JP4772769B2 - メダルゲーム機 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲームセンタなどに設置されるいわゆるアーケード型のメダルゲーム機に関する。
アーケード型のメダルゲーム機は、メダルを所定のメダルゲームフィールド内に投入させてゲームを行わせるものである。メダルがメダルゲームフィールド内に設けられたチャッカを通過した場合には、所定枚数のメダルが払い出されたり、抽選ゲームが行われたりなどの所定のゲーム効果が発生する。
メダルゲームフィールド内に連続的にメダルを投入させるために、予めメダルを投入口から投入して貯留手段に貯留しておき、ボタン操作によりこの貯留手段からメダルを送出してメダルゲームフィールド内に投入させる機能(以下、「クレジット機能」という。)を備えたメダルゲーム機がある。例えば、特開2005−40592号公報には、クレジット機能付のメダルゲーム機について記載されている。
特開2005−40592号公報
しかしながら、貯留手段の許容量以上にメダルが投入された場合、メダルが貯留手段からあふれ出してしまうことがある。例えば、ゲームにおける所定のゲーム効果の発生により、メダルゲームフィールド内へのメダルの投入が停止される場合がある。このとき、メダルの貯留手段からの送出が停止されるので、貯留手段のメダルの貯留量は、投入口から投入されるメダルにより増加する一方となる。この状態が継続すると、メダルが貯留手段からあふれ出してしまう。
また、貯留手段からのメダルの送出量より投入口からのメダルの投入量が多い状態が継続した場合や、メダルゲーム機の主電源が投入されていない場合や、トラブルによりメダルの送出ができない場合も、同様に、投入口から投入されるメダルが貯留手段からあふれ出す可能性がある。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、貯留手段からのメダルの送出が停止された場合などでも、貯留手段からメダルがあふれ出さないようにする機能を備えたメダルゲーム機を提供することをその目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供されるメダルゲーム機は、メダル投入口と、このメダル投入口から投入されたメダルを貯留するメダル貯留部と、メダルを用いたゲームが行われるメダルゲームフィールドと、このメダルゲームフィールドに上記メダル貯留部内のメダルを送り出すためのメダル送出機構と、を備えたメダルゲーム機であって、上記メダル送出機構は、上記ゲームの進行状況に応じて、上記メダルゲームフィールドにメダルを送出することが可能なメダル送出可能状態と、上記メダルゲームフィールドへのメダルの送出を一時的に停止するメダル送出停止状態とに切換可能に構成されており、上記メダル送出停止状態において上記メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断するための遮断機構を備えることを特徴とする。
この構成によると、上記メダル送出機構が上記メダル送出停止状態の場合、遮断機構がメダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する。したがって、上記メダル貯留部内のメダルが上記メダル送出機構により送り出されなくても、上記メダル貯留部にメダルが送り込まれることが停止されるので、メダルが上記メダル貯留部からあふれ出すことを防止できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、メダル投入口から投入されたメダルを1枚ずつ上記メダル貯留部に導くためのメダル通路を備えており、上記遮断機構は、上記メダル投入口の近傍において上記メダル通路を塞ぐように構成されている。
この構成によると、上記遮断機構はメダルゲーム機の内部に設けられるので、プレイヤの目に付かず、上記メダル投入口の近傍でメダルの投入を遮断することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記遮断機構は、可動鉄心を有するソレノイドと、上記可動鉄心に連結された遮断部材とを備えており、上記遮断部材は、上記ソレノイドへの通電および断電により、上記メダル通路から退避させられた開放状態と、上記メダル通路中に進出させられた遮断状態との間で往復動させられるように構成されている。この構成によると、上記遮断機構を電気的に制御できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記遮断部材は、上記ソレノイドへの通電によって上記開放状態となり、上記ソレノイドへの断電によって上記遮断状態となる。この構成によると、メダルゲーム機の主電源が投入されていない場合、上記ソレノイドが断電されているので、上記メダル通路が遮断状態となり、メダルの投入を遮断することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記メダルゲームフィールドは、上記メダル送出機構により送出されたメダルがその上面上を移動可能な第1の状態と、移動不可能な第2の状態とを取り得るメダル移動部を有し、上記メダル移動部が上記第2の状態を取ったとき、上記メダル送出機構はメダル送出停止状態に切り換わる。
