JP6527546B2 - メダルゲーム機 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが所有する遊技価値であるメダルを使用してゲームをプレイするメダルゲーム機に関する。
従来、ユーザが所有する遊技価値であるメダルを使用してゲームをプレイし、更に多くのメダルを獲得することを目的とするメダルゲーム機がある。この種のメダルゲーム機では、ユーザは、投入口からメダルを投入することにより、投入したメダル数に応じてゲームをプレイでき、ゲームの結果に応じて獲得したメダルが払出口から払い出される。ユーザは、払出口から払い出されたメダルを投入口に投入することで、継続的にゲームを楽しむことができる。
メダルゲーム機によっては、メダルを払出口から投入口まで運ぶ際に、かがんだり立ち上がったりする煩わしい動作を行う必要があるものがある。特許文献1に開示されたメダルゲーム機では、払い出されたメダルが貯留される貯留部から投入口へとメダルをスライド可能な通路を設けて、払出口から投入口までメダルを運ぶ際の煩わしい動作の軽減を図っている。
特開2009−18188号公報
上記の態様のメダルゲーム機では、払い出されたメダルを投入口へとスライドさせる必要があるが、例えば頻繁に又は大量にメダルを投入してプレイするゲーム機の場合など、このようなスライド動作さえも煩わしく感じられることがある。
そこで、本発明は、煩わしい動作を行うことなく、継続的にゲームを楽しむことができるメダルゲーム機を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るメダルゲーム機は、メダルが送出されてゲームが行われるゲームフィールドを有し、当該ゲームフィールドでのゲームの結果に応じてユーザがメダルを獲得できるメダルゲーム機であって、前記ゲームフィールドから落下したメダルをユーザの獲得メダルとして前記ゲームフィールドから回収する落下口と、前記落下口から回収された前記獲得メダル数を計数するカウンタと、複数のメダルを貯留するホッパを有し、ユーザの操作に応じて、前記ホッパに貯留されたメダルを前記ゲームフィールドに送出するメダル送出機構と、ユーザの操作に応じて、前記落下口から回収され前記カウンタを経て前記獲得メダルの行先を、前記払出口と前記ホッパとの間で切り替える切替手段と、前記獲得メダルのうち、前記ホッパに貯留されたメダル数を遊技可能数として記憶する記憶部と、を備える。
上記の構成によれば、ユーザが継続的にゲームをプレイしたい場合には、ユーザは、落下口から落下したメダルの行先を払出口からホッパに切り替えることができる。これにより、ユーザは、落下口から落下することにより獲得したメダルを投入口に運ぶ必要がなくなるため、煩わしい動作を行うことなく、継続的にゲームを楽しむことができる。
上記のメダルゲーム機は、ユーザによりメダルが投入される投入口を備え、前記獲得メダルの行先が前記ホッパである場合に、前記投入口から投入されたメダルは、前記カウンタを経て前記ホッパに送られ、前記カウンタは、前記落下口から回収された前記獲得メダル及び前記投入口から投入されたメダルの数を計数してもよい。この構成によれば、落下口から回収された獲得メダルを計数するカウンタと、投入口から投入されたメダルの数を計数するカウンタを別々に備える場合に比べて、製造コストを抑制することができる。
本発明によれば、煩わしい動作を行うことなく、継続的にゲームを楽しむことができるメダルゲーム機を提供することができる。
一実施形態に係るメダルゲーム機の外観を示す図である。 メダルゲーム機の全体構成を示すブロック図である。 メダルゲーム機のゲームフィールド及び操作台を示す図である。 メダルの流通経路を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るメダルゲーム機について、図面を参照しつつ説明する。
[メダルゲーム機の全体構成]
