JP3879127B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、賞品球を払出すための賞品球払出装置を備えるパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機の一例として、特開平6ー7514号公報に開示されているように、パチンコ機の裏面側上部に取り付けた賞品球タンクの下部には賞品球払出装置が設置されており、賞品球タンクと賞品球払出装置との間に賞品球を整列する整列通路が傾斜して配置されている。
このため、賞品球タンクに貯留された賞品球は整列通路を流下する過程で整列され、次いで、賞品球払出装置で計数払出された後、排出通路を経て上皿に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のパチンコ機においては、賞品球を整列するために、賞品球タンクの下部に傾斜した整列通路を設ける必要があり、設備コストの増大を招いていた。
又、長期間の使用により摩耗して球径が小さくなった賞品球が混入していると、整列通路内で賞品球がブリッジを形成して、賞品球を円滑に払出できない事態を招くこともあった。
更に、従来の賞品球払出装置では、大当り時のように短時間に多量の賞品球を払い出す必要がある場合に、賞品球の払出が間に合わなくなり、このため、大当りが終了した後も、遅れて賞品球の払出が行われ、遊技者に違和感を与える等の不具合もあった。
そこで、本発明は係る不具合を解消する手段を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、球入口部からの賞品球を受け入れる複数の保持孔を形成の回転可能な回転体を備え、前記回転体の保持孔の移動軌跡と対応する位置に賞品球の払出口を形成し、前記回転体上にあり且つ保持孔に保持する賞品球以外の賞品球を払出口に導くことを禁止する払出禁止部材を設けてある。又、このパチンコ機は、保持孔を回転体に2以上の異なる円周上に形成すると共に、前記保持孔と対応する各払出口を、賞品球の同時払出を回避する位置に形成してある。
又、請求項2の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、回転体を正逆回転可能にしたものである。
請求項3の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、賞品球の回収通路に連通する球抜口を保持孔の移動軌跡と対応位置に形成すると共に、保持孔に落ち込んだ賞品球以外の回転体上の賞品球を球抜口に導くことを禁止する球抜禁止部材を設けるものである。
【0005】
【作用】
請求項1の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、球入口部からの賞品球の一部は回転体の各保持孔で保持されている一方、払出禁止部材によって払出口からの排出を阻止している。そして、賞品球払出装置の作動時において、賞品球は保持孔に保持された状態で回転体の回転作動に伴って回転移動して、回転体の保持孔が払出口と合致する位置に到達したとき、その賞品球は払出口から払出されるが、それ以外の賞品球は払出禁止部材によって排出が阻止される。又、このパチンコ機は、異なる2以上の円周上に形成したそれぞれの保持孔に賞品球を保持させて、各払出口から順次払出すことができるため、賞品球の払出を迅速にできると共に、奇数個の排出も可能となる。
又、請求項2の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、賞品球がブリッジ形成した場合には、回転体を交互に正回転及び逆回転させることで、賞品球払出装置内の賞品球に揺動を与えてブリッジ形成を崩すことができる。
請求項3の賞品球払出装置を備えるパチンコ機は、球入口部からの賞品球の一部は回転体の各保持孔に保持されている一方、球抜禁止部材によって球抜口からの排出を阻止している。そして、回転体を逆回転させると、賞品球は保持孔に保持された状態で回転体の回転作動に伴って回転移動して、回転体の保持孔が球抜口と合致すると、その賞品球は球抜口から払出されて回収されるが、それ以外の賞品球は球抜禁止部材によって排出が阻止される。
【0006】
【実施例】
(第1実施例)