この構成によると、上記メダル移動部をメダルが移動できない状態となった場合に、上記メダル送出機構はメダル送出停止状態に切り換わり、遮断機構がメダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する。したがって、このような場合にはメダル送出とメダルの投入が停止されるので、メダルが上記メダル貯留部からあふれ出すことを防止できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記遮断機構は、主電源が投入されていない場合にも、メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する。
この構成によると、主電源が投入されておらず上記メダル送出機構がメダルの送出を停止している場合にもメダルの投入が停止されるので、メダルが上記メダル貯留部からあふれ出すことを防止できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記メダル投入口からメダルが投入されたことを検出して投入検出信号を送信する投入メダルセンサと、上記メダル送出機構からメダルが送出されたことを検出して送出検出信号を送信する送出メダルセンサと、上記投入メダルセンサから送信された投入検出信号に基づいて増加され、上記送出メダルセンサから送信された送出検出信号に基づいて減少される、使用可能なメダルの枚数をカウントするメダルカウンタと、をさらに備えており、上記遮断機構は、上記メダルカウンタによりカウントされたメダルの枚数が所定枚数を超えた場合にも、上記メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する。
この構成によると、上記メダル貯留部に貯留されているメダルの枚数が所定枚数を超えた場合にもメダルの投入が停止されるので、メダルが上記メダル貯留部からあふれ出すことを防止できる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明に係るメダルゲーム機の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係るメダルゲーム機の第1実施形態の全体外観図である。メダルゲーム機Aは、下部筐体10上に筒状のショーケース11が載設され、かつこのショーケース11上に上部カバー12が設けられた構成を有している。ショーケース11によって囲まれた空間部には、後述するメダルゲームフィールドMFやセンターユニットCUが設けられている。下部筐体10の外周面部には、複数の操作パネル部13が等間隔で設けられており、それらの操作パネル部13と同数の複数人(たとえば6人)が同時にゲームを行なうことができるようになっている。下部筐体10の内部には、操作パネル部13毎に左右2つのメダル送出機構14が設けられている。
図1に図示されていないが、メダルゲーム機Aは、全体の動作を制御するマイクロコンピュータを備えている。図2は、メダルゲーム機Aの電気的な構成を説明するためのブロック図である。同図に示すように、このマイクロコンピュータ15 には、画像表示装置2、チャッカ21、助走板22、プッシャゲーム機構3、抽選装置4、メダル払い出し機構7、遮断機構6、操作パネル部13、メダル送出機構14、センターユニットCU、ミニ抽選ユニットMU、投入メダルセンサ52、送出メダルセンサ146が接続されている。
メダルゲームフィールドMFは、複数の操作パネル部13の個々に対応してたとえば計6箇所設けられている。隣接するメダルゲームフィールドMFの間には、後述する電子ゲームにおいて所定の結果が得られたことによって行われるミニ抽選ユニットMUが設けられている。
図3および図4は、メダルゲーム機AのメダルゲームフィールドMFを説明するための図である。図3はメダルゲームフィールドMFの構成例を示す概略正面図であり、図4は図3に示される構成の部分縦断面図である。メダルゲームフィールドMFには、液晶ディスプレイなどを用いた電子ゲーム実行用の画像表示装置2と、プッシャゲーム機構3とが設置されている。
