JPH10146422A - パチンコ機の打球供給装置 - Google Patents

パチンコ機の打球供給装置

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JPH10146422A
JPH10146422A JP32352096A JP32352096A JPH10146422A JP H10146422 A JPH10146422 A JP H10146422A JP 32352096 A JP32352096 A JP 32352096A JP 32352096 A JP32352096 A JP 32352096A JP H10146422 A JPH10146422 A JP H10146422A
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JP
Japan
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ball
inclined passage
pachinko
lever member
ball supply
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Pending
Application number
JP32352096A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansei KK
Original Assignee
Sansei KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球供給部材に掛かる球圧を減少することによ
って安定した状態で打球供給皿のパチンコ球を1個ずつ
発射レールの発射位置に供給することができるようにす
る。 【解決手段】 打球供給皿8のパチンコ球を発射レール
3の発射位置5に送り出す傾斜通路17と、打球杆4の
発射動作に同期して上下方向へ回動するレバー部材15
と、該レバー部材15の回動によって上下方向へ回動さ
れる球供給部材14とからなり、前記レバー部材15に
は、下方に回動したとき傾斜通路17の供給口18を開
放し、上方に回動したとき供給口18を閉じる開閉片2
9を一体に設け、前記球供給部材14には、下向回動時
に傾斜通路17内に臨んで球入口16のパチンコ球を受
け止め、上向回動時にその受け止めたパチンコ球を傾斜
通路17に落下させる球受部23を一体に設けてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の前面
に設けられた打球供給皿のパチンコ球を打球杆の発射動
作に同期させて1個ずつ発射レールの発射位置に供給す
るパチンコ機の打球供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の打球供給装置としては例
えば実公平4−38859号公報に記載のものが知られ
ている。この従来の打球供給装置は、打球供給皿に貯留
されるパチンコ球を垂直下方へ誘導する垂直球通路内に
発射レールと平行な横軸を設け、該横軸に常時下向回動
するように自重を持たせた球送り部材を軸支し、打球杆
の発射動作に同期させて球送り部材を上下方向に往復回
動させることにより打球供給皿に貯留されるパチンコ球
を1個ずつ発射レールの発射位置に供給するようにして
いた。
【0003】ところで、上記した従来の打球供給装置に
あっては、球送り部材の球受部に受け止めたパチンコ球
を該球送り部材の下向回動により発射レールの発射位置
に送り出すようにしているものであるから、球受部に受
け止められたパチンコ球が発射位置に勢いよく送り出さ
れて該レール上でバウンドしたり微動を続けて静止する
までに時間が掛かり、発射動作にバラつきが生じて良好
な球飛びを得ることが困難であるという問題点があっ
た。
【0004】一方、このような問題点を解決するために
打球供給皿のパチンコ球を傾斜通路を利用して発射レー
ルの発射位置に滑らかに送り出すようにしたものが特開
平6−269541号公報で知られている。しかし、こ
の従来装置では球切り部材と球供給部材の二部材を必要
としているため、部品点数が多く組立てに手間が掛かる
上、コスト高になるという問題点があった。
【0005】そこで、本出願人は、このような問題点を
解決する打球供給装置として、既に打球供給皿のパチン
コ球が流入する球入口及び該球入口から流入したパチン
コ球を発射レールの発射位置に送り出す供給口が形成さ
れた傾斜通路と、球入口から傾斜通路に流入するパチン
コ球を受ける球受片及び供給口を開閉する球止片とを一
体に設けた球供給部材とを備え、打球杆の発射動作に同
期させて球供給部材を上下方向へ回動させることによ
り、打球供給皿のパチンコ球を1個ずつ発射レールの発
射位置に供給するようにして部品点数が少なく良好な球
飛びが得られるようにした打球供給装置を提案している
(本出願人による特願平7−201290号公報参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した打球
供給装置は、球供給部材に球受片と球止片とを一体に設
けて球受け機能と球止め機能の両方を行わせるようにし
ているので、打球供給皿のパチンコ球の球圧がすべて球
供給部材に加えられることになり、その結果球供給部材
の円滑な回動が阻害されて安定したパチンコ球の供給が
望めないという問題点があった。
【0007】また、球供給部材に球受片と球止片とが一
体に設けられているため、該球供給部材の構造が複雑か
つ高い精度が要求されることになって樹脂金型の製作が
困難である上、コスト高になるという問題も併せ有して
いた。
【0008】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、球供給部材に掛か
