JP4630020B2 - 遊技機の球払出し装置 - Google Patents
遊技機の球払出し装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4630020B2 JP4630020B2 JP2004245221A JP2004245221A JP4630020B2 JP 4630020 B2 JP4630020 B2 JP 4630020B2 JP 2004245221 A JP2004245221 A JP 2004245221A JP 2004245221 A JP2004245221 A JP 2004245221A JP 4630020 B2 JP4630020 B2 JP 4630020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- sphere
- guide
- gap
- gaming machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
球払出しローターを、水平回転する回転基板の外周縁に、球が一列となって通過する球放出路が、隔壁により放射状に形成されたものとして、回転基板の底面を、軸心から外周縁に向けて下る山形状の湾曲面として、球が回転基板の外周縁に向けて流下するようにするとともに、
球タンクの底面に設けた開口部の上方を、外周がラッパ状に縮径された球案内軸を有する球誘導ガイドで覆って、球タンクの底面との間に球が一段となって球案内軸に向かって流入可能な球流入路を設けたうえに、
球払出しローターの外周縁と筒状ガイドとの間に、球抜き用の隙間を形成して、球払出しローターの裏側に、前記隙間を開閉可能な球受け弁を配設したことを特徴とするものである。
図1は、本発明に係る遊技機の球払出し装置を示す正面断面図であって、図2〜5はその分解斜視図である。図において、1は球タンク、2は球タンク1の端部底面に設けた開口部6を上下に挟むようにして配設された球払出し装置、3は球払出し装置2から放出された球の球誘導路である。球払出し装置2は、球払出しローター4と、その下方の球受け弁5と、球払出しローター4を駆動するモーターMとを主要部品とする。
まず、球払出し装置の開口部6より下方の構造について説明する(図1〜3)。
球タンク1の底面の開口部6には、円筒状の側面8aを有する筒状ガイド上側7aが球タンク1と一体に連設されている。この筒状ガイド上側7aには、円筒状の側面8bを有する筒状ガイド下側7bが当接されて円筒部8を有する一体の筒状ガイド7を構成している。筒状ガイド7はその下端に球誘導路3に向けて傾斜する底面9を有している。円筒部8の内部には、球払出しローター4と球受け弁5とが、一本の支軸11に回転自在に装着されている。支軸11は下端が底面9に支持されている。球払出しローター4は、軸心P付近が高く外周に向けて末広がり状に低くなる山形状の湾曲面12が形成された回転基板13と、回転基板13の外周部に形成された隔壁14と、この隔壁14の上端に回転基板13と同心に支持された駆動ギア15とからなる。
また、円筒部8には球誘導路3への球取込み口17が設けてあるので、球払出しローター4から放出された球は、球取込み口17から球誘導路3に払い出される。球誘導路3はガイド部材18、19により形成され、これらのガイド部材18、19に球計数装置21が支持されている(図5)。
次いで、球払出し装置2の開口部6より上方の構造について説明する(図1、4、7、8)。
球払出しローター4の上部には、球を球払出しローター4に導入するための球誘導ガイド31が玉タンク1に固定され、この球誘導ガイド31とモーターMを覆って、保護カバー32が配設されている。保護カバー32は、一端が先細りに形成され、他端にはモーターカバー32aが設けられている(図8)。また、保護カバー32の上面は、山形且つ球タンク1の底面とは逆傾斜に形成されていて、保護カバー32に載った球を左右および上流側に向けて落とすようにしてある。球誘導ガイド31は、天井板33と、天井板33のほぼ中央部に下向きに突設され外周がラッパ状に縮径する球案内軸34と、モーターギア35の軸36が装入される筒状部37とを備えている(図4)。
次に、点検などで球タンク1内の球を抜く場合の球抜き構造について説明する(図1、2、3、6、9)。
図6に見るとおり、回転基板13の外周縁は凹状に凹んでおり、円筒部8との間に球抜き用の隙間41が形成されている。したがって、この隙間41に障害が存在しない場合には、球は下方に落下するが、回転基板13の下方には、隙間41を開閉可能な球受け弁5が配設されている(図1)。この球受け弁5は、回転基板13と同軸に支持されて上下にスライド可能な円盤42を備え、当該円盤42は、外周に球受け用の環状部40を有し、この環状部40から軸心Qに向けて下り傾斜面43が形成され、軸心Q周りには球が下方に落下する球抜き口44が設けられている(図9)。また、円盤42の外周には位置決め用の凹部77が設けられ、円筒部8にはこの凹部77に嵌め込まれて円盤42の回転を位置決めする突起78が設けられている。
また、球を抜く場合には、球受け弁5を下げるだけで球払出しローター4の全外周から球を抜くことができるので、極めて高速で球タンク1内の球を抜くことができ、作業の効率化を図ることができる。