本発明の第1実施例を図面を参照して説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2はパチンコ機の裏面図であり、パチンコ機の正面に形成の遊技盤101には、複数の入賞口102が設けられており、発射ハンドル103を作動して発射された遊技球がこの入賞口102の何れかに入賞すると図示しない入賞球検出器で検出される。尚、133は上皿、134は下皿、162は後述する回収用の球抜スイッチ用の作動孔である。
一方、パチンコ機の裏面の機枠110の上部には、賞品球を貯留する賞品球タンク120が取着されていて、この賞品球タンク120の底部に賞品球を計数排出する賞品球払出装置1が配設されている。賞品球払出装置1の下方には、誘導路130に連なる排出通路131が賞品球の流下圧力を低減するために蛇行して形成されており、排出口132を経て上皿133、更には下皿134へ連通されている。
【0007】
又、裏面にはパチンコ機を制御するメイン制御装置141、賞品球払出装置1を制御する払出制御装置142及び中継基板143が設置されていて、メイン制御装置141と中継基板143、及びメイン制御装置141と払出制御装置142は、それぞれ接続の簡便の為に、よく知られているコネクタ結合方式、或はボードとボードの結合方式によって接続される。
尚、151は入賞口102に入賞した入賞球を計数排出する入賞球排出装置、152は下皿134内の賞品球が所定レベル以上溜ったときに、これを検出するリミットスイッチ形式の充満検出器である。
【0008】
次に、賞品球タンク120の底部に配設される前記賞品球払出装置1について説明する。図3は賞品球払出装置の分解斜視図、図4は正面断面図、図5は平面図である。
賞品球払出装置1は、底板10と、円形状の受口体20とが、コーナに垂設のビス穴2にビス3で固定することによって組み立てられていて、前記底板10と受口体20の間に回転体30が設置される構成になっている。そして、底板10、回転体30、及び受口体20に横設の区切枠22の、各中心位置に形成の軸穴4に軸棒5が貫入されていて、回転体30が軸棒5を中心に回転可能になっている。尚、この回転体30の回転を円滑にするため、ベアリング軸受を使用することが望ましい。又、前記区切枠22の底部22aは、回転体30に形成の保持孔35に落ち込んだ賞品球を通過可能とし、その他の回転体30上の賞品球の通過を不可とする高さに形成し、その区切枠22と前記傾斜板121とで払出禁止部材23及び球抜禁止部材24を構成する。
賞品球タンク120の傾斜板121は、底板121aに対して少し傾斜状に形成して賞品球をできるだけ多く停留可能になっていると共に、前記受口体20に向かって傾斜形成してあり、区切枠22を介して形成の半円形の球入口部21に賞品球を流出する。尚、受口体20の球入口部21の反対側の半円形面は、前記傾斜板121の延設によって閉鎖してある。
【0009】
前記回転体30には、その周縁部に伝達ギヤ31が形成されている一方、底板10の一端部に垂設の側枠11には正逆回転可能なパルスモータ等の駆動源32が取り付けてあり、このパルスモータ32のモータ軸33に前記伝達ギヤ31と直角方向に噛み合う駆動ギヤ34が装着されている。このため、回転体30はその伝達ギヤ31と噛み合う駆動ギヤ34の回転に伴って回転作動される。
又、回転体30には所定の半径周上に保持孔35が一定間隔で6個形成してあり、これら各保持孔35は賞品球Yの径よりも、少し大きく形成されていて1個の賞品球が通過可能になっている。
【0010】
回転体30の下部に設けた前記底板10には、回転体の保持孔35の移動軌跡と対応位置に賞品球の払出口12が形成されており、この払出口12は排出通路130に連通される。又、底板10には、賞品球を載置支持すると共に、滑めらかに移動可能とするため、保持孔35と対向しながら払出口12に向かって漸次低く傾斜するガイドレール13が突設されている。又、保持孔35内の賞品球を払出口12から確実に排出可能とするため、払出口12の通過位置で、底板10に停止体19が突設してある。
更に、前記保持孔35に対して、回転体30の反時計方向側に隣接し、回転体の保持孔35の移動軌跡と対応位置に球抜口15が形成してあると共に、その球抜口15方向に傾斜するガイドレール13aが突設してある。尚、回転体30に形成の保持孔35に落ち込んだ賞品球だけを排出可能とするため、区切枠22と前記傾斜板121とで球抜禁止部材を構成する。又、前記球抜口15は回収通路160に連通していて、この回収通路160に近接スイッチ形式等の回収球検出器161が設けられている。尚、該回収始動に際して、針金等で操作する球抜スイッチ用の作動孔162がパチンコ機の前面に設けられている(図1)。
