側の位置に流入するのを阻止する作用を実現する。
D.遊技の概要
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、客待ち状態(デモ中)となっており、表示装置本体の画面(表示部6)には客待ち画像(動画又は静止画)が表示される。
ガイドレール2を介して遊技領域3に打込まれた遊技球が、始動入賞口11又は12に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、表示部6において特図(ダミー)の変動表示が行われるとともに、本特図の表示器(特図表示器19)で本特図の変動表示が行われて、変動表示ゲームが実行される。
そして、見かけ上、この変動表示ゲームの表示部6における特図の停止表示態様(変動表示により導出された特図の組合せ)が特別表示態様(例えば、「3、3、3」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示ゲームが開始される。
上記大当り状態になると、変動入賞装置13の大入賞口13aが、規定時間(例えば、30秒)を越えない範囲内において、例えば10個入賞までの期間だけ一時的に開放される開放動作が行われる。そしてこの開放動作は、例えば、15ラウンドまで行われる。また、この大当たり状態では、大当たり状態を演出したり大当たりラウンド数などを遊技者に報知するための大当たり画像の表示が、表示部6で実行される。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、始動入賞口11又は12にさらに遊技球が入賞したときには、この場合特図記憶表示器20で特図始動記憶表示が行われて4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
一方、遊技中に、遊技球が普図始動ゲート15を通過したときは、普図表示器16での普図の変動表示による普図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示ゲーム結果(停止した普図)が所定の態様であれば、普図当りと呼ばれる特典が付与される。
この普図当りになると、始動入賞口12の一対の開閉部材12aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口12に遊技球が入る可能性が生じて始動入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート15にさらに遊技球が入賞したときには、普図記憶表示器17で普図始動記憶表示が実行されてこの場合4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
以上説明した本例の遊技機は、遊技領域からステージ30に跳ね上がった遊技球も、第2誘導路(他側誘導路64、一側誘導路65、特定誘導路66など)によってクルーン43へ誘導可能にしたので、ステージ30に跳ね上がった遊技球に対しても始動入賞への期待感を十分に与えることができる。
また本例の遊技機によれば、一側誘導路65と他側誘導路64によって、遊技領域からクルーン43の右側に跳ね上がった遊技球と左側に跳ね上がった遊技球の両方を、クルーン43へ誘導可能にしたので、始動入賞への期待感をより高めることができる。
しかも、一側誘導路65から誘導された遊技球と他側誘導路64から誘導された遊技球とが、第1誘導路(ワープ球導入路41)から誘導された遊技球と同じ方向にクルーン43内を旋回するようにした。このため、十分に球見せすることができる。また、クルーン43へ誘導された複数の遊技球が相互にぶつかってしまうことによる弊害を防止できる効果もある。即ち、同じ方向に旋回しないようにした場合には、クルーン43へ誘導された複数の遊技球が相互にぶつかってしまうことによって円滑にクルーン43の孔51等に遊技球が流下しない恐れがあるため、遊技者は1つの遊技球がクルーン43へ誘導されたときに、遊技球の発射を止める止め打ちを行う可能性が高く、そうなると遊技機の稼働率が落ちてしまうという問題が生じる。しかし本発明の場合、何れの誘導路から誘導された遊技球もクルーン内で同一方向(この場合、上面側から見て時計回り)に旋回するため、このような問題が生じない。
また本例の遊技機によれば、特定誘導路66により遊技球が誘導される場合は、クルーン43の特定の孔51に遊技球が落下する確率が高く、高確率で始動入賞口11へ入賞するので更に期待感が高まる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、センターケース10(ケーシング)が遊技盤1において右側に偏っていない態様(遊技球が流下する遊技領域が、ケーシングの両側に左右均等に、或いは左右不均等に形成されている構成)であってもよい。
また、鎧部34の頂部34aが一方に偏っていない態様もあり得る。
また、始動入賞口(開閉部材有り又は無しタイプ)が1個だけの態様(本例のように上下に2個設けられた構成でない態様)もあり得る。
また、第2誘導路として、例えば他側誘導路64のみが形成された態様(前記形態例において一側誘導路65と特定誘導路66が無い構成)でもよいし、或いは、他側誘導路64と特定誘導路66のみが形成された態様(前記形態例において一側誘導路65が無い構成)もあり得る。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
パチンコ機の遊技盤の前面図である。 センターケースの斜視図(前面を右上側から斜めに見た図)である。 ステージを示す図であり、(a)は斜視図(前方斜め上側から見た図)、(b)は上面図である。 ステージを示す斜視図(右上側から斜めに見た図)であり、(a)は全体図、(b)は分解図である。 センターケースを裏側から見た斜視図である。
符号の説明
1 遊技盤
3 遊技領域
6 表示部
9 障害釘(障害部材)
10 センターケース(ケーシング)
11,12 始動入賞口
23 ワープ口
30 ステージ
41 ワープ球導入路(第1誘導路)
43 クルーン
47 第3誘導樋(導出路)
48 ワープ流路
51 特定の孔
52,53 孔
61,62 前面流入部(第2誘導路)
63 前方通路(第2誘導路)
64 他側誘導路(第2誘導路)
65 一側誘導路(第2誘導路)
66 特定誘導路(第2誘導路)

Claims (3)

  1. 遊技領域を流下する遊技球の流下方向に変化を与える障害部材が設けられた遊技盤に、特図変動表示ゲームを実行可能な表示部を有する変動表示装置と、該変動表示装置の下方に配置され、遊技球の入賞により前記特図変動表示ゲームを開始するための始動入賞口と、を設けた遊技機において、
    前記変動表示装置は、
    後方に窪む凹部の奥手面を開口して前記表示部を臨ませるケーシングを有し、
    前記ケーシングには、
    前記凹部の底部に、遊技球が転動可能で転動した遊技球を前記遊技領域へ流下させるステージと、
    当該ケーシングの一側方に設けられ、遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記ステージに案内するワープ流路と、を備え、
    前記ステージには、
    遊技球が旋回して転動可能な皿状の凹面を有し、該凹面には複数の孔が形成され、前記凹面を転動した遊技球が複数の孔の何れか一つに落下するクルーンと、
    少なくとも前記ワープ流路の球出口から前記クルーンにかけて設けられ、前記ワープ流路を流下した遊技球を受け入れて転動させるとともに、当該遊技球を前記クルーンに流入させることが可能な第1誘導路と、
    前記ステージの前端縁から前記クルーンにかけて設けられ、前記遊技領域を流下する過程で前記障害部材に衝突して当該ステージに跳ね上がった遊技球を受け入れて転動させるとともに、当該遊技球を前記クルーンに流入させることが可能な第2誘導路と、を備え、
    前記クルーンの下方には、当該クルーンの孔から落下した遊技球を受け入れて前記ケーシングの下方の遊技領域へ導出する導出部を設け、
    前記導出部は、
    前記クルーンの複数の孔のうち特定の孔に落下した遊技球を前記始動入賞口の直上方の遊技領域へ導出する第1導出路と、
    前記特定の孔以外の孔に落下した遊技球を前記始動入賞口の側方の遊技領域へ導出する第2導出路と、を備え、
    前記第2誘導路は、
    前記ステージにおける前記クルーンの左右方向一側に跳ね上がった遊技球を前記クルーンに誘導する一側誘導路と、
    前記ステージにおける前記クルーンの左右方向他側に跳ね上がった遊技球を前記クルーンに誘導する他側誘導路と、を備え、
    前記第1誘導路、前記一側誘導路、前記他側誘導路には、内部に流入した遊技球を前記クルーンの凹面に向けて流出させるための球流出部が備わり、
    各球流出部を前記クルーンの同一周方向に沿って開放することで、各誘導路から前記クルーンに流入した遊技球が同じ方向に旋回するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤には、普図変動表示ゲームを実行可能な普図表示器と、遊技球の通過により前記普図変動表示ゲームを開始するための普図始動ゲートと、を設け、
    前記始動入賞口は、当該始動入賞口を開閉する一対の開閉部材を備え、前記普図変動表示ゲームの結果態様が所定の態様となると前記開閉部材が閉状態から逆ハの字状となる開状態に変換される普通電動役物により構成され、
    前記第2導出路は、前記特定の孔以外の孔に落下した遊技球を、開状態となった前記開閉部材の上方の遊技領域へ導出することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1誘導路は、左右方向に延在し前記クルーンの後方に遊技球を誘導し、
    前記一側誘導路は、前記クルーンの前側接線と略平行に遊技球を前記クルーン前部に誘導し、
    前記他側誘導路は、前記クルーンの前記他側の接線と略平行に遊技球を前記クルーンの他側部に誘導するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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