画像表示装置2とプッシャゲーム機構3との間には、複数のチャッカ21が横方向に並んで設けられている。チャッカ21の手前側には、アクリル樹脂などからなる透明の助走板22が設けられている。図4に表れているように、助走板22は、通常時には奥方(チャッカ21側)に向かうほど低位となる傾斜姿勢をとる一方、所定の場合には手前側に位置する横方向の回動軸221周りに回動させられて起立姿勢をとるように構成されている。チャッカ21と助走板22との間にはメダルmが落下しうる隙間が設けられている。
メダル送出機構14には、メダルmを立てたまま初速を与えて助走板22上に転がすための投入ガイド部材141が設けられている。この投入ガイド部材141は、操作パネル部13に設けられた後述する操作ダイヤル133a,133bによって横方向に揺動可能とされている。これにより、プレイヤは、たとえば特定のチャッカ21に狙いを定めるようにするなどして、投入ガイド部材141の先端から初速を与えられたメダルmを送出する方向を自由に選択することができる。
各チャッカ21は、たとえば内部に設けられた金属センサSaによりメダルmの通過が検出されるように構成されている。助走板22上を転がってきたメダルmがチャッカ21に入ると、上記マイクロコンピュータ15は、画像表示装置2で展開される電子ゲームやチャッカ21を利用した所定のゲームを実行する。センターユニットCUやミニ抽選ユニットMUにおける抽選ゲームは、所定のゲームの結果に応じて実行されるように構成されている。
図4に表れているように、チャッカ21に入ったメダルmおよびチャッカ21に入らなかったメダルmのいずれもプッシャゲーム機構3上に落下する。なお、チャッカ21については、たとえば図3の矢印Na方向に常時または間欠的に往復動を行なう構成とすることもできる。
プッシャゲーム機構3は、固定プレート30上に可動プレート31が重ねられ、かつこの可動プレート31がモータ(図示略)の駆動によって一定のストロークで往復動を行なうように構成されたものである。可動プレート31が手前側に前進したときに、固定プレート30上に載っている複数枚のメダルmどうしが固定プレート30の手前に向けてうまく押し合うと、この固定プレート30の先端縁30aからその手前下方にメダルmが落下するようになっている。可動プレート31の往復動は、常時繰り返して実行されるように構成されているが、これに代えて、たとえば画像表示装置2において実行されるゲーム結果に対応させて可動プレート31を間欠的に動作させるようにしてもかまわない。
固定プレート30から落下したメダルmは、後述するメダル払出口134を通じて操作パネル部13上のメダル留置部135に払い出されるようになっている。プッシャゲーム機構3の側方には、画像表示装置2において実行される電子ゲームやミニ抽選ユニットMUにおける抽選ゲームで所定の当たりとなった場合に固定プレート30あるいは可動プレート31上にメダルmを払い出すためのメダル払出口32が設けられている。なお、固定プレート30の両側方には、メダル回収口301が設けられている。このメダル回収口301に入ったメダルmは、所定の払出メダル貯留部(図示略)に回収され、抽選ゲームなどの結果に応じてメダル払出口32から払い出されるために貯留される。
図1に表れているように、センターユニットCUは、球体としてのボールbを用いて抽選ゲームを行う抽選装置4と、図示しないメダル払い出し機構7とを具備して構成されている。抽選装置4は、ボール投入口41、転動用部材42、振り分け部材43、転動用部材44,45、および入賞テーブル46を備えている。本実施形態においては、抽選装置4によって実行される抽選ゲームは、たとえば最大数千枚ものメダルが払い出される大当たり(以下、「SJP(スーパージャックポット)」という。)を獲得するための抽選である。
ボール投入口41は、転動用部材42上にボールbを投入する。転動用部材42は、投入されたボールbを転動させ、その中央部に設けられている排出口42aから振り分け部材43に排出する。転動用部材42は図示しないモータにより揺動させられているので、ボールbは不規則な動きをする。これにより、転動用部材42におけるボールbの滞留時間が変化し、ボールbが排出されるタイミングも変化する。
振り分け部材43は、転動用部材42から排出されたボールbを転動用部材44あるいは転動用部材45に振り分ける。振り分け部材43は、図示しないモータにより揺動させられている。このため、ボールbは、転動用部材42から排出されたタイミングに応じてほぼ1/2の確率で、転動用部材44あるいは転動用部材45に振り分けられる。この振り分けが、SJPの当選確率を通常確率または高確率のいずれかに振り分ける第1の抽選となる。本実施形態では、ボールbが転動用部材44に振り分けられた場合、転動用部材45に振り分けられた場合よりもメダルmの払い出し枚数が多くなり、SJPの当選確率も高確率となる。