図1は、一実施形態に係るメダルゲーム機1の外観を示す図であり、図2は、メダルゲーム機1の全体構成を示すブロック図である。メダルゲーム機1は、環状に配置された6機のサテライト機2を備える。互いに隣接する2機のサテライト機2のうちの一方のサテライト機2の側部が他方のサテライト機2の側部と連結される。また、図2に示すように、6機のサテライト機2と3機のボール供給機3が制御装置4に、バス5を介して互いに通信可能に接続される。なお、以下の説明では、1機のサテライト機2に着目し、このサテライト機2の正面側を前方とする。そして、サテライト機2の背面側を後方とし、サテライト機2の正面に向かって右側を右方、向かって左側を左方とする。
ユーザは、メダルを用いて各サテライト機2のゲームをプレイすることができる。各サテライト機2は、メダルが送出されてゲームが行われるゲームフィールドGFを有している。ユーザは、ゲームフィールドGFでのゲームの結果に応じてメダルを獲得できる。図1に示すように、サテライト機2はボックス形状の筐体10を備え、当該筐体10の内部にゲームフィールドGFが配置されている。ゲームフィールドGFは、その手前側が透明なカバー(図示せず)で覆われている。そのため、ユーザは、ゲームフィールドGFでのメダルの動きを視認できる。また、筐体10におけるこの透明カバーより手前側には、操作台11が設けられている。
図1に示すように、操作台11は、左右方向に延びて設けられている。また、操作台11の左右方向における中央部分に、メダルが投入される投入口12と、メダルが払い出される払出口13と、該払出口13から払い出されたメダルを受けるメダル受皿14とが配置されている。操作台11の左側には、ゲームフィールドGFにメダルを送出するためのユーザの操作を受け付ける送出操作部15が設けられている。また、操作台11の右側には、ユーザの操作を受け付ける後述する切替操作部16が設けられている。送出操作部15や切替操作部16は、図例ではボタンであるが、特に限定されず、例えば揺動可能な操作レバーなどであってもよい。
図2に示すように、サテライト機2は、送出機構21を備えている。送出機構21は、ゲームフィールドGFにメダルを送出するためのものである。送出機構21は、筐体10の内部に配置され、投入口12から投入されたメダルを貯留する送出用ホッパ21aを有している。操作台11の送出操作部15が操作されると、送出機構21は、制御装置4により、ゲームフィールドGFにメダルを送出するよう制御される。
また、サテライト機2は、カウントホッパ(カウンタ)22を備えている。カウントホッパ22は、ゲームフィールドGFに設けられた落下口53(図3参照)から回収されたメダル数を計数する。なお、後述するように、本実施形態のメダルゲーム機1では、落下口53から回収されたメダルは、ゲームフィールドGFで行われたゲームによりユーザが獲得したものとして設定されている。
また、サテライト機2は、切替機構(切替手段)23を備えている。切替機構23は、ユーザによる切替操作部16の操作に基づいて、カウントホッパ22で計数された獲得メダルの行先を、払出口13と送出用ホッパ21aとの間で切り替えるための機構である。言い換えれば、切替機構23は、サテライト機2の筐体10内に設けられた、落下口53から払出口13にメダルを導く第1経路と、落下口53から送出用ホッパ21aにメダルを導く第2経路との間で、メダルの流通経路を変更可能に構成されている。例えば、このような切替機構23は、ユーザによる切替操作部16の操作に基づいて、第1経路と第2経路のうちの一方の経路を開放し、他方の経路を閉鎖する開閉機構により実現される。
ボール供給機3は、ゲームフィールドGFでのゲーム結果等に応じて、所定数のボールをゲームフィールドGFへ供給する。本実施形態では、ボール供給機3は、隣接する2機のサテライト機2に対して1つ設けられている。ボール供給機3は、隣接する2機のサテライト機2の間に配置されており、ボール用の通路57(図3参照)を介して、それらサテライト機2の夫々に接続されている。そして、図2に示すバス5を介してサテライト機2あるいは制御装置4から信号を受信すると、これらの信号に基づいて特定される個数のボールを、所定のタイミングでゲームフィールドGFへ投入する。なお、サテライト機2の筐体10には、ボール供給機3の近傍に複数のランプ(図例では5つ)17が設けられており、所定のタイミングで点灯するようになっている。
