JP2005084847A - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 たとえ、硬貨が重なり合ってコンベア上に払い出された場合でも、又、硬貨が立った姿勢でコンベア上を転がった場合でも、本来の伏した状態に姿勢を戻してコンベアでの搬送を可能にする硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】 左右平行に並設したガイド壁1,1の間にベルトコンベア1Vを設ける。ベルトコンベア1Vの上面部に上下回動自在に構成し、先端部10aの形状を略舌片状に形成したフラッパ−板10を設け、このフラッパ−板10の全体を引張バネ15によって先端部10aを斜め下にした傾斜状態で、且つ、先端部10aを硬貨CKが搬送されて来る方向に向けて取付ける。
【選択図】 図4
【解決手段】 左右平行に並設したガイド壁1,1の間にベルトコンベア1Vを設ける。ベルトコンベア1Vの上面部に上下回動自在に構成し、先端部10aの形状を略舌片状に形成したフラッパ−板10を設け、このフラッパ−板10の全体を引張バネ15によって先端部10aを斜め下にした傾斜状態で、且つ、先端部10aを硬貨CKが搬送されて来る方向に向けて取付ける。
【選択図】 図4
Description
本発明は、自動販売機や自動券売機、或は、自動料金精算機といった各種の金銭処理機に用いて好適な硬貨処理装置に関するものであって、具体的には、硬貨投出口から搬送用のベルトコンベアの上に無造作に投出された硬貨を、姿勢を整えた状態にして釣銭返却口や硬貨収納口に搬送することができるように工夫した硬貨処理装置に関するものである。
上述した硬貨処理装置に関しては、特許文献1に、自動券売機等の硬貨処理機の本体から、釣銭等の硬貨をその硬貨処理機の本体接客面に設けられた返却口等の所定の箇所へベルトコンベアを介して搬送する硬貨処理装置に関する記載がある。具体的には、ベルトコンベアの搬送面の上方でそのベルトコンベアで搬送される硬貨の1枚分の厚さより少し大きい所定の高さの間隔を保ち、且つ、そのベルトコンベアの搬送方向と直交以外の所定角度で設けられたシャフトと、前記シャフトよりもベルトコンベアの搬送方向下流側に設けられ、そのシャフトと同じ高さの間隔を保つと共に、そのシャフトと同じ所定の角度で設けられたストッパとからなる構成が開示されている。
また、特許文献2に記載の「逆送防止機構及び硬貨処理装置」には、搬送方向に対して逆方向に移動する硬貨に対して、その移動を阻止する逆送防止機能を備えた硬貨処理装置に関する記載がある。具体的には、硬貨を載せて搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトを駆動する搬送ローラと、搬送ベルトを介して搬送ローラに駆動される被駆動ローラとを備え、被駆動ローラは、搬送ベルトを搬送ローラとの間に挟み、搬送ベルトに対し逆方向から移動する硬貨を回転により阻止するように構成されている。
しかし、上記特許文献1の構成によれば、シャフト並びにストッパーによりベルトコンベア上に回転するコインを倒して正規な姿勢とすることができるが、コインが纏まった状態で互いに重なったままコンベア上に払い出されたりすると、シャフト部やストッパー部にコインがひっかかったりして、搬送に支障が生じる問題がある。
また、上記特許文献2の構成によれば、コインが重なりあって搬送された場合でも、コインがひっかかったりする懸念は無いが、例えば搬送路を立った状態で転がって来るコインに関しては、ローラで停止した後、ローラ面に接しながらローラの回転に従って回転し続けてしまい、所定の払い出し口への搬送ができなくなる問題があった。
特開2002−208056号公報
特開2002−279488号公報
従って本発明の技術的課題は、たとえ、硬貨が重なり合ってコンベア上に払い出された場合でも、又、硬貨が立った姿勢でコンベア上を転がった場合でも、本来の伏した状態に姿勢を戻してコンベアでの搬送を可能にする硬貨処理装置を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために、本発明に係る硬貨処理装置で講じた手段は以下の如くである。