転動用部材44,45は、振り分け部材43により振り分けられて落下してきたボールbを転動させ、それぞれその中央部に設けられている排出口44a,45aから入賞テーブル46に排出する。
入賞テーブル46は、所定の円周上に沿って一定間隔で配列された複数の入賞孔(図示略)を有し、抽選ゲーム時には当該円周方向に回転する。転動用部材44,45から排出されたボールbは、入賞テーブル46のいずれかの入賞孔を通過する。これが第2の抽選となる。入賞テーブル46の外周面には、メダルmの払い出し枚数を表示する表示部46aが、各入賞孔に対応して設けられている。ボールbが通過した入賞孔に対応する表示部46aに表示されている払い出し枚数のメダルmが、後述するメダル払い出し機構7から払い出される。表示部46aに表示される払い出し枚数は、第1の抽選結果により変化する。また、SJPを示す「SJP」が表示される表示部46aの数も第1の抽選結果により変化する。
センターユニットCUは、下部筐体10に対して垂直軸周りに回転可能に支持されている。ただし、センターユニットCUは、入賞テーブル46とは別個独立して回転可能とされている。抽選ゲーム時にはセンターユニットCUの正面が抽選ゲームを行なうプレイヤの正面を向くように、上記マイクロコンピュータ15が図示しないモータを制御することによって適宜回転させる。
メダル払い出し機構7は、抽選ゲームの終了後に、その抽選ゲームを行なったプレイヤのメダルゲームフィールドMF上に直接メダルmを払い出すためのものであり、センターユニットCUの内部に折り畳まれて収納されている。抽選ゲームが終了すると、センターユニットCUは、その裏面が当該プレイヤの正面を向くように回転する。メダル払い出し機構7は、伸張させられて、当該プレイヤのメダルゲームフィールドMF上まで通ずるメダル搬送経路を形成する。このとき、助走板22が起立姿勢となり、固定プレート30および可動プレート31上に直接落下するように、大量のメダルmが払い出される。
図5ないし図7は、メダルゲーム機Aの操作パネル部13を説明するための図である。図5は、メダルゲーム機Aの操作パネル部13の要部平面図である。図6は図5のVI−VI断面図であり、図7は図5のVII−VII断面図である。図5に表れているように、操作パネル部13の上面部には、決定ボタン131、切換ボタン132a,132b、操作ダイヤル133a,133b、メダル払出口134、メダル留置部135、メダル整列溝136a,136b、およびメダル投入口137a,137bが設けられている。
決定ボタン131は、上述した抽選ゲームにおいてボール投入口41から転動用部材42上にボールbを投入するときや、ミニ抽選ユニットMUの抽選、画像表示装置2で実行される電子ゲーム等に使用される。
切換ボタン132a,132bは、メダル送出機構14をクレジットモードと投入モードとに切り換えるボタンであり、左右2つ設けられている。切換ボタン132aは、左側のメダル送出機構14のモードを切り換え、切換ボタン132bは、右側のメダル送出機構14のモードを切り換える。両モードは、切換ボタン132a(132b)が押圧される毎に切り換えられる。クレジットモードと投入モードについては後述する。
操作ダイヤル133a,133bは、先述したように、投入ガイド部材141を操作するためのものである。メダル払出口134は、メダルゲームフィールドMFから落とされたメダルmを払い出す。メダル留置部135は、メダル払出口134から払い出される複数枚のメダルmを受けて留置しておくための上部開口状の凹溝である。メダル整列溝136a,136bは、複数枚のメダルmを起立姿勢で整列させるための部分で、決定ボタン131を挟んで、左右2箇所設けられている。メダル投入口137a,137bは、メダルmを投入するための開口部であり、左側のメダル整列溝136aの左端側の底部および右側のメダル整列溝136bの右端側の底部にそれぞれ設けられている。
図7に表れているように、メダル整列溝136a内で起立させて整列された複数枚のメダルmを、メダル整列溝136aの左側の側壁に突き当たるまで移動させると、このメダルmはメダル投入口137a内に嵌入して落下することとなる。メダル投入口137aの下方には、このメダル投入口137aに投入されたメダルmを受け、かつ、このメダルmをメダル送出機構14に送るためのガイド部材5が設けられている。ガイド部材5は、その内部を通路として、メダルmを左側のメダル送出機構14に送る。同様に、右側のメダル整列溝136bのメダル投入口137bに投入されたメダルmは、右側のメダル送出機構14に送られる。
