JP2016154676A - 遊技機 - Google Patents

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Atsushi Jinbo
淳 神保
園田 欽章
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Abstract

【課題】入賞ユニットのデザイン性が優れた遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球を大入賞口36へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能な大入賞ユニット27を備えたパチンコ遊技機において、大入賞ユニット27のうち遊技者側に臨む前面には、装飾Dが施された前面構成部101を備え、該前面構成部101のうち大入賞口36の下方には、遊技球が上面を転動可能な球誘導部121を遊技者側へ突出した状態で備え、球誘導部121は、前面構成部101の装飾Dを遊技者側から視認可能とする装飾視認部として機能する。
【選択図】図10

Description

本発明は、遊技球を入賞口へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能な入賞ユニットを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機においては、遊技領域が形成された遊技盤に液晶表示器等からなる演出表示装置を設け、演出表示装置において所定ゲームを行い、このゲームの結果が特定の結果態様となると、遊技者に遊技価値を付与する特別遊技状態が発生するものが一般的である。
そして、遊技領域には、入賞口を備えた入賞ユニットと、入賞口へ入賞しなかった遊技球を遊技領域外へ排出するアウト口とを配設し、遊技球の入賞口への入賞により所定の遊技価値を付与する契機が発生するように構成されている。さらに、入賞ユニットには球誘導部を備え、入賞口へ入賞しなかった遊技球を球誘導部によってアウト口へ誘導する旨が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−010838号公報
ところで、上記特許文献に記載の入賞ユニットは、球誘導部の装飾が簡素であり、入賞ユニットのデザイン性が乏しい。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、入賞ユニットのデザイン性が優れた遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技球を入賞口へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能な入賞ユニットを備えた遊技機において、
前記入賞ユニットのうち遊技者側に臨む前面には、装飾が施された前面構成部を備え、
該前面構成部のうち前記入賞口の下方には、遊技球が上面を転動可能な球誘導部を遊技者側へ突出した状態で備え、
前記球誘導部は、前記前面構成部の装飾を遊技者側から視認可能とする装飾視認部を備えたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記装飾視認部は、前記球誘導部の少なくとも一部を透光部材で形成して構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記装飾視認部は、前記球誘導部のうち前記前面構成部の装飾と重なる箇所を開放して構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記球誘導部の上面のうち遊技者側の縁部には、球落下阻止突起を遊技球の半径以上の高さで立設したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、前面構成部に球誘導部を備えたとしても、前面構成部の装飾が遊技者から見えなくなってしまうことがない。したがって、入賞ユニットのデザイン性が優れた遊技機を実現し易い。
パチンコ遊技機の斜視図である。 遊技盤の正面図である。 遊技盤の分解斜視図である。 遊技ベースユニットからセンターケースおよび各入賞装置を外した分解斜視図である。 センターケースの分解斜視図である。 上部発光装飾ユニットの分解斜視図である。 側部発光装飾ユニットの分解斜視図である。 各発光装飾ユニットにおける光の拡散を説明する模式図である。 大入賞ユニットの正面図である。 大入賞ユニットの分解斜視図である。 制御ユニットの分解斜視図である。 フレームユニットの分解斜視図である。 演出非実行状態における各可動演出ユニットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は各左側係合部と左側規制部材との係合状態の説明図である。 演出非実行状態から第1演出実行状態へ変換する途中における各可動演出ユニットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は各左側係合部と左側規制部材との係合状態の説明図である。 第1演出実行状態における各可動演出ユニットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は各左側係合部と左側規制部材との係合状態の説明図である。 第2演出実行状態における各可動演出ユニットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は各左側係合部と左側規制部材との係合状態の説明図である。 上側役物ユニットの分解斜視図である。 上側役物ユニットの正面図であり、(a)は演出非実行状態、(b)は演出実行状態である。 上側役物ユニットの背面図であり、(a)は演出非実行状態、(b)は演出実行状態である。 演出実行状態における上側役物ユニットの斜視図である。 遊技制御装置を中心に示した制御系統のブロック図である。 演出制御装置を中心に示した制御系統のブロック図である。 球誘導部が一体成型された前面装飾パネルの説明図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。 球誘導部が一体成型された前面装飾パネルの斜視図である。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて図面に基づき説明する。なお、説明の便宜上、パチンコ遊技機に対して遊技者側を「前」または「表」と称し、パチンコ遊技機を挟んで遊技者とは反対側を「後」または「裏」と称す。
パチンコ遊技機1は、図1に示すように、矩形状の機枠(外枠)2の一側(図1中、左側)に前面枠(内枠)3を開閉可能な状態で軸着し、該前面枠3内には、発射装置(図示せず)により発射された遊技球が流下可能な遊技領域5が表面に区画形成された矩形状の遊技盤6(図2参照)を収納可能としている。また、前面枠3の表面のうち機枠2への軸着側(図1中、左側)には透明部材保持枠8を開閉可能に設け、該透明部材保持枠8に透視可能な透明部材9を保持し、透明部材9を通して遊技領域5をパチンコ遊技機1の前方から透視できるように構成している。さらに、透明部材保持枠8の上部の左右両側には、効果音を発する上スピーカ11を備え、透明部材保持枠8の下部には上皿ユニット13を備え、透明部材保持枠8の下方には下皿ユニット14を配置している。そして、透明部材保持枠8の一側縁(図1中、右側縁)には、パチンコ遊技機1の機種名やメーカー名を表記する等して装飾を施した保持枠突出部8aを前方へ突設し、隣の席から当該パチンコ遊技機1の遊技進行が覗き見られることを保持枠突出部8aにより抑制するように構成されている。また、下皿ユニット14の一側方(図1中、右側方)には、発射装置を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)15を備え、下皿ユニット14の左右両側方には、効果音を発する下スピーカ16を備え、上皿ユニット13の前側には、遊技中に遊技者が操作するための遊技演出ボタン17を備えている。
遊技盤6は、図2から図4に示すように、遊技板19の表面に複数のサイドケース20を枠状に連結した状態で止着して遊技領域5を区画形成した遊技ベースユニット21を基部とし、遊技領域5には、中央部が大きく開口されたセンターケース(前面構成体)23、入賞装置(普図始動ゲート24、始動入賞ユニット25、一般入賞ユニット26、大入賞ユニット27)等の遊技用部材、風車28や障害釘(図示せず)を配設している。具体的には、遊技領域5の中央部分にセンターケース23を配設し、該センターケース23の一側方(図2中、右側方)には普図始動ゲート24を配設し、遊技球の普図始動ゲート24への入賞(通過)を始動条件(普図始動条件)として普図変動表示ゲームを実行可能としている。また、センターケース23の下方には、上側の第1始動入賞口31と下側の第2始動入賞口32とが上下に並んで備えられた始動入賞ユニット25を配設し、第2始動入賞口32には普通電動役物(開閉部材)32aを備え(図4参照)、普図変動表示ゲームの結果に応じて普通電動役物32aを開閉可能としている。さらに、始動入賞ユニット25の一側方(図2中、左側方)には、複数(本実施形態においては3つ)の一般入賞口34が備えられた一般入賞ユニット26を配設し、他側方(図2中、右側方)には、大入賞口36および一般入賞口37が備えられた大入賞ユニット27を配設している。また、始動入賞ユニット25の下方に位置する遊技領域5の下端には、入賞せずに流下してきた遊技球を回収するアウト口38を遊技盤6の板厚方向(表裏方向)に貫通して開設し、遊技領域5のうち遊技用部材の取付部分を除いた箇所には風車28や複数の障害釘(図示せず)を植設している。そして、サイドケース20の一側の下部(図2中、右下部)には一括表示装置39を備え、該一括表示装置39において普図変動表示ゲーム、特図変動表示ゲーム(第1特図変動表示ゲーム,第2特図変動表示ゲーム)、遊技状態の表示等を行うように構成されている。なお、大入賞ユニット27については、後で詳細に説明する。
