JP2007029364A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】払い出される遊技球を効率よく供給皿に受容させるとともに、遊技における出球感を遊技者に感じさせる。
【解決手段】排出通路部材46を、第1通路部材50、第2通路部材51、第3通路部材52から構成する。第3通路部材52は、遊技球を落下させる第2落下通路57と、第2落下通路57から分岐する補助通路58とを備えている。第2落下通路57は、貯留タンク42と連通しており、払出し装置45から払い出された遊技球は第2落下通路57を落下する。その後、貯留タンク42の内部に案内された遊技球は、第1払出し口35を介して供給皿27に払い出される。一方、補助通路58は、第2落下通路57に満たされた遊技球が補助通路58との分岐点59まで到達した場合に遊技球が落下する通路である。この補助通路58を案内された遊技球は、補助タンク43に案内された後に、第2払出し口38を介して供給皿27に払い出される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置される遊技機の一つとしてパチンコ機が挙げられる。このパチンコ機には、入賞に対して払い出された遊技球が受容され、受容された遊技球が発射装置に向けて自動的に送り出される供給皿と、該供給皿の下方に設けられ、前記供給皿が払い出された遊技球で満たされた場合に、それ以降に払い出される遊技球が受容される補助受け皿とが設けられた構成となっている。
最近では、遊技領域が広く確保されたパチンコ機が主流となっている。このようなパチンコ機の中には、遊技領域を広く確保するために上述した供給皿のみが設けられたものが提供されている。このような供給皿のみが設けられる場合、上述した供給皿と補助受け皿とを備えた場合に比べて、払い出される遊技球の受容量が少なくなるという欠点がある。このような欠点を解決する方法として、例えばパチンコ機内部に、払い出される遊技球を一時的に貯留する貯留タンクを設けることが考えられる(特許文献1)。
特開2003−205156号公報
例えばパチンコ機内部に貯留タンクを設けた場合、供給皿に受容された遊技球が少なくなると、貯留タンクに貯留された遊技球が供給皿に払い出されることになるが、貯留タンクから供給皿へと払い出される遊技球が、どの入賞に対して払い出されたものかがわかりづらく、入賞を得たときの出球感が感じられにくいという問題がある。また、上述した供給皿が、払い出される遊技球を受容する受容領域と、遊技場が準備している収納箱に排出された遊技球を遊技者が補給する補給領域とから構成され、また遊技球が受容領域に直接払い出される場合には、払い出される遊技球が補給領域まで満たされることが少ないため、遊技を行っている場合に、供給皿を効率良く使用しているとは言い難いという問題もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、払い出される遊技球を効率よく供給皿に受容させることができるようにするとともに、遊技における出球感を遊技者に感じさせることができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技球を発射装置に向けて整列させて送り込む送り込み通路と、前記送り込み通路の上流側に向けて傾斜する第1傾斜面を備えた遊技球受容領域と、前記第1傾斜面の上流側に向けて傾斜する第2傾斜面を備えた遊技球補給領域とが設けられ、前記遊技球補給領域に補給された遊技球が前記遊技球受容領域に向けて転動する方向と、遊技球受容領域に受容された遊技球が送り込み通路に向けて転動する方向とが逆方向となるとともに、前記遊技球受容領域の第1傾斜面と前記遊技球補給領域の第2傾斜面とが連続した底面からなる供給皿と、前記供給皿に向けて遊技球を払い出す払出し装置からの遊技球が前記供給皿に向けて案内される払出し通路と、前記払出し通路の内部を案内された遊技球を前記供給皿に払い出す払出し口と、を備えた遊技機であって、前記払出し口は、前記遊技球を前記第1傾斜面に払い出す第1払出し口と、前記遊技球を前記第2傾斜面に払い出す第2払出し口とから構成されるとともに、前記払出し通路は、前記第1払出し口と連通する案内通路と、前記第2払出し口と連通する補助通路とから構成されることを特徴とする。