ガイド部材5のメダル投入口137aの近傍には孔51が設けられている。孔51の外側(図7において左側)には、遮断機構6が設けられている。
図8は、遮断機構6を説明するための図である。遮断機構6は、ソレノイド61と遮断棒62とを備えている。ソレノイド61は、ソレノイド本体61a、磁性体である可動鉄心61b、可動鉄心61bを元の位置に戻すように働くバネ61c、および磁界を発生するためのコイル(図示略)を備えている。ソレノイド61は、プル型のソレノイドであり、通電時にコイルより発生する磁界により可動鉄心61bをソレノイド本体61aに引き込むように動作し、断電時にバネ61cの復元力により可動鉄心61bをソレノイド本体61aから押し出すように動作する。遮断棒62は、可動鉄心61bと連結されているので、可動鉄心61bに連動する。
同図(a)および(b)は、遮断機構6のソレノイド61が通電されている状態である。同図(a)は図7における手前方向から遮断機構6を見た図であり、同図(b)は図7における上方向から遮断機構6を見た図である。ソレノイド61が通電されているので、遮断棒62は、ソレノイド本体61aに近づいて(図8における左方向)位置し、ガイド部材5の通路を遮断していない。したがって、メダルmはガイド部材5の通路を通過することができる。
同図(c)および(d)は、遮断機構6のソレノイド61が断電されている状態である。同図(c)は図7における手前方向から遮断機構6を見た図であり、同図(d)は図7における上方向から遮断機構6を見た図である。ソレノイド61が断電されているので、遮断棒62は、ソレノイド本体61aから遠ざかって(図8における右方向)位置し、ガイド部材5の通路を遮断している。したがって、メダルmはガイド部材5の通路を通過することができない。
なお、ソレノイド61は、プッシュ型のソレノイドであってもよい。この場合は、通電時に遮断棒62がガイド部材5の通路を遮断し、断電時に遮断棒62がガイド部材5の通路を遮断しない状態となる。また、可動鉄心61bと連結されてガイド部材5の通路を遮断するものは棒状のものに限定されない。例えば、遮断棒62に代えて遮断板によりガイド部材5の通路全体あるいは一部を遮断する構成としてもよい。
また、遮断機構6の構成は上記に限られず、メダルmをメダル送出機構14に送れない状態にできる構成であればよい。例えば、メダル投入口137a(137b)とガイド部材5の通路とをずらしたり、メダル投入口137a(137b)を塞いだりする構成としてもよい。
図6に表れているように、ガイド部材5には、投入されたメダルmの通過を検出する投入メダルセンサ52が設けられ、この投入メダルセンサ52によってメダルmが検出されると、その検出信号はマイクロコンピュータ15に送信されるように構成されている。
図9は、メダル送出機構14を説明するための図である。メダル送出機構14は、先述した投入ガイド部材141、比較的多数枚のメダルmを貯めることが可能なメダル貯留部142、このメダル貯留部142の底部に設けられ、かつこのメダル貯留部142のメダルmを1枚ずつ繰り出すように回転するロータ143、ロータ駆動用のモータ144、およびロータ143の回転により繰り出されるメダルmを投入ガイド部材141に導くガイド部材145、メダルmが繰り出される毎に信号を出力する送出メダルセンサ146(図示省略)を備えて構成されている。
メダル貯留部142には、メダル投入口137a(137b)から投入されたメダルmが送り込まれてくる一方、メダルゲーム機の管理者がメンテナンスなどを行なう際においてもメダルmが適宜補充される。ガイド部材145の内部には、常時複数枚のメダルmが互いに接して並んだ状態で収容されている。
メダル送出機構14においては、ロータ143が一定角度だけ回転してメダル貯留部142内の1枚のメダルmがガイド部材145に繰り出されると、ガイド部材145内部のメダルmが押し上げられて、それらの先頭に位置する1枚のメダルmが投入ガイド部材141に送り出されるようになっている。連続送出の際には、ロータ143が連続的に回転することにより、ガイド部材145から投入ガイド部材141へのメダルmの送り出し動作が連続して行なわれる。
上記マイクロコンピュータ15は、投入メダルセンサ52および送出メダルセンサ146から受信する信号に基づいて、各プレイヤが使用可能なメダルmの枚数をメダルカウンタで管理している。すなわち、マイクロコンピュータ15は、投入メダルセンサ52からの信号を受信するとメダルカウンタを1増加させ、送出メダルセンサ146からの信号を受信するとメダルカウンタを1減少させる。メダルカウンタがゼロになると、マイクロコンピュータ15はメダル送出機構14の稼動を停止させ、メダルmがメダルゲームフィールドMFに投入されないようする。また、メダルカウンタが所定枚数(例えば、100枚)になると、マイクロコンピュータ15は遮断機構6にガイド部材5の通路を遮断させ、メダルmがそれ以上投入されないようする。