また、遊技ベースユニット21の裏面側には、図3に示すように、中央部が大きく開口された制御ユニット(裏面構成体)41を装着し、該制御ユニット41の裏側には表示装置42を装着して制御ユニット41およびセンターケース23の開口部分から表示装置42の表示部42aを前方へ臨ませ、複数の識別情報を変動表示させる飾り特図変動表示ゲーム(第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲームに対応する演出表示)を表示部42aで表示可能としている。そして、制御ユニット41の下部には入賞球流路43を備え、該入賞球流路43を一般入賞ユニット26や始動入賞ユニット25等の入賞装置の後部へ接続し、遊技領域5を流下して入賞装置に入賞した遊技球(入賞球)を入賞球流路43へ回収可能としている。さらに、制御ユニット41の裏側のうち表示装置42の下方には、遊技を統括的に制御する遊技制御装置45を装着し、表示装置42の裏側には、遊技における演出動作を制御する演出制御装置46を装着している。
なお、入賞装置に進入した遊技球は、当該入賞装置または入賞球流路43に備えられた入賞球検出スイッチにより入賞球として検出される。具体的には、普図始動ゲート24に進入した遊技球は、当該普図始動ゲート24に備えられたゲートスイッチ47により検出され(図4参照)、一般入賞ユニット26の一般入賞口34に進入した遊技球は、入賞球流路43内に備えられた入賞口スイッチ48により検出される(図3参照)。また、大入賞ユニット27の大入賞口36に進入した遊技球は、大入賞ユニット27に備えられたカウントスイッチ(大入賞口スイッチ)49により大入賞球として検出され、大入賞ユニット27の一般入賞口37に進入した遊技球は、大入賞ユニット27に備えられた入賞口スイッチ50により検出される(図10参照)。さらに、第1始動入賞口31に入賞した遊技球は、始動入賞ユニット25内の第1始動口スイッチ51(図21参照)により検出され、第2始動入賞口32に入賞した遊技球は、始動入賞ユニット25内の第2始動口スイッチ52(図21参照)により検出される。そして、第1始動口スイッチ51による遊技球の検出を始動条件として第1特図変動表示ゲームを実行可能とし、第2始動口スイッチ52による遊技球の検出を始動条件として第2特図変動表示ゲームを実行可能としている。
次に、センターケース23について説明する。
センターケース23は、図5に示すように、当該センターケース23の基部となる枠状のケースベース55を備え、該ケースベース55の中央部分には、表示装置42を視認可能とするケース窓部56を開設している。また、ケースベース55の周縁部にはフランジ状の取付基板57を設け、該取付基板57を遊技ベースユニット21の表面に止着して、当該センターケース23を遊技盤6へ装着するように構成されている。そして、ケースベース55の上辺部の前面には、センターケース23の前方へ向けて突出した庇状の鎧部58をセンターケース23の左右両側へ向けて下り傾斜した円弧状態で配置して、この鎧部58がセンターケース23の上部に設けられた枠状の流入阻止壁となって、遊技球(詳しくは、遊技領域5内をセンターケース23の上方に流下してくる遊技球)がセンターケース23の内部へ流入することを規制するように構成されている。
また、ケースベース55の下辺部には、遊技球が横方向(前後方向および左右方向)へ転動可能なステージ部61を配置している。さらに、ステージ部61の左右方向の中央部の後方には、遊技球をステージ部61上からステージ部61の後方および下方へ案内する案内流路62を備え、該案内流路62の出口62aを取付基板57の下部のうち第1始動入賞口31の直上に開設している(図2参照)。また、ステージ部61の後方には、ステージ部61上の遊技球が後方の表示装置42側へ進入することを規制する進入規制壁63を立設し、ステージ部61の一側端(図5中、左側端)には、遊技球が流下可能な球導入路(ワープ流路)64を設けている。そして、球導入路64の入口64aをセンターケース23の側方(図2中、左側方)へ開放した状態で開設し、球導入路64の出口64bをステージ部61へ向けて開放し、遊技球が遊技領域5から球導入路64を通ってステージ部61上へ到達できるように構成されている。
さらに、ケースベース55のうちステージ部61を挟んで球導入路64とは反対側(図5中、右側)には、ケースベース55の前面側に位置するフロントパネル66aと、裏面側に位置するリアパネル66bとを重合して構成されるパネル装飾ユニット66を備え、フロントパネル66aとリアパネル66bとの間にはケースベース55の一部を挟持している。そして、パネル装飾ユニット66に挟持されるケースベース55の一部、およびフロントパネル66aを透光部材で構成し、フロントパネル66aには英文字列の装飾を施し、リアパネル66bにはLEDが実装された装飾基板66cを装着して、LEDからの光がケースベース55の一部、フロントパネル66aを透過することで発光装飾が行われるように構成されている。
また、センターケース23は、2つの発光装飾ユニット(ケースベース55の上辺部に設けられた上部発光装飾ユニット71,および側辺部に設けられた側部発光装飾ユニット72)を配設し、上部発光装飾ユニット71では、2つの7セグメント表示により英数字を示す発光装飾を行い、側部発光装飾ユニット72では、上下方向に並んだ複数の領域を点灯する発光装飾を行う。そして、遊技の進行に応じて、上部発光装飾ユニット71で発光表示される英数字と側部発光装飾ユニット72の点灯箇所数の設定とを関連付けたり、あるいは、遊技において当りが発生する期待度を上部発光装飾ユニット71の英数字発光や側部発光装飾ユニット72の点灯箇所数の増減により表現したりして、遊技盤6における装飾演出を実行するように構成されている。
上部発光装飾ユニット71は、図5および図6に示すように、鎧部58の下方に配設された横長なユニットであり、当該上部発光装飾ユニット71の後側に位置する上部ユニットベース80と、該上部ユニットベース80のパネル装飾ユニット66側(図6中、右側)の前面に配置された上部導光部材(導光部材)81と、該上部導光部材81を前方から覆うシート状の上部光拡散部材(光拡散部材)82と、該上部光拡散部材82を前方から覆う上部装飾レンズ(装飾レンズ)83と、該上部装飾レンズ83の前面に止着される円環状の上部前面装飾材84とを備えて構成されている。
上部ユニットベース80は、前側のフロントケース80aと後側のリアケース80bとの間に上部発光基板80cを収納して構成されており、上部発光基板80cのうちフロントケース80a側を向いた実装面(前面)には上部発光部材(発光部材)80dを実装している。また、フロントケース80aの球導入路64側(図6中、左側)には透光性を有する透光装飾部80eを備え、後方の上部発光部材80dから出射される光が透光装飾部80eを透過可能とし、フロントケース80aのパネル装飾ユニット66側(図6中、右側)にはベース開口80fを開設し、該ベース開口80fに臨ませた上部発光部材80dから出射される光がベース開口80fを通って上部導光部材81へ到達するように構成されている。
上部導光部材81は、2枚の半円板を離間状態で配設して円形状を呈する部材であり、7セグメント表示を模した7つの上部導光開口(導光開口)81aを半円材毎に1組ずつ開設し、後方の上部発光部材80dから出射された光が上部導光開口81aを通過して前方の上部光拡散部材82へ照射されるように構成されている。また、各上部導光開口81aの内面にメッキ処理を施したり、上部導光部材81を非透光部材で形成したりする等して、上部導光開口81a内の光が隣の上部導光開口81a内に進入することを阻止している。
上部光拡散部材82は、2枚の半円シートを離間状態で配設して円形状を呈する透光部材であり、上部導光部材81側を向いた裏面(入光面)の全体に亘って微細な凹凸形状の拡散レンズ部82a(図8参照)を形成し、上部導光開口81aを通過して上部光拡散部材82に到達した光が拡散レンズ部82aを透過することにより拡散され、この拡散状態で前方の上部装飾レンズ83へ照射されるように構成されている。