また、前記案内通路は、前記払出し装置からの遊技球を落下させる落下通路部と、前記落下通路部の内部を落下した遊技球を第1払出し口へと転動させる転動通路部とから構成され、前記補助通路の上流側端部が前記落下通路部に連通していることを特徴とする。
また、前記第1払出し口と連通する案内通路の下流側端部の側壁面には、前記案内通路の内部を遊技機の外部から観察させる視野窓が設けられていることを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、遊技球を発射装置に向けて整列させて送り込む送り込み通路と、前記送り込み通路の上流側に向けて傾斜する第1傾斜面を備えた遊技球受容領域と、前記第1傾斜面の上流側に向けて傾斜する第2傾斜面を備えた遊技球補給領域とが設けられ、前記遊技球補給領域に補給された遊技球が前記遊技球受容領域に向けて転動する方向と、遊技球受容領域に受容された遊技球が送り込み通路に向けて転動する方向とが逆方向となるとともに、前記遊技球受容領域の第1傾斜面と前記遊技球補給領域の第2傾斜面とが連続した底面からなる供給皿と、前記供給皿に向けて遊技球を払い出す払出し装置からの遊技球が前記供給皿に向けて案内される払出し通路と、前記払出し通路の内部を案内された遊技球を前記供給皿に払い出す払出し口と、を備えた弾球遊技機であって、前記払出し口は、前記遊技球を前記第1傾斜面に払い出す第1払出し口と、前記遊技球を前記第2傾斜面に払い出す第2払出し口とから構成されるとともに、前記払出し通路は、前記第1払出し口と連通する案内通路と、前記第2払出し口と連通する補助通路とから構成されるから、例えば、遊技球補給領域を遊技球受容領域として使用することができるので、払い出される遊技球を供給皿に効率良く受容させることができる。また、遊技球補給領域に遊技球を払い出すことで遊技者に出球感を感じさせることができるというメリットがある。
また、前記案内通路は、前記払出し装置からの遊技球を落下させる落下通路部と、前記落下通路部の内部を落下した遊技球を第1払出し口へと転動させる転動通路部とから構成され、前記補助通路の上流側端部が前記落下通路部に連通しているから、供給皿の遊技球第1払出し口と分岐部との間の通路を、遊技球を貯留させるスペースとして使用することができる。
また、前記第1払出し口と連通する案内通路の下流側端部の側壁面には、前記案内通路の内部を遊技機の外部から観察させる視野窓が設けられているから、例えば払い出される遊技球や、貯留タンクの内部に貯留された遊技球を遊技者が見ることによって、遊技者に出球感を感じやすくさせるという利点がある。
図1に、本発明を用いたパチンコ機の外観を示す。このパチンコ機2は、基体となる本体部材3に、上部扉4及び下部扉5からなる2枚の前面扉6が本体部材3に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部を介して組み付けられる。上部扉4の中央には開口4aが設けられており、この開口4aは上部扉4の裏側に取り付けられるガラス7等の透光性を有する部材により遮蔽される。なお、上部扉4が閉じている状態では、遊技の際に遊技領域10を流下する遊技球80(図6参照)や、遊技領域10に設けられた構造物は、上記開口4aを遮蔽するガラス7(図4参照)を介して視認される。なお、符号8は、本体部材3を遊技場等に固定するための固定枠である。
開口4aから視認される遊技領域10には、センター役物15と呼ばれる役物装置が遊技領域の略中央に設けられている。このセンター役物15には、「大当たり」状態へ移行するか否かの移行抽選が行われた際に所定の図柄が可変表示される表示画面16が位置する。なお、この表示画面16は、例えば液晶パネルや、ブラウン管等の表示画面等が挙げられる。このセンター役物15の下方には、例えば通過チャッカー17、始動チャッカー18、入賞チャッカー19等の入賞装置の他に、アタッカ20と呼ばれる可動入賞装置が配置される。なお、これら入賞装置については、周知であるため、その詳細は省略する。なお、符号21はアウト口であり、遊技領域10を流下する遊技球80のうち、上述した入賞装置に入賞しなかった遊技球80を回収するために設けられている。