又、払出口12には、賞品球の排出確認と計数を兼ねて、光電管式や近接スイッチ形式等の払出球検出器14が備えてあり、本例では、図6の背面図に示すように、発光素子及び受光素子よりなる光センサ式の払出球検出器14が装着されている。そして、この払出球検出器14の検出信号によって、払出口12から払出された賞品球数が計数される。
【0011】
次に、前記構成の賞品球払出装置1の作用について説明すると、先ず、該賞品球払出装置1が作動していない場合には、図4に示すように、賞品球タンク120内に貯留されている賞品球Yの一部は受口体20の球入口部21より回転体30の各保持孔35に落ち込んだ状態で保持されている。
そこで、遊技盤101に設置の入賞口102に遊技球が入賞すると、賞品球払出装置1により所定個数、例えば、7個の賞品球の払出が行われる。即ち、遊技球の入賞を検出した入賞球検出器からの信号により、払出制御装置142からパルスモータ32にパルス信号が送られ、パルスモータ32を介して回転体30が図5の反時計方向に回転を始めると、各保持孔35に保持された賞品球Yは、回転体30の回転に伴って回転移動して、前記保持孔35に保持された賞品球Yが払出口12に到達すると、次々と誘導路130を経て排出通路131へと払出されるが、それ以外の回転体30上の遊技球は区切枠22で搬送を阻止される。
そして、払出口12から払出された賞品球Yは、払出球検出器14で検出、計数され、所定個数(7個)の払出しを検出した時点でパルスモータ32へのパルス送信を停止し、これに伴って回転体30が作動停止する。尚、前記払出口12から払出して空となった保持孔35には、回転体30の回転に伴って受口体20の球入口部21に臨んだときに賞品球Yが次々と補充される。
【0012】
次に、パチンコ機を設置島より取り外す場合等には、賞品球タンク120内から賞品球を回収する必要がある。
そこで、賞品球タンク120を空にする場合には、球抜スイッチ作動用の孔162から針金等を挿入し、図示しない球抜スイッチを「ON」にすると、払出制御装置142からの指令によりパルスモータ32を介して回転体30が、図5に示す、時計方向へ回転する。保持孔35に保持された賞品球は、区切枠22で保持孔35に落ち込んだ賞品球だけを通過可能とし、球抜口15と合致する位置に到達したときに、ここから次々と流出し、回収通路160を経て回収される。そして、回収球検出器161で賞品球を検出しなくなった時点から、所定時間経過後にパルスモータ32を停止制御して回転体30の作動を停止させる。この様に回転体30を時計方向へ回転することで、賞品球タンク120内の賞品球を球抜口15から簡便に回収することができる。
以上のように、保持孔35に賞品球を保持して払出す賞品球払出装置1を賞品球タンク120の底部に配設したので、従来のように賞品球を整列する必要がなくなり、整列通路は不要になって、遊技板の裏面の拡大を図ることができる。
【0013】
次に、賞品球払出装置1内で賞品球がブリッジを形成した場合には次のようにして対処することができる。即ち、回転体30の回転作動によっても、払出球検出器14が払出口12からの賞品球の払出を検出しない場合には、ブリッジ形成と判断し、払出制御装置142からの指令により、パルスモータ32を介して回転体30を予め定めた回数、交互に図5の反時計方向へ回転及び時計方向へ回転動作させる。
この結果、回転体30が交互に正回転及び逆回転して、保持孔35に保持された賞品球の移動によって賞品球払出装置1内の賞品球に揺動を与えることができるので、ブリッジ形成を崩すことができる。
一方、回転体30が所定回数動作しても、払出球検出器14が払出口12からの払出を検出しない場合には、ブリッジ形成を解消できないと判断して、警報ランプの点滅、警報音の発生等の報知手段によってその旨を報知させたり、或は遊技場の管理室に知らせる。
【0014】