先述したように、メダル送出機構14は、切換ボタン132a(132b)により、クレジットモードと投入モードとに切り換えられる。クレジットモードは、プレイヤがメダル投入口137a(137b)から投入したメダルmをメダル貯留部142に貯留しておく状態である。このとき、メダル送出機構14は稼動を停止してメダルmを送出しない。投入モードは、メダルmをメダルゲームフィールドMF内へ投入する状態である。プレイヤがクレジットモードでメダルmを貯留した後、投入モードに切り換えた場合、メダル送出機構14はメダル貯留部142に貯留されたメダルmを連続送出する。メダルカウンタがゼロになるか、クレジットモードに切り換えられると、メダル送出機構14は送出を停止する。
また、投入モードでメダルカウンタがゼロのときに、プレイヤがメダル投入口137a(137b)からメダルmを投入すると、投入されたメダルmはメダル貯留部142に貯留され、またガイド部材145内の先頭に位置するメダルmがメダルゲームフィールドMF内へ投入される。このときは、投入メダルセンサ52からの信号を受信したマイクロコンピュータ15がすぐにメダル送出機構14にメダルmの送出をさせるので、プレイヤは自分が投入したメダルmがメダルゲームフィールドMFに投入されたように錯覚する。
次に、メダルゲーム機Aの作用について説明する。
プレイヤがメダルゲームを行なうには、メダル投入口137a(137b)にメダルmを投入する必要がある。投入されたメダルmは、ガイド部材5の内部を通路として、メダル送出機構14に送られる。プレイヤは、メダル送出機構14から送出されるメダルmが特定のチャッカ21に入るように、操作ダイヤル133a(133b)で投入ガイド部材141を操作して、メダルmをメダルゲームフィールドMFに投入する。投入されたメダルmが助走板22を転がり、特定のチャッカ21に入ると、画像表示装置2で電子ゲームが展開される。
この電子ゲームが所定の結果となった場合、抽選装置4による抽選ゲームが実行される。この抽選ゲームが終了すると、メダル払い出し機構7からプレイヤのメダルゲームフィールドMF上に、抽選結果に応じた大量のメダルmが払い出される。このとき、メダル払い出し機構7から落下してくるメダルmによる損傷を防ぐために、図4における仮想線のように、助走板22は起立姿勢となる。したがって、メダル払い出し機構7からメダルmが払い出されている間は、メダル送出機構14からメダルmが送出されても起立姿勢の助走板22に阻まれることになるので、マイクロコンピュータ15はメダル送出機構14を停止させる。
本実施形態においては、このとき同時に、マイクロコンピュータ15が遮断機構6にガイド部材5の通路を遮断させる。したがって、メダル送出機構14が停止していても、メダル貯留部142にメダルmが送り込まれることが停止されるので、メダルmがメダル貯留部142からあふれ出すことを防止できる。
本実施形態においては、メダル払い出し機構7からのメダルm払い出し時以外に、電子ゲームの実行中やミニ抽選ユニットMUにおける抽選ゲームの実行中などにも、メダル送出機構14が停止される。このときも同様に、遮断機構6によりガイド部材5の通路が遮断され、メダル貯留部142にメダルmが送り込まれることが停止されるので、メダルmがメダル貯留部142からあふれ出すことを防止できる。
また、本実施形態においては、図7に表れているように、遮断機構6がメダル投入口137aの近傍に設けられている。したがって、遮断機構6によりガイド部材5の通路が遮断されている場合に、プレイヤはメダルmを投入することができず、投入されたメダルmがガイド部材5の通路の途中で滞留することがない。
また、本実施形態において、マイクロコンピュータ15は、プレイヤのメダルカウンタが所定枚数を超えないように、遮断機構6にガイド部材5の通路を遮断させる。これにより、送出量以上にメダルmの投入量が多くても、メダル貯留部142の許容枚数以上にメダルmが投入されることが停止されるので、メダルmがメダル貯留部142からあふれ出すことを防止できる。
また、本実施形態においては、メダルゲーム機の主電源が投入されていない場合やトラブルによりメダルの送出ができない場合も、遮断機構6への電源供給が断たれ、ソレノイド61が断電されている状態となり、ガイド部材5の通路が遮断される。したがって、このような場合にも、メダルmの投入によりメダル貯留部142からメダルmがあふれ出すことを防止できる。