制御装置4は、プロセッサ等の演算手段とROM及びRAM等の記憶手段(記憶部)とを備えており、メダルゲーム機1の動作を制御すると共に、種々のデータ管理等を行う。
例えば、制御装置4は、ユーザによる送出操作部15の操作に基づいて、ゲームフィールドGFにメダルを送出するよう送出機構21に指示する。また、制御装置4は、ユーザによる送出操作部15の操作に基づいて、ゲームフィールドGFに送出可能なメダルの数を、遊技可能数として記憶している。遊技可能数は、例えば投入口12から投入されたメダル数やゲームフィールドGFにおけるゲームで獲得したメダル数に応じて増大する一方、ユーザによる送出操作部15の操作に基づいてゲームフィールドGFにメダルが送出されるたびに減少する。なお、後述するように、ゲームフィールドGFで獲得したメダル数は、遊技可能数として記憶されない場合もある。
図3は、メダルゲーム機1におけるゲームフィールドGF及び操作台11を示す図である。ゲームフィールドGFは、パネル30で構成された第1ゲームフィールドGF1と、その下方に設けられた固定テーブル51及びプッシャテーブル52で構成された第2ゲームフィールドGF2とを有している。本実施形態のメダルゲーム機1では、送出操作部15が操作されることにより第1ゲームフィールドGF1にメダルが送出され、そのメダルの行先や経路に応じて、ユーザに所定の成果を付与するイベントが実行される。また、第2ゲームフィールドGF2では、第1ゲームフィールドGF1から落下したメダルによりプッシャゲームが行われる。
第1ゲームフィールドGF1を構成するパネル30は、鉛直に配置されており、複数のピン31が設けられている。送出操作部15が操作されると、送出機構21によりパネル30の上部のメダル放出部32からメダルMが放出される。放出されたメダルは、メダル放出部32の直下に設けられた揺動部材33a,33bにより放出方向を変更され、その後、ピン31等と衝突して不規則に方向を変えながら落下する。
パネル30の上下方向中央で且つ左右方向中央には、表示装置34が設けられている。表示装置34は、例えば液晶表示装置等のモニタである。表示装置34は、例えばゲームの進行や第1ゲームフィールドGF1で実行される抽選に関する情報を表示する。
パネル30の上下方向中央における両側には、それぞれ、アーム状の第1開閉部36及び第2開閉部37が設けられる。制御装置4は、第1開閉部36及び第2開閉部37を、それぞれ、下端部を中心にパネル30に沿って開位置及び閉位置の間で揺動させる。開位置とは、落下してきたメダルMの落下方向を規制することができる位置である。また、閉位置とは、メダルMの落下方向を規制することができない位置である。具体的には、パネル30に沿って落下するメダルMが、開状態の第1開閉部36又は第2開閉部37に当接する。その後、このメダルMが第1開閉部36又は第2開閉部37に沿って転動して、落下方向が規制される。これら第1開閉部36及び第2開閉部37に当接して転動したメダルMによって、所定のイベントが実行される。
例えば、第1開閉部36に当接して転動したメダルMにより、ボール投入イベントが実行される。具体的には、第1開閉部36が開状態の間に当接して転動したメダルMは、回収口35aから送出用ホッパ21aに回収されるとともに、図示しないセンサに検出される。制御装置4は、当該センサから検出信号を受けて、回収口35aから回収されたメダルMの枚数を計数するとともに、計数するごとにボール供給機3近傍に設けられた複数のランプ17(図1において縦に5つ並んだランプ17を参照)を1つずつ点灯させる。第1開閉部36により回収されたメダルMの枚数が、所定数に達した場合(例えば全てのランプ17を点灯させた場合)、制御装置4は、ボール供給機3を制御して、固定テーブル51上に1つボールBを供給させる。なお、ボールBの投入と共に、ランプ17は全て消灯される。