(1) 請求項1に記載の如く、自動販売機や自動券売機等の硬貨投出部から投出された硬貨を、搬送用のベルトコンベアに載せて釣銭返却口又は硬貨収納部等へ搬送するように構成した硬貨処理装置であって、上記搬送ベルトコンベアの左右両側面に沿って席板状のガイド壁を左右平行に設け、ベルトコンベアの搬送面の上側部で、且つ、左右のガイド壁の間には、上下自在に回動する硬貨姿勢制御用のフラッパ−板を設けて、上記ベルトコンベアに載って搬送されて来る硬貨に向けて突出するこのフラッパ−板の先端側形状を、先端に行くに従って幅狭となり、且つ、先端部を凸状と成した略舌片状に形成すると共に、このフラッパ−板の下方への傾斜回動を、上記の先端部とベルトコンベアの搬送面との間隔が、少くとも搬送する最小径硬貨の直径よりも若干狭くなる位置で係止するストッパー部材を設けたことを特徴とする。
(2) 請求項2に記載の如く、フラッパ−板には、フラッパ−板を下方に傾斜回動して、その先端部側をベルトコンベアの搬送面側に向けた傾斜状態に支持するバネ力又は重力が付与されていることを特徴とする。
(3) 請求項3に記載の如く、ベルトコンベアの左右両側に並設したガイド壁の間隔幅を、ベルトコンベアの搬送面に近い部分だけ、該搬送面に近づくに従って徐々に幅が狭くなるように構成したことを特徴とする。
(4) 請求項4に記載の如く、ストッパー部材によって下方への傾斜回動が係止された状態に於けるフラッパ−板の先端部とベルトコンベアの搬送面との間隔が、搬送する最小径硬貨の直径の70〜80%に設定されていることを特徴とする。
(5) 請求項5に記載の如く、硬貨投出部を挟んで、ベルトコンベアの一方の口を釣銭返却口とし、他方の口を硬貨収納口と成し、これ等両口側のベルトコンベア搬送面上に、前記硬貨姿勢制御用のフラッパ−板を、夫々その略舌片状に形成した先端部を硬貨が搬送されて来る方向に向けた状態で取付けたことを特徴とする。
上記(1)及び(2)で述べた手段によれば、所定の方向にベルトコンベアを進行させ、硬貨投出部からベルトコンベア上に硬貨が投出された場合において、ベルトコンベア上の硬貨が正常な姿(伏した状態)であれば、硬貨はフラッパ−板の底面とベルトコンベアの上面との間隔を通り抜けて、所定の搬送方向に搬送されることになる。
一方、所定の方向にベルトコンベアを進行させ、硬貨投出部からベルトコンベア上に硬貨が投出された場合において、ベルト上の硬貨が立ち上がって、例えばガイド壁に沿って転がって移動するものであれば、ガイド壁とフラッパ−板の先端部の形状(テーパー状の舌片形状)と、ベルトコンベアの硬貨搬送作用との協同作用で、硬貨は徐々に姿勢を倒し、フラッパ−板の下に潜り、やがて、フラッパ−板の下を伏した状態で通過し、所定の搬送先に搬送されることになる。
また、ベルトコンベアが所定の搬送方向に進行している状態で、ベルトコンベア上に硬貨が重なって投出されたり、フラッパ−板上に倒れかかって重なったりした場合は、フラッパ−板の下を通過しないことがある。しかしながら、硬貨は、フラッパ−板の持つ傾斜面、フラッパ−板とベルトコンベアとの所定の間隔、搬送の走行運動との協同で、その姿勢を矯正して、徐々に立ち上がり、やがて反転し、フラッパ−板の下に潜り、最終的にはフラッパ−板の下を伏した状態で通過することになる。
更に、硬貨が何枚か重なってフラッパ−板の下を通過する場合は、フラッパ−板は先端側を上方に逃がして硬貨の通過を可能にし、硬貨がフラッパ−板の部分でつまることを防止する。硬貨が通過すれば、フラッパ−板はもとの姿勢に戻り、次の硬貨の通過を待つことになる。
また、フラッパ−板は、ベルトコンベア上面に対して傾斜面を形成するから、硬貨がフラッパ−板に倒れかかった場合でも、硬貨の姿勢を制御し、硬貨を伏したり、反転させたりすることができる。
更に、上記(3)で述べた手段によれば、ベルトコンベア両側面に立設された左右のガイド壁のガイド幅を底部近くだけ、ベルト面に近くなるに従って徐々に幅狭になる傾斜面に形成したから、ガイド壁沿いに転がった硬貨をフラッパ−板と共に協同して容易に倒すことができ、硬貨の姿勢制御をより確実に行うことができる。
また、上記(4)で述べた手段によれば、フラッパ−板の先端部とベルト面との間隔は、いずれの部分も最小径硬貨が立った状態のまま通過しないように、その間隔を最小径硬貨の直径の70〜80%になるように構成しているため、ベルトコンベア上を立った状態で転動及び搬送される最小径硬貨が、そのままフラッパ−板を通過してしまうことを防止できるものであって、如何なる径の硬貨も必ず伏した状態にして搬送することを可能にする。
また、上記(5)で述べた手段によれば、2組のフラッパ−板を、ベルトコンベア上において互いに先端部を相対向するようにして構成し、上記相対向する間に硬貨が投出される様に構成したから、ベルトコンベアの搬送方向を変えることで、釣銭の払い出しとか、オーバーフローした余分な硬貨とかをそれぞれ所定の返却口や、収納部へと必要に応じて搬送させることができる。
更に、上記(5)で述べた手段によれば、ベルトコンベアの搬送方向に対して逆行して転がる硬貨については、逆送方向に取り付けられた上記いずれかのフラッパ−板によりその転動がさえぎられると共に、フラッパ−板上に倒れかかった硬貨であれ、ガイド壁際に転がる硬貨であれ、ベルトコンベアの進行に伴って硬貨は進行方向に引きずられ、また搬送され、やがて進行方向に設けられたフラッパ−板によってベルトコンベア上に倒されて所定の搬送方向に運ばれることになる。
以上述べた次第で、本発明に係る硬貨処理装置によれば、硬貨が如何なる姿勢又は状態でベルトコンベア上に投出されても、また、投出された硬貨がベルトコンベア上で転がった場合でも、フラッパ−板がこれ等の硬貨を本来の伏した姿勢に整えて搬送を可能にするため、投出された硬貨が搬送途中で詰ったり停滞したりすることなく、釣銭返却口や硬貨収納部等へ円滑に搬送して、硬貨の詰りや停滞による釣銭の払出し不能といった各種トラブルの発生を防止することができる。
以下に、上述した本発明に係る硬貨処理装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の全体構成を一部省略して示した平面図、図2はその正面図、図3はその右側面図、図4は図3のX−X線に沿った断面図であって、これ等の図面に於いて、1,1は複数本の取付け支持柱2a,2b,2c,2d,2e,2fによって、間隔をあけて左右平行に並設された左右のガイド壁(席板)、1Vは上記左右のガイド壁1,1の間に位置させた状態で、両ガイド壁1,1の両端部に架設したベルト軸7,8の間に掛渡したベルトコンベア(搬送ベルト)を示す。
4Mはコンベア用モータ、4bはモータ4Mの駆動軸4aに取付けた駆動ピニオン、4c,4T,5はこの駆動ピニオン4bによって連動回転する減速ギヤ群であって、これ等モータ4Mと減速ギヤ群4C〜5は、上記一方のガイド壁1の外側面に設けた取付板4に組付けられている。尚、図2に於いて4Xは取付板4の取付ネジ、また、図2と図4に於いて4Rはモータ4Mのリード線を示す。
3は上記減速ギヤ5の回転軸、3aはこの回転軸3に取付けた駆動プーリ、6はこの駆動プーリ3aと上記一方のベルト軸7に取付けた連動プーリ7aの間に掛渡したタイミングベルトで、上述したモータ4Mが回転すると、タイミングベルト6がベルト軸7を回転して、このベルト軸7と他方のベルト軸8の間に掛渡したベルトコンベア1Vを搬送作動する仕組に成っている。
次に、10は上記左右のガイド壁1,1の間で、且つ、ベルトコンベア1Vの上側部に取付軸11を用いて上下回動自在に取付けた硬貨姿勢制御用のフラッパ−板を示す。図5のAは上記フラッパ−板10の正面図、Bはその平面図、Cは斜視図であって、フラッパ−板10の根端部側の左右両側部には、上述した取付軸11を挿通する軸穴10c,10cを設けた軸支承片10b,10bが、左右相対向させて曲げ起し形成され、また、根端部の中央には、上端部にバネ取付穴10eを設けたバネ支承片10dが曲げ起し形成されている。
更に上記フラッパ−板10の根端部側の横幅寸法は、上記左右のガイド壁1,1の間隔より少し短く(幅を狭く)形成され、又、その先端部側は図5に示すように先端に行くに従って次第に幅狭となり、且つ、先端部10aを凸状の円弧縁とした略舌片状に形成されていて、その先端部10aの角度は、図5Bに示すように約95°に形成されている。
以上の如く根端部側を取付軸11に上下回動自在に取付けたフラッパ−板10は、先端部10a側を硬貨CK(図6参照)がベルトコンベア1Vに載って搬送されて来る方向に向けた状態で取付けられるものであって、図示の場合、図4の如くベルトコンベア1Vの左側口が釣銭払出口で、右側口がコイン(硬貨)回収口である場合には、搬送通路上に左右2組のフラッパ−板10,10がその先端部10a,10aを相対向させた状態で取付けられ、また、これ等左右のフラッパ−板10,10の間のベルトコンベア1V上のスペースが、自動販売機や自動料金精算機等に於ける硬貨投出部と成る。
更に上記左右のフラッパ−板10,10は、各バネ支承片10dに取付けた引張バネ15の先端部を、夫々左右のガイド壁1,1の間に架設されている前方(先端部10a側)の取付柱2b、及び、2cに懸掛することによって、この引張バネ15の牽引力によって図4に示すようにその全体が硬貨CKが搬送されて来る方向に向けて斜め下方に傾斜するように構成され、また、この下方への傾斜状態は、左右のガイド壁1,1の内側面に突出したストッパー12,12に、フラッパ−板10の左右の軸支承片10b,10bの前縁部が係止することで、フラッパ−板10の先端部10aとベルトコンベア1Vとの間隔を、図面に示した間隔RCの位置(最下限位置)で制止される仕組に成っている。
上記各フラッパ−板10が最下限位置まで傾斜した場合の上記間隔RCは、搬送する最小径硬貨の直径の70〜80%(具体的には10〜12mm)であって、最小径硬貨であったとしてもこの間隔RCを立った状態のままでは通過できない仕組に成っている。また、上記の各フラッパ−板10は、ストッパー12,12に軸支承片10b,10bの前縁部が衝突することで、水平線以上には上昇回動しない仕組に成っていて、この水平線の回動位置が上限位置と成っており、上記下限位置と上限位置との間の角度、即ち、フラッパ−板10が上下回動する可能角度は、約20°である。
更に図中、13,13は左右のガイド壁1,1の間隔、即ち、ガイド間隔を、ベルトコンベア1Vのベルト面に近くなるに従って徐々に幅狭となるように、左右のガイド壁1,1の内壁面で、且つ、ベルト面の近くに長手方向(搬送方向)に沿って取付けた硬貨ガイド板で、各硬貨ガイド板13,13の断面形状は、図6に示す様に略く字状に屈折形成されている。
また、図2及び図4に於いて2hは上記左右のガイド壁1,1の底面間、具体的には、本発明に係る装置の底面に設けた取付板、1Xは販売機等の本体内部に設けた取付ブラケット、2gはこの取付ブラケット1Xの取付片1Xaと上記取付板2hの間に装着した位置調節用ネジで、本発明に係る装置はこのネジ2gの操作によって本体内に於ける取付位置が調節、及び、固定される仕組に成っている。また、14は両ガイド壁1,1の下側部間に設けたベルト支持台である。
更に図1、図2に於いて、9及び9aはベルトコンベア1Vの釣銭払出口側に設けた硬貨ガイド板、図3と図4に於いて、8bはベルトコンベア1Vの硬貨ボックス回収口側に設けた硬貨ガイド板を示す。
図6は、フラッパ−板10による硬貨CKの姿勢制御の実施形態を示したものであって、(A)は通常の搬送状態で、硬貨CKはベルトコンベア1Vに伏した状態に載置されて、フラッパ−板10の下の間隔RC(図4)を通って搬送される。
図6(B)〜(E)は、ベルトコンベア1V上を立った状態で搬送、或は、転動して来た硬貨CKaが、ベルトコンベア1Vの搬送作用と、搬送通路に対して斜めに、且つ、上下回動自在に取付けられたフラッパ−板10と、フラッパ−板10の特殊な先端部10a側の舌片形状と、ベルト面の近くのガイド間隔を次第に狭くする特殊なガイド幅形状とによって、次第にフラッパ−板10とベルトコンベア1Vの間隔RC内に入り込んで姿勢が制御され、最後には(D)及び(E)の如く通常の硬貨CKと同様にベルト面に伏した状態に姿勢が制御されて、上記間隔RCを通って搬送されて行く状態を、順を追って示したものである。
以上述べた次第で、本発明によればベルトコンベア1Vに載って搬送されて来る硬貨CKを、フラッパ−板10が同じ姿勢、即ち、ベルト面に伏した姿勢に制御して送り出すことができるため、硬貨の詰りや停滞の発生を防止できる。また、ベルトコンベア1Vの回転方向を切換えることによって、硬貨CKを釣銭払出口や硬貨収納口と言った異なる方向に、而かも、各硬貨CKの姿勢をベルト面に伏した状態に制御して搬送することができる。
1 ガイド壁(席板)
1V ベルトコンベア(搬送ベルト)
4M モータ
10 フラッパ−板
10a 先端部
12 ストッパ
13 硬貨ガイド板
15 引張バネ
CK 硬貨
1V ベルトコンベア(搬送ベルト)
4M モータ
10 フラッパ−板
10a 先端部
12 ストッパ
13 硬貨ガイド板
15 引張バネ
CK 硬貨
Claims (5)
- 自動販売機や自動券売機等の硬貨投出部から投出された硬貨を、搬送用のベルトコンベアに載せて釣銭返却口又は硬貨収納部等へ搬送するように構成した硬貨処理装置であって、
上記搬送ベルトコンベアの左右両側面に沿って席板状のガイド壁を左右平行に設け、ベルトコンベアの搬送面の上側部で、且つ、左右のガイド壁の間には、上下自在に回動する硬貨姿勢制御用のフラッパ−板を設けて、上記ベルトコンベアに載って搬送されて来る硬貨に向けて突出するこのフラッパ−板の先端側形状を、先端に行くに従って幅狭となり、且つ、先端部を凸状と成した略舌片状に形成すると共に、このフラッパ−板の下方への傾斜回動を、上記の先端部とベルトコンベアの搬送面との間隔が、少くとも搬送する最小径硬貨の直径よりも若干狭くなる位置で係止するストッパー部材を設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - フラッパ−板には、フラッパ−板を下方に傾斜回動して、その先端部側をベルトコンベアの搬送面側に向けた傾斜状態に支持するバネ力又は重力が付与されていることを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
- ベルトコンベアの左右両側に並設したガイド壁の間隔幅を、ベルトコンベアの搬送面に近い部分だけ、該搬送面に近づくに従って徐々に幅が狭くなるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の硬貨処理装置。
- ストッパー部材によって下方への傾斜回動が係止された状態に於けるフラッパ−板の先端部とベルトコンベアの搬送面との間隔が、搬送する最小径硬貨の直径の70〜80%に設定されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の硬貨処理装置。
- 硬貨投出部を挟んで、ベルトコンベアの一方の口を釣銭返却口とし、他方の口を硬貨収納口と成し、これ等両口側のベルトコンベア搬送面上に、前記硬貨姿勢制御用のフラッパ−板を、夫々その略舌片状に形成した先端部を硬貨が搬送されて来る方向に向けた状態で取付けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の硬貨処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003314918A JP2005084847A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 硬貨処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003314918A JP2005084847A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 硬貨処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005084847A true JP2005084847A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34415331
Family Applications (1)
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JP2003314918A Pending JP2005084847A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 硬貨処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005084847A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010162105A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Kyoraku Sangyo Kk | メダル搬送通路 |
JP2011003047A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Signal Co Ltd:The | 硬貨処理装置の硬貨倒し機構 |
JP2012230640A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Takamisawa Cybernetics Co Ltd | 硬貨搬送装置及び硬貨処理装置 |
-
2003
- 2003-09-08 JP JP2003314918A patent/JP2005084847A/ja active Pending
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