上部装飾レンズ83は、透光性を有する円板状のレンズベース83aを基部とし、該レンズベース83aの外周部分からレンズ飾り部83bを外方へ突出して構成されており、レンズベース83aの外周の前面に上部前面装飾材84を止着している。また、レンズベース83aの前面には、各上部導光開口81aと前後に並んで位置する箇所をそれぞれ上部透光領域(透光領域)83cとして前方へ突出し、隣り合う上部透光領域83cの境界部分を上部透光領域83cよりも後方へ凹ませている。言い換えると、上部発光部材80d毎に対応する複数の上部透光領域83cを区画形成している。そして、上部透光領域83cに上部発光部材80dの光を後方から照射することにより、上部透光領域83cを点灯状態にして7セグメント表示による英数字の発光演出を行うように構成されている。
側部発光装飾ユニット72は、図5および図7に示すように、ケースベース55のうちパネル装飾ユニット66側の側辺部(図5中、右側辺部)に配設された縦長なユニットであり、当該側部発光装飾ユニット72の後側に位置する側部ユニットベース90と、該側部ユニットベース90の前方に配置された側部導光部材(導光部材)91と、該側部導光部材91を前方から覆うシート状の側部光拡散部材(光拡散部材)92と、該側部光拡散部材92を前方から覆う側部装飾レンズ(装飾レンズ)93と、該側部装飾レンズ93の前面に装着される側部前面装飾材94とを備えて構成されている。
側部ユニットベース90は、図7に示すように、前側が開放した基板ケース90a内に側部発光基板90bを収納して構成されており、側部発光基板90bのうち基板ケース90aから露出した実装面(前面)には側部発光部材(発光部材)90dを実装している。側部導光部材91は、側部発光基板90bの全体を前方から被覆する縦長な部材であり、矩形状を呈する複数(本実施形態では9つ)の側部導光開口(導光開口)91aを縦に並んだ状態で開設し、後方の側部発光部材90cから出射された光が側部導光開口91aを通過して前方の側部光拡散部材92へ照射されるように構成されている。また、各側部導光開口91aの内面にメッキ処理を施したり、側部導光部材91を非透光部材で形成したりする等して、側部導光開口91a内の光が隣の側部導光開口91a内に進入することを阻止している。
側部光拡散部材92は、縦長な短冊状を呈する透光部材であり、側部導光部材91側を向いた裏面(入光面)の全体に亘って微細な凹凸形状の拡散レンズ部92a(図8参照)を形成し、側部導光開口91aを通過して側部光拡散部材92に到達した光が拡散レンズ部92aを透過することにより拡散され、この拡散状態で前方の側部装飾レンズ93へ照射されるように構成されている。
側部装飾レンズ93は、当該側部装飾レンズ93の前面のうち各側部導光開口91aと前後に並んで位置する箇所をそれぞれ側部透光領域(透光領域)93aとして前方へ突出し、隣り合う側部透光領域93aの境界部分を側部透光領域93aよりも後方へ凹ませている。言い換えると、側部発光部材90c毎に対応する複数の側部透光領域93aを区画形成している。そして、側部透光領域93aに側部発光部材90cの光を後方から照射することにより、側部透光領域93aを点灯状態にしてレベルメーターを模した発光演出を行うように構成されている。また、側部装飾レンズ93に装着されて側部装飾レンズ93の前面を被覆する側部前面装飾材94には、各側部透光領域93aを露出する複数の透光露出開口94aを開設している。
さらに、上部発光装飾ユニット71および側部発光装飾ユニット72においては、図8に示すように、光拡散部材82,92のうち隣り合う透光領域83c,93aの境界部分と重なる箇所を開口している。具体的に説明すると、上部光拡散部材82のうち隣り合う上部透光領域83cの境界部分と重なる箇所にはスリット状の上部拡散抑制開口82bを開設し、該上部拡散抑制開口82bと、隣り合う上部導光開口81aを仕切る仕切り壁81bと、隣り合う上部発光部材80dの間の空間部と、隣り合う上部透光領域83cの境界部分とが前後に並んで位置している(図6および図8参照)。また、側部光拡散部材92のうち隣り合う側部透光領域93aの境界部分と重なる箇所にはスリット状の側部拡散抑制開口92bを開設し、該側部拡散抑制開口92bと、隣り合う側部導光開口91aを仕切る仕切り壁91bと、隣り合う側部発光部材90cの間の空間部と、隣り合う側部透光領域93aの境界部分とが前後に並んで位置している(図7および図8参照)。
このような構成を備えた各発光装飾ユニット71,72において発光部材80d,90cを発光すると、図8に示すように、発光部材80d,90cから発生した光が導光開口81a,91a内を進行して光拡散部材82,92に到達し、該光拡散部材82,92内で拡散されてから透光領域83c,93aを通過して発光装飾ユニット71,72の前方へ出射されて、発光部材80d,90cに対応する透光領域83c,93aが点灯状態となる。このとき、導光開口81a,91a内の光が隣の導光開口81a,91aに進入することを阻止されること、さらには、光拡散部材82,92に拡散抑制開口82b,92bを開設していることから、隣り合う透光領域83c,93aの境界部分に光拡散部材82,92からの拡散光を照射し難くすることができる。これにより、透光領域83c,93aの点灯の所謂クロストーク(発光部材80d,90cの光が対応外の透光領域83c,93aをも透過してしまう不都合)を抑制することができ、発光による演出を鮮明に行うことができる。
なお、図8において、拡散抑制開口82b,92bに進入する仕切り壁81b,91b(導光部材81,91のうち隣り合う導光開口81a,91aを仕切る仕切り壁81b,91b)と、拡散抑制開口82b,92bの端部(仕切り壁81b,91bの上下方向端部に対向する部位)との間に隙間を設けている(言い換えると、導光部材81,91の仕切り壁81b,91bの前縁部を拡散抑制開口82b,92bへ遊嵌している)が、本発明はこれに限定されない。例えば、拡散抑制開口82b,92bの開口寸法や仕切り壁81b,91bの厚さ寸法を調整して、仕切り壁81b,91bを拡散抑制開口82b,92bへ隙間が形成されない状態で嵌合してもよい。このように構成すれば、導光部材81,91の仕切り壁81b,91bによって、隣り合う透光領域83c,93aの境界部分に光拡散部材82,92からの拡散光を照射し難くすることができ、さらには、光拡散部材82,92を導光部材81,91へ取り付ける際の位置決め及びずれ防止を行うことができる。
次に、大入賞ユニット27について説明する。
大入賞ユニット27は、大入賞口(開状態と閉状態とに変換可能な入賞口)36と、該大入賞口36とは異なる一般入賞口37とを備えた入賞ユニットであり、図9および図10に示すように、遊技盤6の表面側(当該大入賞ユニット27のうち遊技者側に臨む前面)に位置する前面構成部101と、該前面構成部101の裏面側に位置するユニット本体部102とを備えて構成されている。そして、図4に示すように、遊技ベースユニット21に開設されたユニット収納空間部100内にユニット本体部102を収納し、ユニット収納空間部100の前側開口縁に前面構成部101を止着している。
前面構成部101は、図9および図10に示すように、遊技盤6(遊技ベースユニット21)の表面に止着される前面装飾パネル104を備え、前面装飾パネル104の前面の下部には複数の星形模様の装飾Dを施している。また、前面装飾パネル104の上部には横長矩形状の大入賞露出開口105を開設し、該大入賞露出開口105の側方(図9中、右側方)には、遊技球を上方から受け入れて後方のユニット本体部102側へ誘導可能な一般入賞受部106を備えている。
ユニット本体部102は、図10に示すように、当該ユニット本体部102の基部となるユニットベース108を備え、該ユニットベース108のうち大入賞露出開口105の後方に位置する箇所には、複数の遊技球が同時に流入可能となる横長矩形状の大入賞口36を前後方向に貫通する状態で開設して大入賞露出開口105へ連通可能としている。また、ユニットベース108のうち一般入賞受部106の後方に位置する箇所には、遊技球が1個ずつ通過可能な一般入賞口37を前後方向に貫通する状態で開設して一般入賞受部106の内部に連通するように構成されている。そして、ユニットベース108のうち大入賞口36および一般入賞口37の下部には、大入賞口36または一般入賞口37を通過して大入賞ユニット27に入賞した遊技球が流下可能な入賞球流路109を一般入賞口37側から大入賞口36側(図10中、右側から左側)へ下り傾斜した姿勢で備え、該入賞球流路109の前面を流路カバーパネル110により閉成している。さらに、入賞球流路109の下端出口109aを遊技ベースユニット21(遊技盤6)の裏面側へ開放し、入賞球流路109を流下した遊技球が遊技ベースユニット21の後方へ排出されるように構成されている。
また、ユニットベース108の裏側には誘導路形成部材111を止着し、該誘導路形成部材111のうち大入賞口36の後方には、大入賞口36の後端部と入賞球流路109の上部とを連通する大入賞球誘導路112を形成し、一般入賞口37の後方には、一般入賞口37と入賞球流路109の傾斜上端部とを連通する一般入賞球誘導路113を形成している。さらに、ユニットベース108には2つのカウントスイッチ49と1つの入賞口スイッチ50とを備え、一般入賞口37を通過した遊技球を入賞球(一般入賞球)として入賞口スイッチ50により検出可能とし、大入賞口36を通過した遊技球を入賞球(大入賞球)としてカウントスイッチ49により検出可能としている。
