JP7309172B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、上面を遊技球が転動可能な可動部材を有する遊技機に関する。
特許文献1の遊技機では、上側に開放した大入賞口が前後にスライドする可動部材によって開閉される。可動部材は、遊技球の転動路の一部を構成し、大入賞口を閉じた状態で大入賞口に入球しない遊技球を下流側に流下させる橋渡し的な役割を担っている。
特開2012-235916号(段落[0127]~[0132]、図19~20)
この種の遊技機では、可動部材による遊技球の流れを斬新にすることが求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、遊技球が流下する遊技領域に、上面で遊技球を受け止めて転動させる第1位置と、遊技球を落下させる第2位置との間をスライド移動する可動部材と、遊技球の入球に起因して、遊技者に遊技球が付与される入賞口と、を備える遊技機において、上下に並ぶ上側及び下側の前記可動部材を備え、前記上側の前記可動部材は、前記第1位置に配されたとき、転動し終えた遊技球を、その一部が入球し、残りは入球しない第1の前記入賞口に向かわせ、前記下側の前記可動部材は、前記第1位置に配されたとき転動し終えた遊技球を第2の前記入賞口に入球させる一方で、前記第2位置に配されたとき遊技球を前記遊技領域内でさらに流下させる遊技機である。
上記発明によれば、可動部材による遊技球の流れを斬新にすることが可能となる。
実施形態に係る遊技機の正面図 遊技盤の正面図 遊技機の電気的構成を示すブロック図 遊技の流れを示す概念図 時短終了条件の一例を示すテーブル 変形例に係る遊技盤の正面図
図1に示されるように、本実施形態に係る遊技機10は、図2に示される遊技盤11を前面枠10Zで覆ってなり、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して、遊技盤11の前面に形成された略円形の遊技領域R1(図2参照)の全体が視認可能となっている。遊技領域R1は、遊技盤11の前面から突出した略円形のガイドレール12に囲まれている。なお、以下の説明において、特記しない限り「右」及び「左」とは、遊技機10を前方から見た場合の「右」及び「左」を指すものとする。
前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、上皿26と下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には、発射用ハンドル28が備えられている。そして、発射用ハンドル28が回動操作されると、上皿26に収容された遊技球が発射装置(図示せず)によって1球ずつ遊技領域R1に向けて弾き出される。
図2に示されるように、遊技盤11のうち遊技領域R1の中央には、表示開口11Hが貫通形成されていて、その表示開口11Hに遊技盤11の裏面側から表示装置30が対向している。表示装置30は、例えば、液晶モジュールで構成され、遊技に関する演出を行う表示画面30Gを前面に有する。表示画面30Gでは、遊技に関する種々の演出が行われる。
遊技盤11の前面中央には、表示画面30Gを囲むように表示装飾枠23が取り付けられている。表示装飾枠23は、遊技盤11の前面側から表示開口11Hに嵌め込まれると共に、遊技盤11の前面より前側に突出している。これにより、遊技領域R1を流下する遊技球が、表示装飾枠23を乗り越えて表示装飾枠23の内側に進入することが規制されている。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23より下側部分の横方向の中央部には、第1始動入賞口14AKが設けられている。第1始動入賞口14AKは、常時開放し、具体的には、遊技球が1つずつ入球可能な大きさの開口を上部に有するポケット構造をなしている。