下部扉5には、操作ハンドル25、貸し球ボタン26、供給皿27等が設けられている。操作ハンドル25は、発射装置28における遊技球80の打ち出しを行う際に操作されるものである。この操作ハンドル25の内部には、その操作量に応じて変化する操作ボリューム(図示せず)が設けられており、発射装置28は、その操作ボリュームの値に基づいた打ち出し強さで、遊技球80を遊技領域10に向けて打ち出す。
貸し球ボタン26は、パチンコ機2の側方に設けられたCR(カードリーダー)機にプリペイドカードを挿入することで、その操作が有効となる。この貸し球ボタン26が有効となる場合に操作されることによって、所定個数の遊技球80の貸し出しが実行される。この貸し球ボタン26の内部には、貸し球スイッチセンサ70(図6参照)が内蔵されており、この貸し球スイッチセンサ70がオンになると、そのオン信号(以下、貸し球信号)が払出し制御装置71(図6参照)に出力される。これを受けて、払出し制御装置71は、後述する払出し装置45を駆動させ、貸し球としての遊技球80を供給皿27に払い出す。
図2又は図3に示すように、供給皿27は、遊技を開始する場合や、上述した入賞装置に遊技球80が入賞した場合に駆動する払出し装置45(図4参照)によって払い出された遊技球80を受容するために設けられている。この供給皿27は、遊技球受容領域31と、遊技球補給領域32との2つの領域を備えている。なお、符号33は、遊技球補給領域32を転動する遊技球80が、遊技球受容領域31と送り込み通路36へ直接転動することを防止するための仕切り板である。
遊技球受容領域31は、供給皿27の長手方向のうち、操作ハンドル25が設けられた一端側に設けられている。この遊技球受容領域31は、第1払出し口35から払い出される遊技球80を受容するために設けられている。この遊技球受容領域31は、発射装置15に向けて遊技球80を整列させた状態で送り込む送り込み通路36と連通されている。この遊技球受容領域31における底面(第1傾斜面)31aは、送り込み通路36に向けて下り傾斜した傾斜面から構成されており、送り込み通路36の底面36aと連続して形成されている。これにより、遊技球受容領域31に受容された遊技球80は、送り込み通路36に向けて(図2中A方向に)転動するようになっている。
遊技球補給領域32は、供給皿27の長手方向のうち、発射装置15が設けられた一端側に設けられている。この遊技球補給領域32は、供給皿27から遊技場に準備された収納箱(図示せず)へ排出された遊技球80を、遊技者自身の手で供給皿27に補給する領域、或いはパチンコ機の側部に配置される貸し球機(台間サンド)から払い出される球を受ける領域となる。この遊技球補給領域32の底面(第2傾斜面)32aは、遊技球受容領域31の底面31aのうち、上流側の領域に向けて下り傾斜する傾斜面からなり、遊技球補給領域32で補給された遊技球80は、該遊技球補給領域32の底面32aを遊技球受容領域31に向けて(図2中B方向に)転動し、遊技球受容領域31に受容される。このとき、遊技領域受容領域31に受容された遊技球80は、供給皿27の内壁面27a(図7参照)にぶつかることで、その転動方向が例えば、図7中I方向から図7中E方向へと変化する。また、遊技球補給領域32から遊技球受容領域31へと遊技球80が転動する方向(図2中A方向)と、遊技球受容領域31から送り込み通路36へと遊技球80が転動する方向(図2中B方向)は、略逆方向となる。また、遊技球受容領域31の底面31aと、遊技球補給領域32の底面32aとの境界には、段差面37が設けられており、遊技球受容領域31に受容された遊技球80が遊技球補給領域32に逆流しないようになっている。
また、遊技球補給領域32は、第2払出し口38から払い出された遊技球80が転動する領域となる。この第2払出し口38は、後述する補助通路58(図5参照)を案内された遊技球80、或いはファール球通路64(図5参照)を案内された遊技球80を払い出すために設けられている。なお、後述する補助通路58を案内されることによって第2払出し口38から供給皿27に遊技球80が払い出された場合、遊技球受容領域31には遊技球80で満たされているので、第2払出し口38から払い出される遊技球80は、遊技球補給領域32に受容される。これにより、遊技球補給領域32は、遊技球受容領域として使用される場合がある。なお、符号39,40は、供給皿27に受容された遊技球80をパチンコ機2の外部に排出する際に操作される排出ボタンであり、符号41は、これら排出ボタン39,40のいずれかが操作された場合に開放される排出口である。
図4に示すように、パチンコ機2の本体部材3の後面側には、遊技球80の払い出し動作を行うための払出し装置45、排出通路部材46、貯留タンク47、及び補助タンク48が設けられている。払出し装置45は、払出し制御装置71(図6参照)によってその駆動制御が行われる。例えば貸し球スイッチセンサ70(図6参照)からの貸し球信号や、遊技を行って入賞したときに遊技制御回路72(図6参照)から出力される入賞信号が払出し制御装置71に入力されると、払出し制御装置71によって払出し装置45が駆動され、所定個数の遊技球80を払い出す。なお、払出し装置45は、払い出される遊技球80を検知する検知手段を備えており、この検知手段からの検知信号の数が貸し球信号、或いは入賞信号に基づいた数に到達した場合に、払出し制御装置71によって払出し装置45の駆動が停止される。
図5に示すように、排出通路部材46は、払出し装置45の下方に、また、払出し装置45における排出口(図示せず)に連通するように設けられている。この排出通路部材46の内部に排出通路(払出し通路)49が設けられている。この排出通路部材46は、例えば第1通路部材50、第2通路部材51、第3通路部材52等の複数の通路部材から構成され、これら複数の通路部材が、例えばクランク状に配置されている。
第1通路部材50は、その上流端が払出し装置45に連通するように配置されている。この第1通路部材50は、払出し装置45から払い出された遊技球80を、遊技球80の自重によって落下させる。なお、以下では、第1通路部材50の内部の空間を、第1落下通路55として説明する。
第2通路部材51は、その一端側が第1通路部材50と略直交するように配置されている。この第2通路部材51は、その一端の上面に第1通路部材50の下流側端部と連通し、第1落下通路55を落下する遊技球80を受け入れる受け口51aが設けられている。また、その他端側の下面には、該第2通路部材51の内部を転動する遊技球80を第3通路部材52に案内する為の排出口51bが設けられている。なお、以下では、第2通路部材51の内部の空間を転動通路56として説明する。
第3通路部材52は、第2通路部材51の下流側端部と連通し、かつ、第2通路部材51と略直交するように設けられている。この第3通路部材52は、転動通路56を転動した遊技球80を自由落下させる第2落下通路57、該第2落下通路57の途中から分岐する補助通路58が設けられている。第2落下通路57は、その下流側端部が貯留タンク47と連設されており、第2落下通路57を落下する遊技球80は、貯留タンク47に設けられた受け口47aから内部に案内される。符号59は、第2落下通路57と、補助通路58との分岐点である。なお、第1落下通路55、転動通路56、第2落下通路57により、案内通路60が構成される。
補助通路58は、第2落下通路57のうち、補助通路58との分岐点59まで遊技球80が満たされた場合に、排出通路49の内部を案内される遊技球80を供給皿27に向けて排出するために設けられている。この補助通路58の下流端は、補助タンク48に連通されている。なお、符号62、63は、ファール球としての遊技球80を回収するための回収口、符号64は、回収口62,63によって回収された遊技球80を供給皿27に案内するためのファール球通路である。なお、補助通路58と、案内通路60とから、払出し装置45からの遊技球を供給皿27に払い出す際の排出通路49が構成される。
貯留タンク47は、供給皿27の遊技球受容領域31が遊技球80で満たされた場合に、案内通路60の内部を案内される遊技球80を一時的に貯留するために設けられている。この貯留タンク47は、略方体形状から構成され、また、その内部が中空から構成されている。この貯留タンク47の上面には、第2落下通路57の下流端と連通する受け口47aが設けられている。また、この貯留タンク47には、第1払出し口35と対面する排出口47bが設けられている。この貯留タンク47には、排出口47bの他に、視野窓66が設けられている。この視野窓66は、貯留タンク47の内部を転動する遊技球80、或いは、貯留タンク47の内部に貯留された遊技球80を遊技者に視認させるために設けられている。