そして、ユニット本体部102の流路カバーパネル110の上縁部には、大入賞口36を開閉する入賞開閉部材(開閉部材)115を軸支して大入賞露出開口105に臨ませている。また、該入賞開閉部材115を大入賞口ソレノイド116および開閉アーム117により駆動することにより、大入賞口36を閉成して遊技球が入賞不能な閉状態と、大入賞口36を開放して遊技球が入賞可能な開状態とに変換できるように構成されている。なお、ユニット本体部102のうち大入賞口ソレノイド116のプランジャ116aの後方には駆動ガイド部材118を備え、大入賞口ソレノイド116のプランジャ116aと開閉アーム117とを連結するリンク部材119の移動を駆動ガイド部材118により案内するように構成されている。
さらに、大入賞ユニット27は、前面構成部101のうち大入賞露出開口105(大入賞口36)の下方に、遊技球が上面を転動可能な球誘導部121を遊技者側へ突出した状態で止着している。球誘導部121は、前面構成部101に重なって止着される横長短冊状の誘導基部121aと、該誘導基部121aの上縁部から前方の遊技者側へ突出した球転動棚部121bとを備えて構成されている。そして、当該球誘導部121の上面となる球転動棚部121bの上面を、大入賞露出開口105を挟んで一般入賞受部106とは反対側(図9中、左側)へ向けて下り傾斜させて、球転動棚部121bの上を転動する遊技球を第2始動入賞口32(図2参照)の上方へ誘導可能としている。また、球転動棚部121bの前縁部(遊技者側の縁部)には、遊技球の球転動棚部121bからの落下を阻止する球落下阻止突起121cを遊技球の半径以上の高さで立設している。さらに、誘導基部121aを含む球誘導部121の全体を透光部材(透明または半透明な部材)で形成して、前面構成部101の装飾Dが球誘導部121を通して遊技者側から視認できるように構成されている。言い換えると、透光性を有する球誘導部121が、前面構成部101の装飾Dを遊技者側から視認可能とする装飾視認部として機能している。したがって、球誘導部121を前面構成部101の装飾Dに重なる状態で備えたとしても、前面構成部101の装飾Dが遊技者から見えなくなってしまうことがない。これにより、大入賞ユニット27のデザイン性が優れた遊技機を実現し易い。
また、球落下阻止突起121cを遊技球の半径以上の高さで立設したので、遊技球が球転動棚部121b(球誘導部121の上面)から前方へ外れずに転動することができ、遊技球をスムーズに誘導することができる。また、誘導中の遊技球が前方の透明部材9に衝突する不都合、ひいては透明部材9が不用意に汚れたり損傷したりする不都合を避けることができる。
さらに、前面構成部101とユニット本体部102とで大入賞ユニット27を構成し、ユニット本体部102に入賞開閉部材115を備えたので、パチンコ遊技機1の機種毎に対応する大入賞ユニット27を製造する場合には、前面構成部101のみを機種のテーマに合わせたデザインで設計し、ユニット本体部102においては機種に拘らず共通に使用することができる。したがって、新たな機種を開発する度に大入賞ユニット27の全体を改めて設計する必要がなくなり、パチンコ遊技機1(遊技盤6)の開発コストの低減を図ることができる。
次に、制御ユニット41について説明する。
制御ユニット41は、図11に示すように、遊技ベースユニット21の裏面に止着されるユニットケース125を前側が開放した状態で備え、該ユニットケース125の後部には矩形状の表示開口窓125aを前後方向へ貫通して開設し、ユニットケース125の後方に装着された表示装置42の表示部42aを表示開口窓125aに臨ませている(図3参照)。さらに、ユニットケース125のうち表示開口窓125aの縁部には、額縁状のフレームユニット126を備え、該フレームユニット126の上辺部の前方には上側役物ユニット127を備え、下辺部の前方には下側役物ユニット128を備えている。なお、下側役物ユニット128の下部の前方には、ユニットカバー129、基板ボックス130、入賞球流路43を備えている。
フレームユニット126は、図12に示すように、表示開口窓125aと連通するフレーム開口窓133aが開設された矩形枠状のフレーム基部133を備え、該フレーム基部133の左右両側辺部の前側には装飾パネル(左側装飾パネル135,右側装飾パネル136)をそれぞれ止着している。また、図13から図16に示すように、当該フレームユニット126の左右両側には可動演出ユニット(図13中、左側に位置する左側可動演出ユニット137と、右側に位置する右側可動演出ユニット138)をそれぞれ配設している。
左側可動演出ユニット137は、左右方向にスライド可能な縦向き短冊状の左側スライドベース141と、該左側スライドベース141をスライド駆動する左側駆動ユニット142と、左側スライドベース141に回転可能な状態で軸着された縦向き短冊状の左側回転部材(回転部材)143と、該左側回転部材143の回転を規制する左側規制部材(規制部材)144とを備えて構成されている。具体的に説明すると、図12に示すように、フレーム基部133の上辺部に備えられた左側スライドガイド133bに左側スライドベース141の上端部を左右方向へスライド可能な状態で係合し、左側スライドベース141の下端部を左側駆動ユニット142に接続している。また、左側駆動ユニット142を、複数のギアを左右方向に並べて噛合する左側駆動ギア列142aと、該左側駆動ギア列142aの一端(図12中、左端のギア)に接続された左側駆動モータ142bと、左側駆動ギア列142aの他端(図12中、右端のギア)に噛合した状態で左右方向にスライド可能な左側駆動ラック142cとを連結して構成するとともに、フレーム基部133の下辺部の左側へ装着し、左側駆動ラック142cの前側に左側スライドベース141の下端部を接続している。そして、左側駆動モータ142bを駆動すると、駆動力が左側駆動ギア列142aを介して左側駆動ラック142cに伝達されて、左側スライドベース141が左側駆動ラック142cとともに左右方向へスライドするように構成されている。
さらに、左側スライドベース141の上下両端部の前側には、ヒンジユニット(左側アッパーヒンジユニット146,左側ロワーヒンジユニット147)を各回転軸が縦向きで揃う姿勢にしてそれぞれ装着している。また、左側アッパーヒンジユニット146の回転プレート146aには、表裏両面に装飾が施された縦向き平板状の左側回転本体148の上端部を止着する一方、左側ロワーヒンジユニット147の回転プレート147aには左側回転本体148の下端部を止着して、左側回転本体148と上下の回転プレート146a,147aとにより左側回転部材143を構成している。そして、図13から図16に示すように、左側回転部材143(各回転プレート146a,147aと左側回転本体148との結合体)を当該左側回転部材143の一側寄りの部分が中心となって回転可能とし、左側回転部材143の自由端側が回転中心よりも前方であり且つ左側方に位置する通常回転姿勢(図13参照)、左側回転部材143の自由端側が回転中心よりも前方であり且つ右側方に位置する第1回転姿勢(図15参照)、左側回転部材143の自由端側が回転中心の右側方に位置して左側回転本体148が表示装置42の表示部42aに対して略平行となる第2回転姿勢(図16参照)の順に正回転(上方から見て反時計方向へ回転)し、また、第2回転姿勢、第1回転姿勢、通常回転姿勢の順に戻って逆回転(上方から見て時計方向へ回転)するように構成されている。なお、左側ロワーヒンジユニット147には、回転プレート147aを左側回転部材143の正回転方向(上方から見て反時計方向)に付勢するコイルばね等の左側付勢部材(図示せず)を備えている。
そして、左側回転部材143の回転軸部(詳しくは、左側ロワーヒンジユニット147の回転プレート147aの回転軸部147b)には、当該左側回転部材143と共回りする第1左側係合部(第1係合部)151および第2左側係合部(第2係合部)152を外方へそれぞれ延出するとともに、回転軸部147bの周りに位相がずれた状態で配置している。具体的には、図13(b)に示すように、回転プレート147aの回転軸部147bのうち回転中心を挟んで左側回転本体148とは反対側(図13(b)中、回転軸部147bの右側)から第1左側係合部151および第2左側係合部152を上下にずれた状態(図13(a)参照)で延出し、上側の第1左側係合部151を下側の第2左側係合部152よりも上方から見て反時計方向に位相がずれた状態に設定している。また、第1左側係合部151の延出長さを第2左側係合部152の延出長さよりも短く設定している。
さらに、左側装飾パネル135の前面に左側規制部材144を止着し、該左側規制部材144のうち第1左側係合部151と前後に並び得る箇所には、第1左側係合部151と係合可能な横長丸棒状の第1左側係合規制部144aを備え、第2左側係合部152と前後に並び得る箇所には、第2左側係合部152と係合可能な横長丸棒状の第2左側係合規制部144bを備えている。そして、第1左側係合規制部144aおよび第2左側係合規制部144bをそれぞれ左側装飾パネル135側から左側スライドベース141のスライド方向(言い換えると、左側回転部材143と左側規制部材144とが離れる方向)に沿って延出させ、第1左側係合規制部144aを第2左側係合規制部144bよりも短く設定して、第1左側係合規制部144aの延出端を第2左側係合規制部144bよりも左側装飾パネル135側に位置させている。