る球圧を減少することによって打球供給皿のパチンコ球
を円滑かつ安定した状態で発射レールの発射位置に供給
できるようにすると共に、球供給部材の構造を簡単にし
て製作コストを安くすることができるようなパチンコ機
の打球供給装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパチンコ機の打球供給装置は、打球供
給皿のパチンコ球が流入する球入口及び該球入口から流
入したパチンコ球を発射レールの発射位置に送り出す供
給口が形成された傾斜通路と、打球杆の発射動作に同期
して上下方向へ回動するレバー部材と、常に下向回動す
るように自重が設けられると共に、レバー部材の上方へ
の回動によって上向回動される球供給部材とからなり、
前記レバー部材には、下方に回動したとき傾斜通路の供
給口を開放し、上方に回動したとき供給口を閉じる開閉
片を一体に設け、前記球供給部材には、下向回動時に傾
斜通路内に臨んで球入口から傾斜通路に流入するパチン
コ球を受け止め、上向回動時にその受け止めたパチンコ
球を傾斜通路に落下させる球受部を一体に設けるように
したものである。
【0010】前記球供給部材の球受部上面は、該球供給
部材の軸支部を中心とする円弧状受面として形成するの
が好ましい。
【0011】上記のように構成されたパチンコ機の打球
供給装置は、球供給部材が自重で下向回動した状態のと
き球入口から傾斜通路に流入する打球供給皿のパチンコ
球を球供給部材の球受部で受け止め、球供給部材がレバ
ー部材によつて上向回動されたとき球受部から傾斜通路
に落下するパチンコ球をレバー部材の開閉片で受け止め
るようになっている。そして、打球杆の発射動作によっ
てレバー部材が下方へ回動したとき開閉片で受け止めら
れていたパチンコ球が傾斜通路の傾斜によって供給口か
ら発射レールの発射位置に送り出される。
【0012】このように、レバー部材に球止め機能を持
たせることによつて、球供給部材に掛かる球圧を減少さ
せることができ、該球供給部材の回動を円滑に行わせる
ことが可能となる。
【0013】また、球供給部材には球受け機能を持たせ
るだけで済むから構造が簡単となって樹脂成形が容易と
なり、低コスト化に役立つ。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の打
球供給装置が適用されるパチンコ機の下部部分の斜視図
であって、前面板が開放された状態で示してある。図2
は打球供給装置を前面板から取外した状態の斜視図であ
る。図において、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠
1の後面に着脱自在に装着された遊技盤であって、その
前面に発射レール3が設けられている。4は発射レール
3の発射位置5に先端が臨む打球杆、6は発射レール3
の前面を覆う前面板であって、遊技盤2の上方部を覆う
ガラス扉枠7と共に前面枠1の一側に開閉自在に装着さ
れている。8は前面板6の前面に設けられた打球供給
皿、9は該打球供給皿8のパチンコ球を後述する打球供
給装置10へ導くため前面板6に開設された流出口、1
1は流出口9を囲うように前面板6の裏面に装着された
箱状枠であって、その内部に景品球タンクの球切れ時又
はゲーム打止時に流出口9を閉塞する球止レバー12が
設けられている。
【0015】図3は本発明に係る打球供給装置10を分
解して示す斜視図、図4は一部断面にして作用を説明す
る正面図である。この打球供給装置10は、箱状のケー
ス体13と球供給部材14及び打球杆4の発射動作に同
期して上下方向へ回動されるレバー部材15とによって
構成される。前記ケース体13は、台板部13aと本体
部13bとに二分割して形成され、そのそれぞれを合体
して一体化されるもので、台板部13aには前面板6の
流出口9と合致する球入口16が設けられており、本体
部13bには球入口16から流入する打球供給皿8のパ
チンコ球を発射レール3の発射位置5に向けて自然転動
させながら送り出す傾斜通路17と供給口18とが設け
られている。また、傾斜通路17の下方に位置するケー
ス体13の空間部には発射レール3と直交状の横軸19
が設けられており、該横軸19に球供給部材14が上下
方向へ回動自在に軸支されている。
【0016】前記球供給部材14は、横軸19を挿通す
る軸通孔20が形成された筒部21とケース体13の外
方に突出する係合ピン22とを一体に有し、筒部21に
はケース体13の側方から傾斜通路17内に出入自在に
臨む突起状の球受部23が設けられている。なお、球受
部23の上面は横軸19を中心とする円弧状受面23a
として形成されている。また、係合ピン22にはローラ
ー部材24が装着されている。
【0017】前記レバー部材15は、発射レール3の下
方であり、かつ遊技盤2の前面側に軸25によって上下
方向へ回動自在に軸支されており、該軸25より下方に
垂下するレバー片部26を打球杆4に固着された引掛杆
27と係合可能なように位置させている。また、レバー
部材15には球供給部材14の係合ピン22に下方から
当接可能な押上片28とケース体13の供給口18を開
閉する開閉片29とが一体に設けられている。
【0018】前記球供給部材14は、常には係合ピン2
2が錘りとなって図4実線のように下向き(反時計廻り
方向)に回動付勢されており、このとき球入口16から
傾斜通路17に流入する打球供給皿8のパチンコ球を球
受部23の円弧状受面23aで受け止めるようになって
いる。そして、図4鎖線のように上向き(時計廻り方
向)に回動したとき、球受部23が傾斜通路17から後
退して円弧状受面23aで受け止められていたパチンコ
球を傾斜通路17に落下させるようになっている。
【0019】一方、前記レバー部材15は図4実線で示
すように常には下方(反時計廻り方向)に回動するよう
に自重が設けられており、このとき開閉片29が供給口
18を開放する位置に置かれるようになっている。そし