第1始動入賞口14AKの下方には、第1大入賞装置15Aが設けられている。第1大入賞装置15Aは、遊技盤11の前面に開放した横長の第1大入賞口15AKを備え、その第1大入賞口15AKが横長の第1大入賞扉15ATによって開閉可能となっている。第1大入賞扉15ATは、第1大入賞口15AKの下端部を中心にして回動可能となっており、常には、起立姿勢に保持されて、第1大入賞口15AKを閉鎖している。そして、第1大入賞扉15ATが前側に倒れて第1大入賞口15AKが開放されると、第1大入賞扉15ATが遊技領域R1を流下する遊技球を受け止めて第1大入賞口15AKへと誘導する。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23の上側には、ガイドレール12に沿った円弧状の上側連絡路24が形成されている。上側連絡路24は、遊技領域R1のうち表示装飾枠23に対して左側と右側に位置する左側領域R2と右側領域R3を連絡する。ここで、発射装置(図示せず)から発射された遊技球は、遊技領域R1の左上部から遊技領域R1内に進入する。そして、遊技機10では、上側連絡路24を通過した遊技球が、遊技領域R1の右側領域R3を流下するようになっている。なお、上側連絡路24は、遊技球が1つずつ通過可能な幅に形成されている。
右側領域R3には、上側連絡路24を通過した遊技球を1球ずつ下方へ流下させる流下路25が備えられ、この流下路25の出口の真下に、遊技球が潜って1球ずつ通過可能な門形状をなす始動ゲート18が設けられている。始動ゲート18の両側方には、遊技球1球分ずつのアウト通路17Rがあり、始動ゲート18を通過せずにこのアウト通路17Rに振り分けられた遊技球は、遊技領域R1の外側に排出される。
始動ゲート18を遊技球が通過すると、普通図柄当否判定(以下、「普図判定」という。)が行われる。普図判定が行われると、普図判定表示部18H(図3参照)にて普通図柄が変動表示され、所定時間経過後に、停止表示される。そして、停止した普通図柄によって普図判定の結果が表示される。
普通図柄の変動中に始動ゲート18を遊技球が通過した場合、その通過に起因した普図判定に関する情報(具体的には、普図判定の結果表示とそれに伴う図柄変動)は、予め設定された保留上限数まで保留される。そして、実行中の普通図柄の変動が終了すると、保留が1つ消化されて、保留されていた普通図柄の変動と判定結果の表示が行われる。普図判定に関する情報の保留(以下、「普図保留」と呼ぶ。)の保留上限数は、例えば、4つである。なお、複数の普図保留がある場合、普図保留は、発生順に消化される。
右側領域R3の下端部には、第2大入賞装置15Bが設けられている。第2大入賞装置15Bは、上側に開放した第2大入賞口15BKと、第2大入賞口15BKを開閉する第2大入賞扉15BTと、を備えている。第2大入賞扉15BTは、遊技盤11の前面から突出した突出位置と、該突出位置より突出が抑えられた退避位置と、の間をスライド可能に構成されている。そして、第2大入賞扉15BTが突出位置に配置されたときに、第2大入賞口15BKが閉塞されて遊技球が第2大入賞口15BKに入球困難となり、第2大入賞扉15BTが退避位置に配置されたときに、第2大入賞口15BKが開放されて遊技球が第2大入賞口15BKに入球可能となる。
右側領域R3のうち始動ゲート18と第2大入賞装置15Bとの間には、始動入賞部16が設けられている。始動入賞部16は、上下に並ぶ第1と第2の可動部材16AT,14BTと、第2の可動部材14BTを転動した遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14BKと、を有している。次に詳細を説明する。
始動入賞部16は、始動ゲート18を通過した遊技球が1球ずつ通過する第1通路16Rと、第1通路16Rの出口に対向し、右下がりに延びた転動路16Sと、転動路16Sの右端から下方へ延びた第1規制壁16Tと、第1規制壁16Tから遊技球4~5球分右方に離れ、転動路16Sの延長線上よりも下方に上端を有して上下方向に延びた第2規制壁16Uと、第2規制壁16Uの下端から左方に延びた下端壁16Kと、第2規制壁16Uの右方に隣接され、第2大入賞口15BKの上流側に開口する第2通路16Vと、を備えている。第1通路16Rは、クランク状に屈曲している。下端壁16Kは、第2大入賞口15BKの左端より左方まで延び、受け止めた遊技球を第2大入賞口15BKに入賞させずに下流側へ誘導する。また、転動路16Sの左方には、第1通路16Rを出て転動路16Sを左方へ移動した遊技球を第2始動入賞口14BK及び第2大入賞口15BKに入賞させずに下流側へ流下させる第3通路16Wが設けられている。
