JP2005137666A - 貯留タンクおよび玉ホッパー - Google Patents

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周策 安田
Shunji Mori
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Abstract

【課題】
この発明は、貯留タンクに貯留機能に加えて玉整列機能を持たせることにより、この貯留タンクを配設するだけで玉整列装置を省略することができる。このため、
遊技台の盤面裏側にコンパクトに取付けることができる。
【解決手段】
この発明は、底面に高低差をつけて多数個の玉を貯留するタンクの底面に、複数の異なる方向に傾斜させて玉を流下させる傾斜面と、該傾斜面上に玉流下口に加わる玉圧を減圧させて玉を整列ガイドする玉整列部とを備える。
【選択図】 図10

Description

この発明は、例えばパチンコ遊技機の入賞玉の払出しや貸玉の払出しに備えて貯留されるような貯留タンクに関し、さらに詳しくは貯留機能と整列機能とを有して玉を円滑に流下させる貯留構造を備えた貯留タンクおよび玉ホッパーに関する。
以下、パチンコ遊技機を例にとって説明する。
一般に、特許文献1および特許文献2に開示されるようなパチンコ遊技機は、パチンコ玉(以下、玉と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の盤面裏側(背面側)からパチンコ台の前面側に玉を供給している。この玉の供給に際しては、パチンコ遊技機の盤面裏側上部に多数個の玉を貯留する貯留タンク(景品玉タンク)を設置し、この貯留タンクへは上方の補給機構から玉を補給させて貯留し、これより貯留した玉を下方に払出すようにしている。この玉の払出し時に、貯留タンクから玉を整列する玉整列装置を介して、下方の玉払出し装置(入賞玉処理装置)に導き、ここで払出し指令された玉数を払出して、パチンコ遊技機の前面下部に位置する上皿または下皿に払出している。
このように、上流側の貯留タンクから供給された玉が玉整列装置を介して下流側の玉払出し装置へと導かれるが、この間の通路(樋)は玉が詰まらずにスムーズに下流へ転動していくように比較的緩やかな傾斜をしている。また、玉整列装置は不規則に貯留された山積み状態の玉を2列に整列させて玉払出し装置へと供給するため、整列する通路の距離を長く必要としていた。
このため、貯留タンク、玉整列装置および玉払出し装置をパチンコ台の盤面裏側に設けようとすると、貯留タンクから玉払出し装置までの一連の通路がS字状やL字状などの折り返し通路になってしまう。このため、貯留タンク、玉整列装置および玉払出し装置のそれぞれを高さ方向に積み重ねる形で配置しなければならず、それゆえ高さ方向の寸法が大きくなってしまい遊技台盤面裏側の配置スペースを大きく占有してしまっていた。
このため、遊技台の盤面裏側は取付けスペースが狭められ、この盤面裏側に搭載される取付け部品の取付け位置や取付ける大きさが制限されていた。例えば、大きな図柄を表示する表示装置を遊技台の盤面裏側中央部に取付けようとしても、取付け場所および取付けスペースが制約されて、表示装置を所望の位置に配設できず、また大きくすることができなかった。
さらに、貯留タンクでは特許文献3にも開示されるように、上面を開放した箱形状を有するタンク内に多数の玉が山積みされて貯留されている。そして、その山積み状態の玉が、そのまま低位の下流側へと移動して、小さく開口する玉流下口(玉導出口)へと導かれる。このとき、玉流下口は後段の玉の整列通路数に応じた玉1個分の開口部あるいは玉2個分の開口部を有し、この開口部から玉を1個ずつ、あるいは2個ずつ並列させて玉を順序よく流下させている。このため、玉流下口には山積み状態の玉が1か所に集中して玉圧が高まり、玉流下口では玉がひしめき合って玉噛み、玉詰りを発生させやすくなっていた。
このため、貯留タンク内での玉詰りを回避した玉の流れの円滑化を図るためにタンク内の形状に工夫を凝らすことが考えられるが、現状では玉流下口に集中してかかる玉圧を十分に回避できず、この結果、貯留タンク内での円滑な玉の流れを確保できなかった。
さらに、貯留タンクに限らず、玉整列装置においても玉詰りが発生する恐れがあった。この玉整列装置での玉詰りの発生要因は、1列または2列の整列通路に玉が積重なって導かれたとき、上流から下流に向けて流下方向に玉数に応じた荷重が加わり、そのときの玉荷重に応じた玉圧により玉が上方の空間部へと押上げられ、この押上げ力が玉詰りの発生要因であり、この押上げ力に基づいて整列通路内での上下方向の玉詰りを生じさせている。
このため、整列通路の上方に玉ならし用の振り子を対設させ、この振り子の玉ならし作用によって玉圧を下向きに分散させて、玉を1段の高さにならしている。ところが、このときの玉圧は玉同士の抗力の総和であり、その範囲を限定することはできないため、完全な1段高さに整列することが困難になっていた。
また、貯留タンクあるいは玉整列装置で玉詰りが発生した場合は、その度に係員による玉詰り除去作業を要して、遊技の中断やパチンコ遊技機の稼動率が低下してしまっていた。
特開平8−71212号公報。
特開平5−208064号公報。
特開2002−45539号公報。
そこでこの発明は、玉を貯留するだけでなく玉の流れを円滑にして玉詰りを完全に回避する玉整列機能を持たせることにより、玉整列装置を省略してタンクの後段に直接玉払出し装置を連結することができる貯留タンクおよびパチンコ玉ホッパーを提供することを目的とする。
この発明は、底面に高低差をつけて多数個の玉を貯留するタンクを設け、該タンクの下流側に開口する玉流下口へと通じるタンク内部に、タンクの底面を複数の異なる方向に傾斜させて玉を流下させる傾斜面と、前記傾斜面上に前記玉流下口に加わる玉圧を減圧させて玉を整列ガイドする玉整列部とを備えた貯留タンクであることを特徴とする。
ここで傾斜面とは、タンク内の底面を複数領域に分け、これら複数領域の底面の傾斜の向きをタンクの長手方向や幅方向にそれぞれ変えて設けるものである。これにより、複数の領域毎に玉の流れる方向が異なり、領域が異なる毎に玉を方向変換させることができる。従って、この方向変換時に玉の流下抵抗が高まり、玉圧を減圧させながらタンク内を安定して流下させることができる。
このときの傾斜角度は大きくなると過剰流入しやすくなり玉圧を高めてしまうので好ましくない。逆に、傾斜角度が小さくなると流れが非円滑になり玉の供給が滞りやすくなるので傾斜角度は5〜10度程度が適している。例えば、上流側では玉圧を低く設定するのがよいため、玉の位置エネルギーが緩やかに回転運動エネルギーとなり始める5度程度の最小の傾斜角度が好ましい。