右側可動演出ユニット138は、左右方向にスライド可能な縦向き短冊状の右側スライドベース161と、該右側スライドベース161をスライド駆動する右側駆動ユニット162と、右側スライドベース161に回転可能な状態で軸着された縦向き短冊状の右側回転部材(回転部材)163と、該右側回転部材163の回転を規制する右側規制部材(規制部材)164とを備えて構成されている。具体的に説明すると、図12に示すように、フレーム基部133の下辺部に備えられた右側スライドガイド159に右側スライドベース161の下端部を左右方向へスライド可能な状態で係合し、右側スライドベース161の上端部を右側駆動ユニット162に接続している。また、右側駆動ユニット162を、複数のギアを左右方向に並べて噛合する右側駆動ギア列162aと、該右側駆動ギア列162aの一端(図12中、右端のギア)に接続された右側駆動モータ162bと、右側駆動ギア列162aの他端(図12中、左端のギア)に噛合した状態で左右方向にスライド可能な右側駆動ラック162cとを連結して構成するとともに、フレーム基部133の上辺部の右側へ装着し、右側駆動ラック162cの前側に止着される右側ラックカバー165に右側スライドベース161の上端部を接続している。そして、右側駆動モータ162bを駆動すると、駆動力が右側駆動ギア列162aを介して右側駆動ラック162cに伝達されて、右側スライドベース161が右側駆動ラック162cとともに左右方向へスライドするように構成されている。
さらに、右側スライドベース161の上下両端部の前側には、ヒンジユニット(右側アッパーヒンジユニット166,右側ロワーヒンジユニット167)を各回転軸が縦向きで揃う姿勢にしてそれぞれ装着している。また、右側アッパーヒンジユニット166の回転プレート166aには、表裏両面に装飾が施された縦向き平板状の右側回転本体168の上端部を止着する一方、右側ロワーヒンジユニット167の回転プレート167aには右側回転本体168の下端部を止着して、右側回転本体168と上下の回転プレート166a,167aとにより右側回転部材163を構成している。そして、図13から図16に示すように、該右側回転部材163(各回転プレート166a,167aと右側回転本体168との結合体)を当該右側回転部材163の一側寄りの部分が中心となって回転可能とし、右側回転部材163の自由端側が回転中心よりも前方であり且つ右側方に位置する通常回転姿勢(図13(a)参照)、右側回転部材163の自由端側が回転中心よりも前方であり且つ左側方に位置する第1回転姿勢(図15(a)参照)、右側回転部材163の自由端側が回転中心の左側方に位置して右側回転本体168が表示装置42の表示部42aに対して略平行となる第2回転姿勢(図16(a)参照)の順に正回転(上方から見て時計方向へ回転)し、また、第2回転姿勢、第1回転姿勢、通常回転姿勢の順に戻って逆回転(上方から見て反時計方向へ回転)するように構成されている。なお、右側アッパーヒンジユニット166には、回転プレート166aを右側回転部材163の正回転方向(上方から見て時計方向)に付勢するコイルばね等の右側付勢部材(図示せず)を備えている。
そして、図13(a)および図16(a)に示すように、右側回転部材163の回転軸部(詳しくは、右側アッパーヒンジユニット166の回転プレート166aの回転軸部166b)には、当該右側回転部材163と共回りする第1右側係合部(第1係合部)171および第2右側係合部(第2係合部)172を外方へそれぞれ延出するとともに、回転軸部166bの周りに位相がずれた状態で配置している。具体的には、回転プレート166aの回転軸部166bのうち回転中心を挟んで右側回転本体168とは反対側(図13(a)中、回転軸部166bの左側)から第1右側係合部171および第2右側係合部172を上下にずれた状態で延出し、下側の第1右側係合部171を上側の第2右側係合部172よりも上方から見て時計方向に位相がずれた状態に設定している。また、第1右側係合部171の延出長さを第2右側係合部172の延出長さよりも短く設定している。
さらに、右側装飾パネル136の前面に右側規制部材164を止着し、該右側規制部材164のうち第1右側係合部171と前後に並び得る箇所には、第1右側係合部171と係合可能な横長丸棒状の第1右側係合規制部164aを備え、第2右側係合部172と前後に並び得る箇所には、第2右側係合部172と係合可能な横長丸棒状の第2右側係合規制部164bを備えている。そして、第1右側係合規制部164aおよび第2右側係合規制部164bをそれぞれ右側装飾パネル136側から右側スライドベース161のスライド方向(言い換えると、右側回転部材163と右側規制部材164とが離れる方向)に沿って延出させ、第1右側係合規制部164aを第2右側係合規制部164bよりも短く設定して、第1右側係合規制部164aの延出端を第2右側係合規制部164bよりも右側装飾パネル136側に位置させている。
このような構成を備えたフレームユニット126においては、各可動演出ユニット137,138が演出非実行状態(図13参照)、第1演出実行状態(図15参照)、第2演出実行状態(図16参照)に変換する。具体的に説明すると、左側可動演出ユニット137は、左側スライドベース141を左側装飾パネル135と前後に並ぶ状態に設定して左側回転部材143と左側規制部材144とを最も近づけると、演出非実行状態に設定され、左側スライドベース141および左側回転部材143を表示装置42の表示部42aの前から側方(図13(a)中、左側方)にずらして配置し、センターケース23の左側辺部の後方に隠す(図2参照)。さらに、図13(b)に示すように、第2左側係合部152と第2左側係合規制部144bとを離間する一方、第1左側係合部151を第2左側係合部152よりも後方(言い換えると、左側規制部材144側)に配置して第1左側係合規制部144aの前面へ係合し、この係合により左側回転部材143の正回転(上方から見て反時計方向への回転)を左側付勢部材の付勢力に抗して規制(阻止)して、左側回転部材143を通常回転姿勢に設定する。
また、右側可動演出ユニット138は、右側スライドベース161を右側装飾パネル136と前後に並ぶ状態に設定して右側回転部材163と右側規制部材164とを最も近づけると、演出非実行状態に設定され、右側スライドベース161および右側回転部材163を表示装置42の表示部42aの前から側方(図13(a)中、右側方)にずらして配置し、センターケース23の右側辺部の後方に隠す(図2参照)。さらに、第2右側係合部172と第2右側係合規制部164bとを離間する一方、第1右側係合部171を第2右側係合部172よりも後方(言い換えると、右側規制部材164側)に配置して第1右側係合規制部164aの前面へ係合し、この係合により右側回転部材163の正回転(上方から見て時計方向への回転)を右側付勢部材の付勢力に抗して規制(阻止)して、右側回転部材163を通常回転姿勢に設定する。
そして、演出非実行状態から各駆動モータ142b,162bを正転駆動すると、左側スライドベース141および左側回転部材143が移動して表示部42aの左側縁部の前方に近づき、右側スライドベース161および右側回転部材163が移動して表示部42aの右側縁部の前方に近づく。このとき、左側可動演出ユニット137においては、第1左側係合部151が第1左側係合規制部144aの前面上を摺動し、第1左側係合部151と第1左側係合規制部144aとの係合状態が維持される。これにより、左側回転部材143の回転が第1左側係合規制部144aによって引き続き規制されて、左側回転部材143の通常回転姿勢が維持される。したがって、左側回転部材143は、通常回転姿勢のまま左側スライドベース141とともに移動する。また、右側可動演出ユニット138においては、第1右側係合部171が第1右側係合規制部164aの前面上を摺動し、第1右側係合部171と第1右側係合規制部164aとの係合状態が維持される。これにより、右側回転部材163の回転が第1右側係合規制部164aによって引き続き規制されて、右側回転部材163の通常回転姿勢が維持される。したがって、右側回転部材163は、通常回転姿勢のまま右側スライドベース161とともに移動する。
さらに各駆動モータ142b,162bを正転駆動し続けて、図14(a)に示すように、左側スライドベース141が表示部42aの左側縁部の前方まで移動するとともに、右側スライドベース161が表示部42aの右側縁部の前方まで移動すると、左側回転部材143および右側回転部材163が通常回転姿勢から第1回転姿勢へそれぞれ回転し始める。具体的に説明すると、左側可動演出ユニット137においては、第1左側係合部151が第1左側係合規制部144aの延出端に到達して後方への回転を許容され、このため、左側付勢部材の付勢力により左側回転部材143が正回転し始める(図14(b)参照)。そして、第2左側係合部152が左側回転部材143と共回りして第2左側係合規制部144bの延出端へ係合する。また、右側可動演出ユニット138においては、第1右側係合部171が第1右側係合規制部164aの延出端に到達して後方への回転を許容され、このため、右側付勢部材の付勢力により右側回転部材163が正回転し始める。そして、第2右側係合部172が右側回転部材163と共回りして第2右側係合規制部164bの延出端へ係合する。