そして、第1規制壁16Tと第2規制壁16Uとの間に、第1と第2の可動部材16AT,14BTが配されている。第1と第2の可動部材16AT,14BTはそれぞれ帯状をなし、上面が遊技球が転動する転動路となっている。第1可動部材16ATは、右下がりに傾斜し、転動路16Sと第2規制壁16Uの上端との間を連絡している。第2可動部材14BTは、第1規制壁16Tと第2規制壁16Uとの間で左下がりに傾斜している。第1規制壁16Tのうち第2可動部材14BTの左方には、右側に開放し、第2可動部材14BTを転動した遊技球が入球可能な第2始動入賞口14BKが配されている。
第1と第2の可動部材16AT,14BTは、遊技盤11の前面から突出した突出位置と該突出位置より突出が抑えられた退避位置との間を前後にスライド可能に構成されていて、通常は、第1可動部材16ATが突出位置に配置されると共に第2可動部材14BTが退避位置に配置され、上述した普図判定の結果が当りになると、所定の期間だけ第1可動部材16ATが退避位置に配置されると共に第2可動部材14BTが突出位置に配置される。
第1可動部材16ATが突出位置に配置されると、第1可動部材16ATを案内にして遊技球が第2通路16Vに到達可能となり、第1可動部材16ATが退避位置に配置されると、その前方を通過した遊技球遊技球が第2可動部材14BTへ向けて落下する。また、第2可動部材14BTが突出位置に配置されると、第2可動部材14BTを案内にして遊技球が第2始動入賞口14BKに入球可能となり、第2可動部材14BTが退避位置に配置されると、遊技球が第2始動入賞口14BKに入球困難となり、その前方を通過した遊技球が下端壁16K上に落下する。なお、第1可動部材16AT又は第2可動部材14BTが退避位置に配置されて転動路が消失したときの転動路が形成されていた位置を「転動路消失位置」という。
第1と第2の可動部材16AT,14BTは、それぞれ、図示しない第1ソレノイド及び第2ソレノイドによって駆動される。第1可動部材16ATは、突出位置に付勢され、第1ソレノイドが励磁されると退避位置に配置される一方、第2可動部材14BTは、退避位置に付勢され、第2ソレノイドが励磁されると突出位置に配置される。第1ソレノイド及び第2ソレノイドは、共通の駆動回路から受信する同一の駆動信号によって励磁状態を切り替えられる。これにより、第1と第2の可動部材16AT,14BTの位置の切り替わりが、同じタイミングで行われる。
第1始動入賞口14AK又は第2始動入賞口14BKに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26(図1参照)に払い出されると共に、特別図柄当否判定(以下、「特図判定」という。)が行われる。特図判定の結果は、特図判定表示部14H(図3参照)と表示画面30Gに表示される。以下では、第1始動入賞口14AKに基づく特図判定と第2始動入賞口14BKに基づく特図判定とを、第1特図判定と第2特図判定と称して適宜区別することにする。
表示画面30Gにおける特図判定の結果は、以下のようにして表示される。即ち、表示画面30Gには、通常、3つの左、中、右の特別図柄(図示せず)が横並びに停止表示されている。各特別図柄は、例えば、「0」~「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、各特別図柄ごと、所定の種類のものが停止表示されている。特図判定が行われると、3つの特別図柄が、上下方向にスクロール表示(変動表示)され、所定時間経過後に、例えば、左、右、中の順に停止表示される。そして、停止した特別図柄の組合せにより、特図判定の結果を表示するようになっている。
表示画面30Gに特図判定の結果が大当りであることが表示されると、遊技状態が大当り遊技状態になって、大当り遊技が実行され、第1大入賞口15AKに遊技球が入球可能となる。第1大入賞口15AK又は第2大入賞口15BKに遊技球が入球すると、所定数の遊技球が賞球として上皿26(図1参照)に払い出される。