また、第2開閉部37に当接して転動したメダルMにより、物理抽選イベントが実行される。具体的には、表示装置34の下側近傍には、所定の速度で回転し、抽選機として用いられる回転体40が設けられている。第2開閉部37が開状態の間に当接したメダルMは、第2開閉部37の右端部近傍に設けられた孔37aに向かって転動し、その後、この孔37aから落下する。第2開閉部37の下方には、メダルMが転動する複数のレール38a,38b,38cで構成された案内部38が設けられている。孔37aから落下したメダルMは、案内部38に当接し、その後、案内部38により回転体40に案内される。回転体40は、その周に沿って均等に配置され、メダルMを保持する複数の凹部41を有している。案内部38により案内されたメダルMは、回転体40の何れかの凹部41に保持され、その凹部41に応じた所定の成果を付与する。なお、回転体40の中央部分には、凹部41のそれぞれに対して、この物理抽選により付与される成果を示す数字やマーク等の表記45が印されている。
なお、回転体40の周りには、所定方向にのみ開口した保持枠42が設けられている。保持枠42の開口部は、凹部41にメダルMが入り込むためのメダル入口部43を構成している。即ち、この保持枠42は、保持枠42の開口方向と同方向に開口する位置に来た1つの凹部41にのみメダルMが入り込むことを可能にしている。また、保持枠42は、保持枠42の開口方向と異なる方向に開口した位置にある複数の凹部41の開口を塞いでいる。これにより、これら凹部41にメダルMが保持された状態を維持することができる。回転体40に保持されたメダルMは、回転体40とともに一周し終わる前に、回収口(例えば、回転体40の背面側にてパネル30に形成された孔)35b(図4参照)から排出され、送出用ホッパ21aへと送られる。
また、パネル30における第1開閉部36の下方には、チャッカ39が設けられている。メダルMがこのチャッカ39を通過すると、第1開閉部36は、制御装置4により制御されて、閉位置から開位置へと移動し、開位置のまま所定時間を経過した後、開位置から閉位置へと戻される。この開閉動作は、チャッカ39にメダルMが通過するごとに1回行われてもよいし、複数回行われてもよい。
第2ゲームフィールドGF2は、固定テーブル51と、該固定テーブル51の奥側で前後に往復するプッシャテーブル52とを有している。固定テーブル51及びプッシャテーブル52上には、多数のメダルMが載置された状態にある。固定テーブル51の手前側には、落下口53が設けられている。固定テーブル51の左右方向両側には、それぞれ固定テーブル51の端縁から立ち上がる側壁部54が設けられている。各側壁部54には、メダルMを回収するための回収口55が設けられている。また、一方の側壁部54には、ボール供給機3から送られたボールBを固定テーブル51上に投入するボール投入口56が設けられている。
プッシャテーブル52は、パネル30の下方で、固定テーブル51の上面に沿って前後に一定の周期で往復動作している。第1ゲームフィールドGF1に送出されたメダルMは、プッシャテーブル52に向かって落下し載置される。プッシャテーブル52の往復動作によって、プッシャテーブル52に載置されたメダルMは、プッシャテーブル52から落下する。そして、プッシャテーブル52から落下したメダルMは、固定テーブル51上に載置される。さらに、固定テーブル51に載置されたメダルMは、プッシャテーブル52の前端部に押されて前方へと移動する。こうして、固定テーブル51上のメダルMは、前方へと押し出されて、落下口53に落下したり回収口55から回収されたりする。
また、上述したボール投入イベントで固定テーブル51上に投入されたボールBも、固定テーブル51上に載置されたメダルMと同様に、プッシャテーブル52の往復動作に伴って前方へと押し出され、やがて落下口53から落下する。落下口53には、ボールBを検出するセンサが設けられている。落下口53にボールBが落下すると、当該センサから制御装置4に検出信号が送られる。制御装置4は、センサから検出信号を受けて、所定の数(例えば「10」)だけ遊技可能数を加算するとともに、第2開閉部37を所定回数だけ開閉する。なお、第2開閉部37の開閉動作は、第1開閉部36と同様に、メダルMがチャッカ39を通過することにより実行されてもよい。