て、図4鎖線のように上方(時計廻り方向)に回動した
とき開閉片29によって供給口18を閉じるようになつ
ている。
【0020】次に、打球杆4の発射動作に関連づけてこ
の実施の形態の打球供給装置10の動作を図4ないし図
6を参照して説明する。打球杆4が図4実線で示す発射
動作位置にあるとき、レバー部材15は図6(a)に示
すように下方に回動されており、これの開閉片29が供
給口18を開放する位置に置かれている。一方、球供給
部材14は図5(a)に示すように下向回動されていて
これの球受部23が傾斜通路17内に臨まされており、
球入口16から傾斜通路17に流入する打球供給皿8の
先頭のパチンコ球Bを円弧状受面23aで受け止めてい
る。
【0021】この状態で打球杆4が図4鎖線で示すよう
に発射準備位置に回動されると、打球杆4の引掛杆27
によつてレバー部材15が引寄せられて該レバー部材1
5が軸25を支点として同図鎖線のように上方(時計廻
り方向)へ回動し、図6(b)に示すように開閉片29
によつて供給口18を閉じる。同時にレバー部材15の
押上片28が球供給部材14の係合ピン22を上方へ押
し上げ、該球供給部材14を横軸19を支点として上向
回動(時計廻り方向)させる。このため、球受部23の
円弧状受面23aで受け止められていたパチンコ球Bは
図5(b)及び図6(b)に示すように傾斜通路17上
に落下して開閉片29で受け止められる。
【0022】次に、この状態から打球杆4が図4実線で
示す発射動作位置に回動すると、レバー部材15も自重
で同図実線位置に回動復帰し、図6(c)に示すように
供給口18を開放する。このため、開閉片29で受け止
められて傾斜通路17上で待機していたパチンコ球Bは
該傾斜通路17の傾斜によって供給口18から発射レー
ル3の発射位置5へスムーズに転動して速やかに安定静
止する。同時に球供給部材14が押上片28による押上
げ動作から開放されて自重で下向回動し、図5(c)に
示すように後続する傾斜通路17のパチンコ球B1を球
受部23の円弧状受面23aで受け止めるもので、その
後は打球杆4の往復回動ごとに打球供給皿8のパチンコ
球が1個ずつ確実に発射レール3の発射位置5に確実に
供給されるものである。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ機の打球供給装置は、打球杆
の発射動作に同期して上下方向へ回動し、球供給部材を
上下動させるレバー部材に開閉片を一体に設け、該開閉
片によって球入口から傾斜通路に流入する打球供給皿の
パチンコ球の球圧を受けさせるようにしたものであるか
ら、球供給部材に掛かる球圧を著しく減少させることが
でき、該球供給部材の回動を円滑に行わせることができ
る。
【0024】また、球供給部材には球入口から傾斜通路
に流入する打球供給皿のパチンコ球を受け止めて待機さ
せるための球受部を設ければよく、これによって球供給
部材の樹脂成形が容易となり、製造コストを大幅に安く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】打球供給装置が装着されたパチンコ機の下部部
分の斜視図である。
【図2】図1のパチンコ機の前面板から打球供給装置を
取外した状態の斜視図である。
【図3】打球供給装置の分解斜視図である。
【図4】打球供給装置を一部断面にして作用を説明する
正面図である。
【図5】(a)〜(c)は打球供給装置の作用を説明す
る側面断面図である。
【図6】(a)〜(c)は打球供給装置の作用を説明す
る正面断面図である。
【符号の説明】
3 発射レール 4 打球杆 5 発射位置 8 打球供給皿 10 打球供給装置 14 球供給部材 15 レバー部材 16 球入口 17 傾斜通路 18 供給口 23 球受部 29 開閉片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球供給皿のパチンコ球が流入する球入
    口及び該球入口から流入したパチンコ球を発射レールの
    発射位置に送り出す供給口が形成された傾斜通路と、打
    球杆の発射動作に同期して上下方向へ回動するレバー部
    材と、常に下向回動するように自重が設けられると共
    に、レバー部材の上方への回動によって上向回動される
    球供給部材とからなり、 前記レバー部材には、下方に回動したとき傾斜通路の供
    給口を開放し、上方に回動したとき供給口を閉じる開閉
    片を一体に設け、 前記球供給部材には、下向回動時に傾斜通路内に臨んで
    球入口から傾斜通路に流入するパチンコ球を受け止め、
    上向回動時にその受け止めたパチンコ球を傾斜通路に落
    下させる球受部を一体に設けてなることを特徴とするパ
    チンコ機の打球供給装置。
JP32352096A 1996-11-18 1996-11-18 パチンコ機の打球供給装置 Pending JPH10146422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028288A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Meiryu Kagaku:Kk パチンコ機の遊技球供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028288A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Meiryu Kagaku:Kk パチンコ機の遊技球供給装置

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Effective date: 20051228

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