補助タンク48は、供給皿27の遊技球補給領域32が遊技球80で満たされた場合に、補給通路58の内部を案内される遊技球80を一時的に貯留するために設けられている。この補助タンク48は、略方体形状から構成され、その内部が中空から構成されている。この補助タンク48の上部には、補助通路58の下流端と連通する受け口48aが、補助タンク48の側部には、ファール球通路64と連通する受け口48bがそれぞれ設けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。遊技者が遊技を行う際に、例えばパチンコ機の側方に設けられたCR(カードリーダー)機にプリペイドカードを挿入し、パチンコ機2に設けられた貸し球ボタン26を操作する。図6に示すように、貸し球ボタン26が操作されると、貸し球スイッチセンサ70がオンとなり、貸し球信号が払出し制御装置71に向けて出力される。これを受けて払出し制御装置71は、払出し装置45を作動させる。これにより、遊技球80の払い出しが行われる。この払出し装置45は、第1落下通路55と連通しているから、払い出される遊技球80は、第1落下通路55を落下する。第1落下通路55を落下した遊技球80は、受け口51aから転動通路56の内部に落下し、該転動通路56の内部を転動していく。そして、転動通路56の下流側端部に到達すると、遊技球80は、排出口51bから第2落下通路57に落下する。この第2落下通路57を落下する遊技球80は、貯留タンク47の上面に設けられた受け口47aから、その内部に案内される。
図7に示すように、貯留タンク47の内部に案内された遊技球80は、貯留タンク47の内部を図7中C方向に転動した後、排出口47bに向けて(図7中D方向に)転動する。そして、排出口を通過した遊技球80は、第1払出し口35から供給皿27の遊技球受容領域31に払い出される。遊技球受容領域31の底面31aは、送り込み通路36に向けて下り傾斜した傾斜面から構成されているから、遊技球受容領域31に払い出された遊技球80は、送り込み通路36に向けて(図7中E方向に)転動する。なお、送り込み通路36に向けて転動する遊技球80は、送り込み通路36の内部で整列される。遊技者が遊技を行っている場合には操作ハンドル25が操作されているので、送り込み通路36の内部の遊技球80は、送り込み装置73によって1個ずつ発射装置28に送り込まれる。そして、発射装置15に送り込まれた遊技球80は、発射装置28によって遊技領域10に向けて打ち出される。
操作ハンドル25を操作して遊技球80の打ち出しを行った場合に、打ち出された遊技球80が、遊技領域10まで打ち出されない、所謂ファール球となる場合がある。この場合、このような遊技球80は、回収口62,63に回収される。回収口62によって回収された遊技球80は図7中F方向に移動することでファール球通路64の内部を転動する。また、回収口63によって回収された遊技球80は図7中G方向に移動して、ファール球通路64の内部を転動する。これら遊技球80は補助タンク48の内部に案内され、第2払出し口38に向けて(図7中H方向に)転動する。そして、第2払出し口38からの遊技球80が供給皿27の遊技球補給領域32に払い出される。遊技球補給領域32の底面32aは、遊技球受容領域31に向けて下り傾斜する傾斜面から構成されているから、遊技球補給領域32に払い出された遊技球80は、図7中I方向に転動し、遊技球受容領域31に受容される。
遊技者が操作ハンドル25を操作して遊技を行って、入賞装置のいずれかに遊技球80が入賞すると、遊技制御装置72から払出し制御装置71に賞球信号が出力される。これを受けて、払出し制御装置71は、払出し装置45を作動させ、入賞に基づく遊技球80の払い出しを行う。なお、この場合、貸し球を行う場合と同様であり、払出し装置45が作動すると、遊技球80が第1落下通路55の内部に払い出される。なお、払い出された遊技球80は第1落下通路55を落下し、転動通路56の内部に案内される。そして、転動通路56の内部に案内された遊技球80は、該転動通路56の内部を転動し、第2落下通路57の内部に案内される。第2落下通路57の内部に案内された遊技球80は、第2落下通路57の内部を落下した後に貯留タンク47の内部に案内される。なお、貯留タンク47の側面には視野窓66が設けられているから、遊技者は、この視野窓66を介して遊技球80が貯留タンク47の内部を転動している様子を見ることができる。これにより、払出し装置45から払い出される遊技球80の出球感を遊技者に感じさせることができる。