前記玉整列部とは、玉流下口へと通じるタンクの下流側に形成され、該玉整列部を流れる玉の流下方向およびそのときの玉圧を減圧して、下流側の玉流下口へと玉を自然に整列して導き、ここで玉整列動作を完結させるものである。そして、整列した玉を後段の玉払出し装置へとそのまま供給できるようにしている。この玉整列構造としては、複数の玉が上下方向に積重なった状態で流下されることを考慮して、タンク内で玉を分散させて整列流下させるのに適した減圧機能が得られる流下ガイド形状をそれぞれ持たせればよい。
例えば、タンク内の中空部に介在させて玉の流下方向を変える方向変換部と、タンク内を流下する玉を一時的に受止める段部と、玉の流下に適した速度や流下方向を定める傾斜部とをそれぞれ組合せればよい。
この結果、タンクの内部では玉が玉整列部を流下する過程で玉の自重により自然に玉を整列させることができ、しかも玉圧を減圧させながら流下させることができるため、該タンク内では玉が円滑に流れ、玉詰りの発生要素を完全に解消した玉の流れを確保できる。さらに、この貯留タンクには玉貯留機能に加えて玉整列機能を持たせているため、この貯留タンクからは玉の整列処理を完結させて後段に放出することができる。従って、貯留タンクの後段では玉の整列工程を省略できるので玉整列装置を省略できる。このため、貯留タンクの後段に直接玉払出し装置を接続することができる。さらに、遊技台の盤面裏側に取付ける際は、省略した玉整列装置の配置スペースの分だけ縮小できるため、遊技台盤面裏側の取付けスペースを広くとることができる。
このような特異な形状を有する傾斜面や玉整列部はタンク内に一体に形成してもよく、タンクとは別に部分的に設けた傾斜面や玉整列部の別部品を箱形状のタンク内に組込んで構成することもできる。
この発明の別の構成では、底面に高低差をつけて多数個の玉を貯留するタンクを設け、該タンクの下流側に開口する玉流下口へと通じるタンク内部の上流側に、タンクの底面を複数の異なる方向に傾斜させて玉を流下させる傾斜面と、前記玉流下口に向けて玉を1列または複数列に整列させる凹溝状の整列通路と、前記整列通路の上流側に位置して、その上流側より下流側に向けて流れる玉の流下方向を変える方向変換手段と、前記方向変換手段の下流側から前記整列通路の上流側に向けて次第に幅狭にして斜め上流側より接続した絞込み通路と、前記絞込み通路の上流側に玉の流れに抵抗を与えて玉にかかる圧力を分散させる流下抵抗付与手段とを備えて貯留タンクを構成することができる。
この場合は、タンク内の玉圧を減圧させる構造として、上流から下流の玉整列部に至るまでの間に傾斜面と、方向変換手段と、絞込み通路および流下抵抗付与手段とを複合的に形成することにより、貯留動作と整列動作との両動作を可能にしている。
具体的には、タンク内を自重により転動して流下する玉が傾斜面によって高位置から低位置へと自然に流下するとき、その傾斜する方向を異ならせることによって、タンク内での玉の流下方向を集中させず、分散させながら下流側に流下させることができる。その流下過程で玉を方向変換手段によって、玉流下口への流下方向を避けた向きに方向変換させて流下させることができる。これによって、玉流下口に玉圧が直接加わるのを防いでいる。その後、玉は絞込み通路へと導かれて流下するが、この絞込み通路に備えられた流下抵抗付与手段の流下抵抗を受けて玉圧が減圧されながら幅狭に絞られて流下し、最終的に整列に適した速度、方向、圧力を有して安定して整列通路に導かれる。
この発明の別の構成の方向変換手段として、タンク内の中空部に介在される方向変換突起を設け、該方向変換突起の側面を流下方向に対して斜め下流側に傾斜させて構成することができる。
この場合は、方向変換突起を設けることによって、玉流下口に流下してきた玉を、その流下方向を避けた斜め下流側に方向変換させて流下させることができる。この方向変換作用によって玉圧を減圧させることができるため、玉流下口へは玉圧が直接加わらず、玉流下口を加圧力から保護している。
前記方向変換突起はタンク底面より立上げて設けてもよく、タンクの上方から垂下させて設けてもよい。
この発明の別の構成では、タンク内の底面より起立して突出し、その立上り部分とタンク内の底面との境を、玉の球面よりも緩やかな曲率の曲面に形成して方向変換突起を構成することができる。
この場合、立上り部分を玉の球面より緩やかな曲率の曲面に形成するのは、該立上り部分に存在する玉に周囲から玉圧がかかったときに囲まれて逃げ場を失って玉詰りを起こしやすくなるが、これを防ぐために玉の動きを許容する緩やかな曲面に設けたものである。このような曲面を設ければ、該曲面に沿って退避移動できる余地があるため横方向から上方へと押し出される形で外逃げして玉圧による詰りを回避することができる。
この発明の別の構成では、前記方向変換手段の下流側から前記整列通路の上流側に向けて絞込み用に両側を次第に幅狭にして弯曲する弯曲幅方向の下流弯曲側をタンク底面より立上げて段付き形成した導入ラインを設け、該導入ラインの下流側の稜線部およびその近傍を滑らかに傾斜形成して絞込み通路を構成することができる。
ここで絞込み通路とは、タンクの下流側に向けて両側を幅狭に絞って行き、その下流側の絞り部の終端位置が整列通路に接続するように次第に通路幅を狭めたものである。この絞込み通路の玉圧を受ける下流弯曲側を導入ラインとして立上げて設け、この立上げた部分で玉圧を減圧させながら流下ガイドする。
この場合は、貯留タンク内に貯留された複数の玉が自重により転動して下流側に至るとき、上流側から下流側に加わる玉圧を導入ラインの立上り部分で玉を受止めるため、この導入ラインによって玉圧を受止めながら整列通路へと導くことになる。このため、玉流下口にかかる玉圧を減圧し、玉流下口に玉圧が集中しなくなる。さらに、導入ラインの稜線部およびその近傍を例えばテーパ状に滑らかにすることによって、ここに導かれた玉は円滑に流動し、高低差にかかわらず流下方向への玉の動きを滑らかにして流れ易くしている。
この発明の別の構成では、タンク底面を流下方向に対して登り傾斜させて流下抵抗を与える登り傾斜面と、前記絞込み通路の絞込み用に両側を次第に幅狭にして弯曲する弯曲幅方向の下流弯曲側をタンク底面より立上げて段付き形成した導入ラインの上流側に、流下方向と略直交させてタンク幅方向に立上げた玉乗上げ抑制用の段部とを備えた流下抵抗付与手段を構成することができる。
この場合は、絞込み通路の上流に導かれた玉が進行方向とは逆方向へ転がる登り傾斜面に至り、ここで緩やかな登りによる流下抵抗を受けながら絞込み通路の下流に移動する。このとき、玉乗上げ抑制用の段部に至り、この玉乗上げ抑制用の段部の位置では1段高さの玉が乗上げて登り移動しないように抑制している。このため、1段高さの玉に対しては流下方向を導入ラインに沿わせて流下させることができる。
このように登り傾斜面と玉乗上げ抑制用の段部との両流下抵抗を形成しているため、玉が流下する途中で玉にかかる力の方向を分散させながら流下させる整列に適した流下抵抗を与えることができる。また、2段あるいは3段高さ位置の玉は、高い位置にあって低い高さ位置の玉乗上げ抑制用の段部には接触しないため玉圧が高まったときは、そのまま登り傾斜面へと登って行くが、その後は自重によりUターンして再び戻るので登り傾斜面上で滞留することはない。このように、玉圧が集中する部位において玉の動きに自由度を持たせる構造を有しているので玉詰りの根源を解消した貯留タンクが得られる。
この発明の別の構成では、前記玉乗上げ抑制用の段部を、前記導入ラインの上流側に沿って複数形成し、その立上り高さを玉の重心高さよりも低く設定して構成することができる。
この場合は、導入ラインの玉圧が集中しやすい上流側の位置に玉乗上げ抑制用の段部を複数形成して、この部分での流下抵抗を高めることができる。また、玉乗上げ抑制用の段部の立上り高さを玉の重心高さよりも低く設定することにより、過剰な玉圧が加わったときに1段高さの玉も登れるようにして玉詰りを回避する構造を有している。
この発明の別の構成の登り傾斜面は、前記整列通路の側面に沿って高低差を有して隣接する前記登り傾斜面との境に、前記登り傾斜面から前記整列通路側への玉の落下を規制する仕切壁を設けたことを特徴とする。
この場合は、登り傾斜面に乗上げた玉が高低差を有して隣接する整列通路へと落下して整列を乱さないように仕切壁を設けている。この仕切壁の立上り部分とその底面との境も玉の球面よりも緩やかな曲率の曲面にして、玉詰りを回避する構造をとるのが好ましい。
この発明の別の構成では、前記タンク内の下流側上面を流入ガイド板で覆い、該流入ガイド板の上方より供給された玉をタンク内の高位置で一旦受止めて流入ガイドする上層流入部と、前記上層流入部の下方に形成される空間部に、前記上層流入部から玉を自重により転動させて下流側の玉流下口へと導く低位置の下層流出部との上下の2層構造を備えて構成することができる。
この場合は、タンク内に流入ガイド板を設けることによって、1つのタンク内に上層流入部と下層流出部とを上下に仕切って2層の流入出構造を構築できる。そして、上層流入部から下層流出部へと玉の流れを2段階に分けて流下させる特有の構造を有するため、下流側への整列通路には下層流出部の玉だけを流下させ、しかも玉数を減らして供給することができる。これにより、整列通路では安定した玉の整列ができる。
この発明の別の構成では、前記上層流入部から下層流出部へと導かれる玉の流れを、タンク内を周回させる方向にタンク底面を傾斜させて流入ガイドする流入方向変換用の傾斜底面を有することを特徴とする。
この場合は、タンク内に流入した玉を渦巻状に周回させながら貯留できるため、タンク内の一箇所に偏って貯留されず、タンク内に均一に分散させて貯留することができる。このため、下流側での整列に適した減圧作用が得られるとともに、定量以上の玉数を貯留許容する構造が得られる。
このように構成された貯留タンクに玉払出し装置を連結して玉ホッパーを構築することができる。
この場合は、貯留タンク自体に玉整列機能を持たせているため、あたかも玉整列装置を内蔵しているかの如く利用できる。従って、玉整列装置を省略でき、この貯留タンクを玉払出し装置に一体に連結して玉ホッパーを構成することができる。この玉ホッパーを用いれば、この間の受渡し通路を省略して、一層小型化を図ることができる。また、貯留タンクと整列通路とが一体のため、1部品として扱うことができる。また、取付けが簡単であるほか、別々に分離している場合に比べて無駄なスペースがなくなる。例えば、遊技台の盤面裏側に玉ホッパーを取付ける場合、遊技台の盤面裏側中央部を避けた位置に効率よく配設することができる。
この発明によれば、タンクとしての本来の貯留機能と該タンクから整列させて玉を後段に放出する際の玉の整列動作をタンク内で事前に完結させるという整列機能を備えた貯留タンクである。このため、貯留タンクと玉払出し装置との間には玉整列装置が不要になり、この貯留タンクを直接玉払出し装置に連結することができる。
貯留タンクの内部に、流下方向に移動する玉の玉圧を減圧させながら流下させる複数の傾斜面および複数の流下抵抗付与手段とを備えた玉整列構造を内蔵する。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1および図2はパチンコ遊技機の遊技台盤面裏側を示し、この遊技台11の盤面裏側上部に玉ホッパー12を配設し、盤面裏側中央部に大型の表示装置や制御部等を備えた基板部13を配設している。さらに、玉ホッパー12の上面開口部と対向する上方には補給シュート14が対設され、この補給シュート14を介して玉ホッパー12に上方から玉が補給される。また、玉ホッパー12の下方には払出し通路15が接続され、この払出し通路15を通して玉は遊技台11の前面下部に位置する受皿へと払出される。
前記玉ホッパー12は、図3および図4に示すように、横型に設置される貯留タンク16と縦型に設置される玉払出し装置17とを逆L形状に一体に接続している。この接続に際しては、図5に示すように、逆L形状の保持板18の水平片18a側に沿って貯留タンク16を横長に取付け、保持板18の垂直片18b側に沿って玉払出し装置17を縦向きに取付けている。そして、この横長の貯留タンク16の下流側の端部に玉払出し装置17の上端部を連結することにより、双方を逆L形状に一体化して小型化したコンパクトな単体構成をとっている。
上述の貯留タンク16は、図6に示すように、上面を開放した横長の箱形状のタンク19を設け、このタンク19の内部に、流入ガイド板20と、流出ガイドブロック21と、重なり制限ガイド突起22と、タンクスイッチS1とを配設している。また、タンク19の外部には、着脱機構23と、通路切換え機構24と、玉通過規制機構25と、異物排除口カバー26と、スイッチ取付け具27とを配設している。
次に、上述の貯留タンク16を構成する前記各部品19〜27について具体的に説明する。
前記タンク19は、図7にも示すように、長手方向の一端部の底面を高く設定し、他端側の底面を低く設定した底面間を傾斜して接続した傾斜底面28を有し、この傾斜底面28の下流側端面に玉を1個出しする玉流下口29を開口し、この玉流下口29より玉Pを1個ずつ放出する。
さらに、タンク下流側の幅方向の一方の傾斜底面28には、図8に示すように、タンク19の長手方向の中間位置を境(傾斜境界ラインL1)に、下流側に向けて逆向きに登り傾斜する傾斜面(後述する第2傾斜面A2)を有している。このような登りの傾斜面を含めてタンク内には底面高さを部分的に変化させることにより、このタンク内で上方より供給された玉をタンク内で周回させて流入した玉の進路を補正をしながら円滑に流下させるという流入ガイド機能を持たせている。このうち、タンク下流側の幅方向の他方の傾斜底面28には、上部に流入ガイド板20を配設し、下部に図9に示すような流出ガイドブロック21を配設している。
図10は上述の流入ガイド機能をタンク内の玉の周回状態を参照して示す。前記流入ガイド板20はタンク内の上部の位置にタンク側縁部より内下がりに傾斜して配設し、この流入ガイド板20の上面を第1傾斜面A1とし、この第1傾斜面A1の上方に向けて補給シュート14が対設される。そして、この第1傾斜面A1のタンク幅方向に隣接する登り傾斜面のタンク底面を第2傾斜面A2とし、さらにこの第2傾斜面A2に傾斜境界ラインL1を境にして隣接する上流側のタンク底面を第3傾斜面A3とし、この第3傾斜面A3のタンク幅方向に隣接する上流側のタンク底面を第4傾斜面A4とし、さらにこの第4傾斜面A4に傾斜境界ラインL1を境にして隣接する下流側には、図11に示すように、前記流入ガイド板20によって上下間が仕切られた下方の空間部に流出ガイドブロック21が配設される。
このときの玉の流れは(図10および図11の矢印参照)、上方の補給シュート14から降下して供給された玉が、第1傾斜面A1から順に第2傾斜面A2、第3傾斜面A3および第4傾斜面A4を経由して流出ガイドブロック21に至るまで渦巻状にタンク内を周回(図中左回り)して流れる。これらの傾斜面A1〜A4間は玉が円滑に受渡しされるように段差がなく傾斜接続させている。
このうち、第2傾斜面A2と第3傾斜面A3とは、その間のタンク内の中間部幅方向の傾斜境界ラインL1を介して上向きと下向きとの傾斜の向きが異なるが、玉が第2傾斜面A2から第3傾斜面A3へと流れる過程で、この第3傾斜面A3側で流入してきた玉の流れに抵抗を与えて第4傾斜面A4側へと方向変換する玉の流れの方向変換作用を容易にしている。
この場合、傾斜面の傾斜角度が小さければ流下方向への玉の供給が滞りやすくなる。また、傾斜角度が大きいと、連なって流下する玉への負荷が大きくなるので、例えば5〜10度程度の緩やかな傾斜角度が適している。また、タンク内の上流側に相当する第1〜第4傾斜面A1〜A4側にあっては、玉圧を低く設定して緩やかに流れるように設定するのがよいため、玉の位置エネルギーが緩やかに回転運動エネルギーとなり始める5度程度の最小の傾斜角度が好ましい。このため、ここを転動する玉は速度差が少なく比較的安定して導かれる。
前記流入ガイド板20は第1傾斜面A1として配設され、これより第2傾斜面A2側に玉が流れるように第2傾斜面A2側を低くして傾斜状態に取付けている。このため、下方の流出ガイドブロック21の上面を覆って上方より供給された玉をタンク内の高位置で受止めて流入ガイドする上層流入ガイド部としての役目を有している。一方、この第1傾斜面A1の下方に形成される空間部に、玉を転動させて玉流下口29へと導く下層流出ガイド部としての流出ガイドブロック21を配設している。
この流出ガイドブロック21は、図12および図13に示すように、長方板状の上面に整列通路30と、方向変換突起31と、登り傾斜面32と、絞込み通路33と、第1登り段部34と第2登り段部35とを備えて構成している。
前記整列通路30は該流出ガイドブロック21をタンク19内に配設したときの該流出ガイドブロック21の内側面と、これと対向するタンク内壁面に該当する第2傾斜面A2の内側垂直面と、その間の下流側に向けて傾斜する傾斜底面28との間で、玉を流下方向に沿って1列に整列させる凹溝状に設け、この凹溝状の上流側を絞込み通路33に接続し、下流側を玉流下口29に接続している。
前記整列通路30の玉流下口29直前の上方には、該整列通路30の上流側に向けて三角形状に突出する重なり制限ガイド突起22を対設している。この重なり制限ガイド突起22は三角形状の傾斜下面22aが傾斜底面28との上下間で玉1個を通過許容する間隔を有して整列通路30の上方に対向し、この重なり制限ガイド突起22を配設することにより整列通路30に重ねられて流下してきた玉Pの高さを1個高さに制限して、玉を1個ずつ玉流下口29へと整列ガイドする役目を有している。この整列通路30と同通路方向の上流側には下流側に向けて流れる玉の流下方向を変える後述する方向変換突起31を配設して、この整列通路30に加わる玉圧を減圧している。
上述の方向変換突起31は整列通路30の上流側に起立して設け、この起立した立上り面31aの上流側を斜め下流側に向けて傾斜させている。そして、この方向変換突起31に流下してきた玉が立上り面31aに傾斜ガイドされて斜め下流側に方向変換される。このため、玉Pは整列通路30に向けて直進せず、流下してきた玉を一旦迂回させる役目を有している。この方向変換作用によって、玉の貯留量に応じて下流側への加圧力が高まる玉流下口29および整列通路30に向けての玉圧を減圧させて、下流側に玉Pが円滑に流れるようにしている。
さらに、この方向変換突起31の立上り部分と底面との境は、玉Pの球面よりも緩やかな曲率の流下ガイド曲面31bにして、この流下ガイド曲面31bに接する玉が加圧されても、この曲面31bの滑らかな流下ガイド作用によって玉の滑り移動を容易にしている。
例えば、この流下ガイド曲面31bに存在する玉に玉圧がかかったときに該流下ガイド曲面31bに沿って退避移動できる余地があるため横方向から上方へと押し出される形で外逃げして玉圧による詰りを回避することができる。
この方向変換突起31によって方向変換される通路を迂回通路36に設定し、この迂回通路36側の途中の傾斜境界ラインL2を境にして、上流側を緩やかな降り傾斜面A5に、下流側を緩やかな登り傾斜面A6にした底面を有している。そして、登り傾斜面A6側には、さらに登り段付きの登り傾斜面32を形成している。
この登り傾斜面32は迂回通路36に導かれた玉の流れにさらに抵抗を与える立上り面を備えた登り段付きの傾斜面であり、迂回された玉に登り抵抗を与えて減圧させながら絞込み通路33より整列通路30へと導くものである。そして、仮にこの登り傾斜面32に玉が登ったとしても、再び自重により逆戻りして絞り通路33側に戻るように緩やかな傾斜面に形成している。そして、この立上り面が後述する絞込み通路33の絞込みガイド面に用いられる。
前記絞込み通路33は斜め下流側に向けて絞込み用に弯曲させて段付き形成したものであって、上流側は絞込み開始前のため広幅部分を有して迂回通路36に接続され、下流側は次第に幅狭にして整列通路30に接続する。
そして、これらの接続部間を絞込み用に次第に幅狭になる方向に整列通路30側に緩やかに近づけて弯曲させ、その弯曲させた前記登り傾斜面32の一段高く段付き形成してなる立上り面に相当する部分を導入ラインL3に設けている。この導入ラインL3の下流側には、稜線部に相当する角部を排除して玉の流れを円滑にするためのなだらかな円弧面に傾斜した導入傾斜面37を形成している。
さらに、この導入ラインL3の下流側と対向する整列通路30との間には小さな降り段差面38に形成して高さ方向の落差を持たせている。これにより、絞込み通路33と整列通路30との接続部分に導かれた玉の横並びを規制して、これより玉を確実に1列にして整列通路30に流下ガイドさせる。そして、この導入ラインL3の上流側に玉の流れを円滑にするための後述する第1登り段部34と第2登り段部35が形成される。
上述の第1登り段部34は導入ラインL3の最上流の位置を切欠き基準位置に定め、この切欠き基準位置よりタンク幅方向に一定長さ切欠き形成した立上り面を該第1登り段部34に設けている。この立上げた登り段部によって登り傾斜面32への玉Pの乗上げ移動を抑制している。この場合、第1登り段部34の立上り高さを玉の重心高さよりも低く設定する。これにより、玉が1個の高さで流下してきたときは確実に玉を受止めて減圧させる役目を有し、その後は導入ラインL3に沿って、図14に示すように、弯曲方向になだらかに流下させる。一方、玉が重なって流下してきたときは、該第1登り段部34の位置で過剰玉圧が加わるが、1列の玉高さのときは乗上げず、上部に重なって加圧された玉のみが第1登り段部34を乗上げて登り傾斜面32の上面へと移動する。その後は、加圧力から開放されると再び登り傾斜面32を降下して絞込み通路33へと導かれ、一時的な過剰加圧を回避する役割を有している。
前記第2登り段部35は前記第1登り段部34と同形状にて第1登り段部34に隣接して階段状に設けられ、同様に導入ラインL3に沿う位置を切欠き基準位置に定め、この切欠き基準位置よりタンク幅方向に一定長さ切欠き形成したものであって、前記第1登り段部34と同じく減圧させる機能を有して同様な作用効果が得られる。ことに、これらの登り段部34,35は絞込み初期位置に相当して過剰加圧されやすい傾向にあるが、これらの登り段部34,35を連設するとによって2段階的に減圧作用が得られる。具体的には、導入ラインL3の上流側で階段状の段部34,35が、上流側からの玉圧によって加圧される玉の詰り作用を解消するのに適した玉崩し作用および下流側に向けて玉の流れを促進する働きが得られるためである。
また、整列通路30に対しては、該整列通路30の下流側に高低差を有して隣接する登り傾斜面32との境界部分に垂直に立上げた仕切壁39を設けて、登り傾斜面32に乗上げた玉が横方向に移動して整列通路30側に落下するのを規制している。この場合も、仕切壁39の立上り部分と底面との境を、玉の球面よりも緩やかな曲率のガイド曲面39aに形成して、ここに接触する玉の滑り移動を滑らかにしている。
このような流出ガイドブロック21をタンク19内に備えることによって、小スペースでの安定した玉整列を実現することができる。上述した流出ガイド構造はタンク内に独立した流出ガイドブロック21を組込むようにしてもよく、タンク自体に形成してもよい。
前記玉流下口29と対応するタンク19の外端面には後述する玉払出し装置17の着脱機構23と通路切換え機構24と玉通過規制機構25が備えられ、さらに玉流下口29の直前の整列通路30に対するタンク外側面には該整列通路30に沿って開口した異物排除口40を開けた状態で覆う異物排除口カバー26を取付けている。この異物排除口40からは玉は降下せず、混入した異物のみを排除させる排除スペースを有している。さらに、タンク内の第4傾斜面A4に該当する底面には玉の重みにより下動して玉の存在を検知するタンクスイッチS1を配設し、その下方のタンク外面よりスイッチ取付け具27にて前記タンクスイッチS1をタンク19に取付けている。
次に、玉払出し装置17について説明する。
前記玉払出し装置17は、図15および図16に示すように、スプロケット41と、駆動モータMと、遊星歯車機構42と、玉有無検知センサS2と、計数検知センサS3と、回転位置検知センサS4と、これらを内蔵するケーシング43と、その左右の側面カバー44,45とから構成される。
上述のスプロケット41は一端面を閉鎖した筒状体を有し、この筒状体の外周面に玉を1個ずつ区切って回転送りするための非対称形状の爪形状を有する送り爪46を等分配設している。この場合、送り爪46の形状を非対称形状に設けることにより、回転位置検知センサS4で検知したときの送り爪46の変化のある形状からスプロケット41の回転位置を正確に特定して高精度の送り出し制御ができる。
このスプロケット41の一方の閉鎖端面には、その軸心部より外向きに突出する支軸47を突設し、この支軸47に軸受ローラ48を嵌合させた状態で右側面カバー45の軸支孔45aに挿通して該スプロケット41を回転自由に軸支している。この閉鎖端面の環状方向には放熱効果、軽量化等を狙った多数の肉抜き孔49を等分して開口している。
そして、他方の開口端面側の筒状の内周面に、図17および図18に示すように、内歯車50を形成し、この内歯車50に駆動モータMにより駆動される遊星歯車機構42を噛合させて該スプロケット41を回転駆動する。
上述の遊星歯車機構42は駆動モータMの主軸に連結された太陽歯車51を中心とする周方向に第1遊星歯車52と第2遊星歯車53と第3遊星歯車54との3個の遊星歯車52〜54を前記スプロケット41の内周面に囲まれる中空部に等分配設している。そして、これらの遊星歯車52〜54を太陽歯車51に噛合させるとともに、前記内歯車50に噛合させて太陽歯車51からの回転駆動力を、各遊星歯車52〜54を介してスプロケット41に伝達している。
これらの各遊星歯車52〜54は各回転軸が固定円板55に軸支され、この固定円板55は駆動モータMを保持した状態で後述するケーシング43に一体に取付けられる。さらに、スプロケット41の内周面には表面が滑らかな回転ガイド面56を有しており、この回転ガイド面56に固定円板55にて支持された3個の位置決めローラ57を等分配設して支持している。これにより、スプロケット41は定位置に位置決めされて該スプロケット41の変動のない円滑な回転を確保している。
前記ケーシング43はスプロケット41を左側より覆う板状に設けられ、さらにこの左側面にはモータカバーとしての左側面カバー44を取付けて覆っている。右側面には、前記駆動モータMと遊星歯車機構42とを支持する固定円板55を取付け、さらにその右側面をスプロケット41を支持した右側面カバー45で覆って薄形の板状に連結している。
この場合、ケーシング43の中央部には駆動モータ介在用に中空形成し、この中空部に駆動モータMを貫通状態に配置して軸方向にケーシング43と駆動モータMとを重合配置している。これにより、玉払出し装置17の軸方向(厚さ方向) を板状にして薄型化を図っている。同様にスプロケット41の中空部にも遊星歯車機構42の各歯車51〜54を介在させて軸方向に重合配置し、軸方向の空間部を有効利用して玉払出し装置17を薄型化している。
このケーシング43の内周面とスプロケット41の外周面との間に形成される環状対向面間に、玉Pを1個ずつ送り爪46で回転送りする半回転長さの玉回転通路58を構成している。そして、この玉回転通路58に導かれた玉は1個ずつスプロケット41の回転に伴って送り動作されるため、供給された玉を途切れることなく連続的に払出し動作する。
前記玉回転通路58の上面に開口する入口の玉供給口59には近接センサなどの玉有無検知センサS2を配設し、玉回転通路58に玉が供給されたことを検知する。さらに、この玉回転通路58の下面に開口する出口の玉払出し口60には近接センサなどの計数検知センサS3を配設し、玉回転通路58を通って玉が払出されたとき、この計数検知センサS3が払出された玉を検知して計数する。
さらに、玉回転通路58とは反対側の回転位置で下方から上方に向けて半回転する通路部分に対しては回転位置検知センサS4を配設して、送り爪46およびスプロケット41の回転位置を検知する。
この玉払出し装置17には上部の玉供給口59から下部の玉払出し口60までの上下間を結ぶ玉回転通路58を内部構成するだけでなく、図19および図20に示すように、上部の玉抜き供給口61から下部の玉抜き払出し口62までの上下間を結ぶ玉抜き通路63を合せて内部構成している。
前記玉抜き通路63は貯留タンク16に貯留されている玉Pを係員が回収玉として回収するときに利用するものであって、この場合、上部の入口部分の玉抜き供給口61は、図21に示すように、玉流下口29から流下される供給方向Fに近い側を玉供給口59に設定し、遠い側を玉抜き供給口61に設定して隣接している。
この場合、玉抜き通路63を形成する位置は駆動モータMの介在位置を避けた玉回転通路58とは反対側の位置に半円状に形成し、玉払出し装置17に玉回転通路58と玉抜き通路63との両通路58,63を一体に内部構成している。このため、玉払出し装置17としての本来の玉回転通路58と、これとは別の用途に用いられる玉抜き通路とを一体的に設けることができ、玉抜き通路専用の独立した新たなスペースが不要になる。
さらに、玉抜き払出し口62は、図22に示すように、玉払出し口60と離れて開口するが、これら両払出し口60,62の両下面開口位置を、スプロケットの径方向に揃えて配設している。これにより、両通路58,63を玉払出し装置17に組込んでも該両通路58,63がスプロケットの厚さ方向に並ばないため、その通路厚さの分だけ短くしてスプロケットの厚さ方向を薄型化できる。
図23は貯留タンク16と玉払出し装置17との着脱構造23を示し、図5にも示したように、保持板18の水平片18a側から上向きに突出する係合ピン18cにタンク下面の図示しないピン孔を挿通し、さらにビス止めして保持板18に一体に取付けている。
同じく、玉払出し装置17も保持板18の垂直片18b側から水平に突出する係合ピン18dに玉払出し装置17の取付け面側に開口するピン孔17aを挿入し、さらにビス止めして保持板18に一体に取付けている。
この場合、保持板18は遊技台の幅長さよりも短くし、この保持板18の前面に貯留タンク16と玉払出し装置17とを一体に取付けた状態で、背面を遊技台の盤面裏側上隅部に取付けるため、該保持板18の両面を取付け面に有効に利用し、また1枚の保持板18を介して取付けるため部品点数が少なく、取付けが簡単化する。
さらに、玉払出し装置17については着脱性を高めるために着脱機構23を備えている。この着脱機構23は、図24および図28に示すように、貯留タンク16の玉流下口29と連通するタンクの外面に、タンク内方の整列通路30に延長する形で凹形状の放出ガイド突起64を突設し、その側壁部に起立して設けたバネ支軸64aにコイル状のロックバネ65を挿通した状態で、その上方からロックレバー66を取付けている。
このロックレバー66はロックバネ65を圧縮した状態で取付けられ、このロックレバー66の内端部が玉払出し装置17を接続したときの上部を押圧停止して該玉払出し装置17をロックしている。
このように貯留タンク16と玉払出し装置17との接続に際しては貯留タンク16の外面に突出する放出ガイド突起64に備えられた着脱機構23によって直結状態に取付けている。
そして、ロックレバー66を指先で上向きに押すと、該ロックレバー66はロックバネ65のバネ圧に抗してスライドし、これに基づいてロックが外れ、玉払出し装置17の取外しが許容される。また、取付ける場合はロックレバー66を押上げた状態で玉払出し装置17を当てがえばロックして取付けることができる。
このように玉払出し装置17を簡単にロック、ロック解除して着脱できる構成のため、保守点検などのメンテナンスを行なう場合には、遊技台から玉払出し装置を簡単に取外してメンテナンス作業ができ、その後は再び簡単に取付けることができる。
また、放出ガイド突起64には玉通過規制機構25が取付けられている。この玉通過規制機構25は、図24に示すように、軸支ブロック67と、この軸支ブロック67の側面に突出する支点ピン68に回動自由に軸支された玉通過規制アーム69とから構成される。前記玉通過規制アーム69は基端側の支点ピン68を回動支点に先端側の弓形の2本の平行するアームを開位置と閉位置との上下間を移動し、通常の玉止め状態では、玉通過規制アーム69が上方に待機して玉供給口59を開放している。
これに対し、玉止めするときは、図25および図26に示すように、玉通過規制アーム69を下方に回動(約90度)させて玉供給口59を閉鎖する。そして、図27に示すように、玉供給口59が玉通過規制アーム69により玉止めされたとき、該アームの先端部が貯留タンク16側の最下流部の玉P1と、玉払出し装置17側の最上流部の玉P2との間に介入して、貯留タンク16と玉払出し装置17との境を仕切る。
この玉通過規制機構25を操作することによって、貯留タンク16からの玉の供給を通過と規制とに切換えることができる。従って、通常は玉通過規制機構25を開放して貯留タンク16から下方の玉払出し装置17へと玉の通過を許容して玉の払出し許可状態に待機しておく、そして例えばメンテナンスや玉詰り発生のために玉払出し装置17を遊技台の盤面裏側から取外すときは、その取外しに先立って玉通過規制機構25によって玉止めして玉流下口29からの玉の流出を規制する。このため、係員は玉通過規制機構25のレバーを開閉操作するだけで簡単に玉の通過、規制を行なうことができる。また、玉払出し装置17の取外しに際しても、貯留タンク16との接続部分での玉漏れの恐れもない。
さらに、貯留タンク16と玉払出し装置17との接続部分には玉供給口59側と玉抜き供給口61側とに切換える通路切換え機構24を備えている。この通路切換え機構24は、図28に示すように、前記放出ガイド突起64に玉抜きレバー70と、捩りバネ71と、振分けアーム72とを組込んで構成される。
前記玉抜きレバー70は細長いレバー本体の両側に突出する傾動ピン70aが放出ガイド突起64の前部上面にU字形に切欠き形成されたレバー軸支部64bに前後方向に傾動自由に軸支されている。
同じく、振分けアーム72は、両側に突出する傾動ピン72aが放出ガイド突起64の後部上面にU字形に切欠き形成されたレバー軸支部64cに前後方向に傾動自由に軸支されている。
そして、これら玉抜きレバー70と振分けアーム72とは上下に係合対応させた状態で放出ガイド突起64に軸支しており、玉抜きレバー70の後部下面に凹状に切欠いた係合凹部70bを有し、この係合凹部70bに振分けアーム72の頂部に位置する係合軸72bを係脱可能に係合させている。この係合状態で前記玉抜きレバー70の一側面に突出する傾動ピン70aに捩りバネ71を嵌挿し、該捩りバネ71の一端を軸支ブロック67に係止させた状態で捩りバネ71の他端を前記振分けアーム72の上面に下向きに押圧付勢している。
このため、振分けアーム72は玉抜きレバー70によって位置決めされる。通常は、図29および図30に示すように、振分けアーム72の先端に円弧形に突出するガイドアーム72cが斜め下向きに傾動して玉供給口59と玉抜き供給口61との間に介在して仕切るため、供給方向Fより連続して流下してきた玉Pを手前の玉供給口59側に降下ガイドしている。
次に、玉供給口59側から玉抜き供給口61側に切換える場合は、係員が指先で玉抜きレバー70の先端を下向きに押すだけでよく、このときは図31および図32に示すように、玉抜きレバー70の先端部が下向きに押されて先下がりに傾斜し、これに基づいて係合凹部70bと係合軸72bとの係合が外れる。このため、振分けアーム72は捩りバネ71の付勢力を受けなくなり回転自由になる。そして、供給方向Fから供給されてきた玉圧によって振分けアーム72の先端のガイドアーム72cは押上げられて供給方向Fへの玉の通過を許容し、この結果、玉は玉供給口59を通過して玉抜き供給口61に至り、玉は玉抜き供給口61へと連続的に供給される。
この玉抜き通路側に切換えたとき、図33および図34に示すように、一旦、係員が玉抜きレバー70を押して離すと玉抜きレバー70と振分けアーム72との間の係合が解除されると同時に、該玉抜きレバー70の後端突起70cが、振分けアーム72の係合軸72bに係止されて玉抜き供給口61に切換えたときの玉抜きレバー70および振分けアーム72の姿勢が維持される。
そして、再び玉抜きレバー70を押下操作すると、後端突起70cが係合軸72bより外れて、玉抜きレバー70および振分けアーム72は元の位置に傾動復帰し、元の玉供給口59側へのガイド作用に切換えられる(図29および図30参照)。
前記玉払出し装置17の下面に開口する玉払出し口60の下方には払出し通路15が接続され、この払出し通路15を降下して払出された玉は遊技台前面の図示しない受皿へと払出される。一方、玉抜き供給口61の下方には図示しない玉抜き払出し通路が接続され、これより遊技台盤面裏側に接続される図示しない玉回収装置へと導かれる。
このように構成された玉ホッパー12は玉貯留機能と玉払出し機能との両機能を備えているため、その下部に払出し通路15を接続するだけで玉の払出し構造が完結する。
さらに、玉ホッパー12は逆L形状を有して小型であるため、玉ホッパー12を縦長に起立した遊技台11の盤面裏側上隅部に適した配置になる。ことに、玉払出し装置17にあっては、スプロケット41の径方向の向きを遊技台11の盤面に対して垂直の向きに設定しているため、このスプロケット41を内蔵する玉払出し装置17も同様に遊技台11の盤面に対して垂直の向きになり、遊技台の一側の壁面に沿って幅狭に配設することができる。このため、該玉払出し装置17の幅が短縮し、幅方向を薄形化できるので遊技台11の盤面裏側中央部の取付けスペースを広くとることができる。また、貯留タンクと玉払出し装置とを一体に連結しているため、小型化および取扱い性が一層向上する。
このように構成された玉ホッパー12における玉の払出し処理動作を次に説明する。
遊技台11の盤面裏側上部に設置された玉ホッパー12の貯留タンク16には、多数個の玉Pが払出し待機された状態に貯留されている。この待機状態から、今、パチンコ遊技機の全体を制御するメイン制御部から玉の払出し信号が入力されて駆動モータMが駆動されると、この駆動に基づいて貯留タンク16内の玉Pは自重により転動して、傾斜面A1〜A4上の高い位置から低い位置へと転動して導かれる。そして、下流側では玉整列用の流出ガイドブロック21から整列通路30を通って流下し、玉流下口29へと至る。この間に玉は1列に整列されて下流側の玉払出し装置17へと導かれる。
この玉払出し装置17では供給された玉をスプロケット41の回転送り動作により玉の玉回転通路58を降下させて定められた玉数を払出す。そして、払出された玉は遊技台前面側の上皿または下皿へと払出される。
ところで、貯留タンク16の貯留玉が残少したことをタンクスイッチS1が検知した場合は、これに基づいて直ちに補給シュート14から補給玉が該当する貯留タンク16に補給される。このとき、補給された玉はタンク内の高位置の第1傾斜面A1から第2傾斜面A2および第3傾斜面A3へと転動しながら順に周回して第4傾斜面A4へと至り、この周回する間に玉圧は減圧され、減圧しながら貯留動作する機能を有している。
そして、第4傾斜面A4からは玉流下口29に流出ガイドするための低位置の流出ガイドブロック21へと導かれる。この流出ガイドブロック21では流下する玉を方向変換突起31により方向変換させることにより、下流側の整列通路30に対する直接的な玉圧を回避している。その後、玉は絞込み通路33に導かれる。ここで玉は登り傾斜面32による登り抵抗が与えられて玉圧が減圧され、第1登り段部34と第2登り段部35との登り段部の抵抗により、乗上げ規制されるとともに、玉の動きが一時的に受止められるほか、絞込み方向への流れを円滑にしている。その後、導入ラインL3による流下ガイド作用、降り段差面38による玉の並列流下防止作用により、玉の流下に適した速度になり、また流下方向へと適切にガイドされて整列通路30に1列に整列される。そして、貯留タンク16からは整列された玉が玉払出し装置17側に1個ずつ連続的に供給される。
さらに、玉払出し装置17に玉詰りが発生、あるいは保守点検等によって該玉払出し装置17を取外す場合は、先ず、玉通過規制機構25の玉通過規制アーム69を閉操作して、玉供給口59および玉抜き供給口61への流下を止める。
この玉止めした状態で着脱機構23のロックレバー66を押上げ操作すれば、ロックが外れて玉払出し装置17の取外しができる。このため、メンテナンス作業が容易になり、直ちに玉詰りの復旧作業や保守点検ができる。