図11〜14に示す球検出装置は、球検出レバー51と、光センサー52とからなる。球検出レバー51は、球タンク1の底面に設けた孔部57より上方に突出可能な平板部53と、光センサー52の光ビームを遮断するシャッター部54とを有し、球タンク1の底面裏側に設けたレバー軸55に軸着されている。球タンク1内に球が存在するときは、図13のように、球重量により平板部53が押し下げられ、反対側のシャッター部54が上昇されて光センサー52の光ビームを遮断して球の存在を検知する。このとき平板部53はレバー支承部56により回動を制止されている。そして、球不足となったときには、図14のように平板部53が上方に跳ね上げられ、シャッター部54が降下して、光ビームの遮断が解除されるので、球不足を検知して球払出装置の起動を停止したり、音声などで報知したりする。
2 球払出し装置
3 球誘導路
4 球払出しローター
5 球受け弁
6 開口部
7 筒状ガイド
8 円筒部
9 底面
11 支軸
12 山形状の湾曲面
13 回転基板
14 隔壁
15 駆動ギア
16 球放出路
17 球取込み口
18、19 ガイド部材
21 球計数装置
22 切込み
23、24 側壁
31 球誘導ガイド
32 保護カバー
33 天井板
34 球案内軸
35 モーターギア
36 モーターギアの軸
37 筒状部
38 球流入路
40 環状部
41 隙間
42 円盤
43 傾斜面
44 球抜き口
45a 摘み部
45b 支承部
46a、46b 傾斜部
47a、47b 水平部
48a、48b 傾斜部
49a、49b 水平部
51 球検出レバー
52 光センサー
53 平板部
54 シャッター部
55 レバー軸
56 レバー支承部
61 球検出レバー
62 光センサー
63 球検出部
64 シャッター部
65 レバー軸
71 LED
72 フォトトランジスタ
75 ブラケット
76 反射型光センサー
77 凹部
78 突起
Claims (6)
- 球タンクの底面に開口部を設けて、この開口部に、球誘導路を有する筒状ガイドを連設したうえに、この筒状ガイドの内に水平回転する球払出しローターを配設して、開口部に流れ込んだ球を球払出しローターの回転により前記球誘導路に高速で払い出すようにした遊技機の球払出し装置において、
球払出しローターを、水平回転する回転基板の外周縁に、球が一列となって通過する球放出路が、隔壁により放射状に形成されたものとして、回転基板の底面を、軸心から外周縁に向けて下る山形状の湾曲面として、球が回転基板の外周縁に向けて流下するようにするとともに、
球タンクの底面に設けた開口部の上方を、外周がラッパ状に縮径された球案内軸を有する球誘導ガイドで覆って、球タンクの底面との間に球が一段となって球案内軸に向かって流入可能な球流入路を設けたうえに、
球払出しローターの外周縁と筒状ガイドとの間に、球抜き用の隙間を形成して、球払出しローターの裏側に、前記隙間を開閉可能な球受け弁を配設したことを特徴とする遊技機の球払出し装置。 - 隔壁の高さを球一段が通過可能な高さとして、この隔壁の上側に駆動用のギアを、回転基板と同心にして支持させた請求項1に記載の遊技機の球払出し装置。
- 隔壁の下端に切込みを形成し、球誘導路の球取込み口を対向する側壁により設けたうえに、その一方の側壁の先端を前記切込み内まで延伸させて、払い出された球を確実に球誘導路に導くようにした請求項1に記載の遊技機の球払出し装置。
- 球受け弁は、回転基板と同軸に支持されて上下にスライド可能な円盤を有し、当該円盤には、球受け用の環状部と、この環状部から軸心に向けて下る傾斜面と、その傾斜面の軸周りには球が下方に落下する球抜き口とが設けられている請求項1に記載の遊技機の球払出し装置。
- 環状部に摘み部を突設し、筒状ガイドの側面に長孔状の斜め隙間を設けて、前記摘み部をこの斜め隙間内を摺動させることにより、球受け弁を上下にスライド可能とした請求項4に記載の遊技機の球払出し装置。
- 斜め隙間の上端に水平隙間を設けて、この水平隙間に摘み部を位置させることにより、球受け弁を球払出しローターの裏側に当接させて、球抜き用の隙間を閉鎖するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の遊技機の球払出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004245221A JP4630020B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 遊技機の球払出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004245221A JP4630020B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 遊技機の球払出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006061262A JP2006061262A (ja) | 2006-03-09 |
JP4630020B2 true JP4630020B2 (ja) | 2011-02-09 |
Family