[メダルの流通経路]
次に、図4を参照して、メダルゲーム機1のメダルMの流通経路について説明する。上述したように、ユーザにより送出操作部15が操作されると、送出用ホッパ21aに貯留されたメダルMが第1ゲームフィールドGF1に送られる。
第1ゲームフィールドGF1に送られたメダルMのうち、第2ゲームフィールドGF2に送られることなく回収されたメダルMは、送出用ホッパ21aに送られる。本実施形態では、上述したように、第1開閉部36に当接した後に回収口35aから回収されたメダルMや回転体40の凹部41に保持された後に回収口35bから回収されたメダルMが、送出用ホッパ21aに送られる。
第1ゲームフィールドGF1に送られたメダルMのうち、これら回収口35a,35bに回収されなかったメダルMは、第2ゲームフィールドGF2のプッシャテーブル52に載置される。そして、上述したように、プッシャテーブル52の往復動作に伴い、固定テーブル51上に落下した後、落下口53に落下したり回収口55に進入したりする。このうち、回収口55に進入したメダルMは、送出用ホッパ21aに回収される。
落下口53から落下したメダルMは、ユーザの獲得メダルとして第2ゲームフィールドGF2から回収される。この落下口53から落下した獲得メダルMは、カウントホッパ22に送られ、計数される。そして、カウントホッパ22から排出された獲得メダルMは、切替機構23を経て、ユーザによる切替操作部16の操作に基づいて設定された行先である送出用ホッパ21aあるいは払出口13へと送られる。
切替機構23で設定された獲得メダルの行先が払出口13である場合、カウントホッパ22から排出された獲得メダルMは、第1経路を通って払出口13から払い出され、ユーザが所持するものとなる。またこの場合に、カウントホッパ22で計数された獲得メダル数(即ち、第1経路を通じて払出口13から払い出されたメダル数)は、制御装置4の記憶部に、メダルゲーム機1から排出されたメダル数である排出メダル数として記憶される。記憶部に記憶された排出メダル数は、例えば、メダルゲーム機1内に存在するメダル数を管理するために利用される。
また、切替機構23で設定された獲得メダルの行先が送出用ホッパ21aである場合、カウントホッパ22から排出された獲得メダルMは、第2経路を通って送出用ホッパ21aへ送られる。またこの場合に、カウントホッパ22で計数された獲得メダル数(即ち、第2経路を通じて送出用ホッパ21aに送られ貯留されたメダル数)は、制御装置4の記憶部に、遊技可能数として記憶される。例えば、現在の遊技可能数が「10」であるときに、第2経路を通じて送出用ホッパ21aに5枚のメダルが送られた場合には、現在の遊技可能数に5枚分の遊技可能数が加算され、遊技可能数は「15」となる。
また、図4に示すように、ユーザにより投入口12から投入されたメダルMは、カウントホッパ22へと送られる。即ち、本実施形態において、カウントホッパ22は、落下口53から回収された獲得メダルだけでなく、投入口12から投入されたメダルも計数する。カウントホッパ22では、落下口53から回収された獲得メダルと投入口12から投入されたメダルMとを区別して計数していない。このため、切替機構23で設定された獲得メダルMの行先が送出用ホッパ21aである場合、落下口53から回収された獲得メダルMと投入口12から投入されたメダルMは、互いに区別されずに何れも遊技可能数として記憶部に記憶される。
以上に示したように、本実施形態に係るメダルゲーム機1では、ユーザが継続的にゲームをプレイしたい場合には、ユーザは、落下口53から落下したメダルMの行先を払出口13から送出用ホッパ21aに切り替えることができる。これにより、ユーザは、落下口53から落下することにより獲得したメダルMを投入口12に運ぶ必要がなくなるため、煩わしい動作を行うことなく、継続的にゲームを楽しむことができる。
また、本実施形態では、カウントカウンタ22が、落下口53から回収された獲得メダルM及び投入口12から投入されたメダルMの数を計数する。落下口53から回収された獲得メダルMを計数するカウンタと、投入口12から投入されたメダルMの数を計数するカウンタを別々に備える場合に比べて、製造コストを抑制することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、メダルゲーム機1が備えるサテライト機2、ボール供給機3及び制御装置4の個数は、上記実施形態で示された個数に限定されない。1機のボール供給機3は、1機のサテライト機2に接続されてもよいし、3機以上のサテライト機2に接続されてもよい。また、上記実施形態で示された、パネル30上に設けられた要素の数や配置等は、上記したものに限定されない。また、メダルゲーム機1は、ボール供給機3を備えない構成であってもよい。
また、上記実施形態では、カウントホッパ22が、落下口53から回収された獲得メダルと投入口12から投入されたメダルMとを区別せずに計数していたが、例えば、投入口12から投入されたメダルMを個別に計数するカウンタを設けてもよい。このようなカウンタは、例えば、投入口12からカウントホッパ22にメダルMを導く投入路にメダルを検出するためのセンサを設けて、当該センサで検出されたメダル数を例えば制御装置4等で計数することにより実現される。この場合、投入口12から投入されたメダルMの数と落下口53から回収された獲得メダルMとを別々に管理することができる。
また、ユーザにより投入口12から投入されたメダルMは、カウントホッパ22を経ずに送出用ホッパ21aへと直接送られてもよい。この場合、例えば、投入口12から投入されたメダルMを個別に計数するカウンタを設けて、当該カウンタで計数されたメダルの数だけ、前記カウントホッパ22で計数されて記憶される遊技可能数に加算されるようにしてもよい。
また、本発明は、ゲームフィールドGFからユーザの獲得メダルとして回収する落下口を備えた構成のメダルゲーム機であればよく、ユーザがプッシャゲームをプレイできるメダルゲーム機に限定されない。即ち、上記のサテライト機2は、ユーザがプッシャゲームをプレイできる第2ゲームフィールドGF2を備えた構成であったが、これに限定されない。例えば、第2ゲームフィールドGF2を備えておらず、且つ、第1ゲームフィールドGF1に本発明の落下口に対応する入賞口を備えたメダルゲーム機にも、本発明は適用可能である。
1 メダルゲーム機
2 サテライト機
4 制御装置
12 投入口
13 払出口
21 送出機構
21a 送出用ホッパ(ホッパ)
22 カウントホッパ(カウンタ)
23 切替機構(切替手段)
53 落下口
GF ゲームフィールド

Claims (1)

  1. メダルが送出されてゲームが行われるゲームフィールドを有し、当該ゲームフィールドでのゲームの結果に応じてユーザがメダルを獲得できるメダルゲーム機であって、
    前記ゲームフィールドから落下したメダルをユーザの獲得メダルとして前記ゲームフィールドから回収する落下口と、
    前記落下口から回収された前記獲得メダル数を計数するカウンタと、
    前記獲得メダルをユーザに払い出す払出口と、
    複数のメダルを貯留するホッパを有し、ユーザの操作に応じて、前記ホッパに貯留されたメダルを前記ゲームフィールドに送出するメダル送出機構と、
    ユーザの操作に応じて、前記落下口から回収され前記カウンタを経た前記獲得メダルの行先を、前記払出口と前記ホッパとの間で切り替える切替手段と、
    前記獲得メダルのうち、前記ホッパに貯留されたメダル数を遊技可能数として記憶する記憶部と、
    ユーザによりメダルが投入される投入口と、
    を備え
    前記獲得メダルの行先が前記ホッパである場合に、前記投入口から投入されたメダルは、前記カウンタを経て前記ホッパに送られ、
    前記カウンタは、前記落下口から回収された前記獲得メダル及び前記投入口から投入されたメダルの数を計数する、メダルゲーム機。
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