引き続き各駆動モータ142b,162bを正転駆動することにより左側スライドベース141および右側スライドベース161を移動し続けて、各可動演出ユニット137,138が回転部材143,163と規制部材144,164とを演出非実行状態よりも離して第1演出実行状態にそれぞれ変換すると、左側回転部材143が左側付勢部材の付勢力により正回転し続けて第1回転姿勢へ変換し、右側回転部材163が右側付勢部材の付勢力により正回転し続けて第1回転姿勢へ変換する(図15(a)参照)。このとき、左側可動演出ユニット137においては、図15(b)に示すように、左側回転部材143が第2左側係合部152を第2左側係合規制部144bの延出端へ係合しながら正回転し続け、該左側回転部材143と共回りする第1左側係合部151が第1左側係合規制部144aの延出端から離間して、第1左側係合部151と第1左側係合規制部144aとの係合が解除される。したがって、左側可動演出ユニット137が左側回転部材143と左側規制部材144とを演出非実行状態よりも離して第1演出実行状態に変換すると、第1左側係合部151と第1左側係合規制部144aとの係合を解除するとともに第2左側係合部152と第2左側係合規制部144bとを係合して、左側回転部材143を第1回転姿勢へ変換する。
また、右側可動演出ユニット138においては、右側回転部材163が第2右側係合部172を第2右側係合規制部164bの延出端へ係合しながら正回転し続け、該右側回転部材163と共回りする第1右側係合部171が第1右側係合規制部164aの延出端から離間して、第1右側係合部171と第1右側係合規制部164aとの係合が解除される。したがって、右側可動演出ユニット138が右側回転部材163と右側規制部材164とを演出非実行状態よりも離して第1演出実行状態に変換すると、第1右側係合部171と第1右側係合規制部164aとの係合を解除するとともに第2右側係合部172と第2右側係合規制部164bとを係合して、右側回転部材163を第1回転姿勢へ変換する。
さらに各駆動モータ142b,162bを正転駆動することにより左側スライドベース141および右側スライドベース161を移動し続けて、各可動演出ユニット137,138が回転部材143,163と規制部材144,164とを第1演出実行状態よりも離して第2演出実行状態にそれぞれ変換すると、図16(a)および(b)に示すように、左側可動演出ユニット137においては、第2左側係合部152と第2左側係合規制部144bとが離間する(言い換えると、第2左側係合部152と第2左側係合規制部144bとの係合状態が解除される)ことにより左側回転部材143の正回転が許容され、左側回転部材143が左側付勢部材の付勢力により正回転して第2回転姿勢に変換する。なお、第2回転姿勢の左側回転部材143は、左側ロワーヒンジユニット147内に設けられたストッパー(図示せず)により正回転を阻止されており、第1左側係合部151および第2左側係合部152を左側規制部材144側へ向けて延出させ、第2左側係合部152を第1左側係合部151よりも後方に配置している(図16(b)参照)。
また、右側可動演出ユニット138においては、第2右側係合部172と第2右側係合規制部164bとが離間する(言い換えると、第2右側係合部172と第2右側係合規制部164bとの係合状態が解除される)ことにより右側回転部材163の正回転が許容され、右側回転部材163が右側付勢部材の付勢力により正回転して第2回転姿勢に変換する。なお、第2回転姿勢の右側回転部材163は、右側アッパーヒンジユニット166内に設けられたストッパー(図示せず)により正回転を阻止されており、第1右側係合部171および第2右側係合部172を右側規制部材164側へ向けて延出させ、第2右側係合部172を第1右側係合部171よりも後方に配置している。
このようにして第2演出実行状態となった左側可動演出ユニット137および右側可動演出ユニット138は、図16(a)に示すように、第2回転姿勢の左側回転部材143と右側回転部材163とを側縁部同士で互いに当接して1枚の矩形板を構成し、表示装置42の表示部42aの中央部分を前方から被覆する。
そして、第2演出実行状態の左側可動演出ユニット137および右側可動演出ユニット138を第1演出実行状態に戻すには、各駆動モータ142b,162bを逆転駆動して、左側スライドベース141および右側スライドベース161を表示部42aの側方へ向けて移動する。すると、第2左側係合部152が第2左側係合規制部144bの延出端に係合して押圧されることにより、左側回転部材143が左側付勢部材の付勢力に抗して逆回転して第1回転姿勢に変換する(図15(b)参照)。また、第2右側係合部172が第2右側係合規制部164bの延出端に係合して押圧されることにより、右側回転部材163が右側付勢部材の付勢力に抗して逆回転して第1回転姿勢に変換する。この結果、左側可動演出ユニット137および右側可動演出ユニット138が第1演出実行状態に戻る(図15(a)参照)。
さらに、第1演出実行状態の左側可動演出ユニット137および右側可動演出ユニット138を演出非実行状態に戻すには、各駆動モータ142b,162bを引き続き逆転駆動して、左側スライドベース141および右側スライドベース161を表示部42aの側方へ向けて移動し続ける。すると、第2左側係合部152と第2左側係合規制部144bの延出端との係合状態が維持されたままで、第1左側係合部151が第1左側係合規制部144aの延出端に係合して押圧され、これにより、左側回転部材143が左側付勢部材の付勢力に抗してさらに逆回転する(図14(b)参照)。また、第2右側係合部172と第2右側係合規制部164bの延出端との係合状態が維持されたままで、第1右側係合部171が第1右側係合規制部164aの延出端に係合して押圧され、これにより、右側回転部材163が右側付勢部材の付勢力に抗してさらに逆回転する。
そして、左側スライドベース141を左側装飾パネル135の前方まで移動するとともに、右側スライドベース161を左側装飾パネル135の前方まで移動すると、第1左側係合部151が第1左側係合規制部144aの延出端から前面へ摺動しながら押圧され、これにより、左側回転部材143が左側付勢部材の付勢力に抗してさらに逆回転して通常回転姿勢に変換する。そして、この逆回転により、第2左側係合部152と第1左側係合規制部144aの延出端との係合が解除される(図13(b)参照)。また、右側スライドベース161を右側装飾パネル136の前方まで移動するとともに、右側スライドベース161を右側装飾パネル136の前方まで移動すると、第1右側係合部171が第1右側係合規制部164aの延出端から前面へ摺動しながら押圧され、これにより、右側回転部材163が右側付勢部材の付勢力に抗してさらに逆回転して通常回転姿勢に変換する。そして、この逆回転により、第2右側係合部172と第1右側係合規制部164aの延出端との係合が解除される。この結果、左側可動演出ユニット137および右側可動演出ユニット138が演出非実行状態に戻る(図13(a)参照)。
このようにして、フレームユニット126は、2つの平板状の回転部材143,163を表示部42aの前方で左右方向に遠ざけたり近づけたりさせながら観音開きの態様で回転させる動作を、係合部と係合規制部との係合により行う。したがって、回転部材143,163の回転制御を簡単な構成で行うことができる。これにより、複雑な制御を必要とせず、可動演出ユニット137,138のコストダウンを図ることができる。また、各可動演出ユニット137,138に設けられる係合部と係合規制部との組み合わせを2組にすることにより、回転部材143,163に掛かる負荷を分散させることができ、可動演出ユニット137,138の長寿命化を図ることができる。なお、可動演出ユニット137,138の演出動作は、表示装置42において実行される演出に関連させて、どのように設定してもよい。例えば、演出非実行状態から第1演出実行状態に変換した後、第2演出実行状態へ変換せずに演出非実行状態へ戻してもよいし、あるいは、第1演出実行状態を初期状態として第2演出実行状態へ変換し、再び第1演出実行状態へ変換してもよい。このようにして、2つの状態に変換する演出を、3つの状態に変換する演出とは別個に設定すれば、可動演出ユニット137,138の動作にバリエーションを持たせることができ、遊技の興趣を高めることができる。
次に、フレームユニット126の上辺部の前方に配置される上側役物ユニット127について説明する。