図7は、払出禁止部材及び球抜禁止部材の他の例を示す斜視図と断面図で、球入口部21を受口体20の全面として、底板121aとその底板121aに対して少し傾斜状に延設の傾斜板121とから賞品球を受入れ可能とし、払出口12と球抜口15の双方の上に払出禁止部材及び球抜禁止部材として払出遮断部材23’を横設する方式であり、この払出遮断部材23’によって、保持孔35に保持された賞品球Yだけが払出口12と球抜口15に到り、回転体30上の他の賞品球は排出不能となる。尚、前記払出遮断部材23’は、その上に賞品球の停留を避けるために、軸穴4に向かって、傾斜状に取り付けることが望ましい。
又、図8も図7と同様に、球入口部21を受口体20の全面とする他の払出禁止部材及び球抜禁止部材を示す斜視図と断面図で、払出口12と球抜口15の直上に、図示略の支持部から垂設の棒状の払出禁止部材23及び球抜禁止部材24を各々別途に設けるものであって、保持孔35に保持された賞品球Yだけを払出口12と球抜口15から、排出可能とするものである。 この様に、払出禁止部材23及び球抜禁止部材24を各払出口12と球抜口15の直上に、保持孔35に保持された賞品球Yだけを払出口12と球抜口15から排出可能に形成すればよいが、保持孔35に保持された賞品球Yの搬送過程に於ける他の賞品球との摩擦抵抗を考慮すれば、図7、図8に示す構成より、図3に示す球入口部21と払出口12(球抜口15)とを区切枠22等を介して区画形成することが好ましい。尚、前記傾斜板121は底板121aと同じ傾斜で、共に、前記入口部21に向かって形成してもよい。
又、前記払出口12及び球抜口15は、保持孔35の移動軌跡の下側に設けて、賞品球の重力落下によって円滑な排出を行うように構成してあるが、受口体20の側部に設けて、横方向に排出可能に形成することであってもよい。
【0015】
(第2実施例)
次に、他の例の賞品球払出装置を、図9の平面図、及び図10の背面図により説明する。尚、賞品球払出装置の構成及び作用は、図4〜図6とほぼ同じであり、同一部材には同じ符号を付して異なる点のみ説明する。
回転体30には賞品球の払出速度を増加するために、保持孔が2以上の異なる半径円周上に、本例では、外側保持孔35a及び内側保持孔35bがそれぞれ6個づつ一定間隔で形成されている。
また、底板10には、外側保持孔35aの移動軌跡と対応位置に外側払出口12aが、及び内側保持孔35bの移動軌跡と対応位置に内側払出口12bがそれぞれ形成されている。そして、この外側払出口12aと内側払出口12bは、各保持孔35a、35bからの同時払出を回避する位置に、例えば、交互に払出可能とする位置にズラして形成される。
【0016】
更に、本例では、払出球検出器14を第1実施例とは異なる位置である、保持孔35a、35bに保持された賞品球の存在を確認検出するため、各払出口12a、12bの直前に、スイッチ形式のメカスイッチ(賞品球の重みで検出棒が上下動するスイッチ形式)や反射式光電管形式、近接スイッチ等の払出球検出器14をそれぞれ装着する。尚、本例では、メカスイッチを採用し、14aはメカスイッチの検出棒であり、この検出棒14aが出没可能な検出孔14bを回転体30に穿設している。又、賞品球が直接、保持孔35a、35bを経て払出口12a、12bから流出するのを禁止するため、払出禁止部材23を回転体30の上側に、図9に示す、下側方向に低く傾斜して取り付けて、払出口12a、12bを遮蔽していて、賞品球の滞留を防いでいる。
又、図9に示す底板10には、前記払出口12a、12bの反時計側に、複数個の賞品球が同時に通過可能な大きさの扇形の球抜口15が穿設してあると共に、賞品球が直接、保持孔35a、35bを経て球抜口15から流出するのを禁止するため、球抜禁止部材24が、下側方向に低く傾斜して回転体30の上側に取り付けてあって、賞品球の滞留を防止している。
【0017】
遊技球が入賞口102に入賞すると、払出制御装置142からパルスモータ32に信号が送られて、パルスモータ32を介して回転体30が、図9の反時計方向へ回転を始め、各保持孔35a、35bに保持された賞品球Yは、回転体30の回転作動に伴って回転移動し、それぞれ払出口12a、12bから交互に払出されるが、一方、回転体30上の他の賞品球は払出禁止部材23によって排出が禁止される。
そして、各払出口12a、12bの直前に装着された払出球検出器14の一方が所定個数(例えば、7個目)の賞品球数を検出、計数した時点で、該7個目の賞品球が対応する払出口12a、12bから払出可能なパルス数を払出制御装置142を介してパルスモータ32に送ると、回転体30は所定角度だけ回転移動して、7個目の賞品球が払出されてた後、回転体30を作動停止する。