また、貯留タンク16に貯留されている玉を玉抜き操作する場合は、係員が通路切換え機構24の玉抜きレバー70を操作して振分けアーム72の位置を玉供給口59側から玉抜き供給口61側に切換える。これにより、貯留タンク16から供給された玉は玉抜き供給口61から玉抜き通路63を通って玉抜きされる。
この発明は請求項に記載される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上述の実施例のパチンコ遊技機では、縦長に起立した矩形の遊技台の盤面裏側の上隅部に玉ホッパーを配設したが、これに限らず、円形の遊技台であっても中央部を避けた端部に配設すればよい。
また、段部は略垂直な立上り面や若干傾斜した立上り面でもよく、登り段部や降り段部を連続的にあるいは非連続的に形成してもよい。
玉ホッパーを備えた遊技台の盤面裏側の斜視図。 遊技台を前面側に片開きした状態を示す斜視図。 玉ホッパーを斜め上方から見た斜視図。 玉ホッパーを斜め下方から見た斜視図。 玉ホッパーの主要部を分離して示す分解斜視図。 貯留タンクを構成する部品の分解斜視図。 図14のA−A線上を断面して示す縦断面図。 貯留タンクの玉放出状態を示す側面図。 貯留タンクの内部を示す斜視図。 貯留タンク内部の玉の流れを示す平面図。 図3の矢印方向から見た貯留タンク内部の玉の流れを示す斜視図。 流出ガイドブロックの玉の流れを示す拡大斜視図。 流出ガイドブロックの玉の流れを示す拡大側面図。 貯留タンク内部の玉の流出ガイド状態を示す平面図。 玉払出し装置の一側面の方向から見た外観斜視図。 玉払出し装置の分解斜視図。 玉払出し装置の遊星歯車機構の使用状態を示す要部斜視図。 玉払出し装置の遊星歯車機構の使用状態を示す要部側面図。 玉払出し装置の他側面の方向から見た外観斜視図。 玉払出し装置の玉抜き通路の玉の通過状態を示す要部斜視図。 玉払出し装置の玉供給口と玉抜き供給口を示す平面図。 玉払出し装置の玉払出し口と玉抜き払出し口を示す底面図。 玉払出し装置の着脱構造を示す斜視図。 玉通過規制機構の開状態を示す要部拡大斜視図。 玉通過規制機構の閉状態を示す要部拡大斜視図。 玉通過規制機構を閉操作したときの玉止め状態を示す斜視図。 玉通過規制機構を閉操作したときの玉止め状態を示す要部拡大斜視図。 玉通過規制機構および通路切換え機構の要部拡大斜視図。 通路切換え機構を玉通路側に切換えた状態を示す斜視図。 通路切換え機構を玉通路側に切換えた状態を示す要部正面図。 通路切換え機構の玉抜き通路側への切換え初期状態を示す斜視図。 通路切換え機構の玉抜き通路側への切換え経過状態を示す正面図。 通路切換え機構の玉抜き通路側への切換え完了状態を示す斜視図。 通路切換え機構の切換え復帰状態を示す正面図。
符号の説明
11…遊技台
12…玉ホッパー
16…貯留タンク
17…玉払出し装置
20…流入ガイド板
21…流出ガイドブロック
28…傾斜底面
29…玉流下口
30…整列通路
31…方向変換突起
32…登り傾斜面
33…絞込み通路
34,35…登り段部
L3…導入ライン
A1〜A6…傾斜面

Claims (11)

  1. 底面に高低差をつけて多数個の玉を貯留するタンクを設け、該タンクの下流側に開口する玉流下口へと通じるタンク内部に、タンクの底面を複数の異なる方向に傾斜させて玉を流下させる傾斜面と、
    前記傾斜面上に前記玉流下口に加わる玉圧を減圧させて玉を整列ガイドする玉整列部と、
    を備えた貯留タンク。
  2. 底面に高低差をつけて多数個の玉を貯留するタンクを設け、該タンクの下流側に開口する玉流下口へと通じるタンク内部の上流側に、タンクの底面を複数の異なる方向に傾斜させて玉を流下させる傾斜面と、
    前記玉流下口に向けて玉を1列または複数列に整列させる凹溝状の整列通路と、
    前記整列通路の上流側に位置して、その上流側より下流側に向けて流れる玉の流下方向を変える方向変換手段と、
    前記方向変換手段の下流側から前記整列通路の上流側に向けて次第に幅狭にして斜め上流側より接続した絞込み通路と、
    前記絞込み通路の上流側に玉の流れに抵抗を与えて玉にかかる圧力を分散させる流下抵抗付与手段と、
    を備えた貯留タンク。
  3. 前記方向変換手段は、タンク内の中空部に介在される方向変換突起を設け、該方向変換突起の側面を流下方向に対して斜め下流側に傾斜させて設けた請求項2記載の貯留タンク。
  4. 前記方向変換突起は、タンク内の底面より起立して突出し、その立上り部分とタンク内の底面との境を、玉の球面よりも緩やかな曲率の曲面に形成した請求項3記載の貯留タンク。
  5. 前記絞込み通路は、前記方向変換手段の下流側から前記整列通路の上流側に向けて絞込み用に両側を次第に幅狭にして弯曲する弯曲幅方向の下流弯曲側をタンク底面より立上げて段付き形成した導入ラインを設け、該導入ラインの下流側の稜線部およびその近傍を滑らかに傾斜形成した請求項2記載の貯留タンク。
  6. 前記流下抵抗付与手段は、タンク底面を流下方向に対して登り傾斜させて流下抵抗を与える登り傾斜面と、
    前記絞込み通路の絞込み用に両側を次第に幅狭にして弯曲する弯曲幅方向の下流弯曲側をタンク底面より立上げて段付き形成した導入ラインの上流側に、流下方向と略直交させてタンク幅方向に立上げた玉乗上げ抑制用の段部とを備えた請求項2記載の貯留タンク。
  7. 前記玉乗上げ抑制用の段部は、前記導入ラインの上流側に沿って複数形成し、その立上り高さを玉の重心高さよりも低く設定した請求項6記載の貯留タンク。
  8. 前記登り傾斜面は、前記整列通路の側面に沿って高低差を有して隣接する前記登り傾斜面との境に、前記登り傾斜面から前記整列通路側への玉の落下を規制する仕切壁を設けた請求項6記載の貯留タンク。
  9. 前記タンク内の下流側上面を流入ガイド板で覆い、該流入ガイド板の上方より供給された玉をタンク内の高位置で一旦受止めて流入ガイドする上層流入部と、前記上層流入部の下方に形成される空間部に、前記上層流入部から玉を自重により転動させて下流側の玉流下口へと導く低位置の下層流出部との上下の2層構造を備えた請求項1または2記載の貯留タンク。
  10. 前記上層流入部から下層流出部へと導かれる玉の流れを、タンク内を周回させる方向にタンク底面を傾斜させて流入ガイドする流入方向変換用の傾斜底面を有する請求項9記載の貯留タンク。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の貯留タンクに玉払出し装置を連結した玉ホッパー。
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