詳細には、大当り遊技が実行されると、第1大入賞扉15ATが所定期間に亘って前側に倒されて第1大入賞口15AKが開放される。ここで、第1大入賞口15AKが開放されてから閉じられるまでの動作を「ラウンド」と称すると、1回の大当り遊技は、所定回数のラウンドが実行されるまで継続する。1回のラウンドは、第1大入賞口15AKの開放時間が所定時間(例えば、29秒)に達したこと、又は、第1大入賞口15AKに遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞したこと、の何れかが先に成立したときに終了する。第1大入賞口15AKの内部には、入賞センサ(図示せず)が設けられており、入賞球数をカウントする。
また、表示画面30Gに特図判定の結果が小当りであることが表示されると、遊技状態が小当り遊技状態になって、小当り遊技が実行される。小当り遊技では、第2大入賞口15BKに遊技球が入球可能となる。第2大入賞口15BKの開放時間は、大当り遊技における第1大入賞口15AKの開放時間よりも短くなっていて、1回の小当り遊技での出玉は、1回の大当り遊技での出玉よりも少なくなっている。
ここで、特別図柄の変動中、小当り遊技中又は大当り遊技中に第1始動入賞口14AK又は第2始動入賞口14BKに遊技球が入球した場合、その入球に起因した特図判定に関する情報(具体的には、特図判定の結果表示とそれに伴う図柄変動)は、予め設定された保留上限数まで保留される。そして、実行中の図柄変動、小当り遊技又は大当り遊技が終了すると、保留が1つ消化されて、保留されていた図柄変動と結果表示が行われる。ここで、第1特図判定に関する情報の保留と第2特図判定に関する情報の保留を、第1特図保留と第2特図保留と称して適宜区別することにすると、保留上限数は、第1特図保留と第2特図保留のそれぞれについて設定されていて、例えば、第1特図保留と第2特図保留とがそれぞれ4つずつ発生可能になっている。第1特図保留と第2特図保留の数は、例えば、保留表示部30H(図3参照)に表示されることで遊技者に認識可能となっている。
遊技領域R1には、上述した入賞口14AK,14BK,15AK,15BKのほかに、上方又は側方に開放して遊技球が常時入球可能な一般入賞口20が複数設けられている。また、遊技領域R1の下端部、具体的には、第1大入賞口15AKの下方には、何れの入賞口にも入球しなかった遊技球を遊技領域R1の外側に排出するためのアウト口17が設けられている。さらに、遊技領域R1には、遊技球の流下方向をランダムに変更するための障害釘Kが多数植設されている。
図3には、遊技機10の電気的な構成が示されている。同図において、符号50は、主制御回路50であって、CPU50A、RAM50B、ROM50C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータとサブ制御回路52を結ぶ入出力回路と、大入賞装置等が接続された中継回路及び払出制御回路等を結ぶ入出力回路とを備え、遊技に関わる主制御を行う。CPU50Aは、当否判定部、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、特図判定や普図判定に関する乱数等も生成し、制御信号をサブ制御回路52等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM50Bは、CPU50Aで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU50Aの作業領域を備える。ROM50Cには、制御データ、特別図柄及び普通図柄の変動表示に関する図柄変動データ等が書き込まれている他、特図判定及び普図判定の判定値、大当り遊技のラウンド数等が書き込まれている。なお、第1特図保留に係る第1特図判定の情報と第2特図保留に係る第2特図判定の情報は、RAM50Bに記憶される。また、普図保留に係る普図判定の情報もRAM50Bに記憶される。
サブ制御回路52は、主制御回路50と同様に、CPU52A、RAM52B、ROM52C及び複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータと主制御回路50を結ぶ入出力回路と、表示制御回路54、音声制御回路55、ランプ制御回路56等を結ぶ入出力回路を備えている。CPU52Aは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、制御信号を表示制御回路54、音声制御回路55、ランプ制御回路56等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM52Bは、各種データの記憶領域とCPU52Aによる作業領域を有している。ROM52Cには、各種演出のデータ等が記憶されている。
表示制御回路54は、表示装置30に設けられていて、CPU、RAM及びROMを有している。表示制御回路54のCPUは、サブ制御回路52から出力される制御信号に基づき、画像データをROMから取得し、その画像データに基づいて表示画面30Gに画像を表示する。
音声制御回路55は、サブ制御回路52から出力される制御信号に基づき、スピーカーから発生される楽曲や音声の選択を行い、音声を制御する。
ランプ制御回路56は、役物に搭載された役物装飾ランプ等のランプに接続され、サブ制御回路52から出力されたランプの制御信号を中継するための基板である。
図4には、遊技機10における遊技の流れが示されている。遊技機10では、大当り遊技状態及び小当り遊技状態以外の遊技状態として、通常遊技状態と特別遊技状態との2種類の遊技状態が存在する。また、通常遊技状態か特別遊技状態かという遊技状態の区別の仕方とは別に、時短遊技状態か非時短遊技状態かという区別の仕方があり、通常遊技状態は常に非時短遊技状態になっていて、特別遊技状態は、時短遊技状態である第1特別遊技状態と、非時短遊技状態である第2特別遊技状態と、を有している。なお、遊技状態の制御は、主制御回路50によって行われる。
時短遊技状態では、非時短遊技状態よりも第2始動入賞口14BKに遊技球を入球させ易くなる。詳細には、第2可動部材14BTを突出位置に配置する契機となる普図判定の当りには、ショート普図当りとロング普図当りの2種類が設けられている。ロング普図当りとなったときに第2可動部材14BTが突出位置に配置される時間は、ショート普図当りとなったときに第2可動部材14BTが突出位置に配置される時間よりも長く、例えば、それぞれ、0.1秒、3秒に設定されている。なお、遊技機10では、ショート普図当りの場合には、第2始動入賞口14BKに実質的に遊技球を入球させることが不可能であり、ロング普図当りの場合にしか、第2始動入賞口14BKに遊技球を入球させることができないようになっている。
非時短遊技状態と時短遊技状態の間では、普図判定の当選確率は、例えば、非時短遊技状態では1/10、時短遊技状態では、10/10となっていて、かつ、非時短遊技状態の普図当りはすべてショート普図当りであるのに対し、時短遊技状態の普図当りはすべてロング普図当りとなっている。また、普図判定の変動時間は、非時短遊技状態よりも時短遊技状態で短く、例えば、それぞれ、60秒、0.1秒に設定されている。その結果、遊技領域R1の右側領域R3に遊技球を流下させたとき(以降、適宜「右打ち時」等という)の第2始動入賞口14BKへの入球が、非時短遊技状態ではほとんど発生しないのに対し、時短遊技状態では、1分間に例えば25球程発生する。また、遊技領域R1の左側領域R2に遊技球を流下させたとき(以降、適宜「左打ち時」等という)の第1始動入賞口14AKへの入球は、非時短遊技状態か時短遊技状態かに拘わらず、1分間に4~5球程発生する。なお、右打ち時に始動ゲート18を通過する遊技球は1分間に約50球程であり、第2可動部材14BTの突出位置への移動が頻繁に発生する。つまり、第1可動部材16ATの退避位置への移動も頻繁に発生するので、時短遊技状態では第2通路16Vへの遊技球の振り分けはほとんど発生しない。
従って、遊技者は、非時短遊技状態では、遊技領域R1の左側領域R2に遊技球を流下させて、第1始動入賞口14AKへの入球により第1特図判定を受け、時短遊技状態では、遊技領域R1の右側領域R3に遊技球を流下させて、第2始動入賞口14BKへの入球により第2特図判定を受ける。
遊技機10では、第1特図判定と第2特図判定の間では、遊技状態が非時短遊技状態であるか時短遊技状態であるかに関係なく、大当りの当選確率は同じになっている。また、第1特図判定と第2特図判定の間では、遊技状態が非時短遊技状態であるか時短遊技状態であるかに関係なく、第2特図判定の方が第1特図判定よりも小当りの当選確率が高くなっている。図5には、遊技機10における大当り確率と小当り確率の一例が示されていて、第1特図判定での大当り確率と小当り確率は、1/300と0になっていて、第2特図判定での大当り確率と小当り確率は、1/300と99/300になっている。
遊技機10では、小当り遊技が実行されると、第2大入賞口15BKに遊技球が入球可能となる。ここで、第2大入賞装置15Bでは、第2大入賞口15BKに入球した遊技球が特定領域(Vゾーン)と通常領域(共に図示せず)の何れかに振り分けられるようになっていて、特定領域を遊技球が通過する(即ち、V入賞する)と、大当りが確定し、遊技状態が小当り遊技状態から大当り遊技状態に変化して、大当り遊技が実行される。そして、V入賞後の大当り遊技では、第1大入賞口15AKに遊技球が入球可能となる。V入賞により大当りが確定した場合には、その大当り遊技終了後の遊技状態は時短遊技状態になる。
本実施形態では、第2特図判定で小当りになったときには、非時短遊技状態であるか時短遊技状態であるかに関係なく、特定領域への振り分けが100%になっている。
遊技機10の最初の遊技状態は、非時短遊技状態である通常遊技状態となっている。通常遊技状態から特別遊技状態への状態移行は、大当りを契機にして行われる。具体的には、大当りには、大当り遊技の終了後に時短遊技状態となる時短付き大当りと、大当り遊技の終了後に時短遊技状態とならない(即ち、非時短遊技状態となる)時短無し大当りと、の2種類が存在する。時短付き大当りであるか時短無し大当りであるかは、特図判定の判定値(大当り乱数)によって決定される。
本実施形態では、非時短遊技状態での大当りには、時短付き大当りと時短無し大当りの2種類が存在し、時短遊技状態での大当りは、時短付き大当りの1種類のみとなっている。また、時短遊技状態は、大当りになるか(小当り遊技でV入賞することを含む。)、特図判定の実行回数が予め設定された上限回数(以下、「時短上限回数」という。)に達成するか、によって終了し、時短遊技状態が終了すると遊技状態が非時短遊技状態に移行する。
時短上限回数は、例えば、100回に設定されている。ここで、上述したように、時短遊技状態で特図判定が行われる間は、遊技球が第2通路16Vへ振り分けられることがほとんどないので、第2特図判定で小当りになったとしても第2大入賞口15BKへ遊技球が入賞することはほとんどない。そして、特図判定が100回行われて非時短遊技状態に移行すると、当該変動と保留された特図判定(最大4回)との分の最大5回、第2特図判定が非時短遊技状態で行われることとなる。このとき、非時短遊技状態では、普図判定の当選確率が低くかつショート普図当りにしかならないので、第1可動部材16ATが突出位置に配置された状態が維持され、第2通路16Vへの遊技球の振り分け及び第2大入賞口15BKへの遊技球の入賞が可能となる。この最大5回のうちに小当りに当選すると、小当り遊技中にV入賞して、大当り遊技が実行され、大当り遊技終了後の遊技状態が再び時短遊技状態となる。また、この最大5回のうちに大当りになっても、大当り遊技終了後の遊技状態が再び時短遊技状態となる。100回目後の最大5回の第2当否判定で大当りか小当りかの何れかに当選しないと、非時短遊技状態のまま遊技が続行する。ここで、大当り遊技終了後の時短遊技状態が「第1特別遊技状態」であり、第1特別遊技状態終了後の最大5回の第2当否判定分の非時短遊技状態が「第2特別遊技状態」であり、第1特別遊技状態になる前及び第2特別遊技状態終了後の非時短遊技状態が「通常遊技状態」である。
このように、遊技機10では、時短遊技状態になる(特別遊技状態になる)と、100回目の当否判定までに第2当否判定で当選確率1/300の大当りになる(第1特別遊技状態で大当りになる)か、その後の最大5回の第2当否判定で当選確率1/300の大当り又は当選確率99/300の小当りになる(第2特別遊技状態で大当り又は小当りになる)か、で再び時短遊技状態(特別遊技状態)に設定されるため、いったん特別遊技状態になると通常遊技状態へ移行し難くなっていて、通常遊技状態へ移行することなく大当りが連続(連チャン)し易くなっている。なお、第2当否判定の大当りの当選確率が1/300で、第2当否判定の小当りの当選確率が99/300であるため、第2特図判定で大当りになる場合よりも、第2特図判定で小当りとなって、その小当り遊技でのV入賞によって大当りになる場合の方が発生しやすくなっている。
なお、遊技機10では、上限回数は、主制御回路50(図3参照)のROM50Cに記憶されている。また、時短遊技状態での特図判定の実行回数は主制御回路50のCPU50Aによって計数され、計数された各実行回数はRAM50Bに記憶される。そして、主制御回路50は、時短遊技状態において、大当りとなったとき、又は、特図判定の実行回数が上限回数に達し、保留分まで消化されたときに、時短遊技状態を終了する。なお、大当りになることなく時短遊技状態が終了した場合には、主制御回路50は、遊技状態を非時短遊技状態に制御する。
本実施形態の遊技機10の構成は以上である。次に、遊技機10の作用効果について説明する。遊技機10では、時短遊技状態で右打ちを行うと、第2可動部材14BTと第1可動部材16ATとが短時間ずつ交互に突出位置に配される。ここで、第1可動部材16ATが突出位置に配される時間は第2可動部材14BTが突出位置に配される時間よりも短く、第2大入賞口15BKには遊技球は実質的に入賞せず、第2始動入賞口14BKにのみ遊技球が入賞する。そして、当否判定が100回行われて非時短遊技状態となると、第1可動部材16ATが突出位置に配された状態が維持されて、第2大入賞口15BKへの入賞が可能となる。
ここで、本実施形態の遊技機10では、第1と第2の可動部材16AT,14BTが上下に並んでいるため、始動ゲート18を通過した遊技球の中には、第1可動部材16ATの転動路に受け止められ、その転動路上を転動したにもかかわらず、第2通路16Vに到達する前に転動路が消失して第2可動部材14BTに受け止められるものや、第1可動部材16ATが退避位置に配されていて、その転動路消失位置を通過して第2可動部材14BTに受け止められるものがあり、第1と第2の可動部材16AT,14BTによって、今までにない斬新な遊技球の流れを生じさせることが可能となる。
また、従来の遊技機では、上側に開放した入賞口が可動部材によって開閉され、可動部材が、入賞口に入球しない遊技球を下流側に流下させるための橋渡しをしていたが、本実施形態では、可変部材が、入賞口へ入球させるための橋渡しをしているため、上述した従来の遊技機に慣れている遊技者に新鮮味を与えることができる。さらに、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTとのそれぞれの転動路の先の入賞口15BK,14BKの機能が異なっているので、遊技球の流れに興味を持たせることができる。
さらに、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTの駆動状況を遊技状態で異ならせることで、様々な遊技性を設定することができ、遊技の趣向性が向上する。その一例として、本実施形態では、時短遊技状態(第1特別遊技状態)で1/300の大当りを引くか、時短遊技状態終了後の数回の当否判定(第2特別遊技状態)で1/300の大当り又は99/300の小当りを引くかによって再び時短遊技状態(特別遊技状態)に設定させるという斬新な遊技性になっている。この遊技性によれば、特別遊技状態が終了してしまうと焦る遊技者を、「ギリギリで特別遊技状態に設定し直すことができた」と高揚させることができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTとが別々のソレノイドで駆動されていたが、1つのソレノイドで駆動されるように構成されてもよい。
(2)上記実施形態では、第1可動部材16ATの開閉状態と第2可動部材14BTの開閉状態とが逆になっていたが、同じであってもよいし、バラバラに切り替わってもよい。
(3)上記実施形態では、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTとの傾斜の向きが逆になっていたが、同じであってもよい。
(4)上記実施形態では、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTとが前後方向にスライドする構成であったが横方向にスライドする構成であってもよいし、回動又は回転する構成であってもよい。また、第1可動部材16ATと第2可動部材14BTとで動きが異なっていてもよい。
(5)第1可動部材16AT又は第2可動部材14BTの上面において、上流側の勾配が、下流側の勾配より大きくなっていてもよい。この場合、遊技球の転動に勢いをつけることができる。
(6)図6に示されるように、第2可動部材14BTの前端左端部に、第2可動部材14BTが退避位置に配されている状態で第2始動入賞口14BKの一部に重なり、第2始動入賞口14BKへの入球を規制する規制片14BSが設けられていてもよい。この場合、同図に示されるように、規制片14BSの近傍に、規制片14BSと遊技盤11又はガラス窓10Wとの間に挟まった遊技球が当接して回転する回転部材19を備えると、球詰まりが防がれる。
(7)非時短遊技状態での大当りが時短付き大当りの1種類のみであってもよいし、時短遊技状態での大当りに、時短付き大当りと時短無し大当りの2種類が存在してもよい。また、第1特図判定と第2特図判定とで大当りの種類を異ならせてもよいし、第1始動入賞口14AKへの入球に起因するか第2始動入賞口14BKへの入球に起因するかで大当りの種類を異ならせてもよい。
(8)第1と第2の可動部材16AT,14BTの開閉が普図判定の結果とは関係なく、時間経過によって変化する構成であってもよい。この場合、始動ゲート18が設けられていなくてもよい。
(9)上記実施形態では、第1可動部材16ATの転動先に配されていたのが大入賞口で、第2可動部材14BTの転動先に配されていたのが始動入賞口であったが、一方又は両方が始動入賞口、大入賞口やアウト口の何れであってもよい。また、第1可動部材16ATの転動先と第2可動部材14BTの転動先とが同じ役割(始動入賞口の場合、当選確率が同じ等)の入賞口であってもよい。
(10)第1可動部材16ATの転動先と第2可動部材14BTの転動先と第2可動部材14BTの転動路消失位置からの落下先との何れか2つ又は全てが合流する構成であってもよい。
(11)第1可動部材16ATの転動路消失位置を通過せずに第2可動部材14BTに受け止められる遊技球が発生する構成であってもよい。
10 遊技機
11 遊技盤
14AK センター第1始動入賞口
14BK サイド第1始動入賞口
14BT 第2可動部材
15AK 第1大入賞口
15BK 第2大入賞口
16AK 第2始動入賞口
16AT 第1可動部材
16R 第1通路
16S 転動路
16T 第1規制壁
16U 第2規制壁
16V 第2通路
16W 第3通路
18 始動ゲート

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域に、上面で遊技球を受け止めて転動させる第1位置と、遊技球を落下させる第2位置との間をスライド移動する可動部材と、
    遊技球の入球に起因して、遊技者に遊技球が付与される入賞口と、を備える遊技機において、
    上下に並ぶ上側及び下側の前記可動部材を備え、
    前記上側の前記可動部材は、前記第1位置に配されたとき、転動し終えた遊技球を、その一部が入球し、残りは入球しない第1の前記入賞口に向かわせ、
    前記下側の前記可動部材は、前記第1位置に配されたとき転動し終えた遊技球を第2の前記入賞口に入球させる一方で、前記第2位置に配されたとき遊技球を前記遊技領域内でさらに流下させる遊技機。
  2. 前記第1の入賞口は、前記下側の前記可動部材よりも下方に位置し、
    前記下側の前記可動部材の下方に、前記第2位置に配された前記下側の前記可動部材を通過した遊技球を受け止めて、前記第1の入賞口に入球しないように案内する案内部を備える請求項1に記載の遊技機。
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