この様に、払出数の計数方式を前記実施例1とは異なる方式でも、所定個数の賞品球の払出を行うことができる。
以上のように、本例の賞品球排出装置1は、回転体30に保持孔35a、35bを2以上の異なる半径円周上に形成してあるので、賞品球の払出を迅速に行うことが可能となり遊技者に違和感を与えることはなくなるし、交互に排出を行うことが出来るため、奇数個の賞品球排出にも対応することができる。
【0018】
又、賞品球タンク120内から賞品球を回収する場合には、実施例1と同様に、球抜スイッチ作動用の孔162から針金等を挿入し、図示しない球抜スイッチを「ON」にして、パルスモータ32を介して回転体30を図9の時計方向へ回転させると、保持孔35a、35bに保持された賞品球だけが、球抜禁止部材24によって通過可能となって、球抜口15と合致する位置に到達したときに、ここから次々と流出し、回収通路160を経て回収され、回収球検出器161を介してパルスモータ32を停止して回転体30の作動を停止する。尚、前記球抜口15が複数個の賞品球が同時に通過可能な大きさの扇形としているため、球抜き処理が迅速に行うことができる。
また、本発明の賞品球払出装置は、前記の賞品球タンク120内の賞品球の排出ばかりでなく、入賞口102に入賞した入賞球を計数排出する入賞球排出装置151に適用できることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、回転体に形成の保持孔に賞品球を保持して払出す賞品球払出装置を賞品球タンクの底部に設置したことによって、賞品球を整列させる整列通路は不要となり設備費を低減できると共に遊技板の裏面拡大を図ることができる。また、保持孔を2以上の異なる円周上に形成したことにより、賞品球の奇数個の排出が可能であるし、迅速に払出を行うことができて遊技者に違和感を与えることはなくなる。
又、請求項2の発明によると、回転体を交互に正回転及び逆回転して賞品球払出装置内の賞品球に揺動を与えることができるので、ブリッジ形成を崩すことができるし、請求項3の発明によると、回転体を逆回転して賞品球タンク内の賞品球を球抜口から簡便に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面を示す図である。
【図2】パチンコ機の裏面を示す図である。
【図3】賞品球払出装置の分解斜視図である。
【図4】賞品球払出装置の正面断面図である。
【図5】賞品球払出装置の平面図である。
【図6】賞品球払出装置の背面図である。
【図7】他の払出禁止部材及び球抜禁止部材を示す図である。
【図8】他の払出禁止部材及び球抜禁止部材を示す図である。
【図9】賞品球払出装置の平面図である。
【図10】賞品球払出装置の背面図である。
【符号の説明】
1 賞品球払出装置
10 底板
12 払出口
12a 外側払出口
12b 内側払出口
15 球抜口
21 球入口部
22 区切枠
23’ 払出遮断部材
23 払出禁止部材
24 球抜禁止部材
30 回転体
32 パルスモータ
35 保持孔
35a 外側保持孔
35b 内側保持孔
120 賞品球タンク
121 傾斜板
131 排出通路
160 回収通路

Claims (3)

  1. 賞品球タンクに貯留の賞品球を払出す賞品球払出装置を備えるパチンコ機であって、
    賞品球タンクの底部に賞品球払出装置を設置し、
    前記賞品球払出装置には、球入口部からの賞品球を受け入れる複数の保持孔を形成の回転可能な回転体を備えると共に、前記回転体の保持孔の移動軌跡と対応する位置に賞品球の払出口を形成し、
    前記回転体上にあり且つ前記保持孔に保持される賞品球以外の賞品球を払出口に導くことを禁止する払出禁止部材を設け、
    前記回転体に2以上の異なる円周上に保持孔を形成すると共に、前記保持孔と対応する各払出口を、賞品球の同時払出を回避する位置に形成することを特徴とするパチンコ機。
  2. 回転体を正逆回転可能とすることを特徴とする請求項1のパチンコ機。
  3. 賞品球の回収通路に連通する球抜口を保持孔の移動軌跡と対応する位置に形成すると共に、前記保持孔に保持される賞品球以外の回転体上の賞品球を球抜口に導くことを禁止する球抜禁止部材を設けることを特徴とする請求項2のパチンコ機。
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