上側役物ユニット127は、図17から図19に示すように、横長な役物ベース181の左右方向の中央部分にスライドプレート182を上下動可能な状態で備え、役物ベース181の左右両側部には、長尺な可動アーム(左側可動アーム183,右側可動アーム184)の一端を回転可能な状態でそれぞれ軸着し、各可動アーム183,184の下側となる他端部(自由端部)をスライドプレート182の前方で交差させている。また、左側可動アーム183の他端部のうち右側可動アーム184と前後に常時重なる箇所からアーム連結ピン183aを突設し、該アーム連結ピン183aを右側可動アーム184のうち左側可動アーム183と重なり得る箇所に開設された円弧状のアーム連結溝184aへ係合している。さらに、左側可動アーム183の長手方向の中間部分に開設された長穴状の左側アームガイド溝183bには、スライドプレート182の左側部に備えられた左側係合ピン182aを係合し、右側可動アーム184の長手方向の中間部分に開設された長穴状の右側アームガイド溝184bには、スライドプレート182の右側部に備えられた右側係合ピン182bを係合して、左側可動アーム183、右側可動アーム184、スライドプレート182が連動するように構成されている。
そして、各可動アーム183,184の軸着部にはコイルばねなどのアーム付勢部材(左側アーム付勢部材187,右側アーム付勢部材188)をそれぞれ備え、該アーム付勢部材187,188により各可動アーム183,184を上方へ付勢している。また、役物ベース181のうち左側可動アーム183の軸着箇所の下方には、上側役物駆動機構190と、該上側役物駆動機構190を前方から被覆する駆動機構カバー191(図17参照)とを備え、上側役物駆動機構190においては、上側駆動モータ190aの駆動力を上側伝達ギア190bにより上側駆動アーム190cへ伝達して上側駆動アーム190cの先端部を上下方向へ回転可能としている。さらに、該上側駆動アーム190cの先端部には駆動係合ピン190dを突設し、左側可動アーム183のうち左側アームガイド溝183bよりも当該左側可動アーム183の軸着部側(図18(a)中、左側アームガイド溝183bよりも左側)には長穴状の駆動ガイド溝183cを開設し、該駆動ガイド溝183cに駆動係合ピン190dを係合している。
また、上側役物ユニット127の前側には、短冊状を呈する一対の役物本体(左側役物本体193,右側役物本体194)を左右に並べた状態で備え、該各役物本体193,194の端部同士を両可動アーム183,184の交差箇所の前方に配置して役物ギアユニット195で連結し、該役物ギアユニット195を中心して各役物本体193,194が互いに左右対称となる傾斜姿勢で上下方向に回転するように構成されている(図18参照)。さらに、左側役物本体193の長手方向の中央部分を右側可動アーム184の下端部(自由端部)へ回転可能な状態で軸着し、右側役物本体194の長手方向の中央部分を右側可動アーム184の下端部(自由端部)に回転可能な状態で軸着している。なお、各役物本体193,194は、図17に示すように、当該各役物本体193,194の後側(役物ベース181側)に位置する役物本体基部193a,194aと、該役物本体基部193a,194aの前面に装着された発光基板193b,194bと、該発光基板193b,194bを前方から被覆する透光可能な役物カバーパネル193c,194cとを備えて構成されており、発光基板193b,194bに実装されたLEDが発光すると、この光が役物カバーパネル193c,194cを透過して上側役物ユニット127の前方へ照射されるように構成されている。
このような構成を備えた上側役物ユニット127においては、上側役物駆動機構190により一対の各役物本体193,194を昇降させ、各役物本体193,194を表示部42aよりも上方に設定された上死点に位置させて上部発光装飾ユニット71の後方に隠す演出非実行状態(図2および図3参照)と、表示部42aの前方に設定された下死点に位置させて表示装置42の前方に出現させる演出実行状態(図20参照)とに変換する。具体的に説明すると、常態である演出非実行状態では、図18(a)および図19(a)に示すように、各アーム付勢部材187,188の付勢力により各可動アーム183,184を上方へ回転して横向き姿勢に設定するとともにスライドプレート182を上死点に配置し、左側役物本体193および右側役物本体194をそれぞれ役物ギアユニット195から側方に延在する横向き姿勢にして上死点(正面から見て表示部42aの上方にずれた場所)に位置させている。このとき、左側可動アーム183に突設された演出非実行検出片197が役物ベース181に装着された上側役物検出スイッチ198により検出され、この検出信号を受信することにより遊技制御装置45が上側役物ユニット127の演出非実行状態を把握するように構成されている。
そして、上側役物ユニット127を演出非実行状態から演出実行状態へ変換するには、上側駆動モータ190aを駆動して上側駆動アーム190cを下方へ回転する。すると、図18(b)および図19(b)に示すように、上側駆動アーム190cから受ける押し下げ力により左側可動アーム183が左側アーム付勢部材187の付勢力に抗して下方へ回転し、さらには、左側可動アーム183と係合する右側可動アーム184が右側アーム付勢部材188の付勢力に抗して下方へ回転するとともに、各可動アーム183,184と係合するスライドプレート182が下死点まで下降する。また、左側役物本体193および右側役物本体194が各可動アーム183,184の下端部とともに下降しながら役物ギアユニット195を中心にそれぞれ上方へ回転して起立姿勢になり、表示部42aの中央部分の前方に設定された下死点で横に並ぶ。
さらに、上側役物ユニット127を演出実行状態から演出非実行状態へ戻すには、上側駆動モータ190aを逆転駆動して上側駆動アーム190cを上方へ回転する。すると、上側駆動アーム190cから受ける押し上げ力および左側アーム付勢部材187の付勢力により左側可動アーム183が上方へ回転し、さらには、左側可動アーム183と係合する右側可動アーム184が右側アーム付勢部材188の付勢力により上方へ回転するとともに、各可動アーム183,184と係合するスライドプレート182が上昇する。また、左側役物本体193および右側役物本体194が各可動アーム183,184の下端部とともに上昇しながら役物ギアユニット195を中心にそれぞれ下方へ回転して横向き姿勢になり、表示部42aの上方にずれて上死点に位置する。
次に、パチンコ遊技機1の遊技進行等の制御を行う遊技制御装置45、および該遊技制御装置45を中心とする制御系統について説明する。
遊技制御装置45は、図21に示すように、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための制御プログラム等を記憶しているROM、および遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAM、入力部(入力インターフェース)、出力部(出力インターフェース)等から構成されている。そして、各種検出装置(ゲートスイッチ47、入賞口スイッチ48,50、カウントスイッチ(大入賞口スイッチ)49、第1始動口スイッチ51、第2始動口スイッチ52、盤電波センサ201、磁気センサ202、保持枠(ガラス枠)開放検出スイッチ203、前面枠(本体枠)開放検出スイッチ204、電源装置205等)からの検出信号を受けて、特別遊技状態(大当たり状態)、遊技者に対する報知、停電対応処理等、種々の処理を行う。さらに、演出制御装置46や払出制御装置207の他、大入賞口36を開閉するための大入賞口ソレノイド116、普通電動役物32aを開閉するための普電ソレノイド208、一括表示装置39、外部情報端子209等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
演出制御装置46は、図22に示すように、演出制御を司るCPU、演出制御のための制御プログラムを格納したPROM、画像データ等を格納した画像ROM、演出制御時のワークエリアとして利用されるVRAM、入力インターフェース、出力インターフェース等から構成されている。そして、パチンコ遊技機1における遊技の進行に伴って発生する信号、具体的には、遊技制御装置45からの制御信号、遊技演出ボタン17に設けられた演出ボタンスイッチ212からの信号、各演出用役物装置に設けられたセンサからの信号等に基づいて、各演出用役物装置の演出動作を制御する。詳しくは、表示装置42の表示部42aの表示、上側スピーカ11や下側スピーカ16からの効果音出力、遊技盤6に設けられた盤装飾装置(発光装飾ユニット71,72等)の発光や透明部材保持枠8に設けられたLED等の枠装飾装置214の発光、遊技盤6に設けられた盤演出装置(フレームユニット126、上側役物ユニット127、下側役物ユニット128等)や透明部材保持枠8に設けられた演出部材(図示せず)を駆動するモータ等の枠演出装置215の駆動を制御する。
そして、図20に示すように、遊技の進行に伴う演出制御において上側役物ユニット127を演出実行状態へ変換するタイミングが到来すると、演出制御装置46は、遊技制御装置45からの指令に基づいて上側役物ユニット127を演出実行状態へ変換し、表示部42aのうち前方の各役物本体193,194と前後に並ぶ箇所には、演出実行状態における一対の各役物本体193,194の正面画像Gを表示する。したがって、仮に上側役物ユニット127に不具合が生じて演出実行状態に変換できなくなったとしても、遊技者は、演出実行状態の各役物本体193,194の姿を見ることができ、違和感なく遊技を楽しむことができる。