なお、遊技を行っている際に、遊技球80が始動チャッカー18に入賞した場合、移行抽選が行われるとともに、表示画面16において図柄の変動表示等が行われる。この図柄の変動表示は所定時間経過すると終了し、図柄の停止表示が行われる。例えば3個の図柄が停止表示される場合、移行抽選で当選すると、例えば「7−7−7」のように同一の図柄が停止表示されることになる。この移行抽選で当選すると、遊技状態が、通常の遊技が行われる通常状態から、通常モードよりも入賞し易くなる「大当たり」状態に移行する。
「大当たり」状態に移行すると、アタッカ20が所定のタイミングで開放されるので、アタッカ20が開放されているときにはアタッカの内部に設けられた大入賞口に遊技球80が入賞し易くなる。これにより、「大当たり」状態では、数多くの遊技球80が賞球として払出し装置45から払い出されることになる。入賞に基づく遊技球80の払い出し数に対して、発射装置28における遊技球80の打ち出し数は一定であるから、払出し装置45から数多くの遊技球80が払い出されると、供給皿27の遊技球受容領域31は第1払出し口35から払い出された遊技球80で満たされることになる。なお、遊技球受容領域31の底面31aと、遊技球補給領域32の底面とには段差面37が形成されているから、遊技球受容領域31に受容される遊技球80は、遊技球補給領域32内に受容されることがない。そして、供給皿27の遊技球受容領域31が払い出された遊技球80によって満たされると、さらに払い出された遊技球80は、貯留タンク47の内部に貯留されることになる。なお、視野窓66からは貯留タンク47に遊技球80が貯留されている様子を見ることができるから、遊技者は、遊技球80の出球感を感じやすくなる。
図8に示すように、貯留タンク47に貯留された状態で、入賞による遊技球80の払い出しがさらに行われると、第2落下通路57に遊技球80が貯留されていく。そして、第2落下通路57と、補助通路58との分岐点59まで遊技球80が貯留されると、払い出される遊技球80は、第2落下通路57から補助通路58に案内される。この補助通路58に案内された遊技球80は、補助通路58を落下し、補助タンク48の受け口48aから補助タンク48の内部に案内される。なお、補助タンク48の内部に案内された遊技球80は、補助タンク48の内部を転動し、第2払出し口38から遊技球補給領域32に払い出される。
図9に示すように、遊技球補給領域32に払い出された遊技球80は、遊技球受容領域31に向けて(図9中J方向に)遊技球補給領域32を転動することになるが、遊技球受容領域31は遊技球80で満たされているから、第2払出し口38から払い出された遊技球80は、遊技球補給領域32の下流側から満たされていく。そして、遊技球補給領域32が遊技球80によって満たされると、補助タンク48の内部に払い出された遊技球80が貯留される。これにより、供給皿27を有効に使用することができる。また、貯留タンク47と、補助タンク48とを設けることで、より多くの遊技球80をパチンコ機2の内部で貯留させることができるので、供給皿27が遊技球80で満たされることによって、遊技球80を遊技場に設けられた貯留箱に排出する回数が減り、遊技の進行を妨げることを防止することができる。
本実施形態では、通常遊技球が払い出される払出し口を、第1払出し口としたが、これに限定する必要はなく、第2払出し口から払い出されるようにしてもよい。この場合、供給皿に受容できる遊技球の数を多くすることができ、また、供給皿が遊技球で満たされた場合には、本実施形態に示した貯留タンクに遊技球を貯留させることができる。
本実施形態では、供給皿の遊技球受容領域から送り込み通路へ転動する遊技球の方向と、遊技球補給領域から遊技球受容領域へと転動する遊技球の方向が逆方向となるように遊技球受容領域と、遊技球補給領域とを配置したが、これに限定する必要はなく、供給皿の遊技球受容領域から送り込み通路へ転動する遊技球の方向と、遊技球補給領域から遊技球受容領域へと転動する遊技球の方向が同一方向となるように、遊技球受容領域と、遊技球補給領域とを配置した供給皿としてもよい。