なお、上記実施形態では、クレジット機能付のメダルゲーム機について記載したが、これに限定されない。例えば、クレジット機能のないメダルゲーム機であっても、投入されたメダルを貯留部に送り投入メダルセンサ52からの信号に基づいて貯留部のメダルを送出する、上記実施形態の投入モードの状態のようなメダルゲーム機であれば、本発明を適用することができる。
本発明に係るメダルゲーム機は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るメダルゲーム機の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明に係るメダルゲーム機の第1実施形態の全体外観図である。 メダルゲーム機の電気的な構成を説明するためのブロック図である。 メダルゲームフィールドの構成例を示す概略正面図である。 図3に示される構成の部分縦断面図である。 メダルゲーム機の操作パネル部の要部平面図である。 図5のVI−VI断面図である。 図5のVII−VII断面図である。 遮断機構を説明するための図である。 メダル送出機構を説明するための図である。
符号の説明
A メダルゲーム機
m メダル
MF メダルゲームフィールド
CU センターユニット
13 操作パネル部
14 メダル送出機構
15 マイクロコンピュータ
5 ガイド部材
51 孔
6 遮断機構
61 ソレノイド
61a ソレノイド本体
61b 可動鉄心
61c バネ
62 遮断棒

Claims (7)

  1. メダル投入口と、このメダル投入口から投入されたメダルを貯留するメダル貯留部と、メダルを用いたゲームが行われるメダルゲームフィールドと、このメダルゲームフィールドに上記メダル貯留部内のメダルを送り出すためのメダル送出機構と、を備えたメダルゲーム機であって、
    上記メダル送出機構は、上記ゲームの進行状況に応じて、上記メダルゲームフィールドにメダルを送出することが可能なメダル送出可能状態と、上記メダルゲームフィールドへのメダルの送出を一時的に停止するメダル送出停止状態とに切換可能に構成されており、
    上記メダル送出停止状態において上記メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断するための遮断機構を備えることを特徴とする、メダルゲーム機。
  2. メダル投入口から投入されたメダルを1枚ずつ上記メダル貯留部に導くためのメダル通路を備えており、
    上記遮断機構は、上記メダル投入口の近傍において上記メダル通路を塞ぐように構成されている、請求項1に記載のメダルゲーム機。
  3. 上記遮断機構は、可動鉄心を有するソレノイドと、上記可動鉄心に連結された遮断部材とを備えており、
    上記遮断部材は、上記ソレノイドへの通電および断電により、上記メダル通路から退避させられた開放状態と、上記メダル通路中に進出させられた遮断状態との間で往復動させられるように構成されている、請求項2に記載のメダルゲーム機。
  4. 上記遮断部材は、上記ソレノイドへの通電によって上記開放状態となり、上記ソレノイドへの断電によって上記遮断状態となる、請求項3に記載のメダルゲーム機。
  5. 上記メダルゲームフィールドは、上記メダル送出機構により送出されたメダルがその上面上を移動可能な第1の状態と、移動不可能な第2の状態とを取り得るメダル移動部を有し、
    上記メダル移動部が上記第2の状態を取ったとき、上記メダル送出機構はメダル送出停止状態に切り換わる、請求項1ないし4のいずれかに記載のメダルゲーム機。
  6. 上記遮断機構は、主電源が投入されていない場合にも、メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する、請求項1ないし5のいずれかに記載のメダルゲーム機。
  7. 上記メダル投入口からメダルが投入されたことを検出して投入検出信号を送信する投入メダルセンサと、
    上記メダル送出機構からメダルが送出されたことを検出して送出検出信号を送信する送出メダルセンサと、
    上記投入メダルセンサから送信された投入検出信号に基づいて増加され、上記送出メダルセンサから送信された送出検出信号に基づいて減少される、使用可能なメダルの枚数をカウントするメダルカウンタと、
    をさらに備えており、
    上記遮断機構は、上記メダルカウンタによりカウントされたメダルの枚数が所定枚数を超えた場合にも、上記メダル投入口からのメダルの投入を物理的に遮断する、請求項1ないし6のいずれかに記載のメダルゲーム機。
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