ところで、上記実施形態の大入賞ユニット27においては、前面構成部101の装飾を遊技者側から視認可能とするために、球誘導部121の全体を透光部材で形成したが、本発明はこれに限定されない。要は、前面構成部101の装飾を遊技者側から視認可能であれば、どのような構成の装飾視認部を球誘導部121に適用してもよい。例えば、球誘導部121の全体ではなく一部を透光部材で形成して装飾視認部(視認窓)を構成してもよい。球誘導部121の少なくとも一部を透光部材で形成することで装飾視認部を構成すれば、球誘導部121の形状を制限せずに装飾視認部を備えることができる。
また、図23および図24に示す第2実施形態の前面構成部101′においては、前面構成パネル220と球誘導部221とを一体成型し、球誘導部221のうち前面構成部101′の装飾と重なる箇所を横長なスリット状に開放して装飾視認部222を構成し、装飾視認部222から前面構成パネル220の装飾Dを視認可能としている。このようにして前面構成パネル220の装飾Dを覆わずに装飾視認部222から露出させれば、前面構成部101′の装飾Dの視認性を十分に確保することができる。なお、球誘導部221の前方への突出寸法を調整すれば、図24に示すように、装飾視認部222の奥に位置する前面構成パネル220の装飾Dを斜め上方向からでも視認することができる。また、球誘導部221を前面構成部101′の外側の縁に沿って立設することで装飾視認部222を拡張すれば、前面構成部101′の装飾Dをパチンコ遊技機1の前面側からより一層視認可能となる。
ところで、上記実施形態では、装飾視認部が設けられる入賞ユニットとして大入賞ユニット27を例示したが、本発明はこれに限定されない。要は、遊技球を入賞口へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能であれば、大入賞口とは異なる入賞口を備えた入賞ユニットに装飾視認部を設けてもよい。例えば、普図電動役物により始動入賞口を開閉可能とした始動入賞ユニットを本発明における入賞ユニットとし、この始動入賞ユニットの前面の装飾が装飾視認部を通して視認できるように構成してもよい。
ところで、従来の遊技機においては、複数の透光領域を点灯状態(光を透光領域に通して遊技者側へ照射する状態)にして演出を行うものがあるが、透光領域の点灯の所謂クロストーク(発光部材の光が対応外の透光領域をも透過してしまう不都合)が発生することがあり、発光による演出を鮮明に行うことができない虞がある。
そこで、発光による演出を鮮明に行うことができる遊技機を提供するべく、上記実施形態の内容から次の第1発明が挙げられる。
すなわち、第1発明は、発光により装飾を行う発光装飾ユニットを備えた遊技機において、
前記発光装飾ユニットは、
複数の発光部材と、
該発光部材から受けた光を拡散する光拡散部材と、
前記発光部材毎に対応する複数の透光領域を区画形成し、前記光拡散部材により拡散された光を前記透光領域に透過させて遊技者側へ出射する装飾レンズと、を備え、
前記光拡散部材は、隣り合う前記透光領域の境界部分と重なる箇所を開口したことを特徴とする遊技機である。
第1発明によれば、隣り合う透光領域の境界部分に光拡散部材からの拡散光を照射し難くすることができる。これにより、透光領域の点灯の所謂クロストーク(発光部材の光が対応外の透光領域をも透過してしまう不都合)を抑制することができ、発光による演出を鮮明に行うことができる。
ところで、従来の遊技機においては、可動演出ユニットによる演出を実行するために、複雑な構造を備えたり複雑な制御を行ったりするものがあり、改善の余地を残している。
そこで、複雑な制御を必要とせず、可動演出ユニットのコストダウンを図ることができる遊技機を提供するべく、上記実施形態の内容から次の第2発明が挙げられる。
すなわち、第2発明は、回転動作を行う可動演出ユニットを備えた遊技機において、
前記可動演出ユニットは、回転可能な回転部材と、該回転部材の回転を規制する規制部材と、を備え、前記回転部材または前記規制部材の少なくともいずれかを移動して前記回転部材と前記規制部材との離間距離を変更可能とし、
前記回転部材は、予め設定された通常回転姿勢、第1回転姿勢、第2回転姿勢の順に回転可能であり、当該回転部材の回転軸部には、当該回転部材と共回りする第1係合部および第2係合部を外方へそれぞれ延出するとともに、前記回転軸部周りに位相がずれた状態で配置し、
前記規制部材は、前記第1係合部に係合可能な第1係合規制部と、前記第2係合部に係合可能な第2係合規制部と、を備え、
前記可動演出ユニットが前記回転部材と前記規制部材とを最も近づけることで設定される演出非実行状態では、前記第1係合部を前記第2係合部よりも前記規制部材側に配置して前記第1係合規制部へ係合することで、前記回転部材を前記通常回転姿勢に設定し、
前記可動演出ユニットが前記回転部材と前記規制部材とを前記演出非実行状態よりも離して第1演出実行状態に変換すると、前記第1係合部と前記第1係合規制部との係合を解除するとともに前記第2係合部と前記第2係合規制部とを係合して、前記回転部材を前記通常回転姿勢から前記第1回転姿勢へ変換させ、
前記可動演出ユニットが前記回転部材と前記規制部材とを前記第1演出状態よりも離して第2演出実行状態に変換すると、前記第2係合部と前記第2係合規制部との係合を解除して、前記回転部材を前記第1回転姿勢から前記第2回転姿勢へ変換させることを特徴とする遊技機である。
第2発明によれば、回転部材の回転制御を簡単な構成で行うことができる。これにより、複雑な制御を必要とせず、可動演出ユニットのコストダウンを図ることができる。また、可動演出ユニットに設けられる係合部と係合規制部との組み合わせを2組にすることにより、回転部材に掛かる負荷を分散させることができ、可動演出ユニットの長寿命化を図ることができる。
そして、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、遊技球を入賞口へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能な入賞ユニットを備えた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
1 パチンコ遊技機
5 遊技領域
6 遊技盤
23 センターケース
25 始動入賞ユニット
27 大入賞ユニット
36 大入賞口
37 一般入賞口
42 表示装置
45 遊技制御装置
46 演出制御装置
71 上部発光装飾ユニット
72 側部発光装飾ユニット
80 上部ユニットベース
80d 上部発光部材
81 上部導光部材
82 上部光拡散部材
82b 上部拡散抑制開口
83 上部装飾レンズ
83c 上部透光領域
90 側部ユニットベース
90c 側部発光部材
91 側部導光部材
92 側部光拡散部材
92b 側部拡散抑制開口
93 側部装飾レンズ
93a 側部透光領域
101,101′ 前面構成部
102 ユニット本体部
104 前面装飾パネル
105 大入賞露出開口
108 ユニットベース
115 入賞開閉部材
121 球誘導部
121a 誘導基部
121b 球転動棚部
121c 球落下阻止突起
127 上側役物ユニット
135 左側装飾パネル
136 右側装飾パネル
137 左側可動演出ユニット
138 右側可動演出ユニット
143 左側回転部材
144 左側規制部材
144a 第1左側係合規制部
144b 第2左側係合規制部
148 左側回転本体
151 第1左側係合部
152 第2左側係合部
163 右側回転部材
164 右側規制部材
164a 第1右側係合規制部
164b 第2右側係合規制部
168 右側回転本体
171 第1右側係合部
172 第2右側係合部
220 前面構成パネル
221 球誘導部
222 装飾視認部

Claims (4)

  1. 遊技球を入賞口へ入賞可能とする開状態と、入賞不能とする閉状態とに変換可能な入賞ユニットを備えた遊技機において、
    前記入賞ユニットのうち遊技者側に臨む前面には、装飾が施された前面構成部を備え、
    該前面構成部のうち前記入賞口の下方には、遊技球が上面を転動可能な球誘導部を遊技者側へ突出した状態で備え、
    前記球誘導部は、前記前面構成部の装飾を遊技者側から視認可能とする装飾視認部を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記装飾視認部は、前記球誘導部の少なくとも一部を透光部材で形成して構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記装飾視認部は、前記球誘導部のうち前記前面構成部の装飾と重なる箇所を開放して構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記球誘導部の上面のうち遊技者側の縁部には、球落下阻止突起を遊技球の半径以上の高さで立設したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
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