JP5401804B2 - 玉払出装置および遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機の入賞玉の払出しや貸玉の払出しに用いられる玉払出装置および遊技機に関し、さらに詳しくは山積みされた多数個の玉を短い距離で整列させて、円滑に流下・払い出しを行う玉払出装置および遊技機に関する。
一般にパチンコ遊技機は、パチンコ玉(以下、玉と称す)を遊技媒体として、パチンコ台の背面側からパチンコ台の前面側に玉を供給している。この玉の供給に際しては、パチンコ遊技機の背面上部に多数個の玉を貯留する貯留タンク(景品玉タンク)を設置し、この貯留タンクへ上方の補給機構から玉を補給して貯留し、これより貯留した玉を賞玉または貸玉として下方に払出すようにしている。この玉の払出し時に、貯留タンクから玉を整列する玉整列通路を介して、下方の玉払出し装置(入賞玉処理装置)に導き、払出し指令された玉数を払出して、パチンコ遊技機の前面下部に位置する上皿または下皿に払出している。
このように、上流側の貯留タンクから供給された玉が玉整列通路を介して下流側の玉払出し装置へと導かれるが、この間の通路は玉が詰まらずにスムーズに下流へ転動していくように比較的緩やかな傾斜をしている。そして、玉払い出し装置は整列された玉を1個ずつ払い出していくため、整列通路は貯留タンクに貯留された多数個のランダムな積載状態の玉を、1段1列の玉へと整列させる役割を持つ。特に、各列毎に整列された2段の玉をさらに1段の玉へと整列させる高さ方向の整列には、下記特許文献1〜3に示されるように、駆動するローラ(特許文献1に記載の回転軸8、特許文献2に記載の偏心ローラ16および特許文献3に記載の玉崩しローラ19)を配置するローラ駆動方式が採用されている。
上記特許文献1および2に示されるように、駆動するローラ(回転軸8)の位置から玉を1個ずつ送り出す賞球装置5の位置までの距離、あるいは駆動するローラ(偏心ローラ16)の位置から計数輪4の位置までの距離を長く設けられる場合は、払い出される速度に追従しかつ払い出される数量以上の玉を、払い出し可能な1段1列の整列状態にさせて待機および供給させることが可能であった。
しかるに、近年は遊技機の多様性に伴い、玉払出し装置の小型化ならびに玉払い出し速度の高速化が求められている。例えば、特許文献3に示される玉払い出し装置のように、駆動するローラ(玉崩しローラ19)の位置からスプロケット26までの位置までの距離を短くすることにより小型化した装置がある。しかしながら、この装置のように駆動するローラの位置からスプロケット26の位置までの距離を短くした装置は、駆動するローラとスプロケット26との間の領域が狭くなるため、払い出される玉数に追従可能な玉数を確保して供給する必要がある。
さらに、このような装置をさらに小型化する方法として、2列の玉供給構造を1列の玉供給構造にすればよいが、1列で供給しようとした場合、上述した玉数を確保して供給することが一層必要とされる。
実公平7−42466号公報 実公平5−10847号公報 特開2004−283199号公報
ここで、高さ方向の整列をするために、前述の特許文献1〜3に開示されるような、2段目の玉の流下を阻害する(3つの玉の中心を結ぶと三角形が形成される三角状態の玉の流れを許容しない)ようにする駆動するローラの配置では、ローラより下流側の玉は1段となって流量が少なくなり、払い出し速度の高速化の弊害となることがある。特に、特許文献3に示されるような駆動するローラ(玉崩しローラ19)とスプロケット26の距離が近いときほどその影響は大きくなり、高速化は更に困難となる。
本発明は、上述の問題点に着目し、玉の流量を減らすことなくスムーズな玉の払い出しを可能とする整列ローラを備えた玉払出装置および遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明による玉払出装置は、多数個の遊技玉を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクに貯留された遊技玉を1列に整列して流下させる整列部と、該整列部にて1列に整列された遊技玉を定められた数だけ払い出す玉払出部とを同一傾斜方向に連設して構成する玉払出装置において、前記整列部における整列通路上を2段で流下してきた玉の重なりを崩して、1段の玉へと整列させる玉通過制限機構であって、2段積み玉配列の玉の流れを受け入れ1段の玉の高さまで徐々にその高さを制限していく整列ガイドを有し、該整列ガイドの直前に回転駆動する整列ローラを、該整列ローラの外周面から前記整列通路の面上への垂線の最短距離を、3個の玉がそれぞれ接した状態で2段積みとなり、かつ該3個の玉の中心を結んでなる三角形が正三角形となる第1の2段積み玉配列の玉の高さ以上かつ玉が縦に2個並んだ第2の2段積み玉配列の玉の高さ未満となる位置に、配置してなる玉通過制限機構を備えたことを特徴とする。
前記玉払出装置において、前記玉払出部の中流から該玉払出部の下流後方に設けられ玉を一つずつ下方へ送り出すスプロケットまでの間の玉の通路の傾斜は、該玉払出部の上流から中流までの間の玉の通路の傾斜より急勾配である。
前記玉払出装置において、前記整列ローラの駆動源の駆動モータを前記スプロケットの駆動源の駆動モータと共用する。
前記玉払出装置において前記最短距離は、20.5mm≦最短距離<22mmである。
上記目的を達成する本発明による遊技機は、上記玉払出装置を備える。
上記構成によれば、通常の玉流れ時は玉とローラが接触することがなく、3つの玉の中心を結ぶと三角形が形成される三角状態での玉の流下を許容するため、玉の流量が減少することなく、安定な三角状態で玉を玉払出部に供給できる。また、高さ方向の整列をする整列部での玉詰まり要因となる、縦に2個並んだ状態では玉が流下してきた時に2段目の玉が整列ローラと接触することで上記三角状態が規制されて、安定した三角状態となって玉を玉払出部へ案内することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明に係る玉払出装置を備えたパチンコ遊技機の盤面裏側上部を示す図であり、図2は図1に示すパチンコ遊技機の玉払出装置の外観斜視図である。
図1に示すパチンコ遊技機は、遊技台11Aの盤面裏側の上部に不図示の貯留部から払出部までを同一傾斜方向に連設して構成するタンク一体型玉払出装置11を配設し、盤面裏側の中央部に大型の画像表示装置や制御部等を備えた基板部40を配設している。さらに、タンク一体型玉払出装置11の上面開口部12Aと対向する上方には図示しない補給シュートが対設され、この補給シュートを介してタンク一体型玉払出装置11に上方から玉が補給される。また、タンク一体型玉払出装置11の下方には払出通路30が接続され、この払出通路30を通して玉は遊技台11Aの前面下部に位置する不図示の受皿へと払い出される。
タンク一体型玉払出装置11は、図2にも示すように、貯留タンク12から整列部13、そして玉払出部14を同一傾斜方向に一体化したコンパクトな単体構成をとっている。タンク一体型玉払出装置11内の貯留タンク12は、図2に示すように、上面を開放した箱形状を有し、この上面開放部に対して上方の図示しない補給機構から玉が補給され、ここで多数個の玉を貯留許容している。この貯留タンク12に貯留された玉は、自重により転動して上流側から整列部13の整列通路13Aを通って下流側の玉払出部14へと導くように構成されている。
図3は本発明に係る玉通路断面図であり、図4は本発明に係る玉通路を示す上面図である。図4において図3に示す天板15は外した状態が示されている。
タンク一体型玉払出装置11は、玉を上流側から下流側に円滑に通過させるために玉払出部14の前段に整列部13を形成している。整列部13は、図3および図4に示すように、貯留タンク12の先端部に細長い整列通路13Aを突出させた構成となっている。
ところで、上流側の貯留タンク12内のタンク底面から下流側の玉払出部14の玉を払出す底面にかけては、同一傾斜方向に緩やかに傾斜する同一傾斜通路14Aを設けている。この同一傾斜通路14Aは、貯留タンク12と整列部13と玉払出部14との順に玉を転動させて通過させる各通路の底面を、同一傾斜方向に対し緩やかな傾斜角度に設定して接続した通路である。このため玉は自重により上流側から下流側へと緩やかに転動する。
この場合、整列部13の整列通路13Aと玉払出部14の同一傾斜通路14Aのなす傾斜角度が小さければ玉の転動速度が遅くなり、下流側への玉の供給が滞りやすくなる。これに対し、この傾斜角度が大きいと、連なって流下する玉への重力による負荷が過剰になりやすくなるので、例えば5〜8度程度の緩やかな傾斜角度にして転動させるのが適している。このため、ここを転動する玉は速度差が少なくなり安定して流下する。
同一傾斜通路14Aは、斜め下向きに直進する通路であるため高さ (縦)方向よりも幅(横)方向に長く延びることになる。このため、高さ方向の占有場所が少なくて済み、高さ方向の長さを短縮した通路となる。
上述の貯留タンク12は、貯留した多数個の玉を、自重により転動させて下流側へと導くようにしてあり、下流へなるにつれて通路側面の幅方向を次第に幅狭に絞った絞り部20を設けている。
一方、貯留タンク12の下流側上部には、図3にも示すように、天板15が備えられている。この天板15は、貯留タンク12内の上方から臨んで、重なり移動する玉の上層部を受止め、山積み状態にある玉の上層部の流れを阻止する。このため、下部層の玉だけを流下させることができ、これ以降は玉数を十分に減らして下流側に供給することができる。これにより、下流側への玉圧を軽減できることになり、貯留タンク12から整列部13側へと玉の供給に適した円滑な流れを確保できる。
さらに、整列部13の上部には、第1整列ガイド16が設けられており、貯留タンク12から3段積み状態で流下してくる玉流れを2段積み状態で流下する玉流れへと整列させる。なお、図3に示す整列ローラ17、第2整列ガイド18およびスプロケット19については図5を用いて以下に説明する。
図5は本発明に係る玉通過制限機構を示す断面図である。
玉通過制限機構は、通路上部に設けられた整列ローラ17と第2整列ガイド18で構成され、上述した第1整列ガイド16にて2段積み状態で流下してくる玉に対して、図5に示すような2段積み玉配列の玉を通過させ、玉払出部14では1段の連続した状態となるようにして、スプロケット19の上流で玉を整列させる機構である。この2段積み玉配列については図6の(A)を用いて後で説明する。
整列ローラ17は、その外周面から整列通路13A上への垂線の最短距離が2段積み玉配列の玉を通過させるため好適には20.6mmの位置に配置されていて、玉の流下方向と逆方向に回転可能に構成されている。整列ローラ17の配置については後で説明する。
第2整列ガイド18は、上流部分が流下してきた2段積み玉配列の玉を受入れ可能なように、また流下するにつれて玉が1段となるように、通路面に対応してガイド面18Aが形成されている。
玉通過制限機構の下流には玉を1個ずつ送出すスプロケット19が設けられている。次に整列ローラ17の配置について説明する。
上述した通り、整列ローラ17は2段積み玉配列の玉を通過させるために整列ローラ17の外周面と通路面との距離(外周面から整列通路13Aの通路面上への垂線の最短距離)を所定の寸法に設定している。以下にこの所定の寸法について図6を用いて説明する。
図6は本発明に係る2段積み玉配列の3つの典型的状態と各状態における2段積み玉配列の通路から頂上までの距離を示す図であり、2段積み玉配列が(A)は安定な状態を示す図であり、(B)は不安定な状態を示す図であり、(C)は玉が縦に2個並んだ最も不安定な状態を示す図である。
図6の(A)に示す2段積み玉配列は、3個の玉がそれぞれ接した状態で2段積みとなっており最も安定した状態で玉が流下する玉配列である。この2段積み玉配列では、3個の玉の中心を結ぶ三角形が正三角形となる。
図6の(B)に示す2段積み玉配列は、図6の(A)に示す正三角形が崩れ下段の先頭と後尾の玉同士は接触を維持するものの上段の玉が下段の先頭の玉との接触を維持しつつ下段の後尾の玉との接触がなくなる不安定な状態で玉が流下する玉配列である。
図6の(C)に示す2段積み玉配列は、上段の玉が下段の玉の真上に縦に2個並んだ最も不安定な状態で玉が流下する玉配列である。
これらの玉配列について具体的な寸法で示すと、2段積み玉配列の通路から頂上までの距離hは、図6の(A)に示す例ではh=20.5mm、図6の(B)に示す例では20.5mm<h<22mm、図6の(C)に示す例ではh=22mmである。
本実施例では、整列ローラ17の配置位置を最短距離がh=20.6mmとなるように設定しているので、(A)の状態の玉配列は通過し、(B)および(C)の状態の玉配列のときは、上段の玉が整列ローラ17に当接して(A)の状態に整列されて、整列ローラ17の下を通過して玉払出部14に流下していく。
なお、本実施例では、整列ローラ17の配置位置を最短距離がh=20.6mmになるように設定したが、図6の(C)に示す玉配列を制限すればよいので、この最短距離hは20.5mm≦h<22mmとなるように整列ローラの配置位置を設定すればよい。
このように整列ローラ17が2段積み玉配列の玉を制限することによりスプロケット19より上流側で待機する玉、すなわち玉払出部14へと導かれる玉を玉払出部14の待機領域、つまり整列通路13Aとガイド面18Aとの間に1個でも多く待機させることによりスプロケット19に流下する玉の流れを安定させている。
このように、玉払出部14における玉流れの状態を常時保つことによりスプロケット19の送り部分としての歯に空きが生じたり、スプロケット19の歯による流下する玉の噛込み不良による詰まり等の虞がなくなり、安定した玉の払出しを行うことができる。換言すれば、整列部13からスプロケット19までの距離を短くしても安定した玉の送出しを行うことができる。
以上のように、玉通過制限機構の働きからすると、整列ローラ17の配置は図6の(A)に示す2段積み配列の玉を通過させればよい。つまり、整列ローラ17の外周から整列通路13A面上への垂線の最短距離hは、20.5mm以上で22mm未満に設定すればよいことになる。
本実施例では、玉の状態が安定している図6の(A)に示す2段積み配列の玉を通過させるようにするため、また部品精度のばらつきなどを考慮した上で、好適な整列ローラ17の配置を上記最短距離hが20.6mmとなる位置としている。
図7は図5に示す玉通過制限機構の駆動系統図である。図7に示すように、整列ローラ17は駆動源である不図示のモータの軸51にギヤ52、53を介して連結された軸54にベルト55を介して連結されモータの駆動により駆動される。一方、スプロケット19は軸54にギヤ53、56を介して連結され同じくモータの駆動により駆動される。
次に、タンク一体型玉払出装置11における玉の払い出し処理動作を説明する。
図2および図3に示すように、タンク一体型玉払出装置11は、パチンコの遊技台11Aの背面側上部に設置され、貯留タンク12には、図示しない補給機構により多数個の玉が補給される。補給された玉は貯留タンク12内の通路面を転動し、整列部13を経て玉払出部14に到達し、先頭の玉がスプロケット19で停止し、玉払出部14で払い出し待機の状態で貯留される。この待機状態から、今、図1に示すパチンコ遊技機の全体を制御する不図示のメイン制御部から玉の払出し信号が入力されて駆動モータ(不図示)が駆動されると、この駆動に基づいて、玉払出部14のスプロケット19が回転し、玉は連続して1個ずつ個別に送られ、スプロケット19の回転駆動・停止の制御を受けて、定められた玉数が払い出される。
払い出された玉は払出通路30を介してパチンコ台前面側の上皿または下皿へと払い出される。払い出された玉に後続していた玉は、玉の自重により同一傾斜通路の上流側の高い位置から下流側の低い位置へと転動し、整列部13、玉払出部14へと順次導かれ、玉が停止して再び待機状態となる。
払い出しが行われると、貯留タンク12の下流側にあっては、天板15によって貯留タンク12内の上層部の玉を受止めて、その上層部の流れを制限し、下層部の玉だけを通過させ、最大で3段積み状態となる。さらに玉が流下し第1整列ガイド16を通過すると2段積み状態の玉となって流れ整列される。
一方、玉は絞り部20にてランダム状態の玉流れが玉1個分の通路幅へと絞り込まれて流下し、整列部13へと至る。整列部13においては、1列で複数段の玉を1段の玉へと整列させて、玉払出部14へと流下させる。
次に、本発明のタンク一体型玉払出装置の玉制限機構の動作を説明する。
玉が玉払出部14に待機している状態から所定個数の玉が払い出されると、第1整列ガイド16により2段積み状態となった玉の流れは、通路面13Aから所定の最短距離h離れた位置に設置された整列ローラ17の下を通過する。
図5に示すように、2段積み配列の玉が流下してきた場合は、理想的な状態であり、このときの玉の高さは図6(A)に示す20.5mmであり、設置された整列ローラ17の外周面から整列通路13A面上への垂線の最短距離h(=20.6mm)より小さいので整列ローラ17の外周面に触れることなく通過し、玉払出部14に流れ込み、密な状態で玉が待機することになる。
したがって、スプロケット19が駆動され玉を払い出すときに玉の空送り、あるいは玉の空送りに伴うたまの噛み込みによる玉詰まりなどを起こす虞が少なくなる。
玉の流れ方は多様であり、上述したような理想的な流ればかりではなく、図8および図9に示すような動きをする。この場合における整列ローラ17の作用を説明する。
スプロケット19が駆動され、玉が所定個数払い出されると上流で貯留している玉が順次流下してくる。
図8は1段目の上を1個の玉が転動する例を示す図である。玉が貯留タンク12から勢いよく玉払出部14に流下してきた場合、先頭の玉がスプロケット19に当接し玉流れが停止する。このとき図8に示すように1個の玉が転動し、1段目の玉の上に乗った形となり、2段目の玉は整列ローラ17に当接し、2段積み配列の玉になるように規制されて流下する。
図9は1段目の玉の上を複数の玉が連なって流れて転動する例を示す図である。この場合も先頭の2段目の玉が整列ローラ17に当接し、2段積み配列の玉になるように規制されて流下する。
本発明に係る玉払出装置を備えたパチンコ遊技機の盤面裏側上部を示す図である。 図1に示すパチンコ遊技機の玉払出装置の外観斜視図である。 本発明に係る玉通路断面図である。 本発明に係る玉通路を示す上面図である。 本発明に係る玉通過制限機構を示す断面図である。 本発明に係る2段積み玉配列の3つの典型的状態と各状態における2段積み玉配列の通路から頂上までの距離を示す図であり、2段積み玉配列が(A)は安定な状態を示す図であり、(B)は不安定な状態を示す図であり、(C)は玉が縦に2個並んだ最も不安定な状態を示す図である。 図5に示す玉通過制限機構の駆動系統図である。 1段目の上を1個の玉が転動する例を示す図である。 1段目の玉の上を複数の玉が連なって流れて転動する例を示す図である。
符号の説明
11 タンク一体型玉払出装置
11A 遊技台
12 貯留タンク
12A 上部開口部
13 整列部
13A 整列通路
14 玉払出部
14A 同一傾斜通路
15 天板
16 第1整列ガイド
17 整列ローラ
18 第2整列ガイド
18A ガイド面
19 スプロケット
20 絞り部
30 払出通路
40 基板部

Claims (5)

  1. 多数個の遊技玉を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクに貯留された遊技玉を1列に整列して流下させる整列部と、該整列部にて1列に整列された遊技玉を定められた数だけ払い出す玉払出部とを同一傾斜方向に連設して構成する玉払出装置において、
    前記整列部における整列通路上を2段で流下してきた玉の重なりを崩して、1段の玉へと整列させる玉通過制限機構であって、2段積み玉配列の玉の流れを受け入れ1段の玉の高さまで徐々にその高さを制限していく整列ガイドを有し、該整列ガイドの直前に回転駆動する整列ローラを、該整列ローラの外周面から前記整列通路の面上への垂線の最短距離を、3個の玉がそれぞれ接した状態で2段積みとなり、かつ該3個の玉の中心を結んでなる三角形が正三角形となる第1の2段積み玉配列の玉の高さ以上かつ玉が縦に2個並んだ第2の2段積み玉配列の玉の高さ未満となる位置に、配置してなる玉通過制限機構を備えたことを特徴とする玉払出装置。
  2. 前記玉払出部の中流から該玉払出部の下流後方に設けられ玉を一つずつ下方へ送り出すスプロケットまでの間の玉の通路の傾斜は、該玉払出部の上流から中流までの間の玉の通路の傾斜より急勾配である、請求項1に記載の玉払出装置。
  3. 前記整列ローラの駆動源の駆動モータを前記スプロケットの駆動源の駆動モータと共用する請求項1または2に記載の玉払出装置。
  4. 前記最短距離は、20.5mm≦最短距離<22mmである、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の玉払出装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の玉払出装置を備えた遊技機。
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