本実施形態では、案内通路の下流側端部と第1払出し口との間に貯留タンクを設けた例を示したが、これに限定する必要はなく、例えば、案内通路の下流端を第1払出し口と連通させるようにしてもよい。この場合、本実施形態の視野窓は、案内通路の下流側端部の側壁面に設けられることになり、遊技者は案内通路の内部を転動する遊技球、或いは案内通路の内部に一時的に貯留された遊技球を観察することになる。
本実施形態では、遊技機としてパチンコ機の例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えばパチンコ球等の遊技球を投入することによって遊技が実行可能となるスロットマシンや、遊技球を使用する他の遊技機にも利用することが可能である。
パチンコ機の外観を示す斜視図である。 下部扉の構成を示す斜視図である。 供給皿の構成を示す正面図である。 パチンコ機の本体枠の構成を示す斜視図である。 排出通路、及びその近傍の構成の一例を示す斜視図である。 排出通路を遊技球が案内される様子を示す説明図である。 貯留タンク、及び供給皿に払い出された場合の遊技球の動きの一例を示す説明図である。 排出通路を遊技球が案内される様子を示す説明図である。 補助タンク、及び供給皿に払い出された場合の遊技球の動きの一例を示す説明図である。
符号の説明
2 パチンコ機
26 貸し球ボタン
27 供給皿
28 発射装置
36 送り込み通路
31 遊技球受容領域
31a 底面(第1傾斜面)
32 遊技球補給領域
32a 底面(第2傾斜面)
35 第1払出し口
38 第2払出し口
45 払出し装置
47 貯留タンク(転動通路部)
48 補助タンク
49 排出通路(払出し通路)
55 第1落下通路
56 転動通路
57 第2落下通路(落下通路部)
58 補助通路
59 分岐点
60 案内通路
66 視野窓
80 遊技球

Claims (3)

  1. 遊技球を発射装置に向けて整列させて送り込む送り込み通路と、
    前記送り込み通路の上流側に向けて傾斜する第1傾斜面を備えた遊技球受容領域と、前記第1傾斜面の上流側に向けて傾斜する第2傾斜面を備えた遊技球補給領域とが設けられ、前記遊技球補給領域に補給された遊技球が前記遊技球受容領域に向けて転動する方向と、遊技球受容領域に受容された遊技球が送り込み通路に向けて転動する方向とが逆方向となるとともに、前記遊技球受容領域の第1傾斜面と前記遊技球補給領域の第2傾斜面とが連続した底面からなる供給皿と、
    前記供給皿に向けて遊技球を払い出す払出し装置からの遊技球が前記供給皿に向けて案内される払出し通路と、
    前記払出し通路の内部を案内された遊技球を前記供給皿に払い出す払出し口と、を備えた遊技機であって、
    前記払出し口は、前記遊技球を前記第1傾斜面に払い出す第1払出し口と、前記遊技球を前記第2傾斜面に払い出す第2払出し口とから構成されるとともに、
    前記払出し通路は、前記第1払出し口と連通する案内通路と、前記第2払出し口と連通する補助通路とから構成されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記案内通路は、前記払出し装置からの遊技球を落下させる落下通路部と、前記落下通路部の内部を落下した遊技球を第1払出し口へと転動させる転動通路部とから構成され、前記補助通路の上流側端部が前記落下通路部に連通していることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第1払出し口と連通する前記案内通路の下流側端部の側壁面には、前記案内通路の内部を遊技機の外部から観察させる視野窓が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007260154A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Adachi Light Co Ltd 遊技機
JP2014213175A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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