ID=36108243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004245221A Expired - Fee Related JP4630020B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 遊技機の球払出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4630020B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934283A (ja) * | 1982-08-22 | 1984-02-24 | 谷角 寿雄 | 高速瞬間多量玉出し機における玉誘導構造 |
JPS5930282U (ja) * | 1982-08-22 | 1984-02-24 | 谷角 寿雄 | 高速瞬間多量玉出し機における玉受け口構造 |
JPS60227784A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-13 | 株式会社 ユニバ−サル | 景品球排出装置 |
JPH08141175A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-06-04 | Toyomaru Sangyo Kk | 賞品球払出装置 |
-
2004
- 2004-08-25 JP JP2004245221A patent/JP4630020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934283A (ja) * | 1982-08-22 | 1984-02-24 | 谷角 寿雄 | 高速瞬間多量玉出し機における玉誘導構造 |
JPS5930282U (ja) * | 1982-08-22 | 1984-02-24 | 谷角 寿雄 | 高速瞬間多量玉出し機における玉受け口構造 |
JPS60227784A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-13 | 株式会社 ユニバ−サル | 景品球排出装置 |
JPH08141175A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-06-04 | Toyomaru Sangyo Kk | 賞品球払出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006061262A (ja) | 2006-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4898333B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4235400B2 (ja) | パチンコ遊技機の球誘導樋 | |
JP4630020B2 (ja) | 遊技機の球払出し装置 | |
JP5327910B2 (ja) | パチンコ遊技機用のユニット化球払出機構 | |
JP4518803B2 (ja) | パチンコ機の賞球払出機構 | |
JP4924000B2 (ja) | 投入メダル選別装置及び遊技機 | |
JP4343199B2 (ja) | ホッパー型コイン払出し装置 | |
JP4249000B2 (ja) | コイン投入装置及び遊技機 | |
JP4911649B2 (ja) | パチンコ遊技機用のユニット化球払出機構 | |
JP4765359B2 (ja) | 球払出装置及び貯留タンク一体型球払出装置 | |
JP4344547B2 (ja) | 球払出装置 | |
JP4595472B2 (ja) | 玉払出装置および玉ホッパー | |
JP4569248B2 (ja) | 玉流下通路構造および玉ホッパー | |
JP4946371B2 (ja) | 投入メダル選別装置及び遊技機 | |
JP2005329069A (ja) | 送球装置 | |
JP2003320127A (ja) | 球払出装置 | |
JP4419351B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2986516B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2003019309A (ja) | 球払出装置 | |
JP2006043256A (ja) | 玉整列機構および玉ホッパー | |
JP4561285B2 (ja) | 玉ホッパー | |
JP5327909B2 (ja) | パチンコ遊技機用のユニット化球払出機構 | |
JP4713512B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6051385B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004310408A (ja) | コイン払出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060519 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101112 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |